説明

構造用材料及びすかし梱包箱

【課題】 害虫が潜む憂いが無く、しかも、強度的に優れ、軽量性、加工性をも備えた木材に替わる新たな構造用材料を提供すること、及び該構造用材料を用いた、害虫輸出の恐れのない、組み立て、及び分解が容易な新たなすかし梱包箱を提供すること。
【解決手段】 複数の中空部2が形成された圧縮繊維パネル1を複数枚積層接着し、長尺な角材に構成した構造用材料10,20,30,40とした。また、この構造用材料をほぞとほぞ穴による接合、及び釘の打ち付けによる結合により組み立て、箱状枠体に構成したすかし梱包箱100とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、構造用材料及びすかし梱包箱に関し、詳しくは、木材に替わる構造用材料、及び該構造用材料を用いたすかし梱包箱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
木材は、好適な強度特性を持ち、且つ比較的安価であり、しかも切断、接合等の加工が容易であることから、建設業界を始め、多くの業界において構造用材料として広く使用され、例えば、運搬用のパレットの材料として、或いはポンプ、エンジン、ボイラー等の大型重量製品を搬送する際のすかし梱包箱(クレート)の材料としても使用されている。
【0003】
しかし、近年の木材のコスト上昇、またパレット、すかし梱包箱の材料として木材を用いた場合の該木材中に潜む害虫の他国への同時輸出の危険性等を考慮し、近年では、害虫輸出の恐れのない、スチール或いはプラスチックを材料として用いたスチール製、或いはプラスチック製のすかし梱包箱も種々開発されている(例えば、特許文献1、2等)。
【0004】
しかし、これらのスチール製、或いはプラスチック製のすかし梱包箱にあっては、該梱包箱の組み立て部材の作製後においては、該部材を容易に切断することはできないこと等から、その形状寸法を部材の作製後において変更することは困難であり、搬送する製品に応じた種々の形状寸法のすかし梱包箱を得るためには、その形状寸法に合ったスチール製、或いはプラスチック製の部材を各々予め作製する必要があり、製作コストが高騰すると言う課題があった。
また、スチール製、或いはプラスチック製の部材を組み立てるにあたっては、ボルト・ナットによる締結、或いは溶接、接着等の接合に限られ、木材のように釘の打ち付けによって簡易に組み立てられるものではないため、組み立て作業性にも課題があった。
【0005】
一方、セルロース等の天然繊維を圧縮し、複数の中空部が形成された圧縮繊維パネルが特許文献3等に開示されている。
かかる特許文献3等に開示された圧縮繊維パネルは、高温・高圧下において繊維が圧縮成形されているために害虫等が潜んでいる憂いはなく、また強度が高く、且つ複数の中空部を有するために軽量であり、しかも切断、接合等の加工が容易であると言う特性を有している。
【0006】
【特許文献1】特開平8−230944号公報
【特許文献2】特表平9−511473号公報
【特許文献3】特開平9−195440号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上述したスチール或いはプラスチックを材料として用いたスチール製、或いはプラスチック製のすかし梱包箱の有する課題、及び上述した優れた特性を有する圧縮繊維パネルの存在を考慮して成されたものであって、その目的は、害虫が潜む憂いが無く、しかも、強度的に優れ、軽量性、加工性をも備えた木材に替わる新たな構造用材料を提供すること、及び該構造用材料を用いた、害虫輸出の恐れのない、組み立て、及び分解が容易な新たなすかし梱包箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した課題を解決するため、請求項1の発明では、複数の中空部が形成された圧縮繊維パネルを複数枚積層接着し、長尺な角材に構成した構造用材料とした。
【0009】
また、請求項2の発明では、上記請求項1の発明において、上記複数の中空部が形成された圧縮繊維パネルを、片側板面が開放したハニカム構造パネルとし、該ハニカム構造パネルの上記中空部を画成する各セル壁の開口端縁に、該開口の一部を覆うフランジを形成した圧縮繊維パネルとした。
【0010】
また、請求項3の発明では、上記請求項1又は請求項2に記載した構造用材料を用い、箱状枠体に構成したすかし梱包箱とした。
【0011】
また、請求項4の発明では、上記請求項3の発明において、上記構造用材料を、ほぞとほぞ穴により接合したすかし梱包箱とした。
【0012】
また、請求項5の発明では、上記請求項3の発明において、上記構造用材料を、接合部に位置する上記中空部に合成樹脂を充填し、該合成樹脂が充填された中空部において釘或いはタッピンねじにより接合したすかし梱包箱とした。
【発明の効果】
【0013】
上記した請求項1の本発明に係る構造用材料によれば、複数の中空部が形成された圧縮繊維パネルを複数枚積層接着して長尺な角材に構成したものであるため、害虫が潜む憂いが無く、複数の中空部の存在により軽量であると共に、切断、接合等の加工も容易な木材に替わる新たな構造用材料となる。
【0014】
また、上記した請求項2の本発明に係る構造用材料によれば、複数の中空部が形成された圧縮繊維パネルを、片側板面が開放したハニカム構造パネルとし、該ハニカム構造パネルの上記中空部を画成する各セル壁の開口端縁に、該開口の一部を覆うフランジを形成したものとしたため、該圧縮繊維パネルを複数枚積層接着した本発明に係る構造用材料は、上記したように軽量性を備えたものと成ると共に、該圧縮繊維パネルを複数枚積層接着する際に開口の一部を覆う上記フランジが接着代となり、充分な接着が可能となるために強度的にも優れた構造用材料となる。
【0015】
また、上記した請求項3の本発明に係るすかし梱包箱によれば、上記した効果を奏する請求項1又は請求項2に記載された本発明に係る構造用材料を用いて箱状枠体に構成したものであるため、害虫輸出の恐れのない、軽量で、且つ強度的にも優れたすかし梱包箱となる。
【0016】
また、上記した請求項4の本発明に係るすかし梱包箱によれば、構造用材料の接合を、ほぞとほぞ穴により行うこととしたため、組み立てが容易であると共に、分解も可能なすかし梱包箱となる。
【0017】
また、上記した請求項5の本発明に係るすかし梱包箱によれば、構造用材料の接合を、接合部に位置する中空部に合成樹脂を充填し、該合成樹脂が充填された中空部において釘或いはタッピンねじにより行うこととしたため、圧縮繊維パネルの積層接着品である本発明に係る構造用材料を、木材と同様に容易に組み立てることができ、また組み立て後においても、接着或いは溶接とは異なり、釘抜き等を用いて容易に分解することが可能なすかし梱包箱となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、上記した本発明に係る構造用材料、及び該構造用材料を用いたすかし梱包箱の好適な実施の形態を、図面等を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
本発明において使用する圧縮繊維パネルは、例えば、次の如き製法により製造される。 先ず、木材繊維、再生紙等の原料Aを強力な攪拌力によりパルプ化し、均一濃度の繊維含有スラリーSとする〔図1(a)参照〕。
続いて、該スラリーSを型枠50上に打設し、型枠の下面からの吸引及び/又は型枠の上・下面からの簡易なプレス(プリプレス)により脱水し、スラリーSを脱水ケーキKとする〔図1(b)参照〕。
【0020】
続いて、型枠50をホットプレス60に搬送し、加熱下において型枠に対して垂直方向の圧力を加えることにより脱水ケーキKを加熱圧縮成形する〔図1(c)参照〕。
成形が完了した後、型枠50と共に成形品Xをホットプレス60から取り出し、成形品Xを型枠50から脱型する〔図1(d)参照〕。
【0021】
上記圧縮繊維パネルの製造に使用する型枠50の一例を示すと、図2のように、ある程度の剛性(板厚)を有する矩形の板体に複数の貫通穴51を形成したトレイ52と、該トレイ52の周囲板面に添設されたトレイ52の補強を兼ねた帯状のプレスストッパー53と、上記トレイ52の板面上に幾何学的に配置固定された断面六角形の複数のエラストマーパッド54とから構成されたものを挙げることができる。
【0022】
上記のような構造の型枠50を使用することにより、吸引或いは圧縮時に原料K中の水分はトレイ52の板面に穿設された上記貫通穴51を介して外部に流れ出すことができ、また図3に示したように、エラストマーパッド54が圧縮時にプレスストッパー53の厚み分まで縦方向に縮み、同時に横方向に広がることから、パッド54間に充填された原料Kに垂直方向のみならず平行な方向にも圧力が加わり、緻密なセル壁を形成できると共に、エラストマーパッド54の基部においては周囲の原料Kに対して垂直方向の圧力を加わえ、上記セル壁に連接するフランジが形成される。
【0023】
そのため、上記の製造方法により得られた圧縮繊維パネル1は、図4及び図5に示したように、中空部2の形状が断面6角形で、片側板面が開放したハニカム構造パネルとなり、該ハニカム構造パネルの上記中空部2を画成する各セル壁3の開口端縁に、該開口4の一部を覆うフランジ5が形成されたものとなる。該圧縮繊維パネル1の寸法は、例えば幅が約1.2m、長さが約3m、厚さが約9mmである。
【0024】
上記したような圧縮繊維パネル1を複数枚積層接着し、長尺な角材に構成した本発明に係る構造用材料を得る。
なお、本発明において言う角材とは、断面が矩形で、その高さ(厚さ)対幅が、1対3程度までの長方形、或いは正方形に近い断面形状の材料を言う。
【0025】
図6は、上記した圧縮繊維パネル1を2枚、その開口板面側を互いに向き合わせて積層接着し、その後所定の幅に切断して得られた本発明に係る構造用材料の第1実施例を示した斜視図である。
この構造用材料10にあっては、2枚の圧縮繊維パネル1,1が、その互いのフランジ5,5を接着代として強固に接合され、例えば幅が切断幅である60mm、高さが2枚のパネルの合計厚みである18mm、長さが最長でパネル長さである約3mの、長尺な断面長方形状の角材となる。
なお、この構造用材料10の製造にあたっては、接着前に圧縮繊維パネル1を所定幅に切断し、この切断した圧縮繊維パネル1を2枚積層接着することとしても良いが、上記したように、接着後に所定幅に切断した方が、製造効率の観点等から好ましい。
【0026】
図7は、上記した圧縮繊維パネル1を3枚積層接着して得られた本発明に係る構造用材料の第2実施例を示した断面図である。
この構造用材料20は、例えば幅が切断幅である60mm、高さが3枚のパネルの合計厚みである36mm、長さが最長でパネル長さである約3mの、長尺な断面長方形状の角材である。
【0027】
また、図8は、上記した圧縮繊維パネル1を8枚積層接着して得られた本発明に係る構造用材料の第3実施例を示した断面図である。
この構造用材料30は、圧縮繊維パネル1をその開口板面側を互いに向き合わせて積層接着したパネルを、4層に積み重ねてその閉口板面間を接着し、その後所定の幅に切断したもので、例えば幅が切断幅である72mm、高さが8枚のパネルの合計厚みである72mm、長さが最長でパネル長さである約3mの、長尺な断面正方形状の角材としたものである。
【0028】
図9は、上記した圧縮繊維パネル1を変則的に積層接着して得られた本発明に係る構造用材料の第4実施例を示した断面図である。
この構造用材料40は、上記した8枚積層接着したパネルを、例えば幅36mmに切断し、その両側に開口板面側を互いに向き合わせて積層接着した幅72mm、厚み18mmのパネルを各々接着し、幅が72mm、高さが72mm、長さが最長でパネル長さである約3mの、長尺な断面正方形状の角材としたものである。
この構造用材料40の場合には、圧縮繊維パネル1の積層接着が同一方向に揃ていないため、強度的な方向性が少ない材料となると共に、後記するほぞ、ほぞ穴が形成し易い材料となる。
【0029】
上記したような本発明に係る構造用材料を用い、例えば、箱状枠体に構成した本発明に係るすかし梱包箱を製造することができる。
【0030】
図10は、上記した本発明に係る種々の角材寸法の構造用材料10,20,40を用い、長方形状の箱状枠体を2段に積み重ねた構造の本発明に係るすかし梱包箱の実施例を示した斜視図である。
このすかし梱包箱100は、フレームを構成する上記構造用材料40同士を、ほぞとほぞ穴により接合し、該ほぞとほぞ穴による接合の抜け防止、及び収納した物品の飛び出し防止を兼ねた斜材を構成する上記構造用材料10を、上記フレーム(構造用材料40)に釘の打ち付けにより接合して組み立てたもので、例えば縦・横が2m、高さが1m程度の箱状枠体を2段に積み重ねた構成と成っている。
なお、図10中20は、座板として取付けられた上記構造用材料を示す。
【0031】
構造用材料40同士のほぞとほぞ穴による接合(例えば、図10のA部の接合)は、図11に示したように、構造用材料40の端部に形成したほぞ101を、他の構造用材料40に形成したほぞ穴102に挿入することにより成される。
ここで、上記ほぞ101は、例えば図12(a)に示したように、中心の4層の圧縮繊維パネル1の積層接着部を利用した、縦・横が36mm、高さが33mmのほぞとすることができ、ほぞ穴102は、例えば図12(b)に示したように、縦・横が38mm、深さが圧縮繊維パネル1の4層分の36mmのほぞ穴とすることができる。
【0032】
また、上記フレームを構成する構造用材料40と斜材を構成する構造用材料10との釘の打ち付けによる接合(例えば、図10のB部の接合)は、図13に示したように、接合部に位置する中空部2に合成樹脂Pを充填し、該合成樹脂Pが充填された中空部2において、釘Zを打ち付けることにより成される。
ここで、上記充填する合成樹脂Pとしては、加熱により可塑性が現れて自由に変形できるようになる熱可塑性樹脂が好ましく、例えば、ポリ酢酸ビニル、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチロール、アセチル・セルロースなどを挙げることができ、またこれらの熱可塑性樹脂を主原料とした接着剤であっても良い。
また、上記合成樹脂Pの中空部2への充填方法としては、例えば、接合部に位置する中空部2に連通する小さな孔103を板面に穿設し、該孔103を利用して、例えばホットメルト接着剤塗布器等を利用し、溶融した合成樹脂Pを中空部2に圧入する方法が挙げられる。
【0033】
上記のようにして組み立てられた本発明に係るすかし梱包箱100は、フレームを構成する構造用材料40同士の接合は、ほぞとほぞ穴による接合であり、該ほぞとほぞ穴による接合の抜け防止を兼ねた斜材を構成する構造用材料10のフレーム(構造用材料40)への接合は、釘の打ち付けによる接合であるため、溶接或いは接着とは異なり、釘抜き等を利用して容易に分解することが可能なすかし梱包箱となる。
【0034】
以上、本発明に係る構造用材料、及び該構造用材料を用いたすかし梱包箱の好適な実施の形態を説明したが、本発明は、何ら既述の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
【0035】
例えば、上記実施の形態においては、圧縮繊維パネルを2枚、3枚、或いは8枚積層接着して角材に構成した本発明に係る構造用材料を説明したが、更に多くの圧縮繊維パネルを積層接着して構成しても良く、またその積層の方法も、何ら上記した実施の形態に限定されず、例えば、角張った渦巻き状に圧縮繊維パネルを積層接着し、角材に構成しても良い。
【0036】
また、上記実施の形態においては、本発明に係る構造用材料を用い、箱状枠体に構成した本発明に係るすかし梱包箱を製造した場合につき説明したが、本発明に係る構造用材料は、このような梱包用材料としての用途の他、建築物の柱、梁等の建築用材料、家具,ディスプレイ等の構成用材料等としても使用し得るものである。
【0037】
また、上記実施の形態においては、ほぞとほぞ穴による接合、及び釘の打ち付けによる接合により箱状枠体に組み立てた本発明に係るすかし梱包箱につき説明したが、使用後に分解の必要がない場合等には、接着等によって本発明に係る構造用材料同士を接合し、箱状枠体に構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】圧縮繊維パネルの製造工程の一例を概念的に示した図である。
【図2】圧縮繊維パネルの製造に使用される型枠の一例を示した図である。
【図3】圧縮繊維パネルの製造工程中の加熱圧縮工程の一例を示した図である。
【図4】圧縮繊維パネルの一例を示した斜視図である。
【図5】図4に示した圧縮繊維パネルの側面図である。
【図6】本発明に係る構造用材料の第1実施例を示した斜視図である。
【図7】本発明に係る構造用材料の第2実施例を示した横断面図である。
【図8】本発明に係る構造用材料の第3実施例を示した横断面図である。
【図9】本発明に係る構造用材料の第4実施例を示した横断面図である。
【図10】本発明に係るすかし梱包箱の実施例を示した斜視図である。
【図11】図10のA部におけるほぞとほぞ穴による接合を示した斜視図である。
【図12】本発明に係る構造用材料に、ほぞ、ほぞ穴を各々形成した状態を示した斜視図である。
【図13】図10のB部における釘の打ち付けによる接合を示した斜視図である。
【符号の説明】
【0039】
1 圧縮繊維パネル
2 中空部
3 セル壁
4 開口
5 フランジ
10,20,30,40 本発明に係る構造用材料
100 本発明に係るすかし梱包箱
101 ほぞ
102 ほぞ穴
103 孔
P 合成樹脂
Z 釘

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の中空部が形成された圧縮繊維パネルを複数枚積層接着し、長尺な角材に構成したことを特徴とする、構造用材料。
【請求項2】
上記複数の中空部が形成された圧縮繊維パネルが、片側板面が開放したハニカム構造パネルであり、該ハニカム構造パネルの上記中空部を画成する各セル壁の開口端縁に、該開口の一部を覆うフランジが形成されたものであることを特徴とする、請求項1に記載の構造用材料。
【請求項3】
上記請求項1又は請求項2に記載された構造用材料を用い、箱状枠体に構成したことを特徴とする、すかし梱包箱。
【請求項4】
上記構造用材料が、ほぞとほぞ穴により接合されていることを特徴とする、請求項3に記載のすかし梱包箱。
【請求項5】
上記構造用材料が、接合部に位置する上記中空部に合成樹脂が充填され、該合成樹脂が充填された中空部において釘或いはタッピンねじにより接合されていることを特徴とする、請求項3に記載のすかし梱包箱。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate


【公開番号】特開2006−82833(P2006−82833A)
【公開日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−268378(P2004−268378)
【出願日】平成16年9月15日(2004.9.15)
【出願人】(390014074)前澤工業株式会社 (134)
【Fターム(参考)】