説明

粉粒体の計量供給装置

【課題】粉粒体をバッチ方式で計量する工程において、簡便かつ精度良く計量するための計量装置を提供することを目的とする。
【解決手段】貯留室1から供給される粉体及び/又は粒体からなる粉粒体Pを回転する計量羽根車によって計量供給するための計量供給装置において、
大容量かつ高速で粉粒体Pを計量供給する大容量型計量羽根車2aと、粉粒体Pを小容量で計量供給する小容量型計量羽根車2bとを前記貯留室1の下方に並設したことを特徴とする粉粒体Pの計量供給装置を使用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品、家畜飼料、工業用材料などに使用される粉体及び/又は粒体(以下、「粉粒体」という)を簡便かつ精度良く計量供給するための計量供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、食品、家畜飼料、工業用材料などに使用される粉粒体を一時的に貯蔵した貯蔵室から粉粒体を所定量に計量して、目標量(重量あるいは体積など)ごとに紙袋等の容器に分納することが行われている。このような従来の粉粒体の計量供給装置として、粉粒体を計量して供給する計量フィーダを使用し、これによって貯蔵庫から紙袋等の受入容器に粉粒体を計量しながら移動させるものが知られている。
【0003】
通常、このような装置では、受入容器に取り付けられた重量センサや体積センサによって、粉粒体の受入容器への受入量が目標量に達したことを検出するようにされている。そして、粉粒体の受入量が目標量に達したことが検出されると、直ちに、計量フィーダの駆動を停止させ、一連の粉粒体の計量供給を終了するようにされている。なお、一般に、前記計量フィーダとして、スクリューフィーダ、ベルトコンベアなどが用いられている。
【0004】
このような粉粒体の計量供給装置では、粉粒体の計量精度を向上させることが非常に重要である。したがって、計量フィーダによって計量される粉粒体の計量精度を向上させることを目的として、これまで様々な装置や方法が提案されている。
【0005】
例えば、特許文献1(特開平5−240689号公報)において、粉粒体を計量供給するフィーダを高速かつ大量の計量供給を可能とする第1フィーダと、正確かつ精密な計量供給を行う第2フィーダの2つのフィーダを設ける技術が提案されている。この技術では、先ず前記第1フィーダによる高速かつ大量の粉粒体の計量供給を可能にすると共に、計量制度も同時に向上させるために、粉粒体の受入量が目標量に近づくと第2フィーダで正確かつ精密な計量供給を行おうとするものである。
【0006】
なお、この従来技術では、粉粒体量の受入量を検出するセンサによって検出された信号に基づいて粉粒体の受入量が目標量に近づいたことを検知して、第1フィーダおよび/または第2フィーダによる粉粒体の移送速度を制御しようとするものである。しかしながら、この従来装置では、その装置構成が複雑となる上、粉粒体の計量精度をある程度向上させることができるが、その計量精度の向上にも限界がある。
【0007】
次に、これとは別の従来技術として、特許文献2(特開平7−103809号公報)において、回転テーブルに形成した所定の開口容積を持つ計量用開口部に粉粒体を投入することによって、粉粒体の重量を計量することが提案されている。更に、前記計量用開口部内に前記計量用開口部の容積を変更するための移動部材を設け、この移動部材を移動させて開口部の容積を変更し、任意量の粉粒体を計量している。すなわち、この従来技術では、前述のように移動部材によって、計量用開口部の容積を変更調整し、受け入れる粉粒体の容積を微調整している。
しかしながら、この従来技術では、計量用開口部で計量する粉粒体の容積を設定する範囲を調整自在としているが、それでも調整できる粉粒体の容積に限界がある。このためこの従来技術では、広範囲の容量を計量する用途には不向きという問題が残っている。
【0008】
【特許文献1】特開平5−240689号公報
【特許文献2】特開平7−103809号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、以上に述べた従来技術が有する諸問題を解決するためになされたものであって、粉粒体を定量計量して受入容器などへ高速、大量、簡便かつ精度良く供給できる粉粒体の計量供給装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述の目的を達成するために、本発明者等が鋭意検討した結果、粉粒体を回転する計量羽根車によって計量供給するための計量供給装置において、大容量かつ高速で粉粒体を計量供給する大容量型計量羽根車と、粉粒体を小容量で計量供給する小容量型計量羽根車とを前記貯留室の下方に並設したことを特徴とする粉粒体計量装置を用いることによって、簡便かつ精度良く計量できることを見出して本発明を完成するに至ったものである。
【0011】
ここに、前記課題を解決するための請求項1に係る本発明の粉粒体計量装置として、「貯留室から供給される粉体及び/又は粒体からなる粉粒体を回転する計量羽根車によって計量供給するための計量供給装置において、大容量かつ高速で粉粒体を計量供給する大容量型計量羽根車と、粉粒体を小容量で計量供給する小容量型計量羽根車とを前記貯留室の下方に並設したことを特徴とする粉粒体の計量供給装置」が提供される。
このとき、本発明では、請求項2に記載のように、「前記貯留室の下方に粉粒体供給配管を設け、隔壁によって隔てられ、かつ鉛直方向へ延びた複数の粉粒体の供給流路を前記供給配管の内部に形成し、前記供給流路に少なくとも前記大容量型計量羽根車及び前記前記小容量型計量羽根車とを個別に並設したことを特徴とする、請求項1に記載の粉粒体の計量供給装置」とすることが好ましい。
また、本発明では、請求項3に記載のように、「粉粒体の供給量が目標とする供給量を検出し、かつ前記大容量型計量羽根車及び前記前記小容量型計量羽根車によって計量供給された粉粒体の供給量を検出する計量手段を備えたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の粉粒体の計量供給装置」とすることが好ましい。
また、本発明では、請求項4に記載のように、「前記計量手段が粉粒体の重量を計測する重量秤であることを特徴とする、請求項3に記載の粉粒体の計量供給装置」とすることが好ましい。
また、本発明では、請求項5に記載のように、「前記重量秤が、その内部に計量供給された粉粒体を収容する受入容器の重量を測定する計量手段であることを特徴とする、請求項4に記載の粉粒体の計量供給装置」とすることが好ましい。
また、本発明では、請求項6に記載のように、「前記大容量型計量羽根車及び/又は前記前記小容量型計量羽根車を回転させる駆動手段を備えたことを特徴とする、請求項5に記載の粉粒体の計量供給装置」とすることが好ましい。
また、本発明では、請求項7に記載のように、「前記駆動手段がサーボモータからからなることを特徴とする、請求項6に記載の粉粒体の計量供給装置」とすることが好ましい。
また、本発明では、請求項8に記載のように、「前記供給量検出手段によって検出された粉粒体の供給量と目標供給量との間の偏差情報に基づいて、前記大容量型計量羽根車及び前記前記小容量型計量羽根車の前記駆動手段の回転数及び/又は回転角度を前記偏差が無くなるようにフィードバック制御する制御手段を備えたことを特徴とする、請求項7に記載の粉粒体の計量供給装置」とすることが好ましい。
そして、本発明では、請求項9に記載のように、「前記貯留室を振動させるバイブレータと、前記バイブレータの振動数を変化させる振動数調整手段とを具備することを特徴とする、請求項1〜8の何れかに記載の粉粒体の計量供給装置」とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
以上に述べた本発明の粉粒体の計量供給装置では、粉粒体を計量供給するために、大容量計量用と小容量計量用の計量羽根車を少なくとも2つ並列して設けている。そして、貯留室(ホッパー)に貯留された粉粒体を、隔壁3でそれぞれ独立して隔てられた供給管1aを介して大容量型計量羽根車と小容量型計量羽根車とへ供給する。そして、大容量型計量羽根車と小容量型計量羽根車とを所定の回数だけ回転させることによって、各計量羽根車に到達した粉粒体の供給量を所定量に計量しながら受入容器へ供給する。
【0013】
このとき、各計量羽根車の粉粒体の移送速度、計量容量、計量精度を調整することにより、大容量計量用の大容量型計量羽根車の回転数を調整して高速かつ大量の粉粒体の計量供給を可能にしつつ、小容量計量用の小容量型計量羽根車の回転数を調整して同時に精度の良い粉粒体の計量供給も可能とした。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係わる粉粒体の計量供給装置の構成を模式的に示した構成図(一部に正断面を含む)であり、図2は図1の要部を拡大したX−X矢視方向の側断面図である。
【0015】
これら図1及び図2に示した粉粒体の計量供給装置は、計量羽根車を備えたロータリーバルブと呼ばれる計量供給装置の一つの実施形態例である。このような計量供給装置において、先ず各参照符号について簡単に説明すると、Pは粉粒体、1は粉粒体Pの貯留手段(以下、単に「ホッパー」とも称する)、1aは粉粒体供給配管(以下、単に「供給配管」とも称する)、2a及び2bは大容量型及び小容量型計量羽根車、3は隔壁、4a及び4bは計量羽根車2a及び2bの駆動手段、5は受入容器、6は粉粒体Pの計量手段、そして、7は制御手段をそれぞれ示す。なお、前記供給管1aの断面は、円形でも良いが、図示例のように長方形とすることが好ましい。
【0016】
以上のように構成される本発明の粉粒体の計量供給装置において、粉粒体Pは、空気輸送、フィーダ装置輸送などによって先ず貯留手段(以下、「ホッパー」と言う)1に供給され、ここで一時的に貯留される。次いで、貯蔵された粉粒体Pは、ホッパー1の下方に鉛直方向へ延びて設けられた供給管1aの内部を隔壁3によって互いに鉛直方向に隔てて、複数の粉粒体の供給流路を形成する。
【0017】
したがって、個別に鉛直方向へ延びた複数の供給経路が供給管1aの内部に形成される。さらに、これらの複数の供給経路の途中には、大容量型計量羽根車2aと小容量型計量羽根車2bが設置されているので、ホッパー1へ供給された粉粒体Pは、各供給流路を介して、大容量型計量羽根車2aと小容量型計量羽根車2bへそれぞれ重力落下によって供給される。その際、重力落下による粉粒体Pの供給に替えて、周知のスクリューフィーダなどの強制供給手段を粉粒体供給配管1a中に設けて粉粒体Pに所定の供給圧力を作用させながら強制的に供給するようにしてもよい。
【0018】
また、重力による自由落下などの消極的な供給においては、粉粒体Pが何らかの理由で供給配管1aの上部でブリッジを組んで重力のみでは下方へ落下しないような事態が生じる。このような場合には、供給配管1aに振動を与えて供給配管1a中に生じたブリッジを壊すことは、本発明では好ましい実施態様である。したがって、このような振動を生成するためのバイブレータ(図示せず)をホッパー1に付設することが好ましい。
【0019】
このとき、前記バイブレータとしては市販のものを適宜使用すればよいが、生成する振動の振動数と振幅とを調整自の調整手段を具備することが好ましい。例えば、振幅調整が可能なバイブレータとして、ポテンショメータのような周知の電力増幅器を介在させ、振動生成エネルギを段階的または連続的に調整自在とすることにより、振動強度を無段階に調整制御するのが好ましい。
【0020】
本発明においては、前述のように、粉粒体Pを高速、大量かつ正確に計量供給するための手段として、大容量型計量羽根車2aと小容量型計量羽根車2bを同時に用いることを一大特徴とするので、この点について以下に詳細に説明する。
【0021】
本発明者等は、粉粒体Pを高速、大量かつ正確に計量供給することが、一つの計量羽根車だけを用いただけでは、不可能とは言えないまでも極めて困難であることを知見した。そこで、各種試みを実施する中で、本発明者等は、計量羽根車を大容量型と小容量型の少なくとも2つの計量羽根車を用いることを想到するに至った。つまり、複数の計量羽根車を使用すれば、一台の計量羽根車に全ての機能を付与してしまうことなく、複数に設けた計量羽根車に対して、それぞれの機能を切り離して分担させることができることを想到するに至って本発明を完成した。
【0022】
本発明では、前記技術的思想を具現化するために、計量羽根車を粉粒体供給配管1aの途中に好ましくは複数並設する(図1及び図2の実施例では、2個の計量羽根車2a及び2bが並列に設けられている)。そして、粉粒体Pを計量供給する際の移送速度、計量容量、計量精度を各計量羽根車に機能分担させる。
【0023】
すなわち、一般に大容量型計量羽根車2a及び小容量型計量羽根車2bは、図2に示すような形状をしており、各計量羽根車2a又は2bに付設される羽根の長さと幅、羽根と羽との間の設置間隔を、粉粒体Pの供給量と計量精度を勘案して自由に設計することができる。したがって、計量羽根車2a及び2bが所定の角度だけ回転する際に、所定の供給量からなる粉粒体Pを移送することができるように、計量羽根車2a及び2bの容積を設計によって自在に設定できる。また、このとき、複数の計量羽根車(図1は、2個の計量羽根車2a及び2bを有する場合である)は、それぞれ独立して操作可能としておく。
【0024】
なお、計量羽根車2a及び2bは、動力によって駆動しても良く、手動操作しても良い。ただし、手動とする場合には、それぞれの計量羽根車2a及び2bに回転ストッパーを設けておくことが好ましい。
【0025】
ここで、本発明においては、大量かつ高速で粉粒体Pを計量供給するために、大容量計量用の大容量型計量羽根車2aを使用する。また、粉粒体Pの供給量を正確に計量するために、小容量計量用の小容量型計量羽根車2bを使用する。そして、これらの大容量型計量羽根車2aと小容量型計量羽根車2bとを併用することによって、高速かつ大量の粉粒体Pを精度良い粉粒体Pの計量供給も具現化する。
【0026】
つまり、図1及び図2に例示した実施例に即して説明すると、この実施例では、2つの計量羽根車2a及び2bの羽根の大きさを互いに異ならせているので、大容量型計量羽根車2a(このとき、小容量型計量羽根車2bを同時に駆動させることは一向に構わない)を駆動手段4aによって回転駆動させ、粉粒体Pを目標量近くまで大まかに高速かつ大量に受入容器5へ計量供給する。なお、受入容器3は漏斗状を形成させ、投入口には蓋を取り付け可能とすることが好ましい。
【0027】
そして、例えばロードセルなどのセンサを内蔵した重量秤などからなる計量手段6によって、粉粒体Pの供給量が目標量に近づいたことを検知する。ただし、このような粉粒体Pの計量手段6として、図1及び図2に例示したものの他に、例えば粉粒体Pを貯蔵するホッパー1自体をロードセルで計量するようにすることができる。
【0028】
あるいは、粉粒体Pの重量を検出するための重量センサを受入容器5自体に取り付けて粉粒体Pの重量を直接測定するようにしても良い。このとき、受入容器5へ供給された粉粒体Pの重量の算出は、計量手段6によって計測された粉粒体Pを収容した状態の受入容器5から受入容器5の重量のみを減算することによって直接的に求めることができる。
【0029】
次いで、以上に述べたように計量手段6によって粉粒体Pの供給量が目標量に近づいたことが検知されると、大容量型計量羽根車2aの回転を停止する。そして、次に正確な粉粒体Pの計量供給が可能な小容量型計量羽根車2bを駆動手段4bによって駆動し、制御手段によって粉粒体Pの供給量を正確に制御しながら最終的に必要とされる量の粉粒体Pの受入容器7への計量供給を正確かつ迅速に完了する。
【0030】
その際、本発明に使用する駆動手段4a又は4bとしては、回転数や回転角度を精確に制御可能なサーボモータを使用することが好ましい。また、前記制御手段6としては、周知のシーケンサーなどの制御機器、あるいはマイクロコンピュータなどを好適に使用することができる。
【0031】
このようにして、受入容器7に計量供給された粉粒体Pの供給量は、前述のロードセルなどのセンサによって重量測定され、これが電圧などのアナログ信号あるいはA/D変換器(アナログ信号/デジタル信号変換器)などによってデジタル信号に変換されて、制御手段7へ送られる。そして、制御手段7によって、粉粒体Pの受入容器5への供給量と制御目標量とを比較してその偏差を演算して算出する。そして、算出された偏差値情報に基づいて、サーボモータなどで構成される駆動手段4a,4bの回転数(回転角度)及び/又は回転速度を前記偏差がゼロとなる(偏差が無くなる)ようにフィードバック制御する。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明に係わる粉粒体の計量供給装置の構成を模式的に示した構成図(一部に正断面を含む)である。
【図2】図1の要部を拡大したX−X矢視方向の側断面図である。
【符号の説明】
【0033】
1:貯留室(ホッパー)
1a:粉粒体供給配管
2a及び2b:計量羽根車
3:隔壁
4a及び4b:駆動手段
5:受入容器
6:計量手段
7:制御手段
8:シール部材
P:粉粒体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
貯留室から供給される粉体及び/又は粒体からなる粉粒体を回転する計量羽根車によって計量供給するための計量供給装置において、
大容量かつ高速で粉粒体を計量供給する大容量型計量羽根車と、粉粒体を小容量で計量供給する小容量型計量羽根車とを前記貯留室の下方に並設したことを特徴とする粉粒体の計量供給装置。
【請求項2】
前記貯留室の下方に粉粒体供給配管を設け、隔壁によって隔てられ、かつ鉛直方向へ延びた複数の粉粒体の供給流路を前記供給配管の内部に形成し、前記供給流路に少なくとも前記大容量型計量羽根車及び前記前記小容量型計量羽根車とを個別に並設したことを特徴とする、請求項1に記載の粉粒体の計量供給装置。
【請求項3】
粉粒体の供給量が目標とする供給量を検出し、かつ前記大容量型計量羽根車及び前記前記小容量型計量羽根車によって計量供給された粉粒体の供給量を検出する計量手段を備えたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の粉粒体の計量供給装置。
【請求項4】
前記計量手段が粉粒体の重量を計測する重量秤であることを特徴とする、請求項3に記載の粉粒体の計量供給装置。
【請求項5】
前記重量秤が、その内部に計量供給された粉粒体を収容する受入容器の重量を測定する計量手段であることを特徴とする、請求項4に記載の粉粒体の計量供給装置。
【請求項6】
前記大容量型計量羽根車及び/又は前記前記小容量型計量羽根車を回転させる駆動手段を備えたことを特徴とする、請求項5に記載の粉粒体の計量供給装置。
【請求項7】
前記駆動手段がサーボモータからからなることを特徴とする、請求項6に記載の粉粒体の計量供給装置。
【請求項8】
前記供給量検出手段によって検出された粉粒体の供給量と目標供給量との間の偏差情報に基づいて、前記大容量型計量羽根車及び前記前記小容量型計量羽根車の前記駆動手段の回転数及び/又は回転角度を前記偏差が無くなるようにフィードバック制御する制御手段を備えたことを特徴とする、請求項7に記載の粉粒体の計量供給装置。
【請求項9】
前記貯留室を振動させるバイブレータと、前記バイブレータの振動数を変化させる振動数調整手段とを具備することを特徴とする、請求項1〜8の何れかに記載の粉粒体の計量供給装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−322143(P2007−322143A)
【公開日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−149642(P2006−149642)
【出願日】平成18年5月30日(2006.5.30)
【出願人】(303013268)帝人テクノプロダクツ株式会社 (504)
【Fターム(参考)】