説明

搬送装置

【課題】外部入力信号機器を減らすことができる搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送経路上にてパレット21を搬送または停止する搬送装置10であって、パレット21はチェーン25を備え、チェーン25に歯合するスプロケット31と、スプロケット31を駆動し、モータ33と、モータ33の回転角を検出するエンコーダ34と、を備え、エンコーダ34からの検出値に基づいてモータ33の回転を制御するサーボモータ機構32と、サーボモータ機構32によってパレット21の搬送または停止を制御するコントローラ50と、を具備し、コントローラ50は、パレット21が基準位置を通過したときをサーボモータ機構32のエンコーダ34によって0点基準位置として検出し、0点基準位置からの積算検出値に基づいて、パレット21を搬送または停止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置の技術に関し、より詳しくは搬送装置の搬送制御の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、搬送経路にてワークを搬送する搬送装置は公知となっている。搬送装置には、台車またはパレット等の移動体にワークを載置して搬送するものがある。そして、搬送装置には、移動体を搬送する搬送形式として、移動体を駆動体に歯合させて搬送する搬送形式がある。移動体を駆動体に歯合させて搬送する形式としては、ラックピニオン式、チェーンスプロケット式等の搬送形式がある。通常、駆動体は、サーボモータ機構等によって駆動される。例えば、特許文献1は、自動車組立工場の塗装ラインで用いられるラックピニオン式の搬送形式の搬送装置を開示している。
【0003】
自動車組立工場の加工、組立、塗装または検査等の工程で用いられる搬送装置では、移動体の減速、加速または停止等の搬送精度が要求される。通常、搬送精度が求められる搬送装置は、位置検出器等の外部入力信号機器によって移動体の搬送経路上の位置情報を取得し、外部入力信号機器による位置情報に基づいて移動体を搬送する制御を実施している。このような搬送装置では、搬送経路上において減速、加速または停止等の動作変化を実行する全ての地点に外部入力信号機器を設ける必要がある。
【0004】
しかし、多数の外部入力信号機器を設置することは、搬送装置のコストが嵩むことになる。また、多数の外部入力信号機器に付随する多数の配線類を処理することは、搬送装置の設置工数が嵩むことになる。さらに、外部入力信号機器による位置情報に基づいて移動体を搬送する制御では、実機を用いて動作変化のタイミングを調整するため、多数の外部入力信号機器を設置することは、搬送装置の設置工数や調整工数が嵩むことになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2001−114415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題は、外部入力信号機器を減らすことができる搬送装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、搬送経路上にて移動体を搬送または停止する搬送装置であって、前記移動体は歯合部を備え、前記搬送装置は、前記歯合部に歯合する駆動体と、前記駆動体を駆動するモータと、該モータの回転角を検出する検出部とを備え、該検出部からの検出値に基づいてモータの回転を制御するサーボモータ機構と、前記サーボモータ機構によって前記移動体の搬送または停止を制御する制御装置と、を具備し、前記制御装置は、前記移動体が前記搬送経路上における基準位置を通過したときの前記検出部による検出値を基準検出値として設定し、該基準検出値からの前記検出部による積算検出値に基づいて前記モータを制御し、前記移動体を搬送または停止するものである。
【0009】
請求項2においては、請求項1記載の搬送装置において、前記駆動体と、該駆動体のそれぞれに対応する前記サーボモータ機構と、を複数備え、前記一の駆動体に対応するサーボモータ機構の検出部による積算検出値に基づいて、全てのサーボモータ機構のモータを制御し、前記移動体を搬送または停止するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明の搬送装置によれば、外部入力信号機器を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態に係る搬送装置の構成を示す構成図。
【図2】同じく1対1状態にある搬送装置の制御構成を示す構成図。
【図3】同じく1対n状態にある搬送装置の制御構成を示す構成図。
【図4】同じく搬送装置による搬送制御の一例を示すグラフ図。
【図5】同じく搬送装置による搬送制御のタイミングずれを示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1を用いて、本発明の実施形態である搬送装置10について説明する。
図1の右上には、チェーン25とスプロケット31とが歯合する態様を示している。図1〜図5では、矢印αの向きを搬送装置10の搬送方向として説明する。
【0013】
本実施形態の搬送装置10は、自動車工場の塗装ラインで用いられるものである。塗装ラインでは、車体20が各ステーション5・5・・・を経由して搬送される。各ステーション5・5・・・では、車体20の塗装作業または乾燥作業等が実施される。そして、各ステーション5・5・・・には、搬送装置10が設けられている。搬送装置10は、各ステーション5・5・・・において、塗装作業または乾燥作業等を実施するために車体20を搬送または停止する装置である。
【0014】
搬送装置10は、ステーション5にて車体20の塗装を実施するため、車体20を載置した移動体としてのパレット21を搬送または停止するものとする。パレット21は、塗装が行われる状態にある車体20を載置している。パレット21の底部には、スキーバ22が取り付けられている。スキーバ22は、パレット21の進行方向に沿った所定長さのレール23と、レール23の下面に設けられる歯合部としてのチェーン25と、を具備している。
【0015】
搬送装置10は、ガイドレール11と、架台12と、駆動ユニット30・40と、位置検出器としての近接センサ51・52を具備している。ガイドレール11は、搬送装置10を経由して、塗装ラインに沿って敷設されている。パレット21は、ガイドレール11に案内されながら塗装ラインに沿って搬送される。架台12は、床面に対してガイドレール11および駆動ユニット30・40を支持している。
【0016】
駆動ユニット30は、モータ33(図2および図3参照)と、モータ33によって駆動される駆動体としてのスプロケット31と、を具備している。なお、駆動ユニット40は、駆動ユニット30と同様の構成であるため説明を省略する。スプロケット31は、スキーバ22のチェーン25に歯合するように構成されている。
【0017】
近接センサ51・52は、搬送方向αへ搬送されるパレット21の先端部が近づいたことを非接触で検出するセンサである。近接センサ51は、搬送装置10の搬送方向αにおける入口付近に設置されている。近接センサ52は、搬送装置10の搬送方向αにおける中央付近に設置されている。
【0018】
このような構成とすることで、スプロケット31をスキーバ22のチェーン25に歯合させ、駆動ユニット30によってスプロケット31を駆動することで、パレット21を前進させる、すなわち搬送方向αへ搬送することができる。また、駆動ユニット30の駆動速度を変化させることで、パレット21の前進する速度を変更することができる。
【0019】
なお、本発明は、スプロケット31をチェーン25に歯合させる構成に限定されるものではない。例えば、スキーバ22にラックを設けるとともに、ラックにピニオンを歯合させて、駆動ユニット30によってピニオンを駆動することで、パレット21を前進させる構成であっても良い。
【0020】
図2および図3を用いて、搬送装置10の制御構成について説明する。
搬送装置10は、駆動ユニット30と、駆動ユニット40と、制御装置としてのコントローラ50と、近接センサ51・52と、を具備している。コントローラ50は、後述するサーボモータ機構32・42によってパレット21の搬送または停止を制御する機能を有している。コントローラ50には、駆動ユニット30、駆動ユニット40、近接センサ51・52が接続されている。
【0021】
駆動ユニット30は、スプロケット31と、サーボモータ機構32と、を具備している。サーボモータ機構32は、モータ33と、検出部としてのエンコーダ34と、サーボアンプ35と、を具備している。エンコーダ34は、モータ33の回転角度を検出するセンサである。サーボアンプ35は、モータ33の回転角度をフィードバックして目標値に追従するように自動で作動するものである。なお、駆動ユニット40は、駆動ユニット30と同様の構成であるため説明を省略する。
【0022】
図2を用いて、パレット21と駆動ユニット30とが「1対1状態」にある搬送装置10について説明する。
「1対1状態」とは、1つの駆動ユニット30によって1つのパレット21が搬送されている状態をいう。本実施形態では、駆動ユニット30と駆動ユニット40とが、搬送方向αに沿って所定間隔だけ離れて配置されている。そのため、パレット21が駆動ユニット40によっても駆動される位置に前進するまでは、駆動ユニット30のみによって駆動されるため、「1対1状態」で駆動されることになる。「1対1状態」では、コントローラ50は、駆動ユニット30のみによってスプロケット31を駆動することで、パレット21を前進または停止させる。
【0023】
本実施形態の搬送装置10では、「1対1状態」のときには、コントローラ50は、エンコーダ34によって検出されるモータ33の回転角度に基づいて、パレット21の位置情報を認識する。そして、コントローラ50は、エンコーダ34の検出値によって得られたパレット21の位置情報に基づいて、駆動ユニット30によってスプロケット31を駆動することで、パレット21を前進または停止するものとする。なお、搬送装置10による詳細な搬送制御については後述する。
【0024】
図3を用いて、1対n状態にある搬送装置10について説明する。
「1対n状態」とは、複数の駆動ユニット(本実施形態では2つの駆動ユニット30・40)によって1つのパレット21に対する駆動が行われている状態をいう。本実施形態では、パレット21が駆動ユニット30により駆動されて、駆動ユニット40によっても駆動される位置まで前進したときから「1対n状態」によって駆動されることになる。「1対n状態」では、コントローラ50は、駆動ユニット30・40によってスプロケット31・41を駆動することで、パレット21を前進または停止させる。
【0025】
本実施形態の搬送装置10では、「1対n状態」のときには、コントローラ50は、サーボモータ機構32のエンコーダ34のみによって検出されるモータ33の回転角度に基づいて、パレット21の位置情報を認識する。そして、コントローラ50は、エンコーダ34の検出値によって得られたパレット21の位置情報に基づいて、駆動ユニット30・40によってスプロケット31・41を駆動することで、パレット21を前進または停止するものとする。
【0026】
言い換えれば、駆動ユニット30・40によってスプロケット31・41を駆動することで、パレット21を前進または停止させるものの、この駆動ユニット30・40によるスプロケット31・41の駆動には、エンコーダ34によって検出されるモータ33の回転角度の情報のみを用いて、サーボモータ機構42のエンコーダ44によって検出されるモータ33の回転角度の情報は用いないものとする。つまり、複数のサーボモータ機構32・42のうちの、一のサーボモータ機構32におけるエンコーダ34の検出値のみに基づいて、全てのサーボモータ機構32・42のモータ33・43の駆動が制御される。
【0027】
なお、「1対n状態」とは、1つのパレット21に対して2つの駆動ユニット30・40によって制御されている状態に限定されるものではない。例えば、複数の駆動ユニット30・40・・・・を有する搬送装置では、複数の駆動ユニット30・40・・・・によって1つのパレット21が搬送されている状態をいう。なお、搬送装置10による詳細な搬送制御については後述する。
【0028】
図4を用いて、搬送装置10による搬送制御の一例について説明する。
図4は、軸値Lの時系列を表したグラフ図である。ここで、軸値Lとは、エンコーダ34によって検出されるモータ33の回転角度に基づいて、搬送されるパレット21の位置を表したものである。ある時点での軸値Lと他の時点での軸値Lとの差を算出することで、パレット21が搬送された距離を求めることができる。以下に、パレット21が搬送装置10によって搬送され停止される態様について、図4のポイントAからポイントDに従って説明する。
【0029】
コントローラ50は、ポイントAにおいて、ステーション5の搬送装置10にまで搬送されてきたパレット21の先端部を近接センサ51によって認識し、駆動ユニット30によってスプロケット31を駆動速度V2で駆動し、パレット21を搬送する。ここで、コントローラ50は、近接センサ51によってパレット21を認識したときのパレット21の位置(ポイントA)を基準位置として軸値Lを0にリセットし、基準検出値としての0点基準位置に設定する。
【0030】
パレット21は、ポイントAからポイントBまでは、まず駆動ユニット30のみによってスプロケット31を駆動速度V2で駆動する「1対1状態」で駆動され、その後駆動ユニット30・40によってスプロケット31・41を駆動速度V2で駆動する「1対n状態」によって駆動される。
【0031】
コントローラ50は、ポイントBにおいて、エンコーダ34によって検出されるモータ33の回転角度に基づいて、0点基準位置からの積算値として軸値Lが7000mmに到達したと判断したとき、駆動ユニット30・40によってスプロケット31・41を駆動速度V2から駆動速度V1に減速し、パレット21を減速させる。
【0032】
なお、駆動ユニット30・40によりパレット21が搬送されるときには、駆動ユニット30のサーボモータ機構32におけるエンコーダ34の検出値のみに基づいて、駆動ユニット30・40の制御が行われる。
【0033】
コントローラ50は、ポイントCにおいて、搬送装置10に搬送されたパレット21の先端部を近接センサ52によって認識する。ここで、コントローラ50は、近接センサ52によってパレット21を認識したとき、軸値Lが7560mmであるため、7560mmを基準検出値としての停止基準位置として認識する。
【0034】
コントローラ50は、エンコーダ34によって検出されるモータ33の回転角度に基づいて、停止基準位置(L=7560mm)からの積算値として軸値Lが40mmに相当する距離を搬送したと判断したときに、駆動ユニット30・40によってスプロケット31・41の駆動を停止することで、軸値Lが7600mm(=7560mm+40mm)となる位置にあるポイントDにおいてパレット21を停止させる。
【0035】
ここで、搬送装置10による搬送制御の異常停止について説明する。
搬送制御において、例えば何らかの外力によってモータ33の回転角度に基づく軸値Lと、実際のパレット21の位置と、に差異が生じる場合がある。この場合には、コントローラ50は、パレット21が実際に停止位置(ポイントC)を通過しても、近接センサ52による停止基準位置を得ることができない。このとき、コントローラ50は、モータ33の回転角度に基づいて0点基準位置(ポイントA)からの積算値として軸値Lが7600mmに到達したと判断したときには、異常停止を行うものとする。なお、異常停止した場合には、通常の停止と異なる状況であるため、エラー表示等で作業者に異常停止であることを認識させるものとする。
【0036】
本実施形態の搬送装置10の効果について説明する。
従来、自動車工場の塗装ラインのように搬送精度が求められる搬送装置は、近接センサによってパレットの搬送経路上の位置情報を取得し、近接センサによる位置情報に基づいてパレットを搬送する制御を実施していた。このような搬送装置では、搬送経路上において減速、加速または停止等の動作変化を実行する全ての地点に近接センサを設ける必要があった。
【0037】
しかし、本実施形態の搬送装置10は、サーボモータ機構32のエンコーダ34によって検出されるモータ33の回転角度に基づいて、パレット21の位置情報を認識するため、最小限の近接センサ51・52のみでパレット21を精度良く搬送することができる。
【0038】
言い換えれば、既存のサーボモータ機構32のエンコーダ34によって検出されるモータ33の回転角度の情報をサーボモータ機構32の内部のみで用いるのではなく、サーボモータ機構32の外部に取り出し、搬送装置10のコントローラ50に取り込んで搬送制御を行うことで、搬送経路上において減速、加速または停止等の動作変化を実行する全ての地点に近接センサを設ける必要がない。
【0039】
図5を用いて、搬送装置10の別の効果について説明する。
図5は、上方に「1対n状態」にある搬送装置10を示し、下方にそれぞれのスプロケット31・41の軸値Lにおける駆動速度Vを示している。
【0040】
例えば、本実施形態の搬送装置10が「1対n状態」でパレット21を搬送するとき、駆動ユニット30・40がそれぞれサーボモータ機構32・42のエンコーダ34・44によって検出されるモータ33・43の回転角度に基づいて、パレット21の位置情報を認識すると仮定する。そして、上述した搬送制御の一例において軸値Lが7000mmに達すると駆動ユニット30・40の駆動速度Vが変化するように制御する時(図4に示すポイントB)、図5に示すように駆動ユニット30と駆動ユニット40の駆動速度Vの切り替えタイミングが異なってしまった場合について考える。
【0041】
駆動ユニット30は、軸値Lが7000mmとなった時に駆動速度V2から駆動速度V1への減速を開始している。一方、駆動ユニット40は、軸値Lが7005mmとなってから駆動速度V2から駆動速度V1への減速を開始している。このとき、軸値Lが7000mm〜7005mmの間では、駆動ユニット30は駆動速度V2から駆動速度V1に減速しようとするものの、駆動ユニット40は駆動速度V2を維持しようとする。そのため、パレット21には相反する方向に力が働くことになり(以下、搬送制御のタイミングずれとする)、駆動ユニット30および駆動ユニット40には通常の制御電流以上の電流が消費されることになる。
【0042】
しかし、本実施形態の搬送装置10は、主サーボモータ機構であるサーボモータ機構32のエンコーダ34のみによって検出されるモータ33の回転角度に基づいて、パレット21の位置情報を認識しているため、上述のように搬送制御のタイミングずれが発生することはない。
【0043】
このようにして、駆動ユニット30と駆動ユニット40との位置情報にずれをなくすことで、搬送制御のタイミングずれを防止して、駆動ユニット30および駆動ユニット40には通常の制御電流以上の電流が消費されることを防止できる。
【符号の説明】
【0044】
10 搬送装置
11 ガイドレール
21 パレット(移動体)
22 スキーバ
23 レール
25 チェーン(歯合部)
31 スプロケット(駆動体)
32 サーボモータ機構
33 モータ
34 エンコーダ
50 コントローラ
51 近接センサ
52 近接センサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送経路上にて移動体を搬送または停止する搬送装置であって、
前記移動体は歯合部を備え、
前記搬送装置は、
前記歯合部に歯合する駆動体と、
前記駆動体を駆動するモータと、該モータの回転角を検出する検出部とを備え、該検出部からの検出値に基づいてモータの回転を制御するサーボモータ機構と、
前記サーボモータ機構によって前記移動体の搬送または停止を制御する制御装置と、
を具備し、
前記制御装置は、前記移動体が前記搬送経路上における基準位置を通過したときの前記検出部による検出値を基準検出値として設定し、該基準検出値からの前記検出部による積算検出値に基づいて前記モータを制御し、前記移動体を搬送または停止する、
搬送装置。
【請求項2】
請求項1記載の搬送装置において、
前記駆動体と、該駆動体のそれぞれに対応する前記サーボモータ機構と、を複数備え、
前記一の駆動体に対応するサーボモータ機構の検出部による積算検出値に基づいて、全てのサーボモータ機構のモータを制御し、前記移動体を搬送または停止する、
搬送装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−46134(P2012−46134A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−192061(P2010−192061)
【出願日】平成22年8月30日(2010.8.30)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】