説明

物品のパレタイズ包装・供給方法およびパレタイザー

【課題】物品の効率な流通を可能とするパレタイズ包装・供給方法を提供する。
【解決手段】物品を製造する製造工程と、製造工程にて製造された物品を検査する検査工程と、検査工程にて検査された物品を複数平面状に整列させると共に、間に仕切部材を介在つつ多段に積載して包装する梱包工程と、梱包工程にて包装された梱包体を配送先に配送する配送工程と、配送された梱包体を開梱し、物品を整列状態にて排出する開梱工程とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品の製造から梱包・配送・開梱に至る効率的なパレタイズ包装・供給方法、および当物品の梱包に用いて好適なパレタイザーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
図6は、従来のパレタイズ包装・供給方法による物品の流通機構を示している。図6に示すように、製造側において、先ず、材料の打抜やその加工作業を経て物品(例えば、飲料用ボトルのキャップ)が製造され、物品検査の後、良品が包装される。ここで、飲料用ボトルのプラスチック製や金属製キャップのような小物物品の場合は、図7に示すように、ビニール袋23等に多数袋詰めしたキャップWを包装機にて段ボール箱22に箱詰めして梱包することが行われている。
次ぎに、この梱包体は、供給先(使用側)に配送され、配送先にて開梱され、供給先において所定の場所に供給される。
【0003】
ところで、上述したように、物品の配送に当たり、多数袋詰めされたキャップWを段ボール箱22に箱詰めする梱包形態は、梱包に手間が掛かると共に、配送時の揺れや振動等によって袋詰めしたキャップW同士が相互に擦れ合いキャップ表面が削られて、微細なプラスチック粉や金属粉が発生するという問題があった。また、このように粉が発生することは不衛生であり、供給先にて開梱した時の品質低下を招いていた。
加えて、キャップWは無造作に袋詰めされた状態であるから、図6に示すように、供給先においてキャップWを一旦ホッパーに投入し、パーツフィーダー等の整列手段によって整列させてボトルの充填工程に供給するといった工程が必要となり、非効率的であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記不都合に鑑み成されたもので、物品の効率な流通を可能とするパレタイズ包装・供給方法、および、当方法に用いて好適なパレタイザーを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
すなわち、請求項1に記載の発明は、物品を製造する製造工程と、製造工程にて製造された物品を検査する検査工程と、検査工程にて検査された物品を複数平面状に整列させると共に、間に仕切部材を介在しつつ多段に積載して包装する梱包工程と、梱包工程にて包装された梱包体を配送先に配送する配送工程と、配送された梱包体を開梱し、物品を整列状態にて排出する開梱工程とを含むことを特徴としている。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の物品のパレタイズ包装・供給方法において、さらに、前記開梱工程にて不要となった前記仕切部材を回収し、洗浄の後、前記梱包工程に供給する回収工程を含むことを特徴としている。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2の何れかに記載の物品のパレタイズ包装・供給方法において、前記梱包工程に使用されるパレタイザーであって、搬送手段により供給される複数の物品を平面状に滞留しておくアキューム部と、前記アキューム部に滞留した物品を下降傾斜面に所定数平面状に整列させて保持しておく整列部と、前記整列部の下降傾斜面を滑降して移送される物品群を平面整列状態で積載すると共に、物品積載毎に降下して物品積載位置を一定に維持する積層部と、前記積層部に設けられて、前記物品の積載面にセパレータシートを設置するシート設置部と、前記積層部において積載された所定層数の物品を一括梱包する梱包部とを備えることを特徴としている。
【0008】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のパレタイザーにおいて、前記整列部において、下降傾斜面上の物品を上方位置よりエアを噴き付けて押圧するエア噴出部を備えることを特徴としている。
【0009】
また、請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4の何れかに記載のパレタイザーにおいて、前記整列部から前記積層部への物品移送時に、前記アキューム部から前記整列部への物品の供給を停止する第1のストッパーと、前記アキューム部から前記整列部への物品の供給時に、前記整列部から前記積層部への物品の移送を停止する第2のストッパーを備えることを特徴としている。
【0010】
また、請求項6に記載の発明は、請求項3から請求項5までの何れかに記載のパレタイザーにおいて、前記搬送手段は、下方より噴出するエアにて物品を浮遊しながら移送するエア搬送であることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、製造物品の配送に当たり、多数の物品を平面状に整列させた状態で梱包されるので、配送時の振動による物品のダメージを防止し、個々の物品を損傷させること無く配送することができる。また、配送先での開梱においても、物品を整列状態にて直接供給先に供給できるため極めて効率的である。
【0012】
また、請求項2に記載の発明によれば、開梱の際に不要となった仕切部材(セパレータシートやパレット)を回収して再使用するので、経済的であり、コスト低減が図れる。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、例えば、ペットボトルのキャップのような小物物品を整列配置させた状態で梱包することが可能となり、梱包作業が大いに効率化される。
特に、パレタイズの工程において、物品を整列状態で整列部から積層部へ移送する際、チャック機構等を用いず下降傾斜面からの滑降動作を利用したので、移送機構は極めて簡略化される。
【0014】
また、請求項4に記載の発明によれば、下降傾斜面上の物品はエアの噴き付けにより押圧されているため、部品の移送にあっては整列を乱すことなく安定した状態で滑降させることができ、整列状態を維持したまま積層部に移送することができる。
【0015】
また、請求項5に記載の発明によれば、第2のストッパーにより、整列部には常に平面整列した所定数の物品が保持・静止されることになり、且つ、第1のストッパーにより、積層部には常に所定数の物品が平面整列状態で移送され、整然と積載されることになる。
【0016】
また、請求項6に記載の発明によれば、エア搬送を行うことにより、物品を迅速、且つ、安定的に搬送することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
先ず、図1に基づいて本発明のパレタイズ包装・供給方法の実施形態を説明する。
【0018】
本実施形態のパレタイズ包装・供給方法では、図1に示すように、製造側では、先ず、製造工程において材料の打抜やその加工作業を経て物品(ペットボトルのキャップを示し、以降、単にキャップという)が製造され、検査工程において製造物品が検査された後、梱包工程において良品が包装される。
梱包は、先ず、多数のキャップを平面状に整列させると共に、間に載置用の仕切部材21を介在しつつ、多段に積載された状態で行われる(図5参照)。
次ぎに、この梱包体は、配送工程において供給先(使用側)に配送され、供給先の開梱工程において開梱される。キャップは整列状態で配送されてくるため、デ・パレタイザーによりそのまま整列状態で所定の場所に供給することができる。他方、開梱により不要となった仕切部材は回収工程において回収され、洗浄後、製造側において梱包の際に再使用される。
【0019】
このように、本実施形態では、製造物品の配送に当たり、多数のキャップを平面状に整列させた状態で梱包されるので、配送時の振動によるキャップのダメージを防止し、個々のキャップを損傷させること無く供給先に配送することができる。
また、供給先での開梱においても、キャップを整列状態にて直接所定の場所、例えば、キャッパー工程に供給できるため、極めて効率的である。
また、開梱の際に不要となった仕切部材を回収して製造側において再使用するので、極めて経済的であり、その分、コストの低減が図れる。
【0020】
次ぎに、図2〜図5に基づいて上述した物品梱包の際に使用される本発明のパレタイザーの実施形態を説明する。
図2は本実施形態によるパレタイザーの構成を示し、図3は同、パレタイザーにおけるペットボトルのキャップの移送状態を示し、図4は搬送手段の構成を示し、図5は同、パレタイザーによるキャップの積載状態を示している。
【0021】
図2、図3に示すように、本実施形態によるパレタイザーは、キャップWを一列状態で搬送する搬送手段1と、この搬送手段1により連続的に供給されるキャップWを平面状に滞留させておくアキューム部2と、アキューム部2に滞留された多数のキャップWを所定数、縦横行列状に整列して保持・静止させておく整列部3と、この整列部3より移送されるキャップW群を平面整列状態のまま幾段にも積載する積層部4と、この積層部4において積載された所定層数のキャップWを一括梱包する梱包部5とで概略構成されている。
【0022】
本実施形態では、上記搬送手段1として、空気噴射式のコンベア1が用いられている。
この空気噴射式のコンベア1は、図4に示すように、上面に規則的に配列された多数のエア噴射孔6を有するデッキプレート7(搬送路)が取り付けられたプレナム9(フレーム構成の空気ダクト)と、このデッキプレート7上のキャップWを両側より支持してデッキプレート7面に沿って誘導するガイド部材8とで構成されており、図示しない送風機等からこのプレナム9内に送り込まれる空気をデッキプレート7のエア噴射孔6から噴出し、その空気流にてデッキプレート上のキャップWを浮上させながら、ガイド部材8に沿って移送させていくものである。
【0023】
アキューム部2は、拡幅された水平搬送路11を有し、この水平搬送路11の下流端部、即ち、整列部3との連結部分に上下動自在の第1のストッパー10aが設けられている。第1のストッパー10aが降下してこの水平搬送路11の下流端部が閉鎖されることにより、上述した搬送手段1により一列状態で搬送されてくるキャップWのそれ以降の流れが強制的に停止させられ、水平搬送路11上に多数のキャップWが縦横平面状に滞留させられるようになっている。尚、この水平搬送路11でのキャップWの移送は上述したエア搬送によるものである。
【0024】
整列部3は、上記水平搬送路11と同じ幅の下降傾斜する傾斜搬送路12を有し、その下流端部、すなわち、積層部4との接続部分に上下動自在の第2のストッパー10bが設けられている。この第2のストッパー10bが降下してこの傾斜搬送路12の下流端部が閉止され、且つ、上述した第1のストッパー10aが上昇して水平搬送路11の閉鎖が解除されると、これまでアキューム部2に滞留されていたキャップWが一挙に整列部3に供給され、傾斜搬送路12上に所定数のキャップWが縦横に整列した状態で保持されるようになっている。
尚、この傾斜搬送路12におけるキャップWの移送は、主として、下降傾斜面による滑降動作にて行われるが、これと並行して上述した噴出エアによる搬送力も協動している。
【0025】
また、この整列部3の上方には、エア噴出部13が配設されており、このエア噴出部13が傾斜搬送路12と対向する部位に多数の噴出孔14が設けられている。これらの噴出孔14より傾斜搬送路12にエアを噴き付けることにより、この傾斜搬送路12を形成する内部空間が正圧(加圧)されて、傾斜搬送路12からの滑り排出を促進させる状態となると共に、滑降する傾斜搬送路12上のキャップWがそのエア噴き付け圧によって上部より押圧された状態となり、キャップWの不規則な動きが抑止されるようになっている。
【0026】
積層部4は、水平移動(図2中の左右方向)可能な基礎フレーム16と、この基礎フレーム16上に設けた昇降装置17とで構成され、この昇降装置17にキャップ積載用のパレット18が載置され、昇降装置17の動作に応じて昇降するようになっている。
そして、整列部3において傾斜搬送路12を滑降して移送されるキャップW群をパレット18上に平面整列状態で積載すると共に、上述の昇降装置17の動作により、パレット18がキャップ積載毎に降下してキャップ積載位置を一定に維持するようになっている。
すなわち、一段目のキャップWの積載が終了した段階で、キャップWの高さ分だけ、昇降装置17が作動してパレット18を降下させる。これにより、キャップWの高さ面を一定に維持し、第2段目以降のキャップに対しても常に一定積載位置にて整列積載が行えるようになっている。また、パレット18の後端位置には、積載時にキャップWがオーバーランしてパレット18より脱落するための防止第3のストッパー10cが設けられている。
【0027】
また、この積層部4の側方には、図2に示すように、仕切部材としてのセパレータシート21がスタックされたシート設置部20が設けられており、キャップ積載毎に側方よりこのセパレータシート21がキャップWの積載面に供給されるようになっている。これにより、図5に示すように、各積載層毎にセパレータシート21が介在されることになる。
【0028】
梱包部5は、積層部4の前方位置に配設され、梱包材22(この梱包材22内には予めビニール袋23が添装されている)を吊着可能なチャック機構24を備えて、例えば、図3に示すように、この梱包部5の側方よりベルトコンベア25等の搬送手段より供給されて来る、段ボール箱22をこのチャック機構24で保持してキャップWの上方位置にて待機し、積層部4において積載が完了したキャップWを梱包するようになっている。尚、符号26は梱包を終えた梱包体を移送するためのベルトコンベアである。
【0029】
以下、上記構成のパレタイザーの動作を図2、図3に基づいて説明する。尚、以下に述べる第1のストッパー10a、第2のストッパー10b、第3のストッパー10c、昇降装置17等の各動作は、図示しない制御部の制御により行われるようになっている。
【0030】
先ず、第1のストッパー10aが下降して水平搬送路11が閉鎖されると(この時、第2のストッパー10bにより傾斜搬送路12も閉鎖される)、搬送手段1より供給されるキャップWは、アキューム部2の水平搬送路11上に縦横平面状に多数滞留されるようになる。
【0031】
この状態で、第1のストッパー10aが上昇して水平搬送路11の閉鎖が解除されると、アキューム部2に滞留されている多数のキャップWが整列部3に一挙に移送され、所定数のキャップWが傾斜搬送路12上に縦横整列状態に保持される。尚、この時、積層部4においては、昇降装置17の上動作により、パレット18は傾斜搬送路12の下流端部とほぼ同一高さに位置させられていると共に、第3のストッパー10cが下降して、パレット18の後端位置が閉鎖されている。
【0032】
この状態で、第1のストッパー10aが再度下降して水平搬送路11が再度閉鎖された後、第2のストッパー10bが上昇して傾斜搬送路12の閉鎖が解除されると、キャップW群は傾斜搬送路12を滑降し、平面整列状態でパレット18上に積載されることになる。この時、傾斜搬送路12の内部空間はエア噴出部13からのエア噴き付けにより正圧(加圧)されて、傾斜搬送路12からのキャップWの滑り排出を促進させる状態となっていると共に、傾斜面上のキャップW群は、このエア噴き付け圧によって上部より押圧されているため、滑降中のキャップ群Wの不規則な動き(キャップの倒れ等)が抑止され、整列を乱すことなく安定した状態で傾斜搬送路12を滑降し、整列状態を維持したまま積層部4においてパレット18上に移送される。
【0033】
上記積載動作が繰り返し行われ、キャップ積載毎にパレット18が降下してキャップ積載位置を一定に維持しつつ、所定層数のキャップW群が順次パレット18上に積載される。この間、パレット18の降下毎にシート設置部20より供給されるセパレートシート21がキャップWの積載面に設置されていく。
【0034】
所定層数のキャップW群がパレット18上に積載されると、第1のストッパー10a、第2のストッパー10bが降下して、水平搬送路11と傾斜搬送路12が閉鎖されてキャップWの流れが停止されると共に、積層部4が前方の梱包位置に移動し(この時、パレット18は昇降装置17の下降動作により最も低い位置にある、)、梱包部5において、パレット18は昇降装置17の動作により最高位位置に上昇すると共に、この最高位位置においてパレット18上のキャップWの梱包が行われる。
【0035】
尚、梱包体は配送先において開梱された際、梱包に使用されていたパレット18やセパレータシート21等は回収され、洗浄された後、当パレタイザーにおいて再度キャップWの梱包に使用される。
【0036】
このように、本実施形態のパレタイザーでは、ペットボトルのキャップWを整列配置させた状態で梱包することが可能となり、且つ、パレタイズから梱包までの作業が一連の工程にて連続的に行われるため、梱包作業の手間が大幅に改善されると共に、梱包体の配送にあっては、配送時の振動によるキャップWのダメージが防止され、個々のキャップWを損傷させること無く配送できるようになる。
【0037】
特に、パレタイズの工程において、キャップWの移送手段にエア搬送を用いたので、キャップWを迅速、且つ、安定的に搬送することが可能となる。
また、キャップWを整列状態で整列部3から積層部4へ移送する際、チャック機構等を用いず下降傾斜面からの滑降動作を利用したので、移送機構は極めて簡略化されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明に係るパレタイズ包装・供給方法による物品の流通機構を示す図。
【図2】本発明に係るパレタイザーの構成を示す図。
【図3】パレタイザーにおける物品の移送状態を示す平面図。
【図4】搬送手段の構成を示す要部平面図。
【図5】本発明に係るパレタイザーによる物品の積載状態を示す図。
【図6】従来のパレタイズ包装・供給方法による物品の流通機構を示す図。
【図7】従来の物品の梱包状態を示す図。
【符号の説明】
【0039】
1 搬送手段
2 アキューム部
3 整列部
4 積層部
5 梱包部
10a 第1のストッパー
10b 第2のストッパー
12 下降傾斜面(傾斜搬送路)
20 シート設置部
21 セパレータシート
W 物品(ペットボトルのキャップ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品を製造する製造工程と、
製造工程にて製造された物品を検査する検査工程と、
検査工程にて検査された物品を複数平面状に整列させると共に、間に仕切部材を介在つつ多段に積載して包装する梱包工程と、
梱包工程にて包装された梱包体を配送先に配送する配送工程と、
配送された梱包体を開梱し、物品を整列状態にて排出する開梱工程とを含むことを特徴とする物品のパレタイズ包装・供給方法。
【請求項2】
さらに、前記開梱工程にて不要となった前記仕切部材を回収し、洗浄の後、前記梱包工程に供給する回収工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の物品のパレタイズ包装・供給方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2の何れかに記載の物品のパレタイズ包装・供給方法において前記梱包工程に使用されるパレタイザーであって、
搬送手段により供給される複数の物品を平面状に滞留しておくアキューム部と、
前記アキューム部に滞留した物品を下降傾斜面に所定数平面状に整列させて保持しておく整列部と、
前記整列部の下降傾斜面を滑降して移送される物品群を平面整列状態で積載すると共に、物品積載毎に降下して物品積載位置を一定に維持する積層部と、
前記積層部に設けられて、前記物品の積載面にセパレータシートを設置するシート設置部と、
前記積層部において積載された所定層数の物品を一括梱包する梱包部とを備えることを特徴とするパレタイザー。
【請求項4】
前記整列部において、下降傾斜面上の物品を上方位置よりエアを噴き付けて押圧するエア噴出部を備えることを特徴とする請求項3に記載のパレタイザー。
【請求項5】
前記整列部から前記積層部への物品移送時に、前記アキューム部から前記整列部への物品の供給を停止する第1のストッパーと、前記アキューム部から前記整列部への物品の供給時に、前記整列部から前記積層部への物品の移送を停止する第2のストッパーを備えることを特徴とする請求項3または請求項4の何れかに記載のパレタイザー。
【請求項6】
前記搬送手段は、下方より噴出するエアにて物品を浮遊しながら移送するエア搬送であることを特徴とする請求項3から請求項5までの何れかに記載のパレタイザー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−223791(P2007−223791A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−50109(P2006−50109)
【出願日】平成18年2月27日(2006.2.27)
【出願人】(390004879)三菱マテリアルテクノ株式会社 (201)
【Fターム(参考)】