説明

自動翻訳装置、自動翻訳方法、プログラム及び記録媒体

【課題】1つの原言語の文例から複数の翻訳例が得られるような場合でも、ユーザに対して正確な翻訳結果を提供できるようにする。
【解決手段】自動翻訳装置は、翻訳対象となる原言語と前記原言語に対応する翻訳先の目的言語とからなる辞書を保持する翻訳辞書保持手段と、入力された原言語データに対応する目的言語データを翻訳辞書保持手段から取得する翻訳手段と、翻訳手段により取得された目的言語データが複数存在する場合に、複数の目的言語データを翻訳結果の候補として提示する翻訳候補提示手段と、翻訳候補提示手段により提示された複数の目的言語データから選択された目的言語データを最終的な翻訳結果として提示する翻訳結果提示手段と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動翻訳装置、自動翻訳方法、プログラム及び記録媒体に関し、特に、翻訳した結果が複数存在するような場合に好ましく適用される技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、機械翻訳及び音声認識といった要素技術の研究が盛んに行われている。そして、これらを組み合わせることで、原言語による音声の入力を受け付けた場合、目的言語による翻訳文が出力される翻訳システムが実用化されつつある。しかし、各要素技術にはまだ多くの技術的課題が残されている。例えばこれまでの翻訳システムでは、最良の語彙検索結果を求めるアルゴリズムを用いて1つの結果を返すため、ユーザにとって適当でない翻訳結果が得られることがある。このため、ユーザの発話が常に正しく認識、翻訳されるほど精度の高いシステムの実現は困難であり、音声認識や翻訳に誤りが生じることが多い。
【0003】
例えば特許文献1では、普及率の高いモバイルインターネットアクセスサービスが利用可能な携帯電話を用いて通訳精度の高い音声通訳を行う方法が開示されている。特許文献1で開示された方法は、ユーザが携帯電話で自動通訳サーバに音声を入力して送信すると、自動通訳サーバが、ユーザが通訳可能な言語種、ユーザが通訳可能な文例場面、ユーザが入力可能な文例のデータをユーザの携帯電話に送信し、該携帯電話の表示画面に表示させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−125050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1で開示された方法は、通訳できる言語の種類やシチュエーションごとの文例等をユーザに選択させる点で、確かにユーザビリティを向上させようとするものといえる。しかし、1つの原言語の文例から複数の翻訳例が得られるような場合には、これまで通り、上述したようなアルゴリズムを用いて1つの結果を返す処理が行われるため、ユーザにとって適当でない翻訳結果が得られるという問題は解決できない。
【0006】
そこで、本発明は、1つの原言語の文例から複数の翻訳例が得られるような場合でも、ユーザに対して正確な翻訳結果を提供できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するため、本発明の自動翻訳装置は、翻訳対象となる原言語と前記原言語に対応する翻訳先の目的言語とからなる辞書を保持する翻訳辞書保持手段と、入力された原言語データに対応する目的言語データを翻訳辞書保持手段から取得する翻訳手段と、翻訳手段により取得された目的言語データが複数存在する場合に、複数の目的言語データを翻訳結果の候補として提示する翻訳候補提示手段と、翻訳候補提示手段により提示された複数の目的言語データから選択された目的言語データを最終的な翻訳結果として提示する翻訳結果提示手段と、を有する。
【0008】
本発明の自動翻訳方法は、翻訳対象となる原言語と前記原言語に対応する翻訳先の目的言語とからなる辞書を記憶する記憶手段から、入力された原言語データに対応する目的言語データを取得する翻訳ステップと、翻訳ステップにより取得された目的言語データが複数存在する場合に、複数の目的言語データを翻訳結果の候補として提示する翻訳候補提示ステップと、翻訳候補提示ステップにより提示された複数の目的言語データから選択された目的言語データを最終的な翻訳結果として提示する翻訳結果提示ステップと、を有する。
【0009】
本発明のプログラムは、コンピュータに、翻訳対象となる原言語と前記原言語に対応する翻訳先の目的言語とからなる辞書を記憶する記憶手段から、入力された原言語データに対応する目的言語データを取得する翻訳処理と、翻訳処理により取得された目的言語データが複数存在する場合に、複数の目的言語データを翻訳結果の候補として提示する翻訳候補提示処理と、翻訳候補提示処理により提示された複数の目的言語データから選択された目的言語データを最終的な翻訳結果として提示する翻訳結果提示処理と、を実行させる。
【0010】
本発明の記録媒体は、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、1つの原言語の文例から複数の翻訳例が得られるような場合でも、ユーザに対して正確な翻訳結果を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る自動翻訳装置の構成を示した図である。
【図2】本発明の実施形態に係る自動翻訳装置の構成を示した図である。
【図3】本発明の実施形態に係る自動翻訳装置が行う翻訳動作の流れを示したフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係る自動翻訳装置の構成を示した図である。
【図5】本発明の実施形態に係る自動翻訳装置が行う翻訳動作の流れを示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明において、図1に示すように、自動翻訳装置1は、翻訳辞書保持手段2、翻訳手段3、翻訳候補提示手段4、翻訳結果提示手段5を有する。翻訳辞書保持手段2は、翻訳の対象となる原言語と原言語に対応する目的言語とが関連付けられた辞書データを保持する。翻訳手段3は、ユーザにより入力された原言語データに対応する目的言語データを翻訳辞書保持手段2から検索して取得する。翻訳手段3で取得される目的言語データは、1つの原言語データにつき、1つの場合もあるし、複数の場合もある。翻訳候補提示手段4は、翻訳手段3で取得された目的言語データが複数存在する場合に、複数の目的言語データを翻訳結果の候補としてユーザに提示する。翻訳結果提示手段5は、翻訳候補提示手段4により提示された複数の目的言語データからユーザにより選択された目的言語データを最終的な翻訳結果として提示する。
【0014】
本発明では、翻訳候補提示手段4が複数の目的言語データを提示してユーザに翻訳結果を選択させ、翻訳結果提示手段5が選択された目的言語データを最終的な翻訳結果としてユーザに提示するため、自動翻訳による語彙の誤りをユーザの手により補正することができ、精度の高い翻訳結果をユーザに提供することが可能となる。
【0015】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0016】
[第1実施形態]
はじめに、本発明の第1実施形態の構成について説明する。図2は、第1実施形態の自動翻訳装置の構成を示した図である。第1実施形態の自動翻訳装置100は、制御部110及び記憶部120を備える。制御部110は、図1の翻訳手段3、翻訳候補提示手段4、翻訳結果提示手段5に相当する、翻訳手段111、翻訳候補提示手段112、翻訳結果提示手段113を有する。制御部110は、CPU(不図示)がROM(不図示)に格納されたプログラムを読み込んで実現される機能部で、各手段が主記憶装置上にロードされて生成される。また、記憶部120は、ROM等の記憶装置で構成され、図1の翻訳辞書保持手段2に相当する翻訳DB121を有する。
【0017】
自動翻訳装置100は、マイクやキーボードで構成される入力装置200から原言語の文章を入力する。入力装置100は、マイクから入力された電気的な音声データ(音声信号)を自動翻訳装置100へ受け渡す機能と、キーボードから入力された文字コードデータを自動翻訳装置100へ受け渡す機能を持つ。
【0018】
そして、自動翻訳装置100は、翻訳手段111でコンピュータ処理が可能な形式にデータを変換し、翻訳DB121を検索することにより目的言語の文章(翻訳結果)を得る。翻訳結果が複数存在する場合、翻訳候補提示手段112によりタッチパネルで構成される入出力装置300に翻訳結果の候補群を表示させ、ユーザに正しい翻訳結果を選択させる。入出力装置300は、翻訳候補提示手段112から受け取った複数の目的言語データを翻訳結果の候補群として表示する機能と、ユーザにより選択された翻訳結果を翻訳結果提示手段113に受け渡す機能を持つ。
【0019】
そして、自動翻訳装置100は、翻訳結果提示手段113で文字コードデータを音声信号に変換し、スピーカで構成される出力装置400に翻訳結果を音声出力させる。なお、翻訳結果が単一の場合は、そのまま出力装置400に翻訳結果を音声出力させる。出力装置400は、翻訳結果提示手段113から受け取った音声信号を音声として出力する機能を持つ。
【0020】
次に、第1実施形態の動作処理について説明する。図3は、第1実施形態の自動翻訳装置が行う翻訳動作の流れを示したフローチャートである。まず、翻訳手段111は、ユーザにより入力装置200での入力内容(原言語の文章)を受け付ける(ステップS101)。ここで、音声信号で原言語データが入力された場合は文字コードデータに変換する。次いで、翻訳手段111は、入力装置200から受け取った原言語の文字コードデータを用いて、原言語の文章に対応する目的言語の文章の文字コードデータを翻訳DB121から検索して取得する(ステップS102)。
【0021】
そして、翻訳DB121から取得した目的言語の文章データが複数存在する場合(ステップS103/YES)、翻訳候補提示手段112は、複数の翻訳結果の候補群を入出力装置300に表示させ、ユーザから翻訳結果の選択入力を受け付ける(ステップS104)。次いで、翻訳結果提示手段113は、ユーザにより選択された目的言語の文章データについて、文字コードデータから音声信号に変換して出力装置400に送出し、採取的な翻訳結果として音声出力させる(ステップS105)。
【0022】
他方、翻訳DB121から取得した目的言語の文章データが原言語の文章データに対応する1つのデータである場合(ステップS103/NO)、翻訳結果提示手段113は、取得された目的言語の文章データについて音声信号に変換して出力装置400に送出し、最終的な翻訳結果として音声出力させる(ステップS105)。
【0023】
上述した第1実施形態によれば、翻訳結果が複数存在する場合にユーザが正しいと考える翻訳結果を選択して、自動翻訳した結果をユーザ側で補正できるためように構成されているため、ユーザとの間でコミュニケーションを取りつつ、精度の高い翻訳結果をユーザに提供することが可能である。
【0024】
[第2実施形態]
はじめに、本発明の第2実施形態の構成について説明する。図4は、第2実施形態の自動翻訳装置の構成を示した図である。第2実施形態が第1実施形態と異なるのは、自動翻訳装置101の制御部110がデータ形式変換手段114をさらに有しており、自動翻訳装置101が出力装置500に最終的な翻訳結果を出力する点である。その他の構成は第1実施形態と共通するため、相違点についてのみ説明する。
【0025】
データ形式変換手段114は、翻訳候補提示手段112からユーザによる選択入力を受け取り、選択された目的言語データをインターネット等のネットワークに送信可能なデータ形式に変換する機能を持つ。なお、当該データ形式変換処理はプログラミング可能に構成される。また、データ形式変換手段114は、データ形式を変換した目的言語データを翻訳結果提示手段113に送出し、翻訳結果提示手段113は、ネットワーク機器で構成される出力装置500にデータ形式変換後の最終的な翻訳結果を出力させる。
【0026】
なお、第2実施形態では、スピーカで構成される出力装置400と、ネットワーク機器で構成される出力装置500が、自動翻訳装置101に接続されるが、最終的な翻訳結果をいずれの出力装置に出力させてもよい。翻訳結果を出力装置400に出力させる場合は第1実施形態と同様であり、出力装置500に出力させる場合には上記のようにデータ形式変換手段114によるデータ形式変更処理が行われる。
【0027】
次に、第2実施形態の動作処理について説明する。図3は、第1実施形態の自動翻訳装置が行う翻訳動作の流れを示したフローチャートである。まず、翻訳手段111は、ユーザにより入力装置200での入力内容(原言語の文章)を受け付ける(ステップS201)。ここで、音声信号で原言語データが入力された場合は文字コードデータに変換する。次いで、翻訳手段111は、入力装置200から受け取った原言語の文字コードデータを用いて、原言語の文章に対応する目的言語の文章の文字コードデータを翻訳DB121から検索して取得する(ステップS202)。
【0028】
そして、翻訳DB121から取得した目的言語の文章データが複数存在する場合(ステップS203/YES)、翻訳候補提示手段112は、複数の翻訳結果の候補群を入出力装置300に表示させ、ユーザから翻訳結果の選択入力を受け付ける(ステップS204)。次いで、データ形式変換手段114は、ユーザにより選択された目的言語の文章データについて、インターネット等のネットワークに送信可能なデータ形式に変換する(ステップS205)。次いで、翻訳結果提示手段113は、データ形式が変換された目的言語の文章データについて、最終的な翻訳結果として出力装置500に出力させる(ステップS206)。
【0029】
他方、翻訳DB121から取得した目的言語の文章データが原言語の文章データに対応する1つのデータである場合(ステップS203/NO)、データ形式変換手段114は、ユーザにより選択された目的言語の文章データについて、インターネット等のネットワークに送信可能なデータ形式に変換し(ステップS205)、翻訳結果提示手段113は、データ形式が変換された目的言語の文章データについて、最終的な翻訳結果として出力装置500に出力させる(ステップS206)。
【0030】
上述した第2実施形態によれば、翻訳結果のデータ形式を変換できるように構成されているため、用途に応じて翻訳結果を加工することが可能である。また、第2実施形態では、さらに、変換結果の加工をプログラミング可能とするように構成されているため、容易にカスタマイズしてさまざまな用途(例えば、html形式に変換、xml形式に変換)に適応することが可能である。
【0031】
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。すなわち、言葉の誤解による影響の大きい会話、例えばビジネスにおける交渉等をより問題なく行うといった用途に適用することもできるし、またネットワークを用いて翻訳を行った結果をより正確に利用するといった用途にも適用可能である。
【0032】
また、本実施形態における自動翻訳装置で実行されるプログラムは、先に述べた各手段(翻訳手段111、翻訳候補提示手段112、翻訳結果提示113等)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウエアを用いて具体的手段を実現する。すなわち、コンピュータ(CPU)が所定の記録媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各手段が主記憶装置上にロードされて生成される。
【0033】
本実施形態におけるクライアントPCで実行されるプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納され、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供されるように構成してもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供あるいは配布するように構成してもよい。
【0034】
また、上記プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD、不揮発性のメモリカード等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されるように構成してもよい。また、上記プログラムは、ROM等にあらかじめ組み込んで提供するように構成してもよい。
【0035】
この場合、上記記録媒体から読み出された又は通信回線を通じてロードし実行されたプログラムコード自体が前述の実施形態の機能を実現することになる。そして、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成する。
【符号の説明】
【0036】
1,100,101 自動翻訳装置
2 翻訳辞書保持手段
3,111 翻訳手段
4,112 翻訳候補提示手段
5,113 翻訳結果提示手段
110 制御部
114 データ形式変換手段
120 記憶部
121 翻訳DB
200 出力装置(マイク、キーボード)
300 入出力装置(タッチパネル)
400 出力装置(スピーカ)
500 出力装置(ネットワーク)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
翻訳対象となる原言語と前記原言語に対応する翻訳先の目的言語とからなる辞書を保持する翻訳辞書保持手段と、
入力された原言語データに対応する目的言語データを前記翻訳辞書保持手段から取得する翻訳手段と、
前記翻訳手段により取得された前記目的言語データが複数存在する場合に、前記複数の目的言語データを翻訳結果の候補として提示する翻訳候補提示手段と、
前記翻訳候補提示手段により提示された前記複数の目的言語データから選択された目的言語データを最終的な翻訳結果として提示する翻訳結果提示手段と、
を有することを特徴とする自動翻訳装置。
【請求項2】
前記翻訳手段は、原言語データが音声入力された場合に音声データを文字コードデータに変換し、前記文字コードデータを用いて、前記翻訳辞書保持手段から前記原言語に対応する目的言語の文字コードデータを検索して取得することを特徴とする請求項1に記載の自動翻訳装置。
【請求項3】
前記翻訳候補提示手段は、前記複数の目的言語データを翻訳結果の候補としてディスプレイに表示させ、選択入力を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動翻訳装置。
【請求項4】
前記翻訳結果提示手段は、前記選択された目的言語の文字コードデータを音声データに変換して音声出力させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の自動翻訳装置。
【請求項5】
前記翻訳候補提示手段により提示された前記複数の目的言語データから選択された目的言語データをネットワークに送信可能なデータ形式に変換するデータ形式変換手段を有し、
前記翻訳結果提示手段は、前記データ形式変換手段によりデータ形式が変換された目的言語データを最終的な翻訳結果としてネットワークに送信させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の自動翻訳装置。
【請求項6】
翻訳対象となる原言語と前記原言語に対応する翻訳先の目的言語とからなる辞書を記憶する記憶手段から、入力された原言語データに対応する目的言語データを取得する翻訳ステップと、
前記翻訳ステップにより取得された前記目的言語データが複数存在する場合に、前記複数の目的言語データを翻訳結果の候補として提示する翻訳候補提示ステップと、
前記翻訳候補提示ステップにより提示された前記複数の目的言語データから選択された目的言語データを最終的な翻訳結果として提示する翻訳結果提示ステップと、
を有することを特徴とする自動翻訳方法。
【請求項7】
コンピュータに、
翻訳対象となる原言語と前記原言語に対応する翻訳先の目的言語とからなる辞書を記憶する記憶手段から、入力された原言語データに対応する目的言語データを取得する翻訳処理と、
前記翻訳処理により取得された前記目的言語データが複数存在する場合に、前記複数の目的言語データを翻訳結果の候補として提示する翻訳候補提示処理と、
前記翻訳候補提示処理により提示された前記複数の目的言語データから選択された目的言語データを最終的な翻訳結果として提示する翻訳結果提示処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項8】
請求項8に記載のプログラムを記録しコンピュータ読み取り可能なことを特徴とする記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−186330(P2010−186330A)
【公開日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−30111(P2009−30111)
【出願日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】