説明

映像記録・画像キャプチャ装置

【課題】データを記録するための映像記録・画像キャプチャ装置を提供する。
【解決手段】手術手順を実証する映像記録・画像キャプチャ装置は、複数のソフトウエアを実行するメインボードと、映像信号を受けてMEPGレイヤーストリームに処理すると共に、映像インターフェース35が第1バスでメインボードに接続されたマルチメディア・インターフェース100と、MPEGレイヤーストリームをファイルとして記録するハードドライブ50と、MPEGレイヤーストリームをファイルとして書込む光媒体ドライブと、映像インターフェースを制御するように第2バスでメインボードに接続され、ユーザー制御のためにインタラクティブであるタッチスクリーンとを含み、又、ハードドライブと光媒体ドライブが第2バスで操作接続され、更に、バスが、垂直に積重ねられていると共に、メインボードに接続されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、映像記録と画像キャプチャ用の装置に関し、特に、手術手順を画像に基づいて実証するこのような装置に関する。本発明は、又、信号をMPEGレイヤーストリームに処理する手段に関する。
【背景技術】
【0002】
「百聞は一見に如かず」という格言は、手術手順の画像に基づく実証においてかってないほど真実である。そこでは、患者の生命と医師の名声が問題となる。画像に基づく実証の初期は、解剖学的に珍しい物や革新的な手術の進歩を教授目的にとらえるために写真を利用する未熟な試みで汚されていた。しかしながら、日常のケースの実証の試みは殆どなされなかった。平均的な患者は、単にこの特別の考慮に値しなかった。
【0003】
光ファイバに連結されたアナログカメラの出現と共に、医師が、いくつかの手術患者画像を手術室内の映像モニター上に表示し始めた。これは、通常、開腹手術でのみ見ることのできる患者の体腔内を医師が見ることができる内視鏡手術において特に当てはまる。全ての患者の措置を映像テープ上に系統的に記録する試みは、映像テープの大量で扱いにくいアーカイブを必要とした。
【0004】
アナログカメラはまだ使用されているけれども、今日では、内視鏡と他の医療機器に連結されたソリッドステート撮像カメラが標準である。これらのカメラは、画像をデジタルフォーマットで作る。このフォーマットにより、画像の転送、レビューとアーカイブが便利且つ効率的になる。
【0005】
デジタル画像をアーカイビングする一方法が、ペラネク(Pelanek)に対する米国特許第6,067,075号に示唆されている。それには、診断装置のメモリに前もって記憶した患者の画像を転送及びアーカイビングするワークステーションが開示されている。しかしながら、この方法は、永久位置における同時保存画像を開示しない、即ち、データがメモリから抽出されると、その装置は故障時間になる。
【0006】
一旦画像データが抽出及びアーカイビングされると、その画像データは、それを最高に活用する立場の者、即ち、その治療をする医師によって入手されるべきである。循環すると皮肉なことに、画像が実際に送出される者が、画像を第一に記録するように診断装置を使用して、今は画像の入手するのを待たねばならないのと同じ者である。よって、医師にとって、手術手順又は各シリーズの手術の完了時にデータを入手できることが有利であろう。従って、データ抽出のための装置の故障時間が無くなるため、装置の効率と設備の利用が増加する。
【0007】
しかしながら、画像データの可用性は、容易にデータを読取って画像を表示できる時の値に過ぎない。よって、画像データを記憶し読取る風変りで奇妙な方法が、医師を束縛する。最も便利なのは、NTSCとPAL規格のディスプレイと、これらのディスプレイ上で画像データをかける装置である。NTSCは米国の一般的なテレビ規格である一方、PAL規格はヨーロッパとアジアの一部で支配的である。その上、医療スタッフにとって、画像と映像が、通常のオフ・ザ・シェルフ光媒体プレーヤ(即ち、セットトップDVDプレーヤ)及び/又は標準パソコンを利用して見ることができるのが最も便利である。
【0008】
池田に対する米国特許第5,045,955号は、NTSC又はPAL規格を超える特定のアナログマトリックスを有する高精細度医用画像を記録及び再生するデジタルテープドライブに連結された装置を開示する。典型的に、これらの画像は、専用の撮像装置で作ることができると共に、高度に専用のモニターだけで見ることができる。それらは、NTSC又はPAL規格と互換性がないため、アナログ又はデジタルカメラが、表示すべき映像信号を供給する手順の実証の用途に適用できない。
【0009】
画像を医療環境に組込む他の示唆がなされている。そこでは、撮像は、実証よりもむしろ主に診断に関係するため、視覚的に関連するコンポーネントのみから成って、治療する医師のナレーションを削除したファイルになる。
【0010】
手術室内に装置を組込む示唆は、装置を配置する兵站業務に関連する問題を考慮していない。手術室は複数の装置を含む。装置を棚に垂直に積重ねること、即ち、棚保管は有利にスペースを節約する。しかしながら、これは、ユーザー・オペレータによる前面板への容易なアクセスを制限する。従って、省スペースの利点を有すると共に、最大のユーザー・オペレータのアクセスを提供する装置が大いに望ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
従って、手術中に映像と音声を携帯型共通媒体に同時に組込む手術ドキュメンタリ記録ファイルを作って保存する装置が望ましい。
【0012】
又、映像信号を表示用の複数の映像フォーマットに設定し、画像ストリームを表示し、更に、ユーザーが、静止画像をキャプチャすると共に、その静止画像を静止グラフィックファイルとしてドキュメンタリ記録ファイルと同じ媒体に保存することのできる装置が望ましい。
【0013】
ユーザーが対話する装置と部品は便利でアクセス可能であることが更に望ましい。
【0014】
又、装置がスタンバイモードである時、装置がオフである時、又は、装置が故障している時、装置が、リアルタイム映像信号を複数の映像フォーマットで複数の表示装置に「フィードスルー」(feed through)し得ることが望ましい。
【0015】
更に、保存されたファイルをユーザーが操作できるようにするインタラクティブなチュートリアルが望ましい。
【0016】
これら及び他の目的は、本発明の実施の形態によって達成される。
【課題を解決するための手段】
【0017】
一実施の形態において、医用映像記録装置は、内視鏡と、内視鏡から受ける電磁エネルギー、直流エネルギー等のエネルギーを、媒体に同時に記憶される信号に変換するイメージャとを含む。
【0018】
本発明の一実施の形態では、映像信号を、MPEG−2レイヤーでフォーマット化されたドキュメンタリ記録ファイルに符号化する装置が設けられている。
【0019】
本発明の一実施の形態では、映像信号と音声信号を、共通特性を有する第1と第2デジタルデータストリームに処理するマルチメディア・インターフェースが設けられている。
【0020】
本発明の一実施の形態では、手術手順中に映像ストリームを記録する記録モードが手術の実証のために設けられている。
【0021】
本発明の一実施の形態では、記録モード中、又は装置がスタンバイモードである時、又は装置の電源が切りの時、又は装置が故障している時に表示装置によって表示されるべき映像信号用の手段が設けられている。
【0022】
本発明の一実施の形態では、アーカイブモードが、ドキュメンタリ記録ファイルとグラフィックファイルのレビュー、編集と再生のために設けられている。
【0023】
本発明の一実施の形態では、タッチスクリーン制御を有する医療機器は、制御指令を入力するタッチスクリーンと、制御指令を受けると共に医療機器を操作するように制御信号を発生するプロセッサと、プロセッサを収容するハウジングとを備える。タッチスクリーンは、ハウジングによって保護された第1位置と、制御指令を入力するためにハウジングから延出した第2位置との間を移動自在である。
【0024】
本発明の一実施の形態では、映像を多数のフレームレイヤーに記録する映像信号を処理するマルチメディア・インターフェースは、多数のマスターデジタル結線を提供するインターicバス用のコントローラと、インターicバスに操作接続されて、映像信号を第1デジタルストリームに変換するA/D変換器と、インターicバスに操作接続されて、フレームを有する第2デジタルストリームに第1デジタルストリームを符号化すると共に、第2デジタルストリームを復号化する映像圧縮解凍集積回路と、コントローラと映像圧縮解凍集積回路に操作接続されて、コントローラが取扱うフレームを選択的に保存するプログラマブルバッッファとを備え、更に、プログラマブルバッッファが、復号化のために前記フレームを第2デジタルフレームに挿入する。
【0025】
本発明の一実施の形態では、MPEGレイヤーストリームと該MEPEGレイヤーストリームに対応するn個の選択された静止画像ファイルを表示しながら、手術手順を実証するMPEGレイヤーファイルを記録する方法は、映像信号からなる第1デジタルデータストリームを供給するステップと、音声信号からなる第2デジタルデータストリームを供給するステップと、第1デジタルデータストリームと第2デジタルデータストリームからMPEGレイヤーデータストリームを多重化するステップと、垂直積重ねバスで操作接続されたハードドライブ及び光媒体ドライブにMPEGレイヤーデータストリームをストリーミングするステップと、MPEGレイヤーデータストリームをハードドライブ及び光媒体ドライブに書込むステップと、MPEGレイヤーデータストリームを表示装置に表示するステップと、MPEGレイヤーデータストリームからn個のフレームを選択するステップと、n個のフレームをn個の静止画像ファイルに変換するステップと、n個の静止画像ファイルを追加することによって、出力信号を表示装置に多重化するステップとを備える。
【0026】
本明細書で使用されている用語「通信する」(communicate)と「通信」(communication)は、データを源から行先に伝達することと、行先に伝達されるべき通信媒体、システム又はリンクにデータを送出することとの両方を含む。本明細書で使用される用語「通信」は、通信する行為又は通信されるデータを適宜意味する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
本発明を、1個以上の内視鏡に関して使用した場合について説明する。他の用途も同様に効果的に採用されることが理解されるだろう。特別なグラフィック表示を有する各種のフレーム表示とアイコンが、本発明の機能に関連して説明される。実行された機能をユーザーに通信する場合に、他のグラフィック表示が同様に効果的に使用されることが理解されるだろう。
【0028】
ここで、画像と画像ストリームは、AV能力を用いるユーザーの知覚を指し、画像ストリームは、又、聴覚コンポーネントを含む。映像信号、デジタル信号、アナログ信号、データストリーム等は、本発明における及び本発明と操作接続及び/又は連係される電気装置における電気信号を指す。
【0029】
図1は、本発明の一実施の形態に従って手術患者環境で使用される映像記録・画像キャプチャ装置の略図である。患者5は、ユーザー10によって内視鏡15で検査される。ユーザー10は、内科医、外科医、看護婦、他の有資格専門家又は二次的専門家である。映像記録・画像キャプチャ装置(イメージャ)100は、映像記録モードに置かれてきた。電荷結合素子(CCD)、CMOS又はCCIチップ等のカメラヘッド20が、患者5の体腔の映像信号300(図4)を受けて作るように、内視鏡15に連結されている。映像信号300は、表示装置上で表示される時に画像ストリームになる。
【0030】
ユーザー10が内視鏡15を操作する時、ユーザー10は、カメラヘッド20をカメラ制御装置(CCU)30で制御すると共に、表示装置、例えば、外部映像スクリーン35上で画像ストリーム25を観察する。イメージャ100は、映像信号300を受けるように、CCU30に操作接続されている。イメージャ100は、又、標準ポートを介して外部映像スクリーン35、マイクロホン40、プリンタ45とネットワーク50に操作接続されている。一実施の形態において、イメージャ100は、映像信号300を受けると共にカメラヘッド20を制御するように、カメラヘッド20に操作接続されて、CCU30の必要性が無くなる。
【0031】
ユーザー10が、患者5を検査及び治療する時、イメージャ100は、画像ストリーム25を光媒体ドライブ(OMD)125(図2)上に記録していると共に、複数の目的のためにバックアップコピーをハードドライブ(HDD)120(図4)に保存している。この期間中、ユーザー10は、その検査にナレーションを与える。マイクロホン40又は独立の音声記録装置が、そのナレーションを捕捉すると共に、合わせて音声信号315(図6)である音声信号314i(図6)又は316i(図6)に、夫々、変換する。
【0032】
更なる調査を必要とする状況に遭遇した時、ユーザー10は、更なる調査のために画像ストリーム25から第1画像を保存及びフリーズするように、画像キャプチャモードを利用する。イメージャ100を使用して、第1画像と大略同様の第2画像を画像ストリーム25上にスーパーインポーズすることができる。ユーザー10の注意を喚起する別の状況に遭遇した時、問題の第1画像に大略対応する複数の第2画像を、保存すると共に、同時に画像ストリーム25上にスーパーインポーズすることができる。第2画像に対応するファイルを、プリンタ45で印刷し、及び/又は、ネットワーク50を介して他の相談相手に伝送される。
【0033】
図2と図3は、夫々、本発明の一実施の形態にかかる映像記録・画像キャプチャ装置の前面パネルと後面パネルの正面図を示す。図4は、本発明の一実施の形態にかかる映像記録・画像キャプチャ装置の略図である。イメージャ100は、大略、シャシ105内に収容されていると共に、電源110、マイクロプロセッサ・メインボード(MMB)115、ハードドライブ(HDD)120、光媒体ドライブ(OMD)125、通信インターフェース130、マルチメディア・インターフェース135、スピーカ140とデジタル映像インターフェース150の複数の部品を含む。シャシ105は、タッチスクリーン145を有利に収容するアドオン・トレイ105aを含む。
【0034】
電源110は、シャシ後面パネル105bに配置されたコンセント110aにおける電線でAC電源に接続される。シャシ前面パネル105cの電力スイッチ110bを「入」にする時、電源110は、イメージャ100の部品に適当な電力を供給する。電源110は、IEC601−1断路条件に従い、145ワットの医療等級規格に合う電力を供給し、更に、電力補正率を含むと共に、50−60Hzで100〜250Vの範囲のAC電圧を自動的に取扱うことができる。
【0035】
マイクロプロセッサ・メインボード(MMB)115は、ソフトウエアを実行すると共に、中央処理装置(プロセッサ)、RAM、複数の拡張スロット、BIOSチップ、シャシ105に便利なフットプリント上のオンボード音声グラフィックス能力を含む。そこでは、少なくとも800MHzの処理速度のインテルペンティアム(登録商標)III、インテル815チップセット、少なくとも3個のPCIと1個のAGPスロット、少なくとも128MBのSDRAM、オンボードAGPグラフィックス、カスタマイズ・ロゴがロードされるグレードアップ可能なフラッシュBIOSチップがATXマザーボード上に設けられ得る。更に、MMB115は、シリアル、パラレル、USBとイーサネット(登録商標)を介して他の装置及び/又はネットワークに接続されると共に、マウス、キーボード、映像モニター、インテル40−ピンDVOマザーボードコネクタ又は類似物とそのコネクタ用のサポートに接続されるポートパネル115aを含むことが好ましい。
【0036】
ハードドライブ(HDD)120と光媒体ドライブ(OMD)125は、IDE又はエンハンストIDE(代わりにIDE)と互換性のあるデータ記憶媒体ドライブであって、このデータ記憶媒体ドライブは、垂直に積重ねたIDEバス116によってMMB115に操作接続されている。8.0msのEIDEアクセスタイムと7200rpmのディスク速度を有するマックスター(Maxtor)製ドライブが好ましいので、HDD120は、少なくとも40ギガバイトの記憶量と最小のアクセスタイムを有する磁気ハードドライブである。OMD125は、コンパクトディスク(CD)及び/又はデジタル多用途ディスク(DVD)のような光媒体ディスクに対してデータを読み書きできるDVD+RWドライブであることが好ましい。
【0037】
通信インターフェース130は、どんな種類のネットワーク又はプロプライエタリ通信インターフェースでよい。例えば、カールストーツ(Karl Storz)社のストーツ通信バス(SCB)とインターフェースで連結し得るネットワークカードが好ましい。
【0038】
マルチメディア・インターフェース135は、カメラヘッド20から発する画像ストリーム25を記録及び書込むように、ペリヘラル・コンポーネント・インターコネクト(PCI)ローカルバスを介してMMB115に接続されている。スピーカ140は、シャシ105内に収容されていると共に、イメージャ100のための聴覚能力を提供する。
【0039】
デジタル映像インターフェース150は、デジタル・ビジュアル・インターフェース(DVI)規格に従う映像信号を作るように、MMB115に操作接続されている。そこで、デジタル映像インターフェース150は、MMB115と拡張スロット105d内のDVI−D出力コネクタに対してインテル40−ピンDVOコネクタ又は類似物を有する印刷回路板として物理的に実施されることが好ましい。
【0040】
タッチスクリーン145は、本発明の一実施の形態に従って図5a、図5bと図5cに図示するように設けられている。ユーザー10等のオペレータによる接触に応答する表面145aと、イメージャ100の機能を示すことができるディスプレイ400とが、タッチスクリーン145に含まれる。オプトレックス(Optrex)社製のタッチスクリーンが好ましい。MMB115への映像接続が、対応するDVI−D出力になされ、データ及び電力の接続が標準RS―232シリアルポートの間でなされる。
【0041】
タッチスクリーン145は、シャシ105内のイメージャ100のトレイ105a(図14a)に収容されるのが好都合である。そこで、タッチスクリーン145が、堅固で、且つ、本発明の一実施の形態にかかる図18に示すようにシャシ105の前面と相対的に同面であるように、タッチスクリーン145は、トラック・アドバンス・システム(TAS)146(図14a)内に装着される。
【0042】
TAS146により、ユーザー10は、装置を棚積みするときに得られるスペースを好都合に使用することができる。ユーザー10は、ボタン又は他の解放機構を押すことにより、タッチスクリーン145を解放すると共に、本発明の一実施の形態にかかる図5bの矢印で示すように、タッチスクリーン145をシャシ105からトレイ105aの外に摺動させる。タッチスクリーン145をよりユーザーフレンドリーに、且つ、より見えるようにするために、本発明の本発明の一実施の形態にかかる図5cの円弧状矢印で示すように、ユーザー10は、タッチスクリーン145をある角度で傾斜させることができる。
【0043】
図15は、配置の各種の状態にあるタッチスクリーンを示す。例えば、101は、タッチスクリーンを十分に後退させた一実施の形態を示す一方、他の実施の形態では、タッチスクリーンが十分に後退していない。102は、延出させたタッチスクリーンを示し、又、103は、延出させると共にハウジング平面から振らせたタッチスクリーンを示す。
【0044】
図14aと図14bは、本発明の一実施の形態にかかる映像記録・画像キャプチャ装置のタッチスクリーンのトラック・アドバンス・システムの平面図を表す。トレイ105aから前進するようにトレイ105aに配置されたプラットフォーム144は、レール143a及び143bと動作自在であると共に、本発明の一実施の形態にかかる図14aに示すように、軸受又は他の摩擦減少機構によってトラック147a及び147bによって案内される。解放機構143dは、ユーザーの望みにより選択されてタッチスクリーン145を前進させるようにタッチスクリーン145を解放する1個以上の部品を含む。解放機構143dは、更に、1個以上のばね143eを含んでもよい。
【0045】
プラットフォーム144は、タッチスクリーン145を水平面からある角度で配置した時でも保持する任意の適当な設計でよい。タッチスクリーン145は、ケーブル及びコネクタを介してイメージャ100と動作する。
【0046】
レール143aと143bは、タッチスクリーン145が所定点を超えて前進するのを防止するように、トラック147a及び147bと動作自在のストッパ143c(明瞭さのために部分的にだけ図示)を有する。
【0047】
TAS146は、本発明の一実施の形態にかかる図14bに示すように、縁部ヒンジ142a及び中心ヒンジ143c等の1個以上のヒンジ142を含む。手術中にユーザー10がタッチスクリーン145にインタラクティブにアクセスできるように、ヒンジ142a及び142bは、プラットフォーム144を傾斜するよう協働する。プラットフォーム144の角度の変更や偶然の閉鎖を防止するために、故意でない運動に対してヒンジ142に抵抗力を付与するねじ立て機構が、ヒンジ142に形成されている。
【0048】
図6は、本発明の一実施の形態におけるマルチメディア・インターフェース135の略図である。マルチメディア・インターフェース135は、複数の集積回路と、MMB115へのデータ転送用のPCIバス結線136とを有する「拡張カード」と通常呼ばれる1個以上の印刷回路板上に物理的に実施される。バス136を介して、マルチメディア・インターフェース135は、又、電力を受ける。音声及び映像接続ポート、即ち、入出力ポートは、拡張スロット105d内に物理的に実施されていると共に、マルチメディア・インターフェース135に一体に接続されている。一実施の形態において、マルチメディア・インターフェース135は、MMB115へのバス結線136を有するPCI拡張カードと、PCI拡張カードに直接接続される別の印刷回路板として実施される。
【0049】
マルチメディア・インターフェース135上のレジデントは、コントローラ200で
操作的に制御されるインター−ICバスである。コントローラ200は、回路をPCIインターフェース210に接続するマルチマスターバスとして、インター−ICバスを実施する。ルータ220は、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイとして設けられていると共に、JTAGポートのようなポートでアクセスできるプログラマブルROMを有する。
【0050】
記録モードにおいて、イメージャ100は、映像信号300と音声信号315の入力を受けると共に、データストリームをHDD120(図4)及び/又はOMD125内の媒体に書込みながら両信号を同時に符号化する。
【0051】
映像信号300は、拡張スロット105d(図3)に配置された入力ポート内のアナログ映像信号304iとデジタル映像信号306iとして、マルチメディア・インターフェース135によって受けられる。アクティブ入力ポートが、アクティブ出力ポートと同様に、マルチメディア・インターフェース135によって検出される。
【0052】
イメージャ100に電力が供給されていない時又はイメージャ100がスタンバイモードである時、リレー205は、外部モニターによる表示のための入力ポートに対応する出口ポートに映像信号300を迂回するように動作する。そこで、リレー205は、記録モードが設定されていることを指示するセンス信号をソフトウエアから受けるレシーバを含む。もしセンス信号を所定時間に受けなければ、映像信号300が迂回される。もしイメージャ100に電力が供給されていなければ、リレー205のデフォルトモードが信号を対応するポートに迂回する、即ち、S―映像入力に入力された映像信号300が、S―映像出力ポートに迂回される。
【0053】
アナログ映像信号304iは、コンポジット映像入力又はS―映像入力を用いて受けられる。イメージャ100が電気的に作動していない又は記録モードが設定されていない時、映像信号300は、バイパスリレー205を用いて迂回される。受けたアナログ映像信号304iは、A/D変換器240を用いてデジタル化される。そこで、NTSC又はPAL規格アナログ映像信号304iは、第1内部データストリームであるデジタルデータストリーム(DDS)にデジタル化される。クロミナンスに対する輝度(YUV)画素が4:2:2であるデジタル化データストリームが好ましい。他のデータストリームコンフィギュレーションを使用してもよい。特に、8:2:2のYUVを有するデータストリームが、より高度のアナログ映像フレーム品質を生成し得るCCU30(図1)と使用することが好都合である。次に、DDS310が、ルータ220を介して映像媒体圧縮解凍集積回路(V−codec)230にストリーミングされ、V−codec230において符号化される。
【0054】
デジタル映像信号306iは、SDIデジタル映像信号入力を使用して受けられる。もしイメージャ100が電気的に作動していない又は記録モードが設定されていない時にデジタル映像信号306iを受けると、映像信号300は、バイパスリレー205を用いて迂回される。受けたデジタル映像信号306iは、SDIレシーバ250によって処理されて、第1内部データストリームであるDDS310に変換される。他のデータストリームコンフィギュレーションを使用してもよいけれども、クロミナンスに対する輝度(YUV)画素が4:2:2であるデジタル化データストリームが好ましい。DDS310は、ルータ220を介してV−codec230にストリーミングされ、V−codec230において符号化される。
【0055】
ステレオ線から発する音声信号314iとマイクロホン40から発する音声信号316iのための入力が、口述等の望ましい音声信号を記録するために設けられている。両入力は、単一の音声信号315を作るように組合されたり、個別に使用される。音声信号315は、音声圧縮解凍集積回路(A−codec)260によって受けられて、第2内部データストリームである音声用デジタルデータストリーム(DDSA)312に変換され、更に、インターICバス上に配置された自動ゲイン制御270に送られる。DDSA312は、次に、V−codec230にストリーミングされる。
【0056】
V−codec230は、インターICバス上の1個以上の集積回路上のLINUX(登録商標)又はUNIX(登録商標)エンベデッド・プラットフォームで動作することが好ましいと共にコントローラ200と操作接続されるエンベデッド・ソウトウエアとして提供される。SDRAM集積回路等の1個以上のバッファメモリも操作接続されている。V−codec230のコンフィギュレーション設定は、関連するEEPROMやEPROM回路又は類似物に記憶される。V−codec230のエンベデッド・ソウトウエアは、MPEG、MPEG−2及び/又はMPEG−4のデータストリーム(MDS)320等のMPEGレイヤーを復号化及び/又は符号化するように、アルゴリズムを実行する。MDS320は、インデックスフレームを使用すると共に後続の画像におけるそのインデックスフレームの変化の順序を注意することによって得られる高圧縮率を好都合に利用する。MDS320は、フレーム322のストリームから成る。
【0057】
この型式のアルゴリズムは、CD−Rと複数のDVD媒体の記憶及びプレイに適当なファイルフォーマッティングを実行することが知られている。典型的に、MDS320は、DVD+RW媒体の記憶及びプレイに適用されるVOBとして指定されるファイルフォーマットで符号化することが好ましい。本発明は他の圧縮解凍アルゴリズムにも容易に応用できることを理解すべきである。
【0058】
V−codec230は、DDS310とDDSA312をMDS320に多重化し、MDS320は、次に、MMB115にストリーミングされる。そこから、MDS320は、垂直に積重ねたIDEバス116を介してHDD120とOMD125にストリーミングされる。そこで、HDD120は、MDS320を磁気ディスクに書込んで、CD−RやDVD媒体等の光ディスクに書込むためのOMD125にコピーをストリーミングして、手術がユーザー10によって行われている間に同時ドキュメンタリ記録ファイルを作る。もしOMD125への書き込みプロセスが中断又は失敗すると、手術完了後の後続の書込みの試みのために、バックアップコピーがHDD120上に存在する。
【0059】
記録モード中に表示装置によって表示すべき映像信号用の手段が設けられている。表示装置は、外部映像スクリーン35又はタッチスクリーン145である。図7は、本発明の一実施の形態にかかるイメージャ100と表示装置の概略図を示す。映像スクリーン35の一実施の形態である外部映像スクリーン35aは、S−video、コンポジット又はSDIフォーマット用のコネクタを使用するアナログ及び/又はデジタル信号を受けるように動作する。そこで、マルチメディア・インターフェース135はアクティブ出力ポートを検知し、ルータ220は、DDS310を、デジタル映像信号306xを生成するようにSDIトランスミッタ280に又はアナログ映像信号304xを生成するようにD/A変換器290に夫々ストリーミングする。D/A変換器290では、共通データストリーム310は、映像スクリーン35aが使用中の適当なNTSC又はPAL規格アナログ信号に自動的に変換される。
【0060】
タッチスクリーン145は、デジタル・ビジュアル・インターフェース(DVI)フォーマットの映像信号を受けるように動作し、映像スクリーン35の一実施の形態である、タッチスクリーン能力を有する外部映像スクリーン35bは、デジタル・ビジュアル・インターフェース(DVI)フォーマット又はアナログ・モニター・フォーマットの映像信号を受けるように動作する。そこで、MMB115は、アクティブ出力の必要に応じて、レジデントAGPグラフィックス・サポート及び/又はDVIグラフィックス・サポートと、タッチスクリーン145及び映像スクリーン35bへの出力のためのデジタル映像インターフェース150にMDS320のコピーをストリーミングする。
【0061】
画像キャプチャモードが、大略画像ストリーム25の画像のように、MDS320からフレーム322(図6)を保存するために設けられている。ユーザー10は、画像ストリーム25内で関心のある画像を見て、関心のあるその画像を「フリーズ」する命令を開始する。このような命令を受けた時、ユーザー10側の反応時間とイメージャ100側の処理時間が共に経過しているので、実質が一時的である大略画像26のようなフレーム322が保存される。フリーズ命令はマルチメディア・インターフェース135に伝送される。そこで、コントローラ200は、取扱い中の現在のフレーム322をフレームバッファ295に伝送するように、PCIインターフェース210に命令する。フレームグラバーとして知られるフレームバッファ295は、フレーム322を記憶する。
【0062】
フレームバッファ295は、バッファサイズに従って記憶され得る最大でn個のフレームに対応する複数のフレーム322を記憶及び識別できる集積回路として実施でき、以下に、フレーム322は記憶された第1のフレームを指し、フレーム322は記憶された第2のフレームを指し、フレーム322は記憶された最後のフレームを指す。示すように、識別は、先入れ先出し順序又は類似の順序を指定することによって実施される。フレーム322を受けると、フレームバッファ295はコピーをルータ220に伝送する。ルータ220は、フレーム322をDDS320と多重化し、その組合せ信号を表示用アクティブ出力ポートに組合せ画像としてストリーミングする。画像キャプチャモードに関して更に説明するように、ユーザー10は、表示装置上の画像ストリーム25内の組合せ画像の位置及び大きさを操作することができる。
【0063】
フレーム322のコピーが、好ましくはMPEG、MPEG−2及び/又はMPEG−4レイヤー等のMPEGレイヤーに対応するJPEGレイヤーのファイルフォーマットで、HDD120にグラフィックファイルとして保存される。TIFF、BMP及び/又はFPX又は類似物等の他のフォーマットへの変換のためのソフトウエア・アプリケーションが設けられている。
【0064】
別の画像をキャプチャするとのユーザー10からの追加の命令により、別の対応するフレーム322が上記のように保存される。そこで、フレーム322がフレーム322及びDDS310と多重化され、その組合せ信号が、表示装置上の表示のためのアクティブ出力にストリーミングされる。
【0065】
アーカイブモードが、ドキュメンタリ記録ファイルとグラフィックファイルのレビュー、編集と再生のために設けられている。そこで、記録ファイルがアクセスされ、MDS320に対応するデジタルデータストリームがHDD120の媒体から読取られ及び/又はOMD125がV−codec230によってストリーミングされると共にDDS310に対応するデジタルデータストリームに解凍される。解凍されたデジタルデータストリームは、次に、表示用アクティブポートに送られるか表示装置上の表示用のMMB115に転送される。
【0066】
図8乃至図13は、本発明の一実施の形態にかかるイメージャ100からタッチスクリーン145のインタラクティブディスプレイ400の使用を示す。例えば、表示装置に連結されたマウスとキーボードのような他の入力装置を使用することで、同様の使用が得られることを理解すべきである。
【0067】
イメージャ100に電力供給すると、それはスタンバイモードになって、本発明の一実施の形態にかかる図8に示すように、頁410が示される。ディスプレイ400は、複数のフィールドを提供する頁410として示される。示されたフィールドは、手術情報600、マルチメディア状態610、画像パネル620と制御パネル630を表示するように区分けされたフィールドを含む。図示の実施の形態において、マルチメディア状態610は、光媒体が前回の手術期間から保存したデータを含むことを示す。イメージャ100を現在の期間のために使用すると共に患者データを入力するために、ユーザー10は、手術情報ブロック600内の所望のフィールドに接触して、必要なデータを入力する。
【0068】
手術情報ブロック600は、患者履歴情報、治療医師のアイデンティティーと便宜及び必要に応じた追加情報のためのフィールドを含む。もしそのフィールドが英数字入力を必要とすると、図9に示すように、英数字キーボード頁420が頁410の頂部に表示される。ユーザー10は、接触することによってデータを入力する。フィールド422は、なされた入力を同時に表示する。ユーザーは、入力を確認して、次の選択をするために頁410に戻される。もしフレーム410の望ましいフィールドが数字入力を必要とすると、本発明の一実施の形態にかかる図10に示すように、数字キーボードページ430が頁410の頂部に表示される。ユーザー10は、接触することによってデータを入力する。フィールド422は、なされた入力を同時に表示する。ユーザーは、入力を確認して、次の選択をするために、本発明の一実施の形態にかかる図11に示すように追加データで修正された頁410に戻される。
【0069】
図8に戻ると、制御パネル630は、映像記録、画像キャプチャ、音声入力のミューティング及び選択確認を含むイメージャ100を制御する機能を提供する。便宜及び/又は必要に応じて、他の機能を含んでもよい。
【0070】
OMD125に正常に装入されたディスクに映像ファイルを記録するように、装置を記録モードに設定するために、ユーザー10は、指定されたアイコン、ここでは、制御パネル630内のアイコン632に接触する。それに応答して、アイコン632は、ハイライトされるようにデザインを変化させる。同時に、図12に示すように、画像パネル620において、画像25が画像ウィンドウ624内に表示されると共に、画像状態バー622が、記録の確認と記録の経過を表示する。同様に、もし記録がCCU30を介して開始されると、本発明の一実施の形態にかかる図12に示すように、アイコン632がハイライトされ、画像25が画像ウィンドウ624内に表示されると共に、画像状態バー622が、記録の確認と記録の経過を表示する。記録を終了するために、ユーザー10は、ハイライトされたアイコン632を接触するか又はCCU30上の適当な制御を設定する。
【0071】
音声記録をミューティングする又は音声記録を設定するために、ユーザー10は、指定されたアイコン、ここでは、制御パネル630内のアイコン636に接触する。それに応答して、アイコン636は、ハイライトされるようにデザインを変化させる。その動作を逆転するには、ユーザー10は、アイコン636に接触し、それに応答して、アイコン636は、望ましくは前のデザインに戻る。
【0072】
画像ウィンドウ624内に表示されている画像をキャプチャするために、ユーザー10は、指定されたアイコン、ここでは、制御パネル630内のアイコン634に接触して、イメージャ100が画像キャプチャモードに設定されると共に、その命令が前述したように処理される。それに応答して、アイコン634が、ハイライトされるようにデザインを変化させると共に、所望の動作が行われているとの確認メッセーが表示される。同様に、もしユーザー10が、画像ウィンドウ624内に表示されている画像26をキャプチャするために、CCU30上の適当な制御を設定すると、画像キャプチャモードをアクセスすることができる。命令が上述のように処理され、アイコン634は、ハイライトされるようにデザインを変化させると共に、所望の動作が行われているとの確認メッセーが表示される。
【0073】
ユーザー10がマルチメディアディスク上で得られるリソースをモニタリングするために、マルチメディア状態610は、ディスクの残り容量、キャプチャされた画像の数と記録された画像ストリーム25の時間長さを識別するフィールドを含む。
【0074】
保存されたドキュメンタリ記録ファイルとグラフィックファイルをレビュー及び操作するために、アーカイブモードを制御パネル630からアクセスできる。ユーザー10は、指定されたアイコン、ここでは、アイコン638に接触して、本発明の一実施の形態にかかる図13に示すように、レビュー頁440が表示される。頁440は、制御パネル630a、注領域670、ファイルディレクトリ660、画像ウィンドウ624を含む画像パネル620、画像状態バー622とコントロール626を含む。コントロール626は、好ましくは、ポーズ、再生、印刷及び確認の手段並びに経過時間と、有用及び/又は必要と考えられる他のコントロールを含む。
【0075】
そこで、グラフィックファイルは、ユーザー10によってレビューのために直ちに入手されるように、手術室内に配置されたプリンタ45で印刷される。映像コントラストを提供し、物理的プロテーゼに対応する尺度設定ファイルオブジェクトを挿入することにより、このようなプロテーゼが患者に合致するかどうかを決定するように、グラフィックファイルを拡大、観察及び操作するソフトウエアが設けられる。
【0076】
本発明の一実施の形態では、センサー318(図4)が、赤外線遠隔制御信号を検出するために設けられている。センサー318は、ユーザー10がイメージャ100を遠隔操作することを可能にする。センサー318は、プロセッサ又はMMB115と通信して、制御信号を受けて医療機器を制御する。
【0077】
本発明の一実施の形態では、音声認識のためのシステムが、ユーザー10のイメージャ100とのインタラクションのために設けられている。マイクロホン40は、音声認識モジュール319に送られるユーザー10の音声指令を受ける。音声認識モジュール319は、医療機器を制御する音声信号を受けるようにMMB115上で実行されるソフトウエアである。
【0078】
本発明の一実施の形態では、データベースモジュール321は、ユーザー10がイメージャ100のデータをアクセス、管理及び/又は更新できるように、操作的に設けられたデータベースサーバー及び/又はデータベース・マネジメント・アプリケーションを提供する。データベースモジュール321は、ハードドライブと光媒体ドライブを操作する制御信号を設立するようにMMB115上で実行されるソフトウエアである。
【0079】
本発明の一実施の形態では、所定の特性に合致する映像信号300の特性が、自動的にユーザー10の注意に向けられ及び/又はグラフィックファイル810として保存されるエキスパートシステム323が設けられている。エキスパートシステム323は、医療機器を操作する制御信号を発生するようにMMB115上で実行されるソフトウエアである。
【0080】
本発明の一実施の形態では、立体モジュール324が、立体画像を表示装置上に提供するように、複数の映像信号300を互いに関連付けるために設けられている。立体モジュール324は、マルチメディア・インターフェース上に立体画像を提供するように、複数のファイルを関連付けるために、MMB115で実行されるソフトウエアである。
【図面の簡単な説明】
【0081】
【図1】本発明に従って手術患者環境で使用される映像記録・画像キャプチャ装置の略図である。
【図2】図1の映像記録・画像キャプチャ装置の前面パネルの正面図である。
【図3】図1の映像記録・画像キャプチャ装置の後面パネルの正面図である。
【図4】図1の映像記録・画像キャプチャ装置の略図である。
【図5a】図1の映像記録・画像キャプチャ装置を示す。
【図5b】図1の映像記録・画像キャプチャ装置を示す。
【図5c】図1の映像記録・画像キャプチャ装置を示す。
【図6】図1のマルチメディア・インターフェースの略図である。
【図7】図1の映像記録・画像キャプチャ装置と表示装置の連結を示す略図である。
【図8】図1におけるタッチスクリーンのインタラクティブディスプレイを介した映像記録・画像キャプチャ装置の使用を示す。
【図9】図1におけるタッチスクリーンのインタラクティブディスプレイを介した映像記録・画像キャプチャ装置の使用を示す。
【図10】図1におけるタッチスクリーンのインタラクティブディスプレイを介した映像記録・画像キャプチャ装置の使用を示す。
【図11】図1におけるタッチスクリーンのインタラクティブディスプレイを介した映像記録・画像キャプチャ装置の使用を示す。
【図12】図1におけるタッチスクリーンのインタラクティブディスプレイを介した映像記録・画像キャプチャ装置の使用を示す。
【図13】図1におけるタッチスクリーンのインタラクティブディスプレイを介した映像記録・画像キャプチャ装置の使用を示す。
【図14a】図1の映像記録・画像キャプチャ装置のタッチスクリーン用のトラック・アドバンス・システムの平面図である。
【図14b】図1の映像記録・画像キャプチャ装置のタッチスクリーン用のトラック・アドバンス・システムの平面図である。
【図15】十分に後退させたタッチスクリーンと、延出させたタッチスクリーンと、延出及び振らせたタッチスクリーンとを設けた図1の映像記録・画像キャプチャ装置を示す。
【符号の説明】
【0082】
5 患者
10 ユーザー
15 内視鏡
20 カメラヘッド
25 画像ストリーム
30 カメラ制御装置(CCU)
35 外部映像スクリーン
40 マイクロホン
45 プリンタ
50 ネットワーク
100 映像記録・画像キャプチャ装置
105 シャシ
110 電源
115 マイクロプロセッサ・メインボード(MMB)
120 ハードドライブ(HDD)
125 光媒体ドライブ(OMD)
130 通信インターフェース
135 マルチメディア・インターフェース
140 スピーカ
145 タッチスクリーン
150 デジタル映像インターフェース
200 コントローラ
220 ルータ
230 映像媒体圧縮解凍集積回路(V−codec)
300 映像信号
315 音声信号
318 センサー
400 インタラクティブディスプレイ
620 画像パネル
630 制御パネル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データを記録するための映像記録・画像キャプチャ装置において、
メインボードと、メインボードと通信する第1及び第2バスと、信号を受けて該信号を第1バスに伝送するように操作されるインターフェースと、メインボードと通信するイメージャと、第2バスに接続されてユーザーによる接触に応答することにより、インターフェースのための制御指令を入力するためのタッチスクリーンとを備え、更に、イメージャが、前記信号を同時に書込みつつ記録すると共に、第2バスに操作接続されている映像記録・画像キャプチャ装置。
【請求項2】
前記インターフェースが、前記信号を受けて前記信号をMPEGストリームに処理するように操作されると共に、前記第1バスで前記メインボードに接続されている請求項1に記載の映像記録・画像キャプチャ装置。
【請求項3】
前記イメージャが、前記ファイルをMPEGストリームとして記録及び書込む請求項1又は2に記載の映像記録・画像キャプチャ装置。
【請求項4】
前記メインボード上で実行して前記ファイルの記憶装置を構築するデータベースモジュールを更に備える請求項1に記載の映像記録・画像キャプチャ装置。
【請求項5】
前記メインボードと通信すると共に、前記映像記録・画像キャプチャ装置を操作するように制御信号を発生するセンサーを更に備える請求項1に記載の映像記録・画像キャプチャ装置。
【請求項6】
前記メインボード上で実行すると共に、前記映像記録・画像キャプチャ装置を操作するように制御信号を発生するセンサーを更に備える請求項1に記載の映像記録・画像キャプチャ装置。
【請求項7】
前記メインボード上で実行すると共に、前記映像記録・画像キャプチャ装置を操作するように制御信号を発生するエキスパートシステムを更に備える請求項1に記載の映像記録・画像キャプチャ装置。
【請求項8】
前記メインボード上で実行すると共に、前記インターフェースに立体画像を供給するように複数のファイルを関連付ける立体モジュールを更に備える請求項1に記載の映像記録・画像キャプチャ装置。
【請求項9】
前記インターフェースが、入力信号を、前記映像記録・画像キャプチャ装置の操作状態に拘わらず出力信号を供給する対応する出力コネクタに送る少なくとも1個のリレーを備える請求項1に記載の映像記録・画像キャプチャ装置。
【請求項10】
映像を多数のフレームレイヤーに記録するための信号を処理するインターフェースにおいて、
多数のマスターデジタル結線を供給するインターicバス用のコントローラと、インターicバスに操作接続されて、映像信号を第1デジタルストリームに変換するA/D変換器と、インターicバスに操作接続されて、フレームを有する第2デジタルストリームに第1デジタルストリームを符号化すると共に、第2デジタルストリームを復号化する映像圧縮解凍集積回路と、コントローラと映像圧縮解凍集積回路に操作接続されて、コントローラが取扱うフレームを選択的に保存するプログラマブルバッッファとを備え、更に、プログラマブルバッッファが、復号化のために前記フレームを第2デジタルフレームに挿入するインターフェース。
【請求項11】
MPEGストリームと該MEPEGストリームに対応する複数の選択された静止画像ファイルを表示しながら、手術手順を実証するMPEGファイルを記録する方法において、
映像信号からなる第1デジタルデータストリームを供給するステップと、音声信号からなる第2デジタルデータストリームを供給するステップと、第1デジタルデータストリームと第2デジタルデータストリームからMPEGデータストリームを多重化するステップと、バスで操作接続されたイメージャにMPEGデータストリームをストリーミングするステップと、MPEGデータストリームをイメージャに書込むステップと、MPEGデータストリームを表示装置に表示するステップと、MPEGデータストリームから多数のフレームを選択するステップと、フレームを静止画像ファイルに変換するステップと、静止画像ファイルを追加することによって、信号を表示装置に多重化するステップとを備える方法。
【請求項12】
前記静止画像ファイルがJPEGフォーマットである請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記静止画像ファイルがBMPフォーマットである請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記静止画像ファイルがTIFFフォーマットである請求項11に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5a】
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【図5b】
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【図5c】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14a】
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【図14b】
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【図15】
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【公開番号】特開2012−142949(P2012−142949A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−8335(P2012−8335)
【出願日】平成24年1月18日(2012.1.18)
【分割の表示】特願2008−245394(P2008−245394)の分割
【原出願日】平成15年9月15日(2003.9.15)
【出願人】(503013163)カール ストルツ イメージング インコーポレイテッド (2)
【Fターム(参考)】