説明

空気圧式材料搬送システムの方法及び装置

廃棄物搬送システム等の空気圧式材料搬送システムで材料を選別搬送する方法であって、搬送される材料が、少なくとも1つの供給点から供給されて搬送パイプ100内で差圧によって受取点に搬送され、該受取点において材料がセパレータデバイス20内で搬送空気から分離される、方法。該方法において、異なる材料種類が、1つ又は複数の供給点61A、61B、61Cから一度に供給されて同じ搬送パイプ内の搬送進路の少なくとも一部の受取場所に搬送され、異なる材料の搬送プロセスの合間に又は少なくとも必要な場合に、搬送パイプ100の少なくとも一部が洗浄される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1のプリアンブルに記載の方法に関する。
【0002】
本発明は、請求項14に記載の装置にも関する。
【0003】
本発明は、包括的には、真空搬送システム等の空気圧搬送システムに関し、特に家庭廃棄物の搬送等の廃棄物の収集及び搬送に関する。
【背景技術】
【0004】
廃棄物を吸引によって配管内で搬送するシステムが既知である。こうしたシステムでは、廃棄物は、吸引によって配管内で長距離にわたって搬送される。特に、異なる施設における廃棄物を搬送する装置が利用される。それらに典型的なのは、差圧を得るために真空装置が用いられ、真空装置において、搬送パイプ内の負圧が真空ポンプ又はエジェクタ装置等の真空発生器で与えられることである。搬送パイプには、通常は少なくとも1つの弁要素があり、弁要素の開閉によって搬送パイプに入る補給空気が調節される。真空搬送システムは通常、特に以下の問題:エネルギー消費が多いこと、配管内の空気流が多いこと、騒音の問題、出口パイプ内の塵及び微粒子といった問題を含む。さらに、従来技術の装置には湿気問題があり得る。雨天では、従来技術の装置は、吸引1回あたり外気から例えば1,000リットルもの水を吸引し得る。これは、腐食及び閉塞に関する問題を引き起こす。例えば、古紙等が湿っている場合に配管に貼り付く。さらに、大型のシステムは、複数の別個の補給空気弁の配置を必要としており、これがシステムの複雑性及び費用を増大させる。さらに、搬送配管の洗浄が重要であり、そのため通常は複数の別個の分岐パイプから成る搬送システムの洗浄が面倒である。廃棄物の選別は、リサイクル及び利用における重要な因子である。これは、材料搬送システムにとって特別な要件を定める。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、既知の構成の欠点を回避する、材料搬送システムに関連する全く新しい構成を達成することである。本発明の別の目的は、廃棄物等の材料の選別を可能にする材料搬送システムを提供することである。1つの目的は、材料搬送パイプの十分な清浄度、ひいては搬送される種々の材料タイプへの適合性を確保させる構成を提供することである。さらなる目的は、塵及び微粒子の放出並びに生じ得る悪臭公害を同時に減らすことができる構成を提供することである。さらに別の目的は、配管内の水分の発生を減らすことである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による方法は、異なる材料種類が、1つ又は複数の供給点から一度に供給されて同じ搬送パイプ内の搬送進路(travel)の少なくとも一部の受取場所に搬送されること、及び搬送パイプの少なくとも一部が、異なる材料の搬送プロセスの合間に又は少なくとも必要な場合に洗浄されることを主に特徴とする。
【0007】
さらに、本発明による方法は、請求項2〜13に記載のものを特徴とする。
【0008】
本発明による材料搬送システムは、異なる材料種類を1つ又は複数の供給点から一度に供給して同じ搬送パイプ内の搬送進路の少なくとも一部の受取場所に搬送する手段を備えること、及び搬送パイプの少なくとも一部を異なる材料の搬送プロセスの合間に又は少なくとも必要な場合に洗浄するように構成される洗浄手段をさらに備えることを主に特徴とする。
【0009】
さらに、本発明による材料搬送システムは、請求項15〜24に記載のものを特徴とする。
【0010】
本発明による構成には、大きな利点が数多くある。搬送空気の少なくとも一部が循環する回路を備えるようにシステムの搬送配管を構成することによって、出口空気の体積を減らすことができる。同時に、洗浄プロセスを迅速且つ効果的に行うことができる。洗浄手段の供給点及び戻り点を互いに近くに配置することによって、洗浄プロセスを容易且つ効果的に行うことができる。洗浄プロセスは、容易に自動化することができ、同じ洗浄手段をシステムで再使用して循環させることができる。同時に、システムのエネルギー消費が最小化される。負圧と同時に吹出しを維持することによって、回路内での搬送空気の循環及び搬送パイプ内での洗浄手段及び/又は洗浄剤及び/又は液体の搬送を効果的に行うことが可能である。複数の動作エリアすなわち部分回路から成るように材料搬送システムの搬送パイプを構成することによって、配管の種々の部分の洗浄を効果的に設定することが可能である。本発明による構成では、出口空気の体積を実質的に減らすことが可能であると同時に、出口パイプ内の塵及び微粒子に関して生じ得る問題を減らすことが可能である。本発明による構成は、従来技術が引き起こす騒音問題も実質的に減らす。洗浄後、搬送配管内で空気を循環させることによって配管を乾燥させることができる。内部に吸引される空気の体積が減るため、エネルギー消費も減る。
【0011】
次に、添付図面を参照して例を用いて本発明を詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明による材料搬送システムを概略的に示す。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図は、本発明による方法及び装置を用いる簡略化した材料搬送システム、特に廃棄物搬送システムを示す。
【0014】
図1において、参照符号61A、61B、61Cは、材料、特に搬送されることが意図される廃材(waste material:廃物)の供給ステーションを示し、供給ステーションから材料、特に搬送されることが意図される家庭廃棄物等の廃材が搬送システムへ供給される。システムは、いくつかの供給ステーション61を備えることができ、ここから搬送されることが意図される材料が搬送配管100へ供給される。通常、搬送配管は主搬送パイプ100を備えており、いくつかの分岐搬送パイプが主搬送パイプ100内に接続することができ、同様にいくつかの供給ステーション61が、供給パイプを介して主搬送パイプ100に接続することができる。供給された材料は、搬送配管100に沿って1つ又は複数のセパレータデバイス20へ搬送され、セパレータデバイスでは搬送材料は、たとえば、落下速度及び遠心力によって搬送空気から分離される。分離された材料は、たとえば必要に応じて、セパレータデバイス20から廃棄物容器51等の材料容器へ又はさらなる処理のために除去される。材料容器は、図の実施形態におけるように、廃棄物コンパクタ50を備える場合があり、ここから材料は廃棄物容器51へさらに搬送される。
【0015】
図の実施形態では、システムの異なる供給点61A、61B、及び61Cは、異なる材料タイプ用のものである。供給点61Aが例えば混合廃棄物用であり、供給点61Bが例えば古紙用であり、供給点61Cが例えば有機廃棄物用である廃棄物処理・搬送システムが、一例として考えられ得る。この概念は、異なるタイプの廃棄物が同じ搬送配管100内で搬送されるというものである。代替的に、一部の搬送材料タイプ専用又は全部の搬送材料タイプ用の供給点61を用いることも可能である。この場合、供給点に関連して、搬送される材料のタイプの通信に用いられるセレクタスイッチ又は同等物が配置され得る。代替的に、材料タイプの自動識別名(identification:識別証明)、又は材料タイプに関する情報を含む各材料部分に関連する識別子手段を用いることが可能である。本発明によるシステムの概念は、同様のタイプの材料部分が同時に搬送されるというものである。
【0016】
本発明は、異なる材料タイプが主に同じ主搬送パイプ内で搬送され、異なる材料タイプの搬送の合間に又は少なくとも必要な場合に搬送パイプ100の洗浄プロセスが行われるという概念に基づく。このため、システムには洗浄装置が設けられる。
【0017】
システムに接続される洗浄装置は、搬送配管100の少なくとも一部によって一部が形成される回路に接続可能である洗浄セパレータ70を備える。図の実施形態では、洗浄セパレータ70は、搬送パイプ100に接続可能であり、搬送パイプ100には三方弁等の弁要素80が配置され、弁要素80を用いて材料搬送のセパレータデバイス20を介して又は洗浄セパレータ70を介して搬送空気循環が制御される。洗浄セパレータ70は、空気チャネル79を介して、真空発生器3及び/又はブロワ4等の少なくとも1つのポンプデバイスの吸引側につながる空気チャネル105に接続可能である。図中、洗浄セパレータ70内には、洗浄ボール又はラインピッグ等の洗浄手段75が配置され、これはアクチュエータ72、74で出口ハッチ71を開くことによって洗浄セパレータから除去することができる。洗浄デバイスは、図の実施形態でファンネルである洗浄剤及び/又は洗浄手段の供給点72をさらに備え、供給点72内に洗浄剤及び/又は少なくとも1つの洗浄手段をセット可能である。洗浄剤及び/又は洗浄手段の供給点72は、洗浄セパレータ70の出口ハッチ71を開くことによって洗浄剤及び/又は洗浄手段75を洗浄セパレータ70から供給点に搬送可能であるように、洗浄セパレータに関連して配置されることが有利である。図の実施形態では、供給点72が洗浄セパレータの出口ハッチの下に配置されることにより、出口ハッチを開くことによって、洗浄剤及び/又は洗浄手段が重力で洗浄剤及び/又は洗浄手段の供給点72に移る。洗浄剤及び/又は洗浄手段の供給点72からは、その下方部分から洗浄チャネル77がつながり、これは搬送パイプ100の供給側に接続可能である。洗浄チャネル77には、搬送パイプ100への洗浄チャネル77の接続を開閉することができる弁要素76が配置される。洗浄チャネル77の弁76が開かれると、配管内にある負圧が、洗浄剤及び/又は少なくとも1つの洗浄手段75を供給点72の供給ファンネルから洗浄チャネル77を介して搬送パイプ100に搬送することが可能である。搬送空気は、洗浄することが意図される搬送パイプ100の少なくとも一部によって一部が形成される回路内で循環するように制御される。洗浄剤及び/又は洗浄手段75は、真空発生器3及び/又はブロワ4等の少なくとも1つのポンプデバイスによって与えられる回路での吸引/吹出しによって搬送パイプ100内を循環し、有利には遠心力によって洗浄剤及び/又は洗浄手段75を搬送空気流から分離する洗浄セパレータ70に戻り、洗浄セパレータ70の下方部分に移る。必要であれば、洗浄剤及び/又は洗浄手段75を交換又は洗浄することができ、回路内の洗浄循環を繰り返すことができるか、又は配管の次の他の何らかの部分を回路に接続することによってその部分を洗浄することができる。洗浄手段が、例えば粒状材料も含み得ることにより、通常は洗浄剤、液体、及び粒状材料から成る洗浄用装入物(cleaning charge)は、供給点72から、洗浄することが意図される搬送パイプの部分を含む回路内に差圧によって搬送される。洗浄剤及び/又は洗浄手段を用いて、洗浄されるパイプの壁が機械的及び/又は化学的に処理されることが有利である。
【0018】
図1の実施形態では、1つ又は複数のセパレータデバイス20には材料出口要素21、24が設けられている。分離デバイス20からは、パイプ105が、搬送パイプ100内に負圧を生成する手段3へつながっている。図1の実施形態では、負圧を生成する手段は、真空ポンプユニット3及び/又はエジェクタユニット4を含む。負圧を生成する手段によって、材料を搬送するのに必要な負圧が搬送配管100内に与えられる。真空ポンプユニット3は、アクチュエータ31によって作動されるポンプ30を備える。
【0019】
システムは、図の実施形態で搬送空気チャネル110によって吹出側から搬送パイプ100に接続されるブロワユニット4をさらに備え得る。したがって、搬送パイプ100は、図の実施形態で主搬送パイプ100と、セパレータ要素20と、搬送空気チャネル105と、存在する場合はダストセパレータ20’と、搬送空気チャネル106と、搬送空気チャネル110とから成る回路の部分である。回路が洗浄セパレータ70を経て循環する場合、回路は、搬送パイプ100と、パイプ78と、洗浄セパレータ70と、搬送空気チャネル79と、搬送空気チャネル105と、存在する場合はダストセパレータ20’と、搬送空気チャネル106と、搬送空気チャネル110とから成る。
【0020】
ブロワユニット4は、ブロワ40及びそのアクチュエータ41を備える。ブロワユニット4のブロワ40は、吸引側から、分離デバイス20から通じるパイプ105、106に配置される。したがって、搬送パイプ100は、ブロワ40の吹出側に接続される。ブロワは、真空発生器と共に負圧も発生させる。
【0021】
搬送方向及び/又は空気流方向とは逆に進む方向に見た場合、図の実施形態でパイプ105、106と、少なくとも1つのセパレータデバイス20、20’、70と、セパレータデバイスから弁122までの主搬送パイプ100の部分とを含む、真空発生器3及び/又はブロワ40の吸引側の回路の部分では、弁122と、供給ステーション61A、61B、61Cの弁60と、搬送パイプ100への洗浄ライン77の弁76とが閉じている場合に負圧ができる。
【0022】
同様のタイプの材料を供給する場合、最初にセパレータ要素20に最も近い供給点、続いて次に最も近い供給点等、段階的に供給点61A、61B、61Cが開かれて材料が搬送パイプに搬送され得る。
【0023】
図の上側部分では、さらに3つの供給ステーションが供給パイプを介して主搬送パイプに直接接続されている。
【0024】
図中でセパレータ要素の側から真空ユニット3及びブロワユニット4によって搬送パイプ100に対して行われる吸引の総量が、ブロワユニットによって行われる吹出しよりも多いことにより、搬送が負圧下で行われるようにすることが有利である。ブロワ40では、例えば0.1バール〜0.5バールの範囲の圧力を与えることが通常は可能である。真空発生器では、同じく例えば0.1バール〜0.5バールの範囲の負圧を与えることが通常は可能である。有利な一実施形態によれば、吹出しは、弁122が閉じている場合、圧力の上昇と共にブロワ40と弁122との間の搬送パイプ100の部分で、例えば+0.5バールのエネルギー(すなわち、過圧)を蓄える。真空ユニット3の吸引は、他方の側で、すなわち弁122とセパレータ要素20(及びパイプ105)との間の部分に対して、例えば−0.5バールの負圧を蓄える。弁122の少なくとも一方が開くと、差圧は1バールにもなり得る。吸引が吹出しよりも大きいと、配管内で負圧が得られることにより、供給ステーション61のファンネルから配管内に廃棄物を吸引させることができる。
【0025】
本発明によるシステムの目標であるように、吸引が吹出しよりも大きいと、搬送パイプに供給される材料、特に廃材が圧搾及び圧縮されることがなく、搬送空気によって搬送されてパイプ内で「自由に」進むことが可能になる。この場合、吹出しが吸引よりも大きいことにより搬送中の材料が蓄積して搬送パイプを塞ぐ危険がある状況よりも、搬送中の材料が閉塞をもたらす可能性が大幅に低くなる。さらに、搬送方向の側で搬送中の材料部分に関して部分的な負圧でさえも特に空気抵抗を大幅に減らすため、材料の搬送に必要な力が負圧によって減る。図中、矢印が、動作モードでの配管内の空気の移動方向を示している。
【0026】
廃材の搬送等、材料の搬送の際に、供給点の材料が最初に吸引によって供給パイプを経て搬送パイプに搬送されるとき、極めて速い加速及び搬送が材料に対して行われる。
【0027】
図の実施形態では、ブロワの吸引側でパイプ106にフィッティング107が配置されており、フィッティング107には弁128があり、弁128を開くことによって回路の外部から真空ユニット4及び/又はブロワ4の吸引側に追加空気を入れることができる。弁128を開くことによって、必要であれば搬送パイプ内の空気の圧力を上昇させることが可能であり、且つ材料を搬送するために高い搬送速度が得られる。
【0028】
各供給点61A、61B、61Cに関連して、出口弁60が配置され、出口弁60は、適当なサイズの材料部分が供給点61A、61B、61Cから搬送パイプ100に搬送されるように開閉される。材料は、廃棄物容器等の供給点61から供給され、容器が満杯になった後で、出口弁60が自動又は手動で開かれる。本発明による選別は、以下のように用いられ得る。
【0029】
供給点の中身を選別的に排出することにより、材料搬送パイプ内で最も単純に同時に1タイプの材料部分のみを循環させると仮定する。最初に第1のタイプの材料を含む第1の供給点61Aの中身を排出すると仮定する。この場合、真空ユニット3及び/又はブロワユニット4等のポンプデバイスで搬送パイプ内に負圧を発生させる。回路において、弁122が閉じられ、多方弁80が搬送パイプからセパレータデバイス20までの通路を開くことにより、搬送パイプ100から洗浄セパレータ70までの通路が閉じられる。供給点61Aは、材料進行方向に見てセパレータデバイス20に最も近い供給点61Aの弁60が最初に開かれることにより、その中の材料部分が搬送パイプ100に移るような順序で中身を排出されることが有利である。第1の供給点61Aの弁60を閉じる前に、次にセパレータデバイス20に最も近い次の供給点61Aの弁60が開かれることにより、その中にあった材料部分が搬送パイプ100に移る。供給点の中身の排出は、すべての所望の第1の供給点61Aの中身が排出されるまで繰り返される。ポンプデバイスの吹出側から搬送パイプ100への接続が開かれることにより、材料が搬送パイプ内の差圧の影響によってセパレータデバイス20に搬送される。搬送される材料部分が所望のセパレータデバイスに搬送されるように、例えば異なる材料タイプごとに複数のセパレータデバイスがあってもよい。セパレータデバイスが満杯になった場合に、又は必要な場合に、出口ハッチ71を開くことによってセパレータデバイスの中身を排出して、材料が容器51に移るようにすることができる。
【0030】
洗浄手段が、回路において洗浄チャネルの搬送パイプ及び/又はポンプデバイスの圧力側から通じる搬送空気チャネル110の接続点を越えて移動したら、弁122を開くことによって回路における洗浄手段の搬送を促進することができることにより、ブロワ4及び/又は真空ユニット3等のポンプデバイスの圧力側から搬送パイプへの接続ができる。このとき、搬送パイプには、洗浄セパレータの側から負圧が作用し、ポンプデバイスの圧力側から圧力が作用することにより、搬送の差圧が大きくなり、洗浄手段及び/又は洗浄剤のより効果的な搬送が行われる。同時に、ポンプデバイスの出口空気の体積が実質的に減ることにより、生じ得る微粒子及び悪臭公害が最小化される。
【0031】
図による実施形態では、洗浄装置は、廃棄物搬送システムの廃棄物ステーション又は同等物に関連するように等、材料搬送システムの作動ユニットに関連するように配置される。この場合の利点は、洗浄作業を1箇所で実施及び制御できることである。
【0032】
洗浄プロセスは、必要な場合に行うことができる。通常、例えば材料供給点から異なる種類の材料が供給される状況で、洗浄が行われる。廃棄物搬送システムでは、例えば、有機廃棄物、混合廃棄物、及び古紙が材料搬送パイプ内で搬送されることが考えられる。この場合、洗浄は、異なる廃棄物種類の搬送の合間に行うことができる。
【0033】
真空ユニット3の吹出側は、搬送パイプ100の供給側に接続されている空気チャネル110に接続することができ、ブロワユニット4の吹出側は、搬送パイプ100の供給側に接続されている空気チャネル110に接続される。真空発生器の吸引側は、セパレータデバイス20、70又はそこから通じる空気チャネル105に接続される。ブロワユニット4の吸引側は、セパレータデバイス20、70に又はそこから通じる搬送空気チャネル105に空気チャネル106で接続される。追加空気が必要な可能性があるため、入口空気チャネル107が配置されており、図の実施形態では入口空気チャネル107の弁が開いていることにより、真空発生器3及び/又はブロワ4の吸引側に追加空気が導入される。この実施形態の動作モードでは、真空発生器及びブロワユニットの両方が搬送配管への吹出し及び搬送配管からの吸引を行うように構成されているため、最大空気流が配管内に与えられる。この動作モードは、搬送配管100のエアフラッシング及び/又は搬送配管の乾燥に利用することができる。真空ユニット3及び/又はブロワユニット4において、空気が圧縮されて温まる。これが、乾燥動作を促進及び加速させる。
【0034】
本発明による場合、搬送パイプ100は、吸引/吹出回路の少なくとも一部であり、その出力端及び入口端は、廃棄物ステーションに関連するように構成されることが有利であり、吸引/吹出回路の出力端は、真空発生器及び/又はブロワ40の吹出側にあり、入口端は、真空発生器及び/又はブロワ40の吸引側にある。真空発生器及び/又はブロワは、搬送パイプ100によって一部が形成される吸引/吹出回路内で空気を循環させることができる。供給点61A、61B、61Cは、システム配管に沿って分散して位置決めされ得る。廃棄物搬送システムに関連して、供給点は、例えば廃棄物入れ又は廃棄物シュートであり得る。
【0035】
したがって、本発明は、廃棄物搬送システム等の空気圧式材料搬送システムで材料を選別搬送する方法であって、搬送される材料が、少なくとも1つの供給点から供給されて搬送パイプ100内で差圧によって受取点に搬送され、受取点において材料がセパレータデバイス20内で搬送空気から分離される、方法に関する。該方法では、異なる材料種類が、1つ又は複数の供給点61A、61B、61Cから一度に供給されて同じ搬送パイプ内の搬送進路の少なくとも一部の受取場所に搬送され、搬送パイプ100の少なくとも一部が、異なる材料の搬送プロセスの合間に又は少なくとも必要な場合に洗浄される。
【0036】
有利な一実施形態によれば、該方法において、前記搬送パイプ100の少なくとも一部は、真空ユニット3等の少なくとも1つの第1のポンプデバイス及びブロワユニット4等の少なくとも1つの第2のポンプデバイスで少なくとも材料の搬送中に搬送空気を循環させる回路の部分として接続可能である。
【0037】
別の実施形態によれば、異なる材料が別個の供給点61A、61B、61Cから供給され、且つ/又は異なる材料が少なくとも部分的に同じ供給点から供給される。材料搬送システムのネットワークに沿って複数の供給点が通常は分散して配置される。システムは、異なる材料ごとに別個の供給点を備えることができると共に、異なる材料の全部又は一部のみを供給する供給点も備えることができる。
【0038】
有利な一実施形態によれば、該方法において、異なる材料種類が、異なるセパレータデバイス20に向けて制御され、該セパレータデバイス20において搬送空気から分離される。別の実施形態によれば、異なる材料種類が、同じセパレータデバイスにおいて制御され、該セパレータデバイス20において搬送空気から分離される。
【0039】
該方法の有利な一実施形態によれば、材料供給点61A、61B、61Cと搬送パイプ100との間の弁要素60が、次の供給点61の弁60が開かれるときに前の供給点の弁がまだ開いているように、有利には開放の一定時間後に閉じられる。
【0040】
有利な一実施形態によれば、少なくとも中身を排出することが意図される供給点61A、61B、61Cの地点で搬送パイプ100内に負圧が与えられ、最初に材料搬送方向に見てセパレータデバイス20のより近くに位置付けられている供給点61A、61B、61Cの中身を排出して、次に材料搬送方向に見てセパレータデバイス20から実質的に遠くに位置付けられている、同様のタイプの材料を供給することが意図される供給点61A、61B、61Cの中身を排出するという排出順序を用いて、搬送パイプ100に供給点の中身が排出される。
【0041】
本発明の一実施形態によれば、該方法において、搬送パイプを洗浄するために、洗浄手段75が、供給点72から供給され、洗浄循環後に該供給点72と実質的に同じ空間にあることが有利であるセパレータデバイス20、70に戻る。
【0042】
一実施形態では、該方法において、洗浄手段75として、パイプのいわゆる「ラインピッグ」等、パイプに適した少なくとも1つの洗浄ボール又は他の何らかの洗浄手段が用いられる。別の実施形態によれば、洗浄手段として、古紙の一部等の搬送される1つの材料部分が用いられ、これは、洗浄後に、セパレータ要素及び混合廃棄物用の廃棄物容器等の廃棄物容器に向けて制御される。
【0043】
有利な一実施形態によれば、該方法において、洗浄手段及び/又は洗浄剤及び/又は液体は、差圧の影響によって洗浄ライン77で搬送配管に接続される洗浄手段の供給点72から配管に供給される。
【0044】
さらなる実施形態によれば、洗浄手段及び/又は洗浄剤及び/又は液体は、洗浄することが意図される搬送パイプ100の部分を経て、セパレータデバイス20、70に、特に洗浄手段75及び/又は洗浄剤及び/又は液体を搬送空気から分離する洗浄セパレータ70に循環させられる。
【0045】
有利な一実施形態によれば、洗浄手段75及び/又は洗浄剤及び/又は液体は、洗浄循環後に、有利には三方弁80等の多方弁で、別個の洗浄セパレータ70に向けて制御される。
【0046】
有利な一実施形態によれば、該方法において、洗浄段階後に、回路内で搬送空気を循環させることによって、特に真空発生器3等の少なくとも1つの第1のポンプデバイス及び/又はブロワ4等の1つの第2のポンプデバイスで回路に吹出しを行うことによって、搬送配管100の少なくとも一部が空気でフラッシュされ且つ/又は乾燥される。
【0047】
さらに他の実施形態によれば、該方法は、混合廃棄物、古紙、又は有機廃棄物等の異なるタイプの廃棄物が搬送される廃棄物搬送システムに関連して用いられる。
【0048】
本発明はまた、廃棄物搬送システム等の空気圧式材料搬送システムであって、材料、特に廃材の少なくとも1つの供給点61と、供給点61に接続可能である材料搬送パイプ100と、搬送中の材料を搬送空気から分離するセパレータデバイス20と、少なくとも材料の搬送中に搬送パイプ100内に差圧を与える手段3、4とを備える、廃棄物搬送システム等の空気圧式材料搬送システムに関する。該システムは、異なる材料種類を1つ又は複数の供給点61A、61B、61Cから一度に供給して同じ搬送パイプ100内の搬送進路の少なくとも一部の受取場所に搬送する手段を備え、搬送パイプ100の少なくとも一部を異なる材料の搬送プロセスの合間に又は少なくとも必要な場合に洗浄するように構成される洗浄手段をさらに備える。
【0049】
有利な一実施形態によれば、搬送パイプ100の少なくとも一部は、真空ユニット3等の少なくとも1つの第1のポンプデバイス及び/又はブロワユニット4等の少なくとも1つの第2のポンプデバイスで少なくとも材料の搬送中に搬送空気を循環させる回路の部分として接続可能である。
【0050】
別の実施形態によれば、差圧を発生させる手段は、吸引側がそれにつながる空気チャネル105、106、79を介してセパレータ要素20、特に洗浄セパレータ70に、又は搬送パイプ100に接続可能である、真空発生器3等の少なくとも1つの第1のポンプデバイス及び/又はブロワユニット4等の1つの第2のポンプデバイスを備える。
【0051】
一実施形態において、装置は、2つ以上のセパレータデバイス20、70間の搬送空気循環の進路を変更する手段80を備える。
【0052】
有利な一実施形態によれば、装置は、洗浄ライン77で搬送配管に接続される洗浄手段の供給点72を備え、洗浄ライン77に、供給点から搬送パイプへの接続を開閉するための弁要素76がある。
【0053】
有利な一実施形態によれば、洗浄手段の供給点72及び洗浄セパレータ70は、互いに近くに、有利には実質的に同じ空間に配置される。
【0054】
一実施形態において、材料供給点61A、61B、61Cと搬送パイプ100との間の弁要素61Cが、次の供給点61A、61B、61Cの弁60が開かれるときに前の供給点の弁がまだ開いているように、有利には開放の一定時間後に閉じられるように構成される。
【0055】
さらに他の実施形態によれば、該システムは、吹出側が回路に吹出しを行うように接続される真空発生器3及び/又はブロワ4等の少なくとも1つのポンプデバイスで、回路に圧力を与えるように構成される。
【0056】
有利な一実施形態によれば、装置はまた、回路内で搬送空気を循環させることによって、特に真空発生器3等の少なくとも1つの第1のポンプデバイス及び/又はブロワ4等の1つの第2のポンプデバイスで回路に吹出しを行うことによって、搬送配管100の少なくとも一部を空気でフラッシュし且つ/又は乾燥させる手段を備える。
【0057】
洗浄手段75として、パイプのいわゆる「ラインピッグ」等、搬送パイプ100に適した洗浄ボール又は他の何らかの洗浄手段が一実施形態において用いられるように構成される。
【0058】
有利には、材料搬送システムは、異なる材料種類が混合廃棄物、古紙、又は有機廃棄物等の異なるタイプの廃棄物である廃棄物搬送システムである。
【0059】
本発明が上述の実施形態に限定されるのではなく、添付の特許請求の範囲内で変更できることは当業者には明らかである。必要であれば、本明細書に記載された可能性のある特徴と共に他の特徴は、互いに別個に使用することもできる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
廃棄物搬送システム等の空気圧式材料搬送システムで材料を選別搬送する方法であって、搬送される材料が、少なくとも1つの供給点から供給されて搬送パイプ(100)内で差圧によって受取点に搬送され、該受取点において材料がセパレータデバイス(20)内で搬送空気から分離される、方法において、
異なる材料種類が、1つ又は複数の供給点(61A、61B、61C)から一度に供給されて同じ搬送パイプ内の搬送進路の少なくとも一部の受取場所に搬送され、異なる材料の搬送プロセスの合間に又は少なくとも必要な場合に、前記搬送パイプ(100)の少なくとも一部が洗浄されることを特徴とする、方法。
【請求項2】
前記搬送パイプ(100)の少なくとも一部は、真空ユニット(3)等の少なくとも1つの第1のポンプデバイス及び/又はブロワユニット(4)等の少なくとも1つの第2のポンプデバイスで少なくとも材料の搬送中に搬送空気を循環させる回路の部分として接続可能であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
異なる材料が別個の供給点(61A、61B、61C)から供給され、且つ/又は異なる材料が少なくとも部分的に同じ供給点から供給されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
異なる材料種類が、異なるセパレータデバイス(20)に向けて制御され、該セパレータデバイス(20)において搬送空気から分離されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記材料供給点(61A、61B、61C)と前記搬送パイプ(100)との間の弁要素(60)が、次の供給点(61)の前記弁(60)が開かれるときに前の供給点の前記弁がまだ開いているように、有利には開放の一定時間後に閉じられることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
少なくとも中身を排出することが意図される前記供給点(61A、61B、61C)の地点で前記搬送パイプ(100)内に負圧が与えられ、最初に材料搬送方向に見て前記セパレータデバイス(20)のより近くに位置付けられている供給点(61A、61B、61C)の中身を排出して、次に材料搬送方向に見て前記セパレータデバイス(20)から実質的に遠くに位置付けられている、同様のタイプの材料を供給することが意図される供給点(61A、61B、61C)の中身を排出するという排出順序を用いて、前記搬送パイプ(100)に前記供給点の中身が排出されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記搬送パイプを洗浄するために、洗浄手段(75)が、供給点(72)から供給され、洗浄循環後に該供給点(72)と実質的に同じ空間にあることが有利であるセパレータデバイス(20、70)に戻ることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記洗浄手段(75)として、パイプのいわゆる「ラインピッグ」等、前記パイプに適した少なくとも1つの洗浄ボール又は他の何らかの洗浄手段が用いられることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記洗浄手段及び/又は洗浄剤及び/又は液体は、差圧の影響によって洗浄ライン(77)で前記搬送配管に接続される洗浄手段の前記供給点(72)から前記配管に供給されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記洗浄手段及び/又は洗浄剤及び/又は液体は、洗浄することが意図される前記搬送パイプ(100)の部分を経て、前記セパレータデバイス(20、70)に、特に前記洗浄手段(75)及び/又は洗浄剤及び/又は液体を搬送空気から分離する洗浄セパレータ(70)に循環させられることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
前記洗浄手段(75)及び/又は洗浄剤及び/又は液体は、洗浄循環の終わりに、有利には三方弁(80)等の多方弁で、別個の前記洗浄セパレータ(70)に向けて制御されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
洗浄段階後に、前記回路内で搬送空気を循環させることによって、特に前記真空発生器(3)等の少なくとも1つの第1のポンプデバイス及び/又は前記ブロワ(4)等の1つの第2のポンプデバイスで前記回路に吹出しを行うことによって、前記搬送配管(100)の少なくとも一部が空気でフラッシュされ且つ/又は乾燥されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
混合廃棄物、古紙、又は有機廃棄物等の異なるタイプの廃棄物が搬送される廃棄物搬送システムに関連して用いられることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
廃棄物搬送システム等の空気圧式材料搬送システムであって、材料、特に廃材の少なくとも1つの供給点(61)と、該供給点(61)に接続可能である材料搬送パイプ(100)と、搬送中の材料を搬送空気から分離するセパレータ要素(20)と、少なくとも材料の搬送中に前記搬送パイプ(100)内に差圧を与える手段(3、4)とを備える、システムにおいて、
異なる材料種類を1つ又は複数の供給点(61A、61B、61C)から一度に供給して同じ搬送パイプ(100)内の進路の少なくとも一部の受取場所に搬送する手段を備え、異なる搬送プロセスの合間に又は少なくとも必要な場合に前記搬送パイプ(100)の少なくとも一部を洗浄するように構成される洗浄手段をさらに備えることを特徴とする、システム。
【請求項15】
前記搬送パイプ(100)の少なくとも一部は、真空ユニット(3)等の少なくとも1つの第1のポンプデバイス及び/又はブロワユニット(4)等の少なくとも1つの第2のポンプデバイスで少なくとも材料の搬送中に搬送空気を循環させる回路の部分として接続可能であることを特徴とする、請求項14に記載の材料搬送システム。
【請求項16】
前記差圧を発生させる手段は、吸引側がそれにつながる空気チャネル(105、106、79)を介して前記セパレータ要素(20)、特に洗浄セパレータ(70)に、又は前記搬送パイプ(100)に接続可能である、前記真空発生器(3)等の少なくとも1つの第1のポンプデバイス及び/又は前記ブロワユニット(4)等の1つの第2のポンプデバイスを備えることを特徴とする、請求項14又は15に記載の材料搬送システム。
【請求項17】
前記装置は、2つ以上のセパレータデバイス(20、70)間の搬送空気循環の進路を変更する手段(80)を備えることを特徴とする、請求項14〜16のいずれか1項に記載の材料搬送システム。
【請求項18】
前記装置は、洗浄ライン(77)で前記搬送配管に接続される洗浄手段の供給点(72)を備え、前記洗浄ライン(77)に、前記供給点から前記搬送パイプへの接続を開閉するための弁要素(76)があることを特徴とする、請求項14〜17のいずれか1項に記載の材料搬送システム。
【請求項19】
前記洗浄手段の供給点(72)及び前記洗浄セパレータ(70)は、互いに近くに、有利には実質的に同じ空間に配置されることを特徴とする、請求項14〜18のいずれか1項に記載の材料搬送システム。
【請求項20】
前記材料供給点(61A、61B、61C)と前記搬送パイプ(100)との間の弁要素(60)が、次の供給点(61A、61B、61C)の前記弁(60)が開かれるときに前の供給点の前記弁がまだ開いているように、有利には開放の一定時間後に閉じられることを特徴とする、請求項14〜19のいずれか1項に記載の材料搬送システム。
【請求項21】
吸引側が前記回路に吹出しを行うように接続される前記真空発生器(3)及び/又は前記ブロワ(4)等の少なくとも1つのポンプデバイスで、前記回路に圧力を与えるように構成されることを特徴とする、請求項14〜20のいずれか1項に記載の材料搬送システム。
【請求項22】
前記装置は、前記回路内で搬送空気を循環させることによって、特に前記真空発生器(3)等の少なくとも1つの第1のポンプデバイス及び/又は前記ブロワ(4)等の1つの第2のポンプデバイスで前記回路に吹出しを行うことによって、前記搬送配管(100)の少なくとも一部を空気でフラッシュし且つ/又は乾燥させる手段を備えることを特徴とする、請求項14〜21のいずれか1項に記載の材料搬送システム。
【請求項23】
前記洗浄手段(75)は、パイプのいわゆる「ラインピッグ」等、前記搬送パイプ(100)に適した洗浄ボール又は他の何らかの洗浄手段であることを特徴とする、請求項14〜22のいずれか1項に記載の材料搬送システム。
【請求項24】
前記異なる材料種類が混合廃棄物、古紙、又は有機廃棄物等の異なるタイプの廃棄物である廃棄物搬送システムであることを特徴とする、請求項14〜23のいずれか1項に記載の材料搬送システム。

【図1】
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【公表番号】特表2011−508709(P2011−508709A)
【公表日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−538817(P2010−538817)
【出願日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際出願番号】PCT/FI2008/050762
【国際公開番号】WO2009/080886
【国際公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【出願人】(508342644)マリキャップ オーワイ (28)
【Fターム(参考)】