説明

自動車シート用物品保持具

【課題】ベルトの長さ調整が不要で、使い勝手のよい自動車シート用物品保持具を提供する。
【解決手段】巻き取り方向へ回転するように付勢されたリールに、先端部にフック26を取り付けたベルトの後端部が取り付けられ、リールが引き出し方向へ回転するのを阻止する引き出しロック機構32を備えた物品保持具21を、シート11の背もたれ13の上部に内蔵させるとともに、フック26と、引き出しロック機構32をロック状態またはアンロック状態にする操作ボタン30とを、シート11の背もたれ13の上部表面に露出させた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、自動車の、例えば、助手席(シート)の座部に買い物袋を載置するとき、買い物袋が転倒しないように保持する自動車シート用物品保持具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
上記した用途に使用する買い物袋懸吊具として、接着布でループ状にしたベルトの上部に設けた袋部にストッパ部材を収容し、袋部に設けた通し孔およびストッパ部材の係止孔にループ状の吊り下げロープを挿通した構成のものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この買い物袋懸吊具は、吊り下げロープを、例えば、助手席のヘッドレストの支柱に引っ掛け、背もたれの前側に垂れ下げる吊り下げロープの長さを、ストッパ部材を操作して調整し、買い物袋の吊り下げ部をベルトで保持することにより、買い物袋を助手席(シート)の座部に転倒しないように載置させることができる。
【0004】
【特許文献1】特開2002−36959号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、使用するシートの背もたれの高さ、吊り下げる買い物袋の長さに応じて背もたれの前側に垂れ下げる吊り下げロープの長さをその都度調整しなければならないので、吊り下げロープの長さ調整が煩わしく、面倒であるとともに、使い勝手が悪かった。
また、使用時にシートに装着し、不使用時にシートから取り外す必要があるので、使用に際して買い物袋懸吊具の脱着が煩わしく、使い勝手が悪かった。
【0006】
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、ベルトの長さ調整が不要で、使い勝手のよい自動車シート用物品保持具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、以下のような内容である。
(1)巻き取り方向へ回転するように付勢されたリールに、先端部にフックを取り付けたベルトの後端部が取り付けられ、前記リールが引き出し方向へ回転するのを阻止する引き出しロック機構を備えた物品保持具を、シートの背もたれの上部またはヘッドレストに内蔵させたことを特徴とする自動車シート用物品保持具である。
(2)(1)に記載の自動車シート用物品保持具において、前記フックと、前記引き出しロック機構をロック状態またはアンロック状態にする操作ボタンとを、前記シートの背もたれの表面または前記ヘッドレストの表面に露出させたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、リールがベルトの巻き取り方向へ付勢されているので、フックに荷物を引っ掛けた後、ベルトの長さ調整を行わなくても、荷物が転倒しない最適な長さにベルトが巻き取られ、保持されるため、ベルトの長さ調整が不要となり、使い勝手がよくなる。
また、物品保持具を、シートの背もたれの上部またはヘッドレストに内蔵させたので、不使用時の物品保持具がシートまたはヘッドレストの使用の障害とならないため、物品保持具の脱着が不要となり、使い勝手がよくなる。
また、物品保持具を、シートの背もたれの上部またはヘッドレストに内蔵させたので、使用時にフックを引っ張り出すことによって即座に使用することができるため、使い勝手がよくなる。
そして、フックと、引き出しロック機構をロック状態またはアンロック状態にする操作ボタンとを、シートの背もたれの表面またはヘッドレストの表面に露出させたので、操作性が向上し、使い勝手がよくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
【0010】
図1はこの発明の一実施例である自動車シート用物品保持具の斜視図、図2は図1に示した物品保持具のベルトを省略した分解斜視図、図3〜図6は図1に示した自動車シート用物品保持具の一使用例の動作説明図、図7は図1に示した自動車シート用物品保持具の他の使用例を示す説明図、図8は図1に示した自動車シート用物品保持具のさらに他の使用例を示す説明図である。
【0011】
この発明の一実施例である自動車シート用物品保持具Hは、図1に示すように、例えば、乗用自動車などに取り付けられている座席と称されるシート11と、容器23と、フック26と、引き出しロック機構32をロック状態またはアンロック状態にする操作ボタン30とを、シート11を構成する背もたれ13の上部(上端部)に露出させるとともに、背もたれ13の上部(上端部)の表面(上面)から突出しないように背もたれ13に内蔵された物品保持具21とで構成されている。
【0012】
上記したシート11は、図6に示すように、座る座部12と、この座部12の後側に、下部を支点にして前後方向へ回動可能に取り付けられた背もたれ13と、この背もたれ13の上部に、高さを調整可能に取り付けられたヘッドレスト14とで構成されている。
そして、ヘッドレスト14は、頭部を支えるヘッドレスト本体14hと、このヘッドレスト本体14hから下側へ延び、背もたれ13の上端から内部へ高さ調整可能に差し込まれる2本の支柱14sとで構成されている。
【0013】
上記した物品保持具21は、図2に示すように、周面の一部が開口した円筒状のケース22(図11をも参照。)と、このケース22の上面(または底面)に取り付けられ、ケース22内に一部分が連通する上面(または底面)が開放した直方体形状の容器23と、ケース22内に回転可能に収容され、一端にラチェット24rが設けられたリール24と、このリール24の軸に後端部が巻き取り可能に取り付けられ、ケース22内から容器23内へ引き出されるベルト25(図5参照。)と、このベルト25の先端部に取り付けられるフック26と、一端部がリール24の軸の端(ラチェット24r側と反対側の他端。)に取り付けられるとともに、他端部がケース22の内側に取り付けられ、ベルト25をケース22内へ巻き取るようにリール24を付勢するリール付勢手段としてのゼンマイ27と、ケース22の側面に取り付けられ、ゼンマイ27をケース22内に収容させるキャップ28と、ケース22の周面に、開口を覆うように取り付けられるカバー29と、リール24のラチェット24rと係脱可能にケース22に取り付けられ、容器23の上面から操作可能に容器23内へ突出する操作ボタン30と、この操作ボタン30に一端部が取り付けられるとともに、他端部がケース22に取り付けられ、操作ボタン30をロック状態またはアンロック状態に維持するように付勢する操作ボタン付勢手段としてのコイルスプリング31とで構成されている。
【0014】
上記した引き出しロック機構32は、リール24に設けられたラチェット24rと、このラチェット24rに係合することにより、ベルト25を繰り出すようにリール24が引き出し方向へ回転するのを阻止し、ベルト25を巻き取るようにリール24が巻き取り方向へ回転するのを許容する操作ボタン30と、この操作ボタン30をロック状態またはアンロック状態に維持するコイルスプリング31とで構成されている。
そして、操作ボタン30は、ベルト25を繰り出ないように引き出しロック機構32(ラチェット24r)をロック状態にしても、または、ベルト25を繰り出すことができるように引き出しロック機構32(ラチェット24r)をアンロック状態にしても、容器23の上面から自身の一部分が突出しない形状とされている。
【0015】
次に、自動車シート用物品保持具Hの使用方法の一例について説明する。
まず、図3に示すように、操作ボタン30の後側(背もたれ13の後側に位置する部分。)を上側から押し下げて引き出しロック機構32をアンロック状態にすると、操作ボタン30はコイルスプリング31によってアンロック状態を維持するので、図4に示すように、フック26のベルト25が取り付けられている後側(背もたれ13の後側に位置する部分。)を上側から押し下げてフック26の前側を容器23の上側へ突出させる。
そして、容器23の上側へ突出したフック26の前側を把持して、図5に示すように、背もたれ13の前側へ引っ張り出すと、ベルト25を背もたれ13の前側へ引き出すことができる。
【0016】
このように、ベルト25を背もたれ13の前側へ所定長引き出し、ゼンマイ27にベルト25を巻き取る付勢力を付与した後、図5に示すように、操作ボタン30の前側を上側から押し下げて引き出しロック機構32をロック状態にすると、操作ボタン30はコイルスプリング31によってロック状態を維持し、ラチェット24rに係合できる状態となる。
この状態で、図6に示すように、中に買った商品を収納させた買い物袋B(荷物)の吊り下げ部hを、フック26に引っ掛けた後、買い物袋Bを座部12に載置し、買い物袋Bから手を離すと、ベルト25がゼンマイ27の付勢力によって巻き取られることにより、座部12に底が着き、吊り下げ部hがフック26で引き上げられている状態の買い物袋Bを座部12に載置することができる。
【0017】
この状態で、買い物袋Bに荷重がかかって買い物袋Bが転倒しかけても、操作ボタン30がラチェット24rに係合し、ベルト25が繰り出されないので、座部12に載置した買い物袋Bは転倒しなくなる。
【0018】
そして、買い物袋Bを座部12から取り出すために吊り下げ部hを持ち上げてフック26から取り外すとともに、フック26から手を離すと、ゼンマイ27の付勢力によってラチェット24rが操作ボタン30を持ち上げることにより、リール24がゼンマイ27の付勢力によって回転し、ベルト25をケース22内に巻き取るとともに、フック26を容器23内へと移動させる。
そして、図1に示すように、フック26が容器23内へ移動し、容器23内に収容されると、ベルト25は巻き取られなくなる。
【0019】
上記した自動車シート用物品保持具Hの他の使用方法は、図7に示すように、ベルト25およびフック26を背もたれ13の後側へ引き出し、フック26に荷物を引っ掛けることにより、荷物を転倒しないように床に載置することができる。
また、図8に示すように、背もたれ13を前側へ倒し、背もたれ13の上に箱O(荷物)を載置するとともに、ベルト25およびフック26を背もたれ13の後側へ引き出し、ベルト25を箱Oの上を通過させた後、フック26を、例えば、バックドアまたは床に取り付けたフック掛け部材Fに引っ掛けることにより、箱Oを移動しないように背もたれ13に載置、固定することができる。
【0020】
上述したように、この発明の一実施例によれば、リール24がベルト25の巻き取り方向へ付勢されているので、フック26に買い物袋Bの吊り下げ部hを引っ掛けた後、ベルト25の長さ調整を行わなくても、買い物袋Bが座部12上で転倒しない最適な長さにベルト25が巻き取られ、保持されるため、ベルト25の長さ調整が不要となり、使い勝手がよくなる。
また、物品保持具21を、シート11の背もたれ13の上部に内蔵させたので、不使用時の物品保持具21がシート11の使用の障害とならないため、物品保持具21の脱着が不要となり、使い勝手がよくなる。
さらに、フック26と、操作ボタン30とを、背もたれ13の上部(上端部)の表面(上面)から突出しないように物品保持具21を背もたれ13に内蔵させたので、外観がすっきりして見栄えのよいものとなる。
また、物品保持具21を、シート11の背もたれ13の上部に内蔵させたので、使用時にフック26を引き出すことによって即座に使用することができるため、使い勝手がよくなる。
そして、フック26と、操作ボタン30とを、シート11の背もたれ13の表面に露出させたので、操作性が向上し、使い勝手がよくなる。
【0021】
図9はこの発明の他の実施例である自動車シート用物品保持具の斜視図、図10は図9に示したヘッドレストの下側を示す斜視図、図11は図9に示した物品保持具のベルトを省略した分解斜視図、図12〜図14は図9に示した自動車シート用物品保持具の動作説明図であり、図1〜図8と同一部分または図1〜図8の部分に相当するに同一符号を付し、その説明を省略する。
【0022】
この実施例が先の実施例と異なるところは、図9〜図11に示すように、上下を反転させた物品保持具21をヘッドレスト本体14hの下部(下端部)の表面(底面)から突出しないようにヘッドレスト本体14hに内蔵させるとともに、容器23と、フック26と、操作ボタン30とをヘッドレスト本体14hの下部(下端部)に露出させた点、ヘッドレスト本体14hの前下側に物品保持具21の一部を露出させる凹部(切欠)14dを設けた点、および、フック26を凹部(切欠)14dから前方向へ引き出せるように、ヘッドレスト本体14hの下部(下端部)の表面(底面)に対してフック26を平行に収容する収容部23pを容器23に設けた点である。
【0023】
次に、自動車シート用物品保持具Hの使用方法について説明する。
まず、図12に示すように、操作ボタン30の前側(ヘッドレスト本体14hの前側に位置する部分。)を下側から押し上げて引き出しロック機構32をアンロック状態にすると、操作ボタン30はコイルスプリング31によってアンロック状態を維持するので、フック26を容器23の収容部23pからヘッドレスト本体14hの凹部14dを経由して背もたれ13およびヘッドレスト14の前側へ引き出すことにより、図13に示すように、ベルト25を背もたれ13の前側へ引き出すことができる。
【0024】
このように、ベルト25を背もたれ13の前側へ所定長引き出し、ゼンマイ27にベルト25を巻き取る付勢力を付与した後、操作ボタン30の後側を下側から押し上げて引き出しロック機構32をロック状態にすると、操作ボタン30はコイルスプリング31によってロック状態を維持し、ラチェット24rに係合できる状態となる。
この状態で、図14に示すように、中に買った商品を収納させた買い物袋B(荷物)の吊り下げ部hを、フック26に引っ掛けた後、買い物袋Bを座部12に載置し、買い物袋Bから手を離すと、ベルト25がゼンマイ27の付勢力によって巻き取られることにより、座部12に底が着き、吊り下げ部hがフック26で引き上げられている状態の買い物袋Bを座部12に載置することができる。
【0025】
この状態で、買い物袋Bに荷重がかかって買い物袋Bが転倒しかけても、操作ボタン30がラチェット24rに係合し、ベルト25が繰り出されないので、座部12に載置した買い物袋Bは転倒しなくなる。
【0026】
そして、買い物袋Bを座部12から取り出すために吊り下げ部hを持ち上げてフック26から取り外すとともに、フック26から手を離すと、ゼンマイ27の付勢力によってラチェット24rが操作ボタン30を持ち上げることにより、リール24がゼンマイ27の付勢力によって回転し、ベルト25をケース22内に巻き取るとともに、フック26を容器23内へと移動させる。
そして、図9および図10に示すように、フック26が容器23内へ移動し、収容部23d内に収容されると、ベルト25は巻き取られなくなる。
【0027】
上述したように、この発明の他の実施例によれば、リール24がベルト25の巻き取り方向へ付勢されているので、フック26に買い物袋Bの吊り下げ部hを引っ掛けた後、ベルト25の長さ調整を行わなくても、買い物袋Bが座部12上で転倒しない最適な長さにベルト25が巻き取られ、保持されるため、ベルト25の長さ調整が不要となり、使い勝手がよくなる。
また、物品保持具21を、ヘッドレスト本体14h(ヘッドレスト14)の下部に内蔵させたので、不使用時の物品保持具21がシート11の使用の障害とならないため、物品保持具21の脱着が不要となり、使い勝手がよくなる。
さらに、フック26と、操作ボタン30とを、ヘッドレスト本体14h(ヘッドレスト14)の下部(下端部)の表面(底面)から突出しないように物品保持具21をヘッドレスト本体14h(ヘッドレスト14)に内蔵させたので、外観がすっきりして見栄えのよいものとなる。
また、物品保持具21を、ヘッドレスト本体14h(ヘッドレスト14)の下部に内蔵させたので、さらに、ヘッドレスト本体14hの下部(下端部)の表面(底面)に対してフック26を平行に収容する収容部23pを容器23に設けたので、使用時にフック26を引き出すことによって即座に使用することができるため、使い勝手がよくなる。
そして、フック26と、操作ボタン30とを、ヘッドレスト本体14h(ヘッドレスト14)の表面に露出させたので、操作性が向上し、使い勝手がよくなる。
【0028】
上記した実施例では、操作ボタン30のロック状態およびアンロック状態をコイルスプリング31で維持する例を示したが、ケース22または容器23と、操作ボタン30との間に操作ボタン30のロック状態、アンロック状態を維持する係止部と係合部とを設け、操作ボタン30のロック状態およびアンロック状態を維持させてもよい。
また、ヘッドレスト本体14hの下部に物品保持具21を内蔵させた例を示したが、物品保持具21をヘッドレスト本体14hの他の部分に内蔵させても、同様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】この発明の一実施例である自動車シート用物品保持具の斜視図である。
【図2】図1に示した物品保持具のベルトを省略した分解斜視図である。
【図3】図1に示した自動車シート用物品保持具の一使用例の動作説明図である。
【図4】図1に示した自動車シート用物品保持具の一使用例の動作説明図である。
【図5】図1に示した自動車シート用物品保持具の一使用例の動作説明図である。
【図6】図1に示した自動車シート用物品保持具の一使用例の動作説明図である。
【図7】図1に示した自動車シート用物品保持具の他の使用例を示す説明図である。
【図8】図1に示した自動車シート用物品保持具のさらに他の使用例を示す説明図である。
【図9】この発明の他の実施例である自動車シート用物品保持具の斜視図である。
【図10】図9に示したヘッドレストの下側を示す斜視図である。
【図11】図9に示した物品保持具のベルトを省略した分解斜視図である。
【図12】図9に示した自動車シート用物品保持具の動作説明図である。
【図13】図9に示した自動車シート用物品保持具の動作説明図である。
【図14】図9に示した自動車シート用物品保持具の動作説明図である。
【符号の説明】
【0030】
H 自動車シート用物品保持具
11 シート
12 座部
13 背もたれ
14 ヘッドレスト
14h ヘッドレスト本体
14d 凹部(切欠)
14s 支柱
21 物品保持具
22 ケース
23 容器
23p 収容部
24 リール
24r ラチェット(引き出しロック機構)
25 ベルト
26 フック
27 ゼンマイ(リール付勢手段)
28 キャップ
29 カバー
30 操作ボタン(引き出しロック機構)
31 コイルスプリング(操作ボタン付勢手段、引き出しロック機構)
32 引き出しロック機構
F フック掛け部材
B 買い物袋(荷物)
h 吊り下げ部
O 箱(荷物)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
巻き取り方向へ回転するように付勢されたリールに、先端部にフックを取り付けたベルトの後端部が取り付けられ、前記リールが引き出し方向へ回転するのを阻止する引き出しロック機構を備えた物品保持具を、シートの背もたれの上部またはヘッドレストに内蔵させた、
ことを特徴とする自動車シート用物品保持具。
【請求項2】
請求項1に記載の自動車シート用物品保持具において、
前記フックと、前記引き出しロック機構をロック状態またはアンロック状態にする操作ボタンとを、前記シートの背もたれの表面または前記ヘッドレストの表面に露出させた、
ことを特徴とする自動車シート用物品保持具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2009−214646(P2009−214646A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−59116(P2008−59116)
【出願日】平成20年3月10日(2008.3.10)
【出願人】(000135209)株式会社ニフコ (972)
【Fターム(参考)】