説明

有害生物防除組成物

【課題】有害生物を効率的に防除することができる有害生物防除組成物を提供する。
【解決手段】有害生物防除組成物を一般式(1)で表されるアミド誘導体と、他の殺虫剤、殺ダニ剤、および殺菌剤から選ばれる少なくとも1種とを含んで構成する。



一般式(1)中、Aは炭素原子、窒素原子等を、Kはベンゼンまたは複素環にに由来する環状連結基を形成するのに必要な非金属原子群を示す。Xはハロゲン原子等を示し、nは0〜4の整数を示す。R、Rは、水素原子、アルキル基等を示す。Tは、−C(=G)−Q、−C(=G)−Gを示し、G〜Gは酸素原子等を示す。Q、Qは、水素原子、アルキル基、アリール基等を示す。Y、Yはハロゲン原子等を、Y、Yは水素原子等を、YはC2−C5ハロアルキル基を示す。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)
【化1】


{一般式(1)中、
Aは、炭素原子、酸素原子、窒素原子、酸化された窒素原子、または硫黄原子を示す。
Kは、AおよびAが結合する2個の炭素原子と共に、ベンゼン、ピリジン、ピリジン−N−オキシド、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、トリアジン、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、フラン、チオフェン、オキサジアゾール、チオジアゾールまたはトリアゾールに由来する環状連結基を形成するのに必要な非金属原子群を示す。

Xは、水素原子、ハロゲン原子、C1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキル基、C3−C9シクロアルキル基、C3−C9ハロシクロアルキル基、C2−C6アルケニル基、C2−C6ハロアルケニル基,C2−C6アルキニル基、C2−C6ハロアルキニル基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6ハロアルコキシ基、C2−C6アルケニルオキシ基、C2−C6ハロアルケニルオキシ基、C2−C6アルキニルオキシ基、C2−C6ハロアルキニルオキシ基、C3−C9シクロアルコキシ基、C3−C9ハロシクロアルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、C1−C6ハロアルキルチオ基、C1−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6ハロアルキルスルフィニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、C1−C6ハロアルキルスルホニル基、C1−C6アルキルスルホニルオキシ基、C1−C6ハロアルキルスルホニルオキシ基、C2−C7アルキルカルボニル基、C2−C7ハロアルキルカルボニル基、C3−C7アルケニルカルボニル基、C3−C7ハロアルケニルカルボニル基、C3−C7アルキニルカルボニル基、C3−C7ハロアルキニルカルボニル基、C4−C10シクロアルキルカルボニル基、C4−C10ハロシクロアルキルカルボニル基、C2−C7アルキルカルボニルオキシ基、C2−C7ハロアルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキシ基、C2−C7アルコキシカルボニル基、C2−C7ハロアルコキシカルボニル基、C3−C7アルケニルオキシカルボニル基、C3−C7ハロアルケニルオキシカルボニル基、C3−C7アルキニルオキシカルボニル基、C3−C7ハロアルキニルオキシカルボニル基、C4−C10シクロアルキルオキシカルボニル基、C4−C10ハロシクロアルキルオキシカルボニル基、C2−C7アルキルカルボニルアミノ基、C2−C7ハロアルキルカルボニルアミノ基、C2−C7アルコキシカルボニルアミノ基、C2−C7ハロアルコキシカルボニルアミノ基、C2−C7アルコキシカルボニルオキシ基、C2−C7ハロアルコキシカルボニルオキシ基、アリールカルボニルアミノ基、アミノ基、カルバモイル基、シアノ基、ヒドロキシ基、ペンタフルオロスルファニル基、C1−C6アルキルアミノ基、C1−C6ハロアルキルアミノ基、C2−C6アルケニルアミノ基、C2−C6ハロアルケニルアミノ基、C2−C6アルキニルアミノ基、C2−C6ハロアルキニルアミノ基、C3−C9シクロアルキルアミノ基、C3−C9ハロシクロアルキルアミノ基、C2−C7アルキルアミノカルボニル基、C2−C7ハロアルキルアミノカルボニル基、C3−C7アルケニルアミノカルボニル基、C3−C7ハロアルケニルアミノカルボニル基、C3−C7アルキニルアミノカルボニル基、C3−C7ハロアルキニルアミノカルボニル基、C4−C10シクロアルキルアミノカルボニル基、C4−C10ハロシクロアルキルアミノカルボニル基、フェニル基、または、複素環基を示し、Xが複数ある場合、それぞれのXは互いに同一または異なっていてもよい。
nは、0〜4の整数を示す。
Tは、−C(=G)−Q、または−C(=G)−Gを示す。
およびGはそれぞれ独立に酸素原子または硫黄原子を示し、
およびQは、
水素原子、
C1−C6アルキル基、
C1−C6ハロアルキル基、
C2−C6アルケニル基、
C2−C6ハロアルケニル基、
C2−C6アルキニル基、
C2−C6ハロアルキニル基、
C3−C9シクロアルキル基、
C3−C9ハロシクロアルキル基、
ベンジル基、
置換基を有していてもよいフェニル基、
ナフチル基、
または、置換基を有していてもよい複素環基、
を示す。

およびYはそれぞれ独立に、ハロゲン原子、C1−C6ハロアルコキシ基、またはC1−C3ハロアルキル基を示し、
およびYはそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、またはC1−C4アルキル基を示し、
は、C2−C5ハロアルキル基を示す。

尚、QおよびQにおける、置換基を有していてもよいフェニル基および置換基を有していてもよい複素環基の置換基は、
ハロゲン原子、C1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキル基、C3−C9シクロアルキル基、C3−C9ハロシクロアルキル基、C2−C6アルケニル基、C2−C6ハロアルケニル基、C2−C6アルキニル基、C2−C6ハロアルキニル基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6ハロアルコキシ基、C2−C6アルケニルオキシ基、C2−C6ハロアルケニルオキシ基、C2−C6アルキニルオキシ基、C2−C6ハロアルキニルオキシ基、C3−C9シクロアルコキシ基、C3−C9ハロシクロアルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、C1−C6ハロアルキルチオ基、C1−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6ハロアルキルスルフィニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、C1−C6ハロアルキルスルホニル基、C2−C7アルキルカルボニル基、C2−C7ハロアルキルカルボニル基、C3−C7アルケニルカルボニル基、C3−C7ハロアルケニルカルボニル基、C3−C7アルキニルカルボニル基、C3−C7ハロアルキニルカルボニル基、C4−C10シクロアルキルカルボニル基、C4−C10ハロシクロアルキルカルボニル基、C2−C7アルキルカルボニルオキシ基、C2−C7ハロアルキルカルボニルオキシ基、C1−C6アルキルスルホニルオキシ基、C1−C6ハロアルキルスルホニルオキシ基、C2−C7アルコキシカルボニル基、C2−C7ハロアルコキシカルボニル基、C3−C7アルケニルオキシカルボニル基、C3−C7ハロアルケニルオキシカルボニル基、C3−C7アルキニルオキシカルボニル基、C3−C7ハロアルキニルオキシカルボニル基、C4−C10シクロアルキルオキシカルボニル基、C4−C10ハロシクロアルキルオキシカルボニル基、C2−C7アルキルカルボニルアミノ基、C2−C7ハロアルキルカルボニルアミノ基、C2−C7アルコキシカルボニルアミノ基、C2−C7ハロアルコキシカルボニルアミノ基、C1−C6アルキルアミノ基、C1−C6ハロアルキルアミノ基、C2−C6アルケニルアミノ基、C2−C6ハロアルケニルアミノ基、C2−C6アルキニルアミノ基、C2−C6ハロアルキニルアミノ基、C3−C9シクロアルキルアミノ基、C3−C9ハロシクロアルキルアミノ基、C2−C7アルキルアミノカルボニル基、C2−C7ハロアルキルアミノカルボニル基、C3−C7アルケニルアミノカルボニル基、C3−C7ハロアルケニルアミノカルボニル基、C3−C7アルキニルアミノカルボニル基、C3−C7ハロアルキニルアミノカルボニル基、C4−C10シクロアルキルアミノカルボニル基、C4−C10ハロシクロアルキルアミノカルボニル基、アミノ基、カルバモイル基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、ペンタフルオロスルファニル基、置換基を有していてもよいフェニル基、及び置換基を有していてもよい複素環基から選択される1以上の置換基を示し、置換基が2以上ある場合には、それぞれの置換基は同一であっても異なっていてもよい。

更に、X、Q、およびQにおける複素環基は、ピリジル基、ピリジン−N−オキシド基、ピリミジニル基、ピラジニル基、ピリダジル基、フリル基、チエニル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、オキサジアゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、チアジアゾリル基、ピロリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基、ピラゾリル基、またはテトラゾリル基を示す。

は酸素原子または硫黄原子を示す。

およびRはそれぞれ独立に、水素原子、酸素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトロ基、ニトロソ基、トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基、シアノ基、アミノ基、置換基を有していてもよいC1−C6アルキル基、置換基を有していてもよいC1−C6ハロアルキル基、C2−C7アルキルカルボニル基、C2−C7ハロアルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいC2−C6アルケニル基、置換基を有していてもよいC2−C6ハロアルケニル基、置換基を有していてもよいC2−C6アルキニル基、置換基を有していてもよいC2−C6ハロアルキニル基、C2−C7アルコキシカルボニル基、C2−C7ハロアルコキシカルボニル基、C3−C7アルケニルオキシカルボニル基、C3−C7ハロアルケニルオキシカルボニル基、C3−C7アルキニルオキシカルボニル基、C3−C7ハロアルキニルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、C2−C7アルキルアミノカルボニル基、C2−C7ハロアルキルアミノカルボニル基、C2−C7アルキルカルボニルオキシ基、C2−C7ハロアルキルカルボニルオキシ基、ベンゾイル基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6ハロアルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、C1−C6ハロアルキルチオ基、C1−C6アルキルスルフィニル基、C1−C6ハロアルキルスルフィニル基、C1−C6アルキルスルホニル基、C1−C6ハロアルキルスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、ベンジルスルホニル基、ベンジル基、または、−C(=O)C(=O)R(式中、RはC1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキル基、C1−C6アルコキシ基またはC1−C6ハロアルコキシ基を示す。)を示す。
}で表されるアミド誘導体の少なくとも1種と、
殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤および殺菌剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物と、を有効成分として含有する有害生物防除組成物。

但し、上記一般式(1)で表されるアミド誘導体が、以下の(A)〜(I)のいずれかである場合を除く。
(A)前記一般式(1)において、Kが、AおよびAが結合する2個の炭素原子と共に、ピリジンに由来する環状連結基を形成するのに必要な非金属原子群であって、Yがハロゲン原子であり、YがC1−C6ハロアルコキシ基であり、Tが−C(=G)−Qである場合。
(B)前記一般式(1)において、Kが、AおよびAが結合する2個の炭素原子と共に、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、フラン、チオフェン、オキサジアゾール、チオジアゾールまたはトリアゾールに由来する環状連結基を形成するのに必要な非金属原子群であって、YおよびYがそれぞれ独立にハロゲン原子であって、Tが−C(=G)−Gである場合。
(C)前記一般式(1)において、Kが、AおよびAが結合する2個の炭素原子と共に、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、フラン、チオフェン、オキサジアゾール、チオジアゾールまたはトリアゾールに由来する環状連結基を形成するのに必要な非金属原子群であって、Tが−C(=G)−Qであり、Yがハロゲン原子であり、Yがハロゲン原子またはハロアルコキシ基である場合。
(D)下記一般式(2)
【化2】


{一般式(2)中、Y〜Y、Q、G、G、R、およびRは、一般式(1)におけるY〜Y、Q、G、G、R、およびRとそれぞれ同義であり、Yがハロゲン原子であり、YがC1−C2ハロアルコキシ基である。}で表されるアミド化合物である場合。
(E)前記一般式(2)中、YおよびYは、ハロゲン原子であって、YがC2−C3ハロアルキル基である場合。
(F)下記一般式(3)
【化3】


{一般式(3)中、YおよびYはそれぞれ独立に、ハロゲン原子であり、XおよびXはそれぞれ独立に、水素原子もしくはフッ素原子であり、Qは、一般式(1)におけるQと同義であって、Rは水素原子またはメチル基であって、YはC3−C4パーフルオロアルキル基である。}で表されるアミド誘導体である場合。
(G)下記一般式(4)
【化4】


{一般式(4)中、Xがフッ素原子、X、X、およびXが水素原子であり、YおよびYは互いに異なって、臭素原子、もしくはトリフルオロメトキシ基であり、YおよびYは水素原子であり、Yはヘプタフルオロイソプロピル基であり、Qはフェニル基もしくは、2−クロロピリジン−3−イル基であり、RおよびRは互いに異なって、水素原子、もしくはメチル基である。
または、Xがフッ素原子、X、X、およびXが水素原子であり、YおよびYは臭素原子であり、YおよびYは水素原子であり、Yはペンタフルオロエチル基であり、Qは2−フルオロフェニル基であり、RおよびRはそれぞれ独立に、水素原子、もしくはメチル基である。
}で表されるアミド誘導体である場合。
(H)下記一般式(5)
【化5】


{一般式(5)中、YおよびYはそれぞれ独立に、ハロゲン原子であり、Xは水素原子もしくはフッ素原子であり、Qは、2,2,2−トリクロロエチル基および、3,3,3−トリフルオロ−n−プロピル基であり、Yは、C2−C4ハロアルキル基である。}で表されるアミド誘導体である場合。
(I)下記一般式(6)
【化6】


{一般式(6)中、YおよびYはそれぞれ独立に、ハロゲン原子であり、Qは、一般式(1)におけるQと同義であり、Rは、水素原子またはメチル基であり、YはC3−C4ハロアルキル基である。}で表されるアミド誘導体である場合。
【請求項2】
一般式(1)で表されるアミド誘導体が、下記一般式(7)
【化7】


{一般式(7)中、nは4であり、X、Y〜Y、Q、G、G、R、およびRは、一般式(1)におけるX、Y〜Y、Q、G、G、R、およびRとそれぞれ同義である。}で表される請求項1に記載の有害生物防除組成物。
【請求項3】
一般式(7)で表されるアミド誘導体が、下記一般式(8)
【化8】


{一般式(8)中、Qは置換基を有してもよいフェニル基または置換基を有してもよいピリジル基を示す。
、X、X、およびXはそれぞれ独立に、水素原子またはフッ素原子を示す。
およびRはそれぞれ独立に、水素原子またはC1−C3アルキル基を示す。
およびYはそれぞれ独立に、ハロゲン原子、C1−C3ハロアルコキシ基またはC1−C3ハロアルキル基を示し、YおよびYはそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子またはC1−C4アルキル基を示し、YはC3−C4ハロアルキル基を示す。
但し、YおよびYが同時にハロゲン原子の場合、XおよびXの少なくとも一方はフッ素原子である。また、YまたはYが、C1−C3ハロアルコキシ基の場合、Xはフッ素原子である。
}で表される請求項2に記載の有害生物防除組成物。

【請求項4】
一般式(1)で表されるアミド誘導体が、下記一般式(9)
【化9】


{一般式(9)中、nは4であり、X、Y〜Y、Q、G〜G、R、およびRは、一般式(1)におけるX、Y〜Y、Q、G〜G、R、およびRとそれぞれ同義である。}で表される請求項1に記載の有害生物防除組成物。

【請求項5】
前記一般式(1)において、Kは、AおよびAが結合する2個の炭素原子と共に、ピリジン、ピリジン−N−オキシド、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、トリアジン、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、フラン、チオフェン、オキサジアゾール、チオジアゾールまたはトリアゾールに由来する環状連結基を形成するのに必要な非金属原子群である請求項1に記載の有害生物防除組成物。

【請求項6】
前記殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤および殺菌剤からなる群は、
ピレスロイド系化合物、有機リン系化合物、オキシム・カーバメート系化合物、カーバメート系化合物、ネオニコチノイド系化合物、ジアシルヒドラジン系化合物、ベンゾイルウレア系化合物、幼若ホルモン系化合物、シクロジエン有機塩素系化合物、2−ジメチルアミノプロパン−1,3−ジチオール系化合物、アミジン系化合物、フェニルピラゾール系化合物、有機スズ系化合物、METI系化合物、ベンジレート系化合物、アリルピロール系化合物、ジニトロフェノール系化合物、アントラニル・ジアミド系化合物、オキサジアジン系化合物、セミカルバゾン系化合物、テトロン酸系化合物、カルバモイルトリアゾール系化合物、テトラジン系化合物、ストロビルリン系化合物、トリアゾール系化合物、イミダゾール系化合物、カルボキサミド系化合物、アシルアラニン系化合物、バリンアミド系化合物、スルホンアミド系化合物、スルフェンアミド系化合物、ジチオカーバメート系化合物、ジカルボキシイミド系化合物、グアニジン系化合物、ピリミジン系化合物、モルホリン系化合物、ベンズイミダゾール系化合物、ピロール系化合物、銅系化合物、抗生物質、トリアゾロピリミジン系化合物、ベンゾイル化合物、エチレンジアミン系化合物、イソキサゾリジン系化合物、キノリン系化合物、チアゾリジン系化合物、およびピラゾリノン系化合物からなる、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の有害生物防除組成物。
【請求項7】
前記殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤または殺菌剤からなる群は、下記第1の化合物群である、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の有害生物防除組成物。
第1の化合物群:アクリナトリン、アレスリン[(1R)−アイソマー]、ビフェントリン、ビオアレスリン、ビオアレスリン S−シクロペンテニル アイソマー、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、ベータ−シフルトリン、シハロトリン、ガンマ−シハロトリン、ラムダ−シハロトリン、シペルメトリン、アルファ−シペルメトリン、ベータ−シペルメトリン、セタ−シペルメトリン、ゼダ−シペルメトリン、シフェノトリン[(1R)−トランス−アイソマー]、デルタメトリン、エンペントリン[(EZ)−(1R)−アイソマー]、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルメトリン、タウ−フルバリネート、ハルフェンプロックス、イミプロトリン、メトトリン、メトフルトリン、ペルメトリン、フェノトリン[(1R)−トランス−アイソマー]、プラレトリン、レスメトリン、カデトリン(RU15525)、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメトリン、テトラメトリン[(1R)−アイソマー]、トラロメトリン、トランスフルトリン、ZXI8901、バイオペルメトリン、フラメトリン、プロフルトリン、フルブロシトリネート、ジメフルトリン、アセフェート、アザメチホス、アジンホス−メチル、アジンホス−エチル、カズサホス、クロルエトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス、クロルピリホス−メチル、クマホス、シアノホス(CYAP)、デメトン−S−メチル、ダイアジノン、ジクロフェンチオン(ECP)、ジクロルボス(DDVP)、ジクロトホス。ジメトエート、ジメチルビンホス、ジスルホトン(エチルチオメトン)、O−エチル O−4−ニトロフェニル フェニルホスホノチオアート(EPN)、エチオン、エトプロホス、ファムフール、フェナミホス、フェニトロチオン(MEP)、フェンチオン(MPP)、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イソフェンホス−メチル、イソカルボホス(イソプロピル O−(メトキシアミノチオ=ホスホリル) サリチラート)、イソキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン(DMTP)、メビンホス、モノクロトホス、ナレッド(BRP)、オメトエート、オキシデメトン−メチル、パラチオン、パラチオン−メチル、フェントエート(PAP)、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ホキシム、ピリミホス−メチル、プロフェノホス、プロペタンホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテップ、テブピリムホス、テメホス、テルブホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホン(DEP)、バミドチオン、クロルチオン(バイエル 22/190)、ブロムフェンビンホス、ブロモホス、ブロモホス−エチル、ブタチオホス、カルボフェノチオン、クロルホキシム、スルプロホス、ジアミダホス、テトラクロルビンホス(CVMP)、プロパホス、メスルフェンホス、ジオキサベンゾホス(サリチオン)、エトリムホス、オキシデプロホス、ホルモチオン、フェンスルホチオン、イサゾホス、イミシアホス(AKD3088)、イサミドホス、チオナジン、ホスチエタン、ホスホカルブ、アラニカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、チオジカルブ、チオファノックス、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、カルバリル(NAC)、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ(BPMC)、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ(MIPC)、メチオカルブ、メソミル、オキサミル、ピリミカーブ、プロポキスル(PHC)、トリメタカルブ、XMC、アリキシカルブ、アルドキシカルブ、ブフェンカルブ、ブタカルブ、カーバノレート、メトルカルブ(MTMC)、キシルイルカルブ(MPMC)、フェノチオカルブ、キシリルカルブ、ベンダイオカルブ、アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム、チアクロプリド、チアメトキサム、クロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、デブフェノジド、ビストリフルロン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、テフルベンズロン、トリフルムロン、フェノキシカルブ、ヒドロプレン、キノプレン、メソプレン、ピリプロキシフェン、メトプレン、ハイドロプレン、クロルデン、エンドスルファン、リンデン(gamma−HCH)、ジエノクロル、カルタップ塩酸塩、チオシクラム、アミトラズ、エチプロール、フィプロニル、アセトプロール、アゾシクロチン、シヘキサチン、酸化フェンブタスズ(フェンブタチンオキシド)、フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリダベン、ピリミジフェン、テブフェンピラド、トルフェンピラド、ブロモプロピレート、クロルフェナピル、DNOC、ビナパクリル、クロラントラニリプロール、シアントラニリプロール(DPX−HGW86)、インドキサカルブ、メタフルミゾン、スピロジクロフェン、スピロメシフェン、トリアザメート、ジフロビダジン、アバメクチン、アセキノシル、アザジラクチン、ベンスルタップ、ベンゾキシメート、ビフェナゼート、ブプロフェジン、CGA 50 439、キノメチオネート、クロフェンテジン、クリオライト、シロマジン、タゾメット、DCIP、DDT、ジアフェンチウロン、1,3−ジクロロプロパン(D−D)、ジコホール、ジシクラニル、ジノブトン、ジノカップ、ENT 8184、エトキサゾール、フロニカミド、フルアクリピリム、フルベンジアミド、ペルオキソカルボナート(GY−81)、ヘキシチアゾクス、ヒドラメチルノン、シアン化水素、ヨウ化メチル、カランジン、ベルブチン(MB−599)、塩化水銀、メタム、メトキシクロール、メチルイソチオシアネート、ミルベメクチン、ペンタクロロフェノール、ホスフィン、ピペロニル ブトキシド、ポリナクチン複合体、プロパルギット(BPPS)、ピメトロジン、ピレトリン、ピリダリル、ロテノン、ビス(2,3,3,3−テトラクロロプロピル)エーテル(S421)、サバディラ、スピノサド、スルコフロン塩(スルコフロン−ナトリウム)、スルフルラミド、テトラジホン、チオスルタップ、トリブホス、アルドリン、アミジチオン、アミドチオエート、アミノカルブ、アミトン、アラマイト、アチダチオン、アゾトエート、ポリスルフィドバリウム、バイエル 22408、バイエル 32394、ベンクロチアズ、5−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−3−ヘキシルシクロヘキサ−2−エノン、1,1−ビス(4−クロロフェニル)−2−エトキシエタノール、ブトネート、ブトピロノキシル、2−(2−ブトキシエトキシ)エチル チオシアナート、カンフェクロル、クロルベンシド、クロルデコン、クロルジメホルム、クロルフェネトール、クロルフェンソン、イソプロチオラン、フルアズロン、レピメクチン、スピネトラム、エマメクチン安息香酸塩、メタアルデヒド、フェニソブロモレート、フルアジナム、ビアラホス、ベノミル、塩酸レバミゾール、ピリフルキナゾン(NNII0101)、)シフルメトフェン、アミドフルメト、IKA−2005、シエノピラフェン(NC512)、スピロテトラマト(BYI08330)、スルホキサフロール、ピラフルプロール(V3039)、ピリプロール(V3086)、トラロピリル、フルピラゾフォス、ジオフェノラン、クロルベンジレート、硫酸ニコチン、フルフェンジン、ベンゾメート、エマメクチンベンゾエート、オレイン酸カリウム、オレイン酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルデンプン、フルフェネリム、メタフルミゾール、トリプロピルイソシアヌレート、アルベンダゾール、オキシベンダゾール、ベンズルタップ、フェンベンダゾール、酒石酸モランテル、メタム・ナトリウム、1,3−ジクロロプロペン、イミシアフォス(AKD−3088)、クロルピクリン、エチレンジブロマイド(EDB)、フッ化スルフリル、アクリロニトリル、ビス(2−クロロエチル) エーテル、1−ブロモ−2−クロロエタン、3−ブロモ−1−クロロプロパ−1−エン、ブロモシクレン、二硫化炭素、四塩化炭素、ネマデクチン、リン化アルミニウム、バチルス・チューリンゲンシス デルタ エンドトキシン、ボラックス、カルシウム ポリスルフィド、クリオライト、サイトカイニン、ニコチン、2−(オクチルチオ)エタノール、タール油、アナバシン、酒石酸モランテル、除虫菊(ピレトリン)、ダイズレチシン、デンプン、脂肪酸グリセリド、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ケイソウ土、バチルス・チューリンゲンシス、
下記一般式(AA)
【化10】


[一般式(AA)中、Ra1は、ハロゲン原子により置換されてもよいC1−C6アルキル基を示し、Ra2は、水素原子、下記置換基群Aから選ばれた置換基により置換されてもよいC1−C6アルキル基、C2−C6アルケニル基又はアシル基を示し、Ra6は、式C−Ra3で表される基又は窒素原子を示し、
a3及びRa4は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、下記置換基群Aから選ばれた置換基により置換されてもよいC1−C6アルキル基、C3−C7シクロアルキル基、C2−C6アルケニル基、C3−C7シクロアルケニル基、ホルミル基、式CH=NORa5(式中、Ra5は、水素原子又はC1−C6アルキル基である。)で表される基、シアノ基、下記置換基群Bから選ばれた置換基により置換されてもよいフェニル基、下記置換基群Bから選ばれた置換基により置換されてもよい5又は6員複素環基(当該複素環は、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群から選ばれる同一又は異なった1〜3個の複素原子を含有する。但し、酸素原子及び硫黄原子の個数は0又は1個である。)、下記置換基群Aから選ばれた置換基により置換されてもよいC1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、または、下記置換基群Bから選ばれた置換基により置換されてもよいフェノキシ基を示す。
置換基群Aは、ハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルキルチオ基、シアノ基及びフェニル基からなり、
置換基群Bは、ハロゲン原子、上記置換基群Aから選ばれた置換基により置換されてもよいC1−C6アルキル基、上記置換基群Aから選ばれた置換基により置換されてもよいC1−C6アルコキシ基、シアノ基及びニトロ基からなる。]で表されるN−ヘテロアリール−4−(ハロアルキル)ニコチンアミド誘導体およびその塩、
下記一般式(BB)
【化11】


[一般式(BB)中、Rb1はメチル基、塩素原子、臭素原子またはフッ素原子を示し、Rb2はフッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1−C4ハロアルキル基またはC1−C4ハロアルコキシ基を示し、Rb3はフッ素原子、塩素原子または臭素原子を示し、Rb4は置換されていてもよいC1−C4アルキル、置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、置換されていてもよいC3−C4アルキニル基、置換されていてもよいC3−C5シクロアルキル基または水素原子を表し、Rb5は水素原子またはメチル基を示し、Rb6は水素原子、フッ素原子または塩素原子を表し、Rb7は水素原子、フッ素原子または塩素原子を示す。]で表される化合物、
下記一般式(CC)
【化12】


[一般式(CC)中、Rc1は、Rc2−NH−C(=O)基、Rc2−C(=O)−NH−CH基、Rc3−S(O)基、置換されていてもよいピロール−1−イル基、置換されていてもよいイミダゾール−1−イル基、置換されていてもよいピラゾール−1−イル基または置換されていてもよい1,2,4−トリアゾール−1−イル基を示し、Rc2は置換されていてもよいC1−C4ハロアルキル基、または置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基を示し、Rc3は置換されていてもよいC1−C4アルキル基を示す。
c4は水素原子、塩素原子、シアノ基、またはメチル基を示す。]で表される化合物、
一般式(DD)
【化13】


[一般式(DD)中、Rd1は、ハロメトキシ基を示し、Rd2は、水素原子、メチル基、エチル基、1−メチルエチル基、プロピ−2−イン−1−イルまたは2−ジフロオロエチル基を示し、Rd3は、水素原子またはハロゲン原子を示す。]で表される化合物、
一般式(EE)
【化14】


[一般式(EE)中、Re1はアルキル基またはシクロアルキル基を示し、Re2は塩素原子またはトリフルオロメチル基を表す。]で表される化合物、
一般式(FF)
【化15】


[一般式(FF)中、Rf1は、C1−C4アルキル基、C3またはC4環状アルキル基、C2−C4アルケニル基、C1−C4アルコキシ基、またはC1−C4チオアルコキシ基を示す。]を示し、Rf2、Rf3およびRf4は、それぞれ独立して、C1−C4のアルキル基を示す。]で表される化合物、
一般式(GG)
【化16】


[一般式(GG)中、Rg1は、CORg4またはCOORg5(ここで、Rg4およびRg5は互いに独立して、C1−C4アルキル基を示す)を表し、Rg2はC1−C4アルキル基を表し、Rg3はC1−C4アルキル基を表し、Rg6およびRg7は、互いに独立して、水素原子、またはハロゲン原子により置換されていてもよいC1−C4アルキル基もしくはC1−C4アルキルオキシ基を表す。ただしRg6およびRg7が同時に水素原子を表すことはない。
g8、Rg9、Rg10、Rg11およびRg12は、互いに独立して、水素原子、C1−C8アルキルオキシ基(このC1−C8アルキルオキシ基は、同一または異なる1以上のハロゲン原子、および同一または異なる1以上のハロゲン原子により置換されたC1−C4アルキルオキシ基から選ばれる少なくとも1つにより置換されたものである)、または、ハロゲン原子を表す。ただし、Rg8、Rg9、Rg10、Rg11およびRg12の少なくとも1つは、C1−C8アルキルオキシ基(このC1−C8アルキルオキシ基は、同一または異なる1以上のハロゲン原子、および同一または異なる1以上のハロゲン原子により置換されたC1−C4アルキルオキシ基から選ばれる少なくとも1つにより置換されたものである)を表すか、Rg8、Rg9、Rg10、Rg11およびRg12から選ばれる2つの隣り合う基が互いに連結して、1以上のハロゲン原子により置換された−O−(CH)n−O−(ここでnは1または2を表す)を表す。]で表される化合物、
アゾキシストロビン、クレソキシムメチル、ピラクロストロビン、ピコキシストロビン、フルオキサストロビン、ジモキシストロビン、オリサストロビン、メトミノストロビン、トリフロキシストロビン、エネストロビン、ピラメトストロビン、ピラオキシストロビン、シメコナゾール、テブコナゾール、フェンブコナゾール、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、トリアジメホン、テトラコナゾール、プロチオコナゾール、トリティコナゾール、エポキシコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、プロピコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、ペンコナゾール、ブロムコナゾール、トリアジメノール、フルトリアフォル、ミクロブタニル、エタコナゾール、ビテルタノール、オキスポコナゾールフマル酸塩、トリフミゾール、イマザリル、イマザリル−S、プロクロラズ、ペフラゾエート、トリアゾキシド、フェナミドン、ペンチオピラド、フルトラニル、フラメトピル、ボスカリド、フェンヘキサミド、シフルフェナミド、テクロフタラム、マンジプロパミド、ビキサフェン、カルボキシン、オキシカルボキシン、メプロニル、シルチオファム、チフルザミド、フルメトバー、エタボキサム、ゾキサミド、チアジニル、イソチアニル、ジクロシメット、フェノキサニル、フルオピコリド、フルオピラム、カルプロパミド、トルフェンピラド、ペンフルフェン、セダキサン、イソピラザム、3−ジフルオロメチル−N−[4’−(3,3−ジメチルブチン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、3−ジフルオロメチル−N−[4’−(3−メトキシ−3−メチルブチン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、メタラキシル、メタラキシル−M、ベナラキシル、ベナラキシル−M、フララキシル−M、ベンチアバリカルブイソプロピル、イプロバリカルブ、バリフェナレート、シアゾファミド、アミスルブロム、フルスルファミド、トリルフルアニド、ジクロフルアニド、プロパモカルブ、プロパモカルブ塩酸塩、ジエトフェンカルブ、ピリベンカルブ、マンゼブ、マンネブ、プロピネブ、ジネブ、メチラム、ジラム、チウラム、ポリカーバメート、イプロジオン、プロシミドン、キャプタン、ビンクロゾリン、クロゾリネート、ホルペット、イミノクタジンアルベシル酸塩、イミノクタジン酢酸塩、グアザチン、ドジン、メパニピリム、フェナリモル、)フェリムゾン、シプロジニル、ピリメタニル、ヌアリモル、ジメチリモル、ブピリメート、ジフルメトリム、ジメトモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、ドデモルフ、フルモルフ、チオファネートメチル、チオファネート、ベノミル、カルベンダジム、チアベンダゾール、フベリダゾール、フルジオキソニル、フルオロイミド、フェンピクロニル、ホセチル、エジフェンホス、トルクロホスメチル、イプロベンホス、ピラゾホス、水酸化第二銅、銅、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、オキシン銅、硫酸銅五水塩、無水硫酸銅、ノニルフェノールスルホン酸銅、DBEDC、カスガマイシン、バリダマイシン、ポリオキシン誘導体、ブラストサイジンSベンジルアミノベンゼンスルホン酸塩、ストレプトマイシン、ナタマイシン、ミルディオマイシン、オキシテトラサイクリン、クロロタロニル、フサライド、キントゼン、5−クロロ−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、5−クロロ−N−[(1S)−2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル]−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、5−クロロ−N−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、5−(メトキシメチル)−6−オクチル[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン、アメトクトラジン、メトラフェノン、3−(2,3,4−トリメトキシ−6−メチルベンゾイル)−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルピリジン、3−[5−(4−クロロフェニル)−2,3−ジメチルイソキサゾリジン−3−イル]ピリジン、3−[2,3−ジメチル−5−(4−メチルフェニル)イソキサゾリジン−3−イル]ピリジン、3−[2−イソプロピル−3−メチル−5−(4−クロロフェニル)イソキサゾリジン−3−イル]ピリジン、キノキシフェン、テブフロキン、3−(5−フルオロ−3,3,4,4−テトラメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、3−(4,4−ジフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、3−(4,4,5−トリフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、フルチアニル、1−[(2−プロペニルチオ)カルボニル]−2−(1−メチルエチル)−4−(2−メチルフェニル)−5−アミノ−1H−ピラゾール−3−オン、1−[(エチルチオ)カルボニル]−2−(1−メチルエチル)−4−(2−メチルフェニル)−5−アミノ−1H−ピラゾール−3−オン、1−[(エチルチオ)カルボニル]−2−(1−メチルエチル)−4−(2,6−ジクロロフェニル)−5−アミノ−1H−ピラゾール−3−オン、ヒドロキシイソキサゾール、フルアジナム、ジクロメジン、トリシクラゾール、シモキサニル、ファモキサドン、フェンアミドン、クロルピクリン、チアジアジン、プロキナジド、スピロキサミン、フェンプロピジン、ジチアノン、ペンシクロン、イソプロチオラン、プロベナゾール、レスベラトロール、トリホリン、アシベンゾラル−S−メチル、ピロキロン、ジノキャップ、有機ニッケル、エトリジアゾール、オキサジキシル、アンバム、ピリフェノックス、オキソリニック酸、亜燐酸、ダゾメット、メチルイソチオシアネート、メタスルホカルブ、ヨウ化メチル、硫黄、石灰硫黄混剤、フェンチン次亜塩素酸塩、キノメチオネート、クロロネブ、アニラジン、ニトロタルイソプロピル、フェニトロパン、ジクロラン、ベンチアゾール、トリクラミド、ヒドロキシイソキサゾールカリウム、水和硫黄剤、硫酸亜鉛、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、次亜塩素酸ナトリウム、金属銀、ナタネ油、マシン油、ハルピンタンパク、および、下記一般式(HH)
【化17】


[一般式(HH)中、Rh1は、C1−C6アルキル基、C2−C6アルケニル基、アリールアルキル基、ヘテロ環アルキル基、ハロゲン原子で置換された炭素数C1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されたC3−C6シクロアルキル基、またはハロゲン原子で置換されたC2−C6アルケニル基を表し、Rh3およびRh4はそれぞれ独立して、水素原子、またはC1−C6アルキル基を表し、Rh8はアリール基またはヘテロ環基を表す。]で表される化合物。

【請求項8】
前記殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤および殺菌剤からなる群は、下記第2の化合物群である請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の有害生物防除組成物。
第2の化合物群:クロルピリホス、エトフェンプロックス、ジノテフラン、フィプロニル、スピノサド、クロラントラニリプロール、ピメトロジン、レピメクチン、フェニトロチオン、シラフルオフェン、ブプロフェジン、エチプロール、ピリダベン、アセキノシル、酸化フェンブタスズ、スピロジクロフェン、エトキサゾール、ビフェナゼート、ミルベメクチン、N−(4−メチル−5−イソオキサゾリル)−4−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド、プロベナゾール、ジクロシメット、オリサストロビン、トリシクラゾール、イソプロチオラン、イソチアニル、ペンチオピラド、シメコナゾール、フルスルファミド、3−(5−フルオロ−3,3,4,4−テトラメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、3−(4,4−ジフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、3−(4,4,5−トリフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、ヒドロキシイソキサゾール、クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム、アゾキシストロビン、カルボキシン、フルジオキソニル、イプコナゾール、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン、キャプタン、メタラキシル−M、チウラム、マンゼブ、シアントラニリプロール(DPX−HGW86)、アセタミプリド、ニテンピラム、チアクロプリド、アセフェート、ピリプロキシフェン、ベンフラカルブ、トルフェンピラド、クロルフェナピル、スピロテトラマト(BYI08330)、スピロメシフェン、メソミル、イミノクタジンアルベシル酸塩、イミノクタジン酢酸塩、アシベンゾラル−S−メチル、フェリムゾン、ピロキロン、チアジニル、フサライド、カスガマイシン、フェノキサニル、メプロニル、ジクロメジン、ペンシクロン、バリダマイシン、エジフェンホス、フラメトピル、チフルザミド、フルトラニル、メトミノストロビン、イプロベンホス、オキソリニック酸、テクロフタラム、ピコキシストロビン、フルシラゾール、テブコナゾール、トリアジメノール、ジフェノコナゾール、チアベンダゾール、メタラキシル、ストレプトマイシン、
下記一般式(HH)
【化18】


[一般式(HH)中、Rh1は、C1−C6アルキル基、C2−C6アルケニル基、アリールアルキル基、ヘテロ環アルキル基、ハロゲン原子で置換された炭素数C1−C6アルキル基、ハロゲン原子で置換されたC3−C6シクロアルキル基、またはハロゲン原子で置換されたC2−C6アルケニル基を表し、Rh3およびRh4はそれぞれ独立して、水素原子、またはC1−C6アルキル基を表し、Rh8はアリール基またはヘテロ環基を表す。]で表される化合物。

【請求項9】
前記殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤および殺菌剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物の含有率が0.001〜99重量%である請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の有害生物防除組成物。
【請求項10】
請求項9に記載の有害生物防除組成物を有害生物に直接、または有害生物の生息場所に施用することを含む有害生物の防除方法。
【請求項11】
請求項9に記載の有害生物防除組成物を植物種子に適用することを含む有害生物による被害の予防方法。
【請求項12】
前記植物種子への適用方法が、種子への吹き付け処理、塗沫処理、浸漬処理または、粉衣処理である請求項11に記載の予防方法。
【請求項13】
前記植物種子は、トウモロコシ、大豆、小豆、綿、稲、サトウダイコン、小麦、大麦、ヒマワリ、トマト、キュウリ、ナス、ホウレンソウ、サヤエンドウ、カボチャ、サトウキビ、タバコ、ピーマンおよびセイヨウアブラナの種子、サトイモ、バレイショ、カンショ、コンニャクの種芋、食用ゆり、およびチューリップの球根からなる群から選ばれる、請求項11または請求項12に記載の予防方法。
【請求項14】
請求項9に記載の有害生物防除組成物が適用された植物種子。

【公開番号】特開2011−157294(P2011−157294A)
【公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−19739(P2010−19739)
【出願日】平成22年1月29日(2010.1.29)
【出願人】(303020956)三井化学アグロ株式会社 (70)
【Fターム(参考)】