説明

治療ポリペプチド、それをコードする核酸、および使用方法

新規ポリペプチドをコードする核酸配列が本明細書において開示される。該核酸配列によりコードされるポリペプチド、および該ポリペプチドと免疫特異的に結合する抗体、ならびに新規ポリペプチドの誘導体、変異体、突然変異体、またはフラグメント、ポリヌクレオチド、または該ポリペプチドと特異的な抗体も開示される。ベクター、宿主細胞、抗体、およびポリペプチドおよびポリヌクレオチドを産生する組換え方法、ならびにその使用方法も含まれる。本発明は、該新規ヒト核酸およびタンパク質のいずれか1つと関与する疾患の診断、処置、および予防のための治療方法、診断方法、および研究方法をさらに開示する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号2nからなる群より選択されるアミノ酸配列の成熟形を含む単離ポリペプチドであって、nが1から38の整数であるポリペプチド。
【請求項2】
配列番号2nからなる群より選択されるアミノ酸配列を含む単離ポリペプチドであって、nが1から38の整数であるポリペプチド。
【請求項3】
請求項1記載のポリペプチドおよび担体を含む組成物。
【請求項4】
1またはそれ以上の容器内に請求項4記載の組成物を含むキット。
【請求項5】
試料中の請求項1記載のポリペプチドの存在または量を決定する方法であって、
(a)該試料を用意すること;
(b)該試料をポリペプチドと免疫特異的に結合する抗体に導入すること;次に
(c)該ポリペプチドと結合した抗体の存在または量を決定し、これにより該試料中のポリペプチドの存在または量を決定すること、
を含む方法。
【請求項6】
第1の哺乳類対象における請求項1記載のポリペプチドの発現の変化したレベルと関連する疾患の存在または素因を決定する方法であって、
a)第1の哺乳類対象由来の試料中のポリペプチドの発現のレベルを測定すること;次に
b)工程(a)の試料中の該ポリペプチドの発現を、該疾患を有さないことまたは素因がないと知られている第2の哺乳類対象由来の対照試料中に存在するポリペプチドの発現と比較すること、
を含み、対照試料と比較したときの第1の哺乳類対象中のポリペプチドの発現のレベルでの変化が該疾患の存在または素因を示す、方法。
【請求項7】
請求項1記載のポリペプチドと結合する剤を同定する方法であって、
(a)該ポリペプチドを該剤に導入すること;次に
(b)該剤が該ポリペプチドと結合するか否かを決定すること、
を含む方法。
【請求項8】
剤が細胞受容体または下流エフェクターである、請求項7記載の方法。
【請求項9】
請求項1記載のポリペプチドの異常発現または異常生理的相互作用と関係する病態の処置で使用するための潜在的治療剤を同定する方法であって、
(a)請求項1記載のポリペプチドを発現し、かつ該ポリペプチドに起因する特性または機能を有する細胞を用意すること;
(b)該細胞を候補物質を含む組成物と接触させること;次に
(c)該物質が該ポリペプチドに起因する特性または機能を変化させるか否かを決定すること、
を含み、これにより該物質の存在下で観察される変化が、細胞が該物質の不存下で組成物と接触させられたときに観察されなければ、該物質が潜在的治療剤として同定される、方法。
【請求項10】
請求項1記載のポリペプチドと関連する病態の活性または潜在活性のモジュレーターまたは素因をスクリーニングする方法であって、
(a)試験化合物を、請求項1記載のポリペプチドを組換え発現する、請求項1記載のポリペプチドと関連する病態のリスクの増加した被検動物に投与すること;
(b)工程(a)の化合物の投与後、該被検動物における該ポリペプチドの活性を測定すること;次に
(c)該被検動物中の該ポリペプチドの活性を、該ポリペプチドを投与されていない対照動物中の該ポリペプチドの活性と比較すること、ここで該対照動物と比較して該被検動物中の該ポリペプチドの活性の変化が、該試験化合物が請求項1記載のポリペプチドと関連する病態の活性または潜在活性のモジュレーターまたは素因であることを示す、方法。
【請求項11】
該被検動物が、試験タンパク質導入遺伝子を発現するか、あるいは該導入遺伝子をプロモーターの制御下で野生型被検動物と比較して増加したレベルで発現する組換え被検動物であり、かつ該プロモーターが該導入遺伝子の天然の遺伝子プロモーターではない、請求項10記載の方法。
【請求項12】
哺乳類の病理的状態を処置する方法であって、哺乳類にポリペプチドを病理的状態を緩和するのに十分な量で投与することを含み、該ポリペプチドが、配列番号2nからなる群より選択されるアミノ酸配列またはその生物学的に活性なフラグメントを含むアミノ酸配列を有するポリペプチドであり、ここでnが1から38の整数である、方法。
【請求項13】
配列番号2n−1からなる群より選択される核酸配列を含む単離核酸分子であって、nが1から38の整数である核酸分子。
【請求項14】
配列番号2nからなる群より選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの成熟形をコードする単離核酸分子であって、nが1から38の整数である核酸分子。
【請求項15】
請求項13記載の核酸分子を含むベクター。
【請求項16】
請求項15記載のベクターを含む細胞。
【請求項17】
請求項1記載のポリペプチドと免疫特異的に結合する抗体。
【請求項18】
ヒト抗体である請求項17記載の抗体。
【請求項19】
請求項1記載のポリペプチドを産生させる方法であって、細胞を該ポリペプチドの発現を導く条件下で培養することを含み、ここで該細胞が配列番号2n−1からなる群より選択される核酸配列を含む単離核酸分子を含むベクターを含み、nが1から38の整数である方法。
【請求項20】
細胞が細菌細胞、昆虫細胞、酵母細胞、および哺乳類細胞からなる群より選択される、請求項19記載の方法。


【公表番号】特表2006−515753(P2006−515753A)
【公表日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−506604(P2005−506604)
【出願日】平成15年8月7日(2003.8.7)
【国際出願番号】PCT/US2003/024931
【国際公開番号】WO2004/015079
【国際公開日】平成16年2月19日(2004.2.19)
【出願人】(301062363)キュラジェン コーポレイション (18)
【Fターム(参考)】