説明

撮像装置

【課題】動体がフレームアウトした後に適切な露出を得ることである。
【解決手段】撮像装置2は、撮像部10と、撮像部10により撮像された画像から動体を検出し、動体を検出したか否かを判別し、動体を検出した場合に、当該検出した動体のエリア内に測光エリアを設定し、動体を検出していないまま所定時間経過した場合に、予め設定された初期エリアを測光エリアとして設定する測光エリア設定部41と、測光エリア設定部41により設定された測光エリアの輝度情報に応じた露出制御を撮像部10に行う自動露出制御部42と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を撮像する撮像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、デジタルカメラにおいて、人物を撮像し、撮像した画像中から測光エリアを設定し、設定した測光エリアの輝度情報に応じて撮像部の自動露光制御を行う技術が知られている。
【0003】
また、撮像した画像の動体を検出し、検出した動体のエリアの輝度値がある一定以上で且つ当該動体のエリアの面積がある一定値に含まれるか否かを判別し、当該動体のエリアの輝度値がある一定以上で且つ当該動体のエリアの面積がある一定値に含まれる場合に、当該動体のエリアを測光エリアとし、当該測光エリアの輝度情報に応じて露出制御を行う撮影装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この撮影装置により、人物等の動体のエリアの輝度情報に応じて適切な輝度コントラストの露出制御を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平5−183801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の自動露出制御を行う構成では、動体が検出されない場合に、前回フレームの測光エリアが引き続き測光エリアに設定される。このため、動体が画面の端で静止した場合に、測光エリアが画面端で固定される。このため、例えば、逆光により、固定されている測光エリアで動体と背景との輝度差が大きい場合に、当該動体がフレームアウトすると、次のフレーム以降で背景画像に対して露出が飛びすぎてしまうおそれがあった。
【0006】
本発明の課題は、動体がフレームアウトした後に、撮像に適切な露出を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の撮像装置は、
画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像から動体を検出し、動体を検出したか否かを判別し、動体を検出した場合に、当該検出した動体のエリア内に測光エリアを設定し、動体を検出していないまま所定時間経過した場合に、予め設定された初期エリアを測光エリアとして設定する測光エリア設定部と、
前記測光エリア設定部により設定された測光エリアの輝度情報に応じた露出制御を撮像部に行う自動露出制御部と、を備える。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記測光エリア設定部は、動体が検出された場合に、当該動体のエリアから被写体の人物の顔を検出し、当該検出した顔のエリア内に測光エリアを設定する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮像装置において、
前記顔の検出は、肌色を用いる顔検出、又はパターンマッチングによる顔検出である。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記初期エリアは、前記画像の全エリア、中心エリア、又は前記画像が分割された複数の分割エリアのうちの選択エリアである。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、動体がフレームアウトした後に、撮像に適切な露出を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る実施の形態の撮像装置を備える自動販売機を示す図である。
【図2】撮像装置の機能構成を示すブロック図である。
【図3】自動露出制御処理を示すフローチャートである。
【図4】画像中の全エリアを示す図である。
【図5】画像中の中心エリアを示す図である。
【図6】画像中の分割エリアを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
【0014】
先ず、図1を参照して、本実施の形態の撮像装置が使用される態様を説明する。図1に、本実施の形態の撮像装置2を備える自動販売機1を示す。
【0015】
図1に示すように、本実施の形態の撮像装置2は、自動販売機1に固定して設けられている。自動販売機1は、成年の年齢確認が必要な商品としてたばこを販売する自動販売機であるものとする。成年の年齢確認が必要な商品としては、酒等であってもよい。自動販売機1は、商品の顧客である人物3を撮像装置2で撮像し、撮像した画像データを画像解析して人物3の年齢認証を行い、成年であると認証された場合に、商品を販売する。
【0016】
自動販売機1は、屋外に設置されているものとする。このため、昼、夜等の時間帯による太陽4の位置によっては、撮像装置2により人物3が、異なる明るさで撮像されるおそれがあるものとする。
【0017】
次に、図2を参照して、撮像装置2の内部構成を説明する。図2に、撮像装置2の機能構成を示す。撮像装置2は、撮像部10と、信号処理部20と、画像メモリ30と、制御部40と、を備える。
【0018】
撮像部10は、被写体を撮像するデジタルムービーカメラである。撮像部10は、光学系、撮像素子、A/D(Analog to Digital)変換部等を備える。光学系は、各種レンズ、絞り機構等を備える。撮像素子は、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS等のイメージセンサであり、光学系により結像された被写体像の光信号をアナログの電気信号に光電変換し、アナログの画像信号として出力する。絞り機構の絞り値、撮像素子の露出時間(シャッタスピード)、感度が調整されることにより撮像部10の露出が調整可能であるものとする。A/D変換部は、撮像素子から入力されるアナログの画像信号をデジタルの画像データ(RGBデータ)に変換して出力する。RGBデータは、赤、青、緑の成分の信号で表される画像データである。撮像部10は、動画の1フレーム毎の画像データを生成して出力する。撮像部10の撮像スピードは、例えば、30fpsとする。
【0019】
信号処理部20は、補間処理、色処理(RGBデータからYUVデータへ変換する色差変換処理)、輝度信号処理(エッジ強調処理、ガンマ補正処理)等、各種信号処理の信号処理回路である。信号処理部20は、撮像部10から入力された画像データ(RGBデータ)に各種信号処理を施してYUVデータに変換する。YUVデータは、輝度信号Y、青色成分の色差信号U(Cb)、及び赤色成分の色差信号V(Cr)で表される画像データである。信号処理部20は、変換後のYUVデータを画像メモリ30に記憶していくとともに、認証部(図示略)に出力する。認証部は、信号処理部20から入力された画像データを画像解析し、被写体の人物の年齢認証を行う。
【0020】
また、信号処理部20は、測光エリア情報(測光エリアの座標情報)が制御部40から入力されると、その座標情報をレジスタ(図示略)に記憶し、当該座標情報に対応する画像データを画像メモリ30から読み出し、前記入力された測光エリア情報に応じて、前記読み出した画像データの画像における測光エリアの輝度情報(平均輝度値)を算出して制御部40に出力する機能を有するものとする。
【0021】
画像メモリ30は、RAM(Random Access Memory)で構成され、信号処理部20から出力される1フレーム毎の画像データ(YUVデータ)を一時的に記憶する。
【0022】
制御部40は、撮像装置2の各部を制御する。制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM(Read Only Memory)を有する。制御部40において、ROMに記憶されたプログラムのうち、指定されたプログラムがRAMに展開され、当該展開されたプログラムとCPUとの協働で各種処理が実行される。ROMには、自動露出制御プログラムが記憶されているものとする。制御部40は、自動露出制御プログラムに従い、機能部として、測光エリア設定部41と、自動露出制御部42とを有する。
【0023】
測光エリア設定部41は、撮像部10により撮像された画像から動体を検出し、動体を検出したか否かを判別し、動体を検出した場合に、当該検出した動体のエリア内に測光エリアを設定し、動体を検出していないまま所定時間経過した場合に、予め設定された初期エリアを測光エリアとして設定する。自動露出制御部42は、測光エリア設定部41により設定された測光エリアの輝度情報に応じた露出制御を撮像部10に行う。
【0024】
次に、図3〜図6を参照して、撮像装置2の動作を説明する。図3に、自動露出制御処理の流れを示す。図4に、画像F中の中心エリア101を示す。図5に、画像F中の全エリア102を示す。図6に、画像F中の分割エリア103を示す。
【0025】
撮像装置2において、例えば、電源がオン入力されたことをトリガとして、制御部40により、自動露出制御プログラムに基づく自動露出制御処理が実行される。また、電源オンをトリガとして、撮像部10及び信号処理部20により、被写体が撮像されて生成された各フレームの画像データ(YUVデータ)が、撮像順に、画像メモリ30に記憶されていくとともに、認証部へ出力されていく。
【0026】
図3に示すように、先ず、測光エリア設定部41により、測光エリアが予め設定された初期エリアに設定される(ステップS1)。初期エリアは、例えば、図4に示す画像Fの中心に位置する中心エリア101、図5に示す画像Fの全エリア102、又は画像Fを分割した複数の分割エリア103中の選択エリアとしてもよく、他のエリアとしてもよい。ステップS1では、画像データの読み出しがなされていないため、測光エリアを分割エリア103の選択エリアとする場合、実際にエリア選択が行われるものではなく、測光エリアを分割エリア103の選択エリアとする旨の情報が設定される。
【0027】
そして、測光エリア設定部41により、読み出されていない最新の1フレームの画像データを含む複数の画像データが画像メモリ30に記憶されているか否かが判別される(ステップS2)。読み出されていない最新の1フレームの画像データを含む複数の画像データが記憶されてない場合(ステップS2;NO)、ステップS2に移行される。
【0028】
読み出されていない最新の1フレームの画像データを含む複数の画像データが記憶されている場合(ステップS2;YES)、測光エリア設定部41により、画像メモリ30から最新の2フレーム分の画像データが読み出される(ステップS3)。ステップS2は、動体検出処理に用いる複数フレームの画像データを読み出すステップであり、3フレーム以上の画像データが読み出されることとしてもよい。
【0029】
そして、測光エリア設定部41により、ステップS3で読み出された画像データの画像に基づいて、動体検出が行われる(ステップS4)。ステップS4では、複数のフレームの画像データにおける複数の画像間で輝度値に所定値以上の変化があるエリアが動体として検出される。ステップS3の動体検出は、公知の動体検出技術により行われる。動体としては、自動販売機1の顧客である人物が想定されている。人物によって背の高さが異なり、また撮像部10のレンズ前で人物が認証用にポーズをとる際にも、画像中の同じ位置に人物(の顔)が位置しないおそれがある。このため、画像内の動体を検出することは、後述する人物の顔検出において有効である。
【0030】
そして、測光エリア設定部41により、ステップS4で動体が検出されたか否かが判別される(ステップS5)。動体が検出された場合(ステップS5;YES)、タイマカウント値がクリアされる(ステップS6)。タイマカウント値は、画像データ(の動体検出処理)1フレーム毎にカウントアップされるカウント値である。つまり、撮像部10におけるフレームの撮像時間間隔を単位としたカウント値である。
【0031】
そして、ステップS2で読み出された最新の1フレームの画像データの画像中に、ステップS4で検出された動体部分が動体エリアとして決定(設定)される(ステップS7)。
【0032】
そして、測光エリア設定部41により、ステップS7で決定された動体エリアに顔検出処理がなされる(ステップS8)。ステップS8の顔検出処理は、画像(動体エリア)から顔エリアの検出を行う公知の顔検出技術が用いられる。顔検出方法としては、例えば、パターンマッチングにより、画像中の目、鼻、口を特定し、特定した目、鼻、口を含む顔エリアを検出する方法がある。また、顔検出方法としては、画像中の肌色情報を用いて人物の肌色エリアを含む顔を検出する方法等としてもよい。肌色とは、例えば、青色の色差信号Cb及び赤色の色差信号Crが、90<Cb<122(設定範囲0〜255)、132<Cr<160(設定範囲0〜255)(グレー:Cb=Cr=128)を満たす色である。
【0033】
そして、測光エリア設定部41により、ステップS8で検出された顔のエリアが(現在の)測光エリアとして設定される(ステップS9)。そして、ステップS9、S13又はS14で設定された測光エリアの平均輝度値である測光エリアの輝度情報が算出され、算出された測光リアの輝度情報に応じて、撮像部10に自動露出制御が行われ(ステップS10)、ステップS2に移行される。ステップS10では、例えば、ステップS9、S13又はS14において設定された測光エリアの座標情報と、画像メモリ30に記憶されている最新の1フレームの画像データとが、信号処理部20に送出される(なお、送出された画像データは、ステップS8の処理において用いられた画像データでもよいし、撮像部10により撮像され生成された最新の画像データを用いてもよい)。信号処理部20により、入力された測光エリアの座標情報に応じて、測光エリアの輝度情報が算出されて自動露出制御部42に出力される。また、ステップS10では、自動露出制御部42により、測光エリアの輝度情報に応じて、撮像部10の絞り機構の絞り値、撮像素子の露出時間、感度が適切な値に調整されることにより、撮像部10が適切な露出に制御される。
【0034】
動体が検出されていない場合(ステップS5;NO)、タイマカウント値が1つカウントアップされる(ステップS11)。そして、タイムカウント値が参照され、タイムオーバーであるか否かが判別される(ステップS12)。例えば、タイムカウント値が、2〜3分以上に対応する場合に、タイムオーバーであると判別される。2〜3分は、1人の顧客が自動販売機1で商品を購入するのに要すると推定される時間の閾値である。しかし、タイムオーバーとなるタイムカウント値は、この時間の閾値に限定されるものではない。
【0035】
タイムオーバーでない場合(ステップS12;NO)、測光エリア設定部41により、前回の測光エリアが現在の測光エリアとして設定され(ステップS13)、ステップS10に移行される。つまり、ステップS13では、測光エリアの変更が無い。
【0036】
タイムオーバーである場合(ステップS12;YES)、測光エリア設定部41により、初期エリアが(現在の)測光エリアとして設定され(ステップS14)、ステップS10に移行される。ステップS14において、初期エリアは、ステップS1と同様に、図4に示す中心エリア101、図5に示す全エリア102、又は分割エリア103中の選択エリアとしてもよく、他のエリアとしてもよい。ステップS14で、初期エリアを分割エリア103の選択エリアとする場合、例えば、読み出し中の最新の1フレームの画像データの画像中の全ての分割エリア103の輝度情報(平均輝度値)が算出され、逆光判定がなされ、逆光でない場合に、画像中の中心の分割エリア103が初期エリアとされ、逆光である場合に、画像中の全ての分割エリア103のうち、最も暗い分割エリア103が初期エリアとされる。
【0037】
以上、本実施の形態によれば、測光エリア設定部41が、撮像部10により撮像された画像データの画像から動体を検出し、動体を検出したか否かを判別し、動体を検出した場合に、当該検出した動体のエリア内に測光エリアを設定し、動体が検出されていないまま所定時間経過した場合に、予め設定された初期エリアを測光エリアとして設定し、自動露出制御部42が、測光エリア設定部41により設定された測光エリアの輝度情報に応じた露出制御を撮像部10に行う。
【0038】
このため、動体がフレームアウトした後に、撮像に適切な露出を得ることができる。例えば、撮像装置2により昼間に顧客の人物撮像がなされ、当該撮像された顧客のフレームアウト後、夜に別の顧客の人物の撮像がなされる場合にも、測光エリアが初期エリアに戻っているので、人物の動体検出する前のフレームの撮像画像の露出が飛ぶようなことがなく、人物の動体検出を適正に行うことができ、撮像に適切な露出を得ることができる。加えて、人物の動体検出前のフレームの撮像画像が飛ぶことによる自動露出制御の反応が遅れることを防ぐことができる。
【0039】
さらに、動体(人物)がフレームアウトした後も、監視等の用途で撮像画像データを記録していく構成の場合、画像が飛ぶことなく、監視等の用途に適切な露出の撮像を行うことができ、適切な露出の撮像画像データを記録できる。
【0040】
また、測光エリア設定部41が、動体が検出された場合に、当該動体のエリアから被写体の人物の顔を検出し、当該検出した顔のエリア内に測光エリアを設定する。このため、人物の顔の撮像に適切な露出を得ることができる。
【0041】
また、測光エリア設定部41の顔の検出は、画像の肌色を用いる顔検出、又はパターンマッチングによる顔検出である。このため、顔の検出を適切に行うことができる。
【0042】
また、前記初期エリアは、画像の全エリア、中心エリア、又は画像が分割された複数の分割エリアのうちの選択エリアである。このため、動体がフレームアウトした後に、初期エリアに応じた撮像に適切な露出を得ることができる。
【0043】
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る好適な撮像装置の一例であり、これに限定されるものではない。
【0044】
例えば、上記実施の形態では、撮像装置2が自動販売機1に設けられる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、銀行、コンビニエンスストア等のATM(Automated Teller Machine)、所定エリアへの入場者の認証装置等、人物撮像を伴う他の装置に撮像装置2が設けられる構成としてもよい。
【0045】
また、上記実施の形態では、測光エリア設定部41、自動露出制御部42が、信号処理部20に画像データの画像の特定エリアの輝度情報の算出を行わせる構成としたが、これに限定されるものではない。測光エリア設定部41、自動露出制御部42自体が、画像データの画像の特定エリアの輝度情報を算出する構成としてもよい。
【0046】
また、以上の実施の形態における撮像装置2を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【符号の説明】
【0047】
1 自動販売機
2 撮像装置
10 撮像部
20 信号処理部
30 画像メモリ
40 制御部
41 測光エリア設定部
42 自動露出制御部
3 人物
4 太陽

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像から動体を検出し、動体を検出したか否かを判別し、動体を検出した場合に、当該検出した動体のエリア内に測光エリアを設定し、動体を検出していないまま所定時間経過した場合に、予め設定された初期エリアを測光エリアとして設定する測光エリア設定部と、
前記測光エリア設定部により設定された測光エリアの輝度情報に応じた露出制御を撮像部に行う自動露出制御部と、を備える撮像装置。
【請求項2】
前記測光エリア設定部は、動体が検出された場合に、当該動体のエリアから被写体の人物の顔を検出し、当該検出した顔のエリア内に測光エリアを設定する請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記顔の検出は、肌色を用いる顔検出、又はパターンマッチングによる顔検出である請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記初期エリアは、前記画像の全エリア、中心エリア、又は前記画像が分割された複数の分割エリアのうちの選択エリアである請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−219864(P2010−219864A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−64085(P2009−64085)
【出願日】平成21年3月17日(2009.3.17)
【出願人】(303000408)コニカミノルタオプト株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】