説明

無線ネットワークの管理のための属性のグルーピング

複数のネットワークデバイスからの属性を受信することによって無線ネットワークにおける複数のデバイスを組織化する方法が記述されている。上記属性は、複数のデバイスの各々に関する情報に対応する属性である。上記方法は、受信した属性を格納し、複数のデバイスのグループを定義する。上記グループ定義は、受信した複数の属性のうちの1つを含んでいる。上記方法はさらに、グループ定義に基づいて、複数のデバイスを組織化する。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
無線ネットワークは、例えば小売環境、輸送および物流、製造、倉庫業等の多くの産業に配設されてきた。これら無線ネットワークは、多数のモバイルユニット、無線スイッチ、およびアクセスポイントを含み得る。これらネットワークを維持するためには、例えばコンポーネントの展開(roll−out)、更新、メンテナンス、サポート、等のルーチンタスクが必要とされ得る。しかしながら、ネットワークが成長するのに伴って、これらルーチンタスクは、手に負えないものとなってきた。このことは、無線ネットワークの成長の障壁となり、不十分な利用を招き得る。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0002】
(要約)
複数のネットワークデバイスからの属性を受信することによって無線ネットワークにおける複数のデバイスを組織化する方法である。上記属性は、複数のデバイスの各々に関する情報に対応する属性である。上記方法は、受信した属性を格納し、複数のデバイスのグループを定義する。上記グループ定義は、受信した属性のうちの1つを含んでいる。上記方法はさらに、グループ定義に基づいて、複数のデバイスを組織化する。
【0003】
加えて、複数のネットワークデバイスからの属性を受信するように構成された受信エレメントと、受信した属性を格納するように構成されたデータベースと、ユーザからのグループ定義を受信するように構成された入力エレメントとを備えるシステムである。上記グループ定義は、受信した複数の属性のうちの1つを含んでいる。上記システムはさらに、グループ定義に基づいて複数のネットワークデバイスをグループに組織化するように構成された組織化エレメントをも備えている。
【0004】
さらに、複数のネットワークデバイスからのデータを収集するように構成されたデータ収集エレメントを備えるネットワーク機器である。上記データは、複数のネットワークデバイスの各々に対応する属性を含んでいる。上記ネットワーク機器はさらに、収集したデータを格納するように構成された格納エレメントと、ユーザからのグループ定義を受信するように構成された入力エレメントとを備える。上記グループ定義は、複数の属性のうちの少なくとも1つを含んでいる。上記ネットワーク機器はまた、グループ定義に基づいて収集されたデータを組織化するように構成された組織化エレメントをも備えている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
(詳細な記述)
本発明は、以下の記述と添付の図面とをあわせてさらによく理解され得る。複数の図面において、同じ参照番号に対して同じエレメントが提供されている。図1は、本発明の例示的な実施形態を実施し得る無線ネットワークを含んだ例示的なネットワーク1を示している。ネットワーク1は、ネットワーク機器10、ネットワークサーバ20、アクセスポイント30および無線スイッチ40を含んでいる。これら複数のデバイスの各々は、ネットワーク1の有線部分を介して相互接続されるように示されている。しかしながら、当業者は、これら複数のデバイスはまた、ネットワーク1に無線的に接続され得ることを理解し得る。加えて、ネットワーク1はまた、任意の個数の追加的なネットワークコンポーネントおよび/またはネットワークデバイスをも含み得る(図示されず)。
【0006】
図1はまた、アクセスポイント30を介してネットワーク1に無線的に接続されたモバイルユニット31〜33をも示している。モバイルユニット31〜33は、コンピュータベースまたはプロセッサベースの任意のタイプのデバイスであり得、例えば、デスクトップコンピュータまたはラップトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント、携帯電話、ページャ、スキャナ、等であり得る。モバイルユニット31〜33およびアクセスポイント30は、任意のタイプの無線ネットワーク環境で動作し得、例えば、無線ローカルエリアネットワーク(「WLAN;Wireless Local Area Network」)、無線ワイドエリアネットワーク(「WWAN;Wireless Wide Area Network」)、等で動作し得る。モバイルユニット31〜33とアクセスポイント30との間の通信は、例えばIEEE802.11、Bluetooth等のような任意の無線プロトコルを用いて達成され得る。同様に、モバイルユニット41〜43は、無線スイッチ40を介することによりネットワーク1に無線的に接続されている。当業者は、ネットワーク1は単に例示のためのものであって、本発明の例示的な実施形態は無線部分を含む任意のネットワークで実施され得ることを理解し得る。
【0007】
図2は、図1と関連して記述されるネットワーク1からの例示的なモバイルユニット31を示している。モバイルユニット31は、アプリケーション51、無線プロトコル53および無線エージェント55を含む、様々なソフトウェアコンポーネントを含んでいる。例えばオペレーティングシステムのようなその他のソフトウェアコンポーネントもまた、モバイルユニット31に含まれ得る。アプリケーション51は、モバイルユニット31が所望の機能を実行することを可能にするソフトウェアコンポーネントであり、例えば、上述の例からのチェックアウトアプリケーションのようなものである。無線プロトコル53は、モバイルユニット31が、アクセスポイント30またはその他のモバイルユニットと通信することを可能にするソフトウェアコンポーネントである。
【0008】
無線エージェント55は、本発明にしたがう統合型の無線デバイスの機能とネットワーク管理システムの機能とを含んだソフトウェアコンポーネントである。無線エージェント55は、ネットワーク1の複数のモバイルユニットの各々(例えば、モバイルユニット31)に存在し、モバイルユニット上の情報を収集する。無線エージェント55は、情報または属性を収集し得、例えば、バッテリーレベル、使用可能なメモリ、受信/伝送帯域幅、等を収集し得る。ネットワーク1のモバイルユニット31〜33および41〜43の各々は、別個のモバイルエージェント55を含み、個々のモバイルユニット上でそのような情報を収集し得る。ここでの記述において、属性という用語は、収集した情報および/または収集した情報の値の個性(identity)を参照するように使用される。したがって、バッテリーレベルの属性は、デバイス内のバッテリーレベルを測る属性を参照し得るが、上記属性はまた、属性の実効値(例えば、95%)をも参照し得る。
【0009】
本発明の例示的な実施形態は、属性情報を収集および伝送する無線エージェント55に関連して記述されているが、本発明は、無線エージェントを使用して属性を収集および伝送することには制限されない。本発明は、収集された後の属性の使用を目的としており、収集のための機構そのものには関係していない。
【0010】
図3は、複数のネットワークデバイスの間の例示的な通信経路を示している。この例における通信経路は、モバイルユニット31とアクセスポイント30とネットワーク機器10との間に存在する。ネットワーク機器10は、統合型無線管理(「IWM」;Integrated Wireless Management)システム60を含むように示されている。IWMシステム60は、モバイルユニット31〜33および41〜43によって伝送された属性を収集するための機構である。この例において、無線エージェント55によって収集された情報は、ネットワーク機器10上のIWMシステム60に通信される。
【0011】
ネットワーク1の無線部分の一部であるその他のデバイス(例えば、アクセスポイント30および無線スイッチ40)に対し、IWMシステム60は、上記デバイスを、それらのプロトコルのサポートに基づいて発見し得る。上記プロトコルは、例えば、無線ネットワーク管理プロトコル(「MNMP」;wireless network management protocol)、拡張マークアップ言語(「XML」;extensible markup language)、単純ネットワーク管理言語(「SNMP」;simple nework management protocol)、等である。IWMシステム60は、オブジェクト定義を介してこれらデバイスをクエリし得る。上記オブジェクト定義は、例えば、プロトコルのリクエストフォーコメント(「RFC」;Request for Comment)によって定義されるような、標準的な管理情報ベース(「MIB」;Management Information Base)のオブジェクト定義、あるいは、例えばエンタープライズMIBで定義されるようなユーザ定義のオブジェクト定義のようなものである。さらに、IWMシステム60はまた、これらのネットワークデバイスとその他のネットワークデバイスとの含有情報(include information)と属性とを収集し、システムアドミニストレータにネットワーク全体の全景を与え得る。この場合もまた、本発明は、なんらかの方法によって本発明に十分な属性を収集する属性の収集には向けられていない。
【0012】
図4は、本発明の実施形態の例示的な実施形態の様々なコンポーネントを示す例示的なシステム図を示している。IWMシステム60は、一連のネットワークデバイス、例えば、アクセスポイント30、モバイルユニット31〜33、無線スイッチ40およびモバイルユニット41〜43からのすべての属性情報を受信する。IWMシステム60は、システムアドミニストレータがIWMシステム60と相互接続できるようにするために、中央位置62に属性情報を格納する。
【0013】
ネットワーク機器10は、表示デバイス、プリンタ等への出力と、キーボード、マウス等からのコマンドを受信する入力とを含み得る。システムアドミニストレータは、ネットワーク機器10に接続され付属のキーボードを用いてIWMシステム60と相互作用するディスプレイの上で、例えば属性のようなネットワーク情報を視覚し得る。当業者は、ユーザインターフェース65が他の形態を取り得ることを理解し得る。例えば、ネットワーク機器は、コンピュータデバイスが付随しているインターフェースを含み得、付随しているコンピュータデバイスは、ユーザインターフェース65として、周辺デバイスと共に使用され得る。
【0014】
図5は、IWMシステム60によって収集された属性を表示する第1のユーザインターフェース表示スクリーンを示している。表示スクリーン100は、ネットワークのアセット(asset)をツリー形式で表示するツリー部分103を含んでいる。この例示的な画面において、システムアドミニストレータは、3個の無線スイッチ(WS5000)とアクセスポイント(AP−4131)とを示す特定の関連性により、アセットを選択し、視覚している。この例示的な表示およびすべての例示的な表示に対し、ネットワークおよびネットワークデバイスは、図1に関連して記述されたネットワーク1ではないことに留意されたい。
【0015】
システムアドミニストレータは、さらなる情報を表示するため、複数のネットワークデバイスのうちの1つをツリーから選択し得る。この例において、無線スイッチ(WS5000(00;A0;F8;54;2F;DA))は、ハイライトによって示されているように、ツリー部分103において選択される。図5に示されているように、表示スクリーン100は、デバイス上の一般的な情報を提供する情報部分105をもさらに含んでいる。
【0016】
最後に、表示スクリーンはまた、IWMシステム60によって収集された属性をこの無線スイッチに対して表示する属性部分107をも含んでいる。属性部分107を下方にスクロールすることにより、追加的な属性が表示され得る。この例においては、属性に対するいかなる実効値も表示されない。しかしながら、ランタイムの間、属性部分は、収集された各属性値と属性が最後に収集された時間とを表示し得る。
【0017】
ネットワーク上のその他のデバイス、例えば、モバイルユニット、アクセスポイント等に対し、同様なスクリーンが表示され得る。様々なデバイスがネットワーク上で実行する機能は異なるため、様々なデバイスに対する属性リストは異なり得るが、すべてのデバイスの一様な表示をシステムアドミニストレータに提示するために、スクリーンのフォーマットは同じものであり得る。表示スクリーン100のフォーマットは、単に例示のためのものであり、その他のフォーマットもまた、収集した属性を表示するために使用され得る。
【0018】
図6は、IWMシステム60によって収集された属性を表示する第2の例示的なユーザインターフェース表示スクリーン110を示している。表示スクリーン110はまた、ネットワークのアセットをツリー形式で表示するツリー部分113を含んでいる。この例示的な画面において、システムアドミニストレータは、インベントリ(inventory)によってアセットを視覚するように選択をする。デバイスの一般的なカテゴリーは、無線スイッチ、アクセスポイント、MIB−IIデバイスおよびアクセスポートを含む。システムアドミニストレータは、無線スイッチを示すために画面を拡張し、特定の無線スイッチ(00;A0;F8;54;10;A4)を選択することにより、ハイライトによって示されているような追加的な情報を表示する。
【0019】
図6に示されているように、表示スクリーン110は、デバイス上の一般的な情報を提供する情報部分115をもさらに含んでいる。表示スクリーン110はまた、選択された無線スイッチに対してIWMシステム60によって収集された属性を表示する属性部分117をも含んでおり、上記属性部分は、属性値と属性が最後に収集された時間とを含んでいる。
【0020】
属性を視覚することに加え、本発明の例示的な実施形態は、システムアドミニストレータが、ネットワークをモニタするために、デバイスと属性とをグループ化することを可能にする。モニタされた属性は、例えば、モバイルユニットが実行した走査の回数、バッテリー寿命、使用可能なメモリ、ロードされたソフトウェア、シリアル番号、CRCエラー、平均スループット等のような属性を含み得る。当業者は、これら属性は単に例示のためのものであり、ネットワークデバイス、モバイルユニットおよび/またはネットワークの一般的な動作をモニタするための何百もの異なる属性が存在し得ることを理解し得る。
【0021】
システムアドミニストレータは、これらモニタされた属性のうちの任意のもの、または、それらの組み合わせのうちの任意のものに基づいて、グループを形成し得る。グループは静的なグループであるか、または、動的なグループであり得る。静的なグループとは、そのメンバーが静的であるようなグループ、すなわち、メンバーのセットが変化しないグループのことをいう。システムアドミニストレータが新しいメンバーをこのグループに追加することを所望する場合、システムアドミニストレータは、新しいメンバーを含むように再定義し得る。なぜならば、静的なグループが定義された後では、メンバーシップが閉じてしまうからである。
【0022】
動的なグループとは、モニタされた属性に基づいてメンバーが変化し得るようなグループのことをいう。グループのメンバーシップは、様々なデバイスに対してモニタされる属性が変化する際に追加的なデバイスを含めるように、あるいは、既に適格化(qualify)されたデバイスをグループから除外するように変化し得る。例えば、グループは、バッテリーレベルに基づき得る。必要な値よりも低いバッテリーレベルを有するモバイルユニットのすべてがグループの一員になったことを宣言するポリシーが、システムアドミニストレータに報告するためにセットされ得る。さらなる例において、グループは、1日につき3回以上リブートされ30回未満の走査が実行されたモバイルデバイスに対して定義され得る。このようにして、このグループに適した異なるセットのデバイスが、毎日含まれ得る。このようにして、これらの例においては、グループのメンバーシップが変化するため、これらのグループは、動的なグループである。加えて、これらデバイスはまた、新しいデバイスがネットワークに追加される際にも、動的なグループのメンバーになり得る。
【0023】
図7は、システムアドミニストレータがグループを形成するために使用し得る第3の例示的なユーザインターフェース表示スクリーン120を示している。グループは、システムアドミニストレータがモニタおよび/または制御することを所望する任意のデバイス、または、任意のデバイスのセットを含み得る。表示スクリーン120は、形成されているグループにネーミングするネーミング部分を含んでいる。システムアドミニストレータはまた、グループタイプ部分125において、グループが静的なグループになろうとしているのか動的なグループになろうとしているのかを指定する。図7に示されるように、グループタイプ部分125は、動的なグループがグループ判定条件にマッチするデバイスを備えている一方で、静的なグループがマッチング結果から選択されたデバイスのみを備えていること、すなわち、静的なグループの固定されたメンバーのみを備えていることを宣言する。
【0024】
システムアドミニストレータは、サーチ基準(search criteria)部分127において、形成されているグループに対するサーチ基準を入力し得る。この例に示されるように、システムアドミニストレータがグループを定義するのに使用し得るドロップダウンメニューが存在し得る。システムアドミニストレータは、図7に示されているドロップダウンメニューにおいて、デバイスのタイプ、デバイスの型、MACアドレス、IPアドレス、オペレーティングシステム(「OS」;Operating System)および位置(location)を含むサーチパラメータを選択し得る。この例示的な表示スクリーン120は、システムアドミニストレータが静的なグループを選択し、例示的なサーチ基準が1組の(一定数の)メンバーを定義するように使用され得ることを示している。この場合もやはり、これらは単に例示のためのサーチ基準に過ぎない。
【0025】
図8は、システムアドミニストレータがグループを形成するために使用し得る第3の例示的なユーザインターフェース表示スクリーン120の代替的な画面を示している。図8における表示スクリーン120の画面は、図7に示されている表示スクリーン120と同じすべての部分を有しており、例えば、ネーミング部分123、グループタイプ部分125およびサーチ基準部分127を有している。しかしながら、この例示的な表示においては、サーチ基準部分127には異なるドロップダウンメニューが示されている。上記サーチ基準部分は、サーチ基準パラメータの例を示しており、例えば、同じもの(equals)、含むもの(contains)、開始するもの(starts with)、終了するもの(ends with)、同じではないもの(not equals)、含まないもの(not contains)、開始しないもの(not starts with)、および終了しないもの(not ends with)を示している。
【0026】
このようにして、システムアドミニストレータは、表示スクリーンを用いて様々なサーチ基準を選択することによってグループを選択し得る。図7および図8に示されているように、サーチ基準は、例えばAND、OR,NOT等のブール演算子を用いて組み合わされ得る多重パラメータを含み得る。ブール演算子を用いた様々なサーチパラメータの組み合わせは、グループ定義において進歩的(progressive)なフィルタリングを提供する。
【0027】
以下で述べられるものは、サーチ基準のいくつかの例を提供し得る。システムアドミニストレータが使用し得るサーチ基準の順列は、ファクター(例えば、デバイスの個数およびタイプ、ならびに、モニタされた属性)に依存してほぼ無制限であるために、これらの例は、包括的なものではない。第1の例において、システムアドミニストレータは、特定のデバイスのタイプと同じデバイスのタイプを含んだ静的なグループを選択し得る。このことは、サーチ基準部分の第1のフィールドに「デバイスのタイプ(Device Type)」を記入し、第2のフィールドに「同じもの」を記入し、第3のフィールドにデバイスのタイプの名前を記入することによって達成され得る。システムアドミニストレータは、AND演算子を選択し、選択された位置を備える第2のサーチ基準を含ませることにより、このグループをさらに狭くし得る。このことは、サーチ基準の第1のフィールドに「位置(Location)」を記入し、第2のフィールドに「同じもの」を記入し、第3のフィールドに位置の名前を記入することによって達成され得る。
【0028】
第2の例において、システムアドミニストレータは、表示120のグループタイプ部分125において、動的なグループを選択し得る。動的なグループに対し、サーチパラメータは、異なったものであり得る。例えば、示されている第1のドロップダウンメニューは、システムアドミニストレータが選択し得る動的なパラメータのリストを含み得る。例えば、システムアドミニストレータは、バッテリーレベルが特定のレベルよりも低いすべてのデバイスに対し、動的なグループを形成するように決定し得る。この例において、システムアドミニストレータは、サーチ基準の第1のフィールドに「バッテリーレベル(Battery Level)」を記入し、第2のフィールドに「より低い(Less Than)」を記入し、第3のフィールドに所望される最小のバッテリーレベルを記入し得る。システムアドミニストレータは、AND演算子を選択し、選択されたデバイスの型を含んだ第2のサーチ基準を含ませることにより、このグループをさらに狭くし得る。このことは、サーチ基準の第1のフィールドに「デバイスの型(Device Model)」を記入し、第2のフィールドに「同じもの」を記入し、第3のフィールドに型の番号/名前を記入することによって達成され得る。グループ定義が、時間の経過に伴って変化し得る基準を含み、追加的なメンバーを含むようになるか、あるいは、現在のメンバーを除外するようになると、グループは、動的なグループになる。
【0029】
上述の例は、システムアドミニストレータによって定義され得る様々なグループを示している。当業者は、上記の例に基づいてその他の潜在的なグループをも理解し得る。システムアドミニストレータは、いくつかの理由によってグループを定義し得る。グループの目的は、無線ネットワークをモニタすることと、制御することである。例えば、上記の第2の例において、システムアドミニストレータは、なんらかのデバイスのバッテリーレベルが所定の閾値を下回ったときにアラームを提供することにより、システムアドミニストレータが、デバイスのユーザに対し、所定の期間内に異なるデバイスに交換するよう警告することができるように、グループを定義し得る。システムアドミニストレータはまた、このタイプのグループを用いることにより、バッテリーレベルが継続的に低下しているデバイス、バッテリーの欠陥バッチ等として、そのような事柄を識別し得る。この方法において、グループは、ネットワークを予防的にメンテナンスすることにより、問題のあるデバイスをハイライトするように使用され得る。このタイプのモニタリングはまた、ユーザの効率を決定するようにも使用され得る。
【0030】
別の例は、プロビジョニング(provisioning)を目的としてグループが定義され得るような例である。プロビジョニングとは、無線デバイスと無線デバイスの構成とに格納され得るアプリケーションまたはアプリケーションのセットを参照する。選択された位置にある各無線デバイスが、同じアプリケーションのセット(同じバージョンを含む)を有することが所望され得る。システムアドミニストレータは、選択された位置にあるすべての無線デバイスを含んだグループを選択し、アプリケーションとこれらデバイス上のバージョン番号とをモニタし得る。その後、システムアドミニストレータは、デバイス、アプリケーション、および、バージョン番号を示す報告を印刷し、各デバイスが同じアプリケーションを含むことを確認し得る。グループはまた、グループの一部が所望のアプリケーションを有していないか否かを警告するようにセットされ得る。この例において、システムアドミニストレータは、新しいアプリケーションまたはバージョンがダウンロードされ、それらが各デバイスへと正しくダウンロードされたことを確認する際に、そのような報告を使用し得る。
【0031】
さらに、システムアドミニストレータは、無線ネットワークをトラブルシューティングする目的でグループを定義し得る。例えば、システムアドミニストレータは、無線デバイスのユーザから、無線デバイスが遅く動作しているという報告を受信し得る。最初に、システムアドミニストレータは、単一のデバイスの属性を視覚し、デバイスレベルで問題が存在しているか否かを決定し得る。その後、システムアドミニストレータは、同じ位置にあるすべての無線デバイスを含んだ新しいグループを定義することにより、これらデバイスが同じ問題を経験しているか否かを決定し得る。その後、システムアドミニストレータは、現在システムアドミニストレータが視覚しているデバイスを拡張する新しいグループを定義してアクセスポイントと無線スイッチとをエリア内に含めるように決定することにより、ネットワークレベルで問題が発生しているか否かを決定し得る。システムアドミニストレータは、新しいグループを定義し続け、視覚されているデバイスの範囲を広くするか、および/または、狭くすることにより、問題をトラブルシューティングする。
【0032】
このようにして、グループは、定期的な方法で定義およびモニタされる永久的なグループであり得るか、あるいは、例えばトラブルシューティングのような特定の目的で形成される一過性のグループであり得る。一過性のグループは、それらの目的が達成された後に放棄され得る。システムアドミニストレータはまた、グループに対してポリシーをセットし得る。ポリシーは、グループの収集条件(collection condition)を含み得る。例えば、システムアドミニストレータは、バッテリーレベルの例の一部であるデバイス(例えば、無線デバイス)に対し、属性(例えば、バッテリーレベル)が継続的(例えば、5分ごと)にモニタされるポリシーをセットし得る。一方、ポリシーは、プロビジョニングの例においては、グループ内にある定義されたデバイスの上でソフトウェアの変化が存在するときにのみ属性がモニタされるようなポリシーであり得る。
【0033】
デバイスが特定のグループ定義に基づいてグループの任意のメンバーに所属し得ることは、明白であり得る。したがって、無線スイッチは、複数のグループに含まれ得る。なぜならば、無線スイッチのパラメータは、これら複数のグループのすべてのパラメータにマッチするからである。さらに、動的なグループに対し、グループのメンバーシップは、グループ内のメンバーシップに定義された基準に基づいて、動的であり得る。
【0034】
図9は、定義されたグループの表示を示す第4の例示的な表示スクリーン130を示している。この例において、表示スクリーン130は、定義されたグループのメンバーをツリー形式で表示するツリー部分133を含んでいる。この特定の例のグループは、あるIPアドレスの範囲内のすべてのデバイスとして、例えば、172.20.11.*で開始するIPアドレスを有するデバイスとして定義される。示されているように、グループに所属するすべてのデバイスは、ツリー部分133において階層的な方法で表示されている。この例において、階層は、最小の(172.20.11.108)から開始し最高の(172.20.11.220)までのIPアドレスに基づいたものであり得る。172.20.11.216のIPアドレスを有する無線スイッチの例に示されているように、階層は、特定のデバイスを詳細化し、追加的な情報を表示する能力を含んでいる。
【0035】
加えて、システムアドミニストレータは、追加的な情報を視覚する特定のデバイスを選択し得る。この選択は、システムアドミニストレータによる選択に基づいて手動で行なわれるか、あるいは、デバイスに対する警告またはアラームに基づいて自動で行なわれ得る。図9の例では、無線スイッチ172.20.11.215に対する追加的な情報が、階層ツリー部分133において、このデバイスをハイライトすることにより、示されている。
【0036】
表示スクリーン130は、デバイスの識別を示す識別部分135を含んでおり、上記識別部分に追加的な情報が表示される。表示スクリーン130はまた、デバイスの現在の状態を示す状態部分137をも含んでいる。この例において、特定のデバイスは、状態部分137に示されているような、特定の日付からの時間の長さに関する警告を有している。このようにして、このデバイスは、自らに関連する警告が存在する理由を表示し得る。上記警告は、グループのシステムアドミニストレータによって定義され得る。例えば、上記グループは、定義されたIPアドレスの範囲であり得るが、システムアドミニストレータは、このIPアドレスの範囲内の任意の無線スイッチに対し、特定のポートに関する統計を含んだアラーム基準を定義し得る。この特定の無線スイッチは、基準に適合し、これにより、警告が、上記無線スイッチに与えられ得る。
【0037】
状態部分137は、異なるレベルの警告を含み得る。表示スクリーン130は、グレースケールで示されているが、システムアドミニストレータは、緑、黄色および赤の3つのレベルの警告を定義し得る。状態部分137は、様々な色のコードを用いることにより、警告レベルを示し得る。個々のデバイスまたはネットワークの一部が、特定の期間にある回数の警告を有するか、あるいは、絶対数の警告を有する場合、このデータは、失敗予測(failure prediction)に使用され得る。
【0038】
表示スクリーン130はまた、選択されたデバイスに関するモニタされた様々な属性を表示する情報部分139をも含み得る。モニタされた属性の例は、デバイスの識別とデバイスのネットワーク性能とを含む。表示された情報および/または表示された情報の組織は、表示の目的に依存し得る。例えば、デバイスに対する警告が存在する場合、警告を引き起こす属性は、表示された情報のうち第1のものであるか、または、表示された情報の第1のグループに存在し得る。
【0039】
図10は、定義されたグループの表示を示す第5の例示的な表示スクリーン140を示している。この例において、ツリー部分143は、グループが、州および都市による位置によって定義されることを示している。このようにして、複数のデバイスは、それらが設置されている様々な州(例えば、カリフォルニア、フロリダ、等)の複数のグループに分裂させられる。デバイスは、州内においては、カリフォルニアの展開画面に示されているように、それらが設置される都市(例えば、サンフランシスコ、サンノゼ)にさらに関連している。州およびその後の都市による複数のデバイスの分裂は、グループ定義における進歩的なフィルタリングの例を示している。さらに、このことは、進歩的なフィルタリングを使用することにより、グループのメンバーシップに基づいて、ツリーがどのように自動的に生成され得るのかを示している。
【0040】
前述の例に示されているように、表示スクリーン140はまた、識別部分145、状態部分147、および情報セクション149をも含み、グループのメンバーである個々のデバイスに追加的な情報を提供し得る。
【0041】
当業者は、上述の表示スクリーンが、単に例示のためのものであり、ユーザインターフェース65が、システムアドミニストレータによる使用のために、任意の個数の表示スクリーンを含み得ることを理解し得る。これら追加的なスクリーンの内容は、システムアドミニストレータによって実行される機能に依存し得る。
【0042】
図11は、グループ化動作の例示的なプロセス200を示している。ステップ205において、システムアドミニストレータは、上述のグループを定義し得る。上述では、グループ定義に関するいくつかの例が提供されてきた。第1のタイプの例は、グループを定義するための特定のパラメータの例を含んでいる。第2のタイプの例は、グループから所望の機能を提供される。これらのタイプのグループに対するパラメータの定義は、グループ定義と所望の機能との両方に含まれる複数の例の所望の機能に基づき得る。
【0043】
システムはその後、ステップ210において、データを収集し得る。上述のように、グループ定義の一部は、様々な情報を収集する際のポリシーであり得る。このようにして、異なるグループに対する情報は、異なる時間間隔で収集され得る。さらに、グループ定義は、メンバーとしてグループ内に含まれるための基準を含み得る。このようにして、データが収集される際に、様々なデバイスは、動的なグループにおけるメンバーシップを適格化または非適格化(disqualify)し得る。
【0044】
プロセスはその後、ステップ215に進み、ここでは、収集されたデータがシステムアドミニストレータによって定義された特定の基準にマッチするか否かを決定される。システムは、データが基準にマッチしない場合に、データの収集を継続し続ける。
【0045】
システムは、データが定義された基準にマッチする場合に、ステップ220において、指示(indication)を提供し得る。ステップ220の指示は、任意通りの方法で提供され得る。例えば、上記指示は、警告の形式でシステムアドミニストレータに表示されたり、メッセージの形式で電子メールまたはページャを介してシステムアドミニストレータに送信されたり、メッセージの形式でデバイスのユーザに送信されたりし得る。指示に関する追加的な例は、システムによって自動的に取られる実際の制御動作であり得る。例えば、システムは、特定の基準に適合する場合、無線ネットワーク部分をシャットダウンするように命令され得る。なぜならば、無線ネットワーク部分は、失敗条件(failure condition)にあるからである。指示の別の例は、既に収集された情報のタイプに基づいて追加的なデータを収集するような、システムによるコマンドであり得る。
【0046】
データ収集ステップ210が連続的なプロセスであること、すなわち、属性によってトリガされるポリシーまたは基準が存在するか否かに関わらず、システムが、ネットワークデバイスからのデータの収集を継続することに留意されたい。このようにして、プロセス200は、システムが動作している間には終了せず、データは、システムによって継続的に収集され、収集されたデータは、定義された基準と比較され得る。例えばデータ収集プロファイルのようなデータの特定の断片(piece)が収集されない特定の理由、あるいは、データ収集プロファイルがシステムアドミニストレータによって割り当てられない特定の理由が存在し得る。しかしながら、一般に、データの収集は連続的なプロセスである。
【0047】
本発明は、上記の記述に見ることができるように、システムアドミニストレータがネットワークに対して複数の組織化のためのシステムを定義することを可能にする。例えば、様々な静的なグループと動的なグループとがそうである。グループは、網羅的であり得、例えばすべてのネットワークデバイスが排他的であるか、あるいは、例えば各デバイスが唯1つのカテゴリーに存在するかの、いすれか両方、あるいは、いずれか一方であり得る。例示的な実施形態は、複数のグループの階層的な組織化を提供するが、グルーピングに基づくリストや平坦表示(flat display)のようなその他の組織化もまた、使用され得る。
【0048】
異なるタイプのグループと配置は、それらが表すネットワークに関する異なる理解を容易にし得る。例えば、物理的な位置の周辺に組織化されたグループは、システムアドミニストレータがメンテナンス、交換、取り付け等のためにデバイスを発見することを補助し得る。対照的に、ネットワークの関連性によって組織化されたグループは、ネットワークの性能を追跡すること、モバイルデバイスからサーバへのデータ経路を追跡すること等を容易にし得る。
【0049】
加えて、いくつかの例で上記に示されているように、グループは、バッテリーレベル等の数量的なデータに基づき得る。しかしながら、グループはまた、例えば、位置(例えば、サンノゼ)、あるいは、デバイスへの接触の失敗、新しいハードウェアの検出、ユーザのログイン等のイベントデータにも基づき得る。
【0050】
本発明は、上記の例示的な実施形態に関連して記述されてきた。当業者は、本発明が、改変された場合もまた、正しく実施されることを理解し得る。したがって、以下に続く請求の範囲に記載されている本発明の最も広い精神および範囲から逸れずに、上記実施形態に対し、様々な改変および変更がなされ得る。したがって、明細書および図面は、制限という意味よりもむしろ、例示という意味で考慮されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】図1は、本発明にしたがう例示的な実施形態を実施し得る無線ネットワークを含む例示的なネットワークを示している。
【図2】図2は、本発明にしたがう無線エージェントを含む例示的なモバイルユニットを示している。
【図3】図3は、本発明にしたがう複数のネットワークデバイスの間の例示的な通信経路を示している。
【図4】図4は、本発明にしたがう例示的なシステム図を示している。
【図5】図5は、本発明にしたがう属性を表示する第1の例示的なユーザインターフェース表示スクリーンを示している。
【図6】図6は、本発明にしたがう属性を表示する第2の例示的なユーザインターフェース表示スクリーンを示している。
【図7】図7は、グループを形成するためにシステムアドミニストレータが使用し得る本発明にしたがう第3の例示的なユーザインターフェース表示スクリーンを示している。
【図8】図8は、グループを形成するためにシステムアドミニストレータが使用し得る本発明にしたがう第3の例示的なユーザインターフェース表示スクリーンの代替的な表示を示している。
【図9】図9は、定義されたグループのための表示を示す本発明にしたがう第4の例示的な表示スクリーンを示している。的な表示スクリーンを示している。
【図10】図10は、定義されたグループのための表示を示す本発明にしたがう第5の例示的な表示スクリーンを示している。
【図11】図11は、本発明にしたがうグループ化動作のための例示的なプロセスを示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のネットワークデバイスから複数の属性を受信するステップであって、該複数の属性は、該複数のネットワークデバイスの各々に関する情報と対応する、ステップと、
該受信した複数の属性を格納するステップと、
複数のデバイスのグループを定義するステップであって、該グループ定義は、該受信した複数の属性のうちの1つを含んでいる、ステップと、
該グループ定義に基づいて、該複数のデバイスを組織化するステップと
を包含する、方法。
【請求項2】
前記グループのメンバーであるデバイスを表示するステップ
をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記表示は、前記複数のデバイスの各々に対応する複数の属性のセットを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記組織化するステップは、
前記グループ定義に基づいて、前記複数のデバイスを階層構造とリストとのうちの1つに配置するステップ
を包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記階層構造と前記リストとのうちの1つを表示するステップ
をさらに包含する、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ネットワークデバイスは、無線モバイルデバイス、無線スイッチ、およびアクセスポイントのうちの1つを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記グループは、固定されたメンバーシップを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記グループは、動的なメンバーシップを備えており、該動的なメンバーシップは、可変性の受信した属性に基づいている、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記受信した複数の属性のうちの1つが、ユーザによって定義される閾値に到達するときに、該ユーザに対して指示を提供するステップ
をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
複数のネットワークデバイスから複数の属性を受信するように構成された受信エレメントと、
該受信した属性を格納するように構成されたデータベースと、
ユーザからグループ定義を受信するように構成された入力エレメントであって、該グループ定義は、該受信した複数の属性のうちの1つを含んでいる、入力エレメントと、
該グループ定義に基づいて、該複数のネットワークデバイスをグループに組織化するように構成された、組織化エレメントと
を備える、システム。
【請求項11】
前記入力エレメントは、前記ユーザが前記グループ定義を入力するために、グラフィカルユーザ入力を備える、請求項10に記載のシステム。
【請求項12】
前記グループのメンバーである複数のネットワークデバイスに対応する情報を出力デバイスに出力するように構成された出力エレメント
をさらに備える、請求項10に記載のシステム。
【請求項13】
前記出力デバイスは、表示デバイスとプリンタとのうちの1つである、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記出力エレメントは、階層の配置とリストの配置とのうちの1つにおける情報を構成する、
請求項12に記載のシステム。
【請求項15】
前記出力エレメントは、前記受信した複数の属性を含むように、前記グループのメンバーである各ネットワークデバイスに対する情報を構成する、請求項12に記載のシステム。
【請求項16】
前記受信エレメントは、前記無線モバイルネットワーク上の無線エージェントから無線モバイルデバイスに対する属性を受信する、請求項10に記載のシステム。
【請求項17】
プロトコルをサポートするネットワークデバイスに基づいて、ネットワークデバイスを発見するように構成された発見エレメント
をさらに備える、請求項10に記載のシステム。
【請求項18】
前記プロトコルは、無線ネットワーク管理プロトコルと、拡張マークアップ言語と、単純ネットワーク管理プロトコルとを含む、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
複数のネットワークデバイスからデータを収集するように構成されたデータ収集エレメントであって、該データは、該複数のネットワークデバイスの各々に対応する複数の属性を含む、データ収集エレメントと、
該収集したデータを格納するように構成された格納エレメントと、
ユーザからグループ定義を受信するように構成された入力エレメントであって、該グループ定義は、該複数の属性のうちの少なくとも1つを含む、入力エレメントと、
該グループ定義に基づいて、該収集されたデータを組織化するように構成された、組織化エレメントと
を備える、ネットワーク機器。
【請求項20】
前記グループ定義に基づいて、前記収集されたデータを表示するように構成された、出力エレメント
をさらに備える、請求項19に記載のネットワーク機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2008−505539(P2008−505539A)
【公表日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−519270(P2007−519270)
【出願日】平成17年6月21日(2005.6.21)
【国際出願番号】PCT/US2005/021763
【国際公開番号】WO2006/012086
【国際公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(506144101)シンボル テクノロジーズ, インコーポレイテッド (58)
【Fターム(参考)】