説明

画像形成装置

【課題】用紙の貼りつきが発生することを抑制できると共に、読み取り部によって読み取られる画像の画質の劣化を抑制できる画像形成装置を提供することである。
【解決手段】スキャナ3は、原稿の画像を読み取る。印刷部7は、スキャナ3が読み取った画像のトナー画像を用紙Pに印刷し、トナー画像が印刷された用紙Pが出力される排紙トレイ23を含んでいる。スキャナ3は、排紙トレイ23と対向する下面S1を有している。冷却部5は、印刷部7外及びスキャナ3外から空気を吸引し、該空気を、前記下面S1上を通過させた後に、排紙トレイ23に出力されてくる用紙Pに吹き付ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、特に、読み取り部及び印刷部を備えている画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置としては、例えば、特許文献1に記載の画像形成装置が知られている。該画像形成装置は、リーダ及び画像形成部を備えている。リーダは、原稿の画像を読み取るスキャナである。画像形成部は、リーダの下に設けられており、記録紙にトナー画像を印刷する。また、画像形成部の上面には、印刷済みの記録紙が積載される積載部が設けられている。
【0003】
以上のように構成された特許文献1に記載の画像形成装置では、積載部に排出された記録紙同士が貼りつくことを防止するために、画像形成部の排出口近傍に冷却ファンが設けられている。より詳細には、記録紙には画像形成部の定着部により加熱処理が施されているので、定着部を通過した直後の記録紙上のトナーは溶融状態である。溶融状態のトナーが付着した記録紙が積載部に積載されると、トナーが硬化する際に記録紙同士が貼りついてしまう。そこで、特許文献1に記載の画像形成装置は、記録紙が積載部に積載される前に該記録紙を冷却ファンにより冷却している。これにより、溶融状態のトナーが付着した記録紙が積載部に積載されることを防止している。
【0004】
ところで、特許文献1に記載の画像形成装置は、長時間の使用によりリーダによって読み取られる画像の画質が劣化しやすいという問題を有する。より詳細には、リーダは、原稿に対して光を照射し、原稿で反射した光をCCD等の撮像素子により受光することによって、原稿の画像を読み取っている。そのため、リーダには光源が内蔵されており、リーダが長時間にわたって使用されると光源から多量の熱が発生する。これにより、リーダ内の光学素子が熱の影響によって歪んでしまうおそれがある。その結果、特許文献1に記載の画像形成装置において、リーダによって読み取られる画像の画質が劣化するおそれがある。なお、特許文献1に記載の画像形成装置では、画像形成部が発生した熱がリーダに伝わることによっても、リーダによって読み取られる画像の画質の劣化が発生するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−264416号公報(図6)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明の目的は、用紙の貼りつきが発生することを抑制できると共に、読み取り部によって読み取られる画像の画質の劣化を抑制できる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態に係る画像形成装置は、原稿の画像を読み取る読み取り部と、前記読み取り部が読み取った画像のトナー画像を印刷媒体に印刷する印刷部と、冷却部と、を備えており、前記印刷部は、前記トナー画像が印刷された前記印刷媒体が出力されるトレイを、含んでおり、前記読み取り部は、前記トレイと対向する対向面を有しており、前記冷却部は、前記印刷部外及び前記読み取り部外から空気を吸引し、該空気を、前記対向面上を通過させた後に、前記トレイに出力されてくる前記印刷媒体に吹き付けること、を特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、用紙の貼りつきが発生することを抑制できると共に、読み取り部によって読み取られる画像の画質の劣化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】画像形成装置の全体構成を示した図である。
【図2】冷却部の外観斜視図である。
【図3】冷却部の外観斜視図である。
【図4】冷却部に設けられているファンの外観斜視図である。
【図5】冷却部がスキャナ及び印刷部に取り付けられた様子を示した外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成装置について説明する。
【0011】
(画像形成装置の構成)
以下に、本発明の実施形態に係る現像装置を備えた画像形成装置について図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成装置1の全体構成を示した図である。以下では、鉛直方向を上下方向と呼ぶ。また、画像形成装置1の前後方向を単に前後方向と呼び、画像形成装置1の左右方向を単に左右方向と呼ぶ。
【0012】
画像形成装置1は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成されている。画像形成装置1は、スキャナ3、冷却部5及び印刷部7を備えている。
【0013】
スキャナ3は、原稿の画像を読み取り、下面S1を有している。印刷部7は、スキャナ3が読み取った画像のトナー画像を用紙(印刷媒体)に印刷し、図1に示すように、スキャナ3の下側に設けられている。印刷部7は、画像形成部2、給紙部15、タイミングローラ対19、定着装置20、排紙ローラ対21、排紙トレイ23、搬送ローラ対24a,24b、反転ローラ25、切り替え爪32及び搬送経路R1〜R4を含んでいる。
【0014】
給紙部15は、用紙(印刷媒体)Pを1枚ずつ供給する役割を果たし、用紙トレイ16及び給紙ローラ17を有している。用紙トレイ16には、印刷前の状態の用紙Pが複数枚重ねて載置される。給紙ローラ17は、用紙トレイ16に載置された用紙Pを1枚ずつ取り出す。
【0015】
タイミングローラ対19は、給紙ローラ17により取り出された用紙Pにトナー画像が画像形成部2において2次転写されるように、タイミングを調整しながら用紙Pを上方へ搬送する。
【0016】
画像形成部2は、給紙部15から供給されてくる用紙Pにトナー画像を形成し、光走査装置6、中間転写ベルト11、駆動ローラ12、従動ローラ13、2次転写ローラ14及び作像ユニット22(22Y,22M,22C,22K)を有している。また、作像ユニット22(22Y,22M,22C,22K)は、感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)を有している。
【0017】
感光体ドラム4(4Y,4M,4C,4K)は、円筒形状をなしている。感光体ドラム4の周面には、光走査装置6によりビームが照射されることにより静電潜像が形成された後に、図示しない現像装置により静電潜像に基づくトナー画像が現像される。静電潜像の形成及びトナー画像の現像については、一般的な処理であるので詳細な説明を省略する。
【0018】
中間転写ベルト11は、駆動ローラ12と従動ローラ13との間に張り渡されている。中間転写ベルト11には、感光体ドラム4に現像されたトナー画像が1次転写される。駆動ローラ12は、中間転写ベルト駆動部(図1には記載せず)により回転させられることにより、中間転写ベルト11を矢印αの方向に駆動させる。これにより、中間転写ベルト11は、トナー画像を2次転写ローラ14まで搬送する。
【0019】
2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11と対向し、ドラム形状をなしている。そして、2次転写ローラ14は、転写電圧が印加されることにより、中間転写ベルト11との間を通過する用紙Pに対して、中間転写ベルト11が担持しているトナー画像を2次転写する。
【0020】
トナー画像が2次転写された用紙Pは、定着装置20に搬送される。定着装置20は、用紙Pに対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナー画像を用紙Pに定着させる。排紙ローラ対21は、トナー画像が定着された用紙Pを排紙トレイ23上に開口O1を介して出力する。排紙トレイ23は、右斜め上側を向く面であり、スキャナ3の下面(対向面)S1と対向している。排紙トレイ23上には、トナー画像が印刷された用紙Pが積載される。
【0021】
ここで、画像形成装置1は、用紙Pに対して両面印刷可能な構成を有している。すなわち、画像形成装置1は、用紙Pの表面に印刷を行った後に、用紙Pの表裏を反転させて、用紙Pの裏面に印刷を行うことができる。
【0022】
画像形成装置1において、搬送経路R1は、給紙部15から定着装置20の搬送方向の下流側の分岐部分Bまでの経路を構成している。搬送経路R1は、図示しないガイドにより構成されている。搬送経路R1上には、タイミングローラ対19、画像形成部2及び定着装置20が、搬送方向の上流側から下流側へとこの順に並ぶように設けられている。そして、搬送経路R2,R3は、分岐部分Bにおいて2つに分岐している。
【0023】
搬送経路R2は、分岐部分Bから排紙ローラ対21までの経路を構成している。搬送経路R2は、図示しないガイドにより構成されている。搬送経路R2上には、排紙ローラ対21が設けられている。
【0024】
搬送経路R3は、分岐部分Bにおいて搬送経路R2よりも上側に分岐し、印刷部7外へとつながっている。搬送経路R3は、図示しないガイドにより構成されている。搬送経路R3上の搬送方向の下流側の端部には、反転ローラ25が設けられている。反転ローラ25は、用紙Pの表裏を反転させるために、排紙トレイ23上において用紙Pの搬送方向を反転させる。具体的には、反転ローラ25は、搬送経路R3内を搬送されている用紙Pを開口O2を介して印刷部7外へと搬送した後、用紙Pの搬送方向を反転させて、用紙Pを搬送経路R4へと搬送する。
【0025】
搬送経路R4は、搬送経路R3に接続されていると共に、タイミングローラ対19よりも用紙Pの搬送方向の上流側において搬送経路R1に接続されている。より詳細には、搬送経路R4は、反転ローラ25において搬送経路R3から分岐している。搬送経路R4は、図示しないガイドにより構成されている。搬送経路R4上には、搬送ローラ対24a,24bが、搬送方向の上流側から下流側へとこの順に並ぶように設けられている。搬送ローラ対24a,24bは、用紙Pを搬送経路R1へと搬送する。
【0026】
切り替え爪32は、搬送経路R2,R3の分岐部分Bに設けられ、搬送経路R1から搬送されてきた用紙Pの搬送先を、搬送経路R2又は搬送経路R3に切り替える。より詳細には、画像形成装置1が用紙Pの表裏を反転させて用紙Pの裏面に印刷を行う場合には、切り替え爪32は、図1の点線に示すように、搬送経路R2を塞ぐ。これにより、用紙Pは、搬送経路R3へと導かれる。一方、用紙Pの裏面への印刷が完了した場合には、切り替え爪32は、図1の実線に示すように、搬送経路R3を塞ぐ。これにより、用紙Pは、搬送経路R2へと導かれる。
【0027】
冷却部5は、スキャナ3外及び印刷部7外から空気を吸引し、該空気を、下面S1上を通過させた後に、排紙トレイ23に出力されてくる用紙Pに吹き付ける。以下に、冷却部5の詳細について図面を参照しながら説明する。図2及び図3は、冷却部5の外観斜視図である。図2は、冷却部5を上側から見た図であり、図3は、冷却部5を下側から見た図である。図4は、冷却部5に設けられているファン50の外観斜視図である。図5は、冷却部5がスキャナ3及び印刷部7に取り付けられた様子を示した外観斜視図である。なお、図5では、冷却部5の全体が見えるように、印刷部7における排紙ローラ対21より下の部分を省略している。
【0028】
冷却部5は、図2及び図3に示すように、吸引部40、ダクト42、循環部(空間形成部材)44、ダクト46及び送風部48を備えている。吸引部40は、スキャナ3外及び印刷部7外から空気を吸引し、図4に示すファン50を内蔵している。より詳細には、吸引部40は、図3に示すように、上面に開口Hを有する円筒形状をなしている。ファン50は、モータ及び回転羽により構成されており、吸引部40の開口Hから吸引部40内に空気を取り込む。
【0029】
ダクト42は、上下方向に延在している筒状部材である。ダクト42の下端は、吸引部40に接続されている。循環部44は、主面S2及び該主面S2を囲む側面S3からなり、主面S2を底部分、側面S3を側壁部分とする盆状をなしている。循環部44は、図5に示すように、該主面S2がスキャナ3の下面S1と対向するようにスキャナ3に取り付けられている。これにより、下面S1上には、下面S1、主面S2及び側面S3によって囲まれた空間Sp1が形成されている。循環部44の主面S2には、ダクト42の上端が接続されている。これにより、ファン50が吸引部40内に取り込んだ空気は、ダクト42を介して空間Sp1内に導入され、該空間Sp1内を循環する。
【0030】
更に、循環部44の主面S2は、排紙トレイ23と対向している。そして、循環部44の主面S2には、孔h1が設けられている。これにより、空間Sp1に導入された空気は、空間Sp1内を循環した後に、該孔h1を介して、排紙トレイ23に出力されてくる用紙Pに吹き付けられる。本実施形態に係る画像形成装置1では、孔h1は、主面S2の全面にわたって多数設けられている。そのため、空気は、排紙トレイ23に出力された用紙Pの全面に吹き付けられる。
【0031】
ダクト46は、左右方向に延在している筒状部材である。ダクト46の左端は、吸引部40に接続されている。送風部48は、前後方向に延在している直方体上の部材であり、排紙ローラ対21及び反転ローラ25の上側に取り付けられている。送風部48の上面は、図3に示すように開口している。ただし、図5に示すように、送風部48の上面は、印刷部7の筐体により塞がれている。これにより、印刷部7の筐体及び送風部48により囲まれた空間Sp2が形成されている。更に、送風部48の後ろ側の端部は、ダクト46の右端に接続されている。これにより、ファン50が吸引部40内に取り込んだ空気は、ダクト46を介して空間Sp2内に導入される。
【0032】
更に、ダクト46の下面には、孔h2が設けられている。これにより、空間Sp2に導入された空気は、該孔h2を介して、排紙ローラ対21から排紙トレイ23に出力されている用紙P、又は、反転ローラ25から印刷部7外へと出力されている用紙Pに吹き付けられる。
【0033】
(効果)
以上のように構成された画像形成装置1では、排紙ローラ対21から排紙トレイ23に出力されている用紙Pに対して、孔h1,h2を介して空気が吹き付けられる。更に、排紙トレイ23に積載された用紙Pに対して、孔h1を介して空気が吹き付けられる。これにより、用紙Pが空気により冷却され、用紙Pに付着しているトナーが硬化する。その結果、排紙トレイ23に積載された用紙P同士が貼りつくことが抑制される。
【0034】
更に、画像形成装置1では、冷却部5は、スキャナ3外及び印刷部7外から吸引した空気を、スキャナ3の下面S1上を通過させている。これにより、スキャナ3は、該空気により冷却される。その結果、スキャナ3によって読み取られる画像の画質の劣化が抑制される。
【0035】
また、画像形成装置1では、スキャナ3の下面S1に結露が発生することを抑制できる。より詳細には、排紙ローラ対21から排紙トレイ23に出力されている用紙Pに対して、孔h1,h2を介して空気が吹き付けられる。更に、排紙トレイ23に積載された用紙Pに対して、孔h1を介して空気が吹き付けられる。これにより、排紙トレイ23に積載されている用紙Pが冷却される。よって、排紙トレイ23上において、用紙Pから水分が蒸発することが抑制される。その結果、スキャナ3の下面S1に結露が発生することが抑制される。
【0036】
また、画像形成装置1では、搬送経路R4内において結露が発生することを抑制できる。より詳細には、反転ローラ25が排紙トレイ23上において搬送方向を反転させている用紙Pに対して、孔h1,h2を介して空気が吹き付けられる。反転ローラ25は、孔h1,h2により空気が吹き付けられた後に、用紙Pの搬送方向を反転させて、搬送経路R4へと用紙Pを進入させる。これにより、搬送経路R4に進入する際には、用紙Pは冷却されている。よって、搬送経路R4内において、用紙Pから水分が蒸発することが抑制される。その結果、搬送経路R4内において結露が発生することが抑制される。
【0037】
(その他の実施形態)
本願発明に係る画像形成装置は、前記実施形態に示した画像形成装置1に限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
【0038】
なお、ファン50の回転速度は、一定でなくてもよい。図示しない画像形成装置1の制御部は、例えば、画像形成装置1の周囲の温度が相対的に高い場合や、画像形成装置1が印刷する用紙Pの枚数が相対的に多い場合には、ファン50の回転速度を相対的に大きく制御する。更に、この場合には、制御部は、印刷の終了後も、一定時間にわたってファン50を動作させていてもよい。一方、制御部は、画像形成装置1の周囲の温度が相対的に低い場合や、画像形成装置1が印刷する用紙Pの枚数が相対的に少ない場合には、ファン50の回転速度を相対的に小さくするかファン50を停止させればよい。
【0039】
なお、吸引部40により吸引された空気は、用紙P以外に搬送経路R3,R4、排紙ローラ対21、反転ローラ25等の画像形成装置1の一部に吹き付けられてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、用紙の貼りつきが発生することを抑制できると共に、読み取り部によって読み取られる画像の画質の劣化を抑制できる点において優れている。
【符号の説明】
【0041】
1 画像形成装置
3 スキャナ
5 冷却部
7 印刷部
23 排紙トレイ
40 吸引部
42,46 ダクト
44 循環部
48 送風部
50 ファン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿の画像を読み取る読み取り部と、
前記読み取り部が読み取った画像のトナー画像を印刷媒体に印刷する印刷部と、
冷却部と、
を備えており、
前記印刷部は、
前記トナー画像が印刷された前記印刷媒体が出力されるトレイを、
含んでおり、
前記読み取り部は、前記トレイと対向する対向面を有しており、
前記冷却部は、前記印刷部外及び前記読み取り部外から空気を吸引し、該空気を、前記対向面上を通過させた後に、前記トレイに出力されてくる前記印刷媒体に吹き付けること、
を特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記冷却部は、
前記印刷部外及び前記読み取り部外から空気を吸引する吸引部と、
前記空気を循環させる空間を前記対向面上に形成する空間形成部材と、
を含んでおり、
前記空気は、前記空間形成部材に設けられている孔を介して、前記トレイに出力されてくる印刷媒体に吹き付けられること、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記孔は、前記空間形成部材における前記トレイと対向する面の全面にわたって複数設けられていること、
を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記冷却部は、
前記トレイに出力されている前記印刷媒体に、前記吸引部が吸引した空気を吹き付ける送風部を、
更に含んでいること、
を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記印刷部は、
前記印刷媒体の表裏を反転させるために、前記トレイ上において該印刷媒体の搬送方向を反転させる搬送手段を、
更に含んでおり、
前記送風部は、前記搬送手段が前記トレイ上において搬送方向を反転させている前記印刷媒体に、前記吸引部が吸引した空気を吹き付けること、
を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−155186(P2012−155186A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−15071(P2011−15071)
【出願日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】