説明

画像形成装置

【課題】ユーザからの入力を受け付ける操作パネルを備えると共に、画像形成に付属する処理を行う1以上のオプションのいずれかを、装置本体の一側方または両側方に配置接続可能な画像形成装置において、オプションを現に接続した状態で、入口を通して搬出入する際、入口に操作パネルが引っかかるおそれのある場合、操作パネルを取り外さずに搬出入できるようにして、搬出入時の作業性の向上を図ること。
【解決手段】装置本体100の左側面100bに存在する、フィニッシャ520に隠蔽されない非隠蔽領域(ドットで示す領域)内の待避位置(鎖線の位置)まで、スリットSを伸ばし、装置本体100の正面100a側の位置から非隠蔽領域内の待避位置まで、スリットSに沿わせて操作パネル301を移動させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作パネルを備えると共に、機能拡張のためのオプションを接続可能な画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複写機等の画像形成装置は、ユーザの入力操作の行い易さ等を考慮して、操作パネルが本体正面からユーザに向かって突出するように設計されていることが多い(特許文献1)。
一方、ユーザからの多機能化の要求に応えるため、大容量の用紙を給紙できる大容量給紙装置や、画像が形成された用紙の束にステープル(ホッチキス止め)する機能やファイリング用にパンチ(孔開け)する機能等を併せ持った用紙後処理装置、ユーザが原稿やコピーを済ませた用紙を整理等するためのワーキングテーブル等のオプションが、画像形成装置の側面の近傍に配置した状態で接続できるように、または画像形成装置の側面に直付けできるように、用意されている。
【0003】
このようなオプションは、画像形成装置と別個に搬入され、搬入先で画像形成装置に接続されていたが、搬入先で接続する時間が掛かるため、近年、搬入する前に画像形成装置へのオプションの接続を完了させた完了品を、搬送者が搬入している。
【特許文献1】特開2005−234222号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような完了品は奥行きに比べて幅が非常に大きくなるので、搬送者は、完了品を搬入する際、搬入し易さを考慮して、完了品をその幅方向に移動させて、搬入先の入口を通そうとする。
このように搬入しようとしても、その入口の幅によっては、本体正面の操作パネルが、入口に引っ掛かり、搬入の邪魔になる場合がある。
【0005】
操作パネルの引っ掛かりを防止するには、搬送者が完了品を搬入する前に操作パネルを外し、搬入後に取り付ける方法が考えられるが、搬入時に新たな手間と時間を発生させ、搬送者にとって作業性が悪くなるという問題がある。
このような問題は、完了品を外へ搬出する際にも起こりうる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、オプションを接続した状態でも、搬出入時の作業性の向上を図ることのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、ユーザからの入力を受け付ける操作パネルを備えると共に、画像形成に付属する処理を行う1以上のオプションを、装置本体の一側方または両側方に配置接続可能な画像形成装置であって、装置本体の側壁には、オプションが配置された状態においてもオプションによって隠蔽されない非隠蔽領域が存在し、前記操作パネルは、装置本体の正面側の位置から前記非隠蔽領域内に少なくとも1つ存在する待避位置まで移動自在に、装置本体に支持されることを特徴とする。
【0007】
また、前記1以上のオプションのうち1のオプションが、装置本体側方に配置接続された状態において、装置本体の側壁に沿って、前記側壁との間隔が前記操作パネルに相当する大きさよりも狭くなる第1部分と、前記操作パネルに相当する大きさよりも広くなる第2部分とを有し、前記非隠蔽領域が前記オプションの第2部分に相当する領域に存在することを特徴とする。
【0008】
また、前記1以上のオプションには、前記装置本体の側壁の略全面を隠蔽する大きさのオプションが含まれており、そのような大きさのオプションは、装置本体側方に配置接続された状態において、前記装置本体側壁に近接する第1配置状態と、当該側壁から離間して当該装置本体との間隔が少なくとも前記操作パネルに相当する大きさよりも広くなる第2配置状態とを相互に切り替えできるように移動自在であり、前記非隠蔽領域は、前記大きさのオプションが第2配置状態にあるときに存在することを特徴とする。
【0009】
さらに、前記操作パネルを移動させるための駆動手段と、前記駆動手段を制御して前記操作パネルを移動させる制御手段と、操作パネルの移動指示を受け付ける受付手段と、装置本体側方に現に配置接続されたオプションを識別する識別手段と、を備えており、前記オプションが複数存在し、前記待避位置は、前記非隠蔽領域内において、複数のオプションのそれぞれに対応して異なる地点に存在し、前記操作パネルは、前記待避位置の各々に、前記正面側の位置を介して相互に移動自在に支持されており、前記制御手段は、前記受付手段が前記移動指示を受け付けると、前記識別手段により識別されたオプションに応じて、識別したオプションに対応する待避位置を特定し、特定された待避位置に前記操作パネルを移動させることを特徴とする。
【0010】
さらに、前記複数のオプションの種類と、当該種類に対応した異なる待避位置とが関連付けされた情報を格納しており、前記特定手段は、前記識別したオプションに対応する待避位置の特定を、前記情報を参照して行うことを特徴とする。
また、自装置の移動の完了を受け付ける移動完了受付手段を備えており、前記制御手段は、前記移動完了受付手段が前記移動の完了を受け付けると、前記駆動手段を制御して、前記操作パネルを前記正面側の位置に復帰させることを特徴とする。
【0011】
また、前記装置本体には、前記正面側の位置からコーナーを介して、前記待避位置まで伸びる長尺状の案内部材が設けられており、前記操作パネルは、前記案内部材に案内されて移動することを特徴とする。
また、前記案内部材は、ガイドレールであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る画像形成装置によれば、オプションを接続した状態でも、例えばユーザなどの搬送者が手動で、装置本体側壁に存在する非隠蔽領域内の待避位置まで操作パネルを移動させることができる。したがって、オプションを接続した状態の画像形成装置を、幅方向に移動させ、部屋の入口を通して搬出入する際に、操作パネルを待避位置に移動させることにより、操作パネルを装置本体から取り外さなくても、操作パネルが邪魔にならずに搬出入することができ、オプションを接続した状態でも搬出入時の作業性の向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明に係る画像形成装置を、タンデム型カラー複写機(以下、単に「複写機」という。)を例にして、オプションが接続された場合について、説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本実施の形態に係る複写機を示す概略斜視図であり、オプションの接続が完了したものを示す。図2は、本実施の形態に係る複写機を示す要部側面図であり、図1においてA方向から矢視した側面の要部を示す。
【0014】
図1に示すように、複写機1は、原稿読み取り部、プリンタ部、給紙部等を有する装置本体100と、装置本体100の上面に載置された自動原稿搬送部200とを備えた画像形成装置であり、オプションとして、フィニッシャ500、大容量フィーダ700、ワーキングテーブル800が接続されている。
自動原稿搬送部200は、複写(コピー)ジョブを実行する際、原稿台にセットされた原稿を、装置本体100上面の原稿読み取り面に搬送し、原稿排紙台に排紙する。
【0015】
原稿読み取り部は、原稿読み取り面に搬送された原稿を読み取って、画像データを生成する。
プリンタ部は、原稿読み取り部によって生成された画像データに基づき、給紙部から搬送された用紙にカラー画像を形成する。
ここで、装置本体100の側壁のうち、ユーザが原稿のセットや用紙のセットを最も行いやすい、装置本体100の前方から装置本体100を見たときの前方に臨む側壁を正面100a、装置本体100をその前方から見て装置左側の側壁を左側面100b、装置右側の側壁を右側面100cと規定する。正面100aと左側面100b、右側面100cとの間には、それぞれコーナー100e、100fがある。
【0016】
大容量フィーダ700は、装置本体100の右側面100cの近傍に配置され、複写機1に機械的、電気的に接続されており、装置本体100の給紙部を補助する給紙装置として、装置本体100のプリンタ部に給紙するものである。
ワーキングテーブル800は、大容量フィーダ700よりも上部寄りであって、装置本体100上面と面一になるように、装置本体100の右側面100c側の部分に直に接続されており、ユーザが原稿やコピーの済んだ用紙を整理等するのに用いられる。
【0017】
大容量フィーダ700の高さが装置本体100よりも低く、また、ワーキングテーブル800の奥行きが装置奥行よりも小さく設計されており、したがって、装置本体100の右側面100cには、大容量フィーダ700およびワーキングテーブル800の双方が接続されても、両者に隠蔽されない非隠蔽領域(図2のドットで示す領域)が存在する。
フィニッシャ500は、装置本体100の排紙トレー111上に載置されて装置本体100の排紙部110と接続される搬送部501を有し、フィニッシャ本体が装置本体100の左側面100bの近傍に配置され、複写機1に物理的、電気的に接続されており、画像の形成された用紙を、搬送部501を介して取り込み、ユーザからの指示に応じて、取り込んだ用紙の束にステープルし、あるいはパンチ等を行う。フィニッシャ500は、高さが装置本体100と同等であり、したがって、フィニッシャ500が配置されると、装置本体100の左側面100bの全面が、フィニッシャ500に隠蔽される。
【0018】
複写機1は、フィニッシャ500に替えて、図3に示すような他のタイプのフィニッシャ520と接続可能である。
フィニッシャ520は、一部の高さが装置本体100よりも低くなっており、装置本体100の左側面100bには、フィニッシャ520が配置されても、フィニッシャ520に隠蔽されない非隠蔽領域(ドットで示す領域)が存在し、この非隠蔽領域とフィニッシャ520の上部との間に、下記の操作パネル301を収めるのに十分な空間が存在する。
【0019】
図1に戻り、装置本体100の排紙部110より上部寄りであって、正面100a、左側面100b、右側面100cに跨ってスリットSが設けられており、左側面100bでは、図1の破線で示すように、奥側まで伸びており、右側面100cでは、図2に示すように、ワーキングテーブル800の直前の位置まで伸びている。そして、スリットSから延出した支持部材302に操作パネル301が接続されている。
【0020】
前記スリットSの内部には、操作パネル301をスリットSに沿って移動させる機構が設けられている。
図4は、操作パネル301をスリットSに沿って移動させる機構を示す概略斜視図である。以下、図1ないし図4を用いてこの機構を詳述する。
図1ないし図4に示すように、スリットSの上下に、コの字型をした一対のレール101a、101bがスリットSの長さ方向全長に亘って、対向して配置されている。この一対のレール101a、101bは、支持部材302のガイドレール101として機能する。
【0021】
支持部材302の基端302aは、図4に示されるように下側のレール101bを外套するスカート部302d、302eを有していると共に、上下のレール101a、101b内に嵌まり込む転動ローラ302cを有している。この転動ローラ302cによって支持部材302はガイドレール101に案内されて、スリットS全長に亘って移動可能である。スカート部302d、302eは、支持部材302をガイドレール101に沿ってガタツキ無く滑らかに移動させる機能を果たす。
【0022】
支持部材302の先端側に接続された操作パネル301は、コピージョブを受け付ける入力キーや表示部などを有している。この操作パネル301と装置本体100の制御部との電気的接続は、支持部材302および下側のレール101bに這設したケーブル307によってなされる。但し、操作パネル301はスリットSに沿って移動するので、その移動分のケーブル長を繰り出すことができるよう巻き取りリール308に必要長のケーブル307が巻回されている。
【0023】
上記構成によれば、複写機1のオプションとして用意されているものが、上記のフィニッシャ等とした場合には、どのオプションがどのように組み合わされても、図2にてドットで示すように、装置本体100の右側面100cに、必ず、非隠蔽領域を確保できるので、搬送者は、全体幅が装置奥行より大きい、完了品(オプション接続済みの複写機1)を、図1に示すように入口1000を通して搬出入しようとする際、操作パネル301あるいは支持部材302を手で押し、操作パネル301を、ガイドレール101に案内させて、装置本体100の正面101a側の位置から、図2、4の鎖線で示すように、右側面100cの非隠蔽領域内の待避位置まで移動させれば、入口1000が装置奥行より広いことを前提に、操作パネル301を外さなくても、完了品を搬出入することができる。
【0024】
また、スリットSが左側面100bにも設けられているので、フィニッシャ520が接続されている場合には、移動距離が短くて済む、左側面100bに存在する非隠蔽領域内の待避位置(図3の鎖線で示す位置)まで移動させることができる。
〔第2の実施の形態〕
第1の実施の形態は、手動で、操作パネル301を移動させる構成としたが、本実施の形態は、複写機1の搬送者からの指示を契機に、駆動手段が操作パネル301を自動移動させる構成としており、この点で、第1の実施の形態と異なる。以下では、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
【0025】
図5は、本実施の形態における操作パネル301の駆動手段80を示す概略斜視図である。同図では、駆動手段80の構成を明瞭にするため、上記のガイドレール101(図4に示す)等の構成を省略しているが、操作パネル301がガイドレール101に移動自在に支持され、案内される点は第1の実施の形態と同様である。
以下、図4および図5を用いて駆動手段80の構成を説明する。
【0026】
図5に示すように、駆動手段80は、装置本体100内に備えられており、複数のプーリ82b〜82gと、これらに張架されたワイヤ82aと、プーリ82bを正転(CW)および逆転(CCW)可能なモータ81と、モータ81の駆動を制御する操作パネル移動制御部6とを備える。
プーリ82b〜82gは、図4に示す、装置本体100のガイドレール101よりも内方であって、装置本体100の各コーナー100e、100fおよびガイドレール101の両端近傍に配されており、これによって、ワイヤ82aは、装置本体100のガイドレール101よりも内方でガイドレール101に沿うように張架される。
【0027】
ワイヤ82aは、支持部材302に設けられたクランプ部302hに把持されて、支持部材302を介して操作パネル301と接続される。
このような構成によって、図4、5に示すように、モータ81を正転(CW)させると、ワイヤ82aが運動し、操作パネル301はガイドレール101に沿ってQ方向に移動し、逆転(CCW)させると、P方向に移動する。
【0028】
本実施の形態では、図5に示すように、操作パネル301の初期位置あるいは復帰位置として、装置本体100の正面100aのホームポジション、操作パネル301の待避位置として、装置本体100の左側面100bの左ポジション、右側面100cの右ポジションの3つの位置が予め決められている。
ワイヤ82a近傍の、これら3つの位置に対応する位置には、操作パネル301を検出するための正面センサ83a、左センサ83c、右センサ83dの3つのセンサが配されている。
【0029】
センサ83a、83c、83dの各々は、操作パネル301がホームポジション、左ポジション、右ポジションの各ポジションに存在するとき、クランプ部302hに設けられた磁石83bと対向し、磁石83bの磁界に感応してONになり、操作パネル移動制御部6にON信号を出力するものである。これにより、操作パネル移動制御部6は操作パネル301がホームポジション、左ポジション、または右ポジションに存在することを検知できる。
【0030】
操作パネル301には、搬送者から操作パネル301の移動指示、復帰指示を受け付けるための、ホームポジションキー301a、サイドポジションキー301bが配されている。複写機1の搬送者が、サイドポジションキー301bを押下すると、操作パネル301を装置本体100の両側面100b、100cのいずれか一方へと移動させる旨の指示が操作パネル移動制御部6に送信され、ホームポジションキー301aを押下すると、操作パネル301を正面100aに復帰させる旨の指示が送信される。
【0031】
図6は、操作パネル移動制御部6の構成を示すブロック図である。
操作パネル移動制御部6は、操作パネル301の移動専用の制御部であって、同図に示すように、CPU62、ROM63と最適ポジション情報記憶部64を備える。
ROM63は、操作パネル301を左ポジションに移動させる処理(以下、左ポジション移動処理PL1という。)と、右ポジションに移動させる処理(以下、右ポジション移動処理PR1という。)と、ホームポジションに戻す処理(以下、ホームポジション移動処理PH1という。)を実行するためのプログラムを格納する。また、本実施の形態は、電気的に接続されたフィニッシャ500、520の各々から、固有の識別信号がCPU62に継続的に発信される構成となっており、サイドポジションキー301bが押下された場合に、下記の最適ポジション情報を参照し、現に接続されたフィニッシャ500(520)に応じて、ここでは、受信した固有の識別信号に基づいて、左ポジション、右ポジションのうちいずれかを待避位置として特定し、特定した待避位置へ操作パネル301を移動させる、最適ポジション移動処理PDを実行するためのプログラムも格納する。
【0032】
最適ポジション情報記憶部64は、最適ポジション情報を記憶する。最適ポジション情報は、フィニッシャの種類と、種類に応じて最適と考えられる待避位置とを関連付けた情報である。ここでは、フィニッシャ500と右ポジションとが関連付けられ、フィニッシャ520と左ポジションとが関連付けられている。
CPU62は、操作パネル301の移動指示を受け付けると、ROM63から対応するプログラムを読み出して、最適ポジション移動処理PDを実行し、操作パネル301の復帰指示を受け付けると、複写機1の移動が完了したとして、ROM63から対応するプログラムを読み出し、ホームポジション移動処理PH1を実行する。
【0033】
なお、ニッケル・カドミウム蓄電池などの予備電源600が、装置本体100(図5に示す)内に設けられ、複写機1の主電源プラグが抜かれたときでも、接続されたフィニッシャ500(520)が固有の識別信号を発信でき、また、最適ポジション移動処理PD、各ポジション移動処理PH1、PL1、PR1が実行できるように、操作パネル移動制御部6、操作パネル301、モータ81、センサ83a、83c、83d、接続されたフィニッシャ500(520)に対して電力を供給する。
【0034】
図7は、最適ポジション移動処理PDの内容例を示す制御フロー、図8(a)は、左ポジション移動処理PL1の内容例を示す制御フロー、(b)は、右ポジション移動処理PR1の内容例を示す制御フローであり、図9は、ホームポジション移動処理PH1の内容例を示す制御フローである。
最適ポジション移動処理PDでは、図7に示すように、現に接続されたフィニッシャ500(520)からの識別信号を受信する(ステップS1)。受信した識別信号に基づいて、最適ポジション情報を参照し、現に接続されたフィニッシャに関連付けられた、待避位置を読み出し、読み出した待避位置が左ポジションか否かを判断する(ステップS2)。読み出した待避位置が左ポジションであると判断すると(ステップS2で「YES」)、左ポジション移動処理PL1が実行される。読み出した待避位置が左ポジションでないと判断すると(ステップS2で「NO」)、待避位置として右ポジションが読み出されたことになるので、右ポジション移動処理PR1が実行され、処理を終了する。
【0035】
左ポジション移動処理PL1では、図8(a)に示すように、左センサ83cからON信号が出力されているか否かを判断する(ステップS3)。左センサ83cがONされていると判断すると(ステップS3で「YES」)、現に操作パネル301が左ポジションに位置しているので、処理を終了する。左センサ83cがONされていないと判断すると(ステップS3で「NO」)、モータ81を正転(CW)させる(ステップS4)。これにより、操作パネル301が左ポジションへの移動を開始する。その後、左センサ83cがONされているか否かを判断する(ステップS5)。左センサ83cがONされていないと判断すると(ステップS5で「NO」)、ステップS4に戻り、モータ81の正転(CW)を継続する。左センサ83cがONされたと判断すると(ステップS5で「YES」)、操作パネル301が左ポジションに到達したとして、モータ81をOFFし(ステップS6)、処理を終了する。
【0036】
右ポジション移動処理PR1では、図8(b)に示すように、右センサ83dからON信号が出力されているか否かを判断する(ステップS7)。右センサ83dがONされていると判断すると(ステップS7で「YES」)、現に操作パネル301が右ポジションに位置しているので、処理を終了する。右センサ83dがONされていないと判断すると(ステップS7で「NO」)、モータ81を逆転(CCW)させる(ステップS8)。これにより、操作パネル301が右ポジションへの移動を開始する。その後、右センサ83dがONされているか否かを判断する(ステップS9)。右センサ83dがONされていないと判断すると(ステップS9で「NO」)、ステップS8に戻り、モータ81の逆転(CCW)を継続する。右センサ83dがONされたと判断すると(ステップS9で「YES」)、操作パネル301が右ポジションに到達したとして、モータ81をOFFし(ステップS10)、処理を終了する。
【0037】
ホームポジション移動処理PH1では、図9に示すように、正面センサ83aからON信号が出力されているか否かを判断する(ステップS11)。正面センサ83aがONされていると判断すると(ステップS11で「YES」)、現に操作パネル301がホームポジションに位置しているので、処理を終了する。正面センサ83aがONされていないと判断すると(ステップS11で「NO」)、左センサ83cがONされているか否かを判断する(ステップS12)。左センサ83cがONされていると判断すると(ステップS12で「YES」)、モータ81を逆転(CCW)させる(ステップS13)。これにより、操作パネル301が左ポジションからホームポジションへの移動を開始する。その後、正面センサ83aがONされているか否かを判断する(ステップS14)。正面センサ83aがONされていないと判断すると(ステップS14で「NO」)、ステップS13に戻り、モータ81の逆転(CCW)を継続する。正面センサ83aがONされていると判断すると(ステップS14で「YES」)、操作パネル301がホームポジションに戻ったとして、モータ81をOFFし(ステップS20)、処理を終了する。
【0038】
左センサ83cがONされていないと判断すると(ステップS12で「NO」)、モータ81を正転(CW)させる(ステップS15)。これにより、操作パネル301がホームポジションおよび左ポジション以外の何処か(すなわち、右ポジションも含む)の位置からモータ81正転(CW)方向へ移動を開始する。左センサ83cと正面センサ83aのいずれかが早くONされるまで操作パネル301の移動が続行される(ステップS16で「NO」、S19で「NO」、S15)。左センサ83cが先にONされたと判断すると(ステップS16で「YES」)、モータ81を逆転(CCW)させる(ステップS17)。これにより、ホームポジションと左ポジションの間の何処かから左ポジションへ移動を開始した操作パネル301が左ポジションで折り返し、ホームポジションへの移動を開始する。その後、正面センサ83aがONされているか否かを判断する(ステップS18)。正面センサ83aがONされていないと判断すると(ステップS18で「NO」)、ステップS17に戻り、モータ81の逆転(CCW)を継続する。正面センサ83aがONされていると判断すると(ステップS18で「YES」)、操作パネル301がホームポジションに戻ったとして、モータ81をOFFし(ステップS20)、処理を終了する。
【0039】
一方、正面センサ83aが先にONされたと判断すると(ステップS19で「YES」)、ホームポジションより右ポジション側からホームポジションへ移動を開始した操作パネル301がホームポジションに戻ったとして、モータ81をOFFし(ステップS20)、処理を終了する。
以上のような構成によって、本実施の形態は、第1の実施の形態のように手動で操作パネル301を動かす必要がなくなり、特に、接続されるオプションによって異なる、最適な待避位置を、自動で特定できるので、搬送者は、自身で最適な待避位置を特定しなくてもサイドポジションキー301bを押すだけで、最適な待避位置まで自動で操作パネル301を移動させることができ、搬出入時の作業性をより向上させることができ、搬送者にとって便利である。
〔第3の実施の形態〕
第2の実施の形態は、搬送者によるキー操作入力を受け付けたことを契機に、操作パネル301を移動させる構成としていたが、本実施の形態は、搬送者による入力を受け付けるのではなく、複写機1(装置本体100)の移動を契機に、自動で操作パネル301を移動させる構成としており、この点で、第2の実施の形態と異なる。以下では、第2の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
【0040】
図10は、本実施の形態における複写機1の移動検出手段の機能を有するキャスター400の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、キャスター400は、ホイール401と、これを回転自在に保持する保持板402と、キャスター軸408とを備えており、装置本体100の底板の四隅領域の各々に、キャスター軸408を中心に回転自在に取着されている。
【0041】
保持板402は天板部403と両側板部404a、404bとを備えており、ホイール401の軸401aは、一方の側板部404bよりも外方に突出してなり、当該突出端部に円盤状の磁石405が取着されている。磁石405は、N極部分405a、S極部分405bが互いに軸401aを挟むように着磁されており、ホイール401の回転に伴って回転する。また、側板部404bの外側面には、複写機1の移動を検知するための移動検知センサ406が、磁石405の磁力の影響を受け易い、ホイール401の軸401aの近傍の位置に、配されている。
【0042】
移動検知センサ406は、複写機1の移動に伴ってホイール401と共に磁石405が回転し、移動検知センサ406に対する磁力線の向きが変化すると、それに伴った出力信号、たとえば電圧値を、複写機1が移動中であることを示す信号として、下記の操作パネル移動制御部16(図11)に出力する。
操作パネル移動制御部16は、上記の出力信号を受信すると、複写機1が移動していることを検知できる。
【0043】
図11は、本実施の形態における操作パネル移動制御部16の構成を示すブロック図である。
操作パネル移動制御部16は、操作パネル301(図5に示す)からのキー押下による信号の受信に替えて、移動検知センサ406からの信号を受信する以外は、第2の実施の形態の操作パネル移動制御部6(図6に示す)と同様の構成であるので、説明の重複を避けるため、同じ構成要素については同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0044】
本実施の形態では、CPU62は、複写機1(図10に示す)が移動していることを示す信号を受信したことを契機に、操作パネル301(図1に示す)の移動指示を受け付けたとして、ROM63から対応するプログラムを読み出して最適ポジション移動処理PDを実行し、搬入後において、複写機1に外部から電源投入されると、複写機1の移動が完了したとして、ROM63から対応するプログラムを読み出してホームポジション移動処理PH1を実行する。
【0045】
なお、本実施の形態でも、第2の実施の形態と同様に、ニッケル・カドミウム蓄電池などの予備電源600が、移動検知センサ406等に対して電力供給する。
本実施の形態において実行される処理については、第2の実施の形態と同様であるので、説明の重複を避けるため、説明を省略する。
上記構成により、本実施の形態では、第2の実施の形態のように搬送者が指示を入力しなくても、複写機1が移動を開始すると、操作パネル301の待避位置への移動が自動で実行されるので、搬送者にとって指示作業が省ける点で便利である。
<変形例>
(1)上記各実施の形態は、複写機1がフィニッシャ500のほかにフィニッシャ520を接続可能であるとしたが、これに限らない。例えば、これらに加えて、下記の、他のバリエーションのフィニッシャ510を接続可能であるとすることができる。
【0046】
図12は、フィニッシャ510を示す斜視図である。図12に示すように、フィニッシャ510は、スライドレール110を介して複写機1と連結されており、装置本体100の左側面100bに対し接離方向に移動自在となっている。フィニッシャ510は、少なくとも操作パネル301の大きさに相当する間隙が開く位置まで離間させることができるようになっており、フィニッシャ510を離間させた状態にすることで、当該左側面100bの全面がフィニッシャ510に隠蔽されない非隠蔽領域となり、非隠蔽領域内に操作パネル301の待避位置(鎖線の位置)を確保できる。
【0047】
なお、スライドレール110は、フィニッシャ510を、離間状態を維持して、複写機1に連結したまま、搬送できるように、アウターレール110bからインナーレール110aを延出した状態でロックできる、例えば、ロックピンなどの留め具を備えた構成となっている。
また、フィニッシャ510を、複写機1に接続可能なオプションに加える場合、上記第2、第3の実施の形態の最適ポジション情報に、フィニッシャ510とフィニッシャ510が接続されたときに最適と考えられる待避位置とを関連付けた情報が付加される。
【0048】
フィニッシャ510は、搬送者により手動で、装置本体100の左側面100bから離間されるが、上記第2、第3の実施の形態では、操作パネル301を自動で移動させることに鑑み、例えば、フィニッシャ510が近接状態であることを検出する検出センサを装置本体100の左側面100bに配し、フィニッシャ510が近接状態である旨を操作パネル301の表示部に表示させるか、別途、音声で報知する構成とすれば、現にフィニッシャ510が近接状態であることを検出センサが検出し、かつ搬送者がフィニッシャ510の近接状態に気付かずにサイドポジションキー301b(図5に示す)を押下しあるいは複写機1を動かした時、操作パネル301の表示部あるいは音声を介して搬送者にその旨を報知でき、搬送者に対してフィニッシャ510の離間作業を促すことができて、好ましい。
【0049】
さらに、フィニッシャ500、510、520の他にも、例えば、画像の形成された用紙を仕分けるソータ等を、装置本体100の左側方に配置接続可能なオプションとして加えることができる。ソータ等の種類によっては、装置本体100の左側面100bに非隠蔽領域を確保できるものと確保できないもの、すなわち待避位置を確保できるものと確保できないものとがあるので、これを考慮して、上記第2、第3の実施の形態における最適ポジション情報に、ソータ等の種類と種類ごとに最適と考えられる待避位置とを関連付けた情報が付加される。
【0050】
すなわち、装置本体100に接続可能な1以上のオプションについて、これらがどのような組み合わせで接続された場合でも、装置本体100の側面100b、100cのうち、当該オプションにより隠蔽されない非隠蔽領域の待避位置に操作パネル301を移動できるように案内支持する構成であれば良い。したがって、装置本体100の左右両側面100b、100cに操作パネル301を移動させることが必須ではなく、対応するオプションとの関係において、少なくとも一方の側面100b(100c)に操作パネル301を移動させることのできる構成であれば良い。
【0051】
(2)上記各実施の形態は、装置本体100の右側面100cのスリットSを直線状に設けた構成となっているが、この構成に限らず、例えば、図13に示すように、スリットSが下方に湾曲する構成を採れば、大型のワーキングテーブル810が別のオプションとして接続される場合でも操作パネル301の待避位置を確保でき、対応可能なオプションを増やすことができる。
【0052】
(3)上記第2、第3の実施の形態では、最適ポジション情報が操作パネル移動制御部6、16に格納されていたが、このような構成に替えて、操作パネル移動制御部6、16をネットワークに接続し、ネットワーク上の別の端末に当該情報を格納させておき、必要に応じて、当該端末からネットワークを介して取得する構成とすることもできる。
(4)上記各実施の形態では、本発明の画像形成装置を複写機に適用した場合の例を説明したが、これに限定されない。カラーやモノクロの画像形成に関わらず、操作パネルを有する画像形成装置であれば、例えば、プリンタ、FAX、MFP(Multiple Function Peripheral)等に適用できる。
【0053】
(5)上記各実施の形態では、案内部材としてガイドレールを用いた構成を例にして説明したが、これに限定されない。例えば、ガイドシャフトやガイドベルト、ガイドワイヤなどを案内部材として用いることもできる。
また、上記各実施の形態および上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
なお、本発明において、正面側の位置とは、正面と側面との境界となるコーナーを基点に正面寄りの位置と定義される。
【0054】
本発明は、画像形成装置に限定されず、装置本体の側方に配置接続されるオプションの種類に応じて操作パネルを装置本体の側壁に存在する非隠蔽領域内の待避位置に移動させる方法としても良い。さらにその方法をコンピュータが実行するプログラムであるとしても良い。また、本発明に係るプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、フラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
【産業上の利用可能性】
【0055】
本発明は、ユーザに向けて突出した状態で装置正面に位置する操作パネルを備え、オプションを装置本体の側方に配置接続可能な画像形成装置に広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】第1の実施の形態における複写機を示す概略斜視図である。
【図2】第1の実施の形態における複写機の要部側面図である。
【図3】第1の実施の形態における他のタイプのフィニッシャを示す斜視図である。
【図4】第1の実施の形態における操作パネルをスリットに沿って移動させる機構を示す概略斜視図である。
【図5】第2の実施の形態における操作パネルの駆動手段を示す概略斜視図である。
【図6】第2の実施の形態における操作パネル移動制御部の構成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態における最適ポジション移動処理PDの内容例を示す制御フローである。
【図8】(a)は、第2の実施の形態における左ポジション移動処理PL1の内容例を示す制御フロー、(b)は、右ポジション移動処理PR1の内容例を示す制御フローである。
【図9】第2の実施の形態におけるホームポジション移動処理PH1の内容例を示す制御フローである。
【図10】第3の実施の形態における複写機の移動検出手段の機能を有するキャスターの構成を示す斜視図である。
【図11】第3の実施の形態における操作パネル移動制御部の構成を示すブロック図である。
【図12】他のバリエーションのフィニッシャを示す斜視図である。
【図13】他のバリエーションのスリットSを示す側面図である。
【符号の説明】
【0057】
1・・・複写機
6、16・・・操作パネル移動制御部
62・・・CPU
64・・・最適ポジション情報記憶部
80・・・駆動手段
81・・・モータ
82a・・・ワイヤ
82b〜g・・・プーリ
83a・・・正面センサ
83c・・・左センサ
83d・・・右センサ
100・・・装置本体
100a・・・正面
100b・・・左側面
100c・・・右側面
100d、100e・・・コーナー
101・・・ガイドレール
101a、101b・・・レール
301・・・操作パネル
302・・・支持部材
302c・・・転動ローラ
302d、302e・・・スカート部
406・・・移動検知センサ
500、510、520・・・フィニッシャ
700・・・大容量フィーダ
800、810・・・ワーキングテーブル
1000・・・入口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザからの入力を受け付ける操作パネルを備えると共に、画像形成に付属する処理を行う1以上のオプションを、装置本体の一側方または両側方に配置接続可能な画像形成装置であって、
装置本体の側壁には、オプションが配置された状態においてもオプションによって隠蔽されない非隠蔽領域が存在し、
前記操作パネルは、装置本体の正面側の位置から前記非隠蔽領域内に少なくとも1つ存在する待避位置まで移動自在に、装置本体に支持されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記1以上のオプションのうち1のオプションが、装置本体側方に配置接続された状態において、装置本体の側壁に沿って、前記側壁との間隔が前記操作パネルに相当する大きさよりも狭くなる第1部分と、前記操作パネルに相当する大きさよりも広くなる第2部分とを有し、
前記非隠蔽領域が前記オプションの第2部分に相当する領域に存在することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記1以上のオプションには、前記装置本体の側壁の略全面を隠蔽する大きさのオプションが含まれており、
そのような大きさのオプションは、装置本体側方に配置接続された状態において、前記装置本体側壁に近接する第1配置状態と、当該側壁から離間して当該装置本体との間隔が少なくとも前記操作パネルに相当する大きさよりも広くなる第2配置状態とを相互に切り替えできるように移動自在であり、
前記非隠蔽領域は、前記大きさのオプションが第2配置状態にあるときに存在することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記操作パネルを移動させるための駆動手段と、
前記駆動手段を制御して前記操作パネルを移動させる制御手段と、
操作パネルの移動指示を受け付ける受付手段と、
装置本体側方に現に配置接続されたオプションを識別する識別手段と、を備えており、
前記オプションが複数存在し、
前記待避位置は、前記非隠蔽領域内において、複数のオプションのそれぞれに対応して異なる地点に存在し、
前記操作パネルは、前記待避位置の各々に、前記正面側の位置を介して相互に移動自在に支持されており、
前記制御手段は、前記受付手段が前記移動指示を受け付けると、前記識別手段により識別されたオプションに応じて、識別したオプションに対応する待避位置を特定し、特定された待避位置に前記操作パネルを移動させることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記複数のオプションの種類と、当該種類に対応した異なる待避位置とが関連付けされた情報を格納しており、
前記特定手段は、前記識別したオプションに対応する待避位置の特定を、前記情報を参照して行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
自装置の移動の完了を受け付ける移動完了受付手段を備えており、
前記制御手段は、前記移動完了受付手段が前記移動の完了を受け付けると、前記駆動手段を制御して、前記操作パネルを前記正面側の位置に復帰させることを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記装置本体には、前記正面側の位置からコーナーを介して、前記待避位置まで伸びる長尺状の案内部材が設けられており、
前記操作パネルは、前記案内部材に案内されて移動することを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記案内部材は、ガイドレールであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2009−260637(P2009−260637A)
【公開日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−107030(P2008−107030)
【出願日】平成20年4月16日(2008.4.16)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】