説明

環境対応に優れた紙製容器の製造方法

【課題】接着剤の使用量を激減し、極めて簡単な方法で製造でき、かつ、意匠性にも優れた紙製容器の製造方法。
【解決手段】筒状側壁aと地板bとから成る容器本体Aと、筒状側壁a’と天板cとから成る蓋体Bとで構成される紙製容器の製造方法であって、筒状側壁a、a’が、特定長さ、特定高さ、および舌片を備えたブランクを切り出す工程、折返部に少量の接着剤を付与する工程、側壁上に上下の折返部を折り返して重ね合わせて接着して外装材とする工程、折返部を重ねた外装材上に補強材を段差を設けて接着剤で重ね合わせて側壁重合体を得る工程、該重合体を折り曲げ筒状側壁a、a’を製造する工程、得られた筒状側壁a、a’の段差に地板若しくは天板を接着剤で固定する工程、により容器本体若しくは蓋体を製造する紙製容器の製造方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、環境対応に優れ、極めて簡単に製造でき、かつ、意匠性に優れた紙製容器の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、紙製容器を製造するには、薄い貼りくるみ用化粧紙に接着剤を均等に塗布し、該接着剤を塗布したくるみ用化粧紙を芯材に貼り箱製造機でくるみ加工して製造していた。その為には、接着剤は接着剤塗布機または手仕事で糊付けすることが必要であり、接着剤には水性の接着剤が多く用いられているので季節的な影響を受けることが多々あった。また、接着剤の乾燥を防ぐ為には仕事場の温度や湿度を調整することが必要であり、仕事場の環境を一定に保つには空気調整が必要であり、このために多大のエネルギーを使用しており、その結果二酸化炭素の排出につながり、地球環境の悪化を招いていた。
一部では、水溶性接着剤では工場内の環境保持に経費がかかるので、乾燥に強い有機溶剤系の接着剤を使用しているが、揮発性の高い有機溶剤を使用しているので、環境汚染、従業員の健康被害を伴うもので、これらの被害を食い止めるために工場外への排気に頼らざるを得ず、環境汚染に繋がっていた。
【0003】
汚染の原因を異なる角度から検討すると、貼り箱の生命線である「貼る」ということにも起因する。箱の外面積に加えて折込部分の全面に接着剤を塗布することが必要なため、接着剤の塗布と環境悪化の悪循環から抜け出せないでいた。貼り箱の外表面に折込部分を加えると接着剤の塗布面積は外表面積に対比して略120%以上にもなる。
そこで、本発明は、接着剤の塗布面積を出来る限り少なくして、上記の欠点を改善した紙製容器の製造方法、を提供するものであり、本発明の製造方法によっても仕上がりが既存の貼り箱に比較しても遜色のない紙製容器を得ることが可能である。
【0004】
一枚の紙材のみを使用し、工程の少ない一連の折り曲げ作業で、接着剤を貼着する事無く、容易に、確実に、紙製容器を組み立てることができる紙製容器、は特許文献1に記載されている。
また、1枚の厚紙を折り曲げて紙箱を作るような技術は、例えば特許文献2および特許文献3に記載されている。
しかしながら、くるみ用化粧紙を芯材に貼り箱製造機でくるみ加工して製造していた従来の紙製容器に比較して、少ない接着剤の塗布で極めて簡単に製造できる紙製容器の製造方法については、従来行われていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−035052号公報
【特許文献2】特開昭47−022280号公報
【特許文献3】特開昭48−024880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記実情に鑑み、環境対応に優れ、極めて簡単に製造でき、かつ、意匠性に優れた紙製容器の製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、紙製容器の製造方法について鋭意検討した結果、芯材を貼りくるむのに、
貼りくるみ用紙に接着剤を均等に塗布して貼りくるんでいたのを、接着剤の使用量を激減し、極めて簡単な方法で製造でき、かつ、意匠性にも優れた紙製容器の製造方法を見出し本発明を完成するに到った。
【0008】
即ち、本発明は、以下の通りのものである。
(1)筒状側壁(a)と地板(b)とから成る容器本体(A)と、筒状側壁(a’)と天板(c)とから成る蓋体(B)とで構成される紙製容器の製造方法であって、筒状側壁(a、a’)が、長さが側壁の外周の長さであり、幅が側壁(e)の高さ(f)と上下の折返部(g)の幅を加えた高さであり、側壁(e)の左右のいずれか一方の端部に舌片(h)を備えた外装材となるブランク(C)を切り出す工程、折返部に少量の接着剤(j)を付与する工程、側壁上に上下の折返部を折り返して重ね合わせて接着して外装材(d)とする工程、折返部を重ねた外装材上に補強材(D)を上下の一方又は双方に地板若しくは天板の厚さ相当の段差(k)(「チリ」ともいう。)を設けて少量の接着剤で重ね合わせて側壁重合体(m)を得る工程、該重合体を外装材を外側に補強材を内側にして折り曲げ舌片を他方の端部の外装材と折返部との間に挿入し接着して筒状側壁(a、a’)を製造する工程、得られた筒状側壁(a、a’)の段差(k)に地板若しくは天板を接着剤で固定する工程、により容器本体若しくは蓋体を製造することを特徴とする紙製容器の製造方法。
【0009】
(2)紙製容器が、容器本体に蓋体が外嵌合する容器であることを特徴とする上記(1)に記載の紙製容器の製造方法。
(3)紙製容器が、容器本体の内側に中筒(E)を設け、該中筒に蓋体が嵌合する容器であることを特徴とするとする上記(1)に記載の紙製容器の製造方法。
(4)中筒の容器本体から突出する高さが蓋体の高さより大きいことを特徴とする上記(3)に記載の紙製容器の製造方法。
(5)紙製容器が、円形状、楕円形状若しくは多角形状であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の紙製容器の製造方法。
【0010】
(6)上下に段差(k)を設けた重合体(m)を長さ方向に切断して2枚の重合体を得ることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか一項に記載の紙製容器の製造方法。
(7)切断する線が、直線、若しくは曲線であることを特徴とする上記(6)に記載の紙製容器の製造方法。
(8)補強材が、鋭角に折り曲げる部分であって外装材との接着面側に複数の切り込み(n)を有することを特徴とする上記(5)又は(6)に記載の紙製容器の製造方法。
(9)上記(1)〜(8)のいずれか一項に記載の紙製容器の製造方法で得られた紙製容器。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、接着剤の使用量を激減し、極めて簡単な方法で製造でき、かつ、意匠性にも優れた紙製容器を提供し得るという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明により得られた容器本体に蓋体が外嵌合する容器の一部断面図である。
【図2】本発明により得られた容器本体の内側に中筒を有する容器であり、(イ)は円形、(ロ)は楕円形、(ハ)は正6角形の紙製容器を示す。
【図3】本発明により得られた中筒が目視し得る紙製容器を示す図であり、(イ)は中筒が全周が目視でき、(ロ)は中筒の一部が目視できる紙製容器を示す。
【図4】本発明の筒状側壁(a、a’)を形成するための工程を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の紙製容器の製造方法について、図面を用いて詳細に説明する。
本発明の紙製容器の製造方法で得られる紙製容器は、図1に示す如く、容器本体に蓋体が外嵌合する紙製容器、若しくは図2に示す如く、容器本体の内側に中筒(E)を設け、該中筒に蓋体が嵌合する紙製容器である。図3の(イ)に示す如く、該中筒を設ける容器において、中筒の容器本体から突出する高さを蓋体の筒状側壁の高さより大きくすることにより、蓋体を中筒に嵌合させた際に蓋体の筒状側壁の端部が容器本体の端部に接触せず中筒の一部が目視でき意匠的に好ましい。また、図3の(ロ)に示す如く、容器本体の筒状側壁(a、a’)の一部に切り欠き部を設けると、中筒(E)が透視でき図柄を形成でき意匠的に好ましい。
【0014】
本発明の容器本体(A)および蓋体(B)の側壁を形成する筒状側壁(a、a’)の製造方法について図4を用いて説明する。
図4の(チ)に示す如き筒状側壁(a、a’)を形成するには、長さが側壁の外周長さであり、幅が側壁(e)高さ(f)と、上下に該高さの半分の折返部(g)の幅を加えた高さであり、、側壁(e)の左右のいずれか一方若しくは双方の端部に舌片(h)を備えた外装材となるブランク(C)を切り出す。
該外装材は、従来の薄い貼りくるみ用化粧紙に替わるものであり、その厚さが70〜500g/m2の素材を用いる。素材としては、紙、織布貼紙、合成紙などの化粧紙が用いられる。
【0015】
該ブランクの側壁(e)高さ(f)と上下の折返部(g)を設けるのであるが、該折返部は側壁の両短部に切断面が出ることなく山折線を出すために設けるものであり、上下に折返部(g)の幅は、図4(イ)では側壁高さの1/2とし、上下を折返した場合、図4(ハ)の如く側壁高さと一致させているが、1/2に限らず、それ以下であっても構わないが、それ以下であると側壁に折返部(g)が重ならない部分が形成され段差ができ好ましくなく、また、1/2以上であると折返部が重なり合い好ましくはない。
ブランクの側壁の左右のいずれか一方の端部に舌片(h)を設ける。該舌片(h)は、該外装材を筒状に形成するに際し、接着剤を塗布した後、他端部の外装材と折返部との間に挿入し接着して筒状側壁を形成するためのものである。
【0016】
折返部に、少量の接着剤(j)を塗布し、折返して、側壁上に重ね合わせて外装材(d)を形成する。接着剤の塗布は、折返部の全面に塗布する必要がなく、折返部の一部に少量塗布すればよく、その塗布面積は折返部の面積比で3〜30%、好ましくは5〜25%更に好ましくは7〜20%の塗布であり、接着剤の塗布形状は、線状、点線状、若しくは点状に塗布するのが好ましい。図4の(イ)では点線状に塗布している。これにより接着剤の使用量が激減し、地球環境の悪化、作業員の健康被害の防止を達成する。
【0017】
得られた外装材(d)上に補強材(D)を上下の一方又は双方に地板若しくは天板の厚さ相当の段差(k)を設けて接着剤で重ね合わせて重合体(m)を得る。補強材は、筒状側壁の形状を形成し、その形状を維持するためのものであり、厚紙などの剛性度の高い材料を用いる。補強材は接着剤を用いて外装材上に重ね合わせて重合体を得るのであるが、その際の接着剤の塗布は、前記外装材の製造と同様に少量の接着剤を塗布するが、全面に塗布するものではあるが、ベタ塗りする必要はなく、線状、点線状、若しくは点状に塗布するのが好ましく、その塗布面積は補強材の面積比で3〜30%、、好ましくは5〜25%、更に好ましくは7〜20%の塗布である。
【0018】
補強材を外装材上に重ね合わせる際に、上下の一方又は双方に地板若しくは天板の厚さ相当の段差(k)を設けて重ね合わせることが必要である。図4の(ニ)に示す如く、段差(k)を上下の一方に設ける場合は、そのまま重合体を折り曲げて舌部で接着して筒状
側壁(a、a’)とし、これと地板(b)若しくは天板(c)とで容器本体(A)若しくは蓋体(B)を構成する。一方、図4の(ホ)に示す如く、段差(k)を上下の双方に設ける場合は、重合体を形成後、図4の(ト)に示す如く、長さ方向の中央で切断して、2個の重合体(m)が効率よく得られる。その際の切断線は、容器本体であれば筒状側壁の上端を、蓋体であるならば筒状側壁の下端を形成するものであるから、外装材を形成する場合の接着剤の塗布及び補強材を重ね合わせて重合体(m)を形成する場合の接着剤の塗布は該切断線に沿って分布させることが好ましい。切断線は直線でも良いが、波形、鋸刃形などの曲線でも良い。特に前述の中筒が目視可能な場合には切断線が曲線であると意匠性が高まり好ましい。
【0019】
図4の(ニ)の断面図を(ニ’)に、図4の(ホ)の断面図を(ホ’)に示す。
外装材の上に補強材を重ね合わせるに際し、図4の(ヘ)に示す如く、外装材の端部と補強材の端部とを一致させることなく、ずらして重ね合わせると該重合体を折り曲げて端部を接合する際、外装材の接合部と補強材の接合部がずらした分だけずれるので、強度が高まり好ましい。
【0020】
外装材の上に重ね合わせる補強材には、図4の(ニ)に示す如く、その外装材と接着面側の鋭角に折り曲げる部分に複数の切込み(n)を設けることが好ましい。例えば、図2の(ロ)に示す楕円形で端部が鋭角な容器の場合にはその鋭角を形成する部分に複数の切込み(n)を設ける。該切込みは補強材の厚みに対して1〜90%の切込みであることを特徴とする。ただし、既存の木材加工の製法にあるような全幅面にV字状の切込みを入れて折り曲げて角(コーナー)を形成するのとは異なり、全面に切込みを入れることはない。木材加工では全幅面に切込みを入れて切込み側を谷として折曲げるのであるが、本発明では、外装材と補強材を用いることによって強度を双方に合い持たせ合うことにより切込みを補強材の端部まで入れなくとも強度を保持することができ、端部まで切込みを入れると切込みが端部に露出して強度が保ち難くなり好ましくはない。本発明では、切れ込み部分を山として折り曲げる点でも木材加工技術とは異なるものである。
【0021】
外装材と補強材との重合体を外装材を外側に補強材を内側して折り曲げ、接着剤を塗布した舌片を他方の端部の外装材と折返部の間に挿入して接着して、図4の(チ)に示す如き、筒状側壁(a、a’)を形成する。その際の折り曲げは、紙製容器の形状に合わせて行い、図2の(イ)、(ハ)に示す如く、円形状に、また正6角形であれば6角形状に折り曲げる。図4の(ヘ)に示す如く、外装材の端部と補強材の端部を一致させずにずらして重ね合わせると、外装材接合点と補強材の接合点が一致せず、ずらした分だけずれるので強度保持の観点から好ましい。
【0022】
本発明で形成される筒状側壁(a、a’)は、得られる紙製容器の形状、即ち、円形状、楕円形状、若しくは多角形状に応じて、同様な形状の筒状側壁を形成する。
ここで、多角形状とは、3乃至8角形状のものを指し、正多角形に限らず、長方形、菱形でも良い。
得られた筒状側壁(a、a’)の段差(k)に、筒状側壁の形状と同形状の地板を乗せて、筒状側壁の形状と同形状の天板を載せて、この部分のみに接着剤を塗布して接着して容機本体若しくは蓋体を形成する。天板および地板の素材としては、その形状を保持するために厚紙を用いることが好ましく、特に天板には上面に化粧紙や織布を積層した化粧厚紙を用いることが好ましい。その際、天板として、逆鍋底状に型押しした天板を用いると、上面が逆鍋底形の蓋体が得られるので好ましい。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明によれば、チョコレート、キャンディー、チーズなどの食品や、小物などの容器として用いられる紙製容器を、接着剤の使用量を激減し、極めて簡単な方法で製造でき、
かつ、意匠性にも優れたものとして使用し得るものである。
【符号の説明】
【0024】
a、a’ ・筒状側壁
b ・地板
c ・天板
d ・外装材
e ・側壁
f ・高さ
g ・折返部
h ・舌片
j ・接着剤
k ・段差
m ・上下に段差を設けた重合体
n ・補強材に設けた切込み
A ・容器本体
B ・蓋体
C ・外装材となるブランク
D ・補強材
E ・中筒

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状側壁(a)と地板(b)とから成る容器本体(A)と、筒状側壁(a’)と天板(c)とから成る蓋体(B)とで構成される紙製容器の製造方法であって、筒状側壁(a、a’)が、長さが側壁の外周の長さであり、幅が側壁(e)の高さ(f)と上下の折返部(g)の幅を加えた高さであり、側壁(e)の左右のいずれか一方の端部に舌片(h)を備えた外装材となるブランク(C)を切り出す工程、折返部に少量の接着剤(j)を付与する工程、側壁上に上下の折返部を折り返して重ね合わせて接着して外装材(d)とする工程、折返部を重ねた外装材上に補強材(D)を上下の一方又は双方に地板若しくは天板の厚さ相当の段差(k)を設けて少量の接着剤で重ね合わせて側壁重合体(m)を得る工程、該重合体を外装材を外側に補強材を内側にして折り曲げ舌片を他方の端部の外装材と折返部との間に挿入し接着して筒状側壁(a、a’)を製造する工程、得られた筒状側壁(a、a’)の段差(k)に地板若しくは天板を接着剤で固定する工程、により容器本体若しくは蓋体を製造することを特徴とする紙製容器の製造方法。
【請求項2】
紙製容器が、容器本体に蓋体が外嵌合する容器であることを特徴とする請求項1に記載の紙製容器の製造方法。
【請求項3】
紙製容器が、容器本体の内側に中筒(E)を設け、該中筒に蓋体が嵌合する容器であることを特徴とするとする請求項1に記載の紙製容器の製造方法。
【請求項4】
中筒の容器本体から突出する高さが蓋体の高さより大きいことを特徴とする請求項3に記載の紙製容器の製造方法。
【請求項5】
紙製容器が、円形状、楕円形状若しくは多角形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の紙製容器の製造方法。
【請求項6】
上下に段差(k)を設けた重合体(m)を長さ方向に切断して2枚の重合体を得ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の紙製容器の製造方法。
【請求項7】
切断する線が、直線、若しくは曲線であることを特徴とする請求項6に記載の紙製容器の製造方法。
【請求項8】
補強材が、鋭角に折り曲げる部分であって外装材との接着面側に複数の切り込み(n)を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の紙製容器の製造方法。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか一項に記載の紙製容器の製造方法で得られた紙製容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−240229(P2012−240229A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−109519(P2011−109519)
【出願日】平成23年5月16日(2011.5.16)
【出願人】(505049995)有限会社ニットウ (2)
【Fターム(参考)】