説明

機械部品と微細機械部品を製造する方法

【課題】 第1材料の表皮層を含む基板から第1材料製の部品をエッチングで製造する方法を提供する。
【解決手段】 本発明の方法は、(A)第1材料の表皮層の表面上に、第2材料の均一な表皮層を形成するステップと、前記第2材料は、第1材料の選択的エッチングに耐性があり、(B)前記第2材料の表皮層の周囲に、第2材料のビードを形成するステップと、(C)前記第2材料の表皮層とビードを、標準の光リソグラフ・プロセスにより構造化するステップと、この光リソグラフ・プロセスは、前記第2材料の表皮層はその全体厚さにわたって十分にエッチングするが、前記ビードはその全体厚さにわたって十分にはエッチングせず、かくして、前記第1材料の表皮層まで伸びる第2材料の酸化物マスクを形成し、(D) 第1材料の部品を、前記第2材料の酸化物マスクを介して、方向性エッチングにより、切り出すステップとを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、微細加工技術の分野に関し、特に半導体製造業界に適用可能なシリコンあるいは他の材料から形成される機械部品あるいは微細機械部品の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
当業者には、シリコン製の機械部品あるいは微細機械部品は公知である。これらは、例えば時計の部品である。その一例は、歯車、指針、テンプ・バネ、レバーあるいは他の平坦な部品である。これらの部品は、興味ある機械的特性(例、良好な耐摩耗性あるいは低摩擦係数)を有する。これらの部品は、シリコン・ウエハからなるシリコン・オン・インシュレータ型の基板から形成され、例えば酸化物層あるいはサファイア層のような埋設された絶縁性基板と、数十から数百μmの厚さの表皮シリコン層とから形成される。この製造方法は、集積回路業界用に開発されたプロセスを実行するいくつかのステップからなる。これらのプロセスは、複雑な表面形状を有する部品を製造するが、その精度は打ち抜き加工の精度よりも遙かに高い。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
図1に、「シリコン・オン・インシュレータ」型の表皮シリコン層を有する基板から、シリコン製の機械部品を作る主要なステップを示す。同図は見やすくするため、実際のスケール通りには描いていない。
【0004】
図1aにおいて、シリコン・ウエハ12と、埋め込み酸化物層14と、表皮シリコン層16とから形成される基板10の表面全体を酸化させる。かくして、表皮酸化物層18が、表皮シリコン層16の全体にわたって均一厚さ1μmで得られる。この酸化方法は、ウェットあるいはドライの熱処理方法である。変形例としては、この酸化は、物理化学型の堆積、例えばプラズマ強化気相成長でも得られる。
【0005】
図1bにおいて、表皮酸化物層18が光リソグラフ技術により構造化されて、酸化物マスク20を形成する。この構造化ステップは、感光性のあるレジンの層を形成する第1サブステップと、レジンを紫外線に局部的にさらす第2サブステップと、レジンを硬化する第3サブステップと、レジンをディベロップする第4サブステップと、レジンのマスクを通してウェット・プロセスあるいはドライ・プロセスにより酸化物をエッチングする第5サブステップと、レジンを洗い落とす第6サブステップとからなる。これらのサブステップの全ては、従来公知であり、詳細な説明は割愛する。
【0006】
レジン層を形成するサブステップは、表皮酸化物層18の周囲上のレジンを除去する操作で終了する。この操作は、特に基板10のエッジに向けて、溶剤を幅2−5mmにわたって吹きかけることにより行われる。これは、エッチング用に表皮酸化物層18の周囲を露出し、エッチングの終了時に表皮シリコン層16の周囲を取り去る効果を有する。かくして基板10は、酸化物マスク20が形成された後、酸化物でカバーされた中央ゾーン21と、シリコンが除去された周辺ゾーン22とを有する。
【0007】
レジンを基板の周囲から除去するプロセスは、集積回路製造分野では公知である。この目的は、このゾーンから全ての堆積層を除去して、様々な層の積層からなるエッジ・ビード(edge bead)の形成を阻止することである。この種のビードは、ピーリング、短絡、あるいは基板の把持と保持の問題を引き起こす。
【0008】
レジンを基板の周囲から除去するプロセスは、機械部品の製造では必ずしも必要ではない。実際に、いくつかの製造ステップは、このケースの場合は、ビードの形成を減らすかあるいは無くす。しかし、レジン除去プロセスは、以下の理由から簡単には省く訳にはいかない。シリコン製機械部品は、通常集積回路の製造ラインで製造される。ここで使用される方法は、集積回路の製造に適したものであり、機械部品のバッチを処理する為に、この方法を変更することは、時間もかかり製造コストが上がる。さらに、基板の周囲にレジンが存在することにより、深刻な汚染の問題が発生する。実際に基板を把持する装置と基板の周囲との間の接触が起こる。基板の周囲がレジンでカバーされていると、把持装置にレジンが付着することによりレジンが徐々に溜まって、最終的にレジンがはげ落ち、基板上のいたるところに溜まる。レジンで汚染された部品は、欠陥品であり、取り除かなければならない。これらの理由で、レジン除去操作は、レジンの層形成の終了時には必須事項であり、特に一群の機械部品に対しても集積回路に対しても、必須事項である。
【0009】
図1cにおいて、表皮シリコン層16は、酸化物マスク20を介して、埋め込み酸化物層14まで、エッチングされ、シリコン製機械部品24を形成する。表皮シリコン層16は、上面26と、側面28と、底面30とを有する。この製造段階において、上面26と底面30は、それぞれ表皮酸化物層18と埋め込み酸化物層14に付着している。
【0010】
表皮シリコン層16をエッチングするのに用いられるエッチング方法は、非常に選択的である。すなわち、シリコンを強くエッチングし、酸化物を弱くエッチングする。その結果、シリコン部品の区画が最適となる。これは高度に異方性でもある、すなわち表皮シリコン層16を、基板10の面に直交する方向にエッチングするが、基板10の面に平行する方向にはエッチングしない。異方性エッチングは、上面26と底面30に直交するシリコン製機械部品24の側面28を形成するのに不可欠である。
【0011】
選択性があり異方性のあるエッチング方法は、一般的に物理化学型である。反応性イオン・エッチングが最も頻繁に使用される。これは、プラズマの助けを借りた気相エッチングである。このガスは、通常フッ化ガス例えばSF、CF、CHFである。プラズマの効果は、反応種を作り出し、それを基板10の直交する方向に加速させることである。図1cにおいて、プラズマは、基板10に直交する方向の矢印で示される。
【0012】
標準の機械部品の製造方法においては、除去された周辺ゾーン22は、エッチングの全部にわたってプラズマ照射31に曝される。この周辺ゾーン22は、プラズマ照射31に対向して酸化物でカバーされた中央ゾーン21に対し化学的な不連続性を形成する。プラズマ照射31のこの不連続性が、中央ゾーン21と酸化物マスク20との間の遷移領域近傍で作り出される。この局部的な不連続性の影響は、周辺ゾーン22の近傍でエッチングと干渉すること、特にその異方性特性と干渉する(損なう)ことである。周辺ゾーン22近傍に配置されたシリコン製機械部品24は、上面26と底面30と直交せず斜めになっている側面28を有する。この側面28は、リセスが形成されるかあるいは開いており、これらの機械部品は廃棄しなければならない。その理由は、これらの機械部品は途中で摩耗し易く、且つ非均一的に摩耗し易いからである。最終的にこの摩耗は、機械部品の破損の原因となる。
【0013】
図1dにおいて、表皮酸化物層18と埋め込み酸化物層14が、ウェット手段、通常高濃度のフッ化水素酸の浴内でエッチングされる。かくして、シリコン製機械部品24が基板10から切り離される。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記のシリコン製機械部品の製造方法は、現在最新のものである。しかし、これは周辺部品は、サイズとその部品によっては全数の10−30%の割合で、規格外としてはねられる。本発明の目的は、この廃棄の問題を簡単且つ効率的に解決することである。より具体的には、本発明は、第1材料の表皮層を含む基板から第1材料製の部品をエッチングで製造する方法において、
(A) 第1材料の表皮層の表面上に、第2材料の均一な表皮層を形成するステップと、
前記第2材料は、第1材料の選択的エッチングに耐性があり、
(B) 前記第2材料の表皮層の周囲に第2材料のビードを形成するステップと、
(C) 前記第2材料の表皮層とビードを、標準の光リソグラフ・プロセスにより構造化するステップと、
この光リソグラフ・プロセスは、前記第2材料の表皮層はその全体厚さにわたって十分にエッチングするが、前記ビードはその全体厚さにわたって十分にはエッチングせず、かくして、前記第1材料の表皮層まで伸びる第2材料の酸化物マスクを形成し、
(D) 第1材料の部品を、前記第2材料の酸化物マスクを介して、方向性エッチングにより、切り出すステップと
を有する。
【0015】
基板のエッジに第2材料のビードを形成するステップがあるために、この第2材料のマスクは、第1材料の表皮層の周辺まで伸び、その結果、プラズマ照射の不連続性が取り除かれる。
【実施例】
【0016】
図2は、本発明のシリコン製機械部品を製造する方法のステップを表す。図1と同様に、図2もスケール通りには描いていない。
【0017】
図2aにおいて、シリコン・ウエハ12と、埋め込み酸化物層14と、表面シリコン層16から形成される基板10がその表面全体を酸化される。するとほぼ均一の表皮酸化物層18が表皮シリコン層16の全面上に形成され、その厚さは1μmである。このステップは、図1aの従来方法の第1ステップと変わらない。
【0018】
図2bにおいて、厚さ0.2μmの窒化物層40が表皮酸化物層18の上全体に堆積される。ここで使用される方法は、低圧気相成長法である。変形例として、プラズマ強化気相成長法も用いることができる。
【0019】
図2cにおいて、窒化物層40が構造化されて、基板10の中央ゾーン21全体に伸びる窒化物マスク42を形成するが、周辺ゾーン22は露出したままである。
【0020】
この構造化ステップは、感光性レジンの層を形成する第1サブステップと、このレジンを紫外線照射にさらす第2サブステップと、レジンを硬化する第3サブステップと、かくして形成されたレジン・マスクを介してウェット方法またはドライ方法で窒化物をエッチングする第4サブステップと、レジンを洗い落とす第5サブステップとからなる。
【0021】
これらのサブステップの全ては、従来公知であり、その詳細な説明は割愛する。感光性レジン層を形成するサブステップは、従来ではレジンを窒化物層40の周囲から除去する操作で終了する。
【0022】
図2dにおいて、かくして、表皮酸化物層18と窒化物マスク42でカバーされた基板10が酸化処理される。この酸化処理は選択的に行われる。すなわち、周辺ゾーン22では酸化が行われ、中央ゾーン21では行われない。これは、窒化物マスク42が存在するためであり、この窒化物マスク42が表皮酸化物層18をカバーする場所での酸化反応を阻止する。この酸化プロセスは、加熱型であり、好ましくはウェット型である。このプロセスは、厚さ2−3μmの酸化物ビード44を形成させる。これは、表皮酸化物層18の本来の厚さの2倍から3倍である。3−8μmの厚さでもよい。
【0023】
図2eにおいて、窒化物マスク42は、化学手段、通常正オルト燐酸(orthophosphoric)で除去される。基板10は、この段階では、表皮酸化物層18と酸化物ビード44にカバーされている。
【0024】
図2fにおいて、表皮酸化物層18が光リソグラフ技術により構造化され、酸化物マスク20を形成する。このステップは、図1bの従来技術の構造化ステップと類似し、同一のサブステップを含む。
【0025】
標準の方法と同様に、レジン層のサブステップは、レジンを、表皮酸化物層18の周囲からすなわち酸化物ビード44から除去するプロセスで終了する。これは、埋め込み酸化物層14を酸化物エッチングに曝す。しかし、ビードの厚さとエッチング時間の長さは、エッチングの終了時に表皮酸化物層がその全体厚さにわたってエッチングされ、酸化物ビード44が除去されないが、最初の厚さの1/3程度まで薄くされるように行われる。表皮酸化物層18の2倍から3倍の厚さを有する酸化物ビード44に対するエッチング時間の長さは、表皮酸化物層18の最小エッチング時間の1−2倍である。かくして、表皮酸化物層18の構造化ステップの終了時においては、基板10は、酸化物によりほぼカバーされた中央ゾーン21と、酸化物により完全にカバーされた周辺ゾーン22とを有する。この為中央ゾーン21と周辺ゾーン22との間の不連続は存在しない。
【0026】
図2gにおいて、表皮シリコン層16は、酸化物マスク20を介して埋め込み酸化物層14までエッチングされ、シリコン製機械部品24を切り出す。この表皮シリコン層16は、上面26と側面28と底面30とを有する。このエッチング方法は、従来の製造方法と類似する。
【0027】
標準の機械部品製造方法の状況とは異なり、周辺ゾーン22は、中央ゾーン21のようにプラズマ・エッチングにさらされるが、酸化物層によりカバーされている。周辺ゾーン22と中央ゾーン21との間に化学的な連続性が存在する。従ってプラズマは、プラズマ照射にさらされる面全体にわたって均一であり、エッチングにおける干渉は観測されない。その結果、周辺ゾーン22に隣り合う部分は均一である。すなわち、側面28は上面26と底面30に直交する。部品の形状に関連する廃棄(不合格品)は存在しない。
【0028】
図2hにおいて、表皮酸化物層18と埋め込み酸化物層14が、ウェット手段、通常高濃度フッ化水素酸浴内でエッチングされる。かくして、シリコン製機械部品24は切り離される。
【0029】
かくして、本発明のシリコン・インシュレータ型の基板からシリコン製機械部品を製造する方法を説明した。上記した酸化物層の形成と堆積方法とエッチング方法は、単なる一実施例であり、様々な変形例が当業者には考えられる。
【0030】
本発明の方法は、シリコン以外の様々な材料に適用可能である。本発明の方法は、大幅な変更なく、他の半導体材料例えばゲルマニウムにも適用可能である。さらに、水晶SiOにも適用可能であり、このような場合、ある程度の変更が必要である。実際に水晶は酸化させることができず、従って表皮酸化物層18は別の材料で置換し、水晶のエッチング・ステップに対抗するために、別の方法で置換しなければならない。この材料は例えば窒化物あるいはポリシリコンである。表皮層は、表皮の水晶層を変質する方法以外の堆積方法、例えば酸化方法で形成できる。酸化物ビード44は、窒化物層の周囲での選択的堆積により得られる。本発明のエッチング方法は、窒化物またはポリシリコンに対し水晶を選択的にエッチングできる化学薬品を使用する。
【0031】
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1a】従来技術のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図1b】従来技術のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図1c】従来技術のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図1d】従来技術のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図2a】本発明のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図2b】本発明のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図2c】本発明のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図2d】本発明のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図2e】本発明のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図2f】本発明のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図2g】本発明のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【図2h】本発明のシリコン製微細機械部品を製造する方法のステップを表す図。
【符号の説明】
【0033】
10 基板
12 シリコン・ウエハ
14 埋め込み酸化物層
16 表皮シリコン層
18 表皮酸化物層
20 酸化物マスク
21 中央ゾーン
22 周辺ゾーン
24 シリコン製機械部品
26 底面
28 側面
30 底面
31 プラズマ照射
40 窒化物層
42 窒化物マスク
44 酸化物ビード



【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1材料の表皮層(16)を含む基板(10)から第1材料製の部品(24)をエッチングで製造する方法において、
(A) 第1材料の表皮層(16)の表面上に、第2材料の均一な表皮層(18)を形成するステップと、
前記第2材料は、第1材料の選択的エッチングに対し耐性があり、
(B) 前記第2材料の表皮層(18)の周囲に、第2材料のビード(44)を形成するステップと、
(C) 前記第2材料の表皮層(18)とビード(44)を、標準の光リソグラフ・プロセスにより構造化するステップと、
この光リソグラフ・プロセスは、前記第2材料の表皮層(18)はその全体厚さにわたって十分エッチングするが、前記ビード(44)はその全体厚さにわたって十分にはエッチングせず、かくして、前記第1材料の表皮層(16)まで伸びる第2材料の酸化物マスク(20)を形成し、
(D) 第1材料の部品を、前記第2材料の酸化物マスク(20)を介して、方向性エッチングにより、切り出すステップと
を有する
ことを特徴とする部品の製造方法。
【請求項2】
前記第1材料は、シリコンである
ことを特徴とする請求項1記載の部品の製造方法。
【請求項3】
前記第2材料は、酸化物である
ことを特徴とする請求項1または2記載の部品の製造方法。
【請求項4】
前記表皮酸化物層(18)は、前記表皮シリコン層(16)の表面に、前記表皮シリコン層(16)を完全に酸化する方法で、形成する
ことを特徴とする請求項2または3記載の部品の製造方法。
【請求項5】
前記酸化方法は、熱的方法である
ことを特徴とする請求項4記載の部品の製造方法。
【請求項6】
前記表皮酸化物層(18)の周囲の酸化物ビード(44)は、前記表皮シリコン層(16)の周囲の選択的酸化方法により、形成される
ことを特徴とする請求項4または5記載の部品の製造方法。
【請求項7】
前記表皮シリコン層(16)の周囲の選択的酸化方法は、
マスク(42)を表皮酸化物層(18)の中央領域に形成するステップと、
その後に行われる熱酸化ステップと
を有し、
前記マスク(42)は、熱酸化に対し耐性を有する
ことを特徴とする請求項6記載の部品の製造方法。
【請求項8】
前記マスク(42)は、
窒化物層(40)を表皮酸化物層(18)の上に堆積し、
その後、前記窒化物層(40)の周囲を除去するために、前記窒化物層(40)を構造化して、形成される
ことを特徴とする請求項7記載の部品の製造方法。
【請求項9】
前記シリコン部品(24)は、プラズマ補助エッチング方法により切り出される
ことを特徴とする請求項2−8のいずれかに記載の部品の製造方法。
【請求項10】
前記シリコン部品(24)を、基板(10)から分離するステップ
をさらに有する
ことを特徴とする請求項1−9のいずれかに記載の部品の製造方法。


【図1a】
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【図1b】
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【図1c】
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【図1d】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図2d】
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【図2e】
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【図2f】
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【図2g】
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【図2h】
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