説明

肺癌の治療および診断のための組成物および方法

本願において、癌(特に、肺癌)の治療および診断のための組成物および方法が、開示される。例示的な組成物は、1つ以上の肺腫瘍ポリペプチド、その免疫原性部分、そのようなポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、このようなポリペプチドを発現する抗原提示細胞、およびこのようなポリペプチドを発現する細胞に特異的なT細胞を含む。開示された組成物は、例えば、疾患(特に、肺癌)の診断、予防および/または処置において有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者における癌の存在を検出するための方法であって、該方法は、
(a)該患者から得た生物学的サンプルを、配列番号161において示されるアミノ酸配列を含むポリペプチドに結合する結合因子と接触させる工程;
(b)該サンプルにおいて、該結合因子に結合するポリペプチドの量を検出する工程;および
(c)該ポリペプチドの量を、所定のカットオフ値と比較し、その比較から、該患者における癌の存在を決定する工程;
を包含する、方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、前記結合因子は、抗体またはその抗原結合フラグメントである、方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法であって、前記抗体またはその抗原結合フラグメントは、モノクローナル抗体またはその抗原結合フラグメントである、方法。
【請求項4】
請求項3に記載の方法であって、前記モノクローナル抗体またはその抗原結合フラグメントは、配列番号382、配列番号562、および配列番号563のうちのいずれか1つにおいて示されるアミノ酸配列に特異的に結合する、方法。
【請求項5】
第一構成成分と第二構成成分とを含む組成物であって、
該第一構成成分は、生理学的に受容可能なキャリアおよび免疫刺激剤からなる群より選択され、
該第二構成成分は、配列番号161において示されるポリペプチドに特異的に結合する、単離された抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、
組成物。
【請求項6】
請求項5に記載の組成物であって、前記免疫刺激剤は、アジュバントである、組成物。
【請求項7】
請求項6に記載の組成物であって、前記アジュバントは、フロイント不完全アジュバント;フロイント完全アジュバント;メルクアジュバント65;AS−1、AS−2;水酸化アルミニウムゲル;リン酸アルミニウム;カルシウム塩、鉄塩または亜鉛塩;アシル化チロシンの不溶性懸濁物;アシル化糖;カチオン性誘導化多糖またはアニオン性誘導化多糖;ポリフォスファゼン;生分解性ミクロスフェア:モノホスホリル脂質A、QS21、アミノアルキルグルコサミニド4−ホスフェート、およびクイルAからなる群より選択される、組成物。
【請求項8】
患者において免疫応答を刺激する際に使用するための、請求項5に記載の組成物。
【請求項9】
患者における肺癌の処置において使用するための、請求項5に記載の組成物。
【請求項10】
診断キットであって、
配列番号161において示されるポリペプチドに特異的に結合する、少なくとも1つの抗体またはその抗原結合フラグメント、および
レポーター基を含む検出試薬、
を備える、診断キット。
【請求項11】
請求項10に記載の診断キットであって、前記抗体またはその抗原結合フラグメントは、配列番号382、配列番号562、および配列番号563のうちのいずれか1つにおいて示されるポリペプチドに特異的に結合する、診断キット。

【公表番号】特表2007−534929(P2007−534929A)
【公表日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−520395(P2006−520395)
【出願日】平成16年7月15日(2004.7.15)
【国際出願番号】PCT/US2004/023085
【国際公開番号】WO2005/013899
【国際公開日】平成17年2月17日(2005.2.17)
【出願人】(397069329)コリクサ コーポレイション (38)
【Fターム(参考)】