説明

糖尿病予防・治療剤

【課題】従来の血糖降下剤の使用では得られない糖尿病治療効果を奏する糖尿病の予防・治療剤を提供すること
【解決手段】本発明は、腎糖再吸収阻害剤と血糖降下剤とを組み合わせてなることを特徴とする糖尿病予防・治療剤を提供する。本発明によれば、食後・食間・空腹時を含めた高血糖を是正することができ、より詳細には、従来の血糖降下剤では得られない糖尿病治療効果を達成することができる。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
腎糖再吸収阻害剤と血糖降下剤とを組み合わせてなることを特徴とする糖尿病予防・治療剤。
【請求項2】
血糖降下剤が、インスリン製剤、インスリン誘導体、インスリン分泌促進剤、インスリン抵抗性改善剤、インスリン様作動薬、α−グルコシダーゼ阻害剤および糖新生阻害剤から選ばれる少なくとも一種である、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項3】
血糖降下剤が、スルホニルウレア剤、メグリチニド類およびビグアナイド剤から選ばれる少なくとも一種である、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項4】
血糖降下剤が、スルホニルウレア剤およびビグアナイド剤から選ばれる少なくとも一種である、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項5】
スルホニルウレア剤が、トルブタミド、クロルプロパミド、グリベンクラミド、グリピザイド、グリメピリドおよびグリクラジドから選ばれる少なくとも一種であり、ビグアナイド剤が、メトホルミン、フェンホルミンおよびブホルミンから選ばれる少なくとも一種である、請求項4に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項6】
血糖降下剤がメグリチニド類である、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項7】
メグリチニド類が、レパグリニド、ナテグリニド、メグリチニドおよびミチクリニドから選ばれる少なくとも一種である、請求項6に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項8】
血糖降下剤がグリベンクラミドである、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項9】
血糖降下剤がメトホルミンである、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項10】
血糖降下剤がレパグリニドである、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項11】
血糖降下剤がナテグリニドである、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項12】
血糖降下剤がミチクリニドである、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項13】
腎糖再吸収阻害剤が、下記一般式(1)および(2)で表されるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項1〜12のいずれかに記載の糖尿病予防・治療剤。
【化1】


〔式中、Xはβ−D−グルコピラノシル基(その1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよい)を表し、
Yは低級アルキル基、フルオロ低級アルキル基またはパーフルオロ低級アルキル基を表し、
Zは置換されていてもよい環状アルキル基、置換されていてもよい環状不飽和アルキル基、不飽和結合を有する低級アルキル基、置換されていてもよい環状アルキル基を有する低級アルキル基または置換されていてもよい環状不飽和アルキル基を有する低級アルキル基を表し、
R1〜R5は同じでも異なっていてもよく、水素原子、低級アルキル基、フルオロ低級アルキル基、パーフルオロ低級アルキル基、低級アルコキシ基、フルオロ低級アルコキシ基、パーフルオロ低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、フルオロ低級アルキルチオ基、パーフルオロ低級アルキルチオ基、低級アルキルアミノ基、ハロゲノ基、低級アルカノイル基、アルケニル基、環状アルケニル基、アルキニル基、置換されていてもよいアラルキル基、置換されていてもよいフェニル基または低級アルコキシカルボニル基を表し、
nは0から3の整数を表す〕。
【請求項14】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(1)および(2)において、Zが置換されていてもよい環状アルキル基であるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項13に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項15】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(1)および(2)において、Yがトリフルオロメチル基であるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項13に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項16】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(1)および(2)において、Yがトリフルオロメチル基であり、nが1であるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項13に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項17】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(1)および(2)において、Yがトリフルオロメチル基であり、nが1であり、Xがβ−D−グルコピラノシル基(この基は炭素数2から20のアルカノイル基、低級アルコキシカルボニル基、およびベンゾイル基から選ばれる基で1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよい)であるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項13に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項18】
腎糖再吸収阻害剤が、下式(3)、(3a)、(4)および(4a)で表されるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項13に記載の糖尿病予防・治療剤。
【化2】

【請求項19】
腎糖再吸収阻害剤が、下記一般式(1A)および(2A)で表されるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項1〜12のいずれかに記載の糖尿病予防・治療剤。
【化3】


[式中、X1はβ−D−グルコピラノシル基(その1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよい)またはβ−D−グルクロニル基(その1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよく、カルボキシル基がエステル化されていてもよい)を表し、
Y1は低級アルキル基またはパーフルオロ低級アルキル基を表し、
Z1は水素原子、低級アルキル基、パーフルオロ低級アルキル基、置換されていてもよいアラルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表し、
R11〜R15は同じでも異なっていてもよく、水素原子、低級アルキル基、パーフルオロ低級アルキル基、低級アルコキシ基、パーフルオロ低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、パーフルオロ低級アルキルチオ基、低級アルキルアミノ基、ハロゲノ基、低級アルカノイル基、低級アルケニル基または低級アルキニル基を表し、
n1は0から3の整数を表す]。
【請求項20】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(1A)および(2A)において、R11〜R15の少なくとも一つが低級アルキル基、パーフルオロ低級アルキル基、低級アルコキシ基、パーフルオロ低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、パーフルオロ低級アルキルチオ基、低級アルキルアミノ基、ハロゲノ基、低級アルカノイル基、低級アルケニル基または低級アルキニル基であるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項19に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項21】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(1A)および(2A)において、R11、R12、R14およびR15の少なくとも一つがハロゲノ基であるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項19に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項22】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(1A)および(2A)において、Y1がトリフルオロメチル基であるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項19に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項23】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(1A)および(2A)において、Y1がトリフルオロメチル基であり、n1が1であるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項19に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項24】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(1A)および(2A)において、Y1がトリフルオロメチル基であり、n1が1であり、X1がβ−D−グルコピラノシル基(この基は炭素数2から20のアルカノイル基、低級アルコキシカルボニル基、およびベンゾイル基から選ばれる基で1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよい)であるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項19に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項25】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(1A)および(2A)において、Y1がトリフルオロメチル基であり、n1が1であり、X1がβ−D−グルクロニル基(この基は炭素数2から20のアルカノイル基、低級アルコキシカルボニル基、およびベンゾイル基から選ばれる基で1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよく、また、カルボキシル基が低級アルキル基でエステル化されていてもよい)であるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項19に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項26】
腎糖再吸収阻害剤が、下式(3A)、(4A)、(10−A)、(12−A)、(14−A)および(16−A)で表されるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項19に記載の糖尿病予防・治療剤。
【化4】

【請求項27】
腎糖再吸収阻害剤が、下記一般式(5)で表されるピラゾール−O−グリコシド誘導体およびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項1〜12のいずれかに記載の糖尿病予防・治療剤。
【化5】


〔式中、X2はβ−D−グルコピラノシル基(その1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよい)を表し、
Y2は水素、低級アルキル基、フルオロ低級アルキル基またはパーフルオロ低級アルキル基を表し、
Z2はハロ低級アルキル基を表し、
R21〜R25は同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲノ基、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、パーフルオロ低級アルキル基、低級アルコキシ基、パーフルオロ低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、パーフルオロ低級アルキルチオ基、低級アルキルアミノ基、低級アルカノイル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基または置換されていてもよいアラルキル基を表す〕。
【請求項28】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(5)において、Z2がハロ低級アルキル基であり、Y2がトリフルオロメチル基であり、X2がβ−D−グルコピラノシル基(この基は炭素数2から20のアルカノイル基、低級アルコキシカルボニル基、およびベンゾイル基から選ばれる基で1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよい)であるピラゾール−O−グリコシド誘導体およびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項27に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項29】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(5)において、Z2がフルオロ低級アルキル基であり、Y2がトリフルオロメチル基であり、X2がβ−D−グルコピラノシル基(この基は炭素数2から20のアルカノイル基、低級アルコキシカルボニル基、およびベンゾイル基から選ばれる基で1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよい)であるピラゾール−O−グリコシド誘導体およびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項27に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項30】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(5)において、Z2がハロ低級アルキル基であり、Y2がメチル基であり、X2がβ−D−グルコピラノシル基(この基は炭素数2から20のアルカノイル基、低級アルコキシカルボニル基、およびベンゾイル基から選ばれる基で1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよい)であるピラゾール−O−グリコシド誘導体およびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項27に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項31】
腎糖再吸収阻害剤が、一般式(5)において、Z2がフルオロ低級アルキル基であり、Y2がメチル基であり、X2がβ−D−グルコピラノシル基(この基は炭素数2から20のアルカノイル基、低級アルコキシカルボニル基、およびベンゾイル基から選ばれる基で1もしくは複数の水酸基がアシル化されていてもよい)であるピラゾール−O−グリコシド誘導体およびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項27に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項32】
腎糖再吸収阻害剤が、下式(6)および(7)で表される化合物ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項27に記載の糖尿病予防・治療剤。
【化6】

【請求項33】
腎糖再吸収阻害剤が、下記一般式(8)で表されるグルコピラノシルオキシピラゾール誘導体およびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項1〜12のいずれかに記載の糖尿病予防・治療剤。
【化7】


〔式中のR31は水素原子または低級アルキル基であり、
およびTはどちらか一方が式(9)
【化8】


(ここで、Pは水素原子、低級アシル基、低級アルコキシ低級アシル基、低級アルコキシカルボニル低級アシル基、低級アルコキシカルボニル基または低級アルコキシ低級アルコキシカルボニル基である)で表される基であり、他方が低級アルキル基またはハロ低級アルキル基であり、
R32は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、ハロ低級アルキル基またはハロゲン原子である〕。
【請求項34】
腎糖再吸収阻害剤が、下記一般式(10)で表されるグルコピラノシルオキシベンジルベンゼン誘導体およびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項1〜12のいずれかに記載の糖尿病予防・治療剤。
【化9】


〔式中のR41は水素原子またはヒドロキシ低級アルキル基であり、
R42は低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、ヒドロキシ低級アルキル基、ヒドロキシ低級アルコキシ基、ヒドロキシ低級アルキルチオ基、低級アルコキシ低級アルキル基、低級アルコキシ低級アルコキシ基または低級アルコキシ低級アルキルチオ基である〕。
【請求項35】
腎糖再吸収阻害剤が、下記一般式(11)で表される化合物およびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項1〜12のいずれかに記載の糖尿病予防・治療剤。
【化10】


〔式中のR51は水素、ヒドロキシ基、低級アルキル、低級アルコキシ、または
【化11】


を表し、
R52は水素、−COO−低級アルキル、
【化12】


を表し、
R55はヒドロキシメチル、−CHOCOO−低級アルキル、
【化13】


−CHOSOH、−COOH、−COONaを表し、
mは0または1を表し、
n2は0、1、2または3を表し、
は以下の式の環構造
【化14】

(ここで、X3は酸素、窒素またはイオウを表し、mが0の時、R53は低級アルキルであり、mが1の時、R53は低級アルキル、水酸基または低級アルコキシ基である)を表し、
【化15】


は単結合または二重結合を表す〕。
【請求項36】
腎糖再吸収阻害剤が、下記一般式(22)で表されるプロピオフェノン誘導体およびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項1〜12のいずれかに記載の糖尿病予防・治療剤。
【化16】


[式中、OX4は保護されていてもよい水酸基を表し、
Y4は低級アルキル基を表し、
Z4は1もしくは複数の水酸基が保護されていてもよいβ−D−グルコピラノシル基を表す]。
【請求項37】
腎糖再吸収阻害剤が、
(i)下記一般式(1)および(2)で表されるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩、
【化17】


〔式中、各記号は請求項13に記載の通りである〕
(ii)下記一般式(1A)および(2A)で表されるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩、
【化18】


〔式中、各記号は請求項19に記載の通りである〕
(iii)下記一般式(5)で表されるピラゾール−O−グリコシド誘導体およびその医薬的に許容しうる塩、ならびに、
【化19】


〔式中、各記号は請求項27に記載の通りである〕
(iv)下記一般式(8)で表されるグルコピラノシルオキシピラゾール誘導体およびその医薬的に許容しうる塩
【化20】


〔式中、各記号は請求項33に記載の通りである〕
から選ばれる少なくとも一種であり、
血糖降下剤が、スルホニルウレア剤およびビグアナイド剤から選ばれる少なくとも一種である、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項38】
腎糖再吸収阻害剤が、下記式(3)、(3a)、(4a)、(7)、(10−A)、(12−A)、(14−A)および(16−A)で表されるピラゾール誘導体ならびにそれらの医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項37に記載の糖尿病予防・治療剤。
【化21】

【請求項39】
スルホニルウレア剤が、トルブタミド、クロルプロパミド、グリベンクラミド、グリピザイド、グリメピリドおよびグリクラジドから選ばれる少なくとも一種であり、ビグアナイド剤が、メトホルミン、フェンホルミンおよびブホルミンから選ばれる少なくとも一種である、請求項37または38に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項40】
腎糖再吸収阻害剤が、下記一般式(22)で表されるプロピオフェノン誘導体およびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種であり、血糖降下剤がメグリチニド類である、請求項1に記載の糖尿病予防・治療剤。
【化22】


〔式中、各記号は請求項36に記載の通りである〕
【請求項41】
腎糖再吸収阻害剤が、3−(5−ベンゾ[b]フラニル)−2’−(6−O−メトキシカルボニル−β−D−グルコピラノシルオキシ)−6’−ヒドロキシ−4’−メチルプロピオフェノンおよびその医薬的に許容しうる塩から選ばれる少なくとも一種である、請求項40に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項42】
メグリチニド類が、レパグリニド、ナテグリニド、メグリチニドおよびミチクリニドから選ばれる少なくとも一種である、請求項40または41に記載の糖尿病予防・治療剤。
【請求項43】
哺乳動物に対して、腎糖再吸収阻害剤の有効量と血糖降下剤の有効量とを組み合わせて投与することを特徴とする糖尿病の予防・治療方法。
【請求項44】
糖尿病予防・治療剤を製造するための、腎糖再吸収阻害剤と血糖降下剤の使用。
【請求項45】
腎糖再吸収阻害剤と血糖降下剤とを組み合わせてなる併用剤と、該併用剤が糖尿病の予防・治療に使用することができる、または使用すべきであることを記載した、該併用剤に関する記載物を含む、商業パッケージ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2009−221235(P2009−221235A)
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−164174(P2009−164174)
【出願日】平成21年7月10日(2009.7.10)
【分割の表示】特願2004−501961(P2004−501961)の分割
【原出願日】平成15年4月25日(2003.4.25)
【出願人】(000000066)味の素株式会社 (887)
【Fターム(参考)】