説明

映像監視システム

【課題】監視対象の領域を撮影するカメラと、カメラに伝送回線を介して接続され、カメラにより撮影された映像を記録する記録装置とを有する映像監視システムにおいて、伝送回線または記録装置に異常が発生したとしても可用性を維持することができるようにする。
【解決手段】映像監視システム10は、伝送回線14及び記録装置16の少なくとも一方の異常を検出する異常検出部20と、異常検出部20により異常が検出された場合、カメラ12の動作モードを、ネットワークモードからスタンドアローンモードに切り替える制御部22とを有する。この切り替えにより、異常が発生したとしても可用性を維持することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラにより撮影された監視対象の領域の映像を記録する映像監視システムの改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、防犯などの監視用途として、屋外または屋内の施設などの監視対象の領域を撮影するカメラと、このカメラに伝送回線を介して接続され、カメラにより撮影された映像を記録する記録装置とを有する映像監視システムが知られている。
【0003】
下記特許文献1には、監視領域を撮影するカメラと、このカメラに無線ネットワークを介して接続され、カメラにより撮影された映像を記録するモニタ装置とからなる監視システムが記載されている。この監視システムにおいては、カメラ側に記憶装置が設けられ、この記憶装置に、カメラにより撮影された映像が画像ファイルとして記憶され、その後、その画像ファイルが無線ネットワークを介してモニタ装置に送信される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−21604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の映像監視システムにおいては、カメラにより撮影された監視対象の領域の映像を、伝送回線を介して遠隔の記録装置に記録させることができる。しかしながら、このシステムに異常が発生すると、監視対象の領域を撮影する機能、及び撮影された映像を記録する機能を継続して達成する能力(この能力を、以降、可用性と記す)が低下してしまうという問題がある。
【0006】
例えば、停電が発生してカメラに電力が供給されなくなると、カメラは、その間、監視対象の領域を撮影することができない。また、伝送回線に断線などの異常が生じると、記録装置は、カメラにより撮影された映像を受信できず、当然にその映像を記録することができない。また、記録装置自体に故障などの異常が生じると、記録装置は、カメラにより撮影された映像を記録することができない。さらに、カメラ設置工事の簡素化の観点から、記録装置から伝送回線を介してカメラに電力が供給される映像監視システムでは、伝送回線または記録装置自体の異常によりカメラへの電力供給が停止してしまい、カメラの動作が停止してしまう。
【0007】
本発明の目的は、伝送回線または記録装置に異常が発生したとしても、可用性を維持することができる映像監視システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、監視対象の領域を撮影するカメラと、カメラに伝送回線を介して接続され、カメラにより撮影された映像を記録する記録装置と、を有する映像監視システムにおいて、伝送回線及び記録装置の少なくとも一方の異常を検出する異常検出部と、異常検出部により異常が検出された場合、カメラの動作モードを、ネットワークモードからスタンドアローンモードに切り替える制御部と、を有することを特徴とする。
【0009】
また、カメラは、撮影された映像を記憶する記憶媒体を有し、異常検出部は、伝送回線における伝送信号の異常を検出する伝送信号センサを有し、伝送信号センサにより異常が検出された場合、制御部は、動作モードをスタンドアローンモードに切り替え、撮影された映像を、記録装置へ送信することを停止して記憶媒体に記憶させることができる。
【0010】
また、カメラの動作モードがネットワークモードの場合、カメラにより撮影された映像が、動画像データとして記録装置へ送信され、制御部は、動作モードをスタンドアローンモードに切り替えると、撮影された映像を、静止画像データとして記憶媒体に記憶させることができる。
【0011】
また、カメラは、撮影された映像を記憶する記憶媒体を複数有し、制御部は、動作モードをスタンドアローンモードに切り替えると、撮影された映像を、複数の記憶媒体にそれぞれ記憶させることができる。
【0012】
また、カメラはバッテリを搭載し、異常検出部は、カメラに供給される電力の異常を検出する電力センサを有し、電力センサにより異常が検出された場合、制御部は、スタンドアローンモードに切り替え、バッテリから供給される電力によってカメラを動作させることができる。
【0013】
また、異常検出部は、記録装置の異常を検出する記録装置センサを有し、記録装置センサにより異常が検出された場合、制御部は、スタンドアローンモードに切り替え、バッテリから供給される電力によってカメラを動作させるとともに、撮影された映像を、記録装置へ送信することを停止して記憶媒体に記憶させることができる。
【0014】
また、カメラは、監視対象の領域にいる人を検知する人感センサを有し、動作モードがスタンドアローンモードである場合、人感センサによる人の検知に基づいて、カメラは映像を撮影することができる。
【0015】
また、カメラは、映像監視システムの状態を表示する状態表示部を有し、状態表示部は、動作モードの状態、バッテリの状態及び記憶媒体の状態の少なくとも1つを表示することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の映像監視システムによれば、伝送回線または記録装置に異常が発生したとしても、可用性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本実施形態に係る映像監視システムの構成を示す図である。
【図2】映像監視システムの制御動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明に係る映像監視システムの実施形態について、図に従って説明する。一例として、一つの建物を挙げ、防犯等の監視用途で、この建物に設けられるカメラにより取得される映像を、カメラから離れた遠方で記録する映像監視システムについて説明する。
【0019】
なお、本発明は、この態様に限らず、複数の建物にそれぞれ設けられるカメラにより取得される映像を、その複数の建物から離れた場所、例えば監視センタで記録する映像監視システムにも適用することができる。
【0020】
図1は、本実施形態の映像監視システム10の構成を示す図である。映像監視システム10は、監視対象の領域を撮影するカメラ12と、カメラ12に伝送回線14を介して接続され、カメラ12により撮影された映像を記録する記録装置16とを有する。
【0021】
伝送回線14は、有線方式のネットワークであり、例えばイーサネット(登録商標)である。本実施形態においては、設置工事を簡素化する観点から、伝送回線14のケーブルを利用して給電可能なPoE(Power over Ethernet)が採用される。なお、本発明はこの構成に限定されず、伝送回線14とは異なる配線を介してカメラ12への給電を行うこともできる。また、この構成とする場合、伝送回線14を、無線方式のネットワークとすることもできる。
【0022】
記録装置16は、例えば建物または建物の設備を管理する管理室に設置される。記録装置16は、図示しないが、カメラ12から伝送回線14を介して送られる映像を記録する記録部と、カメラ12へ伝送回線14を介して電力を供給する給電部とを有する。また、記録装置16は、記録部と給電部の異常を検出し、この異常情報を外部へ発報する異常発報部(図示せず)を有する。異常発報部は、伝送回線14を介してカメラ12へ異常情報を送信することができる。
【0023】
カメラ12は、図1に示されるように建物に3台配置されている。なお、カメラ12の数は一例であって、本発明はカメラ12の数3個に限定されない。また、カメラ12は、上述したように、複数の建物にそれぞれ配置されてもよい。
【0024】
カメラ12により撮影される監視対象の領域とは、公共の領域であり、例えば店舗内、オフィスビル内、エレベータかご内、駅構内、またはこれらの外部である。カメラ12は、建物の内壁、外壁および天井に設置され、上記領域を撮影する。
【0025】
カメラ12は、監視対象の領域を映像として取得する撮像部18と、伝送回線14及び記録装置16の異常を検出する異常検出部20と、カメラ12の動作を制御する制御部22と、を有する。
【0026】
撮像部18は、光の明暗を電気信号へ変換する装置であり、例えばCCDイメージセンサを含む。撮像部18により取得された映像は、制御部22で処理される。
【0027】
異常検出部20は、伝送信号センサ24と電力センサ26と記録装置センサ28とを有する。これらのセンサ24,26,28は、異常を検出すると、その異常情報を制御部22へ出力する。
【0028】
伝送信号センサ24は、伝送回線14における伝送信号の異常を検出する。伝送信号とは、映像に関する信号である。伝送信号センサ24は、カメラ12から記録装置16への映像の送信中に送信エラーが発生した場合、伝送信号の異常を検出する。また、伝送信号センサ24は、伝送回線14の断線などの物理的な異常も検出することができる。
【0029】
電力センサ26は、カメラ12に供給される電力の異常を検出する。カメラ12に供給される電力とは、本実施形態の映像監視システム10においては、伝送回線14を介して記録装置16からカメラ12に供給される電力のことである。電力センサ26は、その電力の電圧または電流を計測し、それらが適正範囲外(例えば電圧低下)になった場合、電力の異常を検出する。
【0030】
記録装置センサ28は、記録装置16の異常を検出する。具体的には、記録装置センサ28は、上述した記録装置16の異常発報部からの異常情報を受信した場合、記録装置16の異常を検出する。
【0031】
制御部22は、一つの態様では、ハードウェア資源とソフトウェアとの協働により実現され、例えば電子制御ユニットである。具体的には、制御部22の機能は、カメラ12内に記録された制御プログラムがメインメモリに読み出されてCPU(Central Processing Unit)により実行されることによって実現される。制御部22は、物理的に1つの装置により実現されてもよく、または複数の装置により実現されてもよい。
【0032】
本実施形態の制御部22は、異常検出部20により異常が検出された場合、カメラ12の動作モードを、ネットワークモードからスタンドアローンモードに切り替える。ネットワークモードとは、映像及び電力のやり取りを、伝送回線14を介して行う通常の動作モードのことである。一方、スタンドアローンモードとは、伝送回線14の機能を遮断して、カメラ12単体で映像の撮影と記録を行う緊急時の動作モードのことである。本実施形態の映像監視システム10によれば、伝送回線14及び記録装置16に異常が発生したとしても、カメラ12をネットワークから切り離すことにより、システムとしての可用性を維持することができる。
【0033】
カメラ12は、記憶媒体30とバッテリ32と人感センサ34と状態表示部36とを有する。これら30,32,34,36は、制御部22により制御される。
【0034】
記憶媒体30は、スタンドアローンモード時に、撮影された映像を記憶する補助的なまたは緊急時の記憶媒体である。記憶媒体30は、図1に示されるようにカメラ12に2個設けられる。なお、記憶媒体30の数は一例であって、本発明は記憶媒体30の数2個に限定されず、冗長予備を考慮しない場合、1個であってもよく、冗長予備をさらに考慮する場合、3個以上であってもよい。記憶媒体30は、カメラ12から着脱可能なもの、例えばフラッシュメモリとすることが好適である。
【0035】
バッテリ32は、充放電可能な二次電池、例えばリチウムイオン二次電池である。バッテリ32は、ネットワークモード時においては、外部、本実施形態では記録装置16から供給される電力により充電し、スタンドアローンモード時には、その内部電力を放電してカメラ12の各構成要素に電力を供給する。
【0036】
人感センサ34は、監視対象の領域にいる人を検知するセンサであり、例えば赤外線センサである。省エネまたは記憶容量抑制の観点から、撮像部18は、スタンドアローンモード時に、人感センサ34の検知結果に基づいて映像を取得する。
【0037】
状態表示部36は、LEDなどのランプまたは液晶画面であり、映像監視システム10の状態を表示する。映像監視システム10の状態は、伝送回線14及び記録装置16の状態、動作モードの状態、バッテリ32の状態、記憶媒体30の状態を含む。伝送回線14及び記録装置16の状態は正常と異常を含み、動作モードの状態はネットワークモードとスタンドアローンモードを含み、バッテリ32の状態は満充電と空充電を含み、記憶媒体30は正常と異常を含む。状態表示部36は、これらの状態を表示することで、管理者または保守員に対して現在の映像監視システム10の状態を知らせることができる。
【0038】
次に、映像監視システム10の制御動作について、図2を用いて説明する。図2は、制御動作の一例を示すフローチャートである。なお、この制御動作においては、映像監視システム10が正常な状態であり、カメラ12の動作モードがネットワークモードであるときをスタートの時点とする。
【0039】
まず、ステップS101において、異常検出部20により異常が検出されたか否かが判断される。異常がない場合、ステップS102に進み、ネットワークモードが維持される。一方、異常が検出された場合、ステップS105に進み、制御部22によりスタンドアローンモードに切り替えられる。
【0040】
ステップS102において、ネットワークモードが維持されると、ステップS103で、カメラ12により映像が取得される。このとき、取得された映像は、制御部22により動画像データとして処理される。そして、ステップ104において、その動画像データが伝送回線14を介して記録装置16に送られ、そこで記録され、制御動作が終了する。
【0041】
一方、ステップS105において、カメラ12の動作モードがネットワークモードからスタンドアローンモードに切り替えられると、状態表示部36により、その旨が表示される。
【0042】
そして、ステップS106において、制御部22によりバッテリ32からの給電が開始され、この電力によりカメラ12が動作する。ステップS107においては、カメラ12により映像が取得される。具体的には、人感センサ34により人が検知されている間、カメラ12により映像が取得される。このように、監視対象の領域に人がいる場合のみ、その映像を取得することにより、緊急時におけるバッテリ32の残存容量を確保しカメラ12の動作時間を長くすることができる。また、緊急時における映像データの記録容量の不足を抑制することができる。
【0043】
そして、ステップS108において、制御部22により、取得された映像が、記録装置16へ送信されずに記憶媒体30にそれぞれ記憶され、本制御動作が終了する。具体的には、制御部22により、取得された映像が、静止画像データに変換され、そのデータが記憶媒体30にそれぞれ記憶される。静止画像データは、動画像データを、所定時間毎に間引きしたデータであるので、データ容量が小さくなる。よって、緊急時において、記憶媒体30の容量が不足してしまうことを抑制することができる。
【0044】
本実施形態の映像監視システム10によれば、伝送回線14と記録装置16に異常が生じたとしても、カメラ12単体で、映像の撮影と、撮影された映像の記録とを行うことができるので、システムの可用性を維持することができる。
【0045】
本実施形態においては、異常検出部20の異常検出に基づいて、制御部22がネットワークモードからスタンドアローンモードに切り替える場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。異常検出部20の異常検出がなくなった場合、制御部22がスタンドアローンモードからネットワークモードに切り替えることができる。この場合、制御部22は、カメラ12の記憶媒体30に記憶された静止画像データを、伝送回線14を介して記録装置16に送信することができる。
【0046】
また、本実施形態では、ネットワークモード時に、撮影された映像を静止画像データとして記憶媒体30に記憶する場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、記憶媒体30の容量に余裕があるのであれば、動画像データを記憶することもできる。具体的には、制御部22は、記憶媒体30の容量を監視し、空き容量に余裕があるのであれば、動画像データを記憶媒体30に記憶させることもできる。さらに、制御部22は、バッテリ32の残存容量を監視し、その容量と記憶媒体30の空き容量に余裕があるのであれば、人感センサ34による人の検知の有無にかかわらず、映像を記録してもよい。
【符号の説明】
【0047】
10 映像監視システム、12 カメラ、14 伝送回線、16 記録装置、18 撮像部、20 異常検出部、22 制御部、24 伝送信号センサ、26 電力センサ、28 記録装置センサ、30 記憶媒体、32 バッテリ、34 人感センサ、36 状態表示部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
監視対象の領域を撮影するカメラと、
カメラに伝送回線を介して接続され、カメラにより撮影された映像を記録する記録装置と、
を有する映像監視システムにおいて、
伝送回線及び記録装置の少なくとも一方の異常を検出する異常検出部と、
異常検出部により異常が検出された場合、カメラの動作モードを、ネットワークモードからスタンドアローンモードに切り替える制御部と、
を有することを特徴とする映像監視システム。
【請求項2】
請求項1に記載の映像監視システムにおいて、
カメラは、撮影された映像を記憶する記憶媒体を有し、
異常検出部は、伝送回線における伝送信号の異常を検出する伝送信号センサを有し、
伝送信号センサにより異常が検出された場合、制御部は、動作モードをスタンドアローンモードに切り替え、撮影された映像を、記録装置へ送信することを停止して記憶媒体に記憶させる、
ことを特徴とする映像監視システム。
【請求項3】
請求項2に記載の映像監視システムにおいて、
カメラの動作モードがネットワークモードの場合、カメラにより撮影された映像が、動画像データとして記録装置へ送信され、
制御部は、動作モードをスタンドアローンモードに切り替えると、撮影された映像を、静止画像データとして記憶媒体に記憶させる、
ことを特徴とする映像監視システム。
【請求項4】
請求項2または3に記載の映像監視システムにおいて、
カメラは、撮影された映像を記憶する記憶媒体を複数有し、
制御部は、動作モードをスタンドアローンモードに切り替えると、撮影された映像を、複数の記憶媒体にそれぞれ記憶させる、
ことを特徴とする映像監視システム。
【請求項5】
請求項2から4のいずれか1つに記載の映像監視システムにおいて、
カメラはバッテリを搭載し、
異常検出部は、カメラに供給される電力の異常を検出する電力センサを有し、
電力センサにより異常が検出された場合、制御部は、スタンドアローンモードに切り替え、バッテリから供給される電力によってカメラを動作させる、
ことを特徴とする映像監視システム。
【請求項6】
請求項5に記載の映像監視システムにおいて、
異常検出部は、記録装置の異常を検出する記録装置センサを有し、
記録装置センサにより異常が検出された場合、制御部は、スタンドアローンモードに切り替え、バッテリから供給される電力によってカメラを動作させるとともに、撮影された映像を、記録装置へ送信することを停止して記憶媒体に記憶させる、
ことを特徴とする映像監視システム。
【請求項7】
請求項2から6のいずれか1つに記載の映像監視システムにおいて、
カメラは、監視対象の領域にいる人を検知する人感センサを有し、
動作モードがスタンドアローンモードである場合、人感センサによる人の検知に基づいて、カメラは映像を撮影する、
ことを特徴とする映像監視システム。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1つに記載の映像監視システムにおいて、
カメラは、映像監視システムの状態を表示する状態表示部を有し、
状態表示部は、動作モードの状態、バッテリの状態及び記憶媒体の状態の少なくとも1つを表示する、
ことを特徴とする映像監視システム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−90235(P2012−90235A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−237569(P2010−237569)
【出願日】平成22年10月22日(2010.10.22)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】