説明

細菌感染の処置用の複素環式尿素誘導体



式(I)を有する化合物およびそれらの薬学的に許容しうる塩を記載する。それらの製造方法、それらを含有する医薬組成物、薬剤としてのそれらの使用および細菌感染の処置におけるそれらの使用も記載する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I’):
【化1】

[式中、環Aは、「」で示される炭素原子の一つに結合していて;
Xは、N、CHまたはCRであり;
は、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニルまたはC3−6シクロアルキルより選択され;ここにおいて、Rは、一つまたはそれを超えるRで炭素上に置換されていてもよく;
は、水素またはC1−6アルキルより選択され;ここにおいて、該C1−6アルキルは、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロおよびアミノより独立して選択される一つまたはそれを超える基で置換されていてもよく;または
およびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルを形成し;ここにおいて、該ヘテロシクリルは、一つまたはそれを超えるRで一つまたはそれを超える炭素原子上に置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが=N−または−S−部分を含有する場合、その窒素は、一つのオキソ基で置換されていてもよく、そしてその硫黄は、一つまたは二つのオキソ基で置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが−NH−部分を含有する場合、その窒素は、Rより選択される基で置換されていてもよく;
は、C3−14カルボシクリルまたはヘテロシクリルであり;ここにおいて、該カルボシクリルまたはヘテロシクリルは、一つまたはそれを超えるR10で一つまたはそれを超える炭素原子上に置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが=N−または−S−部分を含有する場合、その窒素は、一つのオキソ基で置換されていてもよく、そしてその硫黄は、一つまたは二つのオキソ基で置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが−NH−部分を含有する場合、その窒素は、R11より選択される基で置換されていてもよく;
およびR15は、各々の存在について独立して、ハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、N−(C1−6アルキル)アミノ、N,N−(C1−6アルキル)アミノおよびC1−6アルキルスルファニルから成る群より選択され;ここにおいて、R、R13およびR15は、互いに独立して、一つまたはそれを超えるR12で一つまたはそれを超える炭素上に置換されていてもよく;
5’は、−OH、C1−6アルコキシ、C3−14シクロアルコキシまたは−NRであり;ここにおいて、該C1−6アルコキシ基は、R14より独立して選択される一つまたはそれを超えるもので一つまたはそれを超える炭素原子上に置換されていてもよく;そしてここにおいて、RおよびRは、各々独立して、水素、C1−6アルキルまたはC3−14炭素環であり、またはRおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、ヘテロシクリルを形成し、ここにおいて、RおよびRは、R14より独立して選択される一つまたはそれを超えるもので一つまたはそれを超える炭素原子上に置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが=N−または−S−部分を含有する場合、その窒素は、一つのオキソ基で置換されていてもよく、そしてその硫黄は、一つまたは二つのオキソ基で置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが−NH−部分を含有する場合、その窒素は、R22より選択される基で置換されていてもよく;
6’は、各々の存在について独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、カルボキシ、カルバモイル、N−(C1−6アルキル)カルバモイル、N,N−(C1−6アルキル)カルバモイル、C3−14カルボシクリル−L−およびヘテロシクリル−L−から成る群より選択され;ここにおいて、Rは、一つまたはそれを超えるR16で一つまたはそれを超える炭素原子上に置換されていてよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが=N−または−S−部分を含有する場合、その窒素は、一つのオキソ基で置換されていてもよく、そしてその硫黄は、一つまたは二つのオキソ基で置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが−NH−部分を含有する場合、その窒素は、R17’より選択される基で置換されていてもよく;
13は、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、メルカプト、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、N−(C1−6アルキル)アミノ、N,N−(C1−6アルキル)アミノおよびC1−6アルキルスルファニルから成る群より選択され;ここにおいて、R13は、一つまたはそれを超えるR16で一つまたはそれを超える炭素上に置換されていてもよく;または
6’およびR13は、介在する環原子と一緒に、縮合ヘテロシクリルを形成してよく、ここにおいて、該縮合ヘテロシクリルは、R16より独立して選択される一つまたはそれを超えるもので一つまたはそれを超える炭素原子上に置換されていてもよく;そしてここにおいて、該縮合ヘテロシクリルが=N−または−S−部分を含有する場合、その窒素は、一つのオキソ基で置換されていてもよく、そしてその硫黄は、一つまたは二つのオキソ基で置換されていてもよく;そしてここにおいて、該縮合ヘテロシクリルが−NH−部分を含有する場合、その窒素は、R17’より選択される基で置換されていてもよく;
mは、0または1であり;
pは、0、1または2であり;
Lは、各々の存在について独立して、直接結合またはC1−6アルキレンであり;
、R、R10、R12、R14およびR16は、各々の存在について独立して、ハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、メルカプト、スルファモイル、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルカノイル、C1−6アルカノイルオキシ、N−(C1−6アルキル)アミノ、N,N−(C1−6アルキル)アミノ、C1−6アルカノイルアミノ、N−(C1−6アルキル)カルバモイル、N,N−(C1−6アルキル)カルバモイル、C1−6アルキルS(O)−(式中、aは、0、1または2である)、C1−6アルコキシカルボニル、C1−6アルコキシカルボニルアミノ、N−(C1−6アルキル)スルファモイル、N,N−(C1−6アルキル)スルファモイル、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C3−6カルボシクリルまたはヘテロシクリルより選択される炭素上の置換基であり;ここにおいて、R、R、R10、R12、R14およびR16は、互いに独立して、一つまたはそれを超えるR19で一つまたはそれを超える炭素上に置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが−NH−部分を含有する場合、その窒素は、R20より選択される基で置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが=N−または−S−部分を含有する場合、その窒素は、一つのオキソ基で置換されていてもよく、そしてその硫黄は、一つまたは二つのオキソ基で置換されていてもよく;
、R11およびR20は、各々の存在について独立して、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルカノイル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルコキシカルボニル、カルバモイル、N−(C1−6アルキル)カルバモイル、N,N−(C1−6アルキル)カルバモイル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニル、ベンゾイルおよびフェニルスルホニルより選択され;ここにおいて、R、R11およびR20は、互いに独立して、一つまたはそれを超えるR23で炭素上に置換されていてもよく;
17’は、各々の存在について独立して、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルカノイル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルコキシカルボニル、カルバモイル、N−(C1−6アルキル)カルバモイル、N,N−(C1−6アルキル)カルバモイル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニル、ベンゾイル、フェニルスルホニル、C3−14カルボシクリル−L−およびヘテロシクリル−L−より選択され;ここにおいて、R17’は、各々独立して、一つまたはそれを超えるR24で炭素上に置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが−NH−部分を含有する場合、その窒素は、R25より選択される基で置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが=N−または−S−部分を含有する場合、その窒素は、一つのオキソ基で置換されていてもよく、そしてその硫黄は、一つまたは二つのオキソ基で置換されていてもよく;
22は、各々の存在について独立して、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルカノイル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルコキシカルボニル、カルバモイル、N,N−(C1−6アルキル)スルファモイル、N−(C1−6アルキル)カルバモイル、N,N−(C1−6アルキル)カルバモイル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニル、ベンゾイルおよびフェニルスルホニルより選択され;ここにおいて、R22は、各々の存在について独立して、一つまたはそれを超えるR23で炭素上に置換されていてもよく;
19およびR23は、各々の存在について独立して、ハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、メルカプト、スルファモイル、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、アセチル、アセトキシ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、N−メチル−N−エチルアミノ、アセチルアミノ、N−メチルカルバモイル、N−エチルカルバモイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N,N−ジエチルカルバモイル、N−メチル−N−エチルカルバモイル、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メシル、エチルスルホニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、N−メチルスルファモイル、N−エチルスルファモイル、N,N−ジメチルスルファモイル、N,N−ジエチルスルファモイルまたはN−メチル−N−エチルスルファモイルより選択され;
24は、各々の存在について独立して、ハロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、メルカプト、スルファモイル、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、アセチル、アセトキシ、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、N−メチル−N−エチルアミノ、アセチルアミノ、N−メチルカルバモイル、N−エチルカルバモイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N,N−ジエチルカルバモイル、N−メチル−N−エチルカルバモイル、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メシル、エチルスルホニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、N−メチルスルファモイル、N−エチルスルファモイル、N,N−ジメチルスルファモイル、N,N−ジエチルスルファモイルまたはN−メチル−N−エチルスルファモイルより選択され;そして
25は、各々の存在について独立して、C1−6アルキルより選択される]
を有する化合物であって、但し、該化合物は、次の化合物:
【化2】

【化3】

の内の一つではないという条件付きである化合物、またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項2】
化合物が、式(Ia’):
【化4】

で表される、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項3】
化合物が、式(Ib):
【化5】

で表される、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項4】
XがCHである、請求項1、請求項2または請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
XがNである、請求項1、請求項2または請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
がC1−6アルキルである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
がエチルである、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
が水素である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
が、5員または6員のヘテロアリールであり;ここにおいて、該ヘテロアリールは、一つまたはそれを超えるR10で一つまたはそれを炭素原子上に置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロアリールが=N−または−S−部分を含有する場合、その窒素は、一つのオキソ基で置換されていてもよく、そしてその硫黄は、一つまたは二つのオキソ基で置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロアリールが−NH−部分を含有する場合、その窒素は、R11より選択される基で置換されていてもよい、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
が、4−トリフルオロメチルチアゾール−2−イル、4−エチルチアゾール−2−イルまたは4−フェニルチアゾール−2−イルである、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
5’が、−OH、エトキシ、N−メチルアミノおよびN−エチルアミノから成る群より選択される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
6’が、C1−6アルキルであって、R16より独立して選択される一つまたはそれを超えるもので一つまたはそれを超える炭素原子上に置換されているものである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
16が、各々の存在について独立して、−OH、フルオロ、N−メチルアミノ、N,N−ジメチルアミノ、メトキシ、エトキシ、メチルスルファニル、メチルスルホニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、ピロリジニル、2−オキソピロリジニル、ピロリル、イミダゾリル、トリアゾリル、フェニルであって、一つまたはそれを超えるハロで置換されていてもよいもの、イソオキサゾリル、ピリジニルおよびシクロプロピルから成る群より選択される、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
6’が水素である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
6’が、C1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
6’が、3〜6個の環原子を有する非芳香族ヘテロシクリルであり;ここにおいて、該ヘテロシクリルが、一つまたはそれを超えるR16で一つまたはそれを超える炭素原子上に置換されていてよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが=N−または−S−部分を含有する場合、その窒素は、一つのオキソ基で置換されていてもよく、そしてその硫黄は、一つまたは二つのオキソ基で置換されていてもよく;そしてここにおいて、該ヘテロシクリルが−NH−部分を含有する場合、その窒素は、R17より選択される基で置換されていてもよい、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
13およびR6’が、介在する環原子と一緒に、5員または6員の縮合ヘテロシクリルを形成する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
6’が、メチル、エチル、プロパン−1−イル、プロパン−2−イル、1−ヒドロキシ−4−メチルペンタン−2−イル、2−メチルプロパン−1−イル、3−メチルブタン−1−イル、2−ヒドロキシエチル、2−メトキシエチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、ベンジル、ピリジン−3−イルメチル、3−メトキシプロパン−1−イル、2−(N,N−ジメチル)−エチル、3−(2−オキソピロリジン−1−イル)−プロパン−1−イル、1,3−ジメトキシプロパン−2−イルおよび1−メチルアゼチジン−3−イルから成る群より選択される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
13が水素である、請求項1〜16のいずれか1項または請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
mが0である、請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
pが0である、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
pが1である、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
医薬組成物であって、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩および薬学的に許容しうる賦形剤または担体を含む医薬組成物。
【請求項24】
細菌DNAジャイレースおよび/または細菌トポイソメラーゼIVを阻害する処置を必要としている温血動物において細菌DNAジャイレースおよび/または細菌トポイソメラーゼIVを阻害する方法であって、該動物に、有効量の請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩を投与することを含む方法。
【請求項25】
抗細菌作用を生じる処置を必要としている温血動物において抗細菌作用を生じる方法であって、該動物に、有効量の請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩を投与することを含む方法。
【請求項26】
細菌感染を処置することを必要としている温血動物において細菌感染を処置する方法であって、該動物に、有効量の請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩を投与することを含む方法。
【請求項27】
細菌感染が、市中肺炎、院内感染性肺炎、皮膚・皮膚構造感染、慢性気管支炎の急性悪化、急性静脈洞炎、急性中耳炎、カテーテル関連敗血症、熱性好中球減少症、骨髄炎、心内膜炎、尿路感染症、およびペニシリン耐性肺炎連鎖球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、メチシリン耐性表皮ブドウ球菌およびバンコマイシン耐性腸球菌などの薬剤耐性細菌による感染、から成る群より選択される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
温血動物が、ヒトである、請求項24〜27のいずれか1項に記載の方法。
【請求項29】
温血動物における抗細菌作用の生成に用いるための薬剤の製造のための、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩の使用。
【請求項30】
温血動物における細菌DNAジャイレースおよび/またはトポイソメラーゼIVの阻害に用いるための薬剤の製造のための、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩の使用。
【請求項31】
温血動物における細菌感染の処置に用いるための薬剤の製造のための、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩の使用。
【請求項32】
細菌感染が、市中肺炎、院内感染性肺炎、皮膚・皮膚構造感染、慢性気管支炎の急性悪化、急性静脈洞炎、急性中耳炎、カテーテル関連敗血症、熱性好中球減少症、骨髄炎、心内膜炎、尿路感染症、ペニシリン耐性肺炎連鎖球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、メチシリン耐性表皮ブドウ球菌およびバンコマイシン耐性腸球菌から成る群より選択される、請求項31に記載の使用。
【請求項33】
温血動物が、ヒトである、請求項29〜32のいずれか1項に記載の使用。
【請求項34】
温血動物における抗細菌作用の生成に用いるための、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項35】
温血動物における細菌DNAジャイレースおよび/またはトポイソメラーゼIVの阻害に用いるための、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項36】
温血動物における細菌感染の処置に用いるための、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項37】
市中肺炎、院内感染性肺炎、皮膚・皮膚構造感染、慢性気管支炎の急性悪化、急性静脈洞炎、急性中耳炎、カテーテル関連敗血症、熱性好中球減少症、骨髄炎、心内膜炎、尿路感染症、ペニシリン耐性肺炎連鎖球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、メチシリン耐性表皮ブドウ球菌またはバンコマイシン耐性腸球菌の処置に用いるための、請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。

【公表番号】特表2011−522026(P2011−522026A)
【公表日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−512216(P2011−512216)
【出願日】平成21年6月3日(2009.6.3)
【国際出願番号】PCT/GB2009/050611
【国際公開番号】WO2009/147433
【国際公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】