説明

排気系支持構造

【課題】排気系側サポートロッドの軸方向への移動を所定範囲に抑制可能な排気系支持構造を得る。
【解決手段】排気系側サポートロッド24の挿入部24Sが車体側サポートロッド26の挿入部26Sに対して矢印B1方向に移動した場合の、通常位置NPから最接近位置CPまでの距離をBに対し、排気管20と、リアフロアパネル14との矢印B1方向での距離Aが短くされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、排気系支持構造に関し、さらに詳しくは、マフラーや排気管を含む排気系部材を車体に対し支持するための排気系支持構造に関する。
【背景技術】
【0002】
車体に対し排気系部材を支持するための構造として、特許文献1には、排気管側の第1のサポート部材と、車体側の第2のサポート部材とをサポートゴムの穴に挿通して連結し、サポートゴムが反転位置にきたときサポートゴムが占めるスペース内に位置するように反転防止部材を設けた排気管構造が記載されている。この排気管構造では、第1のサポート部材と第2のサポート部材とが、これらの軸線を中心として(サポート部材の軸周りに)回動した場合のサポートゴムの反転は抑制できる。
【0003】
しかし、サポート部材の軸線に沿った方向にこれらサポート部材が移動した場合には、反転防止部材によってサポートゴムの反転を抑制することは難しかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−183587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、排気系側サポートロッドの軸方向への移動を所定範囲に抑制可能な排気系支持構造を得ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明では、エンジンからの排気を外部に排出する排気管を備えた排気系部材と、前記排気系部材に固定された排気系側サポートロッドと、車体に固定された車体側サポートロッドと、前記排気系側サポートロッドと前記車体側サポートロッドとが別個に挿入されることで前記排気系部材を前記車体に対し支持するサポートゴムと、を有し、前記排気系側サポートロッドが通常の支持状態から軸方向に沿った方向に移動して前記車体側サポートロッドに最接近するまでの前記移動方向の距離Bに対し、この移動方向において前記排気系部材が前記車体と干渉するまでの距離Aが短く設定されている。
【0007】
この排気系支持構造では、排気系部材に固定された排気系側サポートロッドと、車体に固定された車体側サポートロッドとが、サポートゴムに別個に挿入される。これにより、排気系部材が車体に対し、サポートゴムを介して支持される。
【0008】
排気系部材は、外部からの入力等によって、車体に対し接近し、このとき、排気系側サポートロッドが車体側サポートロッドに対し通常の支持状態から軸方向に沿った方向に移動することがある。そして、これらサポートロッドが最接近した位置を超えて排気系側サポートロッドが移動すると、サポートゴムが反転状態となり、排気系側サポートロッドが通常の支持状態での位置に戻らなくなるおそれがある。
【0009】
しかし、本発明では、通常の支持状態から排気系側サポートロッドが車体側サポートロッドに最接近するまでの移動方向の距離Bに対し、この移動方向において排気系部材が車体と干渉するまでの距離Aが短く設定されている。したがって、排気系側サポートロッドが車体側サポートロッドに最接近するよりも前に、排気系部材が車体と干渉し、排気系部材及び排気系側サポートロッドの移動が阻止される。排気系側サポートロッドは、車体側サポートロッドへの最接近位置を超えないので、通常の位置に復帰することが可能であり、サポートゴムの反転も抑制できる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記排気系部材が、前記エンジンからの排気が導入されるマフラーと、前記マフラーから延出されマフラーを通過した排気を外部に排出する前記排気管と、を備え、前記排気管に、前記移動方向で前記マフラーよりも前記車体と接近した接近部が構成されている。
【0011】
したがって、エンジンからの排気をまずマフラーに導入し、その後、マフラーを通過した排気を、排気管により外部に排出できる。
【0012】
排気管には、マフラーよりも車体と接近した接近部が構成されているので、この接近部を効果的に利用して、距離Bよりも短い距離Aの部分を構成できる。
【0013】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記排気系側サポートロッドと前記車体側サポートロッドとが互いに反対方向から平行に前記サポートロッドに挿入されている。
【0014】
このように、排気系側サポートロッドと車体側サポートロッドとを、互いに反対方向から平行にサポートロッドに挿入することで、サポートゴムの排気系側サポートロッド及び車体側サポートロッドからの脱落を抑制できる。そして、このように2本のサポートロッドが反対方向からサポートゴムに挿入された構造であっても、排気系側サポートロッドの軸方向への移動を所定範囲に抑制となる。
【発明の効果】
【0015】
本発明は上記構成としたので、排気系側サポートロッドの軸方向への移動を所定範囲に抑制可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の第1実施形態の排気系支持構造を概略的に示す一部破断平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の排気系支持構造を概略的に示す図1の2−2線断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態の排気系支持構造を概略的に示す図1の3−3線断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態の排気系支持構造を構成するサポートゴム及びその近傍を示す図2の4−4線断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態の排気系支持構造を概略的に示す一部破断側面図である。
【図6】本発明の第2実施形態の排気系支持構造を概略的に示す一部破断平面図である。
【図7】本発明の排気系支持構造に適用可能なサポートゴムへのサポートロッドの挿入状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1には、本発明の第1実施形態の排気系支持構造12の概略構成が、平面図にて示されている。また、図2及び図3には、この排気系支持構造12が、図1の2−2線、3−3線断面図にて示されている。排気系支持構造12は、車体のリアフロアパネル14の下方に構成される。各図面において、車両前方を矢印FRで、車幅方向を矢印Wで、上方を矢印UPでそれぞれ示す。なお、図1では、リアフロアパネル14の形状により、排気系支持構造12の側方にリアフロアパネル14が現れている。
【0018】
排気系支持構造12は、メインマフラー18を有している。メインマフラー18の前面には、エンジン(図示省略)からの排気を導入するための排気管22が接続されている。
【0019】
さらに、メインマフラー18の前面には、メインマフラー18から排気を排出するための排気管20の一端20Aが接続されている。メインマフラー18及び排気管20は、いずれも、本発明の排気系部材16を構成している。
【0020】
排気管20は、一端20Aから車両前方側に延出されているが、所定の長さの箇所で、略U字状に湾曲された湾曲部20Cが構成されている。そして、排気管20は、湾曲部20Cからは他端20Bに向かって車両後方に延在されている。この車両後方への延在部分には、メインマフラー18の側方において、リアフロアパネル14に相対的に接近した位置にある接近部20Nと、この接近部20Nよりも車両後方側において、接近部20Nよりもリアフロアパネル14から離間した位置にある離間部20Dとが構成されている。
【0021】
離間部20Dには、排気系側サポートロッド24が取り付けられている。排気系側サポートロッド24は、その下部において排気管20に固定されており、この固定部分から略鉛直上方に向かって立ち上げられている。立ち上げ部分の上端は、図2に示すように、車幅方向(本実施形態では図2における右側)に向かって延出され挿入部24Sが構成されている。挿入部24Sの先端は拡径されて係止面24Kが形成され、さらに先端側には、先細り状のテーパー面24Tが形成されている。
【0022】
これに対し、リアフロアパネル14には、車体側サポートロッド26が取り付けられている。車体側サポートロッド26は、その上部においてリアフロアパネル14に固定されており、固定部分から略鉛直下方に向かって円柱状に垂下されている。垂下部分の下端からは、車幅方向(本実施形態では図2における左側、排気系側サポートロッド24の挿入部24Sの延出方向と反対方向)に向かって挿入部26Sが構成されている。挿入部26Sの先端も拡径されて係止面26Kが形成され、さらに先端側には、先細り状のテーパー面26Tが形成されている。
【0023】
図2から分かるように、排気系側サポートロッド24の挿入部24Sは、車体側サポートロッド26の挿入部26Sよりも下方に位置しており、平面視したとき(上方から見たとき)、挿入部24Sと挿入部26Sとが重なるようになっている。
【0024】
図4にも示すように、排気系側サポートロッド24と車体側サポートロッド26の間には、サポートゴム28が介在されている。サポートゴム28は、車幅方向に所定の厚みを有し、車幅方向に見て略楕円状となるブロック状に形成されている。
【0025】
サポートゴム28の上部及び下部には、厚み方向(車幅方向)に貫通する貫通孔28L、28Uが形成されている。下側の貫通孔28Lには、排気系側サポートロッド24に対応した挿入部24Sが挿入され、上側の貫通孔28Uには、車体側サポートロッド26に対応した挿入部26Sが挿入されている。これにより、排気系部材16が、排気系側サポートロッド24、サポートゴム28及び車体側サポートロッド26を介して、車体(リアフロアパネル14)に支持される。通常状態では、サポートゴム28が所定量だけ弾性的に伸びた状態で、挿入部24Sが挿入部26Sから離間した通常位置NPにある。
【0026】
特に、本実施形態では、排気系側サポートロッド24の挿入部24Sの延出方向と、車体側サポートロッド26の挿入部26Sの延出方向とが、図2にも示すように反対方向となっているため、サポートゴム28の貫通孔28L、28Uに対しても、挿入部24S、26Sが互いに反対方向から挿入ざれている。
【0027】
ここで、排気系部材16に作用する入力により、排気系部材16は上方に移動しようとすることがある。図2には、排気系側サポートロッド24の挿入部24Sが車体側サポートロッド26の挿入部26Sに対して矢印B1方向に移動し、最も接近した状態(最接近位置CP)が二点鎖線によって示されている。最接近位置CPでは、排気系側サポートロッド24の挿入部24Sと車体側サポートロッド26の挿入部26Sが略一直線状に並んでいる。図2において、通常位置NPから最接近位置CPまでを矢印B1方向に直線的に測った距離をBとしている。
【0028】
本実施形態では、図3に示すように、排気管20の接近部20Nと、リアフロアパネル14の下面との矢印B1方向での距離Aが、上記した距離Bよりも短くなるように、リアフロアパネル14との関係において、排気管20の形状及び位置が設定されている。したがって、排気系側サポートロッド24が矢印B1方向に上昇しても、最接近位置CPに至るより前に、排気管20の接近部20Nがリアフロアパネル14の下面に接触し、排気系側サポートロッド24の上昇が阻止される。
【0029】
排気管20には、排気系側サポートロッド24と略同位置に、反転抑制ロッド30が取り付けられている。反転抑制ロッド30は、その下部が排気管20に固定されている。反転抑制ロッド30は、この固定部分から斜め上方に立ち上げられると共に、サポートゴム28の下方に位置する接触部30Tを有している。
【0030】
図4にも示すように、反転抑制ロッド30の接触部30Tは、排気系側サポートロッド24と略平行とされ、サポートゴム28の下面と接触するか、もしくは所定の間隙をあけて対向している。そして、図4に二点鎖線で示すように、排気系側サポートロッド24の挿入部24Sが、車体側サポートロッド26の挿入部26Sを回動中心として矢印B2方向に移動(このとき、サポートゴム28が、挿入部24S、26Sが互いに離間する方向に伸びてもよい)をした場合には、回動途中で、反転抑制ロッド30がサポートゴム28に接触し、排気系側サポートロッドがそれ以上回転することを抑制する。
【0031】
図5に示すように、排気管20の車両後方且つ上方には、リアバンパ32が配置され、車体に固定されている。排気管20の後端上部とリアバンパ32の下端前部との最短距離をCとすると、前述の距離Aは、この距離Cよりも短くされている。
【0032】
このような構成とされた本実施形態の排気系支持構造12において、排気系部材16に下方から力が作用すると、この力の方向によっては、排気系側サポートロッド24(特に排気管20)が、図2に矢印B1方向に示すように移動して上昇する。排気系側サポートロッド24挿入部24Sが、最接近位置CPを超えて上昇してしまうと、サポートゴム28は反転状態になってしまうため、排気系部材16への入力が解消されても、サポートゴム28はこの反転状態を維持してしまい、排気系側サポートロッド24が元の位置(通常位置NP)に戻らなくなるおそれがある。
【0033】
ここで、本実施形態の排気系支持構造12では、排気系側サポートロッド24の通常位置NPから最接近位置CPまでを矢印B1方向に直線的に測った距離Bよりも、排気管20の接近部20Nと、リアフロアパネル14の下面との矢印B1方向での距離Aが短くされている。したがって、排気系側サポートロッド24が最接近位置CPに至るよりも前に、排気管20の接近部20Nがリアフロアパネル14の下面に接触する。これにより、排気系側サポートロッド24は最接近位置CPまで移動しなくなるので、排気系側サポートロッド24が通常位置NPに戻らないという事態は発生しない。すなわち、下方からの入力が解消されると、サポートゴム28は通常状態に戻ることができ、排気系側サポートロッド24も確実に通常位置NPに復帰可能となる。
【0034】
また、図5から分かるように、排気管20の後端部分が上昇した場合でも、距離Aは、排気管20の後端上部とリアバンパ32の下端前部との最短距離Cよりも短くされている。したがって、排気管20の後端部分がリアバンパ32の下端部分に引っかかることを防止できる。
【0035】
図6には、本発明の第2実施形態の排気系支持構造52の概略構成が、図1と同様の平面図にて示されている。第2実施形態において、第1実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0036】
第2実施形態の排気系支持構造52では、排気系側サポートロッド24が、排気管20ではなくメインマフラー18に取り付けられている。また、図6では図示を省略しているが、車体側サポートロッド26(図2参照)も、排気系側サポートロッド24に対応した位置でリアフロアパネル14に取り付けられている。そして、第1実施形態の排気系支持構造12と同様に、サポートゴム28を介して排気管20及びメインマフラー18がリアフロアパネル14に支持されている。
【0037】
第2実施形態の排気系支持構造52においても、第1実施形態の排気系支持構造12と同様に、排気系側サポートロッド24の通常位置NPから最接近位置CPまでを矢印B1方向に直線的に測った距離Bよりも、排気管20の接近部20Nと、リアフロアパネル14の下面との矢印B1方向での距離Aが短くされている(図2参照)。
【0038】
このように、排気系部材16(本実施形態では排気管20及びメインマフラー18を備える)を支持するための排気系側サポートロッド24の取付位置は、排気系部材16を支持することが可能であれば特に限定されない。たとえば、図2に示した位置よりも車両前方側あるいは車両後方側で排気管20に取り付けられていてもよい。
【0039】
同様に、車体側サポートロッドも、リアフロアパネル14に取り付けられている必要はなく、車体を構成する他の部材(車両骨格部材等)に取り付けられていてもよい。
【0040】
なお、上記では、サポートゴム28に対し、排気系側サポートロッド24と車体側サポートロッド26とが互いに反対方向から挿入された例を挙げているが、図7に示すように、同一方向から挿入されていてもよい。このように排気系側サポートロッド24と車体側サポートロッド26とを同一方向から挿入すると、挿入作業が容易になる。これに対し、反対方向から挿入した構造では、排気系側サポートロッド24及び車体側サポートロッド26の、サポートゴム28からの脱落を抑制できる。
【0041】
そして、このように排気系側サポートロッド24と車体側サポートロッド26とを反対方向からサポートゴム28に挿入した構造では、サポートゴム28が反転しやすいが、本発明では、サポートゴム28の反転を効果的に抑制できる。
【0042】
本発明の排気系部材16として、上記実施形態では、メインマフラー18及び排気管20を有するものを挙げているが、実際の車両では、たとえば、排気管20に設けられる触媒コンバータ装置等、さらに他の部材が配設されていることもある。要するに、エンジンから排気を排出する排気管を備える部材であれば該当する。マフラーの数も特に限定されないが、マフラーが1又は複数備えられる構成では、最下流のマフラーが、上記実施形態のメインマフラー18となることが多い。
【0043】
メインマフラー18よりも下流側の排気管20の形状も、上記では、メインマフラー18の前面から車両前方側に延出され、略U字状の湾曲部20Cを経て車両後方に延在された形状のものを挙げているが、これに限定されない。たとえば、メインマフラー18の後面から車両後方に延在された形状のものや、メインマフラー18の側面から車幅方向に延在された後、略L字状に曲げられて車両後方に延在された形状のものでもよい。略U字状あるいや略L字状の排気管では、実質的な排気管の長さを長く確保できるので、消音効果を高く発揮させることが可能となる。
【0044】
そして、略U字状あるいや略L字状の排気管では、その一部において、メインマフラー18からリアフロアパネル14に接近した接近部(図1の接近部29Nを参照)が存在していることになるので、この接近部において上記した車体との間で上記した距離Aの隙間を構成すれば、排気管の形状を僅かに変更するだけで(好ましくは排気管の形状変更を伴わずに)、本発明の構造を実現できる。
【0045】
この距離Aを設定するにあたって、排気系部材16とリアフロアパネル14との間に他の部材を中間部材として介在させてもよい。たとえば、排気管20に中間部材を取り付け、この中間部材とリアフロアパネル14との距離Aが、距離Bよりも短くなるように設定してもよい。同様に、リアフロアパネル14に中間部材を取り付け、この中間部材と排気系部材16との距離Aが、距離Bよりも短くなるように設定してもよい。
【符号の説明】
【0046】
12 排気系支持構造
14 リアフロアパネル
16 排気系部材
18 メインマフラー
20 排気管
20N 接近部
24 排気系側サポートロッド
26 車体側サポートロッド
28 サポートゴム
52 排気系支持構造

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンからの排気を外部に排出する排気管を備えた排気系部材と、
前記排気系部材に固定された排気系側サポートロッドと、
車体に固定された車体側サポートロッドと、
前記排気系側サポートロッドと前記車体側サポートロッドとが別個に挿入されることで前記排気系部材を前記車体に対し支持するサポートゴムと、
を有し、
前記排気系側サポートロッドが通常の支持状態から軸方向に沿った方向に移動して前記車体側サポートロッドに最接近するまでの前記移動方向の距離Bに対し、この移動方向において前記排気系部材が前記車体と干渉するまでの距離Aが短く設定されている排気系支持構造。
【請求項2】
前記排気系部材が、
前記エンジンからの排気が導入されるマフラーと、前記マフラーから延出されマフラーを通過した排気を外部に排出する前記排気管と、
を備え、
前記排気管に、前記移動方向で前記マフラーよりも前記車体と接近した接近部が構成されている請求項1に記載の排気系支持構造。
【請求項3】
前記排気系側サポートロッドと前記車体側サポートロッドとが互いに反対方向から平行に前記サポートロッドに挿入されている請求項1又は請求項2に記載の排気系支持構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−154258(P2012−154258A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−14316(P2011−14316)
【出願日】平成23年1月26日(2011.1.26)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】