説明

省エネ下地材

【課題】従来の木材でできた床、壁、天井などに使われる下地材に変わる軽量性、断熱性に優れ、簡単な構成により容易に形を形成できる軽量省エネ下地材を提供する。
【解決手段】軽量かつ強度の高い素材を用い、空間をハニカム状、または、トラス状に仕切ることで、力の圧力を分散し強度を増加させ、中身が中空になることにより軽量化を実現し、筒状になっている部屋どうしを、穴でつなげることにより、空気が流れ、下地材の膨張を防ぎ、破損、放熱、断熱効果を高める。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
【特許文献1】特開2005−281979号公報
【図面の簡単な説明】
【0002】
【図1】立体図
【図2】平面図
【図3】平面図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下地材の素材にはメラミン樹脂(熱硬化性樹脂)を使用し、その特徴は、耐火、耐寒、防腐、防湿、破損などに強固に対応する軽量省エネ下地材である。
【請求項2】
構造体には、ハニカム構造(図3下)、または、トラス構造(図3上)を用い、下地材の内部を数個を連続部屋に造作し、それぞれの側壁面が下地材の表面と裏面とを連続して支えとなっているため、外部からの圧力や衝撃に耐え得る強度を保ち、破損の極めて少ない経済的な軽量省エネ下地材である。
【請求項3】
下地材の内部が蜂の巣状、または、トラス状の空洞になっていて、構造体の各部屋内部に穴を開けつなげることにより、空気が流れ、夏は外気の高熱を家屋内に伝導するのを遮断し、冬は家屋内の暖房した温熱を、外部に逃さないため、その地域の風土により形状、気候の状況、その他の用途によって、使い分けを可能とした夏、冬、年間通しての、冷暖房を助成する経済的で、従来の下地材に変わる軽量省エネ下地材である。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−113182(P2007−113182A)
【公開日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−302523(P2005−302523)
【出願日】平成17年10月18日(2005.10.18)
【出願人】(305043504)有限会社 たくみ (2)
【Fターム(参考)】