説明

自動取引装置

【課題】紙幣を一時集積して再び搬出する一時集積部を備えた自動取引装置1において、簡単な構成で、容易にジャム紙幣を排出除去できるようにする。
【解決手段】紙幣7aを搬送ローラ部40により搬送しドラム60に巻きつけて一時集積し、一時集積した紙幣7bをドラム60から繰り出して搬送ローラ部40から排出する一時集積部30を備えた自動取引装置1において、前記ドラム60を回転させるギア65と前記搬送ローラ部40を回転させるギア47間に押し込んで噛み合わせ前記両方のギアを同時に回転可能とした操作ノブ100を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、現金等の媒体を投入して所望の取引を行う現金自動預払機等の自動取引装置における残留媒体の除去技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、現金自動預払機等の自動取引装置では、取扱う媒体として例えば紙幣が入金されると鑑別部にて鑑別され計数されて一時集積部に一旦集積され、入金額が確定すると紙幣貯蔵部に搬送されて集積されるようになっている。このとき、紙幣がジャム等により搬送エラーになったときは係員が操作ノブを手動で回転させ搬送路内に残留した紙幣を除去できるようになっている。
【0003】
一時集積の方式としては、例えば、円筒形状のドラムにテープにより紙幣を巻きつけて集積を行う方式があり、この方式の一時集積部は、図7に示すように、利用者が投入した紙幣7aをドラム60に搬送するための搬送ローラ部40と、搬送ローラ部40から搬送されてきた紙幣7bを図示しないテープにより巻きつけて集積するドラム60とから構成されている。
【0004】
そして、搬送ローラ部40は、駆動ローラ41aと同軸上の駆動ローラ41bと、それぞれの駆動ローラに押し当てられて連れ回りする従動ローラ42aと同軸上の従動ローラ42bとから構成される。
【0005】
そして、駆動ローラ41a、41bのローラ軸43の一端にはギア44が設けられ、搬送モータ45のモータ軸46上にギア47が設けられ、このギア44とギア47を噛み合わせて搬送モータ45の回転を駆動ローラ41に伝達する構成となっている。
【0006】
一方、ドラム60側は、紙幣7bを巻き付けるドラム60のドラム軸61上にギア62を設け、ドラム駆動モータ63のモータ軸64上にギア65を設け、ギア62とギア65を噛み合わせてドラム駆動モータ63の回転をドラム60に伝達する構成となっている。
【0007】
そして、残留紙幣を取り除くためのものとして、ドラム軸61上のギア62の外側にはドラム60を回転させるドラムノブ70が設けられ、また、ローラ軸43上のギア44の外側には駆動ローラ41とともに従動ローラ42を回転させるローラノブ50が設けられている。
【0008】
以上の構成により、従来の一時集積時30は、搬送モータ45の駆動によりギア47が矢印F方向に回転しこれに噛み合ったギア44がE方向に回転し、駆動ローラ41をE方向に回転させ、これに対向して設けた従動ローラ42が矢印D方向に連れ回りして紙幣7aを挟持してドラム60の方向、すなわち矢印B方向に搬送する。
【0009】
そして、駆動モータ63の駆動によりギア65が矢印H方向に回転しこれに噛み合ったギア62がG方向に回転し、ドラム60が矢印C方向に回転して紙幣7bをドラム60に図示しないテープにより巻きつけて集積する。
【0010】
一方、ドラム60周辺にて搬送エラー等が発生したときは、ドラムノブ70を矢印G方向とは逆に回し、矢印C方向とは逆に紙幣7bを搬送し、次に、ローラノブ50を矢印E方向とは逆に回し搬送ローラ部40から矢印Bとは逆方向に搬送して一時集積部30から排出できるようになっている。
【0011】
このとき、ドラム60と搬送ローラ部40は分離された駆動系となっており、ドラムノブ70だけを回しても搬送ローラ部40は回転せず、搬送ローラ部40の箇所で紙幣7が詰まってしまうため、片手では、ドラムノブ70、ローラノブ50を交互に回さなければならず、紙幣7の除去に時間がかかってしまい、両手でドラムノブ60とローラノブ40を同時に回すようにすると両手がふさがってしまい、除去した紙幣7を受け取れず落下してしまうなどの問題があった。
【0012】
上記問題を解決するために、特許文献1のシート搬送装置のように、第1の駆動モータで上流側の搬送ロ−ラを回転駆動し、第2の駆動モータで下流側の搬送ロ−ラを回転駆動する搬送装置において、搬送時は、前記第1および第2の回転伝達系から第3の回転伝達系へ回転が伝わることをワンウェイクラッチ機構で阻止し、ジャム処理時は、操作ノブの回転を第3の回転伝達系を介して第1及び第2の回転伝達系に伝達し、各搬送ロ−ラを回転してジャム紙を送り出し、1つの操作ノブでジャム処理を行う技術はあった(例えば、特許文献1参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】特許3207504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
しかしながら、上記特許文献1の方法では、第1と第2の回転伝達系間に高価なワンウェイクラッチ機構を設ける必要があり、また、ワンウェイクラッチ機構を設けるために、一時集積部のように一時集積した紙幣を再び搬出するための集積時とは逆方向にドラム、搬送ローラを回転させる機構では、これを採用することができなかった。
【0015】
また、上記特許文献1の方法では、一時集積部を閉じた状態(以下、「クローズ状態」という)でも、一時集積部を開いた状態(以下、「オープン状態」いう)でも、いずれの場合でも操作ノブを回転させることができてしまい、運用時に係員が誤って操作ノブを操作してしまうという問題もあった。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。すなわち、搬送手段により媒体を搬送し、一時集積手段に集積して再び搬出する一時集積部を備えた自動取引装置であって、前記搬送手段を回転させるギアと前記一時集積手段を回転させるギア間に押し込んで噛み合わせ前記両方のギアを同時に回転可能とした操作ノブを設けた。
【発明の効果】
【0017】
本発明の自動取引装置によれば、搬送手段により媒体を搬送し、一時集積手段に集積して再び搬出する一時集積部を備えた自動取引装置であって、前記搬送手段を回転させるギアと前記一時集積手段を回転させるギア間に押し込んで噛み合わせ前記両方のギアを同時に回転可能とした操作ノブを設けたので、双方向の搬送を要する一時集積部を有する自動取引装置においても簡単な構成で容易にジャム紙幣を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】実施例1の自動取引装置の概観斜視図である。
【図2】実施例1の自動取引装置の図1矢印A方向から見た側面図である。
【図3】実施例1の自動取引装置の制御系ブロック図である。
【図4】実施例1の自動取引装置の一時集積部の構成図および動作説明図である。
【図5】実施例1の自動取引装置の一時集積部の動作説明図である。
【図6】変形例の自動取引装置の一時集積部の動作説明図である。
【図7】従来の自動取引装置の一時集積部の構成および動作説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明に係わる実施の形態例を、図面を用いて説明する。図面に共通する要素には同一の符号を付す。なお、以下の実施例の説明では、媒体として紙幣を一例として説明するが、紙幣以外の紙葉状の媒体であってもよい。
【実施例1】
【0020】
(構成)
実施例1の自動取引装置は、図1のような外観をしており、硬貨入出金口2、紙幣入出金口3、操作部4、通帳挿入口5、カード挿入口6を備えている。
【0021】
硬貨入出金口2および紙幣入出金口3は、それぞれ硬貨、紙幣が投入されるとともに、これらが排出される開口部である。硬貨入出金口2および紙幣入出金口3には、それぞれシャッタが設けられ、シャッタが駆動されることにより硬貨入出金口2および紙幣入出金口3がそれぞれ開閉される。これらの奥部には、後述する硬貨および紙幣の入出金処理を行う硬貨処理部25および紙幣処理部26が設けられている。
【0022】
通帳挿入口5は、取引で使用される通帳がここから挿入され、取引が終了すると通帳が排出される部分で、その奥部には、後述する通帳処理部23が設けられている。カード挿入口6は、カードが挿入または排出される部分で、その奥部には、後述するカード処理部21が設けられている。
【0023】
操作部4は、取引に際して操作画面を表示するLCDと、取引選択、暗証番号や取引金額などを入力するタッチパネルが一体化されて構成される。
【0024】
図2は、実施例1の自動取引装置の内部構成を示し図1の矢印A方向から見た側面図である。なお、硬貨処理部25は簡略化のために省略している。同図に示したように、実施例1の自動取引装置の内部は、利用者が操作する操作部4や紙幣入出金口3などからなる接客部38、紙幣の真偽を判定する鑑別部39、入金紙幣を一時的に保留する一時集積部30、そして、装置下側には、紙幣貯蔵部31として金種別のカセットが設けられている。
【0025】
また、精査取引時のリジェクト紙幣や利用者が受け取らなかったリジェクト紙幣などを収納しておくリジェクト紙幣収納部33が設けられている。
【0026】
次に、実施例1の自動取引装置の制御系は、図3の制御系ブロック図に示したように、後述の各部の制御を行う主制御部20と、表示されるガイダンスに従い利用者が操作する操作部4とが設けられている。
【0027】
さらに、実施例1の自動取引装置の制御系には、キャッシュカード等に記録された口座番号等の情報のリードライトを行うカード処理部21、操作ガイダンス等を音声出力する音声案内部22、口座番号等の情報が記録された通帳の磁気ストライプのリードライトおよび通帳への印字制御を行う通帳処理部23、取引明細を印字出力する明細票処理部24、硬貨の入出金制御を行う硬貨処理部25、紙幣の入出金制御を行う紙幣処理部26が設けられている。
【0028】
さらに、各部に電源を供給する電源部27、主制御部20の記憶部であり各種の制御パラメータを格納できる記憶手段としてのメモリ部28、ホストコンピュータ50とのインタフェイスを制御するインタフェイス部29が設けられている。
【0029】
次に、実施例1の自動取引装置の一時集積部30の構成を、図4を用いて以下説明する。同図に示したように、実施例1の自動取引装置の一時集積部30は、利用者が投入した紙幣7aを一時集積手段の一例であるドラム60に搬送するための搬送ローラ部40と、搬送ローラ部40から搬送されてきた紙幣7bを図示しないテープにより巻きつけて集積するドラム60とから構成される。
【0030】
そして、搬送ローラ部40は、駆動ローラ41aと同軸上の駆動ローラ41bと、それぞれの駆動ローラに押し当てられて連れ回りする従動ローラ42aと同軸上の従動ローラ42bとから構成される。
【0031】
そして、駆動ローラ41a、41bのローラ軸43の一端にはギア44が設けられ、搬送モータ45のモータ軸46上にギア47が設けられ、このギア44とギア47を噛み合わせて搬送モータ45の回転を駆動ローラ41に伝達する構成となっている。
【0032】
一方、ドラム60側は、紙幣7bを巻き付けるドラム60のドラム軸61上にギア62を設け、ドラム駆動モータ63のモータ軸64上に回転するギア65を設け、ギア62とギア65を噛み合わせてドラム駆動モータ63の回転をドラム60に伝達する構成となっている。
【0033】
そして、残留紙幣を取り除くための操作ノブとして、ギア65とギア47の間に押し込んで噛み合わせるギア形状を有し、手動で回転させることができる形状となっている操作ノブ100が設けられている。
【0034】
この操作ノブ100は、ギア軸101の軸方向(矢印J、矢印K方向)にスライドできる構造となっており、ギア軸101にはコイルスプリング102が設けられている。
【0035】
操作ノブ100を図中矢印J方向に手で押し込むと、ギア65とギア47の両方に噛み合い、手を離すとコイルスプリング102の付勢により、矢印K方向に操作ノブ100が押し戻され、ギア65及びギア47と噛み合わなくなるようになっている。
【0036】
また、一時集積部30の操作ノブ100の内側には、図5にて詳細後述のように、一時集積部30をオープン状態としたときに、オープン状態を維持するステイ110が設けられている。このステイ110は、固定位置、例えば自動取引装置1本体に取り付けられた支軸110aを支軸として回動可能となっており、一時集積部30のカバー30aに設けられた突起30bが嵌め込まれてスライドするスライド孔110bを備える。
【0037】
以上のようなステイ110を備えることにより、一時集積部30がクローズ状態のときには操作ノブ100の内側に入り込んで操作ノブ100を押し込んでもステイ110と干渉して矢印J方向に移動せず、操作ノブ100のギアがギア65及びギア47と噛み合わないようにしている。
【0038】
(動作)
以上の構成により、実施例1の自動取引装置の一時集積部は以下のように動作する。この動作を図4および図5の動作説明図を用いて以下詳細に説明する。なお、利用者が入金した紙幣7を一時集積するときの動作は、従来の動作と同様であるので簡略化のために、その詳細な説明は省略する。
【0039】
一時集積部30にて搬送エラー等が発生したときは、一時集積部30のカバー30aを開き、操作ノブ100を矢印J方向に押し込み、ギア65とギア47の両方に連結させて、矢印P方向に回転させる。
【0040】
すると、操作ノブ100と噛み合ったギア65が矢印G方向に回転しギア65と噛み合ったギア62が矢印R方向に回転しドラム60に残留した紙幣7bが矢印M方向に繰り出される。
【0041】
一方、操作ノブ100と噛み合ったギア47も矢印S方向に回転し、これと噛み合ったギア44が矢印T方向に回転し、駆動ローラ41も矢印T方向に回転し、対向して配置された従動ローラ42が矢印U方向に連れ回りし、挟持された残留紙幣7aが矢印N方向に排出される。
【0042】
ところで、一時集積部30をカバー30aとともに閉じたクローズ状態、すなわち、図5(a)のように、一時集積部30を矢印X方向に閉じたときは、ステイ110は、ステイ110のスライド孔110bに沿って一時集積部のカバー30aに設けた突起30bが図5(a)の位置にスライドし支軸110aを支軸として時計方向に回動し、操作ノブ100の内側の位置となり、操作ノブ100を図5紙面下側、すなわち図4矢印J方向に押し込んでも、ステイ110と干渉して奥まで押し込めず、ギア65及びギア47と連結することなく、操作ノブ100を回転させてもドラム60と搬送ローラ部40は回転しない。
【0043】
一方、一時集積部30をカバー30aとともに矢印Yのように開き、オープン状態とすると、図5(a)のクローズ状態から図5(b)の状態となり、ステイ110のスライド孔110bに沿って一時集積部30aに設けた突起30bが図5(b)の位置までスライドし支軸110aを支軸として反時計方向に回動し、ステイ110が操作ノブ100の内側から退避する。
【0044】
このオープン状態で、操作ノブ100を押し込むと、ステイ110とは干渉することなくギア65とギア47の両方に操作ノブ100のギア部が連結され、前述のように、操作ノブ100によりドラム60と搬送ローラ部40の両方を同時に回転させ、ドラム60に残留した紙幣7bをドラム60から繰り出して搬送路ローラ部40を経由して一時集積部30から排出させることができる。
【0045】
なお、以上の実施例の説明では、搬送ローラ部とドラム間のジャム紙幣を除去する場合を説明したが、駆動系がそれぞれ分離された搬送上流の搬送ローラと搬送下流の搬送ローラ間のジャム紙幣を除去する場合でも、これらを駆動するギア間に本発明の操作ノブを押し込んで噛み合わせて回転可能とするようにすればよい。
【0046】
また、以上の実施例の説明では、図5のようにステイ110を操作ノブ100の内側に設ける例を説明したが、図6に示したように、操作ノブ100の外側にステイ110を配置し、一時集積部30を閉じたクローズ状態では図6(a)のようにステイ110で操作ノブ100を覆うようにして操作できないようにし、一時集積部30を開いたオープン状態では図6(b)のようにステイ110が操作ノブ100から離れ、操作ノブ100を操作できるようにしてもよい。
【0047】
(実施例1の効果)
以上詳細に述べたように実施例1の自動取引装置によれば、紙幣を搬送ローラ部により搬送しドラムに巻きつけて一時集積し、一時集積した紙幣をドラムから繰り出して搬送ローラ部から排出する一時集積部を備えた自動取引装置において、前記ドラムを回転させるギアと搬送ローラを回転させるギア間に押し込んで噛み合わせ前記両方のギアを同時に回転可能とした操作ノブを設けたので、双方向の搬送を要する一時集積部を有する自動取引装置においても簡単な構成で容易にジャム紙幣を除去することができる。
【0048】
また、前記一時集積部を開いたときに当該状態を維持するとともに前記操作ノブ周辺位置から退避し、前記一時集積部を閉じるときに操作ノブ周辺位置に移動するステイを設けたので、一時集積部を開けて残留紙幣を排出するときのみ前記操作ノブによりドラムおよび搬送ローラ部を同時に回転させるようにすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0049】
以上述べたように、本発明は、投入された現金等の媒体を一時集積して処理する現金自動預払機等の自動取引装置に広く用いることができる。
【符号の説明】
【0050】
1 自動取引装置
7a、7b 紙幣
30 一時集積部
30a 一時集積部カバー
30b 突起
40 搬送ローラ部
41a、41b 駆動ローラ
42a、42b 従動ローラ
44、47、62、65 ギア
45 搬送モータ
60 ドラム
63 ドラム駆動モータ
100 操作ノブ
102 コイルスプリング
110 ステイ
110a 支軸
110b スライド孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送手段により媒体を搬送し、一時集積手段に集積して再び搬出する一時集積部を備えた自動取引装置であって、
前記搬送手段を回転させるギアと前記一時集積手段を回転させるギア間に押し込んで噛み合わせ前記両方のギアを同時に回転可能とした操作ノブを設けたことを特徴とする自動取引装置。
【請求項2】
前記搬送手段は、駆動ローラと、対向して備えた従動ローラとからなり、
前記一時集積手段は、媒体を巻きつけて集積するドラムであることを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
【請求項3】
前記一時集積部の外側方向に付勢する付勢手段を前記操作ノブに設けたことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
【請求項4】
前記一時集積部を開いたときに当該状態を維持するとともに前記操作ノブ周辺位置から退避し、前記一時集積部を閉じるときに前記操作ノブ周辺位置に移動するステイを設けたことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
【請求項5】
前記周辺位置は、前記操作ノブの内側へのスライドを抑制する位置または前記操作ノブの操作を抑制する外側位置であって、
前記ステイは、固定位置に取り付けられた支軸を支点として回動可能とし、前記一時集積部のカバーに取り付けた突起が嵌め込まれてスライドするスライド孔を備えたことを特徴とする請求項4記載の自動取引装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−134222(P2011−134222A)
【公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−294806(P2009−294806)
【出願日】平成21年12月25日(2009.12.25)
【出願人】(000000295)沖電気工業株式会社 (6,645)
【Fターム(参考)】