説明

果菜自動選別における果菜送り出し方法及び果菜自動選別用果菜送り出し装置

【課題】 果菜キャリア2から果菜引受け体4への乗り継ぎの際に果菜3が転がる。
【解決手段】 仕分排出部の果菜キャリア2と果菜引受け体4との間に、果菜キャリア2から排出される果菜3を同果菜キャリア2の進行方向から20度乃至70度の範囲内の斜方向に引出して果菜引受け体4へと送り出す斜め引出しコンベア6を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、各種果菜をサイズ別、形状別、糖度別など規格(等階級)別に選別するための自動選別装置に関するものであり、特にトマト、桃、梨、茄子、メロン、小玉西瓜などの果菜の選別に適したものである。
【背景技術】
【0002】
トマトなどの果菜を選別する装置として、図7に示すものがある。これはチェーン(無端搬送帯)1に多数の果菜キャリア2が連結されており、各キャリア2の上面が可倒式の受皿となり、果菜3をこの受皿の上においてキャリア2に供給すると、搬送途中に計測部で等階級が判別され、その判別信号に基づいて、所定の仕分け用の果菜引受け体(ベルトコンベアやテーブル)4のところで受皿が横転され、果菜3が転がりながら果菜引受け体4上にプールされ、仕分けされるというものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
図7の選別装置では、走行中の果菜キャリア2から受皿を横転させて果菜3を排出するために、第1に、受皿横転倒時の落下と転がりで果菜3が痛み、第2に、果菜引受け体4が果菜キャリア2の進行方向に対して真横に引出すもの或いは単なるテーブルであるために、果菜キャリア2の進行方向への運動が急に規制されて、果菜3は果菜引受け体4上を斜め横方向に勢い良く転がって進むこととなり、さらなる傷みの発生を生じさせる。果菜3がトマトの場合、熟す前の青くかたい状態で出荷することも多いため、この選果機も広く使われてきたが、しかしながら傷みを問題視する場合には、高価で維持コストの高いパン方式の選果機を選択するしかなかった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願発明の果菜自動選別方法は、果菜キャリアに果菜を載せて搬送し、搬送中の果菜の等階級等を判別し、その判別信号に基づいて、搬送中の果菜を搬送方向側方に送り出して判別結果別に選別する果菜自動選別方法において、果菜搬送中の果菜キャリアを搬送ラインの側方に回転させて果菜を斜め引出しコンベアの上に送り出し、斜め引出しコンベアを果菜搬送方向斜め先方に回転させて、斜め引出しコンベア上に送り出される果菜を前記斜め先方に搬送する方法である。
【0005】
本願発明の果菜自動選別方法は、斜め引出しコンベアにより果菜搬送方向斜め先方に搬送した果菜を、斜め引出しコンベアの先方に配置された果菜引受け体に送り出す方法である。
【0006】
本願発明の果菜自動選別方法は、果菜引受け体は斜め引出しコンベアから果菜が送り込まれると自動運転して果菜をプールする方法である。
【0007】
本願発明の果菜自動選別方法は、請求項1記載の果菜自動選別方法において、斜め引出しコンベアを果菜搬送方向に対して20度乃至70度の範囲内の斜め先方に回転させて、果菜をその斜め先方に搬送する方法である。
【0008】
本願発明の果菜自動選別装置は、果菜キャリアに果菜を載せて搬送し、搬送中の果菜を等階級等に判別し、その判別信号に基づいて、搬送中の果菜を搬送方向側方に送り出して判別結果別に選別する果菜自動選別装置において、前記搬送ラインの側方に斜め引出しコンベアを配置し、前記果菜キャリアは前記判別信号に基づいて側方に回転してその上の果菜を前記斜め引出しコンベアの上に送り出すことができ、前記斜め引出しコンベアは果菜搬送方向斜め先方に回転して、果菜キャリアから送り出された果菜を前記斜め先方に搬送可能としたものである。
【0009】
本願発明の果菜自動選別装置は、斜め引出しコンベアの先方にそれから送出される果菜を引き受ける果菜引受け体が配置されたものである。
【0010】
本願発明の果菜自動選別装置は、斜め引出しコンベアが果菜搬送方向に二以上配置され、果菜引受け体がそれら斜め引出しコンベアの先方に配置されたものである。
【0011】
本願発明の果菜自動選別装置は、果菜引受け体は斜め引出しコンベアから果菜が送り込まれると自動的に進行して果菜を果菜引受け体上にプール可能としたものである。
【0012】
本願発明の果菜自動選別装置は、請求項3記載の果菜自動選別装置において、斜め引出しコンベアは果菜搬送方向に対して20度乃至70度の範囲で斜め先方に向けて回転可能としたものである。
【0013】
本願発明の果菜自動選別装置は、果菜キャリアがベルトコンベア式のキャリアであるものである。
【0014】
本願発明の果菜自動選別装置は、請求項3又は請求項4記載の果菜自動選別装置において、斜め引出しコンベアを果菜搬送方向斜め先方に駆動される搬送ベルトを数本並べたものとしたものである。
【0015】
本願発明の果菜自動選別装置は、斜め引出しコンベアを、果菜搬送方向斜め先方に回転する搬送ローラを多数本並べたものとしたものである。
また、本願発明果菜自動選別装置は、前記果菜キャリアは搬送ベルトを備え、搬送ベルトにスライドピンが取り付けられ、スライドピンが往復移動するとそのベルトが往復移動するものとすることもできる。
【発明の効果】
【0016】
本願発明は、仕分排出部5の果菜キャリア2と果菜引受け体4との間に、果菜キャリア2から排出される果菜3を同果菜キャリア2の進行方向から20度乃至70度の範囲内の斜方向に引出して果菜引受け体4へと送り出す斜め引出しコンベア6を備えており、果菜引受け体4に移るまでに、一旦斜めに運ばれるため、果菜3の運動方向の変化が少なく、果菜3の転がりを低減することができ、安全な仕分けが可能となる。
【0017】
本願発明は、果菜キャリア2が、ベルトコンベア式のキャリアであるため、果菜3の排出が水平に横移動されて斜め引出しコンベア6に送り出されるため、転倒式の果菜キャリア2に比べて大幅に果菜3の転倒を防止することができ、転がり等をほぼ防止できる安全な仕分けが可能となる。痛みが生じやすい、桃や梨などの選果にも利用することができる。
【0018】
本願発明は、斜め引出しコンベア6が、その引出し方向に駆動される細身の搬送ベルト30を、果菜キャリア2の進行方向に沿って複数本並べて構成したものであるため、構造が安価で簡潔となる。
【0019】
本願発明で、斜め引出しコンベア6が、その引出し方向に回転される搬送ローラを多数本敷き詰めて構成したものとすると、ベルトの場合と同様に、果菜を斜め先方に運ぶことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
(実施の形態1)
図1、3は本願発明の果菜自動選別用果菜送り出し装置の実施形態を示した平面図であり、トマト用の選別装置として構成したものである。この装置は、大きさ的にオーバーラップする桃や梨、さらには長さ20cmまでの茄子の選別にも兼用することができる。図1、3の1は図示されていない駆動機構により図中の矢印a方向に進行される無端搬送帯(ドライブチェーン)であり、30m長の長尺なフレーム9に沿って2本設けられている。図1、3の2はトマト3を載せて搬送する果菜キャリアであり、ドライブチェーン1に連結されて図中の矢印a方向に走行される。
【0021】
図1、3の果菜キャリア2は、詳細を図2(a)〜(c)に示すように、長さ360mm、幅140mm、高さ50mmのステンレス製フレーム10と、同フレーム10の長手方向両端(軸間距離330mm)に回転自在に取り付けられた回転ローラ11a、11bと、これら回転ローラ11a、11b間に掛け渡された幅130mmの搬送ベルト12とを備えたベルトコンベア式のキャリアである。
【0022】
図2のフレーム10は、底面中央に、フレームの長手方向に沿って長さ170mm、幅10mmの長穴14が開口されている。この長穴14には、同長穴14に沿って図中の矢印e−f方向にのみ150mmの距離を移動可能なスライドピン15が取り付けられている。このスライドピン15の上端15aは、搬送ベルト12に固定された金具16と連結されており、またスライドピン15の下端15bはフレーム10の下側に20mmほど突き出されている。同ピン15の下部にはベアリング17が取り付けられており、これを矢印e−f方向にスライドすると、上部に連結された搬送ベルト12を最大で150mm往復移動することができる。フレーム10の上部には、搬送ベルト12を受けて支持するための支持板18が取り付けられている(図2(a)にのみ図示)。
【0023】
図2の搬送ベルト12は、詳細を図4に示すように、その上側部分のベルト表面のトマト3を載せ置く部分に、長さ200mm、幅130mmのシート状の受け部材13が貼付けられている。この受け部材13は、表面に最大高さ3mmの突条19が複数本形成されており、これら突条19の上端は、トマト3を載せる部分がすり鉢状に凹まされるよう、且つ細長い茄子を縦向きに載せることができるように長手方向に長い楕円のすり鉢状にカットされている。この受け部材13は、可撓性に富むエラストマなどの素材で作成されており、回転ローラ11aを曲がる際に、搬送ベルト12から浮き上がったり、しわが出たりすることなく、滑らかに曲がるようになっている。
【0024】
図3に示す長大な果菜キャリア2の走行ラインは、搬送方向手前の区間A(約6〜7m)が、果菜キャリア2にトマト3を載せるためのトマト供給部であり、続く区間B(約1〜2m)がトマト3の等階級を計測する計測部であり、以降の区間Cは仕分け部となっている。
【0025】
図3の区間Aには、ライン脇に数人の作業員が立ち並び、収穫されたトマト3を一つずつ果菜キャリア2に載せ置いて供給する。
【0026】
図3の区間Bの計測部には、画像処理による計測装置8が設けられており、トマトの大きさ及び形状、傷や色などから、あらかじめ指定された条件に基づいて等階級を判別することができるようになっている。この計測装置からは等階級を代表する判別信号が出力されるようになっている。ロードセルを設けて果菜キャリアの重量を計測してトマト3の重量計測を行うようなこともできる。
【0027】
図3の区間Cの各仕分排出部5には、果菜キャリア2の底のスライドピン15(正確にはベアリング17)を操作して搬送ベルト12を図中の矢印b方向に動かすためのスライド手段が設けられている。各スライド手段は、図5に示すような、スライドピン15及びそのベアリング17が差し込まれて走行可能な直進及び斜めのガイド溝20(20a、20b)が形成されたナイロンプレート21と、分岐部22に設けられた切替えバー23と、同バー23の下側に設けられたロータリーソレノイド24とからなる。ロータリーソレノイド24は、区間Bの計測装置8の判別信号を受けて動作するようになっており、例えば、排出すべきトマト3を載せた果菜キャリア2が分岐部22を通過しようとすると、平常時直進状態S1にある切替えバー23を斜め進行状態S2に切り替え、直進ガイド溝20aを進行する果菜キャリア2のスライドピン15を斜めガイド溝20b(直進ガイド溝20aに対して30度の傾き)側に案内し、これによりスライドピン15を矢印g方向に横移動させて、搬送ベルト12を矢印b方向に回動させ、その上に載せられているトマト3を排出する。なお、この区間Cの搬送方向先端部には、斜めガイド溝20bにより、横スライドされたスライドピン15を元の位置に復帰させ、搬送ベルト12を戻すためのガイド25(図3)も設けられている。
【0028】
図3の各区間Cの各仕分排出部5の側方には、果菜キャリア2から送出されるトマト3を、果菜キャリア2の進行方向から斜め50度の方向に引き出して搬送する斜め引出しコンベア6が設けられている。同斜め引出しコンベア6は、図5に示すように、斜め50度に傾けて配置した細身のベルト30を複数本並列させて構成した構造のベルトコンベアである。各ベルト(この場合、丸ベルト)は、両端に設けられた2個の従動プーリー31a、31bと、下側に設けられた駆動シャフト32とに掛け渡されており、駆動シャフト32とは斜に接触している。駆動シャフト32は図示されていないモーターにより回転されるようになっており、丸ベルト30は若干捻られながらも駆動されて、コンベア上面では、図中の矢印c方向に進行し、その上に送り出されたトマト3を、果菜キャリア2の進行方向から横50度の方向に搬送することが出来るようになっている。丸ベルト30の配列間隔は10mm前後に設定してあり、小粒のトマト3でも、隙間に落ち込むことなく確実に搬送することが出来るようになっている。この斜め引出しコンベア6は、連続運転されるようになっている。
【0029】
図3の各区間Cの斜め引出しコンベア6の先には、図1、3、5に示すように果菜引受け体(この場合は平ベルトコンベア)4を設けてある。この平ベルトコンベア4は、間欠運転されるコンベアであり、果菜キャリア2から斜め引出しコンベア6を経てトマト3が送り込まれる時にだけ、トマト約1個分の距離だけ(トマト3が1個通過するに必要な時間)自動運転され、平ベルトコンベア4上に間隔を詰めてトマト3をプールすることができるようになっている。
【0030】
(実施の形態2)
本件発明の果菜自動選別装置において、斜め引出しコンベア6は、各種の構造のコンベアを用いることができる。図6は、ローラーコンベアで構成する場合の例であり、直径6〜8mm程度の小径の駆動ローラ30を斜めに傾けて多数配置してなるものである。駆動ローラ30は1本1本中央部分が支持具31で回転自在に保持されていると共に、中央部分に回転駆動用のロープ32がかけられており、同ロープ32によって回転駆動される構造となっている。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本願発明の果菜自動選別用果菜送り出し装置の実施形態を示した平面図であり、供給部や計測部、果菜仕分け部を部分的に示したものである。
【図2】(a)は果菜受け体の平面図、(b)は(a)の側面図、(c)は(a)の正面図。
【図3】本願発明の果菜自動選別用果菜送り出し装置の全体的な構成を示した平面図。
【図4】(a)〜(c)は果菜キャリアに取り付ける受け部材の説明図。
【図5】本願発明の果菜自動選別用果菜送り出し装置における斜め引出しコンベアの一例であり、(a)は側面図、(b)は平面図。
【図6】本願発明の果菜自動選別用果菜送り出し装置における斜め引出しコンベアの他の例を示した平面図。
【図7】従来の果菜自動選別装置の概略を示した平面図。
【符号の説明】
【0032】
1 無端搬送帯
2 果菜キャリア
3 果菜
4 果菜引受け体
5 仕分排出部
6 斜め引出しコンベア


【特許請求の範囲】
【請求項1】
無端搬送体に果菜キャリアが多数設けられた果菜搬送ラインの果菜供給部において果菜搬送ラインの幅方向側方から作業員が果菜を載せ、果菜搬送ラインのその後の等階級計測部で果菜の等階級を判別し、果菜搬送ラインの仕分排出部において果菜キャリアを回動させてその上に載せられている果菜を果菜搬送方向側方に送り出す果菜自動選別における果菜送り出し方法において、
前記果菜キャリアは果菜搬送ラインの側方に往復回動するベルトコンベア式であって、その上側ベルト表面の一部に果菜を載せ置く果菜載置部が設けられ、
前記果菜載置部は、前記果菜キャリアの往回動方向における所定位置に設けられ、
多数の果菜キャリアの果菜載置部を搬送方向に一列又は略一列に並べて移動させて、その果菜キャリアの果菜載置部に載せてある果菜を搬送方向に一列又は略一列に並べて搬送し、
前記果菜載置部上の果菜を前記等階級計測部で等階級判別し、
果菜キャリアによる果菜搬送中に、前記仕分排出部において、果菜キャリアの上側ベルトを前記往回動させて、前記果菜載置部に載せてある果菜を判別結果に基づいて、前記往回動方向先方に送り出し、
前記往回動させた果菜キャリアの上側ベルトを、果菜送り出し後に復回動させて、前記果菜載置部を元の位置に復帰させ、前記多数の果菜キャリアの果菜載置部を搬送方向に一列又は略一列に並べる、ことを特徴とする果菜自動選別における果菜送り出し方法。
【請求項2】
請求項1記載の果菜自動選別における果菜送り出し方法において、
果菜引受け体が、果菜搬送ラインの幅方向側方に二以上設けられ、それら二以上の果菜引受け体は、果菜搬送方向に作業間隔をあけて配置され、
夫々の果菜引受け体は、果菜キャリアの往回動により果菜キャリアの果菜載置部から送り出された果菜を引継いでその上にプールする、ことを特徴とする果菜自動選別における果菜送り出し方法。
【請求項3】
無端搬送体に果菜キャリアが多数設けられた果菜搬送ラインに、その幅方向側方から作業員が果菜キャリアに果菜を載せる果菜供給部が設けられ、果菜供給部で果菜キャリアに載せた果菜の等階級を判別する等階級計測部が果菜搬送ラインにおける果菜供給部の先方に設けられ、等階級計測部で判別された果菜を判別結果に応じて果菜キャリアによって果菜搬送方向側方に送り出す仕分排出部が等階級計測部の先方に設けられた果菜自動選別用果菜送り出し装置において、
果菜キャリアは、果菜搬送ラインの側方に回動するベルトコンベア式であって、その上側ベルト表面の一部に果菜を載せ置く果菜載置部を備え、
前記果菜載置部は、前記果菜キャリアの往回動方向における所定位置に設けられ、
果菜キャリアは、果菜搬送方向に多配置され、
多数の果菜キャリアは、夫々の果菜載置部に載せた果菜が一列又は略一列に並んで等階級計測部を通過できるように、果菜載置部が一列又は略一列に並んで配置され、
各々の果菜キャリアの上側ベルトは、前記仕分排出部において往回動して、果菜載置部に載せてある果菜を前記判別結果に基づいて前記往回動方向先方へ送り出し可能であり、
前記往回動した果菜キャリアの上側ベルトは前記果菜送り出し後に復回動して、前記果菜載置部が元の位置に復帰し、前記多数の果菜キャリアの果菜載置部が搬送方向に一列又は略一列に並ぶ、ことを特徴とする果菜自動選別用果菜送り出し装置。
【請求項4】
請求項3記載の果菜自動選別用果菜送り出し装置において、
夫々の果菜キャリアの果菜載置部は上側ベルト表面の一部に高低差を設けて形成され、その果菜載置部に果菜を載せて搬送する、ことを特徴とする果菜自動選別用果菜送り出し装置。
【請求項5】
請求項3記載の果菜自動選別用果菜送り出し装置において、
夫々の果菜キャリアの果菜載置部はすり鉢状に凹んだものであり、その果菜載置部に果菜を載せて搬送する、ことを特徴とする果菜自動選別用果菜送り出し装置。
【請求項6】
請求項3乃至請求項5記載の果菜自動選別用果菜送り出し装置において、
果菜引受け体が、果菜搬送ラインの幅方向側方に二以上設けられ、それら二以上の果菜引受け体は、果菜搬送方向に作業間隔をあけて配置され、
夫々の果菜引受け体は、果菜キャリアの往回動により果菜キャリアの果菜載置部から送り出された果菜を引継いでその上にプールする、ことを特徴とする果菜自動選別用果菜送り出し装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−63449(P2011−63449A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−294421(P2010−294421)
【出願日】平成22年12月29日(2010.12.29)
【分割の表示】特願2008−151101(P2008−151101)の分割
【原出願日】平成14年9月11日(2002.9.11)
【出願人】(391017702)日本協同企画株式会社 (19)
【Fターム(参考)】