説明

磁気記録媒体及びその製造方法

【課題】FePt結晶を規則合金化することにより高い磁気異方性を発現させ、かつ磁化容易軸であるc軸を膜面垂直方向に優先配向させ、更にFePt結晶粒を微細化し、結晶粒間を磁気的に分離することにより、熱安定性に優れた高密度磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】基板11上に、Fe酸化物粒子15からなる凹部と、該凹部を取り囲む非晶質酸化物14を主成分とする凸部とから構成された下地層を形成し、下地層の凹部の上にFePt規則合金結晶粒子16を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁気記録媒体及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年の高度情報化社会の進展に対応して、情報記録装置の大容量化、高密度化に対するニーズは高まる一方である。現在、情報記録装置の主力を担う磁気記録装置においても、その大容量化に対応し、面記録密度の向上が進められている。記録ビットを微細に記録する方式として、記録磁化方向を膜面に垂直にして記録する、いわゆる垂直磁気記録方式が知られている。垂直磁気記録膜の材料としては従来、Co−Cr系合金膜が用いられてきた。しかし今後、更なる面記録密度の向上を実現するためには、媒体ノイズを低減させる必要があり、そのためには、磁化反転単位の微細化が必須である。しかし、過度に微細化を進めると、熱揺らぎにより磁化状態が変化する現象いわゆる熱減磁が生じることが知られている。そこで、より一層低ノイズで高密度記録可能な磁気記録媒体を得るためには、磁化の熱安定性をさらに高める必要があり、そのためには記録層にCoCr系合金よりもさらに高い磁気異方性を有する材料を用いる必要がある。
【0003】
その材料としてたとえば、FePt合金が検討されている。この合金は規則相(L10相)を有する場合において、上述したCo−Cr系合金に比べて1桁以上高い磁気異方性エネルギーを有する。規則相のFePt合金を得るには、FePt合金を蒸着法又はスパッタ法などによって薄膜状に作製した後、600℃程度の温度で熱処理することが必要である。さらにその規則化と同時に、FePt膜を垂直磁気記録媒体として適用するためには、FePt規則相合金結晶の磁化容易軸であるc軸を、膜面垂直方向に優先配向させなければならない。またそれと同時に、FePt結晶粒サイズを微細化し、結晶粒間を磁気的に分離することによって、磁化反転単位を微細化させることも、記録媒体として用いるために重要な条件となる。
【0004】
また近年、熱アシスト磁気記録あるいはハイブリッド記録と呼ばれる記録方式が提案されている。熱揺らぎに対する耐性を上げるために媒体の磁気異方性を高めると、それに伴い保磁力も高くなる。しかし記録に用いる磁気ヘッドが発生する磁界の大きさには限界があるため、あまりに保磁力が高い媒体では記録が困難になる。この問題を解決するために熱アシスト記録では、記録時に媒体を高温に加熱することによって保磁力を低下させた状態で記録する。記録後は瞬時に室温に戻すので、保磁力と磁気異方性は高い状態に戻り、記録情報は安定に保持される。FePt膜はこの熱アシスト記録用の媒体としても有望である。熱アシスト記録用媒体として用いる場合にも、FePt規則相合金結晶のc軸を膜面垂直方向に優先配向させ、FePt結晶粒サイズを微細化し、結晶粒間を磁気的に分離することは重要な要件となる。
【0005】
FePt規則相合金結晶の磁化容易軸であるc軸を膜面垂直方向に優先配向させる方法としては、結晶配向したMgO層などを下地として用いる方法が取られてきた。また、FePt結晶粒サイズを微細化し結晶粒間を磁気的に分離する方法として、特許第3507892号公報には、Fe微粒子を含む遷移元素グラニュラー薄膜とPt微粒子を含む白金族元素グラニュラー薄膜とを積層させた積層膜を加熱処理することによって、FeとPtを合金化させる方法が提案されている。
【0006】
【特許文献1】特許第3507892号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
FePt規則相合金結晶の配向と同時に、結晶粒サイズ及び結晶粒間の磁気的分離を有効に制御する方法に関しては、これまで、有力なものが報告されていない。特許第3507892号公報に記載の方法では、FePt結晶粒のc軸配向が制御されていない。
【0008】
本発明の目的は、FePt結晶を規則化し、かつ磁化容易軸であるc軸を膜面垂直方向に優先配向させることに加え、このFePt結晶粒を微細化し、さらに結晶粒間を磁気的に分離する膜構造及びそれを製造する方法を提供することにある。それによって、熱安定性に優れ、かつ低ノイズで高密度記録が可能な垂直磁気記録媒体あるいは熱アシスト磁気記録媒体が提供される。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明においては、基板と磁性層との間に、鉄と酸素を主成分とする粒子からなる凹部と、凹部を取り囲む非晶質酸化物を主成分とする凸部とから構成される下地層を設ける。更に、この下地層の上に、鉄と白金を主成分とする合金の磁性層を設け、合金磁性層の結晶粒子を、下地層の凹部の鉄と酸素を主成分とする粒子の上に優先的に形成する。その後、アニール処理することによって、鉄と白金を主成分とする合金を規則合金化し、磁化容易軸であるc軸を膜面垂直方向に優先配向させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、FePt結晶を規則化し、かつ磁化容易軸であるc軸を膜面垂直方向に優先配向させることに加え、このFePt結晶粒を微細化し、さらに結晶粒間を磁気的に分離することができるので、熱安定性に優れ、かつ低ノイズの高密度磁気記録媒体が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照して、本発明による磁気記録媒体の膜構造と作製工程について説明する。図1は、本発明による磁気記録媒体の製造工程の概略を示す断面摸式図である。
【0012】
本発明ではまず、基板上に下地層として、Feと、Si酸化物,Al酸化物,Ti酸化物,Ta酸化物及びZn酸化物の内の少なくとも1つの酸化物とを含む混合物層を設ける。これらの酸化物はFeとの親和性が低いために、Feと相分離する。すなわち、図1(a)に断面図を、図2に平面図を示すように、基板11上に設けられた混合物層中でFe粒子13が分離析出し、そのFe粒子13を非晶質酸化物14からなる非晶質粒界相が取り囲む形態の下地層12となる。次に、この下地層12をRFプラズマに曝してスパッタエッチング処理する。Feのような金属はスパッタ率が高いのに対し、酸化物はスパッタ率が低いために、Feが選択的にエッチング除去される。その結果、エッチング後の下地層12は、図1(b)に示すように、Fe粒子13の部分が非晶質酸化物14からなる粒界相に比べて凹みとなる。
【0013】
次に、Fe粒子13の酸化処理を行う。Fe粒子の酸化処理を行うのは、Fe酸化物により、その上に形成されるFeとPtの結晶配向を制御し、アニール処理した後にFePt規則合金粒子のc軸を膜面垂直方向に配向させるためである。エッチング処理後の下地層を、O2もしくはArとO2の混合ガス雰囲気に曝すことによってFeを酸化処理する。ここでFe粒子の酸化処理は、粒子表面近傍のみでも良く、あるいは粒子全体を酸化しても良い。粒子全体を酸化するには、加熱を併用すると効率的である。この処理によって下地層12は、図1(c)に示すように、凹んだFe酸化物粒子15をそれより高い非晶質酸化物14が取り囲んだ形態となる。こうして処理した下地層の上に、図1 (d)に示すように、Fe層とPt層を順次この順番で積層する。この積層順は結晶配向関係を維持するために必要であり、逆順にするとアニール処理した後のFePt規則合金膜のc軸の垂直配向性が悪化する。
【0014】
次に、FeとPtを規則合金化するために、下地層/Fe層/Pt層の積層膜を加熱処理(アニール処理)する。図3はアニ−ル処理後の磁気記録媒体の模式図であり、図3(a)は断面模式図、図3(b)は平面模式図である。このアニールによってFeとPtを層間で相互に原子拡散させてFePt規則合金化させる。この時、FeとPtは膜平面方向にも原子拡散する。その際、FePtは、非晶質酸化物14とは親和性が低く、Fe酸化物15とは親和性が高い。また微細粒子は、表面エネルギーを小さくするためにできるだけ表面積を小さくした方が安定である。これらの二つの理由から、FePt粒子は凹んだFe酸化物粒子15の上に選択的に凝集する。その結果、2次元平面的に、FePt粒子はお互いに磁気的に分離した状態となる。また同時に、積層時のFe酸化物とFe及びPtの結晶配向関係によって、アニール後にはFePt規則合金粒子16のc軸は膜面垂直方向に優先配向する。
【0015】
このようにして本発明によれば、FePt結晶を規則化し、かつ磁化容易軸であるc軸を膜面垂直方向に優先配向させることに加え、このFePt結晶粒が磁気的に分離した膜構造が得られる。下地層に用いる酸化物としては、Si酸化物、Al酸化物、Ti酸化物、Ta酸化物もしくはZn酸化物が適している。これらの酸化物はFeとの親和性が低く、混ざりにくい。また、酸化物自体は非晶質化しやすい。そのため下地層は、Fe粒子と、そのFe粒子を取り囲む非晶質酸化物とに相分離した形態の膜となる。さらに、これらの酸化物はFeに比べてスパッタエッチングされにくい。そのため、スパッタエッチング処理においてFeの選択的エッチングが生じ、Fe粒子部を凹みとすることができる。
【0016】
FePt結晶粒子の粒子サイズは3〜8nmが望ましい。3nmより小になると熱揺らぎにより記録が不安定になり、8nmより大になるとFePt結晶粒同士が互いに繋がって磁気的に結合し、磁化反転単位が大きくなるためである。FePt結晶粒の大きさは、下地層を形成する際のFe粒子と非晶質酸化物の体積比、その時のFe粒子の大きさ、及びFe/Pt積層膜を形成する際のFe層とPt層の厚さを調整することによって制御できる。下地層形成時のFe:酸化物の体積比を、10:90から75:25の範囲で調整し、Fe粒子の大きさを2〜6nmの大きさに調整し、Fe/Pt積層膜形成時のFe層とPt層の厚さを、各々0.5nmより厚く、4nmより薄くすることによって、FePt結晶粒の大きさを3〜8nmに制御できる。Fe粒子と酸化物の体積比は、Feターゲットと酸化物ターゲットの2元同時スパッタ法で形成する場合にはFeと酸化物の堆積速度を調整することにより、Feと酸化物の複合ターゲットを用いる場合にはターゲット組成の調整で制御できる。Fe粒子の大きさは、成膜時の基板温度やガス圧などの成膜パラメーターの調整によって制御できる。Fe/Pt積層膜の各層の厚さは、各々の堆積速度に応じて成膜時間を調整すれば良い。
【0017】
以下、具体例に基づいて説明する。結晶化ガラス基板上に下地層として、FeとSiO2とからなる膜を形成した。下地層の成膜には、FeターゲットとSiO2ターゲットの2元同時スパッタ法を用い、膜中のFeとSiO2の体積比が50:50になるよう各々のスパッタ電力を調整した。FeのスパッタにはDCスパッタ法を、SiO2のスパッタにはRFスパッタ法を用いた。スパッタガスにはArを用い、圧力は0.5Paとし、基板温度は200℃とした。下地層の層厚は10nmとした。下地層は、析出したFe粒子と、それを取り囲むSiO2非晶質粒界部とに相分離した形態となる。
【0018】
次に、下地層の形態加工処理及び酸化処理を行った。まずRFスパッタエッチング法により下地層のエッチングを行った。エッチングガスにはArを用い、1.5Paの圧力下で、基板側にRF電力を印加した。このとき自己バイアス電圧は−200Vであった。このエッチングによって、Fe粒子部が優先的にエッチングされて凹みとなる。エッチングは凹みの深さが3nmになるまで行った。次に下地層の酸化処理を行った。真空槽中にAr−10%O2の混合ガスを導入しながら、赤外線ランプヒーターを用いて下地層を加熱した。ガス圧力は0.9Pa、ヒータ電力は500W、加熱時間は30秒とした。この処理によってFe粒子がFe酸化物に変化する。
【0019】
次に磁性層の成膜とアニール処理を行った。エッチング処理と酸化処理を行った下地層の上にFe層を形成し、さらにその上にPt層を形成した。Fe層とPt層は、Arガス中でFe又はPtターゲットを各々DCスパッタすることによって形成した。Fe層とPt層の厚さは各々2nmとした。Fe層及びPt層スパッタ時のガス圧はいずれも0.5Paとした。次に磁性層のアニール処理を行った。下地層上に形成したFeとPtの積層膜を、真空中で加熱処理し、Fe層とPt層の間に相互原子拡散を起こさせてFePt規則合金化し、それと同時に膜面方向にも原子拡散を生じさせて、FePt結晶粒をFe酸化物粒子の上に凝集させた。加熱処理には赤外線ランプヒーターを用い、投入電力は1800W、加熱時間は30秒とした。加熱時の膜の到達最高温度は約650℃であった。最後に、このFePt規則合金薄膜の上に、保護層として5nmの厚さのC膜をスパッタ成膜して、FePt垂直磁気記録媒体を得た。
【0020】
作製したFePt垂直磁気記録媒体の垂直方向及び膜面内方向の磁気特性を、試料振動型磁力計(VSM)を用いて測定した。垂直方向の保磁力と角型比は各々18.4kOeと0.96であったのに対し、面内方向の保磁力と角型比は0.6kOeと0.03であった。この結果から、本発明のFePt媒体は非常に高い垂直磁気異方性を有することがわかった。また、X線回折装置を用いて作製したFePt媒体の結晶系と結晶配向を調べたところ、図4に示すように、FePtの規則相であるL10相の(001)と(002)からの回折のみが観測された。この結果は、FePt結晶粒がL10相に規則合金化しており、そのc軸が垂直方向に優先配向していることを示す。
【0021】
次に、本実施例のPePt媒体の平面及び断面の構造を透過型電子顕微鏡(TEM)により観察した。平面TEM観察から、本実施例のFePt媒体では、磁性層の結晶粒子が膜面上でお互いに孤立した状態で存在し、その結晶粒子の周りを非晶質の粒界が囲んだ構造であることがわかった。また断面TEM観察から、下地層には凹凸が形成されており、磁性層の結晶粒子は下地層の凹部の上に優先的に形成されていた。結晶粒子と粒界部を組成分析したところ、結晶粒子はFePtであり、粒界部は酸化シリコンであることがわかった。またFePt結晶粒子の平均粒子径は約6nmであった。
【0022】
以上に述べた構造の膜においては、FePt規則合金磁性結晶粒が非磁性の非晶質酸化物で囲まれているため、個々のFePt磁性結晶粒は磁気的に分離している。またFePt磁性結晶粒が微細であり、そのc軸が膜面垂直方向に優先配向しているため、磁気記録あるいは熱アシスト記録を行った場合に、微細な記録パターンが形成でき、高密度記録が可能となる。
【0023】
なお上述の実施の形態では、下地層における非晶質酸化物を酸化シリコンとした場合について説明したが、非晶質酸化物を酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化タンタルもしくは酸化亜鉛とした場合にも同様の膜微細構造のFePt垂直磁気記録媒体が得られることを確認している。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明による磁気記録媒体の製造工程の概略を示す断面摸式図。
【図2】本発明による下地層の摸式図。
【図3】本発明による磁気記録媒体の摸式図。
【図4】本発明のFePt垂直磁気記録媒体のX線回折パターンを示す図。
【符号の説明】
【0025】
11:基板、12:下地層、13:Fe粒子、14:非晶質酸化物、15:Fe酸化物粒子、16:FePt規則合金粒子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板上に下地層と前記下地層の上に形成された鉄と白金を主成分とする合金磁性層を備え、
前記下地層は、鉄と酸素を主成分とする粒子からなる凹部と、前記凹部を取り囲む非晶質酸化物を主成分とする凸部とを有し、
前記合金磁性層の結晶粒子は前記下地層の凹部の上に優先的に形成されていることを特徴とする磁気記録媒体。
【請求項2】
請求項1に記載の磁気記録媒体において、前記下地層における非晶質酸化物は、酸化シリコン、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化タンタル、酸化亜鉛からなる群から選ばれた少なくとも1種類の酸化物から構成されていることを特徴とする磁気記録媒体。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の磁気記録媒体において、前記磁性層の結晶粒子の平均粒径が3nm以上、8nm以下であることを特徴とする磁気記録媒体。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁気記録媒体において、前記合金磁性層の結晶粒子はL10相に規則合金化しており、そのc軸が垂直方向に優先配向していることを特徴とする磁気記録媒体。
【請求項5】
基板上に直接あるいは他の層を形成した上に、鉄と、酸化シリコン、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化タンタル及び酸化亜鉛からなる群から選ばれた少なくとも1種類の酸化物とを含む下地層を形成し、前記下地層をスパッタエッチング処理することによって鉄粒子を選択的にエッチングして凹部を形成し、次に前記下地層を酸化処理することによって鉄粒子の表面又は全体を酸化し、その上に鉄を主成分とする層と白金を主成分とする層をこの順に積層した後に、前記積層膜を所定温度に加熱して、鉄を主成分とする層及び白金を主成分とする層の間で相互拡散を生じさせて鉄と白金を合金化させると同時に、前記凹部の鉄と白金の合金結晶粒子を鉄酸化物を主成分とする粒子の上に優先的に凝集させることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
【請求項6】
請求項5に記載の磁気記録媒体の製造方法において、前記下地層形成時の鉄:酸化物の体積比を10:90から75:25の範囲とし、前記下地層の鉄粒子の大きさを2〜6nmの範囲とし、前記鉄を主成分とする層と白金を主成分とする層の厚さを、各々0.5nmより厚く、4nmより薄くすることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−164845(P2007−164845A)
【公開日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−356575(P2005−356575)
【出願日】平成17年12月9日(2005.12.9)
【出願人】(000005810)日立マクセル株式会社 (2,366)
【Fターム(参考)】