説明

置換イミダゾール誘導体、組成物ならびにPTPアーゼ阻害剤としての使用方法

本発明は、式(I〜IV)のイミダゾール誘導体、それらの製造方法、式(I〜IV)の化合物を含む製剤組成物、ならびにヒトまたは動物の障害の治療におけるそれらの使用を提供する。本発明の化合物は、タンパク質チロシンホスファターゼ1Bを抑制し、したがってPTPアーゼ活性により媒介される疾患の管理、治療、制御または補助的治療のために有用であり得る。このような疾患としては、I型糖尿病およびII型糖尿病が挙げられる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I、II、IIIまたはIV:
【化1】

(式中、Ar1、Ar2、Ar4およびAr5は、独立して、以下の:フェニル、インダニル、テトラヒドロナフチル、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、ピリジン、ピペリジン、4,5-ジアザ-インダニル、5,6,7,8-テトラヒドロ-シンノリンおよび1-H-ピリジン-2-オンから成る群から選択され、そして
Ar3は、フェニル、ナフタレン、インダニル、テトラヒドロナフチル、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、ピリジン、ピペリジン、4,5-ジアザ-インダニルまたは5,6,7,8-テトラヒドロ-シンノリンであって、
この場合、Ar1、Ar2、Ar3およびAr4は、各々任意に、Rbから独立して選択される基で1〜4回置換され、そして
Ar5は、Raから選択される基で1〜4回任意に置換され;
辺b、cおよびeが単結合であり、そして辺aおよびdが二重結合である場合、VはCであり、WはCであり、XはNであり、YはCであり、ZはNであり、
辺a、cおよびdが単結合であり、そして辺bおよびeが二重結合である場合、VはCであり、WはNであり、XはCであり、YはNであり、ZはCであり、
辺a、bおよびdが単結合であり、そして辺cおよびeが二重結合である場合、VはCであり、WはNであり、XはCであり、YはCであり、ZはNであり、
1は、-T1-L3-T2-であって、
この場合、L3は、直接結合、-C1-10アルキレン、-C2-10アルケニレンまたは-C2-10アルキニレンであり;
1およびT2は、独立して、直接結合、-CH2、-O-、-N(R16)-、-C(O)-、-CON(R16)-、-N(R16)C-(O)-、-N(R16)CON(R17)-、-N(R16)C(O)O-、-OC(O)N(R16)-、-N(R16)SO2-、-SO2N(R16)-、-C(O)-O-、-O-C(O)-、-S-、-S(O)-、-S(O)2-、-N(R16)SO2N(R17)-、-N=N-および-N(R16)-N(R17)-から成る群から選択され;
この場合、R16およびR17は、独立して、以下の:水素、-C1-10アルキル、アリール、-アリーレン-C1-10アルキルおよび-C1-10アルキレン-アリール(ここで、アルキルおよびアリールはRcで任意に置換される)から成る群から選択され;
2は、以下の:-CH(R18)-CH(R19)-、-N(R18)C(O)-、-N(R18)-、-N(R18)S(O)2-、-C(O)N(R18)-、-S(O)2N(R18)、(トランス)-C(R18)=C(R19)-、(シス)-C(R18)=C(R19)-、-C≡C-、-C(O)-、-O-、-C1-5アルキレン-O-、O-C1-5アルキレン、-(CH2r-、1,1シクロアルキルメチレンまたは直接結合から成る群から選択され;
この場合、R18およびR19は、独立して、以下の:水素、-C1-10アルキル、アリール、-アリーレン-C1-10アルキルおよび-C1-10アルキレン-アリール(ここで、アルキルおよびアリールはRcで任意に置換される)から成る群から選択され;
4は、以下の:直接結合および-CH2-から成る群から選択され;
1、R2、R3、R4およびR5は、独立して、水素およびRbから成る群から選択され;
6は、水素およびRbから成る群から選択され;
11は、Rbから成る群から選択され;
Gは、以下の:
【化2】

(式中、a)辺fが単結合である場合、
Dは、C(R7)(R8)であり、そして
Eは、C(R7)またはNであり、または
b)辺fが二重結合である場合、
Dは、C(R7)であり、そして
Eは、Cであって、
ここで、R7およびR8は、独立して、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、-SO3H、RfおよびRgから成る群から選択される)、または
【化3】

(式中、a)辺fが単結合である場合、
Dは、C(R7)であり、そして
Eは、C(R7)(R8)またはN(R9)であり、または
b)辺fが二重結合である場合、
Dは、Cであり、そして
Eは、C(R7)であって、
ここで、R7およびR8は、独立して、以下の:ハロ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、-SO3H、RfおよびRgから成る群から選択され、
9は、Rdであり;
Mは、水素、あるいは以下の:Na+、K+から選択される対イオンならびに他の製薬上許容可能な対イオンである)
であり、
aは、以下の:
a)-シクロアルキル、
b)-シアノ、
c)-ORd
d)-NO2
e)-ハロゲン、
f)-S(O)m2-10アルキル、
g)-SRd
h)-S(O)2ORd
i)-S(O)mNRde
j)-NRdS(O)me
k)-NRde
l)-O(CRfgnNRde
m)-C(O)Rd
n)-CO2d
o)-CO2(CRfgnCONRde
p)-OC(O)Rd
q)-C(O)NRde
r)-NRdC(O)Re
s)-OC(O)NRde
t)-NRdC(O)ORe
u)-NRdC(O)NRde
v)-CF3
w)-OCF3
x)-C1-10アルキル、
y)-C2-10アルケニル、
z)-C2-10アルキニル、
aa)-C1-10アルキレン-アリール、
bb)-C1-10アルキレン-ヘテロアリール、
cc)-ヘテロアリール、
dd)-C(Rf)=C(Rg)-Rf、または、
ee)-C≡C-Rf
であり(この場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキル基はRcから独立して選択される基で1〜4回任意に置換される);
bは、以下の:
a)-シクロアルキル、
b)-シアノ、
c)-ORd
d)-NO2
e)-ハロゲン、
f)-S(O)md
g)-SRd
h)-S(O)2ORd
i)-S(O)mNRde
j)-NRdS(O)me
k)-NRde
l)-O(CRfgnNRde
m)-C(O)Rd
n)-CO2d
o)-CO2(CRfgnCONRde
p)-OC(O)Rd
q)-C(O)NRde
r)-NRdC(O)Re
s)-OC(O)NRde
t)-NRdC(O)ORe
u)-NRdC(O)NRde
v)-CF3
w)-OCF3
x)-C1-10アルキル、
y)-C2-10アルケニル、
z)-C2-10アルキニル、
aa)-C1-10アルキレン-アリール、
bb)-C1-10アルキレン-ヘテロアリール、
cc)-ヘテロアリール、
dd)-C(Rf)=C(Rg)-Rf、または、
ee)-C≡C-Rf
であり(この場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキル基はRcから独立して選択される基で1〜4回任意に置換される);
cは、以下の:
a)-ハロゲン、
b)-アミノ、
c)-カルボキシ、
d)-C1-4アルキル、
e)-O-C1-4アルキル、
f)-シクロアルキル、
g)-O-シクロアルキル、
h)-アリール、
i)-C1-4アルキレン-アリール、
j)-ヒドロキシ、
k)-CF3
l)-O-アリール、
m)-ヘテロアリール、
n)-ヘテロアリール-C1-10アルキル、
o)ヘテロシクリル、
p)-CO2-C1-10アルキル、または
q)-CO2-C1-10アルキル-アリール
であり;
dおよびReは、独立して、水素、C1-10アルキル、C2-10アルケニル、C2-10アルキニル、シクロアルキル、-C1-10アルキレン-シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル基はRcから独立して選択される1〜4個の置換基で任意に置換される);あるいはRdおよびReは、それらが結合される原子と一緒になって、酸素、イオウおよび窒素から独立して選択される0〜2個の付加的異種原子を含有する5〜7員の複素環式環を形成し、そしてRcで1または2回任意に置換され、そして複素環式環中の1または2個の炭素原子が酸化され得る);
fおよびRgは、独立して、水素、C1-10アルキル、シクロアルキル、-C1-10アルキレン-シクロアルキルおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、シクロアルキルおよびアリール基はRcから独立して選択される1〜4個の置換基で任意に置換される);あるいはRfおよびReは、それらが結合される原子と一緒になって、酸素、イオウおよび窒素から独立して選択される0〜2個の異種原子を含有する5〜7員の環を形成し、そしてRcで1または2回任意に置換され、そして複素環式環中の1または2個の炭素原子が酸化され得る);
mは、1〜2の整数であり、
nは、1〜10の整数であり、
qは、1〜2の整数であり、
rは、1〜5の整数であり、そして
sは、0〜3の整数である)
の化合物、あるいはその製薬上許容可能な塩。
【請求項2】
次式:
【化4】

(式中、辺b、cおよびeが単結合であり、そして辺aおよびdが二重結合である場合、VはCであり、WはC-R6であり、XはNであり、YはCであり、ZはNであり;
辺a、cおよびdが単結合であり、そして辺bおよびeが二重結合である場合、VはCであり、WはNであり、XはCであり、YはNであり、ZはC-R6であり;
辺a、bおよびdが単結合であり、そして辺cおよびeが二重結合である場合、VはCであり、WはN-R6であり、XはCであり、YはCであり、ZはNであり;そして
6は、水素およびRbから成る群から選択される)
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Ar1およびAr4が、独立して、以下の:フェニル-1,4-イル、ピリダジン-3,6-イル、ピリミジン-2,5-イルおよびピラジン-2,5-イルから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項4】
Ar1、Ar2、Ar4およびAr5が独立して、以下の:フェニルおよびピリダジンから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項5】
Ar1およびAr2の一方がフェニルであり、そして他方がピリダジンである請求項1記載の化合物。
【請求項6】
Ar4およびAr5のうちの一方がフェニルであり、そして他方がピリダジンである請求項1記載の化合物。
【請求項7】
Ar3がフェニルであり、そしてハロゲンで置換される請求項1記載の化合物。
【請求項8】
前記化合物が式Iaを有する請求項2記載の化合物。
【請求項9】
前記化合物が式IIaを有する請求項2記載の化合物。
【請求項10】
前記化合物が式IIIaを有する請求項2記載の化合物。
【請求項11】
前記化合物が式IVaを有する請求項2記載の化合物。
【請求項12】
VがCであり、WがNであり、XがCであり、YがNであり、ZがC-R6であり、そして辺a、cおよびdが単結合であって、辺bおよびeが二重結合である請求項2記載の化合物。
【請求項13】
VがCであり、WがNであり、XがCであり、YがNであり、ZがC-R6であり、そして辺a、cおよびdが単結合であって、辺bおよびeが二重結合であり、そしてR6が水素およびC1-10アルキルから成る群から選択される請求項2記載の化合物。
【請求項14】
1が-T1-L3-T2-であり、そしてL3、T1およびT2が直接結合である請求項1記載の化合物。
【請求項15】
2が-CH2-である請求項1記載の化合物。
【請求項16】
4が-CH2-である請求項1記載の化合物。
【請求項17】
1、R2、R3、R4およびR5が、独立して、以下の:
a)-水素;
b)-フルオロ;
c)-クロロ;
d)トリフルオロメチル;
e)トリフルオロメトキシ;
f)-SO2-C1-6アルキル;
g)-シアノ;
h)-ニトロ;および
i)-フェニル
から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項18】
1、R2、R3、R4およびR5が、独立して、水素、フルオロおよびクロロから成る群から選択される(ここで、R1、R2、R3、R4およびR5のうちの少なくとも1つは水素でない)請求項1記載の化合物。
【請求項19】
sが1〜3の整数であり、そしてR11が独立して以下の:メチル、メトキシ、クロロ、フルオロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、-SO2-CH3、-SO2-CF3、-NHSO2-CH3-、-NHSO2-CF3およびシクロプロピルから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
【請求項20】
sがゼロである請求項1記載の化合物。
【請求項21】
Gが、次式:
【化5】

(式中、qは2であり、DはC(R7)(R8)であり、EはNであり、そして辺fは単結合である)
である請求項1記載の化合物。
【請求項22】
7およびR8が、以下の:水素およびC1-4アルキルから成る群から選択される請求項21記載の化合物。
【請求項23】
前記化合物が式IVを有し、Ar3がナフチル-2-イルでありそして6位置でRbから選択される基で置換され、そしてさらに任意にRbから独立して選択される1〜2個の基で置換される請求項1記載の化合物。
【請求項24】
前記化合物が式IVを有し、Ar3がフェニルでありそして4位置で-C(Rf)=C(Rg)-Rfおよび-C≡C-Rfから選択される基で置換され、そしてフェニル基がさらに任意にRbから独立して選択される1〜2個の基で置換される請求項1記載の化合物。
【請求項25】
前記化合物が式IIまたはIIIを有し、Ar2がRbから独立して選択される1〜3個の基で置換される請求項1記載の化合物。
【請求項26】
前記化合物が式Iを有し、Ar5がRaから独立して選択される1〜3個の基で置換される請求項1記載の化合物。
【請求項27】
Ar1およびAr4が非置換であり、そしてAr2、Ar3およびAr5が各々、以下の:
-C1-10アルキル、
-シクロアルキル、
-ヘテロシクリル、
-トリフルオロアルキル、
-ハロゲン、
-ニトロ、
-カルボキシ、
-CO2-C1-10アルキル、
-C1-10アルキレン-CO2-C1-10アルキル、
-C2-10アルケニレン-CO2-C1-10アルキル、
-C1-10アルキレン-CO2H、
-C1-10アルケニレン-CO2H、
-O-C1-10アルキレン-C(O)NH-C1-10アルキル、
-C(O)-C1-10アルキル、
-C(O)NH-C1-10アルキル、
-O-ヘテロシクリル、
-O-C1-10アルキル、
-O-C1-10ハロアルキル、
-O-C1-10ペルハロアルキル、
-O-シクロアルキル、
-O-フェニル、
-ヒドロキシ、
-O-C1-10アルキレン-シクロアルキル、
-O-C1-10アルキレン-フェニル、
-S-ヘテロシクリル、
-S-C1-10アルキル、
-S-C1-10ハロアルキル、
-S-C1-10ペルハロアルキル、
-S-シクロアルキル、
-S-フェニル、
-S-C1-10アルキレン-シクロアルキル、
-S-C1-10アルキレン-フェニル、
-C1-10アルキレン-シクロアルキル、
-C1-10アルキレン-フェニル、
-アミノ、
-NH(C1-10アルキル)、
-N(C1-10アルキル)2
-N(C1-10アルキル)(C1-10アルキレン-シクロアルキル)、
-NHCO2-C1-10アルキル、
-NH(C1-10アルキレンシクロアルキル)、
-S(O)2-C2-10アルキル、
-SO2-シクロアルキル、
-SO2-C1-10アルキレン-シクロアルキル、
-S(O)-C1-10アルキル、
-S(O)-シクロアルキル、および
-S(O)-C1-10アルキレン-シクロアルキル
(ここで、アルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキル基はRcから独立して選択される基で1〜4回任意に置換される)
から成る群から独立して選択される1〜3個の基で置換される請求項1記載の化合物。
【請求項28】
Ar1、Ar2、Ar4およびAr5が独立して、以下の:フェニルおよびピリダジンから成る群から選択され、
1が直接結合または-CH2-であり、
2が-CH2-であり、
4が-CH2-であり、
VがCであり、WがNであり、XがCであり、YがNであり、ZがC-R6であり、そして辺a、cおよびdが単結合であって、辺bおよびeが二重結合であり、そして
Gが、次式:
【化6】

(式中、qは2であり、DはC(R7)(R8)であり、EはNであり、そして辺fは単結合である)
である請求項2記載の化合物。
【請求項29】
次式:
【化7】

(式中、辺b、cおよびeが単結合であり、そして辺aおよびdが二重結合である場合、VはCであり、WはC-R6であり、XはNであり、YはCであり、ZはNであり、
辺a、cおよびdが単結合であり、そして辺bおよびeが二重結合である場合、VはCであり、WはNであり、XはCであり、YはNであり、ZはC-R6であり、
辺a、bおよびdが単結合であり、そして辺cおよびeが二重結合である場合、VはCであり、WはN-R6であり、XはCであり、YはCであり、ZはNであって、
この場合、R6は水素またはRbであり;
1はC-R21であり、そしてD2はC-R22であるか、またはD1およびD2はNであり;
3はC-R23であり、そしてD4はC-R24であるか、またはD3およびD4はNであり;
1は、-T1-L3-T2-であって、
この場合、L3は、直接結合、-C1-10アルキレン、-C2-10アルケニレンまたは-C2-10アルキニレンであり;
1およびT2は、独立して、直接結合、-CH2、-O-、-N(R16)-、-C(O)-、-CON(R16)-、-N(R16)C-(O)-、-N(R16)CON(R17)-、-N(R16)C(O)O-、-OC(O)N(R16)-、-N(R16)SO2-、-SO2N(R16)-、-C(O)-O-、-O-C(O)-、-S-、-S(O)-、-S(O)2-、-N(R16)SO2N(R17)-、-N=N-または-N(R16)-N(R17)-から成る群から選択され;
この場合、R16およびR17は、独立して、以下の:水素、-C1-10アルキル、アリール、-アリーレン-C1-10アルキルまたは-C1-10アルキレン-アリール(ここで、アルキルおよびアリールはRcで任意に置換される)から成る群から選択され;
2は、以下の:-CH(R18)-CH(R19)-、-N(R18)C(O)-、-N(R18)-、-N(R18)S(O)2-、-C(O)N(R18)-、-S(O)2N(R18)、(トランス)-C(R18)=C(R19)-、(シス)-C(R18)=C(R19)-、-C≡C-、-C(O)-、-O-、-アルキレン-O-、アルキレン-O-、-(CH2r-、1,1シクロアルキルメチレンまたは直接結合から成る群から選択され;
この場合、R18およびR19は、独立して、以下の:水素、-C1-10アルキル、アリール、-アリーレン-C1-10アルキルまたは-C1-10アルキレン-アリール(ここで、アルキルおよびアリールはRcで任意に置換される)から成る群から選択され;
1、R2、R3、R4およびR5は、独立して、水素およびRbから成る群から選択され;
11は、Rbから成る群から選択され;
20、R21、R22、R23、R24、R25、R26およびR27は、独立して、水素およびRbから成る群から選択され;
Gは、以下の:
【化8】

(式中、a)辺fが単結合である場合、DはC(R7)(R8)であり、EはC(R7)またはNであり、あるいは、
b)辺fが二重結合である場合、DはC(R7)であり、Eは、Cであって、
ここで、R7およびR8は、独立して、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、-SO3H、RfおよびRgから成る群から選択される)あるいは、
【化9】

(式中、a)辺fが単結合である場合、Dは、C(R7)であり、EはC(R7)(R8)またはN(R9)であり、あるいは
b)辺fが二重結合である場合、DはCであり、EはC(R7)であって、
ここで、R7およびR8は、独立して、以下の:ハロ、ヒドロキシ、アミノ、シアノ、ニトロ、カルボキシ、-SO3H、RfおよびRgから成る群から選択され、
9はRdであり;
Mは、水素、あるいは以下の:Na+、K+から選択される対イオンならびに他の製薬上許容可能な対イオンである)
であり、
bは、以下の:
a)-シクロアルキル、
b)-シアノ、
c)-ORd
d)-NO2
e)-ハロゲン、
f)-S(O)md
g)-SRd
h)-S(O)2ORd
i)-S(O)mNRde
j)-NRdS(O)me
k)-NRde
l)-O(CRfgnNRde
m)-C(O)Rd
n)-CO2d
o)-CO2(CRfgnCONRde
p)-OC(O)Rd
q)-C(O)NRde
r)-NRdC(O)Re
s)-OC(O)NRde
t)-NRdC(O)ORe
u)-NRdC(O)NRde
v)-CF3
w)-OCF3
x)-C1-10アルキル、
y)-C2-10アルケニル、
z)-C2-10アルキニル、
aa)-C1-10アルキレン-アリール、
bb)-C1-10アルキレン-ヘテロアリール、
cc)-ヘテロアリール、
dd)-C(Rf)=C(Rg)-Rf、または、
ee)-C≡C-Rf
であり(この場合、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキル基はRcから独立して選択される基で1〜4回任意に置換される);
cは、以下の:
a)-ハロゲン、
b)-アミノ、
c)-カルボキシ、
d)-C1-4アルキル、
e)-O-C1-4アルキル、
f)-シクロアルキル、
g)-O-シクロアルキル、
h)-アリール、
i)-C1-4アルキレン-アリール、
j)-ヒドロキシ、
k)-CF3
l)-O-アリール、
m)-ヘテロアリール、
n)-ヘテロアリール-C1-10アルキル、
o)ヘテロシクリル、
p)-CO2-C1-10アルキル、または
q)-CO2-C1-10アルキル-アリール
であり;
dおよびReは、独立して、水素、C1-10アルキル、C2-10アルケニル、C2-10アルキニル、シクロアルキル、-C1-10アルキレン-シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル基はRcから独立して選択される1〜4個の置換基で任意に置換される);あるいはRdおよびReは、それらが結合される原子と一緒になって、酸素、イオウおよび窒素から独立して選択される0〜2個の付加的異種原子を含有する5〜7員の複素環式環を形成し、そしてRcで1または2回任意に置換され、そして複素環式環中の1または2個の炭素原子が酸化され得る);
fおよびRgは、独立して、水素、C1-10アルキル、シクロアルキル、-C1-10アルキレン-シクロアルキルおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、シクロアルキルおよびアリール基はRcから独立して選択される1〜4個の置換基で任意に置換される);あるいはRfおよびReは、それらが結合される原子と一緒になって、酸素、イオウおよび窒素から独立して選択される0〜2個の異種原子を含有する5〜7員の環を形成し、そしてRcで1または2回任意に置換され、そして複素環式環中の1または2個の炭素原子が酸化され得る);
mは、1〜2の整数であり、
nは、1〜10の整数であり、
qは、1〜2の整数であり、
rは、1〜5の整数であり、そして
sは、0〜3の整数である)
を有する式IIaを有する請求項2記載の化合物。
【請求項30】
1が-T1-L3-T2-(ここで、L3、T1およびT2は直接結合である)である請求項29記載の化合物。
【請求項31】
2が-CH2-である請求項29記載の化合物。
【請求項32】
1、R2、R3、R4およびR5が、独立して、以下の:
a)-水素;
b)-フルオロ;
c)-クロロ;
d)トリフルオロメチル;
e)トリフルオロメトキシ;
f)-SO2-C1-6アルキル;
g)-シアノ;
h)-ニトロ;および
i)-フェニル
から選択される請求項29記載の化合物。
【請求項33】
1、R2、R3、R4およびR5が、独立して、水素、フルオロおよびクロロから成る群から選択される(ここで、R1、R2、R3、R4およびR5のうちの少なくとも1つは水素でない)請求項29記載の化合物。
【請求項34】
sが1〜3の整数であり、そしてR11が独立して以下の:メチル、メトキシ、クロロ、フルオロ、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、-SO2-CH3、-SO2-CF3、-NHSO2-CH3-、-NHSO2-CF3およびシクロプロピルから成る群から選択される請求項29記載の化合物。
【請求項35】
sがゼロである請求項29記載の化合物。
【請求項36】
20、R21およびR22が水素であり、そしてR23〜R27のうちの1つまたはそれより多くが、独立して、以下の:
-C1-10アルキル、
-シクロアルキル、
-ヘテロシクリル、
-トリフルオロアルキル、
-ハロゲン、
-ニトロ、
-カルボキシ、
-CO2-C1-10アルキル、
-C1-10アルキレン-CO2-C1-10アルキル、
-C2-10アルケニレン-CO2-C1-10アルキル、
-C1-10アルキレン-CO2H、
-C1-10アルケニレン-CO2H、
-O-C1-10アルキレン-C(O)NH-C1-10アルキル、
-C(O)-C1-10アルキル、
-C(O)NH-C1-10アルキル、
-O-ヘテロシクリル、
-O-C1-10アルキル、
-O-C1-10ハロアルキル、
-O-C1-10ペルハロアルキル、
-O-シクロアルキル、
-O-フェニル、
-ヒドロキシ、
-O-C1-10アルキレン-シクロアルキル、
-O-C1-10アルキレン-フェニル、
-S-ヘテロシクリル、
-S-C1-10アルキル、
-S-C1-10ハロアルキル、
-S-C1-10ペルハロアルキル、
-S-シクロアルキル、
-S-フェニル、
-S-C1-10アルキレン-シクロアルキル、
-S-C1-10アルキレン-フェニル、
-C1-10アルキレン-シクロアルキル、
-C1-10アルキレン-フェニル、
-アミノ、
-NH(C1-10アルキル)、
-N(C1-10アルキル)2
-N(C1-10アルキル)(C1-10アルキレン-シクロアルキル)、
-NHCO2-C1-10アルキル、
-NH(C1-10アルキレンシクロアルキル)、
-S(O)2-C2-10アルキル、
-SO2-シクロアルキル、
-SO2-C1-10アルキレン-シクロアルキル、
-S(O)-C1-10アルキル、
-S(O)-シクロアルキル、および
-S(O)-C1-10アルキレン-シクロアルキル
(ここで、アルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアリールおよびシクロアルキル基はRcから独立して選択される基で1〜4回任意に置換される)
から成る群から選択される請求項29記載の化合物。
【請求項37】
VがCであり、WがNであり、XがCであり、YがNであり、ZがC-R6であり、そして辺a、cおよびdが単結合であって、辺bおよびeが二重結合であり、そしてR6が水素および-C1-10アルキルから成る群から選択される請求項29記載の化合物。
【請求項38】
Gが、次式:
【化10】

(式中、qは2であり、DはC(R7)(R8)であり、EはNであり、そして辺fは単結合である)
である請求項29記載の化合物。
【請求項39】
7およびR8が以下の:水素およびC1-4アルキルから成る群から選択される請求項38記載の化合物。
【請求項40】
化合物が、次式:
【化11】

を有する請求項29記載の化合物。
【請求項41】
化合物が、次式:
【化12】

を有する請求項40記載の化合物。
【請求項42】
請求項1記載の式(I〜IV)の化合物ならびに製薬上許容可能な担体、希釈剤、賦形剤またはその化合物を含む製剤組成物。
【請求項43】
経口投与量または非経口投与量単位の形態である請求項80記載の製剤組成物。
【請求項44】
以下の:
5-{3-[2-(4’-シクロヘキシル-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(4’-tert‐ブチル-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-(3-{4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-2-[3’-(3,3-ジメチル-ブトキシ)-ビフェニル-4-イルメチル]-イミダゾール-1-イル}-フェニル)-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(3’-シクロヘキシルメトキシ-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-[3’-(2-シクロヘキシル-エトキシ)-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[4-(2,4-ジクロロフェニル)-2-(3‘-フェネチルオキシ-ビフェニル-4-イルメチル)-イミダゾール-1-イル]-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-3-{4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-2-[3’-(3,3-ジメチル-ブチルスルファニル)-ビフェニル-4-イルメチル]-イミダゾール-1-イル)-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-(3-{4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-2-[3’-(3,3-ジメチル-ブタン-1-スルホニル)-ビフェニル-4-イルメチル]-イミダゾール-1-イル}-フェニル)-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(3’-シクロヘキシルメチルスルファニル-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(3’-シクロヘキシルメチルスルホニル-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(3’-(2-シクロヘキシル-エチルスルファニル)-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(3’-(2-シクロヘキシル-エタンスルホニル)-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-(3-{4-(2,4-ジフルオロ-フェニル)-2-[3’-(3,3-ジメチル-ブチルスルファニル)-ビフェニル-4-イルメチル]-イミダゾール-1-イル}-フェニル)-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-(3-{4-(2,4-ジフルオロ-フェニル)-2-[3’-(3,3-ジメチル-ブタン-1-スルホニル)-ビフェニル-4-イルメチル]-イミダゾール-1-イル}-フェニル)-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{5-[2-(4’-シクロヘキシル-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-2-メチル-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{5-[2-(4’-シクロヘキシル-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-2-メトキシ-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(4’-シクロヘキシル-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,6-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-(3-{4-(2,6-ジクロロ-フェニル)-2-[3’-(3,3-ジメチル-ブトキシ)-ビフェニル-4-イルメチル]-イミダゾール-1-イル}-フェニル)-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(3’-シクロヘキシルメトキシ-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,6-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-(3-{4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-2-[4’-(3,3-ジメチル-ブトキシ)-ビフェニル-4-イルメチル]-イミダゾール-1-イル}-フェニル)-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(4’-シクロヘキシルメトキシ-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-(3-{4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-2-[4’-(3,3-ジメチル-ブチルスルファニル)-ビフェニル-4-イルメチル]-イミダゾール-1-イル}-フェニル)-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(4’-シクロヘキシルメチルスルファニル-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-(4’-シクロヘキシルメタンスルホニル-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-[4’-(2-シクロヘキシル-エトキシ)-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-{3-[2-[4’-(2-シクロヘキシル-エチル)-ビフェニル-4-イルメチル)-4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-イミダゾール-1-イル]-フェニル}-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
5-(3-{4-(2,4-ジクロロ-フェニル)-2-[4’-(4,4-ジメチル-ペント-1-エニル)-ビフェニル-4-イルメチル]-イミダゾール-1-イル}-フェニル)-1,2,5-チアジアゾリジン-3-オン-1,1-ジオキシド;
からなる群から選択される化合物、またはその製薬上許容可能な塩。
【請求項45】
請求項44記載の化合物またはその製薬上許容可能な塩を含む製剤組成物。
【請求項46】
グルコース不耐性、I型糖尿病またはII型糖尿病を治療するのに十分な治療的有効量の式(I〜IV)の化合物を含む請求項80記載の製剤組成物。
【請求項47】
請求項1記載の式(I〜IV)の化合物をヒトに投与することを包含する方法。
【請求項48】
タンパク質チロシンホスファターゼの抑制方法であって、それを必要とする被験者に治療的有効量の請求項1記載の式(I〜IV)の化合物を投与することを包含する方法。
【請求項49】
少なくとも1つの付加的治療薬を被験者に投与することをさらに包含する請求項48記載の方法。
【請求項50】
少なくとも一部はPTPアーゼ酵素により媒介される疾患の治療方法であって、それを必要とする被験者に治療的有効量の請求項1記載の式(I〜IV)の化合物を1つまたは複数の治療薬と組合せて投与することを包含する方法であって、前記治療薬が以下の:アルキル化剤、抗代謝産物、植物アルカロイド、抗生物質、ホルモン、生物学的応答修飾剤、鎮痛剤、NSAID、DMARD、糖質コルチコイド、スルホニル尿素、ビグアニド、アカルボース、PPARアゴニスト、DPP-IV阻害剤、GK活性剤、インスリン、インスリン模倣物質、インスリン分泌促進物質、インスリン増感剤、GLP-1、GLP-1模倣物質、コリンエステラーゼ阻害剤、抗精神病剤、抗うつ剤、抗痙攣剤、HMG CoAレダクターゼ阻害剤、コレスチラミンおよびフィブレートから成る群から選択される方法。
【請求項51】
グルコース不耐性の治療方法であって、それを必要とする被験者に治療的有効量の請求項1記載の式(I〜IV)の化合物を投与することを包含する方法。
【請求項52】
I型またはII型糖尿病の治療方法であって、それを必要とする被験者に治療的有効量の請求項1記載の式(I〜IV)の化合物を投与することを包含する方法。
【請求項53】
免疫機能不全の治療方法であって、それを必要とする被験者に治療的有効量の請求項1記載の式(I〜IV)の化合物を投与することを包含する方法。
【請求項54】
前記免疫機能不全がAIDS、アレルギー性疾患、炎症性疾患または自己免疫疾患である請求項53記載の方法。
【請求項55】
癌の治療方法であって、それを必要とする被験者に治療的有効量の請求項1記載の式(I〜IV)の化合物を投与することを包含する方法。
【請求項56】
感染性疾患の治療方法であって、それを必要とする被験者に治療的有効量の請求項1記載の式(I〜IV)の化合物を投与することを包含する方法。
【請求項57】
成長ホルモンの合成調整に関連する疾患の治療方法であって、それを必要とする被験者に治療的有効量の請求項1記載の式(I〜IV)の化合物を投与することを包含する方法。
【請求項58】
成長ホルモンの産生に影響を及ぼす成長因子またはサイトカインのうちの少なくとも1つの合成調整を含む症状の治療方法であって、それを必要とする被験者に治療的有効量の請求項1記載の式(I〜IV)の化合物を投与することを包含する方法。
【請求項59】
アルツハイマー病の治療方法であって、それを必要とする被験者に治療的有効量の請求項1記載の式(I〜IV)の化合物を投与することを包含する方法。

【公表番号】特表2009−525340(P2009−525340A)
【公表日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−553332(P2008−553332)
【出願日】平成19年1月30日(2007.1.30)
【国際出願番号】PCT/US2007/002675
【国際公開番号】WO2007/089857
【国際公開日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【出願人】(507036832)トランステック ファーマ,インコーポレイティド (11)
【Fターム(参考)】