説明

放送受信装置及び放送受信方法

【課題】放送受信におけるチャンネルの自動スキャンの精度をより向上することができる技術を提供する。
【解決手段】地域における放送局に割り当てられている物理チャンネルを走査して受信チャンネルを取得するチャンネル取得手段と、前記チャンネル取得手段にある時間帯に走査を行わせる制御手段とを備え、この制御手段はある時間帯に放送局の変更・追加を検知した場合、この時間帯とは別の時間帯に前記走査を行わせ、両走査の結果が同じ場合に放送局の変更・追加を実施する放送受信装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、受信チャンネルを設定する放送受信装置及び放送受信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
2011年の地上アナログ放送終了にともない、TVは地上デジタル放送対応TVへの置き換えが進んでいる。
一方、地上デジタル放送のチャンネル設定は、受信地点における全受信可能チャンネルをサーチし、service_idに基づくサービスリスト(受信可能周波数テーブル)を作成する必要がある。つまり、受信地点に基づき視聴者居住地域を設定した後、物理チャンネル13chから62chをスキャンして、サービスリストを取得する。放送波で送られるNIT(Network Information Table)内には、remote_control_key_idが記載されており、放送事業者が望むリモコンキー番号1〜12をTS毎に割り当てる。
【0003】
これによって、TS毎の代表的なサービスがリモコンキーに割り付けられる。このように地上デジタル放送のチャンネル設定は物理チャンネル13chから62chのサーチが必要であり、この設定はある時間帯に行われていた。例えば、特許文献1には、現在時刻の属する時間帯に、制御手段はメモリに記憶された禁止時間帯情報に基いて、受信周波数の変更を禁止または許可するかを判断する車載用受信装置が記載されている。この禁止時間帯情報は、系列局におけるローカル番組の受信を妨げるためのものである。
【0004】
しかしながら他方で、一般に自動スキャンを行う際の精度の向上への要望がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000−209071号公報(請求項5)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の実施の形態は、放送受信におけるチャンネルの自動スキャンの精度をより向上することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、実施形態によれば放送受信装置は、地域における放送局に割り当てられている物理チャンネルを走査して受信チャンネルを取得するチャンネル取得手段と、前記チャンネル取得手段にある時間帯に走査を行わせる制御手段とを備え、この制御手段はある時間帯に放送局の変更・追加を検知した場合、この時間帯とは別の時間帯に前記走査を行わせ、両走査の結果が同じ場合に放送局の変更・追加を実施する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】この発明の一実施形態に用いられる作成された受信可能周波数テーブルの一例。
【図2】同実施形態に用いられるテーブルの図。
【図3】実施例1, 2, 4の装置を示す機能ブロック図。
【図4】同実施形態の例を示すテーブルの図。
【図5】同実施形態に用いられるリモコンを示す図。
【図6】同実施形態に係わるテレビ受信装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図7】実施例3の装置を示す機能ブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態を図1乃至図7を参照して説明する。
(放送受信装置の構成と動作)
まず、本発明の一実施形態であるテレビ受信装置を、図6を用いて説明する。
図6は、後に述べる図3,7のシステムを適用する放送受信装置の一実施形態であるデジタル放送受信装置等のテレビ受信装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0010】
このテレビ受信装置は、地上アナログ放送波、並びにBS、CS及び地上デジタル放送波を受信可能であり、マイクロプロセッサ10、デジタル用チューナ11および12、デジタル用復調器13および14、及びTS復号器15を備えている。
【0011】
BS、CS及び地上デジタル放送波は、アンテナ3で受信され、この受信信号がデジタル用チューナ11および12に供給される。デジタル用チューナ11および12は、フェーズロックドループ(PLL)方式を採用し、マイクロプロセッサ10の制御により中心周波数及び帯域幅等の受信パラメータを指定してそれぞれ所望の放送波を選局するために用いられる。
【0012】
デジタル用チューナ11で選局した放送波の受信信号は、例えば日本の地上デジタル放送の場合にOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)方式のデジタル用復調器13及びTS復号器15に順次供給され、これらでデジタル映像信号及び音声信号に復調及び復号される。同様にデジタル用チューナ12で選局された受信信号は、デジタル用復調器14及びTS復号器15に順次供給され、これらでデジタル映像信号及び音声信号に復調及び復号される。
【0013】
このテレビ受信装置は、更に、信号処理部16、グラフィック処理部17、OSD(on screen display)信号生成部18、映像処理部19、ディスプレイ20、音声処理部21、スピーカー22、操作パネル23、赤外線受光部24、リモコン25、フラッシュメモリ26、USB(Universal Serial Bus)コネクタ27、カードコネクタ28、及びネットワーク通信回路29を備える。信号処理部16は、TS復号器15からのデジタル映像信号及び音声信号に対して選択的に所定のデジタル信号処理を施し、それぞれグラフィック処理部17及び音声処理部21に出力する。
【0014】
グラフィック処理部17は、信号処理部16から出力されたデジタル映像信号にOSD信号生成部18で生成されたOSD信号を選択的に重畳して出力する。映像処理部19は、グラフィック処理部17から出力されたデジタル映像信号に対してディスプレイ20に適合させる例えばサイズ調整等の変換を行う。ディスプレイ20は、映像処理部19から出力された映像信号に対応する映像を表示する。音声処理部21は、信号処理部16から出力されたデジタル音声信号をスピーカー22に適合させる音量調整等の変換を行う。スピーカー22は、音声処理部21から出力された音声信号に対応する音声を再生する。
【0015】
マイクロプロセッサ10は、操作パネル23からの操作情報、またはリモコン25から送出され赤外線受光部24で受信された操作情報を受けて、その操作内容が反映されるように各コンポーネントを制御する。ここで、操作パネル或いはキーボード23及びリモコン25は、ユーザーインタフェースとして機能する操作モジュールに相当している。図6に示すように、マイクロプロセッサ10は、様々な処理及び制御を行うCPU(central processing unit)31、このCPU31の制御プログラム及び様々な初期データを保持するROM(read only memory)32、CPU31の入出力情報を一時的に格納する作業エリアを提供するRAM(random access memory)33、I2Cバス等を介して各コンポーネントに対する設定情報及び制御情報を入出力するインタフェース34、及び放送波やネットワーク経由で取得される時刻情報及び日付情報に従って補正される時計回路35を含んでいる。
【0016】
USBコネクタ27は、様々なUSB機器を接続するために設けられている。カードコネクタ28は、様々なメディアカードを接続するために設けられている。また、ネットワーク通信回路29は、インターネットに直接あるいはLAN(local area network)経由で接続されている。時刻情報を放送波から取得する場合は、アンテナ1で受信した信号から、また時刻情報等基礎データをネットワークから取得する場合は、ネットワーク通信回路29から、それぞれマイクロプロセッサ10に取り込まれる。
【0017】
またUSBコネクタ27やカードコネクタ28は、外部からUSB機器(メモリ等)やメディアカードを接続して動画、写真、音楽データを読み出すことができる。
マイクロプロセッサ10は、USBコネクタ27に接続されるUSBメモリやカードコネクタ28に接続されるメディアカードにファイルとして保持される映像を取り込み、信号処理部16、グラフィック処理部17、及び映像処理部19での処理を経て各映像をディスプレイ20に表示させる制御を行えるように構成されている。
【0018】
なおUSB(Universal Serial Bus)コネクタ27、カードコネクタ28などは、全てのテレビ受信装置に備えられているものではない。
さて2011年の地上アナログ放送終了にともない、TVは地上デジタル放送対応TVへの置き換えが進んでいる。一方、地上デジタル放送のチャンネル設定は、受信地点における全受信可能チャンネルをサーチし、service_idに基づくサービスリスト(受信可能周波数テーブル)を作成する必要がある。
【0019】
つまり、受信地点に基づき視聴者居住地域を設定した後、物理チャンネル13chから62chをスキャンして、サービスリストを取得する。放送波で送られるNIT内には、remote_control_key_idが記載されており、放送事業者が望むリモコンキー番号1〜12をTS毎に割り当てる。これによって、TS毎の代表的なサービスがリモコンキーに割り付けられる。このように地上デジタル放送のチャンネル設定は物理チャンネル13chから62chのサーチが必要であり、この設定はある時間帯に行われていた。
【0020】
現在発売されているデジタルテレビには、地上デジタル放送のスキャン機能、およびユーザの電源オフ時に自動でスキャンを行う処理が備わっている。
[地上デジタル放送のスキャンについて]
地上デジタル放送のスキャンは、物理周波数ごとに放送局の有無をチェックし、受信できた放送局の情報を放送局リストに登録する。放送局リストには、放送局の情報とともに、その放送局を受信するための周波数も登録される。
【0021】
周波数Aと周波数Bとで同じ放送局を受信した場合では、受信状態(C/N比: Carrier to Noise Ratio)の良い方を放送局リストに登録する。
【0022】
図1は作成された受信可能周波数テーブルの一例であり、UHF帯で放送される地上デジタル放送の場合、13chから62chのいずれかが、ARIB-TR-B14規格に基づきチャンネルキー1から12のいずれかに設定される。
【0023】
物理チャンネルをスキャンし、選局に必要なservice_idやnetwork_id等を取得し、リモコンキー番号、選局周波数とともに関連付けられてTV内のNVRAM(フラッシュメモリ26)へ図4に示されるようなテーブルとして記憶される。TVにおいて初期スキャンを実施し、図1のような設置地域における受信可能周波数テーブルが作成される。
【0024】
[自動スキャンについて]
ユーザが電源をオフしたとき、受信機はパネルの電源を落とした状態で、地上デジタル放送のスキャンを行う(自動スキャン)。自動スキャンは、ユーザが地上デジタル放送のスキャンが済んでいる状態で行われる。自動スキャンで放送局の追加・変更を検知した場合は、不揮発メモリの放送局リストの情報を更新する。
【0025】
自動スキャンはユーザの電源オフ時に行われるが、深夜で停波している放送局があることを考慮し、深夜には行わないようになっている(自動スキャンを行わない時間帯がある)。
【0026】
[問題点]
周波数Aと周波数Bとで同じ放送局が受信できる環境で地上デジタル放送のスキャンを行うと、周波数Aと周波数Bの受信状態(C/N比)の優劣が時間帯によって変わる場合がある。
【0027】
例えば「昼間にスキャンをすると周波数Aでは受信良好, 周波数Bでは受信不良」で「夜間にスキャンをすると周波数Aでは受信良好, 周波数Bでは周波数Aよりも受信良好」というケースでは、夜間に自動スキャンが行われたとき、周波数Bの方が放送局リストに登録されてしまう(周波数Aの方は放送局リストから削除される)。この状態で昼間にユーザが選局を行うと、受信状態の悪い周波数Bで選局を行うようになってしまい、正しく視聴ができなくなってしまう。
【0028】
〈実施形態の要点の説明〉
一般市販のTVにおいては、受信地点における全受信可能なチャンネルをスキャンし、受信可能周波数テーブルが作成される。テレビで行う初期スキャンなる操作になる。
【0029】
図7は作成された受信可能周波数テーブルの一例であり、UHF帯で放送される地上デジタル放送の場合、13chから62chのいずれかが、ARIB-TR-B14規格に基づきチャンネルキー1から12のいずれかに設定される。
【0030】
[ポイント]
自動スキャンで放送局の変更・追加を検知した場合、その後あらためて別の時間帯(例えば昼間)でも自動スキャンを行い、そこでも放送局の変更・追加を検知できた場合のみ、放送局リストの変更を行うこととする。
【0031】
また、設定メニューや隠しメニューなどで”自動スキャンを行わない時間”をユーザが設定できるようにすることで、上記環境のユーザの環境で、頻繁に放送局リストの変更が行われないようにすることも可能である。
【0032】
(実施例1)
図3は、テレビ受信装置の構成のうち実施形態で中心となる機能ブロック図である。地上デジタルチューナー1, 2は夫々デジタル用チューナ11および12に相当し、復調器はデジタル用復調器13および14に相当している。また、TSプロセッサ36、VIDEOデコーダ37、AUDIOデコーダ38は、TS復号器15の機能に含まれる。
【0033】
不揮発性メモリ39は、NVRAM(フラッシュメモリ26)でもよいが、1バイト単位での書き込み処理が可能なシリアルEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)が多く用いられている。この場合は、不揮発性メモリであるシリアルEEPROMを備えていて、シリアルEEPROMは、IIC(Inter Integrated Circuit)コントローラを介してバスに接続される構成を採ることもできる。IICは、同一基板内などの近距離に配置されたデバイス間での高速通信を行うための方式である。
【0034】
地上デジタル放送のスキャンの際には、地上デジタルチューナー1または2で受信した信号を復調器13&14によりTSに復調する。復調されたTSがTSプロセッサ36に入力され、このTSの解析が行われ、該TSを送出している放送局を決定する。受信機は、地上デジタルチューナー1で視聴を行っている場合でも、地上デジタルチューナー2を使用してスキャンを行うことが可能である。
【0035】
ユーザが機器の電源をオフしたときに、自動スキャンが行われ、放送局リストの変更・追加を検出した場合、受信機は不揮発メモリに”自動スキャンで検出したチャンネル追加・変更情報, スキャン時刻”を保持しておく。その後、ユーザが電源オンした場合、時刻情報を取得し、昼間であることが確認できれば、もう一度自動スキャンを行う。ここでチャンネルの追加・変更を検出し、それが保持していた”自動スキャンで検出したチャンネル追加・変更情報, スキャン時刻”と一致していれば、放送局リストを更新する。
【0036】
(実施例2)
上記実施例1では昼間に再度自動スキャンを行い、”自動スキャンで検出したチャンネル追加・変更情報, スキャン時刻”と比較を行っているが、この比較を行うことなく、昼間の自動スキャンの結果をもとに放送局リストを更新してもよい。
【0037】
(実施例3)
図7は、テレビ受信装置の構成のうちこの実施形態で中心となる機能ブロック図である。地上デジタルチューナー1はデジタル用チューナ11に相当し、復調器はデジタル用復調器13に相当している。また、TSプロセッサ76は、TS復号器15の機能に含まれ、TSプロセッサ36と比べ一系統のTSを扱えればよい構成である。
【0038】
上記実施例1,2は地上デジタルチューナーを2基搭載した例を示しているが、1基のみを搭載したブロック図7においても似た処理が可能である。
自動スキャンで放送局リストの変更・追加を保持した場合、次にユーザが昼間に電源オフを行った場合に再度スキャンを行うこととし、その結果が”自動スキャンで検出したチャンネル追加・変更情報, スキャン時刻”と一致していれば、放送局リストを更新する。
【0039】
〈実施形態のポイント〉
上記実施形態により、夜間の自動スキャンにより放送局リストが変更されてしまうことを防ぎ、ユーザの利便性を損なわないことが期待できる。
(1)自動スキャンで放送局の追加・変更を検知した場合に、別の時間帯にあらためて自動スキャンを実行することにより、放送局の検出精度を上げるとともに、誤検出を防ぐ。
【0040】
(2)自動スキャンを行わない時間をユーザに設定する手段を搭載することで、特定の(例えば、電波塔から離れている、基地局から遠い、朝は特定局を受信できなくなっている等)ユーザのところで発生する誤検出を防ぐ。
【0041】
効果として、検出の精度向上と、誤検出によって放送局リストを誤って更新してしまい、ユーザに不利益を与えないようにすることが期待される。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、設定メニューや隠しメニューなどで”自動スキャンを行わない時間”をユーザが設定できるようにすることにより、上記環境のユーザ環境で、頻繁に放送局リストの変更が行われないようにすることも可能である。
【0042】
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係わる構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
【符号の説明】
【0043】
10…マイクロプロセッサ、16…信号処理部、17…グラフィック処理部、18…OSD信号生成部、19…映像処理部、20…ディスプレイ、23…操作パネル、24…赤外線受光部、25,R…リモコン、26…フラッシュメモリ、27…USBコネクタ、28…カードコネクタ、29…ネットワーク通信回路、80a…選局キー、80b…決定キー、80c…戻るキー、80d…十字キー。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地域における放送局に割り当てられている物理チャンネルを走査して受信チャンネルを取得するチャンネル取得手段と、
前記チャンネル取得手段にある時間帯に走査を行わせる制御手段とを備え、
この制御手段はある時間帯に放送局の変更・追加を検知した場合、この時間帯とは別の時間帯に前記走査を行わせ、両走査の結果が同じ場合に放送局の変更・追加を実施する放送受信装置。
【請求項2】
前記制御手段は、更に前記結果が同じ放送局に前記変更・追加を実施し、この結果が同じではない放送局に前記変更・追加の実施を抑制する請求項1に記載の放送受信装置。
【請求項3】
更に外部からの前記時間帯の設定手段を備え、この設定手段の設定に基づいて前記チャンネル取得手段は走査を行う請求項1に記載の放送受信装置。
【請求項4】
前記設定は、走査を禁止する時間帯の設定である請求項3に記載の放送受信装置。
【請求項5】
地域における放送局に割り当てられている物理チャンネルをある時間帯に走査して受信チャンネルを取得し、
この時間帯に放送局の変更・追加を検知した場合、この時間帯とは別の時間帯に前記走査を行い、両走査の結果が同じ場合に放送局の変更・追加を実施する放送受信方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−253467(P2012−253467A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−122961(P2011−122961)
【出願日】平成23年5月31日(2011.5.31)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】