説明

文字入力装置、情報処理装置、文字入力方法、及びプログラム

【課題】直感的な操作性でより分かりやすく、文字入力に要する操作量を低減する。
【解決手段】キー入力部15からキー入力があった場合には、キーを1回押下する毎に、キーに割り当てられた複数の文字を巡回表示し、所望する文字が表示された状態で、異なるキーが押下されると、その時点で表示していた文字の入力を確定する。一方、タッチパネル14が搭載された表示部13には、小文字及び促音文字を割り当てたパレット20を表示しておく。そして、パレット20上の文字(小文字、または促音文字)がタップ操作されると、タップ操作が行われた位置の文字の入力を確定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話などの小型端末に係り、平仮名、またはカタカナの小文字、及び促音文字を入力する文字入力装置、情報処理装置、文字入力方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話などの移動通信端末装置では、筐体の小型化の要求から、搭載するキーの数を多くできない状況である。このため、少ないキーで、多種の文字を入力するために、様々な技術が実用化されている。例えば、日本語の文字入力では、電話番号入力用のテンキーの1つ1つのキーのそれぞれに複数の文字を割り当て、キーを1回押下する毎に、例えば、「あ行」の場合、「あ」→「い」→「う」…→「あ」→「い」というように巡回表示し、所望する文字が表示された状態で、異なるキーが押下されたり、確定キーなどの特定キーが押下されると、その時点で表示していた文字の入力を確定し、次の文字入力に移行するようになっている。
【0003】
上述した文字入力方法では、所望する1文字を入力するためには、該当キーを複数回押下することになり、文字入力のために打鍵数が多くなるという問題点がある。特に、平仮名、または、カタカナの各行の文字の小文字、及び促音文字の入力を、電話番号入力用のテンキーへの複数回の打鍵により入力する場合には、入力のための打鍵数が増加してしまう。
【0004】
そこで、特許文献1では、濁音文字等の補助候補文字を1回のクリックで入力する文字入力方法が提案されている。該文字入力方法では、50音が配列された仮想キーボードを画面上に表示し、該仮想キーボード上のいずれかの文字をタップすると、その文字を示す拡大キーと、その周囲にタップした文字から一定範囲内の文字を隣接拡大キーとして表示する。さらに、タップ文字の補助候補文字なども拡大キーの周囲に表示する。ユーザは、拡大キーとその周囲に表示された文字をタップすることで文字を入力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−182487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
携帯電話などの小型端末は、その商品特性から、筐体の小型化が要求されており、搭載するキーの数が制限されていることに加えて、タッチパネルとして使用する画面も必要以上に広くできない。
【0007】
しかしながら、上述した特許文献1では、仮想キーボード(50音が表示可能)を表示できるだけの広大な表示エリアを必要とし、さらに、1文字の入力時に拡大キーが表示されるため、画面の小さい携帯電話などの移動通信端末装置では、その表示で画面が見えなくなるという問題点がある。
【0008】
本発明は、このような課題を解決することのできる文字入力装置、情報処理装置、文字入力方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するために、本発明は、画面上へのタップ操作を検出するタッチパネルが搭載された表示手段と、複数のキーからなり、それぞれのキーに複数の文字や記号などが割り当てられた入力手段と、複数の文字や記号のうち、特定の文字や記号を割り当てたパレットを前記表示手段に表示するパレット表示制御手段と、前記入力手段のキーが押下されると、該当キーに割り当てられている複数の文字や記号のうち、押下回数に対応する文字や記号を入力文字とするとともに、前記パレット表示制御手段によって前記表示手段に表示されているパレットがタップ操作されると、タップ位置に割り当てられた、特定の文字や記号を入力文字とする文字入力制御手段とを備えることを特徴とする文字入力装置である。
【0010】
また、上述した課題を解決するために、本発明は、表示手段と、複数のキーからなり、それぞれのキーに複数の文字や記号などが割り当てられた入力手段と、複数の文字や記号のうち、特定の文字や記号を割り当てたパレットを前記表示手段に表示するパレット表示制御手段と、前記入力手段のキーが押下されると、該当キーに割り当てられている複数の文字や記号のうち、押下回数に対応する文字や記号を入力文字とするとともに、前記パレット表示制御手段によって前記表示手段に表示されているパレットがタップ操作されると、タップ位置に割り当てられた、特定の文字や記号を入力文字とする文字入力制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置である。
【0011】
また、上述した課題を解決するために、本発明は、それぞれのキーに複数の文字や記号などが割り当てられた複数のキーのうち、いずれかのキーが押下されると、該当キーに割り当てられている複数の文字や記号のうち、押下回数に対応する文字や記号を入力文字とするステップと、前記複数の文字や記号のうち、特定の文字や記号を割り当てたパレットを表示部に表示するステップと、前記表示部に表示されている前記パレットへのタップ操作を検出するステップと、前記パレットへのタップ操作が検出されると、タップ位置に割り当てられた、特定の文字や記号を入力文字とするステップとを含むことを特徴とする文字入力方法である。
【0012】
また、上述した課題を解決するために、本発明は、表示部と複数のキーとを備える情報処理装置のコンピュータに、それぞれのキーに複数の文字や記号などが割り当てられた前記複数のキーのうち、いずれかのキーが押下されると、該当キーに割り当てられている複数の文字や記号のうち、押下回数に対応する文字や記号を入力文字とするキー文字入力機能、前記複数の文字や記号のうち、特定の文字や記号を割り当てたパレットを前記表示部に表示するパレット表示機能、前記表示部に表示されている前記パレットへのタップ操作を検出するタップ操作検出機能、前記パレットへのタップ操作が検出されると、タップ位置に割り当てられた、特定の文字や記号を入力文字とするパレット文字入力機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
【発明の効果】
【0013】
この発明によれば、小さな画面を有する装置であっても、直感的な操作性でより分かりやすく、文字入力における小文字変換や促音文字の入力等に要する操作量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態による携帯電話(情報処理装置)の外観を示す模式図である。
【図2】本実施形態による携帯電話(情報処理装置)の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態による情報処理装置(携帯電話)において小文字、及び促音文字を入力する際に画面上に表示されるパレットの一構成例を示す模式図である。
【図4】本実施形態による情報処理装置(携帯電話)において画面上に表示されるパレットの移動例を示す模式図である。
【図5】本実施形態による情報処理装置(携帯電話)において文字入力時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】従来方式を用いて「キャッシュ」との語を入力する場合における、キーストローク(入力キー)と、入力中文字(入力文字候補)と確定文字との変化を表した図である。
【図7】本実施形態による文字入力方式を用いて「キャッシュ」との語を入力する場合における、キーストローク(入力キー)とパレットからの入力とを表した図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施形態による携帯電話(情報処理装置)の外観を示す模式図である。図において、携帯電話1は、液晶表示器などからなる表示部13、表示部13の画面上に搭載されたタッチパネル14、各種機能キーや、テンキーなどからなるキー入力部15を備えている。文字入力時、表示部13の画面には、平仮名、またはカタカナにおける小文字及び促音文字が割り当てられたパレット20を表示する。ユーザは、パレット20から入力したい文字(小文字、または促音文字)を直接タッチして1回の打鍵(タッチ)で入力するようになっている。
【0017】
図2は、本実施形態による携帯電話(情報処理装置)の構成を示すブロック図である。なお、図1に対応する部分には同一の符号を付けている。図2において、通信部10は、電話通信網を介して、音声通話や、データ送受信などを行う。ROM11は、プログラムや、各種動作パラメータなどを記憶する。RAM12は、変更可能なパラメータや、各種データなどを記憶する。表示部13は、液晶表示器などからなり、各種データや、画像などを表示する。特に、本実施形態では、小文字及び促音文字が割り当てられたパレット20(図1参照)を表示する。パレット20は、表示画面よりも小型であり、画面上を移動可能となっている。パレット20の使用方法については後述する。
【0018】
タッチパネル14は、表示部13の画面上に設けられており、ユーザによるタップ操作を検出し、検出結果を後述する制御部に伝達する。キー入力部15は、各種機能キーや、テンキーなどからなる。特に、本実施形態では、既存の携帯電話と同様に、数字入力に加えて、テンキーの1つ1つのキーのそれぞれに複数の文字が割り当てられており、例えば、「あ行」の場合、「1」キーを1回押下する毎に、「あ」→「い」→「う」…→「あ」→「い」というように巡回表示するようになっている。
【0019】
制御部16は、上述したROM11に記憶されているプログラムを実行し、各部の動作を制御し、特に、本実施形態では、制御部16による文字入力制御について説明する。制御部16は、上述したパレット20の表示部13への表示や、タッチパネル14によるパレット20上のタップ操作の検出結果に基づく文字入力、キー入力部15のテンキー操作に応じた文字入力を制御する。
【0020】
より具体的には、制御部16は、平仮名、またはカタカナにおける大文字については、従来と同様に、電話番号入力用のテンキーの1つ1つのキーのそれぞれに、あ行〜わ行のうちの1つの行の複数の文字を割り当て、キーを1回押下する毎に、例えば、「あ行」の場合、「あ」→「い」→「う」…→「あ」→「い」というように巡回表示し、所望する文字が表示された状態で、異なるキーが押下されると、その時点で表示していた文字の入力を確定し、次の文字入力に移行するようになっている。
【0021】
但し、平仮名、またはカタカナにおける小文字及び促音文字については、タッチパネル14搭載の画面に、平仮名、またはカタカナにおける小文字及び促音文字を割り当てたパレット20を表示し、該パレット20から入力したい文字(小文字、または促音文字)を直接タッチして選択することで、従来なら複数回打鍵して目的の文字を選択していた操作を、1回の打鍵(タッチ)で入力するようになっている。
【0022】
このため、本実施形態による文字入力方法では、外来語などで小文字、及び促音文字を続けて入力する際には、従来の入力方法に比べて操作量が低減される。
【0023】
図3は、本実施形態による情報処理装置(携帯電話)において小文字、及び促音文字を入力する際に画面上に表示されるパレットの一構成例を示す模式図である。図示の例では、パレット20を10個のマス目に分割し、小文字及び促音文字として、上段に「ぁ」、「ぃ」、「ぅ」、「ぇ」、「ぉ」、下段に「っ」、「ゃ」、「ゅ」、「ょ」、「ゎ」の10文字を表示するようになっている。
【0024】
なお、パレット20の表示自身が、作成文章や、変換候補の表示エリアを隠してしまうことも考えられるため、図4に示すように、ユーザ操作によりパレット20の表示位置を移動できるようにする。また、パレット20の表示/非表示についても、ユーザ操作で任意に行えるようにする。つまり、制御部16は、ユーザのタッチパネル14における操作(パレットを指でタッチ→そのまま指を移動)に基づいて、表示しているパレット20の表示位置を移動する処理を行う。
【0025】
さらに、図3では、10個の文字をパレット20上に表示しているが、パレット20上に表示する文字の順番や、数については任意とし、搭載機器に応じたカスタマイズを可能とすることで、パレット20が表示エリアを隠してしまうことを回避できる。例えば、パレット20の表示範囲を極小にしたければ、パレットに表示する文字数を少なくすればよい(例えば、10個以下)。
【0026】
図5は、本実施形態による情報処理装置(携帯電話)において文字入力時の動作を説明するためのフローチャートである。文字入力時には、まず、表示部13にパレット20を表示する(ステップS1)。次に、キー入力部15からキー入力があったか否かを判定し(ステップS2)、キー入力部15からキー入力があった場合には、押下されたキーが直前に押下されたキーから変わったか否かを判定する(ステップS3)。これは、押下されたキーに割り当てられている文字を入力候補文字として表示するか、直前に押下されたキーに対応する入力文字を確定するかを判定するためである。
【0027】
そして、押下されたキーが直前に押下されたキーと違う場合には、直前に入力された文字を変換候補の文字として確定し(ステップS4)、その後、押下されたキーに対応する文字を入力文字として表示部13の画面(図示しない変換候補の表示エリア)に表示する(ステップS5)。一方、押下されたキーが直前に押下されたキーと同じ場合には、押下されたキーの押下回数に対応する次の文字を入力文字として表示部13の画面(図示しない変換候補の表示エリア)に表示する(ステップS5)。
【0028】
次に、文字入力を行うキー以外のキーが押下されたかに基づいて、文字入力が終了したか否かを判定し(ステップS10)、文字入力が続く場合には、ステップS2に戻る。一方、文字入力が終了した場合には、当該処理を終了する。
【0029】
一方、キー入力部15からキー入力がなかった場合には、パレット20へのタップ入力であるか否かを判定する(ステップS6)。そして、パレット20へのタップ入力であった場合には、タップ位置に応じた文字を入力文字として表示部13の画面(図示しない変換候補の表示エリア)に表示し(ステップS7)、入力文字を変換候補の文字として確定する(ステップS8)。次に、文字入力が終了したか否かを判定し(ステップS10)、文字入力が続く場合には、ステップS2に戻る。一方、文字入力が終了した場合には、当該処理を終了する。
【0030】
また、キー入力部15からキー入力がなく、パレット20へのタップ入力でもない場合には、その他の処理(文字入力終了、変換、英数切替など)を実行し(ステップS9)、文字入力が終了したか否かを判定し(ステップS10)、文字入力が続く場合には、ステップS2に戻る。一方、文字入力が終了した場合には、当該処理を終了する。
【0031】
次に、本実施形態による文字入力方式と、従来の携帯電話端末の文字入力方式とについて、小文字、及び促音文字を含む「キャッシュ」を入力する際に必要とされる操作量を比較して説明する。
【0032】
図6は、従来方式を用いて「キャッシュ」との語を入力する場合における、キーストローク(入力キー)と、入力中文字(入力文字候補)と、確定文字との変化を表した図である。図6に示すように、従来方式では、「キ」の入力に数字「2」キーを2回押下し、その後、数字「8」キーを1回押下、小文字にするため「小文字変換」を1回行う必要がある。同様に、「ャ」、「ッ」、「シ」、「ュ」の入力に、それぞれ、キーを4、2、3回押下する必要があり、全体で13回のキー操作が必要となる。
【0033】
図7は、本実施形態による文字入力方式を用いて「キャッシュ」との語を入力する場合における、キーストローク(入力キー)と、専用パレットからの入力を表した図である。図7に示すように、本実施形態による文字入力方式では、「キ」の入力に数字「2」キーを2回押下し、「シ」の入力の場合も、数字「3」キーを2回押下する必要があるが、「ャ」、「ッ」、「ュ」の入力にそれぞれ、パレット20での選択が文字毎に1回の押下で操作が完了し、全体の操作回数は、7回に短縮される。
【0034】
本発明によれば、文字入力の際に目的の文字が表示されるまでキーを複数回押下していた操作(小文字及び促音文字の入力)を、専用のパレットに表示した文字から選択し、1回の打鍵で、数回の打鍵を必要としていたものと同じ結果を得ることが可能となるため、小文字や促音文字の入力に要するボタン(キー)操作量を大幅に低減することが可能となる。
【0035】
なお、上述した実施形態では、情報処理装置として携帯電話について説明したが、PDAや、携帯型の端末で入力を行う装置で、キーボードの1つのキーに複数の文字や機能などの選択肢を割り当てて複数回打鍵することで、入力内容を選択する端末装置であればよく、同様に、入力の省力化を図ることができる。
【符号の説明】
【0036】
1 携帯電話
10 通信部
11 ROM
12 RAM
13 表示部
14 タッチパネル
15 キー入力部
20 パレット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画面上へのタップ操作を検出するタッチパネルが搭載された表示手段と、
複数のキーからなり、それぞれのキーに複数の文字や記号などが割り当てられた入力手段と、
複数の文字や記号のうち、特定の文字や記号を割り当てたパレットを前記表示手段に表示するパレット表示制御手段と、
前記入力手段のキーが押下されると、該当キーに割り当てられている複数の文字や記号のうち、押下回数に対応する文字や記号を入力文字とするとともに、前記パレット表示制御手段によって前記表示手段に表示されているパレットがタップ操作されると、タップ位置に割り当てられた、特定の文字や記号を入力文字とする文字入力制御手段と
を備えることを特徴とする文字入力装置。
【請求項2】
前記パレット表示制御手段は、前記パレットに割り当てる特定の文字や記号として、少なくとも、平仮名またはカタカナの促音文字、及び平仮名またはカタカナの小文字を割り当てる
ことを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
【請求項3】
前記パレット表示制御手段は、前記パレットの前記表示手段に対する表示位置を変更する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の文字入力装置。
【請求項4】
前記パレット表示制御手段は、前記パレットに割り当てる文字数を変更する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の文字入力装置。
【請求項5】
表示手段と、
複数のキーからなり、それぞれのキーに複数の文字や記号などが割り当てられた入力手段と、
複数の文字や記号のうち、特定の文字や記号を割り当てたパレットを前記表示手段に表示するパレット表示制御手段と、
前記入力手段のキーが押下されると、該当キーに割り当てられている複数の文字や記号のうち、押下回数に対応する文字や記号を入力文字とするとともに、前記パレット表示制御手段によって前記表示手段に表示されているパレットがタップ操作されると、タップ位置に割り当てられた、特定の文字や記号を入力文字とする文字入力制御手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
前記パレット表示制御手段は、前記パレットに割り当てる特定の文字や記号として、少なくとも、平仮名またはカタカナの促音文字、及び平仮名またはカタカナの小文字を割り当てる
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記パレット表示制御手段は、前記パレットの前記表示手段に対する表示位置を変更する
ことを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記パレット表示制御手段は、前記パレットに割り当てる文字数を変更する
ことを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項9】
それぞれのキーに複数の文字や記号などが割り当てられた複数のキーのうち、いずれかのキーが押下されると、該当キーに割り当てられている複数の文字や記号のうち、押下回数に対応する文字や記号を入力文字とするステップと、
前記複数の文字や記号のうち、特定の文字や記号を割り当てたパレットを表示部に表示するステップと、
前記表示部に表示されている前記パレットへのタップ操作を検出するステップと、
前記パレットへのタップ操作が検出されると、タップ位置に割り当てられた、特定の文字や記号を入力文字とするステップと
を含むことを特徴とする文字入力方法。
【請求項10】
表示部と複数のキーとを備える情報処理装置のコンピュータに、
それぞれのキーに複数の文字や記号などが割り当てられた前記複数のキーのうち、いずれかのキーが押下されると、該当キーに割り当てられている複数の文字や記号のうち、押下回数に対応する文字や記号を入力文字とするキー文字入力機能、
前記複数の文字や記号のうち、特定の文字や記号を割り当てたパレットを前記表示部に表示するパレット表示機能、
前記表示部に表示されている前記パレットへのタップ操作を検出するタップ操作検出機能、
前記パレットへのタップ操作が検出されると、タップ位置に割り当てられた、特定の文字や記号を入力文字とするパレット文字入力機能
を実行させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−79198(P2012−79198A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−225514(P2010−225514)
【出願日】平成22年10月5日(2010.10.5)
【出願人】(310006855)NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 (1,081)
【Fターム(参考)】