説明

情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法及びプログラム

【課題】 外部装置(入力機器以外の装置)にて配信時の設定を制限することにより、ユーザ操作の向上を実現することが可能な情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】 所定の情報を取得する入力機器と、入力機器と連携し、入力機器が取得した情報を所定の配信先へ配信する情報配信装置と、を有する情報配信システムであって、情報配信装置は、入力機器の固有情報を取得し、固有情報に基づいて、情報配信を実行する際の設定を制限する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報書配信において、外部装置にて配信時の設定を制限することにより、ユーザ操作の向上を実現する情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、情報配信システムとして、デジタル複合機(Multi Function Printer:以下MFPという)等の入力機器にて入力した文書データを、ネットワーク上のサーバである文書配信装置を介して、ユーザが使用するPC等に配信する文書配信システムがある。
このような従来技術例として、ユーザが使用する情報機器の操作履歴を用いてプロファイルを生成することにより、ユーザに負担をかけずに情報配信を行うことができる「情報配信システム」がある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−30614号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、例えば、文書配信装置とMFPとが連携した場合、MFPの機能に制限はなく自由な設定で文書の配信が行える。つまり、MFPの所定の機能において、スキャン時の解像度、2値/多値、用紙サイズ等が自由に選択できるものであった。
【0004】
しかしながら、従来の文書配信システムでは、配信を実行する際の設定について、文書配信装置側で入力機器ごとに制限をかけ、入力機器にその情報を表示するといったことはできなかった。よって、配信時の設定情報を入力機器ごとに制限することはできなかった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、外部装置(入力機器以外の装置)にて配信時の設定を制限することにより、ユーザ操作の向上を実現することが可能な情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、所定の情報を取得する入力機器と、入力機器と連携し、入力機器が取得した情報を所定の配信先へ配信する情報配信装置と、を有する情報配信システムであって、情報配信装置は、入力機器の固有情報を取得し、固有情報に基づいて、情報配信を実行する際の設定を制限することを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、情報配信装置は、設定内容を示す設定情報を格納する記憶手段を有することを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、情報配信装置は、設定情報に基づいて入力機器に表示する画面を生成することを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、ユーザ情報を用いてユーザ認証を行う認証装置をさらに有し、情報配信装置は、固有情報及びユーザ情報に基づいて、配信を実行する際の設定を制御することを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報配信システムで用いられることを特徴とする。
【0011】
請求項6記載の発明は、所定の情報を取得する入力機器と、入力機器と連携し、入力機器が取得した情報を所定の配信先へ配信する情報配信装置と、を用いて行う情報配信方法であって、情報配信装置は、入力機器の固有情報を取得し、固有情報に基づいて、情報配信を実行する際の設定を制限することを特徴とする。
【0012】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、情報配信装置は、設定内容を示す設定情報を格納することを特徴とする。
【0013】
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の発明において、情報配信装置は、設定情報に基づいて入力機器に表示する画面を生成することを特徴とする。
【0014】
請求項9記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の発明において、情報配信装置は、固有情報及びユーザ情報に基づいて、配信を実行する際の設定を制御することを特徴とする。
【0015】
請求項10記載の発明は、入力機器に所定の情報を取得させ、情報配信装置に入力機器と連携し、入力機器が取得した情報を所定の配信先へ配信させるプログラムであって、情報配信装置に、入力機器の固有情報を取得する処理と、固有情報に基づいて、情報配信を実行する際の設定を制限する処理と、を実行させる。
【0016】
請求項11記載の発明は、請求項10記載の発明において、情報配信装置に、設定内容を示す設定情報を格納する処理を実行させる。
【0017】
請求項12記載の発明は、請求項10又は11記載の発明において、情報配信装置に、設定情報に基づいて入力機器に表示する画面を生成する処理を実行させる。
【0018】
請求項13記載の発明は、請求項10から12のいずれか1項に記載の発明において、情報配信装置に、固有情報及びユーザ情報に基づいて、配信を実行する際の設定を制御する処理を実行させる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、情報配信において、外部装置(入力機器以外の装置)にて配信時の設定を制限することにより、ユーザ操作の向上を実現することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
情報配信システムの一例として文書配信について説明する。一般的な文書配信システムは、図1に示すように、複数の入力機器(デジタル複合機等)1と、文書配信装置2と、情報機器(図示せず)と、を有し、それぞれがネットワークを介して接続される。
【0022】
入力機器1は、原稿等の紙文書のデータを取得する機能、及び、文書配信装置2と連携して通信を行う機能を有し、スキャン等により取得した紙文書のデータを電子化し、文書データとして文書配信装置2へ送信する。入力機器1としては、例えば、デジタル複合機、スキャナ機、ファクシミリ機、コピー機、プリンタ機等が挙げられる。また、この入力機器1は、文書配信の実行の際、ユーザが各種操作入力を行うための操作入力部や文書配信やユーザ認証を行うための表示部を有する。
【0023】
文書配信装置2は、連携する入力機器1を決定する機能、決定した入力機器1で実行する機能を指定する機能、入力機器1から送られてきた文書データを、指定された配信先の情報機器へ配信する機能を有する。
【0024】
記憶装置4は、データベース等であり、設定情報等の各種情報を格納する。
【0025】
配信先の情報機器は、文書配信装置から文書データを受信する情報処理装置である。例として、ユーザにより使用されるPCや、入力機器とは別のデジタル複合機等が挙げられる。
【0026】
以下、入力機器1をMFP、文書配信装置をPC上で動作するサーバソフトがインストールされた情報処理装置、として、従来の文書配信システムの処理について以下に述べる。
【0027】
従来の文書配信システム次のような動作を行う。
前提条件として、文書配信システムに対応したMFPがネットワーク上に存在するものとし、また、文書配信装置であるPCに文書配信プログラムがインストールされているものとする。
【0028】
[連携MFPの設定]
まず、文書配信装置は、MFP管理機能により、連携するMFPを決定する。そして、そのMFPで実行する機能(スキャナ配信、FAX配信など)を決定し、決定した機能を示す情報として設定情報をMFPへ通知する。また、決定したMFPに対し、配信先候補の宛先を少なくとも1以上送信する。ここで、上記設定情報とは、MFPにて実行する機能のみを示す情報である。
【0029】
[MFP側]
MFPは、文書配信装置から受信した設定情報に基づき、文書配信装置と連携して行う機能を認識する。認識した機能を実行するための所定の操作がユーザによって開始されたら、文書配信装置から受信した宛先をオペレーションパネル等の表示部に表示する。
【0030】
[MFPを使用した配信の例]
ユーザが紙文書をMFPのスキャナ部上に置き、スキャナ機能を選択する。MFPのオペレーションパネル上に表示された宛先の中から配信を希望する宛先をユーザが選択して、スキャンを開始する。スキャン完了後、連携している文書配信装置へ電子化された文書データと、選択された宛先データとを送る。文書配信装置が、電子化された文書データ及び宛先データを受け取り、宛先の機器に設定されている配信方法に従い、電子化された文書データを配信する。
【0031】
このように、従来では、文書配信装置とMFPとが連携した場合、MFPの機能に制限はなく、文書配信装置で指定された機能について自由な設定を行って文書の配信が行える。つまり、従来は、MFP側において、所定の機能についての詳細な設定、例えば、スキャン時の解像度、2値/多値、用紙サイズ等の設定を自由に選択できるものであった。よって、従来の文書配信システムでは、MFP以外の装置において実行機能の詳細を設定することはできなかった。
【0032】
以下、本発明の文書配信システムについて説明する。構成は、上記従来の文書配信システムと同様である(図1参照)。
【実施例1】
【0033】
本実施例では、文書配信装置2において、連携するMFP1の設定を行う際に、MFP1の詳細を示す固有情報を予め取得し、MFP1の機能を制限する。これにより、本実施例では、文書配信装置にて、文書配信時の設定をMFPごとに制限することが可能である。以下、本実施例の動作について、図2及び図3を参照して説明する。
【0034】
[連携MFPの設定]
図2に示すように、まず、文書配信装置2において管理ツールにログオンし(ステップS1)、管理権限のチェックを行う(ステップS2)。管理権限が無い場合(ステップS2/権限無し)、設定操作を拒否する(ステップS9)。権限がある場合(ステップS2/権限有り)、文書配信装置2において、MFP管理機能により、連携するMFPを決定する(ステップS3)。従来と同様に機器情報(決定したMFPがどんな機能を持っているのかを示す情報)を取得し(ステップS4)、次に、決定したMFPの固有情報(解像度、2値/多値等、MFPの所定の機能における詳細を示す情報)が取得可能か否かを判断する(ステップS5)。固有情報が取得できない場合(ステップS5/NO)、従来と同様に、所定の機能のみを指定した設定情報をMFPへ通知する(ステップS8)。固有情報が取得できる場合(ステップS5/YES)、決定したMFP1から、MFP1の固有情報を取得する(ステップS6)。そして、文書配信装置2は、機器情報及び固有情報に基づいて、文書配信時にどの設定を許可するのか、つまり、所定の機能の決定に加え、従来MFP側で行っていた、所定の機能における詳細についての設定を行い、設定情報を設定する(ステップS7)。よって、本実施例の設定情報とは、MFPにて実行する機能を示すとともに、その機能についての詳細な設定内容を示す情報である。なお、設定情報の設定についての選択操作を行えるのは、文書配信装置2の管理者のみとする。また、ステップS7の後、この設定情報を文書配信装置2の記憶装置4(データベース等)に保存する。そして、従来と同様に、設定情報及び宛先をMFPへ通知する(ステップS8)。
【0035】
[MFPからの配信時]
図3に示すように、ユーザが文書配信装置2と連携する機能を選択した場合(ステップS11)、MFP1から文書配信装置2にオペレーションパネルの表示を依頼する(ステップS12)。文書配信装置2は、依頼元のMFP1の識別情報(Mac等)を取得し(ステップS13)、記憶装置4において、識別情報に対応して予め格納された設定情報があるか否かを検索し(ステップS14)、該当する設定情報の有無を判断する(ステップS15)。設定情報がある場合(ステップS15/YES)、文書配信装置2は、依頼があったMFP1にて許可されている設定情報のみを入力させる画面データを生成し(ステップS16)、MFPへ送り返す(ステップS17)。MFP1は、文書配信装置2から受信した画面データに基づいてオペレーションパネルに画面を表示する(ステップS19)。なお、ステップS15において設定情報がない場合(ステップS15/NO)は、文書配信装置2は、エラー情報をMFP1に送る。MFP1は、エラー情報を受信し(ステップS18)、オペレーションパネルにエラーメッセージ等を表示する(ステップS19)。
【実施例2】
【0036】
実施例2の構成は、上記実施例1の構成に加え、図4に示すように、認証システム3を有する。認証システム3は、入力機器1、文書配信装置2からの認証要求や認証者の情報(ユーザ情報)取得要求に応じてユーザ認証を行う。
【0037】
以下、入力機器1をMFP、文書配信装置2をPC上で動作するサーバソフトがインストールされた装置、認証システム3をPC上で動作するサーバソフトがインストールされた情報処理装置として、処理の詳細を以下に述べる。
【0038】
本実施例では、文書配信装置2において、連携するMFP1の設定を行う際に、MFP1の詳細を示す固有情報及びユーザ情報を予め取得し、MFP1の機能を制限する。これにより、本実施例では、実施例1の効果に加え、セキュリティの向上も実現することができる。以下、本実施例の動作について、図5及び図6を参照して説明する。
[連携MFPの設定]
図5に示すように、まず、文書配信装置2において管理ツールにログオンし(ステップS21)、管理権限のチェックを行う(ステップS22)。管理権限が無い場合(ステップS22/権限無し)、設定操作を拒否する(ステップS29)。権限がある場合(ステップS22/権限有り)、文書配信装置22において、MFP管理機能により、連携するMFPを決定する(ステップS23)。従来と同様に機器情報(決定したMFPがどんな機能を持っているのかを示す情報)を取得し(ステップS24)、次に、決定したMFPの固有情報(解像度、2値/多値等、MFPの所定の機能における詳細を示す情報)が取得可能か否かを判断する(ステップS25)。固有情報が取得できない場合(ステップS25/NO)、従来と同様に、所定の機能のみを指定した設定情報をMFP1へ通知する(ステップS28)。固有情報が取得できる場合(ステップS25/YES)、決定したMFP1からMFP1の固有情報、及び、認証システム3からユーザ情報を取得する(ステップS26)。そして、文書配信装置2は、機器情報、固有情報及びユーザ情報に基づいて、文書配信時にどの設定を許可するのか、つまり、所定の機能の決定に加え、従来MFP側で行っていた、所定の機能における詳細についての設定を行い、設定情報を設定する(ステップS27)。よって、本実施例の設定情報とは、MFPにて実行する機能を示すとともに、その機能についての詳細な設定内容を示す情報である。なお、設定情報の設定についての選択操作を行えるのは、文書配信装置2の管理者のみとする。また、ステップS7の後、この設定情報を文書配信装置2の記憶装置4(データベース等)に保存する。そして、従来と同様に、設定情報及び宛先をMFPへ通知する(ステップS28)。
【0039】
[MFPからの配信時]
図6に示すように、ユーザが文書配信装置2と連携する機能を選択した場合(ステップS31)、MFP1から文書配信装置2にオペレーションパネルの表示を依頼する(ステップS32)。この時、ユーザ情報も一緒に文書配信装置2へ渡す。文書配信装置2は、依頼元のMFP1の識別情報(Mac等)、及び、ユーザ情報を取得し(ステップS33)、記憶装置4において、識別情報及びユーザ情報に対応した設定情報があるか否かを検索し(ステップS34)、該当する設定情報の有無を判断する(ステップS35)。設定情報がある場合(ステップS15/YES)、文書配信装置2は、依頼があった「MFP+認証ユーザ」で、許可されている設定情報だけを入力される画面データを生成し、(ステップS36)、MFPへ送り返す(ステップS37)。MFP1は、文書配信装置2から受信した画面データに基づいてオペレーションパネルに画面を表示する(ステップS39)。なお、ステップS15において設定情報がない場合(ステップS35/NO)は、文書配信装置2は、エラー情報をMFP1に送る。MFP1は、エラー情報を受信し(ステップS38)、オペレーションパネルにエラーメッセージ等を表示する(ステップS39)。
【0040】
以上、本発明の実施例について説明したが、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。例えば、上記実施例では、入力機器としてMFPを想定し、配信対象として文書データを扱うものとしたが、配信する情報は文書データに限られない。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明は、入力機器から入力した情報を他の機器へ配信する情報配信システム全般に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施例1に係る構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1に係る動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例1に係る動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例2に係る構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例2に係る動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施例2に係る動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0043】
1 入力機器(MFP)
2 文書配信装置(情報配信装置の一例)
3 認証システム
4 記憶装置(データベース)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の情報を取得する入力機器と、該入力機器と連携し、該入力機器が取得した該情報を所定の配信先へ配信する情報配信装置と、を有する情報配信システムであって、
前記情報配信装置は、
前記入力機器の固有情報を取得し、該固有情報に基づいて、情報配信を実行する際の設定を制限することを特徴とする情報配信システム。
【請求項2】
前記情報配信装置は、前記設定内容を示す設定情報を格納する記憶手段を有することを特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
【請求項3】
前記情報配信装置は、前記設定情報に基づいて前記入力機器に表示する画面を生成することを特徴とする請求項1又は2記載の情報配信システム。
【請求項4】
ユーザ情報を用いてユーザ認証を行う認証装置をさらに有し、
前記情報配信装置は、前記固有情報及び前記ユーザ情報に基づいて、配信を実行する際の設定を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報配信システム。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の情報配信システムで用いられることを特徴とする情報配信装置。
【請求項6】
所定の情報を取得する入力機器と、該入力機器と連携し、該入力機器が取得した該情報を所定の配信先へ配信する情報配信装置と、を用いて行う情報配信方法であって、
前記情報配信装置は、
前記入力機器の固有情報を取得し、該固有情報に基づいて、情報配信を実行する際の設定を制限することを特徴とする情報配信方法。
【請求項7】
前記情報配信装置は、前記設定内容を示す設定情報を格納することを特徴とする請求項6記載の情報配信方法。
【請求項8】
前記情報配信装置は、前記設定情報に基づいて前記入力機器に表示する画面を生成することを特徴とする請求項6又は7記載の情報配信方法。
【請求項9】
前記情報配信装置は、前記固有情報及びユーザ情報に基づいて、配信を実行する際の設定を制御することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の情報配信方法。
【請求項10】
入力機器に所定の情報を取得させ、情報配信装置に該入力機器と連携し、該入力機器が取得した該情報を所定の配信先へ配信させるプログラムであって、
前記情報配信装置に、
前記入力機器の固有情報を取得する処理と、
該固有情報に基づいて、情報配信を実行する際の設定を制限する処理と、
を実行させるプログラム。
【請求項11】
前記情報配信装置に、前記設定内容を示す設定情報を格納する処理を実行させる請求項10記載のプログラム。
【請求項12】
前記情報配信装置に、前記設定情報に基づいて前記入力機器に表示する画面を生成する処理を実行させる請求項10又は11記載のプログラム。
【請求項13】
前記情報配信装置に、前記固有情報及びユーザ情報に基づいて、配信を実行する際の設定を制御する処理を実行させる請求項10から12のいずれか1項に記載のプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−34503(P2007−34503A)
【公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−214488(P2005−214488)
【出願日】平成17年7月25日(2005.7.25)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】