炭化水素を製造するための方法および組成物
本願明細書にて、アルデヒド、アルカンおよびアルケンといった炭化水素を製造するための組成物および方法が記載される。いくつかの炭化水素はバイオ燃料にて使用され得る。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82のアミノ酸配列を含むポリペプチドまたはその変異体を生じさせる工程、および該宿主細胞からアルデヒドを単離する工程を含む、方法。
【請求項2】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82に対して少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程、および該宿主細胞からアルデヒドを単離する工程を含む、方法。
【請求項3】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、1つまたはそれ以上のアミノ酸置換、付加、挿入または欠失を有する配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82のアミノ酸配列を含むポリペプチドを製造する工程を含み、該ポリペプチドは還元酵素活性を有する、方法。
【請求項4】
ポリペプチドが、1つまたはそれ以上の保存的なアミノ酸置換を有する配列番号66、68、70、72、74、76、78、80または82のアミノ酸配列を含む、請求項3記載の方法。
【請求項5】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドを発現させる工程、および該宿主細胞からアルデヒドを単離する工程を含む、方法。
【請求項6】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79もしくは81のヌクレオチド配列の相補物またはそのフラグメントにハイブリダイズするポリヌクレオチドを発現させる工程を含み、該ポリヌクレオチドは、配列番号66、68、70、72、74、76、78、80または82を含むポリペプチドと同じ生物学的活性を有するポリペプチドをコードする、方法。
【請求項7】
ポリペプチドまたはポリヌクレオチドがラン藻に由来する、請求項1〜6のいずれか1項記載の方法。
【請求項8】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞を、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む組換えベクターで形質転換する工程、および該宿主細胞からアルデヒドを単離する工程を含む、方法。
【請求項9】
組換えベクターが前記ヌクレオチド配列に作動可能に連結されたプロモーターをさらに含む、請求項8記載の方法。
【請求項10】
宿主細胞が、哺乳動物細胞、植物細胞、昆虫細胞、酵母細胞、真菌細胞、糸状菌細胞および細菌細胞からなる群より選択される、請求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
【請求項11】
宿主細胞が大腸菌細胞である、請求項10記載の方法。
【請求項12】
大腸菌細胞が大腸菌細胞B株、C株、K株またはW株である、請求項11記載の方法。
【請求項13】
宿主細胞が前記組換えベクターのヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドを生じる、請求項8記載の方法。
【請求項14】
アルデヒドが宿主細胞によって分泌される、請求項10記載の方法。
【請求項15】
アルデヒドがC13−C21アルデヒドを含む、請求項14記載の方法。
【請求項16】
アルデヒドがテトラデカナール、ヘキサデカナール、ヘキサデセナール、オクタデカナール、オクタデセナール、メチルテトラデカナール、メチルテトラデセナール、メチルヘキサデカナール、メチルヘキサデセナール、メチルオクタデカナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項14記載の方法。
【請求項17】
宿主細胞を前記ポリペプチドまたは前記ヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドのための少なくとも1つの生物学的基質の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項1〜16のいずれか1項記載の方法。
【請求項18】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項17記載の方法。
【請求項19】
脂肪酸誘導体がC14−C22脂肪酸誘導体である、請求項18記載の方法。
【請求項20】
脂肪酸誘導体がテトラデカノイル−ACP、ヘキサデカノイル−ACP、ヘキサデセノイル−ACP、オクタデセノイル−ACPおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項17記載の方法。
【請求項21】
遺伝子組換え微生物であって、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドの上流に該微生物のゲノムDNAに安定に組込まれた外来性調節配列を含み、ここで、該微生物は野生型微生物と比較して増加したレベルのアルデヒドを生じる、微生物。
【請求項22】
微生物がラン藻である、請求項21記載の微生物。
【請求項23】
遺伝子発現に適切な条件下で請求項21記載の微生物を培養する工程を含む、アルデヒドを製造するための方法。
【請求項24】
請求項1〜20および23のいずれか1項記載の方法によって製造されたアルデヒド。
【請求項25】
約−15.4またはそれ以上のδ13Cを有する、請求項24記載のアルデヒド。
【請求項26】
少なくとも約1.003のfM14Cを有する、請求項24記載のアルデヒド。
【請求項27】
アルデヒドの製造方法であって、基質を、(i)配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82のアミノ酸配列を含むポリペプチドまたはその変異体、または(ii)配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも70%の同一性を有するヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドまたはその変異体と接触させる工程を含む、方法。
【請求項28】
アルデヒドがC13−C21アルデヒドを含む、請求項27記載の方法。
【請求項29】
アルデヒドがテトラデカナール、ヘキサデカナール、ヘキサデセナール、オクタデカナール、オクタデセナール、メチルテトラデカナール、メチルテトラデセナール、メチルヘキサデカナール、メチルヘキサデセナール、メチルオクタデカナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項27記載の方法。
【請求項30】
基質がテトラデカノイル−ACP、ヘキサデカノイル−ACP、ヘキサデセノイル−ACP、オクタデセノイル−ACPおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項29記載の方法。
【請求項31】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号54、55、56、57、58、59、60、61、62、63もしくは64のアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程を含み、該ポリペプチドは、還元酵素活性を有する、方法。
【請求項32】
ポリペプチドがラン藻由来である、請求項31記載の方法。
【請求項33】
宿主細胞が、哺乳動物細胞、植物細胞、昆虫細胞、酵母細胞、真菌細胞、糸状菌細胞および細菌細胞からなる群より選択される、請求項31または32記載の方法。
【請求項34】
宿主細胞が大腸菌細胞である、請求項33記載の方法。
【請求項35】
アルデヒドが宿主細胞によって分泌される、請求項31記載の方法。
【請求項36】
アルデヒドがC13−C21アルデヒドを含む、請求項31記載の方法。
【請求項37】
アルデヒドがテトラデカナール、ヘキサデカナール、ヘキサデセナール、オクタデカナール、オクタデセナール、メチルテトラデカナール、メチルテトラデセナール、メチルヘキサデカナール、メチルヘキサデセナール、メチルオクタデカナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項36記載の方法。
【請求項38】
宿主細胞を前記ポリペプチドのための少なくとも1つの生物学的基質の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項31〜37のいずれか1項記載の方法。
【請求項39】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項38記載の方法。
【請求項40】
脂肪酸誘導体がテトラデカノイル−ACP、ヘキサデカノイル−ACP、ヘキサデセノイル−ACP、オクタデセノイル−ACPおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項39記載の方法。
【請求項41】
アルデヒドを製造するための方法であって、基質と、配列番号54、55、56、57、58、59、60、61、62、63または64のアミノ酸配列を含むポリペプチドを接触させる工程を含み、該ポリペプチドは、還元酵素活性を有する、方法。
【請求項42】
アルデヒドがC13−C21アルデヒドを含む、請求項41記載の方法。
【請求項43】
アルデヒドがテトラデカナール、ヘキサデカナール、ヘキサデセナール、オクタデカナール、オクタデセナール、メチルテトラデカナール、メチルテトラデセナール、メチルヘキサデカナール、メチルヘキサデセナール、メチルオクタデカナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項42記載の方法。
【請求項44】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項41記載の方法。
【請求項45】
基質がテトラデカノイル−ACP、ヘキサデカノイル−ACP、ヘキサデセノイル−ACP、オクタデセノイル−ACPおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項44記載の方法。
【請求項46】
脂肪アルコールを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82のアミノ酸配列を含むポリペプチドまたはその変異体を生じさせる工程、および該宿主細胞から脂肪アルコールを単離する工程を含む、方法。
【請求項47】
脂肪アルコールを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82に対して少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程、および該宿主細胞から脂肪アルコールを単離する工程を含む、方法。
【請求項48】
脂肪アルコールを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドを発現させる工程、および該宿主細胞から脂肪アルコールを単離する工程を含む、方法。
【請求項49】
脂肪アルコールを製造するための方法であって、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む組換えベクターで宿主細胞を形質転換する工程、および該宿主細胞から脂肪アルコールを単離する工程を含む、方法。
【請求項50】
組換えアルコール脱水素酵素をコードする遺伝子を宿主細胞にて発現させる工程をさらに含む、請求項46〜49のいずれか1項記載の方法。
【請求項51】
脂肪アルコールが宿主細胞によって分泌される、請求項50記載の方法。
【請求項52】
脂肪アルコールがC6−C26脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項53】
脂肪アルコールが、1−デカノール、1−ドデカノール、1−ミリスチルアルコール、1−ヘキサデカノール、オクタデセノール、テトラデセノールまたはヘキサデセノールである、請求項50記載の方法。
【請求項54】
脂肪アルコールが直鎖脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項55】
脂肪アルコールが分枝脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項56】
脂肪アルコールが環状部分を含む、請求項50記載の方法。
【請求項57】
脂肪アルコールが不飽和脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項58】
脂肪アルコールが一不飽和脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項59】
脂肪アルコールが飽和脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項60】
配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81の500ヌクレオチド以下からなる単離核酸。
【請求項61】
配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81のヌクレオチドの90%以下からなる単離核酸。
【請求項62】
核酸が還元酵素活性を有するポリペプチドをコードする、請求項60または61記載の核酸。
【請求項63】
配列番号66、68、70、72、74、76、78、80または82の200アミノ酸以下からなる単離ポリペプチド。
【請求項64】
配列番号66、68、70、72、74、76、78、80または82のアミノ酸の90%以下からなる単離ポリペプチド。
【請求項65】
ポリペプチドが還元酵素活性を有する、請求項63または64記載の単離ポリペプチド。
【請求項1】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82のアミノ酸配列を含むポリペプチドまたはその変異体を生じさせる工程、および該宿主細胞からアルデヒドを単離する工程を含む、方法。
【請求項2】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82に対して少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程、および該宿主細胞からアルデヒドを単離する工程を含む、方法。
【請求項3】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、1つまたはそれ以上のアミノ酸置換、付加、挿入または欠失を有する配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82のアミノ酸配列を含むポリペプチドを製造する工程を含み、該ポリペプチドは還元酵素活性を有する、方法。
【請求項4】
ポリペプチドが、1つまたはそれ以上の保存的なアミノ酸置換を有する配列番号66、68、70、72、74、76、78、80または82のアミノ酸配列を含む、請求項3記載の方法。
【請求項5】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドを発現させる工程、および該宿主細胞からアルデヒドを単離する工程を含む、方法。
【請求項6】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79もしくは81のヌクレオチド配列の相補物またはそのフラグメントにハイブリダイズするポリヌクレオチドを発現させる工程を含み、該ポリヌクレオチドは、配列番号66、68、70、72、74、76、78、80または82を含むポリペプチドと同じ生物学的活性を有するポリペプチドをコードする、方法。
【請求項7】
ポリペプチドまたはポリヌクレオチドがラン藻に由来する、請求項1〜6のいずれか1項記載の方法。
【請求項8】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞を、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む組換えベクターで形質転換する工程、および該宿主細胞からアルデヒドを単離する工程を含む、方法。
【請求項9】
組換えベクターが前記ヌクレオチド配列に作動可能に連結されたプロモーターをさらに含む、請求項8記載の方法。
【請求項10】
宿主細胞が、哺乳動物細胞、植物細胞、昆虫細胞、酵母細胞、真菌細胞、糸状菌細胞および細菌細胞からなる群より選択される、請求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
【請求項11】
宿主細胞が大腸菌細胞である、請求項10記載の方法。
【請求項12】
大腸菌細胞が大腸菌細胞B株、C株、K株またはW株である、請求項11記載の方法。
【請求項13】
宿主細胞が前記組換えベクターのヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドを生じる、請求項8記載の方法。
【請求項14】
アルデヒドが宿主細胞によって分泌される、請求項10記載の方法。
【請求項15】
アルデヒドがC13−C21アルデヒドを含む、請求項14記載の方法。
【請求項16】
アルデヒドがテトラデカナール、ヘキサデカナール、ヘキサデセナール、オクタデカナール、オクタデセナール、メチルテトラデカナール、メチルテトラデセナール、メチルヘキサデカナール、メチルヘキサデセナール、メチルオクタデカナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項14記載の方法。
【請求項17】
宿主細胞を前記ポリペプチドまたは前記ヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドのための少なくとも1つの生物学的基質の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項1〜16のいずれか1項記載の方法。
【請求項18】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項17記載の方法。
【請求項19】
脂肪酸誘導体がC14−C22脂肪酸誘導体である、請求項18記載の方法。
【請求項20】
脂肪酸誘導体がテトラデカノイル−ACP、ヘキサデカノイル−ACP、ヘキサデセノイル−ACP、オクタデセノイル−ACPおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項17記載の方法。
【請求項21】
遺伝子組換え微生物であって、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドの上流に該微生物のゲノムDNAに安定に組込まれた外来性調節配列を含み、ここで、該微生物は野生型微生物と比較して増加したレベルのアルデヒドを生じる、微生物。
【請求項22】
微生物がラン藻である、請求項21記載の微生物。
【請求項23】
遺伝子発現に適切な条件下で請求項21記載の微生物を培養する工程を含む、アルデヒドを製造するための方法。
【請求項24】
請求項1〜20および23のいずれか1項記載の方法によって製造されたアルデヒド。
【請求項25】
約−15.4またはそれ以上のδ13Cを有する、請求項24記載のアルデヒド。
【請求項26】
少なくとも約1.003のfM14Cを有する、請求項24記載のアルデヒド。
【請求項27】
アルデヒドの製造方法であって、基質を、(i)配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82のアミノ酸配列を含むポリペプチドまたはその変異体、または(ii)配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも70%の同一性を有するヌクレオチド配列によってコードされるポリペプチドまたはその変異体と接触させる工程を含む、方法。
【請求項28】
アルデヒドがC13−C21アルデヒドを含む、請求項27記載の方法。
【請求項29】
アルデヒドがテトラデカナール、ヘキサデカナール、ヘキサデセナール、オクタデカナール、オクタデセナール、メチルテトラデカナール、メチルテトラデセナール、メチルヘキサデカナール、メチルヘキサデセナール、メチルオクタデカナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項27記載の方法。
【請求項30】
基質がテトラデカノイル−ACP、ヘキサデカノイル−ACP、ヘキサデセノイル−ACP、オクタデセノイル−ACPおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項29記載の方法。
【請求項31】
アルデヒドを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号54、55、56、57、58、59、60、61、62、63もしくは64のアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程を含み、該ポリペプチドは、還元酵素活性を有する、方法。
【請求項32】
ポリペプチドがラン藻由来である、請求項31記載の方法。
【請求項33】
宿主細胞が、哺乳動物細胞、植物細胞、昆虫細胞、酵母細胞、真菌細胞、糸状菌細胞および細菌細胞からなる群より選択される、請求項31または32記載の方法。
【請求項34】
宿主細胞が大腸菌細胞である、請求項33記載の方法。
【請求項35】
アルデヒドが宿主細胞によって分泌される、請求項31記載の方法。
【請求項36】
アルデヒドがC13−C21アルデヒドを含む、請求項31記載の方法。
【請求項37】
アルデヒドがテトラデカナール、ヘキサデカナール、ヘキサデセナール、オクタデカナール、オクタデセナール、メチルテトラデカナール、メチルテトラデセナール、メチルヘキサデカナール、メチルヘキサデセナール、メチルオクタデカナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項36記載の方法。
【請求項38】
宿主細胞を前記ポリペプチドのための少なくとも1つの生物学的基質の存在下で培養する工程をさらに含む、請求項31〜37のいずれか1項記載の方法。
【請求項39】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項38記載の方法。
【請求項40】
脂肪酸誘導体がテトラデカノイル−ACP、ヘキサデカノイル−ACP、ヘキサデセノイル−ACP、オクタデセノイル−ACPおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項39記載の方法。
【請求項41】
アルデヒドを製造するための方法であって、基質と、配列番号54、55、56、57、58、59、60、61、62、63または64のアミノ酸配列を含むポリペプチドを接触させる工程を含み、該ポリペプチドは、還元酵素活性を有する、方法。
【請求項42】
アルデヒドがC13−C21アルデヒドを含む、請求項41記載の方法。
【請求項43】
アルデヒドがテトラデカナール、ヘキサデカナール、ヘキサデセナール、オクタデカナール、オクタデセナール、メチルテトラデカナール、メチルテトラデセナール、メチルヘキサデカナール、メチルヘキサデセナール、メチルオクタデカナールおよびメチルオクタデセナールからなる群より選択される、請求項42記載の方法。
【請求項44】
基質が脂肪酸誘導体である、請求項41記載の方法。
【請求項45】
基質がテトラデカノイル−ACP、ヘキサデカノイル−ACP、ヘキサデセノイル−ACP、オクタデセノイル−ACPおよびそれらの誘導体からなる群より選択される、請求項44記載の方法。
【請求項46】
脂肪アルコールを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82のアミノ酸配列を含むポリペプチドまたはその変異体を生じさせる工程、および該宿主細胞から脂肪アルコールを単離する工程を含む、方法。
【請求項47】
脂肪アルコールを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号66、68、70、72、74、76、78、80もしくは82に対して少なくとも約70%の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチドを生じさせる工程、および該宿主細胞から脂肪アルコールを単離する工程を含む、方法。
【請求項48】
脂肪アルコールを製造するための方法であって、宿主細胞にて、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドを発現させる工程、および該宿主細胞から脂肪アルコールを単離する工程を含む、方法。
【請求項49】
脂肪アルコールを製造するための方法であって、配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81に対して少なくとも約70%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む組換えベクターで宿主細胞を形質転換する工程、および該宿主細胞から脂肪アルコールを単離する工程を含む、方法。
【請求項50】
組換えアルコール脱水素酵素をコードする遺伝子を宿主細胞にて発現させる工程をさらに含む、請求項46〜49のいずれか1項記載の方法。
【請求項51】
脂肪アルコールが宿主細胞によって分泌される、請求項50記載の方法。
【請求項52】
脂肪アルコールがC6−C26脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項53】
脂肪アルコールが、1−デカノール、1−ドデカノール、1−ミリスチルアルコール、1−ヘキサデカノール、オクタデセノール、テトラデセノールまたはヘキサデセノールである、請求項50記載の方法。
【請求項54】
脂肪アルコールが直鎖脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項55】
脂肪アルコールが分枝脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項56】
脂肪アルコールが環状部分を含む、請求項50記載の方法。
【請求項57】
脂肪アルコールが不飽和脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項58】
脂肪アルコールが一不飽和脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項59】
脂肪アルコールが飽和脂肪アルコールを含む、請求項50記載の方法。
【請求項60】
配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81の500ヌクレオチド以下からなる単離核酸。
【請求項61】
配列番号65、67、69、71、73、75、77、79または81のヌクレオチドの90%以下からなる単離核酸。
【請求項62】
核酸が還元酵素活性を有するポリペプチドをコードする、請求項60または61記載の核酸。
【請求項63】
配列番号66、68、70、72、74、76、78、80または82の200アミノ酸以下からなる単離ポリペプチド。
【請求項64】
配列番号66、68、70、72、74、76、78、80または82のアミノ酸の90%以下からなる単離ポリペプチド。
【請求項65】
ポリペプチドが還元酵素活性を有する、請求項63または64記載の単離ポリペプチド。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38−1】
【図38−2】
【図38−3】
【図38−4】
【図39−1】
【図39−2】
【図39−3】
【図39−4】
【図39−5】
【図39−6】
【図39−7】
【図40−1】
【図40−2】
【図40−3】
【図40−4】
【図40−5】
【図40−6】
【図40−7】
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【図40−11】
【図40−12】
【図40−13】
【図40−14】
【図40−15】
【図40−16】
【図40−17】
【図40−18】
【図40−19】
【図2】
【図3】
【図4】
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【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
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【図12】
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【図18】
【図19】
【図20】
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【図29A】
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【図29C】
【図30】
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【図32】
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【図39−6】
【図39−7】
【図40−1】
【図40−2】
【図40−3】
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【図40−5】
【図40−6】
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【図40−9】
【図40−10】
【図40−11】
【図40−12】
【図40−13】
【図40−14】
【図40−15】
【図40−16】
【図40−17】
【図40−18】
【図40−19】
【公表番号】特表2011−520455(P2011−520455A)
【公表日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−509796(P2011−509796)
【出願日】平成21年5月18日(2009.5.18)
【国際出願番号】PCT/US2009/044409
【国際公開番号】WO2009/140696
【国際公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【出願人】(508343205)エルエス9・インコーポレイテッド (7)
【氏名又は名称原語表記】LS9, Inc.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年5月18日(2009.5.18)
【国際出願番号】PCT/US2009/044409
【国際公開番号】WO2009/140696
【国際公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【出願人】(508343205)エルエス9・インコーポレイテッド (7)
【氏名又は名称原語表記】LS9, Inc.
【Fターム(参考)】
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