説明

混練装置

【課題】熱可塑性の高分子材料にたいして、他の高分子材料もしくは無機材料を混練するのに用いる混練装置において、混練材料がメディアの直近を通過する際にメディアの転動によって複数の材料を好適に混練することができ、混練性の良い材料を得ることができるとともに、生産コストの上昇を抑えることができる混練装置を提供する。
【解決手段】複数の材料を混練する混練装置において、前記複数の材料が通過する経路上の所定位置に、メディア51が転動自在に配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、混練装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
少なくとも一種の熱可塑性を有する高分子材料に対して、他の高分子材料もしくは無機材料を混練するのに用いる混練装置において、原材料の分散性能を向上させるためにメディアを用いた混練装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の装置は、横置き円筒状をなす本体前半部と本体後半部とから形成された本体部の中心部に駆動源で回転される軸を配設し、この軸の半部にスクリュー羽根を設け、また、他の半部に複数の攪拌アームを立設し、本体部のスクリュー羽根側に原料の供給口を、また、攪拌アームが位置する部位のうちのスクリュー羽根側の部位にメディアの投入口をそれぞれ設け、さらに、攪拌アーム側の本体部の端部にメディアセパレータを配設したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平5−123558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1の混練装置では、メディアを用いることで混練性の良い材料を得ることができるが、混練された材料およびメディアが共に混練装置内を移動するため、混練された材料中に混在しているメディアを分離して回収する作業が必要となり、作業の手間がかかるとともに、生産コストが高くなってしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述の事情を鑑みてなされたものであり、メディアを用いて混練性の良い材料を得ることができるとともに、生産コストの上昇を抑えることができる混練装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明は、複数の材料を混練する混練装置において、前記複数の材料が通過する経路上の所定位置に、メディアが転動自在に配置されていることを特徴としている。
この発明によれば、複数の材料を混練する際に、メディアが混練材料と共に移動することなく所定位置で保持されているため、その後に混練材料とメディアとを分離・回収する作業を無くすことができる。したがって、生産コストの上昇を抑制することができる。また、メディアが転動自在に配置されているため、混練材料がメディアの直近を通過する際にメディアの転動により複数の材料を好適に混練することができる。したがって、混練性の良い材料を得ることができる。
【0007】
また、駆動部に接続されたスクリュー部と、該スクリュー部を囲繞するように配設されたシリンダー部とを備えた混練装置において、混練材料が通過する経路上の所定位置に、メディアが転動自在に配置されていることを特徴としている。
この発明によれば、いわゆるスクリュー型の混練装置において、複数の材料を混練する際に、メディアが混練材料と共に移動することなく所定位置で保持されているため、その後に混練材料とメディアとを分離・回収する作業を無くすことができる。したがって、生産コストの上昇を抑制することができる。また、メディアが転動自在に配置されているため、混練材料がメディアの直近を通過する際にメディアの転動により複数の材料を好適に混練することができる。したがって、混練性の良い材料を得ることができる。
【0008】
また、リング状の内側ジャケットと外側ジャケットとの間に前記メディアが複数配置され、該メディアが転動自在に構成されたメディアユニットが、前記スクリュー部の表面と前記シリンダー部の内表面との間に配置され、前記内側ジャケットが前記スクリュー部とともに回転するように構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、メディアユニットの内側ジャケットがスクリュー部と共に回転することにより、メディアをメディアユニット内で転動させることができる。したがって、隣接するメディア同士の間に高せん断場を発生させることができ、メディア間を通過する複数の材料をより好適に混練することができる。したがって、混練性の良い材料を得ることができる。
【0009】
また、前記スクリュー部の先端面に、前記複数の材料を循環させるための帰還経路入口部が形成され、前記スクリュー部の内部に形成された帰還経路上の所定位置に、メディアが転動自在に配置されていることを特徴としている。
この発明によれば、いわゆる循環式の混練装置において、スクリュー部の内部の帰還経路において、メディアが混練材料と共に移動することなく所定位置で保持された状態で、複数の材料を混練することができる。したがって、その後に混練材料とメディアとを分離・回収する作業を無くすことができ、生産コストの上昇を抑制することができる。また、メディアが転動自在に配置されているため、混練材料がメディアの直近を通過する際にメディアの転動により複数の材料を好適に混練することができる。したがって、混練性の良い材料を得ることができる。
【0010】
また、前記帰還経路が、前記スクリュー部の軸心に沿って形成された軸心回転部と前記スクリュー部の山部が形成されたスクリュー回転部との間に形成され、リング状の内側ジャケットと外側ジャケットとの間に前記メディアが複数配置され、該メディアが転動自在に構成されたメディアユニットが、前記軸心回転部の表面と前記スクリュー回転部の内表面との間に配置され、前記内側ジャケットが前記軸心回転部とともに回転するように構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、メディアユニットの内側ジャケットが軸心回転部と共に回転することにより、メディアをメディアユニット内で転動させることができる。したがって、隣接するメディア同士の間を通過する複数の材料をより好適に混練することができる。したがって、混練性の良い材料を得ることができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、複数の材料を混練する際に、メディアが混練材料と共に移動することなく所定位置で保持されているため、その後に混練材料とメディアとを分離・回収する作業を無くすことができる。したがって、生産コストの上昇を抑制することができる。また、メディアが転動自在に配置されているため、混練材料がメディアの直近を通過する際にメディアの転動により複数の材料を好適に混練することができる。したがって、混練性の良い材料を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の第一実施形態における混練装置の斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の実施形態におけるメディアユニットの断面斜視図である。
【図4】図1のB部拡大図(断面図)である。
【図5】本発明の第二実施形態における断面図(図1のA−A線に相当)である。
【図6】本発明の第二実施形態におけるスクリュー部の斜視図(一部断面図)である。
【図7】本発明の第二実施形態における混練装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
(第一実施形態)
次に、本発明の第一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1、図2に示すように、混練装置10は、モータなどで構成された駆動部11と、駆動部11に接続されて軸方向に回転可能に構成されたスクリュー部13と、スクリュー部13の外側を囲繞するように配設されたシリンダー部15と、シリンダー部15に配設され、混練装置10内に供給された高分子樹脂材料を加熱可能に構成されたヒータ17と、を備えている。
【0014】
スクリュー部13は、例えばステンレスで形成された略円柱状の棒状部材で構成されている。スクリュー部13の表面には、軸方向に沿って断続的に山部14が略全長に亘って形成されている。
【0015】
シリンダー部15は、例えばステンレスで形成された略直方体の部材にスクリュー部13を挿入可能な穴部27が形成されたものである。穴部27の断面形状はスクリュー部13の外径よりも若干大きい略円形形状である。穴部27の奥行(軸方向)寸法は、スクリュー部13の山部14が全て囲繞される長さを有している。穴部27の先端部には混練された高分子樹脂材料が押し出される押出貫通孔29が形成されている。また、シリンダー部15における駆動部11側(押出貫通孔29と反対側)の上面15aには、高分子樹脂材料を穴部27内に供給するための原料投入口31が形成されている。
【0016】
シリンダー部15におけるスクリュー部13の上方および下方には、ヒータ17がそれぞれ複数(本実施形態では4個ずつ)設けられている。ヒータ17は、シリンダー部15の両側面15c,15dの間を貫通するように、かつ、スクリュー部13の軸方向に沿って略等間隔になるように設けられている。また、ヒータ17は、スクリュー部13の上方および下方において、それぞれ対向するように配されている。このように配置することで、ヒータ17はシリンダー部15全体を加熱することができるようになっている。なお、複数のヒータ17は、それぞれ個別に加熱することができるように構成されている。
【0017】
ここで、本実施形態では、スクリュー部13とシリンダー部15との間に、メディア51を備えたメディアユニット50が設けられている。図3は、メディアユニット50の断面図である。図3に示すように、メディアユニット50は、リング状の内側ジャケット52と、内側ジャケット52の外周面に所定の隙間を空けて対向配置されたリング状の外側ジャケット53と、内側ジャケット52と外側ジャケット53との間に配設された複数のメディア51と、を備えている。
【0018】
メディア51は、例えば、セラミック(ジルコニア、チタニア、アルミナなど)やステンレスで形成された略球状の部材である。メディア51は、内側ジャケット52に形成された複数の略半球状の凹陥部54に一つずつ配設されている。また、凹陥部54はメディア51の外形(直径)よりも若干大きく形成されており、メディア51は凹陥部54内で転動自在に配設されている。また、外側ジャケット53における内側ジャケット52との対向面には、全周に亘ってメディア51を保持する溝部55が形成されている。
【0019】
さらに、図4に示すように、内側ジャケット52はスクリュー部13の表面に当接されるとともに、外側ジャケット53はシリンダー部15の内表面に当接されており、スクリュー部13が回転駆動すると、内側ジャケット52もスクリュー部13とともに回転するように構成されている。その際、メディア51は転動する。なお、外側ジャケット53は、シリンダー部15の内表面と当接していなくてもよい。また、図4において、高分子樹脂材料の流れを矢印で示している。
【0020】
そして、混練装置10内に供給された高分子樹脂材料は、メディアユニット50の内側ジャケット52と外側ジャケット53との間の隙間56を通過するように構成され、転動しているメディア51と接するように通過することにより、混練性を向上することができる。
【0021】
上述したようにメディアユニット50を設けた混練装置10では、高分子樹脂材料を混練する際に、メディア51が高分子樹脂材料と共に移動することなく凹陥部54内で保持されているため、その後に混練された高分子樹脂材料とメディア51とを分離・回収する作業を無くすことができる。したがって、生産コストの上昇を抑制することができる。
また、メディアユニット50の内側ジャケット52をスクリュー部13の表面に当接させて、スクリュー部13の回転に合わせて内側ジャケット52も回転するようにし、メディア51が凹陥部54内で転動するように構成した。したがって、高分子樹脂材料がメディア51の直近を通過する際に、メディア51の転動により隣接するメディア51間に高せん断場が発生し、高分子樹脂材料を好適に混練することができる。したがって、混練性の良い材料を得ることができる。
【0022】
なお、本実施形態では、メディアユニット50を一つだけ設けた場合の説明をしたが、スクリュー部13の軸方向に沿って複数設けてもよい。メディアユニットを複数設けることにより、さらに混練性の良い材料を得ることができる。
【0023】
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態を図5〜図7に基づいて説明する。なお、本実施形態は第一実施形態とメディアユニットの配置構成および高分子樹脂材料の通過経路が異なるのみであり、その他の構成については第一実施形態と略同一であるため、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5は本実施形態の混練装置の部分断面図であり、図6はスクリュー部の部分断面図である。図5、図6に示すように、混練装置110は、駆動部11(不図示)と、駆動部11に接続されて軸方向に回転可能に構成されたスクリュー部113と、スクリュー部113の外側を囲繞するように配設されたシリンダー部15と、ヒータ17と、を備えている。
【0024】
スクリュー部113は、例えばステンレスで形成された略円筒状の棒状部材で構成されている。スクリュー部113の表面には、軸方向に沿って連続的に山部14が螺旋状に略全長に亘って形成されている。また、スクリュー部113の先端面113aには、高分子樹脂材料を混練装置110内で循環させるための帰還経路入口部141が複数(本実施形態では、4箇所)形成されている。
【0025】
図6に示すように、スクリュー部113の内部は、スクリュー部113の軸心に沿って形成された軸心回転部142が形成され、軸心回転部142と山部14が形成されたスクリュー回転部143との間が中空の帰還経路144として構成されている。この帰還経路144と帰還経路入口部141とは連通している。また、帰還経路144はスクリュー部113の軸方向に沿って形成されており、スクリュー回転部143における帰還経路144の駆動部11側端部に対応する位置に帰還経路出口部145が形成されている。
【0026】
つまり、原料投入口31から供給された高分子樹脂材料は、スクリュー部113とシリンダー部15との間を先端方向に向かって進みながら混練され、スクリュー部113の先端面113aの帰還経路入口部141からスクリュー部113の内部に入り、帰還経路144を進んで、帰還経路出口部145から再度スクリュー部113とシリンダー部15との隙間へ戻る。このように高分子樹脂材料は混練装置110内を循環しながら混練される。
【0027】
ここで、スクリュー部113の先端部近傍にはメディアユニット50Aが設けられている。このメディアユニット50Aは、第一実施形態のメディアユニット50と略同一の条件で取り付けられている。
【0028】
また、本実施形態では、帰還経路144上にもメディアユニット50Bが設けられている(本実施形態では、4個)。メディアユニット50Bは、軸心回転部142とスクリュー回転部143との間に設けられており、内側ジャケット52は軸心回転部142の表面に当接されるとともに、外側ジャケット53はスクリュー回転部143の内表面と若干の隙間を空けて配置されている。つまり、スクリュー部113が回転駆動すると、軸心回転部142および内側ジャケット52がスクリュー部113とともに回転するように構成されている。その際、外側ジャケット53はスクリュー回転部143に当接されていないため、内側ジャケット52と外側ジャケット53との間に回転差が生じ、メディア51は凹陥部54内で転動する。
【0029】
そして、混練装置110内に供給された高分子樹脂材料は、メディアユニット50A,50Bの内側ジャケット52と外側ジャケット53との間の隙間56を通過するように構成され、転動しているメディア51と接するように通過することにより、混練性を向上することができる。
【0030】
上述したようにメディアユニット50A,50Bを設けた、いわゆる循環式の混練装置110では、高分子樹脂材料を混練する際に、メディア51が高分子樹脂材料と共に移動することなく凹陥部54内で保持されているため、その後に混練された高分子樹脂材料とメディア51とを分離・回収する作業を無くすことができる。したがって、生産コストの上昇を抑制することができる。
【0031】
また、メディアユニット50Aの内側ジャケット52をスクリュー部113の表面に当接させて、スクリュー部113の回転に合わせて内側ジャケット52も回転するようにし、メディア51が凹陥部54内で転動するように構成した。したがって、高分子樹脂材料がメディア51の直近を通過する際に、メディア51の転動により隣接するメディア51間に高せん断場が発生し、高分子樹脂材料を好適に混練することができる。したがって、混練性の良い材料を得ることができる。
【0032】
さらに、メディアユニット50Bの内側ジャケット52を軸心回転部142の表面に当接させるとともに、外側ジャケット53はスクリュー回転部143の内表面と若干の隙間を空けて配置して、スクリュー部113の回転に合わせて内側ジャケット52も回転するとともに、メディア51が凹陥部54内で転動するように構成した。したがって、高分子樹脂材料がメディア51の直近を通過する際にメディア51の転動により高分子樹脂材料を好適に混練することができる。したがって、より混練性の良い材料を得ることができる。
なお、本実施形態では、内側ジャケット52を軸心回転部142に当接して回転可能に構成したが、逆に外側ジャケット53をスクリュー回転部143に当接して、外側ジャケット53がスクリュー回転部143とともに回転可能に構成し、内側ジャケット52と軸心回転部142との間に若干の隙間を空けて配置してもよい。
【0033】
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な材料や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、略球状のメディアを用いた場合の説明をしたが、ころ状のメディアを用いて、ころ軸受型のメディアユニットを採用してもよい。
また、本実施形態では、スクリュー型の混練装置を用いて説明したが、ギヤポンプを用いた混練装置において、高分子樹脂材料の通過経路上にメディアユニットを配置する構成でもよい。
【符号の説明】
【0034】
10…混練装置 11…駆動部 13…スクリュー部 15…シリンダー部 50(50A,50B)…メディアユニット 51…メディア 52…内側ジャケット 53…外側ジャケット 110…混練装置 113a…先端面 141…帰還経路入口部 142…軸心回転部 143…スクリュー回転部 144…帰還経路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の材料を混練する混練装置において、
前記複数の材料が通過する経路上の所定位置に、メディアが転動自在に配置されていることを特徴とする混練装置。
【請求項2】
駆動部に接続されたスクリュー部と、該スクリュー部を囲繞するように配設されたシリンダー部とを備え、
混練される前記複数の材料が通過する経路上の所定位置に、メディアが転動自在に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の混練装置。
【請求項3】
リング状の内側ジャケットと外側ジャケットとの間に前記メディアが複数配置され、該メディアが転動自在に構成されたメディアユニットが、
前記スクリュー部の表面と前記シリンダー部の内表面との間に配置され、前記内側ジャケットが前記スクリュー部とともに回転するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の混練装置。
【請求項4】
前記スクリュー部の先端面に、前記複数の材料を循環させるための帰還経路入口部が形成され、前記スクリュー部の内部に形成された帰還経路上の所定位置に、メディアが転動自在に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の混練装置。
【請求項5】
前記帰還経路が、前記スクリュー部の軸心に沿って形成された軸心回転部と前記スクリュー部の山部が形成されたスクリュー回転部との間に形成され、
リング状の内側ジャケットと外側ジャケットとの間に前記メディアが複数配置され、該メディアが転動自在に構成されたメディアユニットが、
前記軸心回転部の表面と前記スクリュー回転部の内表面との間に配置され、前記内側ジャケットが前記軸心回転部とともに回転するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の混練装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−247021(P2010−247021A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−96882(P2009−96882)
【出願日】平成21年4月13日(2009.4.13)
【出願人】(000000376)オリンパス株式会社 (11,466)
【Fターム(参考)】