説明

画像形成装置

【課題】
複数の画像を重ねて画像を形成する際に、画像の組み合わせ異常を検出することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】
形成対象となる1つの画像に対応する複数の画像情報の組を取得し、該取得した画像情報のそれぞれに基づく各画像を合成処理する画像合成処理部27と、画像合成処理部27が合成処理した画像の各画素の論理積に基づいて画像情報の組み合わせの適否を判定する画像判定処理部28とを具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
用紙等の媒体に画像を形成する画像形成装置には、黒色等の単色で画像を形成するものや、フルカラーで画像を形成するもののほか、複数色で画像を形成するものがある。複数色の画像とは、例えば、二色のハイライトカラー画像がある。
【0003】
ここで、ハイライトカラー画像を形成する画像形成装置の構成例について説明する。図1は、ハイライトカラー画像を形成する画像形成装置の構成例を示した図である。
【0004】
同図に示した構成例では、画像生成制御装置501と画像形成装置502とが電気的に接続されている。画像生成制御装置501は、ハイライトカラー画像を構成するA色とB色の画像情報を生成するとともに、画像形成装置502を制御する。このため、画像生成制御装置501から画像形成装置502へは、通信線503を介して制御情報が送信され、通信線504を介してA色画像情報、通信線505を介してB色画像情報が送信される。A色画像とB色画像は、それぞれ、異なる色の画像であり、例えば、A色画像が黒色画像でB色画像が赤色画像である。
【0005】
ここで、画像形成装置502の動作について説明する。図2は、画像形成装置502の動作の流れを示すフローチャートである。
【0006】
画像形成装置502は、画像形成処理を開始すると、まず、画像生成制御装置501からA色画像情報を受信し(ステップ601)、受信したA色画像情報に基づいて、転写体上に潜像を形成してこれを現像することで、転写体上にA色画像を形成する(ステップ602)。そして、色間タイミング待ちを行い(ステップ603)、画像生成制御装置501からB色画像情報を受信し(ステップ604)、受信したB色画像情報に基づいて、転写体上に潜像を形成してこれを現像することで、転写体上にB色画像を形成する(ステップ605)。そして、形成したA色画像とB色画像の両者を転写体から用紙等の出力媒体に転写し(ステップ606)、転写した出力媒体上の画像を定着して(ステップ607)、画像形成処理を終了する。なお、図2に示した動作の流れは、画像毎の処理の流れであり、これらの処理は、画像の形成速度に応じた時間差で複数の処理が順次実行されることとなる。
【0007】
このような処理を行うことにより、画像形成装置502は、図3(c)に示すような画像を出力媒体上に形成する。この図3(c)に示した画像は、図3(a)に示すA色(例えば黒色)の画像と、図3(b)に示すB色(例えば赤色)の画像を重ね合わせた画像である。
【0008】
ところで、画像生成制御装置501と画像形成装置502が正常に動作している場合には、図3(c)に示した画像や、図4(c)に示すような図4(a)に示すA色(例えば黒色)の画像と、図4(b)に示すB色(例えば赤色)の画像を重ね合わせた画像が出力媒体上に形成されることとなる。
【0009】
しかしながら、画像生成制御装置501や画像形成装置502を動作させるソフトウェアにバグが含まれていた場合の誤動作や、突発的な外乱による誤動作等によって、画像形成装置502が、図5に示すような画像を出力媒体上に形成してしまうことがある。図5(a)に示した画像は、図4(a)に示したA色の画像と、図3(b)に示したB色の画像を重ね合わせた画像であり、図5(b)に示した画像は、図3(a)に示したA色の画像と、図4(b)に示したB色の画像を重ね合わせた画像である。
【0010】
なお、特許文献1には、画像形成部側の要因で発生する記録物の乱丁や落丁を、接続された後処理部側で検出できるようにした構成が記載されている。
【特許文献1】特開2005−186464号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
前述のように、ハイライトカラー画像等の複数色の画像を形成する画像形成装置においては、誤動作等の影響により、本来は1つの画像を形成すべき1組の各色の画像が、それぞれ異なる出力媒体上に形成されてしまうことがあった。
【0012】
また、特許文献1に記載された技術は、複数色の画像の組み合わせ異常を検知するものではない上に、当該技術を利用した場合には、異常の検出に後処理部を要したり、本来形成されるべき画像に加え、検査のための余計な情報が記録物に画像として形成されてしまうといった課題が残る。
【0013】
そこで、本発明は、複数の画像を重ねて画像を形成する際に、画像の組み合わせ異常を検出することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
前述した目的を達成するため、請求項1の発明は、形成対象となる1つの画像に対応する複数の画像情報の組を取得し、該取得した画像情報のそれぞれに基づく各画像を合成処理する合成処理手段と、前記合成処理手段が合成処理した画像の各画素の論理積に基づいて前記画像情報の組み合わせの適否を判定する判定手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記画像情報を保持する保持手段をさらに具備し、前記合成処理手段は、前記画像情報のそれぞれを異なる時期で取得する場合に、最後に取得する画像情報以外を前記保持手段に保持させ、該最後に取得する画像情報を取得した際に前記保持手段手段に保持した画像情報との合成処理を行うことを特徴とする。
【0016】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記画像情報を生成する生成手段をさらに具備し、前記生成手段は、前記画像情報のそれぞれに、他の画像情報と合成した際に各画素の論理積が0となるビット列を含ませることを特徴とする。
【0017】
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記生成手段は、第1の画像情報と第2の画像情報とで組となる画像情報を生成し、前記第1の画像情報に含ませるビット列を反転させたビット列を、前記第2の画像情報に含ませることを特徴とする。
【0018】
また、請求項5の発明は、複数の画像情報のそれぞれに、他の画像情報と合成した際に各画素の論理積が0となるビット列を含ませた組となる画像情報を生成する生成手段を具備することを特徴とする。
【0019】
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記生成手段は、第1の画像情報と第2の画像情報とで組となる画像情報を生成し、前記第1の画像情報に含ませるビット列を反転させたビット列を、前記第2の画像情報に含ませることを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、複数の画像を重ねて画像を形成する際に、画像の組み合わせ異常を検出することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【実施例1】
【0022】
図6は、本発明を適用した画像形成装置の機能的な構成を示すブロック図である。
【0023】
同図に示す画像形成装置2は、画像生成制御装置1と電気的に接続されて動作する。この画像生成制御装置1は、制御部10と、画像生成部11、A色画像一時保持部12A、B色画像一時保持部12B、A色画像伝送制御部13A、B色画像伝送制御部13Bを有している。なお、同図中において、実線矢印は、画像情報の流れを示しており、破線矢印は、制御情報の流れを示している。
【0024】
また、画像形成装置2は、制御部20と、給紙・搬送制御部21、転写制御部22、定着制御部23、A色画像伝送制御部24A、B色画像伝送制御部24B、A色画像形成部25A、B色画像形成部25B、A色画像一時保持部26、画像合成処理部27、画像判定処理部28を有している。
【0025】
制御部10は、画像生成制御装置1の各部を制御するとともに、画像形成装置2の制御部20と制御情報の授受を行う。画像生成部11は、制御部10から渡される印刷情報に基づいて、A色の画像を形成するためのA色画像情報とB色の画像を形成するためのB色画像情報を生成する。なお、制御部10から渡される印刷情報は、図示しない情報処理装置、例えば、コンピュータから画像生成制御装置1に入力される印刷ジョブに含まれるものである。A色画像一時保持部12Aは、画像生成部11が生成したA色画像情報を一時的に保持し、B色画像一時保持部12Bは、画像生成部11が生成したB色画像情報を一時的に保持する。A色画像伝送部13Aは、制御部10の指示に応じてA色画像伝送部12Aに保持されているA色画像情報を画像形成装置2へ伝送する。B色画像伝送部13Bは、制御部10の指示に応じてB色画像伝送部12Bに保持されているB色画像情報を画像形成装置2へ伝送する。
【0026】
制御部20は、画像形成装置2の各部を制御するとともに、画像生成制御装置1の制御部10と制御情報の授受を行う。給紙・搬送制御部21は、用紙等の出力媒体を搬送する搬送系の各部(不図示)を制御する。転写制御部22は、画像を転写体(不図示)から出力媒体に転写する転写系の各部(不図示)を制御する。定着制御部23は、出力媒体に転写された画像を定着する定着系の各部(不図示)を制御する。
【0027】
A色画像伝送制御部24Aは、画像生成制御装置1から伝送されるA色画像情報を受け取り、A色画像形成部25Aへ渡す。B色画像伝送制御部24Bは、画像生成制御装置1から伝送されるB色画像情報を受け取り、B色画像形成部25Bへ渡す。A色画像形成部25Aは、A色画像伝送制御部24Aから渡されたA色画像情報に基づいて、転写体上にA色画像を形成する。B色画像形成部25Bは、B色画像伝送制御部24Bから渡されたB色画像情報に基づいて、転写体上にB色画像を形成する。
【0028】
A色画像一時保持部26は、A色画像伝送制御部24AからA色画像形成部25Aへ渡されるA色画像情報を取得して保持する。画像合成処理部27は、A色画像一時保持部26が保持しているA色画像情報とB色画像伝送制御部24BからB色画像形成部25Bへ渡されるB色画像情報を取得し、両者に基づく画像を合成する。この画像の合成は、A色画像情報に基づいて形成されるA色画像とB色画像情報に基づいて形成されるB色画像から各画素毎に論理積を算出することで行う。画像判定処理部28は、画像合成処理部27が合成した画像に基づいて、A色画像情報とB色画像情報の組み合わせの適否について判定し、判定結果を制御部20に通知する。A色画像情報とB色画像情報の組み合わせの適否については、両者が重なり合うことがないといった特徴を利用し、画像合成処理部27の合成結果に、論理積が「1」となる画素が存在する場合、つまり、A色画像とB色画像が1画素以上重なる場合に、A色画像情報とB色画像情報の組み合わせが異常であると判定する。
【0029】
次に、画像形成装置2の構造の概略について説明する。図7は、画像形成装置2の構造を模式的に示した図である。
【0030】
同図に示すように、画像形成装置2は、転写体100と、搬送路121、転写部122、定着部123、ローラ124、A色画像形成部125A、B色画像形成部125Bを有している。
【0031】
転写体100は、ローラ124が回転することによって、図中矢印の方向に移動する。そして、転写体100上には、A色画像形成部125AによりA色の画像が形成され、B色画像形成部125BによりB色の画像が形成される。A色の画像は、例えば、A色のトナーにより現像され、B色の画像は、例えば、B色のトナーにより現像される。
【0032】
転写体100に形成された二色(A色とB色)の画像は、転写部122で、搬送路121内を利用して搬送された出力媒体に転写される。転写部122によって出力媒体に転写された二色の画像は、定着部123で出力媒体に定着され、その後、画像形成装置2から出力される。
【0033】
この画像形成装置2によるA色画像形成、B色画像形成、画像転写、画像定着の各処理の実行タイミングは、図8に示すようになる。
【0034】
同図に示すように、A色画像形成、B色画像形成、画像転写、画像定着の各処理の実行タイミングは、例えば、最初に「画像#1」のA色画像がA色画像形成部125Aにより転写体100上に形成されると、その画像が形成された転写体100上の位置がB色画像形成部125Bの近傍まで移動する時間を待って、「画像#1」のB色画像がB色画像形成部125Bにより転写体100上に形成される。
【0035】
その後、「画像#1」のA色画像とB色画像が形成された転写体100上の位置が転写部122の近傍まで移動すると、当該画像が出力媒体に転写され、さらに、当該画像が転写された出力媒体が定着部123の近傍まで搬送されると、当該画像が出力媒体に定着される。
【0036】
この画像形成装置2では、前述のように、画像合成処理部27が合成した画像に基づいて、A色画像情報とB色画像情報の組み合わせの適否について判定するが、この判定は、B色画像形成部125Bによって転写体100上にB色画像が形成されるタイミングとほぼ同じに行われ、遅くとも、当該画像が出力媒体に転写される前に判定結果が得られるため、A色画像とB色画像の組み合わせに異常が生じた場合、当該画像が出力媒体に転写される前に印刷処理を停止することが可能となる。
【0037】
次に、画像形成装置2の制御動作について説明する。図9は、画像形成装置2の制御動作の流れを示すフローチャートである。なお、画像形成装置2においては、画像形成を行う処理とA色画像情報とB色画像情報の組み合わせの適否を判定する処理とを並列に行うため、図9においては、両者を別の流れで表し、両者の関連を示している。
【0038】
画像形成装置2は、A色画像伝送制御部24Aが画像生成制御装置1からA色画像情報を受け取ると(ステップ201)、このA色画像情報に基づいてA色画像形成部25A(125A)が転写体上にA色画像を形成する(ステップ202)。このとき、A色画像一時保持部26が、A色画像伝送制御部24AからA色画像形成部25Aへ渡されるA色画像情報を取得して保持する(ステップ211)。
【0039】
続いて、画像形成装置2は、B色画像伝送制御部24Bが画像生成制御装置1からB色画像情報を受け取ると(ステップ203)、このB色画像情報に基づいてB色画像形成部25B(125B)が転写体上にB色画像を形成する(ステップ204)。このとき、画像合成処理部27が、B色画像伝送制御部24BからB色画像形成部25Bへ渡されるB色画像情報を取得するとともに、A色画像一時保持部26に保持されているA色画像情報を取得し、A色画像情報に基づいて形成されるA色画像とB色画像情報に基づいて形成されるB色画像から各画素毎に論理積を算出する(ステップ212)。そして、画像判定処理部28が、算出された論理積が「1」となる画素が存在するか否かを判定し、論理積が「1」となる画素が存在する場合には(ステップ213でYES)、制御部20に印刷中止を指示する(ステップ214)。
【0040】
また、制御部20は、画像判定処理部28から印刷中止が指示された場合には(ステップ205でYES)、印刷処理を中止する(ステップ206)。一方、制御部20は、画像判定処理部28から印刷中止が指示されなかった場合には(ステップ205でNO)、転写制御部22に画像転写処理を実行させ(ステップ207)、続けて、定着制御部23に画像定着処理を実行させ(ステップ208)、印刷処理を終了する。
【0041】
なお、図9に示した処理は、各画像毎の処理であり、複数画像(ページ)の印刷処理を実行する場合には、図9に示した処理を図8に示したような間隔で並列して実行することとなる。
【実施例2】
【0042】
実施例2では、画像生成制御装置1から画像形成装置2へ伝送する画像情報に特定のビット列を含ませ、そのビット列によってA色画像情報とB色画像情報の組み合わせが正常であるか否かを判定する例を説明する。
【0043】
画像生成制御装置1から画像形成装置2へは、A色画像情報とB色画像情報が伝送される。このA色画像情報とB色画像情報により、画像形成装置2では、A色画像形成部25AとB色画像形成部25Bにより、図10に示すA色画像4AとB色画像4Bが形成される。
【0044】
このA色画像4AとB色画像4Bは、それぞれ、用紙等の出力媒体上に画像が形成される領域3Aと領域3Bよりも大きく、その領域3A、領域3B以外の場所に、ページに固有のビット列41A、ビット列41Bが含まれている。このビット列41Aとビット列41Bは、論理積が「0」となる、つまり、ビット列41Bはビット列41Aを反転したものとなる。
【0045】
したがって、画像形成装置2では、実施例1の場合と同様に、A色画像伝送制御部24AからA色画像形成部25Aへ渡されるA色画像情報をA色画像一時保持部26に保持し、A色画像一時保持部26が保持しているA色画像情報とB色画像伝送制御部24BからB色画像形成部25Bへ渡されるB色画像情報を画像合成処理部27で合成することで、A色画像情報とB色画像情報の組み合わせが正常であるか否かを判定する。
【0046】
なお、実施例1と実施例2では、画像形成装置が画像生成制御装置と接続されて動作する場合を例として説明したが、本発明は、両者が同一の装置として構成される場合でも、同様にA色画像とB色画像を比較することで、A色画像情報とB色画像情報の組み合わせが正常であるか否かを判定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】ハイライトカラー画像を形成する画像形成装置の構成例を示した図である。
【図2】画像形成装置502の動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】画像形成装置502が形成する画像の例を示した図である。
【図4】画像形成装置502が形成する画像の例を示した図である。
【図5】画像形成装置502が形成する画像の例を示した図である。
【図6】本発明を適用した画像形成装置の機能的な構成を示すブロック図である。
【図7】画像形成装置2の構造を模式的に示した図である。
【図8】画像形成装置2によるA色画像形成、B色画像形成、画像転写、画像定着の各処理の実行タイミングを示した図である。
【図9】画像形成装置2の制御動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】実施例2で画像形成装置2が形成する画像の例を示した図である。
【符号の説明】
【0048】
1 画像生成制御装置
2 画像形成装置
3A 領域
3B 領域
4A A色画像
4B B色画像
10 制御部
11 画像生成部
12A A色画像一時保持部
12B B色画像一時保持部
13A A色画像伝送制御部
13B B色画像伝送制御部
20 制御部
21 給紙・搬送制御部
22 転写制御部
23 定着制御部
24A A色画像伝送制御部
24B B色画像伝送制御部
25A A色画像形成部
25B B色画像形成部
26 A色画像一時保持部
27 画像合成処理部
28 画像判定処理部
41A ビット列
41B ビット列
100 転写体
121 搬送路
122 転写部
123 定着部
124 ローラ
125A A色画像形成部
125B B色画像形成部
501 画像生成制御装置
502 画像形成装置
503 通信線
504 通信線
505 通信線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
形成対象となる1つの画像に対応する複数の画像情報の組を取得し、該取得した画像情報のそれぞれに基づく各画像を合成処理する合成処理手段と、
前記合成処理手段が合成処理した画像の各画素の論理積に基づいて前記画像情報の組み合わせの適否を判定する判定手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記画像情報を保持する保持手段をさらに具備し、
前記合成処理手段は、前記画像情報のそれぞれを異なる時期で取得する場合に、最後に取得する画像情報以外を前記保持手段に保持させ、該最後に取得する画像情報を取得した際に前記保持手段手段に保持した画像情報との合成処理を行う
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像情報を生成する生成手段をさらに具備し、
前記生成手段は、前記画像情報のそれぞれに、他の画像情報と合成した際に各画素の論理積が0となるビット列を含ませる
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記生成手段は、第1の画像情報と第2の画像情報とで組となる画像情報を生成し、前記第1の画像情報に含ませるビット列を反転させたビット列を、前記第2の画像情報に含ませることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
【請求項5】
複数の画像情報のそれぞれに、他の画像情報と合成した際に各画素の論理積が0となるビット列を含ませた組となる画像情報を生成する生成手段を具備することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
前記生成手段は、第1の画像情報と第2の画像情報とで組となる画像情報を生成し、前記第1の画像情報に含ませるビット列を反転させたビット列を、前記第2の画像情報に含ませることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−37073(P2008−37073A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−218263(P2006−218263)
【出願日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】