説明

無線システム

【課題】それぞれの無線局が離れた場所に設置される場合においても登録モードに設定されていることを容易に確認可能とする。
【解決手段】登録モードの送信局(親機1)は、登録モードに切り替わっている間は登録モードであることを報知するための報知音を鳴動し続ける。故に、登録先の受信局(照明制御装置4)の側にいる作業者は登録元の送信局(親機1)が離れた場所に設置されていても登録モードであることを報知音で確認できる。その結果、それぞれの無線局(親機1並びに照明制御装置4)が離れた場所に設置される場合においても登録モードに設定されていることが容易に確認できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の無線局間で無線信号を送受信する無線システムが様々な分野で利用されている。例えば、特許文献1には送信機から送信される無線信号を受信機で受信したときに当該受信機が電気錠の施錠又は解錠を行う電気錠システムが開示されている。
【0003】
ここで、無線局が他の特定の無線局に無線信号を送信する場合、送信先の無線局を識別する識別符号(ID)を送信元並びに送信先のそれぞれの無線局に予め登録しておく必要がある。そして、このような登録作業は登録対象である全ての無線局を登録モードに設定した状態で行われる。尚、登録モードにおいては、各無線局は受信した無線信号に含まれる送信元のアドレス(識別符号)を不揮発性の半導体メモリなどに記憶し、送信相手の無線局の識別符号を登録(記憶)した後、通常モードに切り替えられて互いに識別符号で相手の無線局を識別しながら無線信号を送受信する。また、無線局が登録モードに設定されたままでは本来の無線信号の送受信が行えないので、各無線局においては、手動操作で登録モードに設定された後、登録モードに設定されている時間が制限時間(例えば、数分〜数十分)を超えた場合は自動的に通常モードに復帰するようになっている。
【0004】
ところで、無線局が互いに離れた場所に設置されるとともにそれぞれの設置場所で各無線局の登録作業が行われる場合、前記制限時間内に登録作業が完了せずに無線局が自動的に通常モードに復帰してしまっても作業者がそれに気付かないことがあった。これに対して特許文献1に記載の従来システムでは、登録元の無線局(送信機)が登録モードにある間は発光ダイオードを点滅させて登録モードであることを作業者に知らせるようにしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平5−248128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の従来システムは受信機が壁に設置されるのに対して、受信機に対して識別符号を登録する登録元の送信機が可搬型であるから、受信機の側で登録作業が行えるために送信機のみで登録モードを報知すれば十分であった。しかしながら、登録先の無線局だけでなく登録元の無線局までもが天井や壁に設置される場合においては、登録元の無線局で光を点滅させて登録モードであることを報知しても登録先の無線局の側にいる作業者が視認できず、登録作業の失敗を防ぐことは困難であった。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、それぞれの無線局が離れた場所に設置される場合においても登録モードに設定されていることが容易に確認できる無線システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、それぞれが設置場所から移動せずに無線信号を送受信する複数の無線局を備え、これら複数の無線局は、無線信号を送信する送信局と、送信局から送信される無線信号を受信する受信局とからなり、少なくとも各送信局には固有の識別符号が割り当てられ、各受信局は、無線信号に含まれる識別符号が予め登録された識別符号と一致する場合にのみ当該無線信号を受信する無線システムであって、送信局は、自らの識別符号を送信元アドレスとする無線信号を繰り返して送信する登録モードと、所定のイベントが発生したときに自らの識別符号を送信元アドレスとする無線信号を送信する通常モードとを有し、所定の操作が行われたときにだけ通常モードから登録モードに切り替わるとともに登録モードに切り替わっている時間が所定の制限時間を超えると自動的に通常モードに復帰し、さらに、登録モードに切り替わっている間は登録モードであることを報知するための報知音を鳴動し続け、受信局は、受信した無線信号の送信元アドレスの識別符号を登録する登録モードと、送信局から送信される無線信号を受信する通常モードとを有し、所定の操作が行われたときにだけ通常モードから登録モードに切り替わるとともに登録モードに切り替わっている時間が所定の制限時間を超えると自動的に通常モードに復帰することを特徴とする。
【0009】
請求項1の発明によれば、登録モードの送信局が、登録モードに切り替わっている間は登録モードであることを報知するための報知音を鳴動し続けるので、登録先の無線局(受信局)の側にいる作業者は登録元の無線局(送信局)が離れた場所に設置されていても登録モードであることを報知音で確認できる。その結果、それぞれの無線局が離れた場所に設置される場合においても登録モードに設定されていることが容易に確認できる。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、それぞれの無線局が離れた場所に設置される場合においても登録モードに設定されていることが容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態を示すシステム構成図である。
【図2】同上におけるインターホン親機とドアホン子器のブロック図である。
【図3】同上における照明制御装置のブロック図である。
【図4】同上における無線信号のフォーマットである。
【図5】同上における登録時の親機の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】同上における登録時の照明制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の技術思想をインターホンシステムに適用した実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。但し、本発明の技術思想が適用可能な無線システムは本実施形態のインターホンシステムに限定されない。
【0013】
本実施形態のインターホンシステムは、図1に示すように住戸Hの外玄関に設置されるドアホン子器3と、住戸H内に設置されてドアホン子器3との間で通話音声(音声信号)並びに映像信号を送受信するインターホン親機(以下、親機と略す。)1と、住戸H内に設置された照明負荷(照明器具5)の点灯・消灯を制御する照明制御装置4とで構成される。
【0014】
ドアホン子器3は、図2に示すようにマイクロホン(マイク)30及びスピーカ31と、呼出釦32aを有する呼出操作部32と、来訪者を撮像するカメラ部33と、カメラ部33から出力される映像信号を変調する映像処理部34と、変調された映像信号とマイク30から出力される音声信号とを周波数分割多重化して信号線Lsに送出するとともに信号線Lsを介して親機1から送信される音声信号を分離してスピーカ31から音声を鳴動させる送受信部35とが合成樹脂成形品からなるハウジング36内に収納されてなり、信号線Lsによって親機1と接続されている。また、ハウジング36の前面下部に呼出釦32aが設けられ、呼出釦32aが操作されることで呼出操作部32が信号線Lsを介して親機1に呼出信号を送信する。尚、このようなドアホン子器3は従来周知であるから、詳細な構成並びに動作についての説明は省略する。
【0015】
親機1は、図2に示すようにCPUやメモリを主構成要素とする親機制御部10と、信号線Lsを介してドアホン子器3との間で音声信号を送受信し且つドアホン子器3から送信される映像信号及び呼出信号を受信する送受信部14と、マイクロホン(マイク)11及びスピーカ12と、マイク11から出力される音声信号(送話信号)と送受信部14で受信する音声信号(受話信号)との信号レベルを比較して相対的に信号レベルが高い方の音声信号のみを通過させる音声スイッチなどの信号処理を実行する音声処理部13と、送受信部14で受信する映像信号を復調する映像処理部15と、液晶ディスプレイなどの表示デバイスを有し、映像処理部15で復調された映像信号によって表示デバイスに映像を表示する映像表示部16とを備えている。親機1はさらに、照明制御装置4に対して電波を媒体とする無線信号を送信する無線通信部17及びアンテナ18と、押釦スイッチやタッチパネルなどを有して種々の操作入力を受け付ける操作入力受付部19と、フラッシュメモリやEEPROMなどの書換可能な不揮発性半導体メモリからなる記憶部20と、発光ダイオードを点滅することで種々の表示を行う表示部21と、合成樹脂成形品からなり、これらの各部を収納するハウジング22とを備えている。尚、親機1と照明制御装置4には、それぞれ固有の識別符号(ID)が割り当てられ、後述するように当該識別符号を用いて無線信号の送信元アドレスに設定することで親機1と照明制御装置4との間で無線通信を行うことができる。
【0016】
ハウジング22は住戸Hの壁に配設されるものであって、図1に示すように前面上部には映像表示部16が有する表示デバイスの画面16aが露出し、前面下部には操作入力受付部19が有する押釦スイッチを押操作するための応答釦22aが設けられ、前面中央には表示部21の発光ダイオードが発する光を前方へ放射するための透孔22bが貫設されている。また、ハウジング22の側面にはアンテナ18が突出している。
【0017】
照明制御装置4は、図3に示すようにマイクロコンピュータを主構成要素とする制御部40と、商用交流電源ACから照明器具5への給電経路に挿入されたスイッチ要素(リレーや半導体スイッチング素子など)を駆動する負荷制御部41と、アンテナ42を介して電波を媒体とする無線信号を受信及び送信する無線信号受信部43と、操作入力を受け付ける操作入力受付部44と、商用交流電源ACから給電されて各部の動作電源を作成する電源部45と、電気的に書換可能な不揮発性の半導体メモリからなるメモリ部46とを備えている。また照明制御装置4は、図1に示すように合成樹脂成形品からなる器体47内に上記各部が収納され、器体47の後端部が壁面に設けられた埋込孔に埋め込まれる形で壁に埋込配設される。
【0018】
操作入力受付部44は、押釦スイッチ(図示せず)と、器体46の前面に揺動自在に設けられて前記押釦スイッチを押操作する操作部(操作ハンドル)44aを有しており(図1参照)、操作部44aが押操作されて押釦スイッチがオンされることによって押釦スイッチに対応した操作入力を受け付け、当該操作入力に対応した操作信号を制御部40に出力する。
【0019】
制御部40は、操作入力受付部44から出力される操作信号に応じて負荷制御部41に制御信号を出力する。さらに制御部40は、親機1から送信された無線信号を無線信号受信部43で受信し、受信した無線信号に含まれる情報(後述する)に応じて負荷制御部41に制御信号を出力する。負荷制御部41では、制御部40から出力される制御信号に応じてスイッチ要素を駆動して照明器具5を点灯又は消灯する。
【0020】
ここで、親機1とドアホン子器3を用いて来訪者と住人が通話する場合の動作を説明する。まず、来訪者がドアホン子器3の呼出釦32aを押操作すると、ドアホン子器3の呼出操作部32から信号線Lsを介して親機1に呼出信号が送信された後、カメラ部33並びに映像処理部34,送受信部35が起動して来訪者を撮像した映像信号が信号線Lsを介して親機1に送信される。親機1では、ドアホン子器3から送信された呼出信号を送受信部14で受信すると、親機制御部10が音声処理部13を介してスピーカ12から呼出音を鳴動させる。さらに親機1では、送受信部14で受信する映像信号が映像処理部15で復調され、映像表示部16において来訪者の映像が表示される。
【0021】
呼出音で呼び出された住戸Hの住人が親機1の映像表示部16に表示された映像によって来訪者を確認し、ハウジング22の前面に設けられている応答釦22aを押操作すれば、親機1の操作入力受付部19で応答釦の操作入力が受け付けられて操作入力受付部19から親機制御部10へ操作信号が出力される。当該操作信号を受け取った親機制御部10は、音声処理部13を起動してマイク11から出力される音声信号を送受信部14から信号線Lsを介してドアホン子器3に送信させるとともにドアホン子器3から送信されて送受信部14で受信する音声信号を音声処理部13を経由してスピーカ12に出力させる。
【0022】
上述のようにして来訪者が発する音声並びにカメラ部33で撮像された来訪者の映像が信号線Lsを介してドアホン子器3から親機1に伝送されるとともに、住人の発する音声が信号線Lsを介して親機1からドアホン子器3へ伝送されることで来訪者と住人がドアホン子器3と親機1を用いて通話することができる。
【0023】
次に、親機1から制御コマンドを含む無線信号を送信して照明制御装置4に照明器具5の制御(点灯/消灯)を行わせる場合の動作を説明する。親機1の操作入力受付部19で照明器具5を点灯する操作入力が受け付けられて親機制御部10に操作信号が出力されると、親機制御部3は、照明器具5の点灯を指示する制御コマンドを含む無線信号を無線通信部17から照明制御装置4へ送信させる。図4は親機1と照明制御装置4との間で送受信される無線信号のフレームフォーマットを示しており、同期ビット(プリアンブル:PA)、送信元アドレスSA、メッセージM、CRC符号で1フレームが構成されている。
【0024】
照明制御装置4では、無線信号受信部43で無線信号を受信すると、制御部40がCRC符号による誤り検出を実行して誤り(エラー)がなければ、メッセージMに設定されている制御コマンドに応じて照明器具5を点灯させるための制御信号を負荷制御部41に対して出力する。そして、当該制御信号を受け取った負荷制御部41がスイッチ要素をオン駆動することで照明器具5が点灯する。尚、照明器具5を消灯する場合も同様の手順で行われる。
【0025】
ここで、本実施形態のインターホンシステムが近隣の住戸にそれぞれ設置された場合、一の住戸に設置されているインターホンシステムの親機1から送信される無線信号が他の住戸に設置されている別のインターホンシステムの照明制御装置4で受信されて当該他の住戸の照明器具5が誤って点灯あるいは消灯してしまう虞がある。そのために本実施形態では、実際のシステム運用前に照明制御装置4のメモリ部46に同一のインターホンシステムに属する親機1の識別符号を記憶(登録)させ、無線信号を受信したときに送信元アドレスに設定されている識別符号が登録されている識別符号と一致している場合にのみ、当該無線信号のメッセージMに設定されている制御コマンドに従って照明器具5を制御するようにしている。
【0026】
次に、登録作業における親機1並びに照明制御装置4の動作を説明する。まず、図5のフローチャートを参照して親機1の動作を説明する。作業者(通常は本システムを施工する施工業者)の操作によって親機1の操作入力受付部19で通常モードから登録モードへの切替の操作入力が受け付けられると、操作入力受付部19から出力される操作信号に応じて親機1の親機制御部10が通常モードから登録モードに切り替わるとともに(S1)、所定の制限時間(例えば、数分間)のカウントを開始する(S2)。さらに親機制御部10は、メッセージMに登録メッセージが設定された無線信号を無線通信部17より送信させるとともに(S3)、音声処理部13を通じてスピーカ12から登録モードに切り替えられていることを通知するための報知音を鳴動させる(S4)。そして、親機制御部10は制限時間が経過するまでの間、ステップS3,S4の処理を繰り返し実行し、制限時間が経過したら登録モードから通常モードに自動的に復帰する(S5,S6)。
【0027】
続いて、図6のフローチャートを参照して照明制御装置4の動作を説明する。親機1を登録モードに切り替えた後、作業者が照明制御装置4を通常モードから登録モードに切り替える。作業者の操作によって照明制御装置4の操作入力受付部44で通常モードから登録モードへの切替の操作入力が受け付けられると、操作入力受付部44から出力される操作信号に応じて照明制御装置4の制御部40が通常モードから登録モードに切り替わるとともに(SS1)、所定の制限時間(例えば、数分間)のカウントを開始する(SS2)。制御部40は無線信号受信部43で無線信号を受信するのを待ち(SS3)、無線信号受信部43で無線信号を受信し且つCRC符号による誤り検出を行い、エラーが検出されれば、無線信号の受信待ち状態に戻る(SS4)。一方、エラーが検出されなければ、制御部40は無線信号のメッセージMに登録メッセージが設定されているかを確認し、登録メッセージが設定されておらず、且つ制限時間も経過していなければ、無線信号の受信待ち状態に戻る(SS5)。一方、登録メッセージが設定されていれば、制御部40は当該無線信号の送信元アドレスSAに設定されている親機1の識別符号をメモリ部46に記憶(登録)し(SS6)、その後、登録モードから通常モードに自動的に復帰する(SS7)。また、登録メッセージを含む無線信号を受信しないまま制限時間が経過した場合も制御部40は登録モードから通常モードに自動的に復帰する(SS7,SS8)。
【0028】
上述の登録作業を行う作業者は、親機1を登録モードに切り替えてから照明制御装置4を登録モードに切り替えるため、登録作業中は登録元である親機1の側を離れて登録先である照明制御装置4の側に居ることになる。このとき、本実施形態では作業者が側に居ない登録元の親機1のスピーカ12から報知音を鳴動し続けられるため、離れた場所(照明制御装置4が設置されている場所)に居る作業者にも親機1が登録モードであるか否かを容易に確認することができる。
【0029】
而して本実施形態によれば、登録モードの送信局(親機1)が、登録モードに切り替わっている間は登録モードであることを報知するための報知音を鳴動し続けるので、登録先の受信局(照明制御装置4)の側にいる作業者は登録元の送信局(親機1)が離れた場所に設置されていても登録モードであることを報知音で確認でき、その結果、それぞれの無線局(親機1並びに照明制御装置4)が離れた場所に設置される場合においても登録モードに設定されていることが容易に確認できるものである。
【符号の説明】
【0030】
1 インターホン親機(送信局)
4 照明制御装置(受信局)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれが設置場所から移動せずに無線信号を送受信する複数の無線局を備え、これら複数の無線局は、無線信号を送信する送信局と、送信局から送信される無線信号を受信する受信局とからなり、少なくとも各送信局には固有の識別符号が割り当てられ、各受信局は、無線信号に含まれる識別符号が予め登録された識別符号と一致する場合にのみ当該無線信号を受信する無線システムであって、
送信局は、自らの識別符号を送信元アドレスとする無線信号を繰り返して送信する登録モードと、所定のイベントが発生したときに自らの識別符号を送信元アドレスとする無線信号を送信する通常モードとを有し、所定の操作が行われたときにだけ通常モードから登録モードに切り替わるとともに登録モードに切り替わっている時間が所定の制限時間を超えると自動的に通常モードに復帰し、さらに、登録モードに切り替わっている間は登録モードであることを報知するための報知音を鳴動し続け、
受信局は、受信した無線信号の送信元アドレスの識別符号を登録する登録モードと、送信局から送信される無線信号を受信する通常モードとを有し、所定の操作が行われたときにだけ通常モードから登録モードに切り替わるとともに登録モードに切り替わっている時間が所定の制限時間を超えると自動的に通常モードに復帰することを特徴とする無線システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−3998(P2011−3998A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−143577(P2009−143577)
【出願日】平成21年6月16日(2009.6.16)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】