説明

気泡化クリーマーおよび方法

水含有飲料と組み合わせた場合に協働し、飲料の上に泡層を形成しながら飲料をクリーム状にする第1の成分および第2の成分を含み、泡層の一部が飲料上に存在し、残部が飲料と組み合わせた後約20秒未満で少なくとも部分的に融解または分散し飲料に白い色調とクリーマーフレーバーを付与する、発泡液体クリーマー。本液体クリーマー、ならびにその製造方法および使用方法は、一般に、空気などの封入ガスを含有している液体成分を含む。飲料中で生成される泡の量は、発泡液体クリーマーのオーバーランによって決まる。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
(技術分野)
本発明は、天然類似の発泡白色化液体クリーマー、ならびにその製造方法および使用方法に関する。より詳しくは、本発明は、ガスを含有している天然類似の発泡液体クリーマーおよび方法に関する。
【0002】
(発明の背景技術)
コーヒーなどの飲料の表面に発泡層を生じさせる様々な方法が知られている。主たる例は、スタンダードなカプチーノコーヒーである。カプチーノスタイルコーヒーは、コーヒー飲料でできている下層と泡状のスチームミルクまたはスチームクリーマーの上層からなっている。最初にコーヒー層を作り飲料容器に入れる。次いで、ミルクまたはクリーマーをスチーム処理および気体混合して泡沫または泡を作り、これをコーヒー層の上に注ぐ。他の特別なコーヒー飲料も同様に作られる。通常、レストランまたはコーヒーショップではこのようなコーヒー飲料の作り方が行われており、専用の器具が必要とされている。さらに、かかる飲料の調製には熟練の操作者が必要であり、時間もかかる。
【0003】
したがって、コーヒー飲用者の要望を満たす目的で発泡性クリーマーおよび発泡性飲料などの多数の製品が市場に現れてきた。喫茶店およびコーヒーの人気の上昇に伴って、より一層、発泡性製品およびクリーマー製品が導入されるようになってきた。これらの一部を以下に詳述する。
【0004】
慣用のインスタントドライミックスのホットカプチーノ組成物は、コーヒー成分、発泡性クリーマー成分、任意の甘味剤成分を他の任意の組成物(香料、着色料および泡安定剤成分など)とともに含む。一般に、この組成物は、水または牛乳などの熱した液体中に粒状粉末として、または粒状組成物として供給されている。甘味剤は、組成物中に含まれていない場合、通常、飲料を調製している時に加える。ホットカプチーノ飲料は、通常、飲料の表面に、入れたてのカプチーノ中のスチームミルクによって、およびインスタントカプチーノ中の粒状ドライミックス発泡性クリーマーによってもたらされる大量の特有の泡を有する。
【0005】
発泡性飲料は、泡を含んだその飲料全体が、インスタントカプチーノスタイルコーヒーなどでワンステップにより調製されるので人気がある。かかる飲料は、米国特許第5882716号、米国特許第6048567号、米国特許第6174557号、米国特許第6290997号、米国特許第6569486号、米国公開公報第2003/0157235号、米国公開公報第2003/0219522号、国際公報国際公開第00/56163号パンフレット、および日本公開公報第2003−000210号に記載されている。しかし、これらの予備形成した発泡性飲料は、用いるコーヒーまたは他の飲料の種類など、個人の嗜好によって飲料を調整する融通性を消費者に与えるものではない。さらに、多くのコーヒー飲用者は、インスタントコーヒーまたは濃縮物から作られるコーヒーよりも新しく入れたコーヒーの方が好きである。
【0006】
米国特許第5350591号には、二酸化炭素発生成分を含有している乾燥粉末混合物形態の発泡性クリーマー組成物が記載されている。EP0796562には、カプチーノの泡を形成するガスの混和を必要としない粒状ドライミックス発泡性クリーマーが記載されている。この泡は、代わりに、グルコノラクトンとアルカリ金属炭酸塩もしくは重炭酸塩を混合することにより得られる。この発泡性クリーマーは、ドライミックス可溶性コーヒー商品または液体飲料(入れたてのコーヒーなど)と一緒に利用することができる。グルコノラクトン以外のすべての添加剤は、浮遊凝集塊の形成をもたらすか、あるいは、沈殿を引き起こす不完全な溶解性、塩味、または他の明らかな風味もしくはテクスチャー上の変化、適切な泡を形成するための重炭酸塩との反応を推進する酸性度が不十分であること、またはオリジナルの飲料のpH値を保持する酸性度が不十分であることに問題があると言われている。
【0007】
また、発泡剤を含む他の乾燥クリーマー配合物は広範囲に及んでいる。粉末クリーマー配合物または乾燥クリーマー配合物は、米国特許第4438147号、米国特許第5462759号、米国特許第5721003号、米国特許第5780092号、米国特許第6129943号、米国特許第6168819号、米国特許第6589586号、米国公開公報第2002/0018839号、米国公開公報第2002/0127322号、国際公報国際公開第97/25882号パンフレット、国際公報国際公開第03/041506号パンフレット、EP0813815、EP0885566、および日本特開平08−038048号に記載されている。乾燥配合物に伴う問題としては、例えば、水分が乾燥粉末に接触した場合などの、通常の輸送中および取扱い中に発生する乾燥商品の物理的完全性または構造の破壊が挙げられる。このように構造上の破壊があると、多くの場合、望ましい発泡特性に達しなくなるとともに、魅力的な官能特性に及ばなくなり、その飲料の新鮮さと魅力が損なわれる。
【0008】
したがって、いくつかの別のタイプのクリーマーが製造された。例えば、米国特許第6713114号には、飲料の上に泡沫層または泡層をもたらす凍結飲料トッピング組成物が記載されている。この飲料トッピング組成物は、クリーミング状になり、コーヒーおよび他の飲料にフレーバー、甘み及び僅かな冷たさを付与することができる。飲料を加えると、それ自体で泡が生じる。また、米国公開公報第2004/0062846号には、粉末および液体の乳製品クリーマー組成物および非乳製品クリーマー組成物が記載されている。これらのクリーマー組成物は、濃縮形態で、また即時利用形態で調製することができるが、場合により発泡剤を含んでいてもよい。
【0009】
先行技術の発泡性クリーマーの多くは、高い頻度で、白色の泡の代わりに、褐色の泡またはまだらのある有色の泡が生じる。褐色の泡は、コーヒーの飲み心地を損なう。一方、白色の泡は、飲料が新鮮な成分で作られたように、ことによると、従来通りに、すなわちエスプレッソの器具を用いて従来の喫茶店にいるように飲用者に感じさせることによって体験の質を高める。さらに、公知の発泡性クリーマーは、ホット飲料では泡を発生させることができるが、コールド飲料での使用についてはまったく知られていない。したがって、いかなる温度の液体飲料に加えた場合にも白色の泡を提供し、飲料に白色の色調とクリーマーのフレーバーを提供する、新鮮で、自然に発泡する液体クリーマーが必要とされている。
【0010】
(発明の概要)
本発明は、水含有飲料と組み合わせた場合に、協働し、飲料の上に泡層を形成しながら飲料をクリーム状にする第1の成分および第2の成分を含み、泡層の一部は飲料上に存在し、残部が飲料と組み合わせた後約20秒未満で少なくとも部分的に融解または分散し飲料に白い色調とクリーマーフレーバーを付与する、発泡液体クリーマーに関する。好ましくは、液体クリーマーは天然類似のものである。泡層は、飲料の上部に存在するように、飲料の密度よりも低密度である。本クリーマーの好ましい実施形態では、成分の1つが液体の白色化成分を含み、他の成分が泡層の形成を促進するための十分な封入ガスを含む。好ましい実施形態では、これらの各成分は、冷蔵庫安定性である。
【0011】
一実施形態では、本クリーマーは、飲料上にスプーンですくうことができるほど十分に濃い粘度を有している。別の実施形態では、本クリーマーは注ぐのが可能である。好ましい一実施形態では、泡層が、飲料上に泡層が存在し得るように飲料の密度より低密度を有する。好ましい実施形態では、クリーミング作用を付与し、飲料を白くする一部分は、飲料中に均一に分散する。封入ガス成分は、泡層の密度を低減させるのを助け、泡の形成を促進する。好ましい飲料としては、紅茶、コーヒー、チョコレート、芳香付けした乳飲料、またはその組合せが挙げられる。一実施形態では、第1の成分および第2の成分は、発泡クリーマーを形成するための、水、植物油、タンパク質成分および乳化剤成分を含む均質化混合物を形成する。好ましい実施形態では、乳化剤成分は、モノジグリセリド、ジアセチル酒石酸エステルモノグリセリド(DATEM)またはステアロイル乳酸塩の少なくとも1種を含む。異なる実施形態では、本発明のクリーマーは、非乳製品クリーマーであっても乳製品クリーマーであってもよい。また本クリーマーは、1つの包装の1つの区画内に封入された第1の液体成分および第2の液体成分を有していてもよい。好ましい実施形態では、液体成分は、クリーマー製品である場合に、冷蔵庫安定性である。場合により、慣用の容器を本発明のクリーマーの包装に用いることができる。例えば、慣用の容器は、非加圧容器、好ましくはプラスチックボトルであってよい。
【0012】
場合により、クリーマーを熱により処理し、続いて冷却し、液体白色化成分中へガスを混和することができる。発泡液体クリーマーの製造の方法には、少なくとも泡の一部を維持しながらクリーマーが冷えるまで十分にクリーマーを冷却するステップと、発泡を引き起こし、泡を形成するのに十分な量のガスをクリーマーに混和するステップとが含まれる。好ましい実施形態では、次いで、冷却は混和を生じる。またこの方法は、非加圧容器中にガス発泡クリーマーを配置することを含む。
【0013】
本発明はまた、少なくとも1つが上述したクリーマーである複数の製品を有し、提供する自動販売機を包含する。
【0014】
さらに本発明は、飲料中に泡を提供し、飲料と組み合わせた後に飲料全体にわたって分散して飲料を白くする液体クリーマーを水含有飲料と組み合わせるステップと、泡を上昇させて飲料上に上部泡層を形成させるステップとによる、知覚される新鮮な上部泡層を有する白い色調の飲料製品の提供方法を包含する。一実施形態では、本クリーマーは、飲料と組み合わせた後約20秒未満で飲料全体にわたって分散する。
【0015】
本発明はまた、容器と本発明によるクリーマーを含む、即使利用可能で、冷蔵庫安定性がある発泡液体クリーマーを包含する。好ましい実施形態では、本クリーマーは、クリーマーの一部が泡層を形成し、水含有飲料と組み合わせた場合に、残部のクリーマーが飲料と組み合わせた後約20秒未満で部分的に融解または分散し飲料に白い色調およびクリーマーフレーバーを付与する第1の液体成分および第2の液体成分を含み、泡層が、飲料の上部に存在するように飲料の密度よりも低密度を有する。好ましい実施形態では、成分の1つは液体白色化成分を含み、他の成分は封入ガスを含み、この場合、第1の成分および第2の成分は冷蔵庫安定性である。
【0016】
本発明のさらなる特徴および利点は、以下に記載の図面に関連して提示されている以下の詳細な記載により確認することができる。
図1は、本発明によるクリーマーをホットカプチーノコーヒー飲料に加えた場合の発泡特性および白色化特性を示す図である。
【0017】
(好ましい実施形態の詳細な説明)
驚いたことに、また思いがけないことに、本発明は、飲料を白色化するとともにクリーマーフレーバーを付与し、それによって飲料の視覚的な魅力、フレーバーおよびテクスチャーが向上させる白色発泡クリーマーを含む、天然類似の液体クリーマーを提供する。本クリーマーによって提供される白い泡は、従来カプチーノスタイル飲料の表面に載せられているスチームミルクおよび発泡ミルクに視覚的に、また味と匂いの点で似ているのが好ましい。しかし、本クリーマーは典型的には即時利用されるように提供され、ホット飲料およびコールド飲料の双方で容易に分散して白色化作用とクリーマーフレーバーを提供するとともに、面倒な器具または機械を使用することなく白色の泡を生じる。本クリーマーと組み合わせて用いることができる飲料としては、例えば、コーヒー、紅茶、チョコレート、アルコール飲料、スープ、ジュース等、またはその任意の組合せ(例えば、紅茶とレモネード、またはコーヒーとアルコール飲料)が挙げられる。好ましい飲料としては、紅茶、コーヒーもしくはホットチョコレート、またはその組合せが挙げられる。
【0018】
したがって、本発明は、水含有飲料と組み合わせた場合に、クリーマーの一部が泡層を提供し、残部のクリーマーが約20秒未満で部分的に融解または分散して飲料に白色の色調とクリーマーフレーバーを提供するような、第1の成分および第2の成分を含む自己発泡性液体クリーマーに関する。本発明のクリーマーは、天然類似であるのが好ましく、すなわち、ミルクまたはクリームなどの発泡天然製品のテクスチャーおよび外観に非常に似ているのが好ましい。また、天然類似というのは、天然製品よりも安定性が改善されており、スチームミルクなどの慣用の喫茶店製品と比べてかかるクリーマーの調製および保管の利便性を高める、加工クリーマーが含まれることを理解されたい。本発明の天然類似製品は、かかる慣用の喫茶店製品と少なくとも同等の知覚官能検査特性を有している。泡層は、飲料表面に存在するように、飲料よりも低密度である。本発泡クリーマーは、一般に、約0.5g/cm〜0.9g/cmであり、好ましくは約0.6g/cm〜0.8g/cmの密度を有する。
【0019】
ある一の単純なステップでは、飲料飲用者は、クリーマーを飲料と組み合わせて、飲料のフレーバーおよびテクスチャーを改善し、組み合わせた飲料の色調を変化させると同時に、コーヒーの表面の液体内にガス封入された泡層または泡沫層を提供する。発泡天然ミルクのフレーバー、色調およびテクスチャーの長所と同じように作用する液体形態の天然類似クリーマーを提供することにより、消費者が飲料を新鮮で天然なものとして強く知覚するようになり、また、消費者がホット飲料またはコールド飲料を楽しむために待たなければならない時間が短縮される。鮮度は、変性傾向のないクリーマー成分を用いることにより達成することができる。すなわち、本発明の天然類似のクリーマーは、変性するタンパク質または他の成分を実質的に実質的にまたはまったく含まないものであってよい。したがって、ミルク、クリーム由来の成分または他の天然成分も本発明のクリーマーの形成に含めることができる。消費者は、一杯の自家製の例えばコーヒーを、豊かなテクスチャー、白色化作用、および目に見える泡層を有する喫茶店スタイルのグルメ飲料に変えることができるのが有利である。本発泡クリームによって生成される泡の量はオーバーランの量によって決定され、特に、本明細書の本発明の記載を参照して当業者によって容易に決定され、選択され得る。
【0020】
本クリーマーは、乳製品クリーマーであっても、非乳製品クリーマーであってもよい。したがって、本発明の別の驚くべき、予期せぬ利点は、新鮮な乳製品クリーマーの白色化、発泡性およびフレーバーに似た天然類似の非乳製品クリーマーを提供することができることである。これは、有利には、乳製品の摂取を最小限にすること、または回避することが好まれる人々(例えば、ラクトース不耐症の人など)に役立つ。さらに、乳製品または非乳製品にかかわらず、本発明の液体クリーマーは、望ましくは新鮮なミルクまたはクリームに比べて貯蔵期間が長い。本発明のクリーマーは、冷蔵でも、非冷蔵でも保存可能であるが、好ましくは、本クリーマーは冷蔵庫安定性である。一般に冷蔵は、泡の形成を促進するために、本発明の液体クリーマー中に封入されている十分なガスを維持するのに必要である。冷蔵下では、本クリーマーは長期保存(例えば少なくとも約3カ月間、好ましくは少なくとも約6カ月間)に適するように製造される。特許請求する本発明の天然類似液体クリーマーは、所望により新鮮ミルクの特定成分の一部をさらに含んでいてもよく、あるいは、本クリーマーは、新鮮ミルクにおいて一般に確認されている腐敗性成分を実質的にまたは完全に含まないようにして、天然クリーマーの発泡性、白色化、およびフレーバー増強効果を維持しながら貯蔵期間を延ばすことができる。また本発明のクリーマーは、少なくとも実質的に脂肪を含まないか、あるいは好ましくはまったく脂肪を含まずに、健康によくない脂肪内容物を加えることなく、実際のクリーマーのフレーバー、テクスチャーおよび視覚的効果を提供する。好ましい実施形態では、本クリーマーはまたアスコルビン酸を含有することができ、したがって、本クリーマーは水溶性ビタミン源となり得る。
【0021】
図1は、ホットカプチーノ飲料に加えた場合の本クリーマーの発泡作用および白色化作用を示す。本発明のすべての実施形態に関して、本液体クリーマーが、飲用容器に最初に提供され、続いて飲料が提供されること;最初に飲料が提供され、次いで液体クリームが提供されること;飲料とクリーマーの一部を交互に提供すること;あるいは飲料とクリーマーを組み合わせる他の任意の好適な方法により提供されることを理解されたい。
【0022】
一般に、本発明の液体クリーマーは、少なくとも1種の液体成分を封入ガス(例えば、空気、窒素ガス等)とともに含む。この系は、少なくとも2つの成分、すなわち、液体およびガスを含む。飲料に加えた場合、この発泡クリーマーは分散して飲料を白くする。同時に、封入ガスは、飲料上に泡頭部(foam head)を生成する。
【0023】
本発明は、すでに気泡を含み、それによって、泡生成のための2種以上の液体系の必要性を回避することができる、この液体のガス含有発泡クリーマーを包含する。この実施形態では、泡の一部は、飲料に加えた場合に飲料中に分散し、飲料にクリーミング作用を付与するとともに、飲料の色調とフレーバーを変化させるように飲料を白くする。残部のガス含有泡は、目に見える泡層として飲料の上に存在する。本明細書では、「白」とは、ミルク、クリーム等の色調を意味し、ベージュ色または他のオフホワイト色を含み得る。「分散する」という用語には、例えば、飲料中に泡が融解または溶解する可能性が含まれる。
【0024】
典型的なガス含有液体クリーマーには、水、植物油、タンパク質成分、乳化剤成分またはその組合せの均質化混合物が含まれる。
【0025】
好ましくは、本クリーマーは、1種または複数の充填剤、安定剤成分、緩衝液塩成分、着色料および着香料などの添加剤をさらに含む。本発明の好ましいクリーマーは、これらのそれぞれのカテゴリーの少なくとも1種の原料を含む。充填剤は、ショ糖、マルトデキストリン、DE18〜42のコーンシロップ固体、またはその組合せを含むのが好ましい。植物油には、一般に任意の好適な油またはその混合物が含まれるが、好ましくは、融点の範囲が約32℃〜43℃のものである。タンパク質成分は、1種または複数のカゼイン塩、脂肪非含有粉ミルク、大豆タンパク質またはその組合せを含むのが好ましい。乳化剤成分としては、1種または複数種のモノジグリセリド、ジアセチル酒石酸エステルモノグリセリド(DATEM)、ステアロイル乳酸塩、もしくは本明細書に記載の他の任意の乳化剤、またはその組合せを含むのが好ましい。安定剤成分は、1種または複数のカラギーナン、微結晶性セルロースガムなどのゴム、またはその組合せを含むのが好ましい。
【0026】
有意には、本発泡クリーマーを生成するために用いられるガスは、亜酸化窒素の代わりに、好ましくは単なる空気である。同様に窒素ガスは好適であるが、空気が他のガスよりも好ましい。アイスクリームおよび他の気泡化製品を製造する際の様々な慣用の気泡化法で用いられる亜酸化窒素は、操作が不慣れな場合には大怪我をもたらす可能性がある。亜酸化窒素含有ガスの代わりに空気または窒素ガスを使用することにより、簡単な器具、簡単な製造手順、および簡単な包装を用いることができる。さらに、これによって、本発明のクリーマーを含有する包装または容器に任意の警告ラベルを貼付する必要性が実質的にまたは完全に少なくなる。
【0027】
ガス含有発泡クリーマーまたは発泡性クリーマーは、発泡を発生させ、泡を形成するのに十分な量のガスをクリーマーへ混和することにより調製することができる。クリーマーは、泡の少なくとも一部を維持するように十分に冷却してクリーマーを冷やす。一般に、ガスの気泡化または混和の前に冷却する。通常、クリーマーは、水、クリーマー成分および甘味料などのクリーマーの成分を最初に互いに混合することにより製造される。次いで、混合物を好ましくは低温殺菌し、均質化し、冷却した後、気泡化する。これは場合によりさらに冷却可能であるか、あるいは、例えば、溶解/加温の準備ができるまで、もしくは飲料に直接加える準備ができるまでの任意の期間中に、気泡の維持を助けるよう、または、安定性を長く保つように冷却を維持することができる。好ましくは、植物油成分を結晶化させる冷却の前に、低温殺菌した混合物を気泡化する。これによって、気泡化工程が容易になる。気泡化は、当業者に知られている様々な方法によって達成することができる。混合物を気泡化する好ましい方法は、Oakes(商標)連続混合機などの高剪断加圧ミキサーを使用するものである。さらに、Hobartミキサーなどの他のミキサーも好適である。
【0028】
ガス含有発泡液体天然類似クリーマーは、以下のように調製される。好ましくは、成分の混合物は低温殺菌するか、さもなければ加熱処理し、少なくとも約1時間40゜Fまで冷却し、最終製品のテクスチャー(すなわち、注ぐのが可能なものからスプーンですくうことが可能なものまで)によって決まる好適なオーバーランまでガス処理する。製品の注ぎ能力はオーバーランが増すとともに低下する。例えば、本クリーマーは、泡または泡含有液体などの注ぐことが可能な形態であってもよく、あるいは、従来のホイップクリームのように、スプーンですくわれるか、飲料上に噴霧されるような十分に高い粘度を有していてもよい。本明細書において「十分に高い粘度」とは、スプーンを上下逆さまにした場合、少なくとも1/2秒、好ましくは少なくとも1秒間スプーン上に残っているクリーマーの形態を意味する。「注ぐことが可能な」という用語は、クリーマーの少なくとも実質的な一部が、注いだ場合に容易に容器から流れるか、あるいは、例えば、スプーンを上下逆さまにした場合に0.1秒未満でスプーンから容易に離れて流れる、粘度が十分に低いクリーマーを意味する。空気または窒素ガスなどの任意の不活性ガスは、任意の好適なミキサー(すなわち、Aeromixer、Oaks Mixer)によって低温殺菌した液体クリーマーへ混和される。したがって、ガス含有発泡性クリームは、ガスの量を変化させることによって調製され、粘度が異なる製品を形成することができる。好ましくは、発泡液体クリーマーは、約25%〜200%のオーバーラン、さらに好ましくは約50%〜150%のオーバーランで気泡化またはガス処理する。
【0029】
クリーミング作用を付与し、飲料を白くする天然類似液体クリーマーの一部は、好ましくは少なくとも飲料中に実質的に分散され、より好ましくは、完全に飲料中に分散される。最も好ましい実施形態では、一部は、飲料中に均一に分散される。慣用のホイップクリームトッピングは、一般に飲料中には分散せず、したがって、全体として飲料に白色化作用は付与しない。しかし、本明細書に記載のクリーマーは、飲料のテクスチャーを変化させ、泡層を生成しながら、飲料に白色化作用を付与するように飲料中に分散し、望ましいフレーバーの変化を飲料に与える泡を提供する。さらに、冷凍クリーマーとは異なり、本発明のクリーマーの液体性質は、飲料中への分散を促進し、クリーミング作用と白色化作用を提供する。
【0030】
場合により、クリーマーは、甘味剤および/または香料を含むことができる。甘味剤は、ノンカロリー甘味剤、低カロリー甘味剤、またはカロリー甘味剤であってもよい。甘味剤は、クリーマーに広範囲の全体にわたる甘味を付与する。一般に、ノンカロリー甘味剤または低カロリー甘味剤は、高濃度甘味剤および充填剤を含む。充填剤は、甘味をほとんど付与しないか、まったく付与しないが、クリーマーの全体構造および保全性を維持するのを促進することができる。カロリー甘味剤としては、一般に、糖または糖の混合物、例えば、フルクトース、スクロース、デキストロース、マルトース、ラクトース、高フルクトースコーンシロップ固体、転化糖、糖アルコール等、ならびにこれらの甘味剤の混合物が挙げられる。着香料は、飲料に1種または複数の特定のフレーバーを加えるために用いることができる。これらの着香料は、天然起源のものであっても、人工起源のものであってもよい。本発明のクリーマーと使用する好ましい着香料としては、アマレット、アーモンドナッツ、アニゼット、ブランデー、ミント、チョコレート、シナモン、シナモンアーモンド、モカ、バニラ、タフィー、カプチーノ、レモン、マカダミアナッツ、オレンジ、ピーチ、ストロベリー、グレープ、ラズベリー、チェリー、コーヒー等、およびその混合物が挙げられる。クリーマーへの着香料の添加は、コーヒーの飲み心地をさらに高める。好ましくは、本クリーマーの全成分、飲料およびその組合せは、実質的にまたは完全に可溶性である。
【0031】
このガス含有発泡性クリーマー実施形態のクリーマーは、容器の内部に入れた場合にはすでに泡立っているので、泡を生成するためのエアゾール缶などの加圧容器は必要ない。したがって、本クリーマーは、さほど高価でなく、環境によりやさしい容器、例えば非加圧容器などに包装することができる。また一般的に、エアゾール缶は、典型的にクロロフルオロカーボンなど噴射剤などのオゾン層に害を及ぼし得る環境上有害な化学物質を含む。非加圧容器を使用することにより、環境およびその資源の保全が促進される。
【0032】
また本発明には、本発明のクリーマーを含む包装または容器も含まれる。本クリーマーは使用のために包装され、各包装は、1回限りの使用、または複数回の使用、またさらに大量使用、またはフードサービスでの使用に対して十分な量の第1のクリーマー成分および第2のクリーマー成分を収容することができる。1回限りの使用の包装または複数回使用の包装は、場合により、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等へ出荷および販売するための多重包装されたケースまたはカートンに詰めることができる。この包装は、液体を収容するために用いられる、区画された缶、カートン、ジャー、ボトル、カップ、または他の慣用の、もしくは使い捨ての容器の形態であってよい。例えば、容器はプラスチックボトルであってもよく、好ましくは多層プラスチックボトルである。プラスチックボトルの形成には、すべての好適なプラスチック原料もしくは高分子原料またはその組合せを用いることができる。例としては、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンおよびポリプロピレンが挙げられる。好ましくは、1種または複数のポリオレフィン族原料が用いられる。好ましい一実施形態では、パッケージは、強剛なボトルまたは圧搾可能なボトルである。一実施形態では、本クリーマーは、乳製品クリーマーまたは非乳製品クリーマーの送達に好適な自動販売機に入れることができる。
【0033】
本液体クリーマーは、好ましくは、非加圧容器で包装することができる。すなわち、これらには、出荷、保存等のための気圧調節が必要ではない。一般に、非加圧とは、周囲圧力で、またはほとんど周囲圧力であることを意味し、好ましくは、非加圧クリーマーは、推進ガス(例えば亜酸化窒素)を、発泡には不必要であるので、少なくとも実質的にまたはまったく含まない。驚いたことに、これによって、上述の本発明の発泡性クリーマー製品に対して慣用の包装を用いることができる。好ましくは、非加圧容器は一般に本発明の発泡性クリーマーに好適な冷蔵庫安定性を付与するので、容器に、特殊コーティング、箔包装、真空パックまたは他の特殊な鮮度保存努力を求めることを最小限にするか、回避することができる。好ましくは、本クリーマーの包装は、すべての好適な食品グレードの材料または最も内側の層が食品グレードの材料で作られている多層材料の非加圧ボトルまたは缶または箱である。典型的な包装は非加圧ボトルである。本クリーマーは、消費者が簡単に包装を開け、飲料に本発泡クリーマーを入れることができるように包装することができる。この実施形態は、自動販売機における配置および販売に適し得る。
【0034】
ガス含有液体クリーマーの貯蔵期間は、少なくとも約60日、好ましくは少なくとも約90日、さらに好ましくは冷蔵温度で少なくとも約120日である。周囲温度は20℃であると考えられるが、冷蔵温度としては、一般に約10℃未満、好ましくは約6℃未満の温度が挙げられる。本発明のクリーマーは、一般に、凍結温度(0℃)よりも高い温度で保存し、液体形態でそれらが存在するのを促進する。
【0035】
一実施形態では、本発明のクリーマーは、脂質/油脂の微粒子もしくは乳化剤またはその両方を実質的に含まず、好ましくはまったく含まない。この実施形態では、本クリーマーは、ホット飲料またはコールド飲料中で容易に分散するための乳化剤は必要としないのが有利である。
【0036】
本発明はまた、選んだ飲用容器中へカフェイン入り飲料を入れるための、または飲用容器へ液体の天然類似発泡クリーマーを入れるための、取扱説明書(例えば、ラベル、包装または挿入物など)をはじめとする、飲用容器中で飲料を調製するための一連の取扱説明書を含む。飲料およびクリーマーのいずれかを入れる順番は指定することができる。飲料または天然類似クリーマー液体の配置は、スプーンを用いずに飲料全体にわたってクリーマーを分散させるのに十分であることが好ましい。一連の取扱説明書は、例えばクリーマーの包装の上に表示することができる。ガス含有発泡天然類似液体クリーマーなどの一実施形態では、発泡および/または分散を促進するために、飲料は少なくとも約100℃であるのが好ましい。別の実施形態では、低粘度発泡クリーマーを製造して、コールド飲料であっても、例えば、室温にあるもの、または冷蔵庫温度にまでさらに冷却されたものであっても発泡および分散を促進することができる。
【0037】
本発明はまた、本発明の発泡天然類似液体クリーマーを配達するための、様々な配達方法および器具(例えば自動販売機)を包含する。一実施形態では、本発明は、少なくとも1つが上述したクリーマーである複数の製品を有し、提供する自動販売機を包含する。自動販売機中に入っている他の製品は、任意の好適な飲料またはその成分が含まれ得る。
【実施例】
【0038】
以下の実施例は、本発明の範囲を限定することを目的としたものではなく、単に本発明に関する代表的な可能性について説明するものである。
【0039】
実施例1:本発明によるホットカプチーノ飲料の調製
乾燥ネスカフェゴールド(Nescafe Gold)インスタントコーヒーから調製した約120mLのダークコーヒーに、pHが約4.5で全固形分含有量が約40%である20mLの酸性化ホエーパウダー水溶液と約2%の重炭酸カリウムを含有し、全固形分含有量が約40%である20mLのアルカリ化脱脂粉乳溶液とを混合することにより得た本発明の乳製品泡を加えることによってホットカプチーノ飲料を調製した。
【0040】
実施例2:本発明によるホットカプチーノ飲料の調製
乾燥ネスカフェゴールドインスタントコーヒーから調製した約120mLのダークコーヒーに、pHが約3.7で全固形分含有量が約40%である20mLの酸性化ホエーパウダー水溶液と約2.5%の重炭酸カリウムを含有し、全固形分含有量が約20%であってpHが約7.4である20mLのアルカリ化脱脂粉乳溶液とを混合することにより得た本発明の乳製品泡を加えることによってホットカプチーノ飲料を調製した。
【0041】
実施例3:本発明の発泡非乳製品クリーマー
本発明に従って調製した発泡クリーマーは、温度が160゜F、140゜F、120゜F、100゜F、80゜F、70゜Fおよび38゜Fであるコーヒー中で再構成させた。本クリーマーは、100゜F以上(〜38℃)の温度のコーヒーに加えた場合、良好な溶解性を有していた。本クリーマーを最低限の攪拌(〜攪拌7回)を行いながら溶液中に入れたところ、塊は認められなかった。泡は明るいベージュから白い色調であり、20分以上持続した。
【0042】
発泡クリーマーは、以下の成分とともに本発明に従って再構成した。
【表1】

【0043】
このクリーマーを90%オーバーランまで気泡化し、密度は0.7g/mlであった。飲料中での再構成において、18グラムの発泡性クリームを180mlの1.2%水溶きコーヒーに加えたところ、良好な溶解性を示し、100゜F以上の温度で生じた良好な泡頭部が得られた。飲料中での泡安定性は20分以上継続した。他の気泡化レベルを試験したところ、このクリーマー配合物は約115%未満のオーバーランで注ぐことが可能であった。得られた泡頭部は、従来のコーヒーカップまたはマグに対して約2cm〜3cmの高さを有していた。
【0044】
実施例4:本発明の発泡乳製品クリーマー
発泡乳製品クリーマーは、温度が160゜F、140゜F、120゜F、100゜F、80゜F、70゜Fおよび38゜Fのコーヒー中で再構成させるため、本発明に従って調製することができる。クリーマーは、100゜F以上(〜38℃)の温度でコーヒーに加えた場合、良好な溶解性を有している。最低限の攪拌(〜攪拌7回)を行いながらクリーマーを溶液中に入れると、塊は認められない。泡は明るいベージュから白い色調を有しており、20分以上持続する。
【0045】
発泡クリーマーは、以下の成分とともに本発明に従って再構成する。
【表2】

【0046】
このクリーマーを90%オーバーランまで気泡化し、密度は0.7g/mlである。飲料中での再構成において、18グラムの発泡性クリームを180mlの1.2%水溶きコーヒーに加えると、良好な溶解性と100゜F以上の温度で発生した良好な泡頭部が得られる。飲料中での泡安定性は20分以上継続する。他の気泡化レベルを試験すると、このクリーマー配合物は約115%未満のオーバーランで注ぐことが可能である。得られた泡頭部は、従来のコーヒーカップまたはマグに対して約2cm〜3cmの高さを有している。
【0047】
本明細書で使用している「約」という用語は、一般に、一連の数字におけるその前後の複数の数値であることを意味するものと理解されたい。さらに、本明細書中のすべての数値の範囲は、それぞれその範囲内の整数全部を含むものと理解されたい。適用可能であって、特に断りのない限り、本明細書中のすべてのパーセントは、体積ではなく重量パーセントであることを意味する。
【0048】
本明細書で使用されている「実質的に含まない」という用語は、原料の約10重量%以下、好ましくは約5重量%以下、さらに好ましくは約1重量%以下が存在することを意味する。好ましい実施形態では、「実質的に含まない」とは、約0.1重量%以下が残存することを意味する。反対に、例えば、分散または混和に対して意味する場合の「実質的に」、および「実質的に全部(すべて)」とは、一般に、原料の少なくとも90重量%、好ましくは少なくとも95重量%、さらに好ましくは少なくとも約99重量%であることを意味する。一般に、「まったく(完全に)含まない」とは、除外した原料がせいぜい極微量のみ存在すること、好ましくは、検出可能な量で存在しないことを意味する。
【0049】
先の記載で本発明の好ましい実施形態を記載したが、本発明は、本明細書に記載されている特定の実施形態に限定されるものではなく、当業者によって多くの変更が可能であることは理解されよう。また、使用した原料および化学的詳細は、本発明によって記載し教示した方法および組成物から逸脱することなく、本明細書の記載から多少異なっていてもよいし、変更されていてもよいことも理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明によるクリーマーをホットカプチーノコーヒー飲料に加えた場合の発泡特性および白色化特性を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水含有飲料と組み合わせた場合に協働し、飲料の上に泡層を形成しながら飲料をクリーム状にする第1の成分および第2の成分を含み、泡層の一部が飲料上に存在し、残部が飲料と組み合わせた後約20秒未満で少なくとも部分的に融解または分散し飲料に白色の色調とクリーマーフレーバーを付与する、発泡液体クリーマー。
【請求項2】
成分の1つが液体白色化成分を含み、他の成分が泡の形成を促進するための十分な封入ガスを含み、これらの各成分が冷蔵庫安定性である、請求項1記載のクリーマー。
【請求項3】
第1の成分および第2の成分が、発泡クリーマーを形成するための、水、植物油、タンパク質成分および乳化剤成分を含む均質化混合物を形成する、請求項2記載のクリーマー。
【請求項4】
乳化剤成分がモノジグリセリド、ジアセチル酒石酸エステルモノグリセリド(DATEM)またはステアロイル乳酸塩の少なくとも1種を含む、請求項2記載のクリーマー。
【請求項5】
泡層が、飲料上に泡層が存在し得るように飲料の密度よりも低密度を有し、液体白色化成分がクリーミング作用を付与し、飲料を白くするとともに飲料中に均一に分散し、封入ガスが泡層の密度を低減させるのを助け、泡を提供する、請求項2記載のクリーマー。
【請求項6】
飲料が紅茶、コーヒーもしくはチョコレートまたはその組合せを含む、請求項1または2記載のクリーマー。
【請求項7】
非乳製品クリーマーの形態である、請求項1または2記載のクリーマー。
【請求項8】
第1の成分および第2の成分が、非加圧容器の1つの区画中に封入されており、冷蔵庫安定性である、請求項1または2記載のクリーマー。
【請求項9】
飲料と組み合わせた場合に目に見える泡を形成するのに十分な量のガスを維持し得るようにクリーマーを十分に冷却するステップと;
発泡を引き起こし、発泡液体クリーマーを形成するのに少なくとも十分な量のガスをクリーマーに混和するステップと
を含む、請求項1または2記載の発泡液体クリーマーの製造方法。
【請求項10】
非加圧容器中にガス発泡クリーマーを配置するステップをさらに含む、請求項9記載の方法。
【請求項11】
少なくとも1つが請求項1または2記載のクリーマーを含む複数の製品を、有し、提供する、自動販売機。
【請求項12】
容器および請求項1または2記載のクリーマーを含む、即時利用の冷蔵庫安定性のある発泡液体クリーマー。
【請求項13】
飲料中に泡を提供し、飲料と組み合わせた後に飲料全体にわたって分散して飲料を白色化する液体クリーマーを水含有飲料と組み合わせるステップと、
泡を上昇させて飲料上に上部泡層を形成させるステップと
を含む、知覚される新鮮な上部泡層を有する白い色調の飲料製品の提供方法。

【図1】
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【公表番号】特表2008−502351(P2008−502351A)
【公表日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−516607(P2007−516607)
【出願日】平成17年6月14日(2005.6.14)
【国際出願番号】PCT/US2005/020765
【国際公開番号】WO2006/002025
【国際公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【出願人】(599132904)ネステク ソシエテ アノニム (637)
【Fターム(参考)】