説明

樹脂補強ネットおよびその製造方法

【課題】拘束バンドを切断して拘束を解除した後も種別が一目で確認できる樹脂補強ネットの提供。
【解決手段】帯状の樹脂原反11に所定形状の孔12を所定のパターンで開口させ、次いで長手方向に延伸してなる樹脂補強ネットであって、種別を示すマーク5a、5bを表面に付してなることを特徴とする樹脂補強ネット、および帯状の樹脂原反11に所定形状の孔12を所定のパターンで穿孔するとともに種別を示すマーク5a、5bを付し、次いで樹脂原反を長手方向に沿って延伸することを特徴とする樹脂補強ネットの製造方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂補強ネットおよびその製造方法にかかり、特に、筒状に巻回した状態においても種別を容易に確認できる樹脂補強ネットおよびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、湿地や谷間を盛り土造成して宅地や工業用地、道路用地(以下、「宅地等」という。)とするケースが多くなっているが、前記宅地等においては、盛り土上に建造物が建てられることから、盛り土の崩落があってはならない。
【0003】
このため、合成樹脂製の補強ネットである樹脂補強ネットを所定の間隔を以って水平に敷き、これに所定の厚さ、たとえば数10cmの厚さで盛り土をすることを繰り返して造成が行われる。
【0004】
樹脂補強ネットには、多数の孔が所定のピッチで設けられ、この孔を介して上下の盛り土が連結しあって盛り土全体の崩落を防止する。樹脂補強ネットは、盛り土が崩落しようとする力に抗するだけの強度が必要なので、通常は、高分子量ポリエチレンのシート即ち基体に所定のピッチで所定の形状の孔を穿設し、これを一方向または二方向に延伸して分子配列をリニアにすることによって製造される。このようにして製造された樹脂補強ネットを、盛り土の崩落が予想される方向と分子配列方向とが合うように埋設することにより、盛り土が動こうとする方向に前記樹脂補強ネットが伸びることが防止される。これにより、盛り土の崩落が防止される。
【0005】
樹脂補強ネットの盛り土崩落に対する抵抗力は、通常は、樹脂補強ネット上に所定の厚さの盛り土を行い、このときの樹脂補強ネットを引き抜く際の抵抗力である引抜抵抗によって評価されるが、引抜抵抗は、引抜方向に対して直角な非延伸部の厚さ、即ち引抜方向に対する面積によってほぼ決定されるとされる。
【0006】
そこで、厚さの大きなシートを基体として製造した樹脂補強ネットを用いたり、樹脂補強ネットの上下間隔、即ち盛り土の量を少なくしたりするという対策が用いられている。
【0007】
しかしながら、厚さの大きなシートを基体とする樹脂補強ネットを用いることは、施工のコストアップに直ぐに跳ね返るから好ましくない。また、樹脂補強ネットにおいては、延伸時に延伸部だけでなく、非延伸部の周縁部が引っ張られ、これにより、非延伸部の周縁部の厚さが所定の値よりも薄くなり、所定の引抜抵抗が得られないことがあった。
【0008】
前記問題の解決策として、樹脂シートに縦横に並べて孔を穿孔するとともに、横方向に形成された非穿孔部に突起を形成し、これを縦方向に延伸して対向する1対の延伸部を形成して前記穿孔部を細長い孔部とし、非延伸部に突起を備えた樹脂補強ネットが提案された(特許文献1)。また、前記樹脂シートに穿設される矩形状の孔を構成する辺に孔の中央に向かって徐々に迫り出す膨出部を形成し、この膨出部を挟む1対の辺を延伸して分子配向させる樹脂補強ネットの製法も提案された(特許文献2)。
【特許文献1】特開2000−144702号公報
【特許文献2】特開2000−177024号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前記樹脂補強ネットは、通常は、円筒状に巻回したものを拘束バンドで拘束した状態で出荷される。ここで、樹脂補強ネットは、強度によって種々のグレードに分別されるが、樹脂補強ネットがどのグレードに属するかを示す方法としては、前記樹脂補強ネットの非延伸部に前記グレードを示す符号を刻印する他に、前記樹脂補強ネットの拘束バンドの色で区別する方法がある。
【0010】
しかしながら、樹脂補強ネットの非補強部に符号を刻印する方法には、刻印された符号が見にくく、したがって前記樹脂補強ネットが何れのグレードに属するかが一目では判らないという問題点がある。
【0011】
また、拘束バンドの色でグレードを表示する方法は、一旦拘束バンドを切断して拘束を解くと、前記樹脂補強ネットがどのグレードに属するかが判らなくなるという問題があった。
【0012】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、拘束バンドを切断して拘束を解除した後も、グレード、言い換えれば種別が一目で確認できる樹脂補強ネットの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
請求項1に記載の発明は、帯状の樹脂原反に所定形状の孔を所定のパターンで開口させ、次いで長手方向に延伸してなる樹脂補強ネットであって、種別を示すマークを表面に付してなることを特徴とする樹脂補強ネットに関する。
【0014】
前記樹脂補強ネットにおいては、表面に付されたマークによってどの種別に属するかを判別できるから、拘束バンドを切断して拘束を解いた後も、一目で種別を確認できる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、前記マークが塗料で付されてなる請求項1に記載の樹脂補強ネットに関する。
【0016】
塗料には種々の色彩のものがあるから、色彩の違いによって樹脂補強ネットの種別を分別するのが容易に行える。樹脂補強ネットに塗料でマークを付する方法としては、ペイントマーカを用いる方法のほか、インクジェットプリンタで塗料を付着させる方法などがある。
【0017】
請求項3に記載の発明は、前記マークがフィルムを貼付して付されてなる請求項1に記載の樹脂補強ネットに関する。
【0018】
前記樹脂補強ネットにおいては、マークを付するのに塗料を使用する必要がないから、製造時における環境への負荷がより少ない。
【0019】
請求項4に記載の発明は、前記マークは、色彩の違いによって種別を示す請求項1〜4の何れか1項に記載の樹脂補強ネットに関する。
【0020】
前記樹脂補強ネットは、マークの色彩を適切に選択すれば、種別を明確に区別できるという点で好ましい。
【0021】
請求項5に記載の発明は、前記マークが、幅方向または長手方向に沿った位置の違いによって種別を示す請求項1〜4の何れか1項に記載の樹脂補強ネットに関する。
【0022】
請求項6に記載の発明は、前記マークが、大きさおよび形状の少なくとも一方の違いによって種別を示す請求項1〜4の何れか1項に記載の樹脂補強ネットに関する。
【0023】
マークの色彩によって樹脂補強ネットの種別を表示しようとすると、表示できる種別の数が限られるという問題がある。しかし、前記樹脂補強ネットにおいては、マークの位置や大きさ、形状の違いによって種別を表示しているから、表示すべき種別の数が多い場合においても、表示可能である。また、種別によってマークの色彩を変える必要がない点でも好ましい。
【0024】
請求項7に記載の発明は、帯状の樹脂原反に所定形状の孔を所定のパターンで穿孔するとともに種別を示すマークを付し、次いで前記樹脂原反を長手方向に沿って延伸することを特徴とする樹脂補強ネットの製造方法に関する。
【0025】
前記製造方法によれば、拘束バンドを切断して拘束を解いた後も、表面に付されたマークによってどの種別に属するかを一目で判別できる樹脂補強ネットが得られる。
【0026】
請求項8に記載の発明は、前記樹脂原反に塗料を塗布して前記マークを付する請求項7に記載の樹脂補強ネットの製造方法に関する。
【0027】
前記製造方法によれば、色彩によって一目で種別を判別できる樹脂補強ネットが得られる。
【0028】
請求項9に記載の発明は、前記樹脂原反にスタンプで塗料を付する請求項8に記載の樹脂補強ネットの製造方法に関する。
【0029】
請求項10に記載の発明は、前記樹脂原反にインクジェットプリンタで塗料を付する請求項8に記載の樹脂補強ネットの製造方法に関する。
【0030】
これらの製造方法においては、樹脂原反に穿孔すると同時に、スタンプまたはインクジェットプリンタでマーク付けを行い、その後、延伸処理できる。
【0031】
したがって、穿孔機にスタンプまたはインクジェットプリンタを組み込むだけで本発明の樹脂補強ネットを製造できるから、製造ラインにマークを付するための装置を新たに組み込む必要がない。したがって、大掛かりなライン改造は不要である。
【発明の効果】
【0032】
以上説明したように本発明によれば、拘束バンドを切断して拘束を解除した後も、グレード、言い換えれば種別が一目で確認できる樹脂補強ネットが提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
1.実施形態1
【0034】
樹脂補強ネット1は、図1において(B)に示すように、長手方向aに沿った寸法が長手方向aに直交する方向の寸法よりも大きな孔2が、長手方向aおよびそれに直交する方向に沿って所定の間隔で設けられている。そして、長手方向aに直交する方向に沿って隣接する2つの孔2の間には長手方向aに沿って延伸された延伸部3が、長手方向aに沿って隣接する2つの孔2の間には非延伸部4が形成されている。非延伸部4は、何れも同一の幅を有しているが、延伸部3は、樹脂補強ネット1の側縁部においては幅が広く、中央部においては幅が狭い。
【0035】
樹脂補強ネット1には、また、特定の種別に属すること、具体的にはグレードがKG015であることを示す点状のマーク5aおよび5bが付されている。樹脂補強ネット1のグレードは、たとえばKG015,SG045、およびSG070などがあるが、これらのグレードは、表1に示すように樹脂補強ネット1の1m当りの長手方向の強度に応じて定めることができる。
【0036】
【表1】

【0037】
マーク5aおよびマーク5bは、何れも延伸部3と非延伸部4との交差部分に、長手方向に沿って1つおきに付されているが、マーク5aは、何れのグレードの樹脂補強ネット1においても樹脂補強ネット1の側縁を形成する延伸部3上に付され、マーク5bは、グレードがKG015の樹脂補強ネット1においては側縁から数えて2番目の延伸部3上に付されている。一方、グレードがSG045の樹脂補強ネット1においては、マーク5bは、図2に示すように側縁から数えて5番目の延伸部3上に付され、グレードがSG070の樹脂補強ネット1においては、マーク5bは、図3に示すように側縁から数えて7番目の延伸部3上に付されている。マーク5aおよびマーク5bの色彩は、本実施形態の樹脂補強ネット1においては白であるが、マーク5aおよびマーク5bの色彩は、樹脂補強ネット1の属するグレードに応じて変更してもよい。
【0038】
樹脂補強ネット1は、図1〜図3の(A)に示す樹脂原反11を、図1〜図3の(B)に示すように長手方向aに沿って延伸することにより、製造できる。
【0039】
樹脂原反11の材質としては、高分子量ポリエチレン樹脂や高密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン・プロピレン共重合体樹脂、および脂肪族ポリアミド樹脂など、耐食性が高く、延伸加工が容易な樹脂材料が挙げられる。これらの樹脂材料にはカーボンブラックや老化防止剤などを配合することが好ましい。
【0040】
樹脂原反11には、図1〜図3の(A)に示すように、矩形状の孔12が、長手方向aおよび長手方向aに直交する方向に所定のピッチで多数開口されている。孔12は、長辺が樹脂原反11の長手方向aに平行になり、長手方向aおよびそれに直角な方向に沿って配設されるように多数穿設されている。したがって、樹脂原反11には、樹脂原反11の長手方向aに沿った縦方向非穿孔部13と、樹脂原反11の長手方向aに直交する方向に沿った横方向非穿孔部14とが形成されている。孔12は、長手方向aには等間隔に配設されているが、長手方向aに直交する方向においては、側縁部近傍では大きな間隔で、中央部では側縁部近傍に比較して小さな間隔で配設されている。したがって、横方向非穿孔部14は、樹脂原反11のどの部分においても幅が等しいが、縦方向非穿孔部13は、樹脂原反11の側縁部近傍においてはより幅が大きく、中央部においてはより幅が小さい。
【0041】
樹脂原反11を長手方向aに沿って延伸すると、孔12および縦方向非穿孔部13は、延伸方向、換言すれば長手方向aに沿って伸びて、夫々樹脂補強ネット1における孔2および延伸部3になる。一方、横方向非穿孔部14は殆ど延びることなく、非延伸部4になる。
【0042】
マーク5aおよびマーク5bは、樹脂原反11を延伸して樹脂補強ネット1とした後に付してもよいが、樹脂原反11に孔12を穿孔すると同時に付するようにすれば、マーク5aおよびマーク5bを付するための工程を別に設ける必要がないから好ましい。
【0043】
樹脂補強ネット1は、図4に示すように、長手方向aに沿ってロール状に巻回され、拘束バンド20で拘束される。異なるグレードの樹脂補強ネット1においても拘束バンド20の色を同一にしてもよいが、樹脂補強ネット1のグレード毎に拘束バンド20を色分けすれば、拘束バンド20を見ただけで樹脂補強ネット1のグレードを判別できるから好ましい。
【0044】
樹脂補強ネット1を法面金枠工法による造成地200の造成に用いた例を図5に示す。図5に示すように、造成地200は、複数層の盛土206によって形成され、樹脂補強ネット1は、盛土206と盛土206との間に、長手方向aが造成地200の法面201に直交する方向になるように配設されている。法面201に沿って法面金枠204が配設され、法面201の表面には植生マット202が敷設されている。盛土206は、法面201に直交する方向に崩落しようとするが、前記方向は、樹脂補強ネット1の長手方向aであり、盛土206が崩落しようとすると樹脂補強ネット1は長手方向aに沿って引っ張られる。ここで、樹脂補強ネット1は樹脂原反11を長手方向aに延伸したものである故に前記方向に沿った引っ張り強度が高い。したがって、盛土206の崩落は、樹脂補強ネット1によって効果的に防止される。
【0045】
樹脂補強ネット1は、図67に示すライン100によって樹脂原反11に孔12を穿設し、これを長手方向aに沿って延伸することにより、製造される。ライン100は、図6に示すように、樹脂原反11を後述するパンチ部102に向かって送り出す送出部104と、送出部104から所定の速度で送り出された樹脂原反11に長手方向aおよびそれに直交する方向に沿って所定のピッチで孔12を穿設するとともにマーク5aおよび5bを付するパンチ部102と、パンチ部102で孔12を穿設され、マーク5a、5bを付された樹脂原反11をロール状に巻き取る巻取り部103とを備える。
【0046】
パンチ部102においては、図7に示す構造の打抜き型によって孔12を穿設する。打抜き型は、上型110と下型111とを備える。上型110には、樹脂原反11の長手方向即ち搬送方向aに沿って2個、搬送方向aに対して直交する方向に沿って多数配設されたパンチ112を備え、下型111にはパンチ112に対応する位置に設けられた開口を有するダイ113を備える。上型110には、更に樹脂原反11にマーク5aおよび5bを付するためのペイントマーカ120が固定されている。
【0047】
上型110が下型111に向かって降下すると、パンチ112とダイ113とによって樹脂原反11に孔12が穿設され、同時にペイントマーカ120によって所定位置にマーク5aおよび5bが付される。孔12が穿設され、マーク5aおよび5bが付された樹脂原反11は、そのまま延伸して樹脂補強ネット1としてもよく、一旦巻取り部103で巻き取り、別のラインで延伸加工してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】図1は、実施形態1に係る樹脂補強ネット、および延伸して前記樹脂補強ネットにする前の樹脂原反の平面図である。
【図2】図2は、実施形態1に係る樹脂補強ネットの別の例を示すとともに、前記礼になった樹脂補強ネットにする前の樹脂原反の平面図である。
【図3】図3は、実施形態1に係る樹脂補強ネットの更に別の例を示すとともに、前記礼になった樹脂補強ネットにする前の樹脂原反の平面図である。
【図4】図4は、実施形態1に係る樹脂補強ネットの出荷時の荷姿を示す概略斜視図である。
【図5】図5は、実施形態1に係る樹脂補強ネットを用いた施工例を示す説明図である。
【図6】図6は、実施形態1に係る樹脂補強ネットの製造ラインの一部を示す概略側面図である。
【図7】図7は、前記製造ラインにおけるパンチ部102の備える打抜き型の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
【0049】
1 樹脂補強ネット
2 孔
3 延伸部
4 非延伸部
5a マーク
5b マーク
11 樹脂原反
12 孔
13 縦方向非穿孔部
14 横方向非穿孔部
20 拘束バンド
100 ライン
101 巻戻し部
102 パンチ部
103 巻取り部
104 送出部
110 上型
111 下型
112 パンチ
113 ダイ
120 ペイントマーカ
200 造成地
201 法面
202 植生マット
204 法面金枠
206 盛土

【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状の樹脂原反に所定形状の孔を所定のパターンで開口させ、次いで長手方向に延伸してなる樹脂補強ネットであって、種別を示すマークを表面に付してなることを特徴とする樹脂補強ネット。
【請求項2】
前記マークは塗料で付されてなる請求項1に記載の樹脂補強ネット。
【請求項3】
前記マークはフィルムを貼付して付されてなる請求項1に記載の樹脂補強ネット。
【請求項4】
前記マークは、色彩の違いによって種別を示す請求項1〜4の何れか1項に記載の樹脂補強ネット。
【請求項5】
前記マークは、幅方向または長手方向に沿った位置の違いによって種別を示す請求項1〜4の何れか1項に記載の樹脂補強ネット。
【請求項6】
前記マークは、大きさおよび形状の少なくとも一方の違いによって種別を示す請求項1〜4の何れか1項に記載の樹脂補強ネット。
【請求項7】
帯状の樹脂原反に所定形状の孔を所定のパターンで穿孔するとともに種別を示すマークを付し、次いで前記樹脂原反を長手方向に沿って延伸することを特徴とする樹脂補強ネットの製造方法。
【請求項8】
前記樹脂原反に塗料を塗布して前記マークを付する請求項7に記載の樹脂補強ネットの製造方法。
【請求項9】
前記樹脂原反にスタンプで塗料を付する請求項8に記載の樹脂補強ネットの製造方法。
【請求項10】
前記樹脂原反にインクジェットプリンタで塗料を付する請求項8に記載の樹脂補強ネットの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−331153(P2007−331153A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−163426(P2006−163426)
【出願日】平成18年6月13日(2006.6.13)
【出願人】(000005278)株式会社ブリヂストン (11,469)
【Fターム(参考)】