説明

発光素子アレイ、発光装置および画像形成装置

【課題】 少ない駆動用ICで時分割駆動することができる発光素子アレイおよびそれを用いた小形な発光装置ならびにその発光装置を備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】 n(nは2以上の整数)個のスイッチ用サイリスタSと、前記スイッチ用サイリスタSのNゲート電極dに個別に接続されるn本の信号伝送路GHと、前記n本の信号伝送路GHのうちのいずれか1つとNゲート電極bが接続される複数の発光用サイリスタTとを含んで発光素子アレイチップ1を構成する。前記n個のスイッチ用サイリスタSのNゲート電極dには選択用サイリスタUのアノードeが接続され、選択用サイリスタUのNゲート電極fは共通のセレクト信号入力端子CSGに接続される。ローレベルのセレクト信号が入力されて選択状態になっている発光素子アレイのみを発光させることで、発光信号およびゲート信号を複数の発光素子アレイ間で共用する時分割駆動が実現できる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1電極と、第2電極と、前記第1電極に第1信号が入力されていて、かつ前記第2電極に第2信号が入力されているときに制御信号が出力される第1制御電極とを備えるn(nは2以上の整数)個のスイッチ素子と、
前記各第1制御電極に個別に接続されるn本の信号伝送路と、
第3電極と、前記n本の信号伝送路のうちのいずれか1つに接続される第2制御電極とを備え、前記第3電極に第3信号が入力されていて、かつ前記第2制御電極に制御信号が入力されているときに発光する複数の発光素子とを含む発光素子アレイであって、
前記各信号伝送路には、少なくとも1つの前記発光素子の第2制御電極が接続され、
前記n個のスイッチ素子の第1電極が相互に電気的に接続され、
前記複数の発光素子は、n個以下の発光素子から成る複数の発光素子ブロックを構成し、
複数の発光素子を含む発光素子ブロックは、その複数の発光素子の各第2制御電極が互いに異なる前記信号伝送路に個別に接続され、かつ、その複数の発光素子の各第3電極が相互に電気的に接続され、
基板と、前記基板の一表面上に設けられるボンディングパッドとを含み、
前記発光素子は、前記基板の前記一表面上に、略直線状に配列されて設けられ、
前記n本の信号伝送路は、前記基板の前記一表面上に、前記発光素子の配列方向に沿って設けられ、
前記ボンディングパッドは、前記発光素子の配列方向に沿って相互に間隔をあけて配列されて設けられ、
前記複数の第1電極に共通に接続される単一の第1ボンディングパッドと、
前記各第2電極に個別に接続される第2ボンディングパッドと、
前記各発光素子ブロックに含まれる発光素子の第3電極に接続され、前記各発光素子ブロックに個別に設けられる第3ボンディングパッドとを有し、
前記スイッチ素子は、隣接する前記ボンディングパッドの間に配置されることを特徴とする発光素子アレイ。
【請求項2】
第1電極と、第2電極と、前記第1電極に第1信号が入力されていて、かつ前記第2電極に第2信号が入力されているときに制御信号が出力される第1制御電極とを備えるn(nは3以上の整数)個のスイッチ素子と、
前記第1電極が電気的に接続される複数の第1信号入力端子と、
前記各第1制御電極に個別に接続されるn本の信号伝送路と、
第3電極と、前記n本の信号伝送路のうちのいずれか1つに接続される第2制御電極とを備え、前記第3電極に第3信号が入力されていて、かつ前記第2制御電極に制御信号が入力されているときに発光する複数の発光素子とを含む発光素子アレイであって、
前記各信号伝送路には、少なくとも1つの前記発光素子の第2制御電極が接続され、
前記n個のスイッチ素子は、n個未満のスイッチ素子から成る複数のスイッチ素子ブロックを構成し、
複数のスイッチ素子を含むスイッチ素子ブロックは、その複数のスイッチ素子の各第1電極が互いに異なる前記第1信号入力端子に個別に接続され、かつ、その複数のスイッチ素子の各第2電極が相互に電気的に接続され、
前記複数の第1信号入力端子のうち少なくとも1つには、複数のスイッチ素子ブロックにそれぞれ設けられるスイッチ素子の第1電極が共通に接続され、
前記複数の発光素子は、n個以下の発光素子から成る複数の発光素子ブロックを構成し、
複数の発光素子を含む発光素子ブロックは、その複数の発光素子の各第2制御電極が互いに異なる前記信号伝送路に個別に接続され、かつ、その複数の発光素子の各第3電極が相互に電気的に接続され、
基板と、前記基板の一表面上に設けられるボンディングパッドとを含み、
前記発光素子は、前記基板の前記一表面上に、略直線状に配列されて設けられ、
前記n本の信号伝送路は、前記基板の前記一表面上に、前記発光素子の配列方向に沿って設けられ、
前記ボンディングパッドは、前記発光素子の配列方向に沿って相互に間隔をあけて配列されて設けられ、
前記各第1信号入力端子に個別に接続される第1ボンディングパッドと、
前記各スイッチ素子ブロックに含まれる第2電極に接続され、前記各スイッチ素子ブロックに個別に設けられる第2ボンディングパッドと、
前記各発光素子ブロックに含まれる発光素子の第3電極に接続され、前記各発光素子ブロックに個別に設けられる第3ボンディングパッドとを有し、
前記スイッチ素子は、隣接する前記ボンディングパッドの間に配置されることを特徴とする発光素子アレイ。
【請求項3】
前記n個のスイッチ素子は、M(Mは2以上の整数)個のスイッチ素子ブロックに分割され、
前記各スイッチ素子ブロックには、N(Nは2以上の整数、n=M×N)個のスイッチ素子が同数で含まれることを特徴とする請求項2記載の発光素子アレイ。
【請求項4】
前記スイッチ素子および前記発光素子が、カソードまたはアノードを共通の電極とする発光サイリスタを含んで構成され、前記スイッチ素子がさらに、ダイオードと抵抗体とを含んで構成され、
カソードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ素子を構成する発光サイリスタのNゲート電極は、前記ダイオードのアノードおよび前記抵抗体の一端と接続され、
前記抵抗体の他端には、共通の電極に対して正の電圧が印加され、
前記第1電極は、ダイオードのカソードであり、
前記第2電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのアノードであり、
前記第3電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのアノードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのNゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのNゲート電極であり、
アノードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ素子を構成する発光サイリスタのPゲート電極は、前記ダイオードのカソードおよび前記抵抗体の一端と接続され、
前記抵抗体の他端には、共通の電極に対して負の電圧が印加され、
前記第1電極は、ダイオードのアノードであり、
前記第2電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのカソードであり、
前記第3電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのカソードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのPゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのPゲート電極であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光素子アレイ。
【請求項5】
前記スイッチ素子は、発光サイリスタから成るスイッチ用サイリスタと、発光サイリスタから成る選択用サイリスタと、抵抗体とから成り、
前記発光素子は、発光サイリスタから成り、
前記スイッチ用サイリスタ、前記選択用サイリスタおよび前記発光素子のカソードまたはアノードを共通の電極とし、
カソードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ用サイリスタのNゲート電極は、前記選択用サイリスタのアノードと前記抵抗体の一端とに接続され、
前記各スイッチ素子に設けられる抵抗体の他端は相互に電気的に接続され、その他端には、第4信号として共通の電極に対して正の電圧が前記第1信号に同期して印加され、
前記第1電極は、選択用サイリスタのNゲート電極であり、
前記第2電極は、スイッチ用サイリスタのアノードであり、
前記第3電極は、発光素子のアノードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ用サイリスタのNゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子のNゲート電極であり、
アノードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ用サイリスタのPゲート電極は、前記選択用サイリスタのカソードと前記抵抗体の一端とに接続され、
前記各スイッチ素子に設けられる抵抗体の他端は相互に電気的に接続され、その他端には、第4信号として共通の電極に対して負の電圧が前記第1信号に同期して印加され、
前記第1電極は、選択用サイリスタのPゲート電極であり、
前記第2電極は、スイッチ用サイリスタのカソードであり、
前記第3電極は、発光素子のカソードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ用サイリスタのPゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子のPゲート電極であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光素子アレイ。
【請求項6】
第1電極と、第2電極と、前記第1電極に第1信号が入力されていて、かつ前記第2電極に第2信号が入力されているときに制御信号が出力される第1制御電極とを備えるn(nは2以上の整数)個のスイッチ素子と、
前記各第1制御電極に個別に接続されるn本の信号伝送路と、
第3電極と、前記n本の信号伝送路のうちのいずれか1つに接続される第2制御電極とを備え、前記第3電極に第3信号が入力されていて、かつ前記第2制御電極に制御信号が入力されているときに発光する複数の発光素子とを含む発光素子アレイであって、
前記各信号伝送路には、少なくとも1つの前記発光素子の第2制御電極が接続され、
前記n個のスイッチ素子の第1電極が相互に電気的に接続され、
前記スイッチ素子および前記発光素子が、カソードまたはアノードを共通の電極とする発光サイリスタを含んで構成され、前記スイッチ素子がさらに、ダイオードと抵抗体とを含んで構成され、
カソードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ素子を構成する発光サイリスタのNゲート電極は、前記ダイオードのアノードおよび前記抵抗体の一端と接続され、
前記抵抗体の他端には、共通の電極に対して正の電圧が印加され、
前記第1電極は、ダイオードのカソードであり、
前記第2電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのアノードであり、
前記第3電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのアノードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのNゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのNゲート電極であり、
アノードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ素子を構成する発光サイリスタのPゲート電極は、前記ダイオードのカソードおよび前記抵抗体の一端と接続され、
前記抵抗体の他端には、共通の電極に対して負の電圧が印加され、
前記第1電極は、ダイオードのアノードであり、
前記第2電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのカソードであり、
前記第3電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのカソードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのPゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのPゲート電極であることを特徴とする発光素子アレイ。
【請求項7】
第1電極と、第2電極と、前記第1電極に第1信号が入力されていて、かつ前記第2電極に第2信号が入力されているときに制御信号が出力される第1制御電極とを備えるn(nは2以上の整数)個のスイッチ素子と、
前記各第1制御電極に個別に接続されるn本の信号伝送路と、
第3電極と、前記n本の信号伝送路のうちのいずれか1つに接続される第2制御電極とを備え、前記第3電極に第3信号が入力されていて、かつ前記第2制御電極に制御信号が入力されているときに発光する複数の発光素子とを含む発光素子アレイであって、
前記各信号伝送路には、少なくとも1つの前記発光素子の第2制御電極が接続され、
前記n個のスイッチ素子の第1電極が相互に電気的に接続され、
前記スイッチ素子は、発光サイリスタから成るスイッチ用サイリスタと、発光サイリスタから成る選択用サイリスタと、抵抗体とから成り、
前記発光素子は、発光サイリスタから成り、
前記スイッチ用サイリスタ、前記選択用サイリスタおよび前記発光素子のカソードまたはアノードを共通の電極とし、
カソードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ用サイリスタのNゲート電極は、前記選択用サイリスタのアノードと前記抵抗体の一端とに接続され、
前記各スイッチ素子に設けられる抵抗体の他端は相互に電気的に接続され、その他端には、第4信号として共通の電極に対して正の電圧が前記第1信号に同期して印加され、
前記第1電極は、選択用サイリスタのNゲート電極であり、
前記第2電極は、スイッチ用サイリスタのアノードであり、
前記第3電極は、発光素子のアノードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ用サイリスタのNゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子のNゲート電極であり、
アノードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ用サイリスタのPゲート電極は、前記選択用サイリスタのカソードと前記抵抗体の一端とに接続され、
前記各スイッチ素子に設けられる抵抗体の他端は相互に電気的に接続され、その他端には、第4信号として共通の電極に対して負の電圧が前記第1信号に同期して印加され、
前記第1電極は、選択用サイリスタのPゲート電極であり、
前記第2電極は、スイッチ用サイリスタのカソードであり、
前記第3電極は、発光素子のカソードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ用サイリスタのPゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子のPゲート電極であることを特徴とする発光素子アレイ。
【請求項8】
第1電極と、第2電極と、前記第1電極に第1信号が入力されていて、かつ前記第2電極に第2信号が入力されているときに制御信号が出力される第1制御電極とを備えるn(nは3以上の整数)個のスイッチ素子と、
前記第1電極が電気的に接続される複数の第1信号入力端子と、
前記各第1制御電極に個別に接続されるn本の信号伝送路と、
第3電極と、前記n本の信号伝送路のうちのいずれか1つに接続される第2制御電極とを備え、前記第3電極に第3信号が入力されていて、かつ前記第2制御電極に制御信号が入力されているときに発光する複数の発光素子とを含む発光素子アレイであって、
前記各信号伝送路には、少なくとも1つの前記発光素子の第2制御電極が接続され、
前記n個のスイッチ素子は、n個未満のスイッチ素子から成る複数のスイッチ素子ブロックを構成し、
複数のスイッチ素子を含むスイッチ素子ブロックは、その複数のスイッチ素子の各第1電極が互いに異なる前記第1信号入力端子に個別に接続され、かつ、その複数のスイッチ素子の各第2電極が相互に電気的に接続され、
前記複数の第1信号入力端子のうち少なくとも1つには、複数のスイッチ素子ブロックにそれぞれ設けられるスイッチ素子の第1電極が共通に接続され、
前記スイッチ素子および前記発光素子が、カソードまたはアノードを共通の電極とする発光サイリスタを含んで構成され、前記スイッチ素子がさらに、ダイオードと抵抗体とを含んで構成され、
カソードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ素子を構成する発光サイリスタのNゲート電極は、前記ダイオードのアノードおよび前記抵抗体の一端と接続され、
前記抵抗体の他端には、共通の電極に対して正の電圧が印加され、
前記第1電極は、ダイオードのカソードであり、
前記第2電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのアノードであり、
前記第3電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのアノードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのNゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのNゲート電極であり、
アノードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ素子を構成する発光サイリスタのPゲート電極は、前記ダイオードのカソードおよび前記抵抗体の一端と接続され、
前記抵抗体の他端には、共通の電極に対して負の電圧が印加され、
前記第1電極は、ダイオードのアノードであり、
前記第2電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのカソードであり、
前記第3電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのカソードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ素子を構成する発光サイリスタのPゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子を構成する発光サイリスタのPゲート電極であることを特徴とする発光素子アレイ。
【請求項9】
第1電極と、第2電極と、前記第1電極に第1信号が入力されていて、かつ前記第2電極に第2信号が入力されているときに制御信号が出力される第1制御電極とを備えるn(nは3以上の整数)個のスイッチ素子と、
前記第1電極が電気的に接続される複数の第1信号入力端子と、
前記各第1制御電極に個別に接続されるn本の信号伝送路と、
第3電極と、前記n本の信号伝送路のうちのいずれか1つに接続される第2制御電極とを備え、前記第3電極に第3信号が入力されていて、かつ前記第2制御電極に制御信号が入力されているときに発光する複数の発光素子とを含む発光素子アレイであって、
前記各信号伝送路には、少なくとも1つの前記発光素子の第2制御電極が接続され、
前記n個のスイッチ素子は、n個未満のスイッチ素子から成る複数のスイッチ素子ブロックを構成し、
複数のスイッチ素子を含むスイッチ素子ブロックは、その複数のスイッチ素子の各第1電極が互いに異なる前記第1信号入力端子に個別に接続され、かつ、その複数のスイッチ素子の各第2電極が相互に電気的に接続され、
前記複数の第1信号入力端子のうち少なくとも1つには、複数のスイッチ素子ブロックにそれぞれ設けられるスイッチ素子の第1電極が共通に接続され、
前記スイッチ素子は、発光サイリスタから成るスイッチ用サイリスタと、発光サイリスタから成る選択用サイリスタと、抵抗体とから成り、
前記発光素子は、発光サイリスタから成り、
前記スイッチ用サイリスタ、前記選択用サイリスタおよび前記発光素子のカソードまたはアノードを共通の電極とし、
カソードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ用サイリスタのNゲート電極は、前記選択用サイリスタのアノードと前記抵抗体の一端とに接続され、
前記各スイッチ素子に設けられる抵抗体の他端は相互に電気的に接続され、その他端には、第4信号として共通の電極に対して正の電圧が前記第1信号に同期して印加され、
前記第1電極は、選択用サイリスタのNゲート電極であり、
前記第2電極は、スイッチ用サイリスタのアノードであり、
前記第3電極は、発光素子のアノードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ用サイリスタのNゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子のNゲート電極であり、
アノードを共通の電極とする場合は、
前記スイッチ用サイリスタのPゲート電極は、前記選択用サイリスタのカソードと前記抵抗体の一端とに接続され、
前記各スイッチ素子に設けられる抵抗体の他端は相互に電気的に接続され、その他端には、第4信号として共通の電極に対して負の電圧が前記第1信号に同期して印加され、
前記第1電極は、選択用サイリスタのPゲート電極であり、
前記第2電極は、スイッチ用サイリスタのカソードであり、
前記第3電極は、発光素子のカソードであり、
前記第1制御電極は、スイッチ用サイリスタのPゲート電極であり、
前記第2制御電極は、発光素子のPゲート電極であることを特徴とする発光素子アレイ。
【請求項10】
前記各第2電極に第2の抵抗体がそれぞれ接続され、前記第2の抵抗体を介して前記第2信号が前記第2電極に与えられることを特徴とする請求項4〜9のいずれか1つに記載の発光素子アレイ。
【請求項11】
前記スイッチ素子および前記発光素子は同じ層構成を有する発光サイリスタで構成されることを特徴とする請求項4〜10のいずれか1つに記載の発光素子アレイ。
【請求項12】
前記のスイッチ素子を構成する発光サイリスタが発する光を遮光または減光するための、遮光手段または減光手段を含むことを特徴とする請求項4〜11のいずれか1つに記載の発光素子アレイ。
【請求項13】
前記抵抗体は、基板に近接する側から、P型またはN型のうちの一方の導電型の第1半導体層、他方の導電型の第2半導体層、一方の導電型の第3半導体層の順に積層された半導体膜のうち、前記第3半導体層を用いて構成されることを特徴とする請求項4〜12のいずれか1つに記載の発光素子アレイ。
【請求項14】
前記抵抗体に入射する光を遮光または減光するために、前記抵抗体を覆う遮光手段または減光手段が設けられていることを特徴とする請求項13記載の発光素子アレイ。
【請求項15】
請求項1〜3、ならびに請求項1〜3のいずれか1つに従属する請求項4、さらにその請求項4に従属する請求項10〜14のいずれか1つに記載の複数の発光素子アレイと、
前記第1電極と電気的に接続され、前記第1信号を供給する第1の駆動回路と、
前記第2電極と電気的に接続され、前記第2信号を供給する第2の駆動回路と、
前記第3電極と電気的に接続され、前記第3信号を供給する第3の駆動回路とを含むことを特徴とする発光装置。
【請求項16】
請求項1〜3のいずれか1つに従属する請求項5、さらにその請求項5に従属する請求項10〜14のいずれか1つに記載の複数の発光素子アレイと、
前記第1電極と電気的に接続され、前記第1信号を供給する第1の駆動回路と、
前記第2電極と電気的に接続され、前記第2信号を供給する第2の駆動回路と、
前記第3電極と電気的に接続され、前記第3信号を供給する第3の駆動回路と、
前記抵抗体の前記他端と電気的に接続され、前記第4信号を供給する第4の駆動回路とを含むことを特徴とする発光装置。
【請求項17】
前記第4の駆動回路は、前記第1の駆動回路が前記第1信号の供給先の発光素子アレイを変更するときに、前記共通の電極の電位にほぼ等しい信号を供給してから、前記第4信号を供給し、
前記第2の駆動回路および第3の駆動回路は、前記第4の駆動回路が前記第4信号の供給を開始してから、前記第2信号および前記第3信号をそれぞれ供給することを特徴とする請求項16記載の発光装置。
【請求項18】
請求項15記載の発光装置と、
感光体ドラムに前記発光装置の発光素子からの光を集光する集光手段と、
前記発光装置からの光が前記集光手段によって前記感光体ドラムに集光されて露光された感光体ドラムに現像剤を供給する現像剤供給手段と、
感光体ドラムに現像剤によって形成された画像を記録シートに転写する転写手段と、
記録シートに転写された現像剤を定着させる定着手段とを含み、
前記第1、第2および第3駆動回路は、画像情報に基づいて前記第1、第2および第3信号をそれぞれ供給することを特徴とする画像形成装置。
【請求項19】
請求項16または17記載の発光装置と、
感光体ドラムに前記発光装置の発光素子からの光を集光する集光手段と、
前記発光装置からの光が前記集光手段によって前記感光体ドラムに集光されて露光された感光体ドラムに現像剤を供給する現像剤供給手段と、
感光体ドラムに現像剤によって形成された画像を記録シートに転写する転写手段と、
記録シートに転写された現像剤を定着させる定着手段とを含み、
前記第1、第2、第3および第4駆動回路は、画像情報に基づいて前記第1、第2、第3および第4信号をそれぞれ供給することを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【公開番号】特開2012−192741(P2012−192741A)
【公開日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−110077(P2012−110077)
【出願日】平成24年5月11日(2012.5.11)
【分割の表示】特願2007−40065(P2007−40065)の分割
【原出願日】平成19年2月20日(2007.2.20)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】