説明

画像形成装置、その記憶装置の管理方法及び管理制御プログラム

【課題】記憶領域の無駄をなくし、記憶装置である書き換え可能な不揮発性のメモリを長期わたって交換することなく使用できるようにする。
【解決手段】所定のカウント値を複数のアドレス領域140A,140B,140C,・・・140Zの1つに記憶するEEPROM140と、日付を記憶し、カウントするカレンダ機能と、を有する画像形成装置であって、製造工程で設定されるカレンダ機能を使用し、使用期間を電源ON及び省エネ復帰ごとに確認し、予め設定されている期間に達したら使用している前記1つの記憶領域を他の記憶領域に変更するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、その記憶装置管理方法及び記憶装置管理制御プログラムに係り、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリ、デジタル複合機などの画像形成装置の本体制御基板上に各種設定値及び出力枚数のカウント値を記憶する記憶装置と、その記憶装置を管理する記憶装置の管理方法、及び管理制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
デジタル複合機(MFP:Multi Function Peripheral)などの画像形成装置では、制御基板上に各種設定値や出力枚数のカウント値を記憶するEEPROMを備えている。EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)には書き換え回数の制限(寿命)がある。そのため、例えば特許文献1(特開平3−25798号公報)記載の発明では、EEPROMの寿命を延ばす目的で、EEPROMのある領域の書き換え回数をカウントするエリアを設けておき、書き換え回数が使用限界値に達したときに予備用EEPROMに切り替えるようになっている。
【0003】
この方法では、予備用のEEPROMが必要であることから、例えば図5に示すように、EEPROM110に、カウンタ値を書き換えるための領域を110a〜110eのように予め複数個用意しておき、書き換えるごとにアドレスをトグルさせ、データ書き換え領域を分散させて長寿命化を図る方法もある。この方法では、EEPROM内に1つの領域あたり何回書き換えたかをカウントしておく領域110fも用意しておき、この領域110fのカウント値が使用限界値に達したら予備の領域を使うように切り替えるようになっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、図5に示した従来のEEPROMの使用方法では、予備用EEPROMに切り替える必要はないが、メモリ内に記憶させたい値以外の値を記憶させておく領域110fを設ける必要があり、その分のメモリ領域が無駄になっていた。
【0005】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、記憶領域の無駄をなくし、記憶装置である書き換え可能な不揮発性のメモリを長期わたって交換することなく使用できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、第1の手段は、所定のカウント値を複数の記憶領域の1つに記憶する書き換え可能な不揮発性の記憶装置と、日付を記憶し、カウントするカレンダ機能と、を有する画像形成装置であって、製造工程で設定されるカレンダ機能を使用し、使用期間を電源ON及び省エネ復帰ごとに確認し、予め設定されている期間に達したら使用している前記1つの記憶領域を他の記憶領域に変更する手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
第2の手段は、第1の手段において、前記カレンダ機能が前記装置の実際使用開始時に設定されていることを特徴とする。
【0008】
第3の手段は、第1又は第2の手段において、前記所定のカウント値が書き換え回数の多い値であることを特徴とする。
【0009】
第4の手段は、第3の手段において、前記書き換え回数の多い値が出力枚数カウント値であることを特徴とする。
【0010】
第5の手段は、第1ないし第4のいずれかの手段において、前記記憶手段の記憶領域を変更した回数が予め設定されている回数を超えたとき、操作部画面に当該記憶手段の交換を促すメッセージを表示する手段を備えていることを特徴とする。
【0011】
第6の手段は、第5の手段において、前記記憶領域を変更する期間と回数を予め設定されている最長期間及び最小回数の範囲内で変更する手段を備えていることを特徴とする。
【0012】
第7の手段は、第6の手段において、前記記憶手段の各記憶領域内に記憶された出力枚数を参照する手段を備えていることを特徴とする。
【0013】
第8の手段は、所定のカウント値を複数の記憶領域の1つに記憶する書き換え可能な不揮発性の記憶装置と、日付を記憶し、カウントするカレンダ機能と、を有する画像形成装置の前記記憶装置の管理方法であって、製造工程でカレンダ機能を設定し、装置の使用開始をカウントスタートする工程と、前記カレンダ機能を使用し、使用期間を電源ON及び省エネ復帰ごとに確認し、予め設定されている期間に達したら使用している前記記憶領域を変更する工程と、を備えていることを特徴とする。
【0014】
第9の手段は、所定のカウント値を複数の記憶領域の1つに記憶する書き換え可能な不揮発性の記憶装置と、日付を記憶し、カウントするカレンダ機能と、を有する画像形成装置の前記記憶装置の管理をコンピュータで実行させるための管理制御プログラムであって、製造工程でカレンダ機能を設定し、装置の使用開始をカウントスタートする手順と、前記カレンダ機能を使用し、使用期間を電源ON及び省エネ復帰ごとに確認し、予め設定されている期間に達したら使用している前記記憶領域を変更する手順と、を備えていることを特徴とする。
【0015】
なお、後述の実施形態では、複数の記憶領域はアドレス領域140A,140B,140C,・・・140Zに、書き換え可能な不揮発性の記憶装置はEEPROM140に、カレンダ機能は符号410に、画像形成装置はMFP1に、予め設定されている期間に達したら使用している前記1つの記憶領域を他の記憶領域に変更する手段はCPU110に、記憶手段の交換を促すメッセージを表示する手段、記憶領域を変更する期間と回数を予め設定されている最長期間及び最小回数の範囲内で変更する手段及び出力枚数を参照する手段はそれぞれ操作部800に、装置の使用開始をカウントスタートする工程及び装置の使用開始をカウントスタートする手順はステップS101,S101aに、予め設定されている期間に達したら使用している前記記憶領域を変更する工程及び予め設定されている期間に達したら使用している前記記憶領域を変更する手順はステップS102及びS103に、それぞれ対応する。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、記憶領域の無駄をなくし、記憶装置である書き換え可能な不揮発性のメモリを長期わたって交換することなく使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施形態における画像形成装置としてのMFPの構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態におけるEEPROMのメモリ領域の使用方法を示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態におけるEEPROM制御の制御手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態におけるEEPROM制御の他の制御手順を示すフローチャートである。
【図5】従来例に係るEEPROMのメモリ領域の使用方法を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明は、書き換え可能な記憶装置(ここではEEPROM)の書き換え領域(アドレス)を変える制御に際して、書き換え可能な記憶装置に書き換え回数をカウントする領域を設けるのではなく、予め書き換え可能な記憶装置のメーカ保証書き換え回数と画像形成装置の製品規格上の月間最大使用枚数から、書き換え可能な記憶装置の1つの領域を何ヶ月間使用しても良いかを設定しておき、画像形成装置が基本的に備えているカレンダ機能を使ってユーザ使用開始からの使用期間を計測し、その使用期間が設定期間に達したときに、書き換え可能な記憶装置の使用領域を変えることを特徴とする。
【0019】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
図1は本実施形態における画像形成装置としてのMFPの構成を示す機能ブロック図である。同図において、MFP1は、本体制御基板100を中心に構成され、本体制御部100に、読み取り制御部200、書き込み制御部300、コントローラ制御部400、電子写真プロセス部500及び電源部600が接続され、相互に信号の授受が可能となっている。電子写真プロセス部500、所謂プリンタエンジン部は書き込み制御部300にも接続され、書き込み制御部300の制御下にもある。電源部600には電源スイッチ(電源SW)が接続され、商用電源からの電源のオン/オフが行われる。コントローラ制御部400には、ユーザインタフェースとしての操作部800が接続され、ユーザからの操作指示情報がコントローラ制御部400に入力され、コントローラ制御部400から画像形成装置1の動作情報やメッセージなどが操作パネル上に表示される。また、コントローラ制御部400には、タイマを含むカレンダ機能が設定されている。
【0021】
本体制御基板100上には、スキャナを制御する読み取り制御部200、書き込み、給紙/搬送、電子写真プロセス部500を制御するCPU110、全体動作プログラムを記憶するROM(Read-Only Memory)120、動作中のデータを記憶するRAM(Random Access Memory)130、並びに各種設定値及び出力枚数のカウント値を記憶するEEPROMを140備えている。
【0022】
このように大略構成された画像形成装置では、図示しないスキャナで読み取られた画像データは読み取り制御部200の画像処理部に送られ、画像処理を加えられた後、書き込みデータとして書き込み制御部300に送られ、書き込み制御部330の制御に基づいて電子写真プロセス部500で記録紙1枚ごとに画像が形成される。その際、画像形成された記録紙が1枚出力されるごとに、出力枚数カウント値が1カウントアップされ、EEPROM140に記憶されている値が書き換えられる。
【0023】
EEPROM140の書き込み領域変更の制御として例えば、カウンタ値は書き換え頻度が非常に高いのでこれを例にとる。図2は、本実施形態におけるEEPROM140のメモリ領域の使用方法を示す説明図である。従来では、図5を参照して説明したようにカウンタ値を書き換えるための領域140a〜140eが予め複数個用意され、書き換えるごとにアドレスをトグルさせるとともに、EEPROM140内に1つの領域あたり何回書き換えたかをカウントしておく領域が用意されている。
【0024】
これに対して、本実施形態では、図2に示すように、下記に示すようなアドレス領域140A,140B,140C,・・・140Zを用意し、カウンタ領域も設けることなく製品仕様値を使用してアドレス領域140A,140B,140C,・・・140Zを変更するタイミングを作成する。すなわち、本実施形態では、該当MFPの使用枚数(カウンタ値)を下記の方法で使用期間に置き換えて、EEPROMの使用領域を変更するトリガとする。
【0025】
予め対象となる画像形成装置1、ここでは、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を備えたデジタル複合機(MFP)で使用しているEPROM140のメーカが保証している書き込み回数をデータシートから取得する。ここでは、例えば100万回(1000K回)とする。また、MFPの製品規格書から該当MFPの最大使用枚数、最大月間使用枚数も分かる。ここでは、前者をXK枚、後者をYK枚とする。これによりMFP製品寿命は(X/Y)ヶ月となる。
【0026】
このことから、ユーザが上記最大使用枚数で使用した場合を想定するとEEPROM140の1アドレスを(1000/Y)ヶ月連続して使い続けることができる。よって、(1000/Y)ヶ月ごとに
(1000/Y)ヶ月×Z>(X/Y)×2
となるZ個のアドレスを予め確保しておけば、(1000/Y)ヶ月ごとにアドレスを代えて使用すれば、通常のMFP製品寿命である5年の2倍の10年間EEPROMを交換せずにそのままの本体制御基板(PCB:Print Circuit Board)100を使用することができる。このとき、画像形成装置1のカレンダ機能410より使用期間を把握する。また、EEPROM140に書き換え回数をカウントする領域を設ける必要もないためメモリ領域を効率よく使用することもできる。
【0027】
図3は本実施形態におけるEEPROM制御の制御手順を示すフローチャートであり、CPU110によって実行される。この制御はMFP1の製造工程で設定されるカレンダ機能をMFP使用期間計測に使うことを特徴としている。どのMFP1も製造工程でカレンダ機能に製造当日の年月日が設定される。
【0028】
そこで、製造工程でカレンダ機能が有効になると、本体制御基板100上のタイマで管理される。言い換えると、カレンダ機能が設定されると、使用期間カウントがスタートする(ステップS101)。カレンダ機能は、MFP1の電源がOFFでもタイマは電池で動いているため、カレンダ機能は動作を持続する。
【0029】
そして、このカレンダ機能が設定されたときから、電源がONされるたびもしくは省エネから復帰するたびに予め設定してある使用期間((1000/Y)ヶ月)を超えたかどうかを確認する(ステップS102)。このチェックで、ある使用期間を超えていればEEPROM140で使用している領域(アドレス)を変える(ステップS103)。超えていなければ、そのまま現状のアドレスを使い続ける。
【0030】
そして、そのアドレスを変えた回数が予め設定してあるZ回を超えたかどうかを確認し(ステップS104)、超えた場合は、EEPROMを交換することを知らせるメッセージを操作部800の操作パネルに表示する(ステップS105)。この表示を見て、サービスマンはEEPROM140の交換タイミングを知り、交換する。
【0031】
図3のEEPROM140の制御手順では、ステップS101で製造工程においてカレンダ機能が有効になった時点でカウントスタートしている。すなわち、MFP1が出荷されてからユーザが実際に使用を始めるまでの間(在庫としてある間)もまったく使用されていないにも拘らず、使用期間としてカウントされてしまっている。そこで、図4に示した制御手順では、図3に示した制御手順のステップS101の後に、サービスマンがユーザ使用開始を設定する工程(ステップS101a)を設け、製造工程でカレンダ機能が設定された時点(ステップS101)では使用期間のカウントを始めず、ステップS101aで、MFP1をユーザ先に設置したときに、サービスマンが「使用開始」の設定をすることによって、そこから初めて使用期間のカウントを始める。その後の処理は図3のステップS102からステップS105の処理と同一である。
【0032】
なお、予め設定されているEEPROM140内の記憶領域140A〜Zを変更する期間と回数をサービスマンが変更することを可能とする設定値を変更するモードを設けることもできる。その際、変更するまでの最長期間及び最小回数は予め設定されている期間及び回数とする。
【0033】
これにより、EEPROM140内の記憶領域140A〜Zを変える期間と回数を細かく設定することが可能となる。その際、例えばサービスマンモードの中で各領域内においてユーザが出力した枚数などを参照することができるようにすれば、ユーザがどの期間にどのくらいの出力をしたのかをサービスマンモードの中で参照することができる。これらの設定及び参照はサービスマンが操作部800の操作入力により可能となる。
【0034】
以上のように、本実施形態によれば、従来技術のように書き換え回数をカウントするための領域を別途設ける必要がなく、MFP1が本来備えているカレンダ機能を使用し、製品の仕様上の最大使用ボリュームを期間(時間)に置き換えて管理するので、EEPROM140のメモリ領域を効率よく使用することが可能となるとともに、本体制御基板100上のEEPROM140を長期にわたって交換しないでそのまま使用することができる。
【0035】
なお、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲により規定される範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0036】
1 画像形成装置(MFP)
110 CPU
140 EEPROM
140A,140B,140C,・・・140Z アドレス領域
410 カレンダ機能
800 操作部
【先行技術文献】
【特許文献】
【0037】
【特許文献1】特開平3−25798号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定のカウント値を複数の記憶領域の1つに記憶する書き換え可能な不揮発性の記憶装置と、
日付を記憶し、カウントするカレンダ機能と、
を有する画像形成装置であって、
製造工程で設定されるカレンダ機能を使用し、使用期間を電源ON及び省エネ復帰ごとに確認し、予め設定されている期間に達したら使用している前記1つの記憶領域を他の記憶領域に変更する手段を備えていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1記載の画像形成装置であって、
前記カレンダ機能が前記装置の実際使用開始時に設定されていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
前記所定のカウント値が書き換え回数の多い値であること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項3記載の画像形成装置であって、
前記書き換え回数の多い値が出力枚数カウント値であること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記記憶手段の記憶領域を変更した回数が予め設定されている回数を超えたとき、操作部画面に当該記憶手段の交換を促すメッセージを表示する手段を備えていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項5の画像形成装置であって、
前記記憶領域を変更する期間と回数を予め設定されている最長期間及び最小回数の範囲内で変更する手段を備えていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項6記載の画像形成装置であって、
前記記憶手段の各記憶領域内に記憶された出力枚数を参照する手段を備えていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
所定のカウント値を複数の記憶領域の1つに記憶する書き換え可能な不揮発性の記憶装置と、
日付を記憶し、カウントするカレンダ機能と
を有する画像形成装置の記憶装置の管理方法であって、
製造工程でカレンダ機能を設定し、装置の使用開始をカウントスタートする工程と、
前記カレンダ機能を使用し、使用期間を電源ON及び省エネ復帰ごとに確認し、予め設定されている期間に達したら使用している前記記憶領域を変更する工程と、
を備えていることを特徴とする画像形成装置の記憶装置の管理方法。
【請求項9】
所定のカウント値を複数の記憶領域の1つに記憶する書き換え可能な不揮発性の記憶装置と、
日付を記憶し、カウントするカレンダ機能と
を有する画像形成装置の前記記憶装置の管理をコンピュータで実行するための管理制御プログラムであって、
製造工程でカレンダ機能を設定し、装置の使用開始をカウントスタートする手順と、
前記カレンダ機能を使用し、使用期間を電源ON及び省エネ復帰ごとに確認し、予め設定されている期間に達したら使用している前記記憶領域を変更する手順と、
を備えていることを特徴とする画像形成装置の記憶装置の管理制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−175556(P2012−175556A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−37386(P2011−37386)
【出願日】平成23年2月23日(2011.2.23)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】