説明

脱毛組成物

a.50〜90質量%のロジン含有材料又は炭化水素樹脂;b.0.5〜20質量%の水;及びc.乳化剤及び/又は界面活性剤を含む、接着タイプの脱毛組成物。該組成物は、皮膚に塗布される前に、家庭用電子レンジにおける加熱に特に好適である。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は、脱毛組成物、及びヒトから不必要な毛髪を除去するためのその使用に関する。
【0002】
粘弾性材料から形成された脱毛組成物が、よく知られている。公知の粘弾性材料は、ロジン系のものを含む。いくつかの製品では、脱毛組成物は、セロハン又は不織シートの間に保持されている条片の形態で供給され得る。使用の際、使用者はシートの一枚をはがし、むしられる部位に該脱毛条片を堅く押し付け、続いて残りのセロハンシートの一つの末端を該部位から鋭く引き離す。該組成物に捕捉された毛髪は、最適には該組成物の全てと共に、処理された部位から除去され、残りの支持条片に付着したままである。
【0003】
別のアプローチでは、組成物が温められ、及び続いて例えばスパチュラ又は他の塗布具を用いて皮膚に塗布され得る。続いて、繊維又は不織材料の条片を適用することにより、それらが該脱毛組成物に接着する。続いて、該条片を鋭く引っ張り、皮膚から該脱毛材料及び毛髪を除去する。
【0004】
さらなるアプローチでは、組成物が再び温められ、例えばスパチュラ又は他の塗布具を用いて皮膚に塗布され得る。続いて、該組成物を凝固又は硬化させ、及び続いて鋭く引っ張り、繊維の条片を塗布する必要無く、該脱毛材料及び毛髪を皮膚から除去する。
【0005】
後半の2つのアプローチでは、該組成物を最初に温めることがしばしば要求される。加温は、種々の方法、例えば温水の皿における該組成物を含有する容器を、電子レンジ又は適切な電気加熱装置の中に入れることによって行うことができる。しかし、電子レンジなどのオーブンを用いるときは、使用者が加熱指示を厳密に順守し、該組成物が過熱しないことを保証しなければならない。過熱の可視的な指標はない。さらに、電子レンジは、該組成物中を一貫して加熱しないことがあり得、及び1種以上の熱い領域又は熱い局所が発生し得る。これらは、該組成物が適切な温度を有しているように見え得るが、それを皮膚に塗布すると熱い局所が皮膚を火傷させ得るため、潜在的に危険である。
【0006】
欧州特許第1245220号明細書は、水溶液及び界面活性剤と混合されたワックスベースを含む脱毛ワックスを開示している。
【0007】
ここで、我々は、該ワックスが安全に皮膚に塗布されるには熱すぎ、且つより均一な溶融パターンを有するときに、可視的な指標を同時に提供する組成物及び方法であって、特に電子レンジで加熱されたとき、熱い局所の危険性をより低くし、及びさらにその能力を保持したまま、短い毛髪を含む毛髪を除去する組成物及び方法を見出した。
【0008】
本発明は、以下の成分を含む接着タイプの脱毛組成物を提供する。
a. 50〜90質量%のロジン含有材料又は炭化水素樹脂;
b. 水、グリセリン、ポリエチレングリコール及びそれらの混合物から選択される0.5〜20質量%のヒドロキシ基含有化合物;及び
c. 乳化剤及び/又は界面活性剤。
【0009】
本発明は、以下の工程を含む皮膚から毛髪を除去するための方法も提供する。
a. 上記の組成物を加熱する工程;
b. 前記組成物を皮膚に塗布する工程;
c. 前記組成物を凝固させて前記毛髪を保持させるか、又は前記組成物上に材料の条片を適用して前記条片をそこへ接着させる工程;及び
d. 前記組成物、又は前記材料及び前記組成物を皮膚からはがすことによって、前記組成物及び毛髪を除去する工程。
【0010】
好ましくは、該方法は家庭用電子レンジで該組成物を加熱することで行われる。
【0011】
驚くべきことに、本発明の組成物は、例えば該組成物の平均温度が約60℃のときに通常の加熱条件下で120℃以上の温度を有する非常に熱い領域又は非常に熱い局所を形成すること無く、電子レンジにおいて加熱することができる。より短い時間で該組成物を必要な温度まで加熱することもでき得る。特に、一部の該組成物、例えば約60%が溶融し、例えば最大温度が約75℃に達し、及び残りが単に軟化するように加熱され得る。続いて、該組成物は使用者によって攪拌され、皮膚に塗布される前に均一な組成物を形成することができる。組成物が非常に熱くなる前に、例えば該組成物の約30%を構成する110℃よりも高い最大温度に達する液相が、該組成物の一部、特に該組成物の縁を固体のままで形成され得る。これは、該組成物の均質化を困難且つ危険にし得る。
【0012】
本発明の組成物はまた、ヒドロキシ基含有化合物が、高濃度、好適には50質量%以上の水を含み、該水が該組成物中に分散された液滴として存在する場合、それが過剰に加熱されるとき、例えば該組成物温度が約80℃を超えるときに、これが沸騰し始めるというさらなる利点も有する。これは、使用者にとって、該組成物が安全に皮膚に塗布されるには熱すぎるという良好な視覚的指標として働く。
【0013】
ロジン含有材料は、例えばロジン及び/又はロジン系材料でよい。好ましくは、該ロジン材料がロジンエステル及び/又はコロホニーである。炭化水素樹脂は、例えばテルペン樹脂、環状脂肪族炭化水素樹脂及び/又はポリシクロペンタジエンでよい。1種以上のロジン含有材料又は炭化水素樹脂が用いられ得る。少なくとも1種のロジン含有材料及び少なくとも1種の炭化水素樹脂の混合物を用いることもできる。
【0014】
本発明の組成物は、望ましくは少なくとも50質量%、好ましくは少なくとも60質量%のロジン含有材料又は炭化水素樹脂を含む。一般的に、該組成物は90質量%よりも少ないロジン含有材料又は炭化水素樹脂を含み、好ましくは80質量%よりも少ない。
【0015】
本発明の組成物は、水、グリセリン、ポリエチレングリコール及びそれらの混合物から選択されるヒドロキシ基含有化合物を含まなければならない。ヒドロキシ基含有化合物は、マイクロ波エネルギーを吸収することができる。
【0016】
ヒドロキシ基含有化合物は、シュガーワックス又はポリビニルアルコールなどの他のヒドロキシ基含有化合物と混合され得る。
【0017】
該組成物は、保管されている全ての容器を除く該組成物の全質量を基準として、0.5〜20質量%の量のヒドロキシ基含有化合物を含む。好ましくは、該ヒドロキシ基含有化合物は、1〜20質量%、さらに好ましくは1〜15質量%、さらに好ましくは1〜10質量%、さらに好ましくは1〜7質量%、及び最も好ましくは2〜5質量%の量で存在する。
【0018】
本発明の組成物は、乳化剤及び/又は界面活性剤も含む。これらは、ロジン含有材料及び/又は炭化水素樹脂及び存在してよい任意のさらなる疎水性成分と水との間の相分離に対するある程度の物理的安定性を保証する。ヒドロキシ基含有化合物がポリエチレングリコールである場合、それは好適には4000以下、好ましくは1000以下、さらに好ましくは400以下の分子量を有する。好ましくは、ヒドロキシ基含有化合物は、水又はグリセリン(グリセロール)又はそれらの混合物である。特に好ましいのは、ヒドロキシ基含有化合物が水の場合である。
【0019】
さらに、乳化剤及び/又は界面活性剤は、該組成物を高温で安全に扱うことを容易にするための可塑剤として働き得る。
【0020】
好適な乳化剤は、PEG-40水素化ヒマシオイルなどのポリエチレングリコール水素化ヒマシオイル及びポリカプロラクトンである。
【0021】
界面活性剤は、例えば非イオン性、アニオン性、カチオン性、両性又は双性イオンの界面活性剤又はそれらの混合物でよい。非イオン性界面活性剤の例は、アルコキシル化脂肪アルコール、例えば2〜10個のエトキシ基、特に3〜7個のエトキシ基を有する8〜18個の炭素原子、特に12〜16個の炭素原子を含有する脂肪アルコールである。好適なエトキシル化脂肪アルコールは、Lutensol AO3である。界面活性剤のさらなる例は、アルコール-オイルエステル交換界面活性剤、例えばPEG水素化オイル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールソルビタン脂肪酸エステル、ステロール及びステロール誘導体である。好適な界面活性剤は、例えばソルビタンモノステアレート、ソルビタンラウレート、ソルビタンモノオレアート、ソルビタンオレアート、PEG-40水素化ヒマシオイル及びポリグリセリル-3-リシノレアートである。PEG-40水素化ヒマシオイルは、特にヒドロキシ基含有化合物として水が用いられるとき、熱い局所の危険性を特に低くすることが見出されている。
【0022】
本発明の組成物は、0.2〜16質量%、好ましくは2〜15質量%、さらに好ましくは3〜10質量%の乳化剤及び/又は界面活性剤を含む。
【0023】
本発明の組成物は、必要に応じて、ワックス、エラストマー及び/又は粒状材料などのさらなる成分を含んでよい。
【0024】
本発明の組成物が少なくとも1種のワックスを含むことが、特に望ましい。好適なワックスの例は、ビーズワックスなどの天然ワックス、ラノリン及び微結晶性ワックス又はパラフィンワックスなどの炭化水素ワックスである。望ましくは、少なくとも1種の天然ワックス及び少なくとも1種の合成ワックスの混合物が用いられる。好適なワックスは、例えばGE Siliconesから得られるLicowax KSLである。
【0025】
ワックスは、好ましくは本発明の組成物中に、40質量%までの量、さらに好ましくは5〜40質量%の量、さらに好ましくは10〜30質量%の量で存在する。
【0026】
本発明の組成物における得に好ましいさらなる成分は、エラストマー系ポリマーである。エラストマー系ポリマーの例は、スチレン-ブタジエン及びスチレン-イソプレンコポリマーなどのスチレンコポリマー;エチレン-プロピレンコポリマー;エチレン-プロピレンターポリマー;ビニルエチレン-アセテートコポリマー、アクリルポリマー;ブタジエン、イソプレン、イソプレン-イソブテン、イソブテン及びクロロプレンエラストマー;ニトリルゴム及びポリエステル熱可塑性エラストマーである。そのようなエラストマーのさらなる詳細は、例えば米国特許第5,154,919号明細書で見出され得る。
【0027】
優れた短髪除去を提供するような本発明の組成物に使用するために特に好ましいエラストマーは、スチレン-ブタジエン及びスチレン-イソプレンコポリマー及びそれらの混合物から選択されるエラストマーである。
【0028】
望ましくは、該組成物は10質量%まで、好ましくは1〜10質量%、さらに好ましくは2〜4.4質量%のエラストマーを含む。
【0029】
本発明の組成物は、コロイド状材料などの粒状材料も含み得る。好ましくは、該粒子は、1nm〜100μm、さらに好ましくは5nm〜10μm、及び最も好ましくは10nm〜1μmの平均直径を有する。好ましくは、該粒子は20℃で固体である。
【0030】
該粒子が脱毛組成物に存在する場合、それらは少なくとも0.5質量%、さらに好ましくは少なくとも1質量%、及び最も好ましくは少なくとも2質量%の量で存在する。好適には、それらは40質量%よりも少ない量、好ましくは20質量%よりも少ない量、及び最も好ましくは10質量%よりも少ない量で存在する。
【0031】
本発明に使用するための好ましい粒状材料は、鉱質材料である。特に好ましいのは、二酸化チタン又はアモルファスシリカである。
【0032】
該組成物は、好適には香料、ポリマー、精油、シリコーンオイル、着色料、抗酸化剤及び/又はパラフィン及び/又は鉱油などのさらなる成分を含み得る。望ましくは、これらのさらなる成分は、該組成物の10質量%まで、好ましくは5質量%までの総量で存在する。
【0033】
好ましくは、本発明の組成物は、残渣がパラフィンオイル又はプロピレングリコールなどのオイル質材料で洗浄することによって、使用者の皮膚から除去できるようなものである。
【0034】
本発明の組成物は、好適な方法によって調製され得る。例えば、ロジン含有材料又は炭化水素樹脂が、任意に任意のワックスと共に溶融される。別々に、水を乳化剤及び/又は界面活性剤と混合して、溶融ロジン含有材料又は炭化水素材料に加え、及び該組成物が均一になるまで混合する。両相が互いに混合されるとき、それらが同一又は同様の温度を有するのが通常である。
【0035】
望ましくは用いられるときに、本発明の組成物は単純に加熱され得る。加熱は、該組成物を含む容器を温水バス、例えば沸騰水のソースパンに置くことなどの任意の手段によって行ってよい。しかし、最も望ましくは、本発明の組成物は、オーブン又は電子レンジで加熱され得る。該組成物を加熱しなければならない時間の長さは、加熱される組成物の量を含むファクターの数、それが保持されている容器の性質及び電子レンジの電力に依存する。好適な加熱指示は、該組成物を含む容器に関連して提供され得る。本発明の別の特徴は、ここで記載されている方法に使用するための、ここで詳述されている組成物を含む電子レンジ用容器に関する。
【0036】
該組成物を一端温め、それを攪拌し、必要に応じて特に該組成物中により均一な温度を保証してよい。続いて、例えばスパチュラ又は塗布具を用いて、それが使用者によって皮膚に塗布され得る。
【0037】
続いて、該組成物を皮膚上に凝固させ、及び毛髪を保持させ、又は繊維などの材料の条片を該組成物上に適用し、そこへ接着させることができる。続いて、該組成物、又は該組成物及び繊維を皮膚から引っ張り又は剥がし、毛髪をそこから除去することができる。
【0038】
ここで、本発明は、以下の実施例においてさらに記載される。
【0039】
実施例1
以下の処方を有する組成物を調製した。
グリセリルロジネート 63.8質量%
パラフィンワックス 13.8質量%
ビーズワックス 7.5質量%
EVAコポリマー(28-800) 4.4質量%
液体パラフィンオイル 0.5質量%
PEG-40水素化ヒマシオイル 7質量%
水 3質量%
【0040】
2種のワックスをまず溶融させ、及び温度が70〜75℃に到達したら攪拌を注意深く始めた。温度が100〜110℃に到達したら、グリセロールロジネートの1/4を加え、溶融させ、及びさらに1/4ずつをそれが全て加えられるまで加えた。その後、EVAコポリマーを110℃で加えた。続いて、混合物を該組成物が溶融するまで攪拌した。これは、110〜120℃で約30分かかった。
【0041】
続いて、該混合物を60〜65℃まで冷却し、及び残りの調製プロセスのためにこの温度を保持した。
【0042】
別々に、PEG-40水素化ヒマシオイル及び水を別の容器で共に混合し、及び樹脂ベース混合物として同一の温度、すなわち、60〜65℃まで加熱しながら断続的に攪拌した。続いて、それを攪拌しながら樹脂ベース混合物にゆっくりと加えた。続いて、該混合物を20分間攪拌して均一な組成物を保証し、及び各量300gでジャーに充填した。
【0043】
実施例2
以下の処方を有する組成物を調製した。
グリセリルロジネート 63.8質量%
パラフィンワックス 13.8質量%
ビーズワックス 7.5質量%
EVAコポリマー(28-800) 4.4質量%
液体パラフィンオイル 0.5質量%
PEG-40水素化ヒマシオイル 7質量%
水 1.5質量%
グリセリン 1.5質量%
該組成物を、実施例1の組成物と同様の方法で調製した。
【0044】
実施例3
以下の処方を有する組成物を調製した。
グリセリルロジネート 64.2質量%
パラフィンワックス 13.6質量%
ビーズワックス 7.3質量%
スチレン-イソプレン-スチレンコポリマー 3.6質量%
液体パラフィンオイル 0.5質量%
PEG-40水素化ヒマシオイル 5質量%
水 3質量%
シリカ 1質量%
該組成物を、実施例1の組成物と同様の方法で調製した。
【0045】
比較例1
以下の処方を有する組成物を調製した。
グリセリルロジネート 70.9質量%
パラフィンワックス 15.4質量%
ビーズワックス 8.4質量%
EVAコポリマー(28-800) 4.9質量%
液体パラフィンオイル 0.5質量%
【0046】
この組成物は、水及び乳化剤を省略したことを除き、実施例1の組成物と同一である。該組成物は、実施例1の組成物と同様の方法で調製されるが、EVAコポリマーを加え、及び該コポリマーが溶融するまで該組成物を攪拌し、100〜120℃で約30分間置いた後、該混合物をジャーに充填する前に80℃まで冷却したことを除く。
【0047】
実施例1の組成物を、900Wの渦巻型電子レンジにおいて半分の電力で加熱した。120秒後に使用可能となり、約68℃の最大温度を有した。該組成物が210秒間加熱され続けることによって過熱されると、それが発泡し始め、及び約100℃の最大温度で沸騰した。
【0048】
比較例1の組成物を、900Wの渦巻型電子レンジにおいて全出力で加熱した。該組成物は120秒後に使用可能となり、約146℃の最大温度を有し、非常に熱い領域の形成を示した。該組成物が210秒間加熱され続けることによって過熱されると、過熱の可視的な指標は全く無く、及びそれは約150℃の最大温度を有した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の成分を含む、接着タイプの脱毛組成物。
a. 50〜90質量%のロジン含有材料又は炭化水素樹脂;
b. 水、グリセリン、ポリエチレングリコール及びそれらの混合物から選択される0.5〜20質量%のヒドロキシ基含有化合物;及び
c. 乳化剤及び/又は界面活性剤。
【請求項2】
1〜7質量%のヒドロキシ基含有化合物を含む、請求項1記載の組成物。
【請求項3】
ヒドロキシ基含有化合物が水である、請求項1又は2記載の組成物。
【請求項4】
0.2〜16質量%の乳化剤及び/又は界面活性剤を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項5】
少なくとも1種のワックスをさらに含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項6】
5〜40質量%のワックスを含む、請求項5記載の組成物。
【請求項7】
少なくとも1種のエラストマー系ポリマーをさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項8】
エラストマー系ポリマーが、スチレン-ブタジエン及びスチレン-イソプレンコポリマー及びそれらの混合物から選択される、請求項7記載の組成物。
【請求項9】
1〜10質量%のエラストマー系ポリマーを含む、請求項7又は8記載の組成物。
【請求項10】
請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物を含む、電子レンジ用容器。
【請求項11】
以下の工程を含む、皮膚から毛髪を除去するための方法。
a. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物を加熱する工程;
b. 前記組成物を皮膚に塗布する工程;
c. 前記組成物を凝固させて前記毛髪を保持させるか、又は前記組成物上に材料の条片を適用して前記条片をそこへ接着させる工程;及び
d. 前記組成物、又は前記材料及び前記組成物を皮膚からはがすことによって、前記組成物及び毛髪を除去する工程。
【請求項12】
前記組成物が電子レンジによって加熱される、請求項11記載の方法。

【公表番号】特表2007−538058(P2007−538058A)
【公表日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−517392(P2007−517392)
【出願日】平成17年5月4日(2005.5.4)
【国際出願番号】PCT/GB2005/001676
【国際公開番号】WO2005/112876
【国際公開日】平成17年12月1日(2005.12.1)
【出願人】(501164056)レキット ベンキサー (ユーケイ) リミテッド (30)
【Fターム(参考)】