説明

流体圧成形した流体導水管

極端な温度にさらされる表面上に流体導水管を設けるための方法および装置を説明する。本明細書において説明する実施形態は、極端な温度にさらされる表面が流体導水管の一面を形成する流体導水管を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、熱の伝達流体を流すために使用することができる導水管をチャンバ上に形成するための方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
極端な温度のプロセスにさらされるチャンバの部分を、多くの場合、特定の温度範囲に調整し維持管理する必要がある。一例では、高温プロセス用に使用するチャンバを、低い温度に冷却する必要がある場合がある。一般に、チャンバは、少なくとも1つの壁を含み、熱の伝達流体が、余分な熱を取り去るためにチャンバ壁内部をまたは壁に隣接して流れる。熱の伝達流体を流すための導管を形成するために様々な従来方法が存在する。一方法は、ガンドリル加工によってチャンバ壁中に導水管を形成することを含み、これは人手を必要とし費用がかかる。別の一方法は、留め具または溶接によってチャンバ壁に管を結合させることを含む。この方法は、やはり、人手を必要とし、管の大部分がチャンバ壁と直接接触していないので、非効率的な熱伝達を有する。
【0003】
それゆえ、熱の伝達流体導水管を形成するための改善した方法および装置に対する必要性が存在する。
【発明の概要】
【0004】
本明細書において説明する実施形態は、極端な温度にさらされる表面上に流体導水管を設けるための方法および装置を提供する。一実施形態では、流体導水管を形成するための方法を説明する。本方法は、第1の厚さを有する第1の部材および第2の厚さを有する第2の部材を設けるステップであって、第1の部材の第1の厚さが第2の部材の第2の厚さよりも少なくとも約3倍厚いステップと、第1の部材と第2の部材との間に溶接部によって周囲を囲まれた初期容積を形成するために、連続溶接部によって第2の部材に第1の部材を固定するステップと、初期容積を少なくとも3倍だけ膨張させるように、第2の部材が恒久的に変形するまで、初期容積を加圧するステップとを含む。
【0005】
別の一実施形態では、半導体処理チャンバを形成するための方法を説明する。本方法は、第1の厚さを有する第1の部材および第2の厚さを有する第2の部材を設けるステップであって、第1の部材の第1の厚さが第2の部材の第2の厚さよりも少なくとも約3倍厚いステップと、連続溶接部によって第2の部材に第1の部材を固定するステップであって、溶接部が第1の容積を画定する、固定するステップと、円柱の形を定めるように第1の部材および第2の部材を成形するステップと、第1の容積よりも少なくとも3倍大きい第2の容積を含むように、第2の部材が第1の部材に対して恒久的に変形するまで、第1の容積を加圧するステップとを含む。
【0006】
別の一実施形態では、チャンバ用の側壁を説明する。本装置は、第1の厚さを有する第1の部材であって、第1の部材がチャンバ本体の少なくとも一部を包含する、第1の部材と、第2の厚さを有する第2の部材であって、第1の厚さが第2の厚さよりも少なくとも約3倍厚い、第2の部材と、連続溶接溶球によって第1の部材と第2の部材との間に形成された封じ込め領域であって、封じ込め領域が第1の部材の外側表面および連続溶接溶球の内側にある第2の部材の一部を包含し、第2の部材の一部が第2の厚さよりも薄い第3の厚さを有する、封じ込め領域とを含む。
【0007】
従って、本発明の上に記述したフィーチャを詳細に理解することが可能な方式で、上に簡潔に要約されている本発明のより明細な説明を、その一部が添付した図面に例示されている実施形態を参照することによって知ることができる。しかしながら、添付した図面が本発明の典型的な実施形態だけを例示し、それゆえ、本発明に関して他の同様に有効な実施形態を許容することができる本発明の範囲を限定するようには見なされないことに、留意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1A】極端な温度のプロセスに適合したチャンバの等角投影図である。
【図1B】図1Aのチャンバの側壁上に配置した冷却導水管の一実施形態の断面図である。
【図2A】最初の組立て部分の一実施形態の等角投影図である。
【図2B】図2Aの2番目の組立て部分の等角投影図である。
【図2C】図2Aの3番目の組立て部分の等角投影図である。
【図2D】図2Bに示した2番目の組立て部分の第1の流体導水管プロファイルの断面図である。
【図2E】図2Bに示した2番目の組立て部分の第1の流体導水管プロファイルの断面図である。
【図3A】図2Cに示した3番目の組立て部分の第2の流体導水管プロファイルの断面図である。
【図3B】図2Cに示した3番目の組立て部分の第2の流体導水管プロファイルの断面図である。
【図4】真空処理チャンバの概略的断面図である。
【図5A】最初の組立て部分の別の一実施形態の等角投影図である。
【図5B】図5Aの2番目の組立て部分の等角投影図である。
【図5C】図5Aの3番目の組立て部分の等角投影図である。
【図6】図5Bに示した2番目の組立て部分の第1の流体導水管プロファイルの断面図である。
【図7】図5Cに示した2番目の組立て部分の第2の流体導水管プロファイルの断面図である。
【図8】流体導水管を形成するための方法の流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
理解を容易にするために、可能である場合には、複数の図に共通な同一の要素を示すために、同一の参照番号を使用している。一実施形態において開示した要素を、具体的な記述がなくとも別の実施形態において利益をもたらすように利用することができることが予想される。
【0010】
本明細書において説明する実施形態は、一般に、ユーザが熱的に制御することまたは熱的に調整することを望む表面上に流体導水管を設けるための方法および装置を提供する。本明細書において説明する実施形態は、熱的に調整すべき表面が導水管の一面を形成する導水管を提供する。冷却流体または加熱流体などの、熱の伝達流体を流すために、本明細書において説明するような導水管を使用することができる。本明細書において説明するような導水管は、熱の伝達流体との接触のための表面積の増加をもたらし、熱の伝達流体が熱的に調整すべき表面と直接接触する。説明を容易にするために、本明細書において説明する実施形態を、表面から熱を取り去るために、高温にさらされる表面に隣接して冷却流体を流すことを参照して説明する。しかしながら、本発明の実施形態は、余分な熱を取り除くことに限定されず、表面の温度を上昇させるためまたは維持するために加熱流体を流すことに同じように適用可能であることがある。
【0011】
ある実施形態では、流体導水管を、半導体基板プロセスチャンバ上に形成するまたは結合させることができる。例えば、適切なプロセスチャンバは、真空処理チャンバか、熱的な処理チャンバか、プラズマ処理チャンバか、アニーリングチャンバか、堆積チャンバか、エッチチャンバか、注入チャンバか、その他を含むことができる。本明細書において説明する実施形態から利益を受けることができる適したチャンバの例は、Santa Clara、CaliforniaのApplied Materials,Inc.から入手可能なQUANTUM(登録商標)X注入チャンバおよびCENTURA(登録商標)RP EPIチャンバ、ならびに他のチャンバを含む。本明細書において説明する実施形態は、同様に他の製造業者から入手可能なチャンバにおいて利益をもたらすように利用することができる。
【0012】
図1Aは、室内容積3を画定する側壁2を含む本体を有する筐体またはチャンバ1の等角投影図である。一実施形態では、室内容積は、高温プロセスを閉じ込めるために構成される。チャンバ1は、高温プロセス用に構成された室内容積3を画定する側壁2を有する本体を含む。高温プロセスを、堆積プロセスか、アニーリングプロセスか、または高温を発生するまたは維持する他のプロセスとすることができる。室内容積内部での高温プロセスは、側壁2へ熱を伝達する。
【0013】
プロセス制御のためにおよび/または動作限度内に側壁2の温度を維持管理するために、側壁2へと伝達する熱を調整することができる。側壁2の温度を調整するために、冷却剤源4から側壁2上に配置された冷却導水管5を介して冷却流体を流すことによって、側壁2からの熱を伝達する。冷却流体を、水か、脱イオン水(DIW)か、エチレングリコールか、ヘリウム(He)か、窒素(N)か、アルゴン(Ar)か、または液相もしくは気相の他の冷却流体とすることができる。
【0014】
図1Bは、図1Aのチャンバの側壁2上に配置された冷却導水管5の一実施形態の断面図である。冷却導水管5は、側壁2の表面7および凸型部材8によって形成された空洞6を含む。凸型部材8を連続溶接溶球9によって側壁2に固定し、空洞6が連続溶接溶球9の間に配置される。本明細書中で使用するように連続溶接溶球は、溶接デバイスの1回または複数回の通過によって生成されるフィラー金属の堆積物および/または溶融域を呼ぶ。冷却剤源4からの冷却流体は、側壁2からの熱を伝達させるために、表面7と直接接触している空洞6中を流れる。
【0015】
図2Aは、冷却導水管5(図1Aおよび図1B)を形成するための初期製造ステップを例示する最初の組立て部分10Aの一実施形態の等角投影図である。最初の組立て部分10Aは、チャンバに接合するまたはチャンバ1(図1A)の側壁2を形成することができる基部または第1のプレート20を含む。第1のプレート20は、熱的に伝導性であり、筐体内部の極端な温度を熱的に伝える表面7を含む。第1のプレート20が、図示したように長方形であり平らな表面または平坦な表面7を含むが、第1のプレート20を任意の不規則な形状とすることができ、表面7を非平面とすることができる。一実施形態では、チャンバまたは筐体を形成するためにさらに製造した後でまたは他の側壁と結合させた後では、表面7は、第1のプレート20の外表面を形成する。この実施形態では、第1のプレート20の表面7は、チャンバの室内に露出した表面とは反対である。あるいは、さらに製造した後では、表面7をチャンバの室内表面とすることができる。
【0016】
第1のプレート20を、任意の熱的に伝導性の材料から作ることができる。例は、鉄鋼か、ステンレス鋼か、アルミニウムか、または他の導電性材料を含む。一実施形態では、プレート20の材料は、摂氏100度を超える温度に耐えることに適する。一実施形態では、第1のプレート20を、他の溶接方法の中でとりわけ、電子ビーム溶接またはレーザ溶接などの溶接プロセスによって溶接することが可能である任意の材料から作ることができる。
【0017】
冷却導水管の初期製造における最初のステップでは、最初の組立て部分10Aは、第1のプレート20の表面7に近接させた第2のプレート30を含む。第2のプレート30を、表面7と接触するように第1のプレート上に設置することができる。望まれるように第2のプレート30を設置した後で、第1のプレート20および第2のプレート30を、留め具または第2のプレート30の周辺部27に沿って溶接した留め金によって一緒に保持することができる。留め具で留めることおよび/または留め金で溶接することは、第1のプレート20と第2のプレート30との間の接触を確実にし、第1のプレート20に対して第2のプレート30が動くことを防止する。
【0018】
第2のプレート30を、第1のプレート20の材料と同じことも異なることもある任意の熱的に伝導性の材料から作ることができる。例は、鉄鋼か、ステンレス鋼か、アルミニウムか、または摂氏100度を超える温度に耐えることに適した他の導電性材料を含む。一実施形態では、第2のプレート30を、他の溶接方法の中でとりわけ、電子ビーム溶接またはレーザ溶接によって溶接することができる金属材料から作ることができる。同じように、第2のプレート30を第1のプレート20の形状と同様な形にすることができる。あるいは、第2のプレート30の形状を、第1のプレート20の形状とは違うようにすることができる。加えて、第1のプレート20が、開口部か、切り抜きか、または表面7から突起している構造物(図示せず)を含む場合には、第2のプレート30は、第1のプレート20上に配置された開口部か、切り抜きか、または構造物にぴったりと合うようにまたはアクセスを与えるように構成され、それ自体の中に形成された開口部か、スロットか、面取りか、または切り抜き(図示せず)を含むことができる。
【0019】
この実施形態では、第2のプレート30は、第1のプレート20よりもわずかに小さな大きさにした材料の薄板である。他の実施形態では、第2のプレート30が第1のプレート20よりも大きい場合がある。第2のプレート30は、長方形であり、第1のプレート20の長さおよび幅よりもわずかに小さな長さおよび幅を含む。第2のプレート30は、第1のプレート20よりも薄い。一実施形態では、第1のプレート20の厚さは、第2のプレート30の厚さの少なくとも3倍厚い。
【0020】
図2Bは、最初の組立て部分10Aから作られる2番目の組立て部分10Bの等角投影図であり、図1Aに示したような冷却導水管5を形成するための中間の製造ステップを例示する。第2のプレート30を表面7に近接させ、表面7に少なくとも一部を接触させた後で、第1のプレート20および第2のプレート30を接合させるために、連続溶接溶球9を細長いパターン35に並べる。パターン35を、第1のプレート20および第2のプレート30の両者の上に所望の第1の流体導水管プロファイル37を容易に作る任意の所望のパターンとすることができる。パターン35を、表面7からの効率的な熱伝達を与えるように構成した適切な形状とすることができる。例えば、パターン35は、「C」形状または「U」形状を形成するため、くねくねした形状またはジグザグパターンを形成するため、およびこれらの組み合わせを形成するために、少なくとも1つの180度の湾曲または折り曲げを含むことができる。
【0021】
一実施形態では、第1の流体導水管プロファイル37を、連続溶接溶球9の隣接する部分間の幅として規定する。一例では、幅Wは、溶球断片42A、42Bなどの隣接する溶球断片間の区域である。一実施形態では、溶球断片42Aと42Bとの間の区域、ならびに接合されていない表面7および第2のプレート30の任意の部分が、封じ込め領域(図2Dに66として示される)である。2番目の組立て部分10Bは、やはり、第2のプレート30中に形成されたそれぞれの穴45の中に配置される注入口接続金具50および排出口接続金具55のためのレイアウトを示す。注入口接続金具50および排出口接続金具55は、第1の流体導水管プロファイル37によって形を定められるような冷却導水管を形成するために、第1のプレート20と第2のプレート30との間に流体を供給する。
【0022】
図2Cは、2番目の組立て部分10Bから作られる3番目の組立て部分10Cの等角投影図であり、図1Aに示したような冷却導水管5を形成するための最終の製造ステップを例示する。この実施形態では、注入口接続金具50および排出口接続金具55を、(図2Cには示されていない)穴45に結合する。注入口接続金具50を、ポンプ57に接続し、排出口接続金具55を、流体貯水槽58に連結する。弁59を、排出口接続金具55と流体貯水槽58との間に配置する。水などの流体は、連続溶接溶球9によって周囲を囲まれ第1のプレート20と第2のプレート30との間に画定される内部空間44(図2D)中へと流体貯水槽58から注入口接続金具50を通ってポンプで送り出される。第1のプレート20と第2のプレート30との間に画定される内部空間44内に圧力を与えるために、弁59および/またはポンプ57を調節することができる。第1のプレート20に対して第2のプレート30を変形させるために、十分な圧力を与え、第2の流体導水管プロファイル60を形成する。
【0023】
図2Dおよび図2Eは、第1のプレート20および第2のプレート30上に配置された第1の流体導水管プロファイル37の断面図である。第2のプレート30が連続溶接溶球9によって第1のプレート20に溶接されているが、連続溶接溶球9と接合されていない表面7と第2のプレート30の部分との間に、封じ込め領域66が形成される。封じ込め領域66は、第1のプレート20の表面7と第2のプレート30の内表面との間に残るギャップまたは内部空間44を含む。内部空間44は、流体がそれ自体の中を流れることを可能にし、その後で第2のプレート30の一部を曲げて、その間に空洞を形成することを可能にする。図2Eは、図3Bに示したように穴45に結合される排出口接続金具55のレイアウトを示す。排出口接続金具55を第2のプレート30に嵌め込むまたは溶接することができる。排出口接続金具55が第2のプレート30に溶接される場合には、第1のプレート20への溶接部の侵入を防止するために、座ぐり62を表面7内に形成することができる。第2のプレート30を第1のプレート20と接合する前に、穴45および座ぐり62の一方または両方を、それぞれ第2のプレート30および第1のプレート20中に形成することができる。図示していないが、注入口接続金具50を排出口接続金具55と同じ方式で第2のプレート30に結合させることができる。
【0024】
図3Aおよび図3Bは、第1のプレート20および第2のプレート30の上に配置された第2の流体導水管プロファイル60の断面図である。図2Cにおいて説明したように内部空間44の加圧中に、第2のプレート30が曲がり、第2のプレート30の内表面65と第1のプレート20の表面7との間に、空洞6が形成される。所望の容積を有する空洞6を形成するために第2のプレート30を曲げた後では、流体導水管5が、第1のプレート20の表面7上に形成される。第1のプレート20の表面7は、曲げられない場合があり、第1のプレート20の厚さのために同じ形状のままで留まる場合がある。第2のプレート30は、初期の第1の厚さT’を含むが、連続溶接溶球9間で第1の厚さT’よりも薄い第2の厚さT”へと曲げの間に伸びることがある。図3Bは、溶接部68によって穴45に結合された排出口接続金具55を示す。
【0025】
一実施形態では、連続溶接溶球9の内側の区域であり、連続溶接溶球9間で接合されていない表面7および第2のプレート30の一部である内部空間44は、第1の容積または断面積を含み、形成される空洞6は、第1の容積よりも少なくとも2倍大きい第2の容積または断面積を含む。例えば、内部空間44は、約0.1cmなどの0よりもわずかに大きい最小の断面積を画定する第2のプレート30と表面7との間のわずかなギャップを含むことができ、その後に形成される空洞6は、少なくとも200倍以上、例えば、約20cmである第2の断面積を含むことができる。ある実施形態では、形成される空洞6は、第1の容積または断面積よりも少なくとも300倍大きい第2の容積または断面積を含む。
【0026】
上に説明した実施形態が、長方形および/または平坦な側壁を具備する図1Aに示したような長方形または立方体形状をしたチャンバ1に向けられているが、他の形状を有するチャンバまたは筐体中に流体導水管を形成するために、代替の実施形態を利用することができる。例えば、第1のプレート20を第2のプレート30と接合する前に、チャンバまたは筐体の曲がり角または角度に実質的に一致する曲がり角または角度を第2のプレート30中に形成するために、金属薄板ブレーキ加工を使用して、第2のプレート30を折り曲げることができる。加えて、チャンバまたは筐体が、直線でないまたは弓形の側壁を含む場合には、第2のプレートを第1のプレート20に接合する前に、側壁の曲がりと実質的に一致するように、第2のプレートをロールさせることができる。あるいは、第1のプレート20から形成されるチャンバまたは筐体が最終形状で円柱形になる場合には、平坦な第2のプレート30を、平坦な第1のプレート20に接合させることができ、プレート20および30の両者が平らである間に、第1の流体導水管プロファイル37を、連続溶接溶球によって形成することができる。その後で、第1のプレート20および第2のプレート30の両者を、所望の半径にロールさせることができ、第1のプレート20をシーム溶接することができる。両方のプレート20および30をロールさせた後で、注入口接続金具および排出口接続金具を封じ込め領域に結合させることができ、流体導水管を形成するために曲げることができる。
【0027】
図4は、基板414上での堆積プロセスまたはエッチプロセス用に構成することができる真空処理チャンバ402の概略的断面図である。一実施形態では、真空処理チャンバ402は、直線でないまたは弓形の部分を含む導電性チャンバ側壁430を有するチャンバ本体410を含む。本明細書において説明する実施形態を利益をもたらすように利用することができる真空処理チャンバ402の一例は、Santa Clara、CaliforniaのApplied Materials,Inc.から入手可能なENABLER(登録商標)処理チャンバである。本明細書において説明するある実施形態を、他の製造業者からの処理チャンバを含む、他のプロセス用に構成された他の処理チャンバに役立つように使用することができることが、やはり予想される。
【0028】
チャンバ本体410は、チャンバ本体410内に画定される室内容積478を囲むように導電性チャンバ側壁430に結合された蓋470および底部98を含む。導電性チャンバ側壁430を電気的接地部434に接続し、少なくとも1つのソレノイドセグメント412を導電性チャンバ側壁430の外に設置する。真空処理チャンバ402内部に形成されるプラズマプロセス用の制御計測基準を与えるために少なくとも5Vを生成することが可能であるDC電源454によって、(1つまたは複数の)ソレノイドセグメント412を選択的に作動させることができる。チャンバ402のクリーニングを容易にするために、セラミックライナ431を室内容積478内に配置する。堆積プロセスまたはエッチプロセスの副生成物および残渣を、選択した間隔でライナ431から容易に除去することができる。
【0029】
基板支持ペデスタル416を、ガス拡散器またはシャワーヘッド432の下方で真空処理チャンバ402の底部98上に配置する。プロセス領域480を、基板支持ペデスタル416とシャワーヘッド432との間の室内容積478内に画定する。プロセス領域480への基板の搬送を容易にするために、ポート97を導電性チャンバ側壁430中に形成することができる。基板支持ペデスタル416は、処理中にシャワーヘッド432の下でペデスタル416の表面49上に基板414を保持するための静電チャック426を含むことができる。静電チャック426をDC電源420によって制御する。支持ペデスタル416を、整合回路網424を介して高周波(RF)バイアス電源422に連結することができる。バイアス電源422は、一般に50kHzから13.56MHzの同調可能な周波数で、0ワットと5000ワットとの間の出力を有するRF信号を生成することが可能である。任意選択で、バイアス電源422を、DC電源またはパルスDC電源とすることができる。
【0030】
真空処理チャンバ402の室内は、導電性チャンバ側壁430および/またはチャンバ底部98を貫通して形成された排気ポート435を介して真空ポンプ436に連結された高真空容器である。真空処理チャンバ402内部の圧力を制御するために、排気ポート435中に配置されたスロットル弁427を真空ポンプ436とともに使用する。シャワーヘッド432は、少なくとも2つのガス分配器460、462や、取付けプレート428や、ガス分配プレート464を含む。ガス分配器460、462を、真空処理チャンバ402の蓋470を介して1つまたは複数のガスパネル438に連結する。ガス分配器460、462を通るガスの流れを独立に制御することができる。ガス分配器460、462が1つのガスパネル438に連結して示されているが、ガス分配器460、462を1つまたは複数の共有ガス源および/または別々のガス源に連結させることができることが、予想される。ガスパネル438から供給されるガスは、プレート428、464間に画定される領域472中へと配送され、次に、プラズマが形成されるプロセス領域480内へと、ガス分配プレート464を貫通して形成された複数の穴468を通って出る。プラズマ発生位置におけるチャンバコンダクタンスならびに/または処理中に基板の表面へのイオンおよび/もしくは反応性種の配送の非対称な効果をずらせる非対称であるガスを、プロセス領域480中へと配送することに、シャワーヘッド432は適合している。取付けプレート428を、支持ペデスタル416の反対側で蓋470に結合する。取付けプレート428は、RF導電性材料から製造されるまたはその材料によって覆われる。取付けプレート428を、インピーダンス変換器419(例えば、四分の1波長整合スタブ)を介してRF電源に連結する。電源418は、一般に、約162MHzの同調可能な周波数で、約0ワットと2000ワットとの間の出力を有するRF信号を生成することが可能である。真空処理チャンバ402のプロセス領域480内に存在するプロセスガスから形成されるプラズマの活性を高めるためおよび/または維持するために、取付けプレート428および/またはガス分配プレート464は、RF電源418によって電力を与えられる。
【0031】
プロセス領域480内に形成されるプラズマは、摂氏400度を超える温度に達することがある。真空処理チャンバ402内にまたはその近辺に配置された様々な温度制御デバイスによって、プロセス領域480内の温度を制御するまたは補完する。支持ペデスタル416およびその上に支持される基板414の温度を制御するために、支持ペデスタル416は、内側温度調整ゾーンおよび外側温度調整ゾーン474、476を含むことができる。内側温度調整ゾーンおよび外側温度調整ゾーン474、476の各々は、抵抗ヒータまたは冷却剤を循環させるための導管などの少なくとも1つの温度調整デバイスを含むことができ、その結果、ペデスタル416上に配置された基板の径方向温度勾配を制御することができる。導電性チャンバ側壁430から熱を取り除くまたは熱を与えるために、下記に説明するように、流体導水管を導電性チャンバ側壁430に結合させることができる。
【0032】
図5Aは、図4の真空処理チャンバ402上に冷却導水管を形成するための初期製造ステップを例示する最初の組立て部分15Aの別の一実施形態の等角投影図である。真空処理チャンバ402の導電性チャンバ側壁430を形成するための材料が円柱の一般的な形状である第1の部材520として図示されるように、最初の組立て部分15Aは、真空処理チャンバ402の製造の際の初期段階で示される。第1の部材520は、流体導水管の一面を形成する表面7を含む。第1の部材520の形状と実質的に類似した形状を含む第2の部材530を、第1の部材520に隣接させて示す。第1の部材を、第1のプレート20に関連して上に説明したように、アルミニウムまたはステンレス鋼などの導電性金属から作ることができ、第2のプレート30に関連して上に説明したように、第2の部材530を材料の薄板とすることができる。一実施形態では、第2の部材530を、表面7の半径と実質的に一致する半径を含むようにロールさせておく。
【0033】
この実施形態では、複数の座ぐり62(この図には1つだけを示す)を、第1の部材520中に事前に形成させておき、座ぐり62と位置を合わせた複数の穴45を、第2の部材530中に事前に形成させておく。冷却導水管の初期製造における第1のステップでは、第2の部材530を、第1の部材520の表面7と近接させる。第2の部材530を、表面7と接触するように第1の部材520上に設置することができる。第2の部材530を第1の部材520上に望むように設置した後で、第1の部材520および第2の部材530を、留め具または第2の部材530の周辺部27に沿って溶接した留め金によって一緒に保持することができる。留め具で留めることおよび/または留め金で溶接することは、第1の部材520と第2の部材530との間の接触を確実にし、第2の部材530が第1の部材520に対して動くことを防止する。
【0034】
図5Bは、最初の組立て部分15Aから作られる2番目の組立て部分15Bの等角投影図であり、冷却導水管を形成するための中間の製造ステップを例示する。第2の部材530を表面7に近接させ、接触させた後で、第1の部材520および第2の部材530を接合させるために、連続溶接溶球9をパターン535に並べる。パターン535を、望むようにチャンバの温度を調整するために選択したパターンとすることができる。パターン535は、第1の部材520および第2の部材530の両者の上の第1の流体導水管プロファイル537の形を定める。2番目の組立て部分15Bは、やはり、第2の部材530中に形成されたそれぞれの穴45の中に配置する注入口接続金具50および排出口接続金具55用のレイアウトを示す。第1の流体導水管プロファイル537によって形を定められるような冷却導水管を形成するために、注入口接続金具50および排出口接続金具55は、第1の部材520と第2の部材530との間に流体を供給する。一実施形態では、第1の流体導水管プロファイル537および連続溶接溶球9の外部の第2の部材530の一部を、切り取ることができる。
【0035】
図5Cは、2番目の組立て部分15Bから作られる3番目の組立て部分15Cの等角投影図であり、冷却導水管5を形成するための最終の製造ステップを例示する。この実施形態では、注入口接続金具50および排出口接続金具55を、穴45(この図には示していない)に結合する。注入口接続金具50をポンプ57に連結し、排出口接続金具55を流体貯水槽58に連結する。弁59を排出口55と流体貯水槽58との間に配置する。水などの流体を、第1の部材520と第2の部材530との間の内部空間44(図6)中へと注入口接続金具50を介して流体貯水槽58からポンプで送る。内部空間44内で十分な圧力に達したときに、第2の部材530が外に向けて変形し、第2の流体導水管プロファイル560を形成する。
【0036】
図6および図7は、第1の部材520および第2の部材530上に配置された第1の流体導水管プロファイル537および第2の流体導水管プロファイル560のそれぞれの断面図である。図5Cで説明したように、内部空間44の加圧中に、第2の部材530が曲がり、第2の部材530の内表面65と第1の部材520の表面7との間に空洞6が形成される。所望の容積を有する空洞6を作り出すように第2の部材530を曲がらせた後では、流体導水管5が第1の部材520の表面7上に形成される。第2の部材530の厚さと比較して第1の部材520の厚さのために、第1の部材520の表面7が曲がらないことがあり、同じ弓形形状のままで留まる。従って、第2の部材530は、初期の第1の厚さT’を含むが、連続溶接溶球9間で第1の厚さT’よりも薄い第2の厚さT”へと曲げの間に伸びることがある。
【0037】
第1の部材520上に流体導水管5を形成した後で、真空処理チャンバ402の次の製造を始めることができる。曲げるために内部空間44へ流体を供給するために使用した注入口接続金具50および排出口接続金具55を、冷却剤源4(図1A)に連結することができ、第1の部材520の温度を調整する方式で表面7から熱を伝達させるために流体導水管5に冷却流体を供給することができる。
【0038】
図8は、流体導水管5を形成するための方法800の流れ図である。810において、第1のプレート20などの、表面7を有する基材または第1の部材を設ける。ステップ820は、連続溶接溶球によって、第2のプレート30などの第2の部材に第1の部材を結合することを説明する。連続溶接溶球9の溶け込みは、第2の部材の厚さに少なくとも等しいまたはそれよりも厚いはずである。第1の部材および第2の部材の接合を行う連続溶接溶球が、第1の流体導水管プロファイルを形成し、その結果、封じ込め領域66が連続溶接溶球の内側に形成される。第1の流体導水管プロファイルは、直線的な関係および平行な関係にある対向する溶接溶球を含むことができ、平行な関係は、1つまたは複数の折れ曲がりか、1つまたは複数のU−形状の曲がりまたはある角度を付けた曲がりか、連続溶接溶球の内側に封じ込め領域を与える任意のパターンを含む。
【0039】
830において、流体を封じ込め領域中へと注入する。流体は、水であってもよく、第2の部材に結合された注入口接続金具50に供給され、第2の部材に結合された排出口接続金具55へ流れる。封じ込め領域66内に存在することがある空気などのすべてのガスを除去するために、排出口接続金具55を注入口接続金具50よりも上方に高くすることができ、流体注入中に排出口接続金具55を介して空気を逃がすことを可能にする。840において、排出口接続金具55に連結されたポンプおよび/または弁によって封じ込め領域内で流体を加圧する。第2の部材を膨らませるまたは変形させるまで、水の圧力を変えることができる。第2の部材が適切な量に変形するまで、変形を継続して監視することができる。流体注入を、次に中止することができ、ポンプおよび弁を注入口接続金具および排出口接続金具から取り外す。形成した流体導水管に熱伝達流体を供給するために、注入口接続金具および排出口接続金具を、次に利用することができる。

【0040】
本明細書において説明した実施形態によって、流体導水管5を半導体基板処理チャンバ上に形成した。平らな形状または平坦な形状の処理チャンバの側壁である第1の部材を、約0.25インチ(6.35mm)の厚さを有するグレード304ステンレス鋼とした。第2の部材を、0.029インチ(0.736mm)の厚さを有するグレード304ステンレス鋼の薄板とした。約0.030インチ(0.762mm)の深さの座ぐりを第1の部材中に形成し、注入口接続金具および排出口接続金具用の穴を第2の部材中に形成した。第1の部材および第2の部材の両者が、実質的に平らである間に、第2の部材を第1の部材に接触させ、第2の部材の周辺部を第1の部材に留め金で留めた。
【0041】
第1の部材および第2の部材を接合させるために、所望のパターンで連続溶接溶球を並べた。第1の部材および第2の部材を動かして連続溶接溶球を並べるために、X/Yテーブルを使用した。約50mmの隣接する溶接溶球間の幅を有する連続溶接溶球によって、第1の流体導水管プロファイルを形成した。注入口接続金具および排出口接続金具用に前もって形成した穴は、第1の流体導水管プロファイル内部にあった。第1の流体導水管プロファイルを形成した後で、第1の部材および第2の部材を、所望の半径にロールさせ、円柱状の側壁を形成するためにシーム溶接を行った。
【0042】
注入口および排出口を、第2の部材中に前もって形成した穴に溶接した。約5ガロンの容量を有する水の流体貯蔵槽を使用した。約2000psi(13.8MPa)の圧力を与えることが可能なポンプを、長い銅管を用いて注入口接続金具に連結した。絞り弁をもう1つの長い銅管によって排出口接続金具に連結し、絞り弁を完全に開いた。排出口接続金具を組立て部分の残りの部分の上方に高くするように、第1の部材および第2の部材を傾けて、水が注入口接続金具を介して流れるにつれて空気を逃がすことを可能にした。排出口接続金具から空気をパージした後で、絞り弁を閉じて、第1の流体導水管プロファイルによって画定される内部空間をポンプが加圧することを可能にした。加圧水によって所望の第2の流体導水管プロファイルが作られるまで、第2の部材の曲がりを監視した。この例では、第2の流体導水管プロファイルの断面積が約196cmであり、1/2インチ(12.7mm)内径を有する管の断面積に実質的に等しいはずである。ポンプを止め、ポンプおよび絞り弁を注入口接続金具および排出口接続金具から取り外した。半導体基板処理チャンバを形成するために、それ自体の中に形成した流体導水管を有する円柱状組立て部を他の構成部品に結合した。注入口接続金具および排出口接続金具を流体源に連結して、流体導水管に冷却流体を供給し、従って、半導体基板処理チャンバから熱を伝達させた。
【0043】
上に説明した実施形態では、流体導水管5を形成する方法を提供する。上に説明した方法は、チャンバ製造の初期段階の間にチャンバ壁上にその場で形成される流体導水管を提供する。上に説明したように流体導水管を形成することは、従来の導水管を形成するために必要である場合がある特殊な形態か、金型か、またはダイを必要としない。上に説明した流体導水管5は、人手を余り必要とせず、側壁へのガンドリル加工や、配管溶接または配管の留め具固定などの、従来方法よりも短時間で製造することができる。上に説明したような方法は、やはり従来方法よりも費用がかからない。上に説明した例では、溶接配管または留め具付け配管と比較して、50パーセント以上の節約を実現した。その上、熱的に調整されるべき表面が熱伝達流体と直接接触するので、流体導水管5は、温度制御のための非常に効率的な手段を提供する。
【0044】
上記は本発明の実施形態に向けられているが、本発明の他の実施形態およびさらなる実施形態を、本発明の基本的な範囲から乖離せずに考案することができ、本発明の範囲は、下記の特許請求の範囲によって決められる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体導水管を形成するための方法であって、
第1の厚さを有する第1の部材および第2の厚さを有する第2の部材を設けるステップであって、前記第1の部材の前記第1の厚さが前記第2の部材の前記第2の厚さよりも少なくとも約3倍大きいステップと、
前記第1の部材と前記第2の部材との間に溶接部によって周囲を囲まれた初期容積を形成するために、連続溶接部によって前記第2の部材に前記第1の部材を固定するステップと、
前記初期容積を少なくとも3倍だけ膨張させるように、前記第2の部材が恒久的に変形するまで、前記初期容積を加圧するステップと
を備えた、方法。
【請求項2】
前記部材を固定するステップが、
前記連続溶接部を用いて細長いパターンを画定するステップ
をさらに備えた、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記細長いパターンが、「U」形状の形を定めるための少なくとも1つの180度折れ曲がりを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記細長いパターンが、くねくねした形状の形を定める、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記細長いパターンの反対側の端部に前記第2の部材を貫通するポートを形成するステップ
をさらに備えた、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の部材が、初期形状を有し、前記初期形状が、加圧するステップの後で変化しない、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記初期形状が平坦である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記初期形状が弓形である、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の部材が、真空処理チャンバのチャンバ本体の一部である、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
チャンバ用の側壁であって、
第1の厚さを有する第1の部材であって、チャンバ本体の少なくとも一部を包含する、第1の部材と、
第2の厚さを有する第2の部材であって、前記第1の厚さが前記第2の厚さよりも少なくとも約3倍大きい、第2の部材と、
連続溶接溶球によって前記第1の部材と前記第2の部材との間に形成された封じ込め領域であって、前記第1の部材の外側表面および前記連続溶接溶球の内側にある前記第2の部材の一部を包含し、前記第2の部材の前記一部が前記第2の厚さよりも小さい第3の厚さを有する、封じ込め領域と
を備えた、側壁。
【請求項11】
前記封じ込め領域が、細長いパターンの形を定める、請求項10に記載の側壁。
【請求項12】
前記細長いパターンが、「U」形状の形を定めるための少なくとも1つの180度折れ曲がりを含む、請求項11に記載の側壁。
【請求項13】
前記細長いパターンが、くねくねした形状の形を定める、請求項11に記載の側壁。
【請求項14】
前記第2の部材中に形成された注入ポートおよび排出ポートであって、前記注入ポートおよび前記排出ポートの各々が前記封じ込め領域と流体連通する、注入ポートおよび排出ポート
をさらに備えた、請求項10に記載の側壁。
【請求項15】
前記注入ポートおよび前記排出ポートにそれぞれ結合された注入口接続金具および排出口接続金具であって、前記注入口接続金具が冷却流体源に連結される、注入口接続金具および排出口接続金具
をさらに備えた、請求項14に記載の側壁。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2012−508361(P2012−508361A)
【公表日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−534695(P2011−534695)
【出願日】平成21年10月28日(2009.10.28)
【国際出願番号】PCT/US2009/062297
【国際公開番号】WO2010/053764
【国際公開日】平成22年5月14日(2010.5.14)
【出願人】(390040660)アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド (1,346)
【氏名又は名称原語表記】APPLIED MATERIALS,INCORPORATED
【Fターム(参考)】