説明

画像処理装置

【課題】診断対象それぞれにセンサを設置しなくても、装置内部の機構部分を対象に異常検知が行える画像処理装置を提供する。
【解決手段】印刷用紙上に画像を形成する画像形成部と前記印刷用紙を搬送する搬送部とを有する画像処理装置10において、装置内部の音を電気信号に変換する音変換部30と、この音変換部30が変換した電気信号を解析して周波数ごとの成分を求める音解析部31と、この音解析部31が求めた周波数ごとの成分を出力する出力部26とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置に関し、特にプリンタ、複写機、ファクシミリ装置、あるいはそれらの機能を併せ持つ複合機等の画像処理装置の異常検知に関する。
【背景技術】
【0002】
プリンタや複写機などの画像処理装置では、感光体への画像書き込み、現像、転写、定着、感光体クリーニング、排紙などの処理工程を有し、それらの工程では主としてモータを動力源として、ギヤ、ベルトなどの動力伝達機構を使用するため、稼動時には様々な音を発生する。これらの音は、多くの場合騒音と感じられるが、動力源を含む動力伝達機構(以下単に機構と記す)の異常を知らせる音でもある。例えばモータの回転ムラ、搬送路での印刷用紙詰まり、機構部材の変形などに起因して、通常の稼動状態では発生しない音を発することがある。
【0003】
画像処理装置の動作異常の種類によっては、各種のセンサが検知して自動停止して利用者自身が解決できる場合もある。例えば、印刷用紙詰まりや詰まった用紙を撤去する際の開放部分の閉め忘れ等がこれに相当する。しかし、機構の噛み合わせが悪い場合や部品の劣化などでは異常音を発しながらも稼動し続ける場合もあり、放置したまま使用を続けると突然停止して使用できなくなる場合もある。
【0004】
画像処理装置の異常検知の従来技術として、搬送路の異常を所定の判断基準で自己診断して、異常が発見された際に電話回線などを利用して遠隔診断システムへ伝える画像形成装置がある(例えば特許文献1参照)。
【0005】
この従来技術の画像形成装置では、搬送路に設置したタイミングセンサの検知した実際の印刷用紙到達時間と、機械制御のために予め設定されている設定時間とを比較して搬送品質を判断する。そのため、搬送不良による機械停止の前に、搬送ユニットの劣化状態を予めサービスセンターなどで把握することができるので、突然の機械停止に伴って印刷作業が中断するという不具合が回避できる。
【特許文献1】特開2000−307786号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1で行う異常検知では、搬送経路に設置されているタイミングセンサを使用するため、検知精度は高いが、異常検知の対象はセンサが設置されている搬送経路のみに限られるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記実情を考慮してなされたもので、それぞれの検知対象にセンサを設置しなくても、装置内の機構部分を対象に異常検知が行える画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、印刷用紙上に画像を形成する画像形成部と、印刷用紙を搬送する搬送部とを有する画像処理装置において、画像処理装置内部の音を電気信号に変換する音変換部と、音変換部が変換した電気信号を解析する音解析部と、音解析部が解析した結果を出力する出力部と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2記載の発明は、印刷用紙上に画像を形成する画像形成部と、印刷用紙を搬送する搬送部とを有する画像処理装置において、画像処理装置内部の音を電気信号に変換する音変換部と、音変換部が変換した電気信号を解析する音解析部と、音解析部が解析した結果を出力する出力部と、音解析部と出力部との処理を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、制御部は、画像処理装置への電源投入後の画像形成の際に、音変換部が変換した電気信号を音解析部に解析させ、出力部に音解析部が解析した結果を出力するように制御することを特徴とする。
【0011】
また、請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、画像処理装置への電源投入後の画像形成の際に、音変換部が変換した電気信号を音解析部に解析させ、出力部に音解析部が解析した結果を出力するように制御することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、音解析部は、音変換部が変換した電気信号を解析して周波数ごとの成分を求め、出力部は、音解析部が求めた周波数ごとの成分を印刷用紙に印刷出力することを特徴とする。
【0013】
また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、通信網と接続する通信手段を設け、音解析部は、音変換部が変換した電気信号を解析して周波数ごとの成分を求め、出力部は、音解析部が求めた周波数ごとの成分を、通信手段を用いて所定の相手先に送信することを特徴とする。
【0014】
また、請求項7記載の発明は、請求項2乃至6のいずれか一項に記載の発明において、制御部は、出力部が出力後、一定時間音変換部が変換した電気信号の音解析部による解析処理及び出力部による解析結果の出力処理を中止させることを特徴とする。
【0015】
また、請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の発明において、音変換部は、無指向性マイクロフォンを使用して音を電気信号に変換することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、それぞれの検知対象にセンサを設置しなくても、装置内の機構部分を対象に異常検知が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる画像処理装置10の要部断面図である。感光体ドラム15は、画像形成動作時にメインモータ20により回転駆動されて、図示しない帯電器により均一に帯電された後に、図示しない露光装置により印刷すべき画像が露光されて静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置13からのトナー14により現像されて感光体ドラム15上にトナー像が形成される。
【0018】
一方、給紙装置11からレジストローラ12へ印刷用紙が給紙される。この印刷用紙は、レジストローラ12により感光体ドラム15上のトナー像と先端を合わせて送出されて、転写装置16により感光体ドラム15上のトナー像が印刷用紙に転写される。そして、搬送ベルト17により搬送されて定着ローラ18により印刷用紙上のトナー像が定着されて排紙トレー19に排出される。
【0019】
以上が画像処理装置10における、画像処理工程であるが、前述したように、メインモータ20や感光体ドラム15を始め、すべての機構部分から音を発する。そこで、本実施形態の画像処理装置10の内部には観測用マイクロフォン22が取り付けられており、この観測用マイクロフォン22が画像処理装置10内の音を観測して電気信号に変換する。そして、この観測用マイクロフォン22で得られた電気信号は、音信号処理部21に導かれ周波数成分等の解析処理がなされる。
【0020】
観測用マイクロフォン22は、特定の方向からの音に対しての感度の違いが少ない無指向性のものがよい。また、設置場所は、特定の機構部品からの音だけを拾わないような場所がよく、メインモータ20や感光体駆動部、冷却ファンなどから離して設置する。画像処理装置の大きさや内部の部品配置によっては、複数の観測用マイクロフォンを設置してもよい。この場合は、音信号処理部21でミキシング(混合)して1つの音信号にする。なお、以上のような観測用マイクロフォン22の設置等の条件は、後述する装置内の音のスペクトルを採取した時の条件と同一になるようにしてある。
【0021】
図2は、音信号処理部21の機能構成を示すブロック図である。音信号処理部21は、音変換部30、音解析部31、出力部26、レベル判定部27、制御部28を備えている。
【0022】
音変換部30は、観測用マイクロフォン22で得られる微弱な電気信号を低周波増幅部23で増幅して所定の電圧レベル(数百ミリボルト)のアナログ電気信号に変換する。増幅された電気信号はレベル判定部27で電圧レベルが判定される。ここで所定の電圧レベル以上が判定されたら、装置内部で通常より大きな音が発生していることになり、この場合は制御部28に通知される。
【0023】
制御部28は、音変換部30で変換した電気信号の解析および解析結果の出力の開始や中止を制御する。制御部28が電気信号の解析および解析結果の出力を指示するのは、レベル判定部27からの通知を受けた場合、画像処理装置10のプリントエンジン制御部(図示せず)から、画像形成を行う旨の信号を受けた場合などである。特に後者の場合、画像形成の度に解析するのではなく、電源投入後の何枚目かの画像形成の際に解析を行うようにすると、毎回同じ条件で観測できて都合がよい。例えば1枚目なら始業点検的な意味合いとなり、例えば30枚目ならば、電源投入後の動作が安定した頃の解析となり、通常稼動状態を解析することになる。また、一度解析したあとは、たとえ装置内部の音圧レベルが上がっても解析を中止して、不要な解析結果の出力を止める必要がある。そのため、制御部28は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、時間を計測するタイマ等で構成してある。音変換部30で変換した電気信号の解析および解析結果の出力等の制御は、上記ROMに記録されているプログラムを上記CPUが実行することにより実現している。
【0024】
音解析部31では、A/D変換部24で、電気信号(低周波アナログ信号)をデジタル信号に変換して、フーリエ変換部25に渡す。フーリエ変換部25は、FFT(高速フーリエ変換)を用いてデジタル信号から周波数毎の成分(音圧レベル)を求める。これは、一般にスペクトル分析と呼ばれるものである。
【0025】
出力部26は、求められた上記スペクトルを表形式あるいはグラフ形式にして、画像処理装置10の図示しないプリントエンジンに送り、印刷して出力する。なお、印刷したのと同様の結果を、電話回線やインターネットを使用して、この画像処理装置10の保守を担当するサービスセンターへ電子メールあるいはファクシミリで送信してもよい。あるいは、画像処理装置10で表やグラフを出力しても、画像処理装置10の利用者には具体的な対応ができるとは限らないので、画像処理装置10での出力は行わずに保守を担当するサービスセンターへのみ送信するようにしてもよい。どこにどのように出力するかの出力方法の選択は、制御部28のROMに記録しておけばよい。
【0026】
近年の複写機やプリンタ、複合機などの画像処理装置では、遠隔診断や印刷枚数カウンタなどの値を送信するために、サービスセンターと通信可能な電話回線を備えたものも少なくない。また、インターネットに接続されたLAN(Local Area Network)を使用して、印刷データを受信するプリンタも一般的である。これらの通信手段を用いれば、出力部26はサービスセンターへの電子メールあるいはファクシミリの送信が可能である。
【0027】
図3は、正常稼動時の画像処理装置内部で発生する音のスペクトル図の例である。縦軸は音圧レベル(db)、横軸は周波数(Hz)を表している。画像処理装置の機種により使用している機構部品が異なるので、使用する機種に対応するスペクトルデータ(周波数とそれに対応する音圧レベル)を予め用意しておく。なお、正常稼動時のスペクトル採取時におけるマイクロフォン配置等の条件は、本実施形態の画像処理装置における観測用マイクロフォン22の配置等の条件と同一である。また、図示していないが、周波数成分に分解する前の周波数によらない音圧レベルは70dbであった。前述した電気信号の解析を開始するレベルを、この音圧レベルに対応する電圧レベルを基準にして設定するとよい。また、機種に対応するスペクトルデータはサービスセンターに用意してあればよく、必ずしも画像処理装置が保持している必要はなく、周波数によらない音圧レベル(あるいは、この音圧レベルに対応する電圧レベル)のみを保持していれば、動作異常の解析時期は決定でき、遠隔地にあるサービスセンターの保守担当者は異常の診断を行うことができる。
【0028】
前述した出力部26が出力するグラフ形式とは、図3に示すグラフと同様の形式である。この時、正常時のスペクトルと解析値とを重ねてグラフに表示すれば、どの周波数成分の音が増減したかがわかりやすい。また、出力部26が出力する表形式とは、図3の棒グラフの1本ずつに対応する周波数(Hz)と音圧レベル(db)とを数値で表した表のことである。この場合も、正常時の数値と解析値と両者の差とを一覧できるように配置すれば、どの周波数成分の音が増減したかがわかりやすい。
【0029】
スペクトルの変化からはさまざまな異常がわかる。例えば、モータを固定する防振ゴムの劣化では、モータの回転数(例えば42.78rpm)に起因する基本周波数42.78Hzや高調波の85.56Hz、128.33Hzなどの比較的低い周波数の成分が増加する。また、回転数40rpmで歯数30のタイミングプーリでは、歯とベルトとの噛み合わせが悪くなると、基本周波数1199.99Hz、高調波として、2399.98Hz、4799.96Hzなどの高い周波数の成分が増加する。サービスセンターの保守担当者は、送信されてきたスペクトルデータを検査することにより、担当先の画像処理装置の異常状態を詳しく診断できる。
【0030】
次に、本実施形態における画像処理装置の異常検知にかかる動作について、図面を参照して説明する。
図4は、本実施形態の画像処理装置の異常検知にかかる動作を示すフローチャートである。画像処理装置に電源が投入されると、観測用マイクロフォン22による装置内部の音圧レベルの測定が始まる(ステップ101)。レベル判定部27の判定により、この音圧レベル(実際は低周波増幅後の信号電圧)が予め設定してある所定値以下なら(ステップ102がNO)、音圧レベルの測定を継続する。
【0031】
音圧レベルが所定値以上なら(ステップ102がYES)、制御部28は解析動作の開始を指示し、A/D変換部24がA/D変換を行い(ステップ103)、その結果をフーリエ変換部25が受けてフーリエ変換して、周波数毎の音圧レベルを計算する(ステップ104)。
【0032】
次に、画像処理装置で印刷出力、あるいは電子メールまたはファクシミリで送信し易いように結果を表形式やグラフ形式に編集して(ステップ105)、編集結果を印刷出力またはサービスセンター、あるいは両方に出力する(ステップ106)。この編集および出力は、出力部26がROMに記録してある出力方法を参照して行う。
【0033】
出力後はしばらく装置内部の音圧レベルの測定結果に対するレベル判定部27の判定を休止する(ステップ107)。これは、以後ひっきりなしに異常と思われる解析結果を印刷あるいは送信し続けるのを避けるためである。休止の時間は1時間から5時間程度でよい。この休止の時間は、制御部28が備えているインターバルタイマを使用して行うが、画像処理装置が通常備えているタイマを用いてもよい。どちらの場合もタイマ割込みを使用すれば、休止時間を任意に設定することができる。
【0034】
以上の説明は、レベル判定部27が予め定めた音圧レベル以上と判定した場合の異常検知にかかる動作であるが、制御部28がプリントエンジンの制御部からの画像形成動作をカウントして、所定の回数(例えば1回目あるいは30回目など)になったら解析動作をするようにしてもよい。
【0035】
また、画像処理装置に自動原稿読取装置(ADF:Automatic Document Feeder)が搭載されている場合でも、本発明を自動原稿読取装置にも適用すればよく、その他ソータ、ステプラ等のフィニッシャ(後処理装置)に対しても同様に適用できる。なお、これらの筐体内部に余分なスペースがなく観測用マイクロフォンの設置が困難な場合は、装置以外からの音の影響を受け難い装置裏側等の場所に観測用マイクロフォンを設置すればよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施形態にかかる画像処理装置の要部断面図である。
【図2】音信号処理部21の機能構成を示すブロック図である。
【図3】正常稼動時の画像処理装置内部で発生する音のスペクトル図の例である。
【図4】本実施形態の画像処理装置の異常検知にかかる動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0037】
10 画像処理装置
11 給紙装置
12 レジストローラ
13 現像装置
14 トナー
15 感光体ドラム
16 転写装置
17 搬送ベルト
18 定着ローラ
19 排紙トレー
20 メインモータ
21 音信号処理部
22 観測用マイクロフォン
23 低周波増幅部
24 A/D変換部
25 フーリエ変換部
26 出力部
27 レベル判定部
28 制御部
30 音変換部
31 音解析部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記印刷用紙を搬送する搬送部とを有する画像処理装置において、
前記画像処理装置内部の音を電気信号に変換する音変換部と、
該音変換部が変換した電気信号を解析する音解析部と、
該音解析部が解析した結果を出力する出力部と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
印刷用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記印刷用紙を搬送する搬送部とを有する画像処理装置において、
前記画像処理装置内部の音を電気信号に変換する音変換部と、
該音変換部が変換した電気信号を解析する音解析部と、
該音解析部が解析した結果を出力する出力部と、
前記音解析部と前記出力部との処理を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記画像処理装置への電源投入後の画像形成の際に、前記音変換部が変換した電気信号を前記音解析部に解析させ、前記出力部に前記音解析部が解析した結果を出力するように制御することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記音変換部が変換した電気信号に基づいて音の大きさを判定するレベル判定部を設け、
前記制御部は、
前記レベル判定部の判定結果に基づいて、前記音変換部が変換した電気信号を前記音解析部に解析させ、前記出力部に前記音解析部が解析した結果を出力するように制御することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記音解析部は、
前記音変換部が変換した電気信号を解析して周波数ごとの成分を求め、
前記出力部は、
前記音解析部が求めた前記周波数ごとの成分を前記印刷用紙に印刷出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
通信網と接続する通信手段を設け、
前記音解析部は、
前記音変換部が変換した電気信号を解析して周波数ごとの成分を求め、
前記出力部は、
前記音解析部が求めた前記周波数ごとの成分を、前記通信手段を用いて所定の相手先に送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記出力部が出力後、一定時間前記音変換部が変換した電気信号の前記音解析部による解析処理及び前記出力部による解析結果の出力処理を中止させることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記音変換部は、無指向性マイクロフォンを使用して前記音を電気信号に変換することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−290288(P2008−290288A)
【公開日】平成20年12月4日(2008.12.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−136335(P2007−136335)
【出願日】平成19年5月23日(2007.5.23)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】