説明

組込型等化を有するアナログフロントエンドおよびその適用

アナログフロントエンドは、制御モジュールおよび可変利得ステージを含む。制御モジュールは、アナログフロントエンドに高速シリアルデータを与えるチャネルのチャンネル応答に基づいて周波数応答設定を与えるために動作可能に結合される。可変利得ステージは周波数依存負荷および増幅器入力部を含む。周波数依存負荷は周波数応答設定に基づいて調整される。増幅器入力部は動作可能に周波数依存負荷に結合され、高速シリアルデータを受取る。増幅器入力部は周波数依存負荷と連動し、増幅され等化されたシリアルデータを生じるために、高速シリアルデータを増幅して等化する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の背景
発明の技術分野
本発明は一般に通信システムに関し、より特定的にはこのような通信システム内の拡張データ伝送に関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術の説明
複数のエンドユーザ装置の間で大量のデータを移送するための通信システムが公知である。このようなエンドユーザ装置は、電話、ファクシミリ機、コンピュータ、テレビジョン受信機、携帯電話、パーソナル携帯情報端末などを含む。このような通信システムは、ローカルエリアネットワーク(LAN)および/または広域ネットワーク(WAN)であり得ることがさらに公知である。ローカルエリアネットワークは一般に、局地化された地域(例えば最大半径10キロメートル)にわたって分散される複数のエンドユーザ装置を相互接続するネットワークであると理解されており、LANインフラストラクチャ設備を含む。例えばローカルエリアネットワークは、単一の建物のオフィス内または一群の建築内で分散されるワークステーションを相互接続するため、工場または病院などで分散されるコンピュータベースの機器を相互接続するために用いられ得る。ローカルエリアネットワークは、有線ローカルエリアネットワークまたは無線ローカルエリアネットワークであり得ることがさらに公知である。典型的には有線ローカルエリアネットワークは、スタートポロジ、リングトポロジ、バストポロジまたはハブ/ツリートポロジを有する。
【0003】
広域ネットワークは広い地理的エリアをカバーし、WANインフラストラクチャ設備を含むネットワークであると一般に理解される。広域ネットワークは、公衆データ網および企業向けの広域プライベートデータ網を含む。公衆データ網は特にデータ送信のために国家ネットワーク管理者によって確立され、動作される。このような公衆データ網は、製造業者の異なる機器の内部の動作を容易にする。したがって公衆データ網内のデータ伝送のために、ITU−Tによる標準化が確立されている。現在、2種類の主要な公衆データ網がある。公衆パケット交換データ網および公衆回路交換データ網である。例えば、インターネットが公衆パケット交換網である一方、一般交換電話網は公衆回路交換網である。他の広域ネットワークの例には、総合サービスデジタル網(ISDN)および広帯域マルチサービスネットワークが含まれる。
【0004】
通信システムは、より大規模な通信システムをもたらすようにともにネットワーク化され得ることがさらに公知であり、このようなネットワーキングは典型的にはインターネットワーキングと呼ばれる。インターネットワーキングは、通信網がリンクされるために同じまたは異なるプロトコルを用いることを可能にする、インターネットワーキングユニットを介して達成される。インターネットワーキングユニットは、ルータ、ゲートウェイ、プロトコルコンバータ、ブリッジおよび/またはスイッチであり得る。
【0005】
通信システムの種類(例えばLAN、WAN、またはインターネットワーキングシステム)に関わらず、各通信システムは、データがシステム内で正確に伝送されることを確実にするために、データ伝送プロトコルを使う。一般にプロトコルは、システム機器(すなわちエンドユーザ装置、LANインフラストラクチャ設備、WANインフラストラクチャ設備および/またはインターネットワーキングユニット)が通信システム内でデータを交換する方法を支配する規則および規約の正式な集合である。このようなプロトコルは、典型的には、システム機器によってまたはシステム装置内で受け取られる信号についてのレ
シーバの感度の規則(すなわち受信信号が雑音を含み得る程度、およびその振幅が小さくなり得る程度)、および、あるシステム機器から別のシステム機器まで、またはシステム機器内での信号の送信出力についての規則を含む。
【0006】
各システム機器が毎秒何百万ビットものデータを処理することがさらに公知である。したがって各システム機器は、効率よくデータを入出力する高速データインタフェースを含む。典型的にはこのようなインターフェースは、プリント回路基板に装着される集積回路として実現される。一群のプリント回路基板はバックプレーンに装着されてもよく、システム機器を形成するために複数のバックプレーンがさらにラックに配置されてもよい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
データ伝送速度を向上させるための一層の努力の結果、各システム機器が含む集積回路、プリント回路基板(PCB)および/またはラックの数が増加している。典型的には、ラックおよびPCBは、同軸ケーブル、光ファイバ、コネクタおよび/またはワイヤを用いてともに結合される。プリント回路基板上の集積回路は、銅トレースを介して動作可能にともに結合される(例えばFR4接続)。システム機器間の所望のデータ伝送速度が増すとともにシステム機器の数および複雑さが増加するにつれて、IC、PCBおよび/またはラック間の距離はますます多様化する。IC、PCBおよび/またはラック間のいくつかの通信チャネルは比較的短いこともあるが(すなわち伝える信号が最小の歪みしか生じないようなチャネル応答を有する)、他は比較的長い(すなわち伝える信号が著しい歪みを生じるようなチャネル応答を有する)。
【0008】
典型的には、高速データインタフェースのレシーバ部は、チャネル応答の結果として生成される歪みを補正するためのイコライザを含む。典型的には、イコライザは公称チャネルのチャネル応答を補正するよう設定される。換言すれば、イコライザは公称等化応答をもたらすよう固定され、それは公称チャネル応答の逆数に対応する。しかしながら、チャネル長の一層の多様化のためにチャネル応答もますます多様化するので、固定されたイコライザは多くの標準化されたプロトコルのレシーバ感度要求を満たすには不十分である。
【0009】
したがって、高速データインタフェースのレシーバ部内で使用するためのプログラム可能なイコライザが必要である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
発明の概要
本発明の組込式等化を有するアナログフロントエンドは、これらのおよび他の必要性を実質的に満たす。一実施例において、組込式等化を有するアナログフロントエンドは、制御モジュールおよび可変利得ステージを含む。制御モジュールは動作可能に結合され、アナログフロントエンドに高速シリアルデータを与えるチャネルのチャネル応答に基づいて周波数応答設定を与える。可変利得ステージは、周波数依存負荷および増幅器入力部を含む。周波数依存負荷は周波数応答設定に基づいて調整される。増幅器入力部は周波数依存負荷に動作可能に結合され、高速シリアルデータを受け取る。増幅器入力部は周波数依存負荷と連動して高速シリアルデータを増幅し等化して、増幅され等化されたシリアルデータを生成する。このようにアナログフロントエンドは、その組込式イコライザを変動するチャネル応答の補正のために調整されるようにし得る。
【0011】
別の実施例では、組込式等化を有するアナログフロントエンドは周波数依存負荷および増幅器入力部を含む。増幅器入力部は周波数依存負荷に動作可能に結合され、高速シリアルデータを受け取る。増幅器入力部は周波数依存負荷と連動して高速シリアルデータを増幅し等化して、増幅され等化されたシリアルデータを生成する。
【0012】
このような組込式等化を有するアナログフロントエンドは、チャネルを介して高速シリアルデータを受け取る高速データレシーバに組み込まれてもよい。チャネル長は変動してもよく、そのため変動するチャネル応答を有し得る。アナログフロントエンドは、チャネル応答に基づいて適切なレベルの等化をもたらすよう調整される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
発明の詳細な説明
図1は、プログラマブルロジックファブリック12、複数のプログラマブルマルチギガビットトランシーバ(PMGT)14−28、および制御モジュール30を含む、プログラマブルロジックデバイス10の概略的ブロック図である。プログラマブルロジックデバイス10は、プログラマブルロジックアレイデバイス、プログラマブルアレイロジックデバイス、消去可能プログラマブルロジックデバイス、および/またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)であり得る。プログラマブルロジックデバイス10がフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)である場合、プログラマブルロジックファブリック12は、対称のアレイ構成、行ベース(row-based)の構成、シー・オブ・ゲート(sea-of-gates)構成および/または階層的なプログラマブルロジックデバイス構成として実現され得る。プログラマブルロジックファブリック12は、プログラマブルロジックデバイス10によって与えられるプログラム可能な柔軟性を促進するために、マイクロプロセッサコアなどの少なくとも1つの専用の固定プロセッサをさらに含んでもよい。
【0014】
制御モジュール30はプログラマブルロジックファブリック12に含まれても、または別個のモジュールであってもよい。いずれの実現例においても、制御モジュール30は、プログラマブルマルチギガビットトランシーバ14−28の各送受信部分をプログラムするための制御信号を生成する。一般に、プログラマブルマルチギガビットトランシーバ14−28の各々は、受信データに対するシリアル−パラレル変換を実行し、送信データに対するパラレル−シリアル変換を実行する。パラレルデータは8ビット、16ビット、32ビット、64ビットなどの幅であり得る。典型的には、シリアルデータはバイナリレベル信号、マルチレベル信号などの1ビットデータストリームである。さらに、より大きな送信速度をもたらすために、2以上のプログラマブルマルチギガビットトランシーバがともに結合されてもよい。例えばマルチギガビットトランシーバ14、16および18が毎秒3.125ギガビットでデータを送受信している場合、有効シリアルレートが毎秒3.125ギガビットの3倍になるようにトランシーバ14−18が結合され得る。
【0015】
プログラマブルマルチギガビットトランシーバ14−28の各々は、別個の規格に適合するよう個別にプログラムされ得る。さらにマルチギガビットトランシーバ14−28の各々の送信パスおよび受信パスは、トランシーバの送信パスがある規格をサポートする一方で同じトランシーバの受信パスは異なる規格をサポートするように、別個にプログラムされ得る。さらに、送信パスおよび受信パスのシリアルレートは、毎秒1ギガビットから毎秒何十ギガビットまででもプログラムされ得る。送受信部分または送受信パスのパラレルデータのサイズもまたプログラム可能であり、8ビット、16ビット、32ビット、64ビットなどと変動してもよい。
【0016】
図2は、代表的なプログラマブルマルチギガビットトランシーバ14−28の一実施例の概略的ブロック図である。示されるように、プログラマブルマルチギガビットトランシーバは、プログラマブル物理媒体接続(PMA)モジュール32、プログラマブル物理コーディングサブレイヤ(PCS)モジュール34、プログラマブルインタフェース36、制御モジュール35、PMAメモリマッピングレジスタ45およびPCSレジスタ56を含む。制御モジュール35は、個々のプログラマブルマルチギガビットトランシーバ14
−28に対する所望の動作モードに基づいて、プログラムされた非シリアル化設定66、プログラムされたシリアル化設定64、受信PMA_PCSインターフェース設定62、送信PMA_PCSインターフェース設定60、およびロジックインターフェース設定58を生成する。制御モジュール35は、各マルチギガビットトランシーバ内の別個の装置であってもよく、および/または制御モジュール30内に含まれてもよい。PMGT制御モジュール35のいずれの実施例においても、プログラマブルロジックデバイス制御モジュール30は、プログラマブルロジックデバイス10に対して対応する全体的な所望の動作条件を決定し、所与のマルチギガビットトランシーバの対応する動作パラメータを制御モジュール35に与え、制御モジュール35は設定58−66を生成する。
【0017】
プログラマブル物理媒体接続(PMA)モジュール32は、プログラム可能な送信PMAモジュール38およびプログラム可能な受信PMAモジュール40を含む。プログラム可能な送信PMAモジュール38は、プログラムされたシリアル化設定64に従って、送信パラレルデータ48を送信シリアルデータ50に変換するよう動作可能に結合される。プログラムされたシリアル化設定64は、送信シリアルデータ50の所望のレート、送信パラレルデータ48の所望のレートおよび送信パラレルデータ48のデータ幅を示す。図3を参照してさらに詳細に後述されるプログラム可能な受信PMAモジュール40は、プログラムされた非シリアル化設定66に基づいて、受信シリアルデータ52を受信パラレルデータ54に変換するよう動作可能に結合される。プログラムされた非シリアル化設定66は、受信シリアルデータ52のレート、受信パラレルデータ54の所望のレート、および受信パラレルデータ54のデータ幅を示す。PMAメモリマッピングレジスタ45は、シリアル化設定64および非シリアル化設定66を記憶することができる。
【0018】
プログラマブル物理コーディングサブレイヤ(PCS)モジュール34は、プログラム可能な送信PCSモジュール42およびプログラム可能な受信PCSモジュール44を含む。プログラム可能な送信PCSモジュール42は、プログラマブルインタフェース36を介してプログラマブルロジックファブリック12から送信データワード46を受け取り、それらを送信PMA_PCSインターフェース設定60に従って送信パラレルデータ48に変換する。送信PMA_PCSインターフェース設定60は、送信データワード46のレート、送信データワードのサイズ(例えば1バイト、2バイト、3バイト、4バイトなど)および送信パラレルデータ48の対応する送信レートを示す。プログラム可能な受信PCSモジュール44は、受信PMA_PCSインターフェース設定62に従って、受信パラレルデータ54を受信データワード56に変換する。受信PMA_PCSインターフェース設定62は、受信パラレルデータ54が受け取られるレート、パラレルデータ54の幅、受信データワード56の送信レート、および受信データワード56のワードサイズを示す。
【0019】
制御モジュール35は、送信データワード46および受信データワード56がプログラマブルロジックファブリック12によって送受信されるレートを与える、ロジックインターフェース設定58をも生成する。送信データワード46は、受信データワード56がプログラマブルロジックファブリック12に与えられるレートとは異なるレートでプログラマブルロジックファブリック12から受け取られ得ることに注意されたい。
【0020】
当業者が理解するように、PMAモジュール32およびPCSモジュール34内の各モジュールは、所望のデータ転送レートをサポートするように個々にプログラムされ得る。データ転送レートは特定の規格に従うことができ、受信パス、すなわちプログラム可能な受信PMAモジュール40およびプログラム可能な受信PCSモジュール44がある規格に従ってプログラムされ得る一方、送信パス、すなわちプログラム可能な送信PCSモジュール42およびプログラム可能な送信PMAモジュール38は別の規格に従ってプログラムされ得る。
【0021】
図3は、プログラム可能なフロントエンド100、データおよびクロック回復モジュール102、ならびにシリアル−パラレル変換モジュール104を含む、プログラム可能な受信PMAモジュール40の概略的ブロック図を示す。図4−図8Dを参照してさらに詳細に後述されるプログラム可能なフロントエンド100は、可変利得ステージ108および制御モジュール106を含む。データおよびクロック回復モジュール102は、データ検出回路110および位相ロックループ112を含む。位相ロックループ112は、位相検出モジュール114、ループフィルタ116、電圧制御発振器118、第1の分周器モジュール120および第2の分周器モジュール122を含む。
【0022】
プログラム可能なフロントエンド100は受信シリアルデータ52を受け取り、そこから増幅され等化された受信シリアルデータ124を生成するよう動作可能に結合される。これを達成するために、可変利得ステージ108は、制御モジュール106によって生成される等化設定128および増幅設定130に従ってプログラムされ、受信シリアルデータ52の適切な等化および増幅をもたらす。
【0023】
データおよびクロック回復回路102は、位相ロックループ112の位相検出モジュール114を介し、データ検出回路110を介して、増幅され等化された受信シリアルデータ124を受け取る。位相検出モジュール114は、基準クロック86の位相および/または周波数を分周器モジュール120によって生成されるフィードバック基準クロックと比較することにより、増幅され等化された受信シリアルデータ124を受け取る前に初期化されている。位相検出モジュール114は、この位相および/または周波数差に基づいて対応する電流を生成し、その電流はループフィルタ116に与えられる。ループフィルタ116はこの電流を、電圧制御発振器118の出力周波数を調整する制御電圧に変換する。分周器モジュール120は、シリアル受信クロック設定132に基づいて、VCO118が生成する出力振動を分周し、フィードバック信号を生成する。増幅され等化された受信シリアルデータが受け取られると、位相検出モジュール114は、増幅され等化された受信シリアルデータ124の位相と増幅され等化された受信シリアルデータ124の位相とを比較する。増幅され等化された受信シリアルデータ124とフィードバック信号との位相差に基づいて、電流信号が生成される。
【0024】
位相検出モジュール114はループフィルタ116に電流信号を提供し、ループフィルタ116はその電流信号を電圧制御発振器118の出力周波数を制御する制御電圧に変換する。この時点で、電圧制御発振器118の出力は回復クロック138に対応する。回復クロック138は分周器モジュール122、データ検出回路110、およびシリアル−パラレル変換モジュール104に与えられる。データ検出モジュール110は回復クロック138を利用し、増幅され等化された受信シリアルデータ124から回復データ136を生成する。分周器モジュール122は、パラレル受信およびプログラマブルロジッククロック設定134に従って、回復クロック138を分周し、パラレル受信クロック94およびプログラマブルロジック受信クロック96を生成する。シリアル受信クロック設定132ならびにパラレル受信およびプログラマブルロジッククロック設定134は、プログラム可能な受信PMAモジュール40に制御モジュール35によって与えられるプログラム可能な非シリアル化設定66の一部であることに注意されたい。
【0025】
弾性ストアバッファを含むことができるシリアル−パラレル変換モジュール104は、回復クロック138に従って回復データ136をシリアルレートで受け取る。シリアル−パラレル変換モジュール104は、シリアル−パラレル設定135およびパラレル受信クロック194に基づいて受信パラレルデータ54を出力する。プログラム可能な非シリアル化設定66の一部であり得るシリアル−パラレル変換設定135は、受信パラレルデータ54のレートおよびデータ幅を示す。
【0026】
図4は、制御モジュール106および可変利得ステージ108を含むプログラム可能なフロントエンド100の概略的ブロック図である。可変利得ステージ108は、周波数依存負荷140および増幅器入力部142を含む。可変利得ステージ108は、図6および図7を参照してさらに詳細に記載される。
【0027】
制御モジュール106は、受信シリアルデータ52が受け取られるチャネルのチャネル応答に基づいて、等化設定128を生成する。制御モジュール106は周波数依存負荷140に等化設定128を与える。制御モジュールはまた、受信シリアルデータ52の信号強度に基づいて、可変利得ステージ108に増幅設定130を与え得る。
【0028】
周波数依存負荷140は、等化設定128および/または増幅設定130に基づいてその周波数応答を調整する。増幅器入力部142は、調整された周波数依存負荷140と組合わされて受信シリアルデータ52を増幅し、増幅され等化された受信シリアルデータ124を生成する。一実施例において周波数依存負荷140は、少なくとも1つのハイパスフィルタを含む。
【0029】
図5は、可変利得ステージ108および制御モジュール106を含むプログラム可能なフロントエンド100の代替的概略的ブロック図である。可変利得ステージ108は、図6−図8Dを参照してさらに詳細に後述される3つのステージ(ステージ1、ステージ2およびステージ3)を含み、その各々は制御モジュール106から等化設定128および/または増幅設定130を受け取る。示されるように、ステージ1は受信シリアルデータ52を受け取って増幅し等化し、その出力をステージ2に渡し、ステージ2はその信号をさらに増幅し等化してその出力をステージ3に渡し、ステージ3はその信号をさらに増幅し等化して、増幅され等化された、受信シリアルデータ124を生成する。本実施例において、ステージ1およびステージ2は第1および第2の入力ステージと考えられ得る一方、ステージ3は可変利得ステージ108の出力ステージと考えられ得る。当業者が理解するように、ステージ1、2および3は制御モジュール106を介して個々にプログラムされてもよく、および/または同じ等化設定を利用してプログラムされてもよい。
【0030】
図6は、図4の可変利得ステージ108および/または図5の可変利得ステージのステージのうちの1つの実施例の概略的ブロック図である。本実施例において、周波数依存負荷140は、NMOSトランジスタ、抵抗器Rl、R2、R3、R4、キャパシタCl、C2、C3およびC4の組合わせによって生成される、複数のハイパスフィルタを含む。表示Cを有するキャパシタがNMOSトランジスタの寄生容量に対応することに注意されたい。当業者が理解するように、抵抗器R1−R4は、対応するハイパスフィルタの周波数応答が等化設定に従って調整され得るように調節可能であってもよい。さらに、R1、CおよびC1によって形成されるハイパスフィルタは、周波数依存負荷140の全体的な伝達特性をさらに調節するために、選択的にイネーブルまたはディスエーブルエーブルされ得る。同様に、R4、CおよびC4は、周波数依存負荷140の全体的な伝達特性を調節するためにイネーブルまたはディスエーブルされ得る。当業者がさらに理解するように、キャパシタC1、C2、C3およびC4は、寄生容量Cとハイパスフィルタの所望のコーナー周波数のサイズとに依存して省略され得る。
【0031】
増幅器入力部142は、受信シリアルデータ52を受け取って電流源に結合される、一対のNMOS入力トランジスタを含む。このように、周波数依存負荷140は増幅器入力部142に対する負荷として作用する。周波数依存負荷140が抵抗器R1−R4、キャパシタC1−C4および寄生容量によって確立されるハイパスフィルタリングを含むので、信号の増幅も信号のフィルタリングまたは等化を含み、結果として、増幅され等化された受信シリアルデータ124を生じる。
【0032】
図6Aは、図4の可変利得ステージ108および/または図5の可変利得ステージのステージのうちの1つの別の実施例の概略的ブロック図である。本実施例において周波数依存負荷140は、NMOSトランジスタ、抵抗器R5、R6、R7、R8ならびにキャパシタC5およびC6の組合わせによって生成される、複数のハイパスフィルタを含む。示されるように、抵抗器R5およびR8は、対応するRCハイパスフィルタ(すなわち、例えば抵抗器R5(またはR8)と例えばキャパシタC5(またはC6)などの関連キャパシタとによって生成されるハイパスフィルタ)を調整するよう調節可能な可変抵抗器であって、所望のコーナー周波数を得る。さらに、出力インピーダンス、電圧レベル、および/または利得ステージの出力レベルが所望の値にあるように、抵抗器R6およびR7が増幅器に負荷を与える。さらに別の実施例において、C5およびC6はそれらの関連トランジスタの寄生容量である。
【0033】
増幅器入力部142は、受信シリアルデータ52を受け取って電流源に結合される、一対のNMOS入力トランジスタを含む。このように、周波数依存負荷140は増幅器入力部142に対する負荷として作用する。周波数依存負荷140が抵抗器R5およびR8、キャパシタC5およびC6によって確立されるハイパスフィルタリングを含むので、信号の増幅も信号のフィルタリングまたは等化を含み、結果として、増幅され等化された受信シリアルデータ124を生じる。
【0034】
図7は、シングルエンドの信号可変利得ステージ108または図5の可変利得ステージのステージのうちの1つの概略的ブロック図である。本実施例において、周波数依存負荷140は抵抗器R1およびR2、キャパシタC1およびC2、NMOSトランジスタ、ならびに対応する寄生容量(C)を含む。増幅器入力部142は入力トランジスタおよび電流源を含む。増幅器入力部142および周波数依存負荷は組合されて受信シリアルデータ152を増幅し、等化して、増幅され等化された受信シリアルデータ124を生成する。
【0035】
当業者が理解するように、図6および/または図7に示される周波数依存負荷140は、可変利得ステージによって与えられるハイパスフィルタリングまたは等化をさらに微調整するために、より多くのまたはより少ない抵抗器−キャパシタの組合わせを含むことができる。さらに、抵抗器および/またはキャパシタは、可変利得ステージ108によって与えられるハイパスフィルタリングおよび/または等化を調節するよう調節可能であって個々にイネーブルされてもよい。
【0036】
図8Aは、2つのプログラマブルロジックデバイス10の間のチャネルの概略的ブロック図である。示されるように、チャネルは送信線(TX線)、コネクタ、第2の送信線、第2のコネクタおよび第3の送信線を含む。この構成は、プリント回路基板がバックプレーンを介して結合されている、異なるプリント回路基板に装着される集積回路には典型的である。この構成において、集積回路は最大1メートル間隔であり得る。この距離において、高速シリアルデータについてはチャネル応答が大量であって適切な等化を必要とする。
【0037】
図8Bは、同じプリント回路基板上にあり得るプログラマブルロジックデバイス10の間に単一の送信線を含むチャネルを示す。この例では、チャネル長は、図8Aのチャネル長より極めて短い。したがってそのチャネル応答は、図8Aのチャネル応答よりも高速データへの悪影響が少ない。
【0038】
図8Cは、図8Aおよび図8Bのチャネルのチャネル応答を示す。示されるように、図8Aのチャネルのコーナー周波数は、図8Bのチャネルのチャネル応答より低い周波数で
発生する。さらに、図8Aのチャネルの減衰レートは図8Bのチャネルの減衰レートよりも大きくてもよい。加えて図8Cは、図8Aおよび図8Bのチャネルを横断し得るデータ送信レートを示す。示されるように、毎秒3.125ギガビットの送信レートは毎秒6.25ギガビットのレートよりも低周波数で発生し、それはさらに毎秒10ギガビットのレートよりも低周波数で発生する。
【0039】
毎秒3.125ギガビットのレートについてさらに示されるように、図8Aのチャネルが毎秒3.125ギガビットのレートでデータ送信を減衰し始める一方で、図8Bのチャネルのチャネル応答は送信されるデータ上に最小の影響しか及ぼさない。公知のように、減衰は信号をゆがめ、そのためレシーバの感度を低下させる。さらに示されるように、毎秒6.25ギガビットのレートは図8Aのチャネルによって著しく減衰され、図8Bのチャネルによっていくらか減衰される。毎秒10ギガビットのレートはいずれのチャネルによっても著しく減衰される。
【0040】
図8Dは、本発明のプログラム可能なアナログフロントエンドによって与えられるプログラム可能な等化を示す。示されるように、図8Aまたは図8Bのチャネル応答を補正するために、毎秒3.125ギガビットのレートの等化が設定され得る。送信レートが増大するか、および/またはチャネル応答が増大する(すなわちチャネル長が増大する)につれて減衰量が増大し、そのため等化の増大を要する。示されるように、プログラムされた等化は、毎秒3.125ギガビットについてよりも毎秒6.25ギガビットについて著しく大きく、毎秒10ギガビットについてはさらに大きい。
【0041】
上記の説明は、組込式等化を含むプログラム可能なアナログフロントエンドを示してきた。アナログフロントエンド内で等化を調整することによって、さまざまなチャネルのチャネル応答がより適切に補正されることができ、そのためレシーバ感度を向上させ、さらに高速データ送信の信頼性を高める。当業者が理解するように、請求項の範囲から逸脱することなく本発明の教示から他の実施例が派生し得る。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明によるプログラマブルロジックデバイスの概略的ブロック図である。
【図2】本発明によるプログラマブルマルチギガビットトランシーバの概略的ブロック図である。
【図3】本発明によるプログラマブル受信物理媒体接続部(PMA)モジュールの概略的ブロック図である。
【図4】本発明によるプログラム可能なフロントエンドの概略的ブロック図である。
【図5】本発明によるプログラム可能なフロントエンドの代替的実施例の概略的ブロック図である。
【図6】本発明による可変利得ステージのさまざまな実施例の概略的ブロック図である。
【図6A】本発明による可変利得ステージのさまざまな実施例の概略的ブロック図である。
【図7】本発明による可変利得ステージの代替的実施例の概略的ブロック図である。
【図8】図8Aから図8Dは、本発明によるさまざまなチャネル、チャネル応答およびプログラム可能な等化を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
組込式等化を有するアナログフロントエンドであって、
アナログフロントエンドに高速シリアルデータを与えるチャネルのチャネル応答に基づいて周波数応答設定を与えるよう動作可能に結合される制御モジュールと、
周波数応答設定に基づいて高速シリアルデータを増幅し等化するよう動作可能に結合される可変利得ステージとを含み、可変利得ステージは、
周波数応答設定に基づいて調整される周波数依存負荷と、
周波数依存負荷に動作可能に結合される増幅器入力部とを含み、増幅器入力部は高速シリアルデータを受け取り、周波数依存負荷と連動して高速シリアルデータを増幅し等化して、増幅され等化されたシリアルデータを生成する、アナログフロントエンド。
【請求項2】
可変利得ステージはさらに、
第1のレベルに動作可能に結合される第1のステージを含み、第1のステージは、周波数応答設定に基づいて高速シリアルデータを増幅し等化して、第1の増幅され等化されたシリアルデータを生成し、さらに、
動作可能に結合される第2のステージを含み、第2のステージは、周波数応答設定に基づいて第1の増幅され等化されたシリアルデータを増幅し等化して、増幅され等化されたシリアルデータを生成する、請求項1に記載のアナログフロントエンド。
【請求項3】
第2のステージはさらに、
動作可能に結合される入力ステージを含み、入力ステージは、周波数応答設定に基づいて第1の増幅され等化されたシリアルデータを増幅し等化して、中間的な増幅され等化されたシリアルデータを生成し、さらに、
動作可能に結合される出力ステージを含み、出力ステージは、周波数応答設定に基づいて中間的な増幅され等化されたシリアルデータを増幅し等化して、増幅され等化されたシリアルデータを生成する、請求項2に記載のアナログフロントエンド。
【請求項4】
周波数依存負荷は少なくとも1つのハイパスフィルタをさらに含む、請求項1に記載のアナログフロントエンド。
【請求項5】
少なくとも1つのハイパスフィルタの各々はさらに、
ゲート、ドレインおよびソースを有するトランジスタと、
トランジスタのゲートおよびドレインに動作可能に結合される調節可能な抵抗器とを含み、調節可能な抵抗器の抵抗値は周波数応答設定に基づいて設定され、トランジスタの寄生容量および調節可能な抵抗器は、少なくとも1つのハイパスフィルタの各々についてコーナー周波数を確立する、請求項4に記載のアナログフロントエンド。
【請求項6】
少なくとも1つのハイパスフィルタの各々はさらに、
トランジスタのゲートおよびソースの間に動作可能に結合されるキャパシタを含み、キャパシタ、寄生容量および調節可能な抵抗器は、少なくとも1つのハイパスフィルタの各々についてコーナー周波数を確立する、請求項5に記載のアナログフロントエンド。
【請求項7】
可変利得ステージはさらに、
周波数依存負荷を含み、周波数依存負荷は、
ゲート、ドレインおよびソースを有するトランジスタと、
トランジスタのゲートおよびドレインに動作可能に結合される調節可能な抵抗器とを含み、調節可能な抵抗器の抵抗値は周波数応答設定に基づいて設定され、可変利得ステージはさらに、
増幅器入力部を含み、増幅器入力部は、
ゲート、ドレインおよびソースを有する入力トランジスタを含み、入力トランジスタのゲートは、シングルエンドの信号として高速シリアルデータを受け取るよう動作可能に結合され、入力トランジスタのドレインは、増幅され等化されたシリアルデータを与えるようトランジスタのソースに動作可能に結合され、増幅器入力部はさらに、
入力トランジスタのソースおよび電圧反射に動作可能に結合される電流源を含む、請求項1に記載のアナログフロントエンド。
【請求項8】
可変利得ステージはさらに、
周波数依存負荷を含み、周波数依存負荷は、
ゲート、ドレインおよびソースを有する第1のトランジスタと、
第1のトランジスタのゲートおよびドレインに動作可能に結合される第1の調節可能な抵抗器とを含み、第1の調節可能な抵抗器の抵抗値は周波数応答設定に基づいて設定され、周波数依存負荷はさらに、
ゲート、ドレインおよびソースを有する第2のトランジスタと、
第2のトランジスタのゲートおよびドレインに動作可能に結合される第2の調節可能な抵抗器とを含み、第2の調節可能な抵抗器の抵抗値は周波数応答設定に基づいて設定され、可変利得ステージはさらに、
増幅器入力部を含み、増幅器入力部は、
ゲート、ドレインおよびソースを有する第1の入力トランジスタを含み、第1の入力トランジスタのゲートは、差分信号の1つの脚として高速シリアルデータを受け取るよう動作可能に結合され、第1の入力トランジスタのドレインは、増幅され等化されたシリアルデータの1つの脚を与えるよう第1のトランジスタのソースに動作可能に結合され、増幅器入力部はさらに、
ゲート、ドレインおよびソースを有する第2の入力トランジスタを含み、第2の入力トランジスタのゲートは差分信号の別の脚として高速シリアルデータを受け取るよう動作可能に結合され、第2の入力トランジスタのドレインは増幅され等化されたシリアルデータの別の脚を与えるよう第2のトランジスタのソースに動作可能に結合され、増幅器入力部はさらに、
第1および第2の入力トランジスタのソースおよび電圧反射に動作可能に結合される電流源を含む、請求項1に記載のアナログフロントエンド。
【請求項9】
組込式等化を有するアナログフロントエンドであって、
周波数依存負荷と、
周波数依存負荷に動作可能に結合される増幅器入力部とを含み、増幅器入力部は高速シリアルデータを受け取り、周波数依存負荷と連動して高速シリアルデータを増幅し等化して、増幅され等化されたシリアルデータを生成する、アナログフロントエンド。
【請求項10】
周波数依存負荷は少なくとも1つのハイパスフィルタをさらに含む、請求項9に記載のアナログフロントエンド。
【請求項11】
少なくとも1つのハイパスフィルタの各々はさらに、
ゲート、ドレインおよびソースを有するトランジスタと、
トランジスタのゲートおよびドレインに動作可能に結合される抵抗器とを含み、トランジスタの寄生容量および抵抗器は、少なくとも1つのハイパスフィルタの各々についてコーナー周波数を確立する、請求項10に記載のアナログフロントエンド。
【請求項12】
少なくとも1つのハイパスフィルタの各々はさらに、
トランジスタのゲートおよびソースの間に動作可能に結合されるキャパシタを含み、キャパシタ、寄生容量および抵抗器は少なくとも1つのハイパスフィルタの各々についてコーナー周波数を確立する、請求項11に記載のアナログフロントエンド。
【請求項13】
アナログフロントエンドはさらに、
周波数依存負荷を含み、周波数依存負荷は、
ゲート、ドレインおよびソースを有するトランジスタと、
トランジスタのゲートおよびドレインに動作可能に結合される抵抗器とを含み、アナログフロントエンドはさらに、
増幅器入力部を含み、増幅器入力部は、
ゲート、ドレインおよびソースを有する入力トランジスタを含み、入力トランジスタのゲートは、シングルエンドの信号として高速シリアルデータを受け取るよう動作可能に結合され、入力トランジスタのドレインは、増幅され等化されたシリアルデータを与えるようトランジスタのソースに動作可能に結合され、増幅器入力部はさらに、
入力トランジスタのソースおよび電圧反射に動作可能に結合される電流源を含む、請求項9に記載のアナログフロントエンド。
【請求項14】
アナログフロントエンドはさらに、
周波数依存負荷を含み、周波数依存負荷は、
ゲート、ドレインおよびソースを有する第1のトランジスタと、
第1のトランジスタのゲートおよびドレインに動作可能に結合される第1の抵抗器と、
ゲート、ドレインおよびソースを有する第2のトランジスタと、
第2のトランジスタのゲートおよびドレインに動作可能に結合される第2の抵抗器とを含み、アナログフロントエンドはさらに、
増幅器入力部を含み、増幅器入力部は、
ゲート、ドレインおよびソースを有する第1の入力トランジスタを含み、第1の入力トランジスタのゲートは、差分信号の1つの脚として高速シリアルデータを受け取るよう動作可能に結合され、第1の入力トランジスタのドレインは、増幅され等化されたシリアルデータの1つの脚を与えるよう第1のトランジスタのソースに動作可能に結合され、増幅器入力部はさらに、
ゲート、ドレインおよびソースを有する第2の入力トランジスタを含み、第2の入力トランジスタのゲートは差分信号の別の脚として高速シリアルデータを受け取るよう動作可能に結合され、第2の入力トランジスタのドレインは増幅され等化されたシリアルデータの別の脚を与えるよう第2のトランジスタのソースに動作可能に結合され、増幅器入力部はさらに、
第1および第2の入力トランジスタのソースおよび電圧反射に動作可能に結合される電流源を含む、請求項9に記載のアナログフロントエンド。
【請求項15】
アナログフロントエンドはさらに、
周波数依存負荷を含み、周波数依存負荷は、
第1の周波数依存負荷と、
第2の周波数依存負荷とを含み、アナログフロントエンドはさらに、
増幅器入力部を含み、増幅器入力部は、
第1の周波数依存負荷に動作可能に結合される第1の増幅器入力部を含み、第1の増幅器入力部は高速シリアルデータを受け取り、第1の周波数依存負荷と連動して高速シリアルデータを増幅し等化して、中間的な増幅され等化されたシリアルデータを生成し、
第2の周波数依存負荷に動作可能に結合される第2の増幅器入力部を含み、第2の増幅器入力部は中間的な増幅され等化された高速シリアルデータを受け取り、第2の周波数依存負荷と連動して高速シリアルデータを増幅し等化して、増幅され等化されたシリアルデータを生成する、請求項9に記載のアナログフロントエンド。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図6A】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2007−505576(P2007−505576A)
【公表日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−526356(P2006−526356)
【出願日】平成16年9月10日(2004.9.10)
【国際出願番号】PCT/US2004/029763
【国際公開番号】WO2005/027443
【国際公開日】平成17年3月24日(2005.3.24)
【出願人】(591025439)ザイリンクス インコーポレイテッド (58)
【氏名又は名称原語表記】XILINX INCORPORATED
【Fターム(参考)】