説明

混練りボ−ル用嵌合具、及びそれを用いた押出し成型機用押出し機における混練りボ−ルの嵌合方法

【課題】押出し成型機用押出し機を構成するスクリュ−軸や混練り軸の清浄化時に水槽や前部シリンダを他の場所に移動保管して作業スペ−スを確保する必要がなく、混練りボ−ルの嵌合を容易に、しかも、迅速かつ確実に作業能率よく行なうことが出来る、混練りボ−ル用嵌合具、及び混練りボ−ルの嵌合方法を提供する。
【解決手段】押出し成型機用押出し機を構成する接離自在なシリンダ内に挿設された混練り軸16の環状溝17に混練りボ−ルを嵌合せしめる混練りボ−ル用嵌合具1であって、該嵌合具1は混練り軸16に着脱自在に外嵌せしめるべく軸線方向に沿って開閉自在に分割形成された分割筒状の嵌合体2と、該嵌合体2の軸線方向に沿って長孔状に形成された所要条の混練りボ−ル用嵌合孔4と、該各嵌合孔4の少なくとも一側縁より内方へ向けて傾斜状に突設された弾性板状の逆止部材5とより構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、押出し成型機用押出し機を構成する混練り軸の環状溝に混練りボ−ルを嵌合
せしめるさいに使用する混練りボ−ル用嵌合具、及び該混練りボ−ル用嵌合具を用いて押
出し成型機用押出し機を構成する混練り軸の環状溝に混練りボ−ルを嵌合せしめる方法に
関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、樹脂ペレット等の製造時に用いられる押出し成型機用押出し機としては、本
願発明者が先に提案した特開2001−287222号公報記載のものが知られており、
これを図7〜図11に基づいて説明する。
【0003】
即ち、同図中、11は細長な方形体状のフレ−ム12上に水平配設された押出し成型機
用押出し機、13・32・14は該押出し機11を構成する所要の長さと径とを備えた接
離自在なバンドヒ−タ−(図示略)付き前部シリンダと、中部シリンダと、後部シリンダ
、15・16は該前中後部シリンダ13・32・14内に挿脱自在に挿設された押出し用
スクリュ−軸と混練り軸で、該混練り軸16はスクリュ−軸15のほぼ中間に一体に介在
されている。17は該混練り軸16の外周面に形成された所要条の蛇行状環状溝、18は
該環状溝17に対応すべく対応個所の中部シリンダ32内周面に形成されたガイド溝、1
9は該ガイド溝18と環状溝17との間に遊動自在に嵌合された混練りボ−ル、20は混
練り軸16の山部21に所定間隔をもって形成された流路である。
22は前記の後部シリンダ14上に投入口23を介し連通状に接続されたホッパ−、2
4は前部シリンダ13の先端に取付けられたノズルダイである。
その他、25は前記押出し機11の前方に架台を介して可動自在に配設された冷却用水
槽、26は該水槽25の前方に架台を介して配設された樹脂用ペレタイザ−である。
【0004】
27は混練りボ−ル用嵌合具で、該嵌合具27は混練り軸16に嵌合自在とされた所要の長さと径を有する略筒状の嵌合体28と、混練り軸16の環状溝17に対応すべく該嵌合体28の軸線方向に沿って長孔状に形成された所要条の混練りボ−ル用嵌合孔29と、該各嵌合孔29に外方より当てがいつつ止ネジ31により止着自在とされた長尺板状の閉塞部材30とより構成されている。
【0005】
そして、上述の如く構成された押出し機11は、前中後部シリンダ13・32・14を
所定温度に加熱せしめつつ、スクリュ−軸15と共に混練り軸16を所定方向に回転作動
せしめると共に、ホッパ−22より処理用樹脂材料を後部シリンダ14内に投入せしめ、
加熱溶融せしめつつ混練り軸16方向に圧送せしめる。次いで、溶融樹脂を環状溝17に
沿って遊動する混練りボ−ル19に高圧でもって衝突せしめながら分散して混練りせしめ
る。しかるのち、スクリュ−軸15でもって圧送せしめつつノズルダイ24よりストラン
ド状に順次押出し、冷却用水槽25内を通過せしめて冷却せしめたのち、樹脂用ペレタイ
ザ−26によりペレット状に切断加工せしめるものである。
【0006】
また、押出し機11の経時的な使用により汚損等を生じた場合には、図12及び図13
A・Bに図示するように、先ず、水槽25を水抜きして他の個所に移動保管せしめると共
に、水槽25側の前部シリンダ13を架台(符号略)に載置せしめつつ、中部シリンダ3
2と離間せしめて他の場所に移動保管せしめ、スクリュ−軸15と共に混練り軸16を中
後部シリンダ32・14より抜き取る。そして、環状溝17より混練りボ−ル19を取出
し、スクリュ−軸15や混練り軸16と共に清浄化せしめる。
【0007】
そして、清浄化が完了すると、図14A・B及び図15に図示するように、スクリュ−
軸15と共に混練り軸16を中後部シリンダ32・14に挿入せしめつつ、嵌合具27に
より混練りボ−ル19を環状溝17に嵌合せしめる。
即ち、先ず、スクリュ−軸15の一端を残留する中部シリンダ32に挿入せしめると共
に、同他端より嵌合具27の嵌合体28を外嵌せしめる(図14A参照)。そして、長孔
状の各嵌合孔29に混練りボ−ル19を順次嵌合せしめつつ環状溝17に嵌合せしめると
共に、嵌合孔29に閉塞部材30を当てがいつつ止ネジ31でもって閉塞状に止着し、混
練りボ−ル19の脱出を防止せしめる(図15参照)。しかるのち、環状溝17に混練り
ボ−ル19を嵌合保持せしめつつ混練り軸16を残留する中部シリンダ32に挿入せしめ
たのち、嵌合体28をスクリュ−軸15より外方に抜き取る。次いで、別途保管中の前部
シリンダ13をスクリュ−軸15に嵌合して組付けると共に、別途保管中の水槽25を原
位置に復帰せしめる(図7及び図14B参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2001−287222号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、上述の如く構成された押出し機11を使用して樹脂ペレットを製造せしめる
場合においては問題ないが、経時的な使用により汚損等を生じてスクリュ−軸15や混練
り軸16、あるいは混練りボ−ル19を清浄化せしめるさいには問題があるものである。
即ち、清浄後における混練り軸16の環状溝17に混練りボ−ル19を嵌合せしめるさ
いには、上述の如く、略筒状の嵌合体28を外側方より混練り軸16に外嵌せしめつつ嵌
合せしめるものとされている。このように、嵌合体28を外側方より混練り軸16に外嵌
せしめるものであるから、スクリュ−軸15や混練り軸16の清浄時には、図12・図1
4に示すように、予め水槽25や前部シリンダ13を他の個所に移動保管して作業スペ−
スを確保せしめ、また、混練りボ−ル19の嵌合終了後においては再び水槽25や前部シ
リンダ13を原状に復帰せしめなければならず、その作業が非常に面倒で手間がかかるも
のとなっていた。さらに、混練りボ−ル19の嵌合時においても、略筒状の嵌合体28を
外側方より混練り軸16に外嵌せしめつつ、嵌合孔29を通して環状溝17に嵌合せしめ
ると共に、嵌合孔29を外方より閉塞部材30でもって閉塞せしめながら中後部シリンダ
32・13に挿入せしめて嵌合作業を行なうものであるから、その嵌合作業が非常に面倒
で手間がかかり、極めて作業能率の悪いものとなっていた。
【0010】
本発明は、従来の課題を解決し、スクリュ−軸15や混練り軸16を清浄化せしめるさ
いにおいても、水槽25や前部シリンダ13を他の個所に移動保管して作業スペ−スを確
保する必要がないのみならず、混練りボ−ル19の嵌合を容易に、しかも、迅速かつ確実
に作業能率よく行なうことが出来る、混練りボ−ル用嵌合具、及びそれを用いた押出し成
型機用押出し機における混練りボ−ルの嵌合方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1記載の発明は、押出し成型機用押出し機
を構成する接離自在なシリンダ内に挿設された混練り軸の環状溝に混練りボ−ルを嵌合せ
しめる混練りボ−ル用嵌合具であって、該混練りボ−ル用嵌合具は混練り軸に着脱自在に
外嵌せしめるべく軸線方向に沿って開閉自在に分割形成された分割筒状の嵌合体と、上記
環状溝に対応すべく該嵌合体の軸線方向に沿って長孔状に形成された所要条の混練りボ−
ル用嵌合孔と、該各嵌合孔の少なくとも一側縁より内方へ向けて傾斜状に突設された弾性
を有する板状の逆止部材とよりなることを特徴とする、混練りボ−ル用嵌合具を要旨とす
るものである。
【0012】
本発明の請求項2記載の発明は、押出し成型機用押出し機を構成する接離自在な所要数
のシリンダに混練り軸を挿入せしめ、相隣るシリンダを所定間隔でもって離間せしめると
共に、露出する混練り軸部位に請求項1記載の混練りボ−ル用嵌合具を着脱自在に外嵌せ
しめ、各嵌合孔に順次混練り用ボ−ルを嵌合して逆止部材によりその脱出を防止せしめつ
つ、混練り軸をシリンダに挿入せしめてその環状溝に順次嵌合せしめることを特徴とする
、押出し成型機用押出し機における混練りボ−ルの嵌合方法を要旨とするものである。
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明は、上述のように構成されているから、清浄後などにおける混練り
軸に嵌合体を拡開せしめつつ外嵌せしめ、各嵌合孔に順次混練りボ−ルを嵌合して逆止部
材によりその脱出を防止せしめると共に、混練り軸をシリンダに挿入せしめてその環状溝
に嵌合せしめるという、非常に簡単な操作でもって、混練りボ−ルを混練り軸の環状溝に
容易に、しかも、迅速かつ確実に作業能率よく嵌合せしめることが出来るものである。
【0014】
請求項2記載の発明は、上述のように構成されているから、接離自在なシリンダに混練
り軸を挿入せしめ、相隣るシリンダを所定間隔でもって離間せしめると共に、露出する混
練り軸部位に、請求項1記載の混練りボ−ル用嵌合具を着脱自在に外嵌せしめ、嵌合孔に
逆止部材を介して順次混練りボ−ルを嵌合して逆止保持せしめつつ、混練り軸をシリンダ
に挿入してその環状溝に嵌合保持せしめることが出来るものであって、混練りボ−ルを混
練り軸の環状溝に容易に、しかも、迅速かつ確実に作業能率よく嵌合せしめることが出来
るものである。さらに、シリンダを離間せしめると共に、その間に露出する混練り軸に混
練りボ−ル用嵌合具を外嵌せしめつつ、その環状溝に混練りボ−ルを嵌合せしめるもので
あるから、従来のように、水槽やシリンダの一部を他の場所に移動保管して嵌合作業スペ
−スを確保する必要がなく、ひいては、常に混練りボ−ルを混練り軸の環状溝に容易に作
業能率よく嵌合せしめることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の混練りボ−ル用嵌合具1を示す側面図である。
【図2】図1のI−I線に沿う断面図である。
【図3】押出し機11より混練り軸16を抜き取る状態を示す側面図である。
【図4】本発明の混練りボ−ル用嵌合具1により混練りボ−ル19を混練り軸16の環状溝17に嵌合せしめる状態を示す側面図である。
【図5】本発明の混練りボ−ル用嵌合具1を拡開して混練り軸16に外嵌せしめる状態を示す横断面図である。
【図6】本発明の混練りボ−ル用嵌合具1により混練りボ−ル19を混練り軸16の環状溝17に嵌合せしめた状態を示す横断面図である。
【図7】樹脂ペレットを製造せしめるべく従来の押出し機1に水槽25と樹脂用ペレタイザ−26を接続せしめた状態を示す側面図である。
【図8】従来の押出し機11を示す一部拡大縦断面図である。
【図9】従来の押出し機11の混練り軸16を示す拡大縦断面図である。
【図10】従来の混練りボ−ル用嵌合具27を示す側面図である。
【図11】図10のII−II線に沿う断面図である。
【図12】押出し機11より混練り軸16を抜き取るべく水槽25を他の個所に移動保管せしめた状態を示す側面図である。
【図13】押出し機11の前部シリンダ13を移動し、混練り軸16を抜き取る状態を示す側面図である。
【図14】従来の混練りボ−ル用嵌合具27により混練りボ−ル19を混練り軸16の環状溝17に嵌合せしめる状態を示す側面図である。
【図15】従来の混練りボ−ル用嵌合具27により混練りボ−ル19を混練り軸16の環状溝17に嵌合せしめた状態を示す拡大横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本発明を実施するための形態を図面に示す一実施例に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の一実施例を示すもので、同図中、1は従来の混練り機11を構
成する混練り軸16の環状溝17に混練りボ−ル19を嵌合せしめる混練りボ−ル用嵌合
具で、該嵌合具1は混練り軸16に外側より着脱自在に外嵌せしめるべく軸線方向に沿っ
て分割形成された分割筒状の嵌合体2と、該嵌合体2を開閉作動自在に連結せしめる連結
軸3と、上記環状溝17に対応すべく嵌合体2の軸線方向に沿って長孔状に形成された所
要条の混練りボ−ル用嵌合孔4と、該各嵌合孔4の両側縁より各々内方へ向けて傾斜状に
突設された弾性を有する両側一対の板状逆止部材5と、嵌合体2を閉止せしめる閉止ピン
6とより構成されている。
【0017】
次に、上述の如く構成された混練りボ−ル用嵌合具1の使用状態について説明する。
先ず、押出し機11の経時的使用により汚損等を生じた場合には、図3A・Bに図示す
るように、前部シリンダ13を可動せしめ、中部シリンダ32との間に所定の間隔でもっ
て離間せしめると共に、スクリュ−軸15と共に混練り軸16を前中後部シリンダ13・
32・14より外側方に向けて抜き取る。このさい、水槽25を従来例のように他の個所
に移動保管せしめることなく抜き取り作業を容易に行なうことが出来るものである。そし
て、環状溝17より混練りボ−ル19を取出し、スクリュ−軸15や混練り軸16と共に
清浄化せしめる。
【0018】
そして、清浄化が完了すると、図4A・B〜図6に図示するように、スクリュ−軸15
と共に混練り軸16を前中後部シリンダ13・32・14に挿入せしめつつ、嵌合具1に
より混練りボ−ル19を環状溝17に嵌合せしめる。
即ち、先ず、前中部シリンダ13・32を所定間隔に離間せしめつつ、前部シリンダ1
3より中部シリンダ32に向けてスクリュ−軸15と共に混練り軸16を挿入し、混練り
軸16を離間する前中部シリンダ13・32間に露出せしめる。
しかるのち、嵌合具1の嵌合体2を拡開して露出する混練り軸16に外嵌せしめ、止ピ
ンにより閉止せしめる(図4A及び図5参照)。次いで、各嵌合孔4に混練りボ−ル19
を嵌合せしめ、逆止部材5によりその脱出を防止せしめつつ、混練り軸16を中部シリン
ダ32に挿入してその環状溝17に嵌合保持せしめる(図6参照)。このさい、所定間隔
でもって離間せしめた前中部シリンダ13・32にスクリュ−軸15と共に混練り軸16
を挿入せしめつつ、離間する前中部シリンダ13・32間に露出する混練り軸16に嵌合
具1を外嵌せしめつつ、その環状溝17に混練りボ−ル19を嵌合せしめるものであるか
ら、常に混練りボ−ル19を混練り軸16の環状溝17に容易に、しかも、迅速かつ確実
に作業能率よく嵌合せしめることが出来るのみならず、従来例のように、水槽25や前部
シリンダ13を他の場所に移管して嵌合作業のスペ−スを確保する必要がなく、ひいては
、常に混練りボ−ル19を混練り軸16の環状溝17に容易に、作業能率よく嵌合せしめ
ることが出来るものである。
そして、混練りボ−ル19の嵌合が終了すると、前部シリンダ13を中部シリンダ32
に接合せしめ、使用に供する(図4B及び図7参照)。
【0019】
なお、上記実施例において、混練りボ−ル用嵌合具1は、樹脂ペレットを製造する押出
し機11の混練り軸16に適用せしめるものとされているが、これに限定されるものでな
く、他の押出し成型機における押出し機の混練り軸にも適用せしめることが出来るもので
ある。
また、嵌合体2の嵌合孔4にはその両側縁より内方へ向けて両側一対の板状逆止部材5
が対向状に突設されているが、これに限定されるものではなく、各嵌合孔4の少くとも一
側縁に突設せしめてもよいものである。
【符号の説明】
【0020】
1 混練りボ−ル用嵌合具
2 嵌合体
4 嵌合孔
5 逆止部材
11 押出し機
13 前部シリンダ
14 後部シリンダ
16 混練り軸
17 環状溝
19 混練りボ−ル
32 中部シリンダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
押出し成型機用押出し機を構成する接離自在なシリンダ内に挿設された混練り軸の環状
溝に混練りボ−ルを嵌合せしめる混練りボ−ル用嵌合具であって、該混練りボ−ル用嵌合
具は混練り軸に着脱自在に外嵌せしめるべく軸線方向に沿って開閉自在に分割形成された
分割筒状の嵌合体と、上記環状溝に対応すべく該嵌合体の軸線方向に沿って長孔状に形成
された所要条の混練りボ−ル用嵌合孔と、該各嵌合孔の少なくとも一側縁より内方へ向け
て傾斜状に突設された弾性を有する板状の逆止部材とよりなることを特徴とする、混練り
ボ−ル用嵌合具。
【請求項2】
押出し成型機用押出し機を構成する接離自在な所要数のシリンダに混練り軸を挿入せし
め、相隣るシリンダを所定間隔でもって離間せしめると共に、露出する混練り軸部位に請
求項1記載の混練りボ−ル用嵌合具を着脱自在に外嵌せしめ、各嵌合孔に順次混練り用ボ
−ルを嵌合して逆止部材によりその脱出を防止せしめつつ、混練り軸をシリンダに挿入せ
しめてその環状溝に順次嵌合せしめることを特徴とする、押出し成型機用押出し機におけ
る混練りボ−ルの嵌合方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2012−896(P2012−896A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−138670(P2010−138670)
【出願日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【出願人】(500164581)
【Fターム(参考)】