甲状腺ホルモン類縁体、拮抗剤および製剤のためのナノ粒子及び重合体製剤ならびにその使用
対象における血管形成を抑制するために甲状腺ホルモン拮抗剤の重合体ナノ粒子形態の有効量を投与することを包含する血管形成に関連する状態を有する対象を治療する方法を開示する。甲状腺ホルモン、又は甲状腺ホルモン拮抗剤の重合体形態の組成物も開示する。一実施形態において、本発明は血管形成を促進することによる治療を必要とする対象に対し、血管形成を促進するために有効なテトラック、トリアック、テトラック及びトリアックのナノ粒子又はその類縁体のある量を投与することによる、そのような治療に適する状態を治療するための方法を特徴としている。血管形成を促進することによる治療に適するそのような状態の例は本明細書に記載する通りであり、そして閉塞性血管疾患、冠動脈疾患、勃起不全、心筋梗塞、虚血、卒中、末梢動脈血管障害、脳血管、四肢の虚血、及び創傷を包含することができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬物療法に対して耐性である癌細胞の成長を抑制する方法であって、薬物療法を必要とする対象に対し、成長を抑制するために有効なテトラック、トリアック、テトラック及びトリアックのナノ粒子又はその類縁体の有効量を投与することを含む、方法。
【請求項2】
前記療法耐性癌細胞が原発性又は転移性の腫瘍、乳癌、甲状腺癌、神経芽腫、神経膠腫及び多形神経膠芽腫及び他の脳の癌、結腸癌、頭部頚部癌、黒色腫及び皮膚の基底細胞および扁平上皮細胞の癌、肉腫、卵巣癌、前立腺癌、腎臓癌、ヘパトーム、肺癌及び胃癌よりなる群から選択される、請求項27記載の方法。
【請求項3】
前記薬物療法が従来又は新規な化学療法薬の投与を含む、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記化学療法薬品がドキソルビシン、エトポシド、シクロホスファミド、5−フルオロウラシル、シスプラチン、トリコスタチンA、パクリタキセル、ゲムシタビン、タキソテール、シスプラチナム、カルボプラチナム、イリノテカン、トポテカン、アドリアマイシン、ボルテゾミブ及びアトポシド又は上記薬剤の新規誘導体よりなる群から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項5】
化学療法薬を投与することを更に含む請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記化学療法薬がドキソルビシン、エトポシド、シスプラチン、及びトリコスタチンAよりなる群から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項7】
前記テトラック又はテトラック類縁体が、10〜1000nmの粒径を有するテトラック粒子複数にコンジュゲートしたナノ粒子を含むナノ粒子コンジュゲートであり、そして該テトラック粒子が、該テトラック粒子のアルコール部分とナノ粒子コンジュゲーションを架橋するエーテル(−O−)又はイオウ(−S−)連結によって該ナノ粒子に結合している、請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記テトラック、テトラックナノ粒子又はその類縁体がポリビニルアルコール、アクリル酸エチレン共重合体、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリ乳酸、ポリグリコリド、ポリラクチド、アガロース、PEO、m−PEG、PVA、PLLA、PGA、ポリL−リジン、ヒト血清アルブミン、セルロース誘導体、カルボメトキシ/エチル/ヒドロキシプロピル、ヒアルロン酸、葉酸塩連結シクロデキストリン/デキストラン、サルコシン/アミノ酸スペースド重合体、アルギネート/カラジーナン、ペクチン/キトサン、デキストラン、コラーゲン、ポリアミン、ポリアニリン、ポリアラニン、ポリトリプトファン、及びポリチロシンよりなる群から選択されるメンバーにコンジュゲートされている、請求項1記載の方法。
【請求項9】
前記テトラック又はテトラック類縁体がNH2部分において保護基を有するナノ粒子である、請求項7記載の方法。
【請求項10】
前記保護基がN−メチル、N−エチル、N−トリフェニル、N−プロピル、N−イソプロピル、N−t−ブチル、及び他の官能基よりなる群から選択される、請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記ナノ粒子がナノ粒子当たり1〜100個のテトラック又はテトラック類縁体分子を含有する、請求項7記載の方法。
【請求項12】
前記ナノ粒子がナノ粒子当たり15〜30個のテトラック又はテトラック類縁体分子を含有する、請求項11記載の方法。
【請求項13】
前記ナノ粒子がナノ粒子当たり20〜25個のテトラック又はテトラック類縁体分子を含有する、請求項12記載の方法。
【請求項14】
前記テトラック、テトラック類縁体又はそのナノ粒子が製薬上許容しうる担体を含む医薬品製剤中にある、請求項1記載の方法。
【請求項15】
前記医薬品製剤が更に製薬上許容しうる賦形剤1つ以上を含む請求項14記載の方法。
【請求項16】
製剤が非経口、経口、直腸又は局所の投与様式又はその組み合わせを有する、請求項15記載の方法。
【請求項17】
癌細胞の化学的感受性を増強するために十分な量においてテトラック、テトラック類縁体又はそのナノ粒子を該細胞に投与することによる、該化学的感受性を増大させる方法。
【請求項18】
癌細胞の化学的感受性を増強するために有効な量においてテトラック、テトラック類縁体又は該ナノ粒子を腫瘍の存在に苦しむ患者に投与することを含む、該患者の治療方法。
【請求項1】
薬物療法に対して耐性である癌細胞の成長を抑制する方法であって、薬物療法を必要とする対象に対し、成長を抑制するために有効なテトラック、トリアック、テトラック及びトリアックのナノ粒子又はその類縁体の有効量を投与することを含む、方法。
【請求項2】
前記療法耐性癌細胞が原発性又は転移性の腫瘍、乳癌、甲状腺癌、神経芽腫、神経膠腫及び多形神経膠芽腫及び他の脳の癌、結腸癌、頭部頚部癌、黒色腫及び皮膚の基底細胞および扁平上皮細胞の癌、肉腫、卵巣癌、前立腺癌、腎臓癌、ヘパトーム、肺癌及び胃癌よりなる群から選択される、請求項27記載の方法。
【請求項3】
前記薬物療法が従来又は新規な化学療法薬の投与を含む、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記化学療法薬品がドキソルビシン、エトポシド、シクロホスファミド、5−フルオロウラシル、シスプラチン、トリコスタチンA、パクリタキセル、ゲムシタビン、タキソテール、シスプラチナム、カルボプラチナム、イリノテカン、トポテカン、アドリアマイシン、ボルテゾミブ及びアトポシド又は上記薬剤の新規誘導体よりなる群から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項5】
化学療法薬を投与することを更に含む請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記化学療法薬がドキソルビシン、エトポシド、シスプラチン、及びトリコスタチンAよりなる群から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項7】
前記テトラック又はテトラック類縁体が、10〜1000nmの粒径を有するテトラック粒子複数にコンジュゲートしたナノ粒子を含むナノ粒子コンジュゲートであり、そして該テトラック粒子が、該テトラック粒子のアルコール部分とナノ粒子コンジュゲーションを架橋するエーテル(−O−)又はイオウ(−S−)連結によって該ナノ粒子に結合している、請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記テトラック、テトラックナノ粒子又はその類縁体がポリビニルアルコール、アクリル酸エチレン共重合体、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリ乳酸、ポリグリコリド、ポリラクチド、アガロース、PEO、m−PEG、PVA、PLLA、PGA、ポリL−リジン、ヒト血清アルブミン、セルロース誘導体、カルボメトキシ/エチル/ヒドロキシプロピル、ヒアルロン酸、葉酸塩連結シクロデキストリン/デキストラン、サルコシン/アミノ酸スペースド重合体、アルギネート/カラジーナン、ペクチン/キトサン、デキストラン、コラーゲン、ポリアミン、ポリアニリン、ポリアラニン、ポリトリプトファン、及びポリチロシンよりなる群から選択されるメンバーにコンジュゲートされている、請求項1記載の方法。
【請求項9】
前記テトラック又はテトラック類縁体がNH2部分において保護基を有するナノ粒子である、請求項7記載の方法。
【請求項10】
前記保護基がN−メチル、N−エチル、N−トリフェニル、N−プロピル、N−イソプロピル、N−t−ブチル、及び他の官能基よりなる群から選択される、請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記ナノ粒子がナノ粒子当たり1〜100個のテトラック又はテトラック類縁体分子を含有する、請求項7記載の方法。
【請求項12】
前記ナノ粒子がナノ粒子当たり15〜30個のテトラック又はテトラック類縁体分子を含有する、請求項11記載の方法。
【請求項13】
前記ナノ粒子がナノ粒子当たり20〜25個のテトラック又はテトラック類縁体分子を含有する、請求項12記載の方法。
【請求項14】
前記テトラック、テトラック類縁体又はそのナノ粒子が製薬上許容しうる担体を含む医薬品製剤中にある、請求項1記載の方法。
【請求項15】
前記医薬品製剤が更に製薬上許容しうる賦形剤1つ以上を含む請求項14記載の方法。
【請求項16】
製剤が非経口、経口、直腸又は局所の投与様式又はその組み合わせを有する、請求項15記載の方法。
【請求項17】
癌細胞の化学的感受性を増強するために十分な量においてテトラック、テトラック類縁体又はそのナノ粒子を該細胞に投与することによる、該化学的感受性を増大させる方法。
【請求項18】
癌細胞の化学的感受性を増強するために有効な量においてテトラック、テトラック類縁体又は該ナノ粒子を腫瘍の存在に苦しむ患者に投与することを含む、該患者の治療方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16−1】
【図16−2】
【図16−3】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20−1】
【図20−2】
【図21】
【図22】
【図23A】
【図23B】
【図23C】
【図23D】
【図23E】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30A】
【図30B−1】
【図30B−2】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36A】
【図36B】
【図37A】
【図37B】
【図38A】
【図38B】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53−1】
【図53−2】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16−1】
【図16−2】
【図16−3】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20−1】
【図20−2】
【図21】
【図22】
【図23A】
【図23B】
【図23C】
【図23D】
【図23E】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30A】
【図30B−1】
【図30B−2】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36A】
【図36B】
【図37A】
【図37B】
【図38A】
【図38B】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53−1】
【図53−2】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【公表番号】特表2010−513526(P2010−513526A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−542935(P2009−542935)
【出願日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【国際出願番号】PCT/US2007/026167
【国際公開番号】WO2008/140507
【国際公開日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【出願人】(503441920)シーエルエフ メディカル テクノロジー アクセラレーション プログラム インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【国際出願番号】PCT/US2007/026167
【国際公開番号】WO2008/140507
【国際公開日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【出願人】(503441920)シーエルエフ メディカル テクノロジー アクセラレーション プログラム インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】
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