説明

自動車用フードシールラバーおよび自動車のフードシール構造

【課題】、フードシールラバーが装着されるフードインナパネルが部分的に凹状部を備えている場合であっても、別のシール剤の貼着を不要にしてコストダウンを図る。
【解決手段】形状変化のないフードインナパネル1aの一般部側1cでは、取付基部3とサブリップ7を共にインナパネル1aに着座もしくは弾接させ、シールリップ4自体の撓み変形により相手側部材20に弾接させる。一般部1cよりも一段低い凹状部1d側では、インナパネル1aに取付基部3を着座させない代わりに、ノッチ部8を起点としてシールリップ4を撓み変形させることによりサブリップ7を起立させてインナパネル1aに弾接させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車用フードシールラバーおよびそのフードシールラバーを用いた自動車のフードシール構造に関し、より詳しくは、フードの裏面に配設されてフード閉時にエンジンルーム側の相手側部材に弾接してシールする均一断面形状の長尺な自動車用フードシールラバーとそのフードシールラバーを用いた自動車のフードシール構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば図3に示すよにうに、自動車のカウルトップ部やフード1先端におけるシールラバーとは別に、例えばフード1先端のシールラバーよりも後方側においてフード1の裏面(フードインナパネル1a)にシールラバー11を車幅方向に沿って配設し、フード1閉時にそのシールラバー11をエンジンルーム内におけるラジエータコアサポート等の相手側部材20に弾接させることでエンジンルームからの熱気の吹き返しを防止するようにした技術が特許文献1等にて提案されている。
【0003】
このような従来の多くのフードシールラバー11としては、図4〜6に示すように、取付基部11aとシールリップ11bとを含むように均一断面形状に押出成形されたタイプものが使用されていて、図示外の複数のクリップをもってフードインナパネル1aに固定されることになる。
【0004】
ここで、図4は図3のフードシールラバー11相当部でのフード1閉時の断面図であり、同図に示すようにフード1閉時にフードシールラバー11のシールリップ1bが弾接することになる相手側部材2の形状が一定しているのに対して、フードインナパネル1aそのものが形状が比較的一定している一般部1c以外の例えば絞り成形による凹状部1d等のような形状変化部を有していると、少なくとも凹状部1dではフードシールラバー11の取付基部11aをフードインナパネル1aに着座させることができず、隙間が発生してしまうことになる。その対策として、従来はフードシールラバー11のうち凹状部1dに相当する部分、より具体的には図5,6にも示すようにフードシールラバー11のうち凹状部1dに相当する部分であって取付基部11aの背面側にエプトシール等と称される超軟質なスポンジ状のシール材12を貼着するようにしている。
【特許文献1】特開平7−205842号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のような従来の技術では、フードシールラバー11を押出成形した後に別途シール材12の貼着しなければならないため、部品点数とともに作業工数が増加し、コストアップが余儀なくされることとなって好ましくない。
【0006】
本発明はこのような課題に着目してなされたもので、特に上記のような別のシール材の貼着を不要にしてコストダウンを図った自動車用フードシールラバーおよび自動車のフードシール構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、フードの裏面に配設されてフード閉時にエンジンルーム側の相手側部材に弾接してシールする均一断面形状の長尺な自動車用フードシールラバーであって、長尺な板状の取付基部と、その取付基部の幅方向一端から斜状に延びる中脚部の先端に上記取付基部の幅方向他端側に向けて片持ちリップを突出形成してなる断面略変形くの字状のシールリップと、を備えていて、上記取付基部に対する中脚部の根元部にはその取付基部に対するシールリップ全体の変形挙動を容易にするノッチ部を形成するとともに、上記取付基部に対する中脚部の根元部近傍であって且つ上記ノッチ部よりも反取付基部側の位置に、同じく反取付基部側に向けて斜状に延びるサブリップを突出形成したことを特徴とする。
【0008】
この場合、フードの裏面側での形状変化に影響されることなく相手側部材に対するシールリップの撓み代をほぼ一定に確保する上では、請求項2に記載のように、上記片持ちリップは、反取付基部側に向かって凸形状となる円弧状のものとして形成してあることが望ましく、より望ましくは、請求項3に記載のように、上記片持ちリップは、シールリップの変形の起点となるノッチ部から中脚部の先端までの長さを半径とする円弧状のものとして形成するものとする。
【0009】
また、フードの裏面側での形状変化の影響による取付基部ひいてはフードシールリップ全体のいわゆる転び現象を防止する上では、請求項4に記載のように、上記取付基部を他の部分よりも硬質の材料で形成してあることが望ましい。
【0010】
さらに、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の自動車用フードシールラバーを用いた自動車のフードシール構造であって、フードシールラバーが取り付けられるフードインナパネルはフードシールラバー配設方向において一般部とそれよりも一段奥まった形状変化部とを備えていて、上記一般部では固定手段を用いて取付基部をフードインナパネルに固定することによりその取付基部をフードインナパネルに着座させるとともに、フード閉時にはシールリップを相手側部材に、サブリップをフードインナパネルにそれぞれ弾接させるようになっている一方、上記形状変化部では取付基部をフードインナパネルに着座させることなく、フード閉時にはシールリップを相手側部材に、サブリップをフードインナパネルにそれぞれ弾接させるようにしてあることを特徴とする。
【0011】
したがって、少なくとも請求項1,5に記載の発明では、相手側部材の形状がほぼ一定してしているのに対して、フードの裏面であるフードインナパネルの一部が凹状部等の形状変化部を有している場合に、フードシールラバーを例えば従来と同様にクリップ等を用いてフードインナパネルの車幅方向に沿って装着すると、フード閉時においては、シールリップがほぼ均等に相手側部材に弾接することはもちろんのこと、フードインナパネルの一般部に相当する部分では取付基部とサブリップが共にフードインナパネルに着座もしくは弾接する一方で、フードインナパネル側の形状変化部に相当する部分では、相手側部材へのシールリップの弾接に伴いそのシールリップ全体がノッチ部を起点として変形する故に、取付基部がフードインナパネルから離間してはいてもサブリップがフードインナパネルに弾接することになる。その結果として、フードインナパネル側の形状変化部に相当する部分においてフードインナパネルとフードシールラバーとの間に隙間が発生することがなくなり、従来は必須とされた別のシール材の貼着を廃止することができるようになる。
【発明の効果】
【0012】
請求項1,5に記載の発明によれば、フードシールラバーが装着されることになるフードの裏面に形状変化部を有している場合に、その形状変化部に相当する部分においてもフードとフードシールラバーとの間に隙間が発生することがなくなるため、本来のシール効果を十分に発揮することができることはもちろんのこと、風に対する密閉性および遮音性も向上するほか、従来は必須とされた別のシール材の貼着を廃止することができることによって製造コストの低減を図れる効果がある。
【0013】
また、形状変化部以外のフード裏面の一般部に相当する部分おいては取付基部だけでなくサブリップまでも弾接することになるものの、形状変化部に相当する部分とは異なりノッチ部を起点とするシールリップの撓み変形は発生しないので、フードの裏面からの取付基部の浮き上がりを未然に防止できるとともに、その浮き上がり防止のために固定手段であるクリップ等の数を増やす必要もない。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、フード閉時にフード裏面の一般部相当部であるか形状変化部相当部であるかにかかわらずほぼ同一のシールリップ撓み量を確保することができるので、シール性能の安定化が図れるようになり、特に請求項3に記載の発明によれば上記効果が一段と顕著となる。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、フード閉時にフード裏面の形状変化部相当部では取付基部がフードインナパネルから浮き上がることになるものの、それ自体が硬質化されていることにより取付基部あるいはシールリップがいわゆる転び現象を生ずることがなく、一般部相当部とほぼ同一の撓み量をもって均一にシールできる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1は本発明に係るフードシールラバーのより具体的な実施の形態を示す図で、そのフードシールラバー2単体の自由状態での断面図である。なお、このフードシールラバー2は、図3〜5に示したようにフード1の裏面のフードインナパネル1aが一般部1cとその一般部1cよりも一段奥まった凹状部1d等の形状変化部とを有しているものに適用されて、フード1閉時においてはエンジンルーム内の例えばラジエータコアサポート等の相手側部材20に弾接することになる。
【0017】
フードシールラバー2は図3に示したようにフード1の裏面おいてそのフードインナパネル1aに車幅方向に沿って配設されるもので、図1のような均一の断面形状をもって押出成形された長尺な線条のものである。
【0018】
このフードシールラバー2は、図1に示すように、フードインナパネル1aに対する取付部として機能することになる長尺な板状の取付基部3と、この取付基部3と一体に形成された略変形くの字状のシールリップ4と、シールリップ4の一部に一体に突出形成されたサブリップ7とを備えている。そして、取付基部3はシールリップ4やサブリップ7よりも硬質のものとして形成されていて、例えばシールリップ4やサブリップ7が軟質ゴム材料で形成されている場合には取付基部3は硬質ゴム材料で形成されている。
【0019】
より詳しくは、取付基部3の幅方向の一端から斜状に延びる中脚部5を一体に形成するとともに、その中脚部5の先端に上記取付基部3の幅方向他端側に向けて円弧状に湾曲した片持ちリップ6を一体に突出形成し、これらの中脚部5と片持ちリップ6とをもって略変形くの字状のシールリップ4を形成してある。
【0020】
そして、上記取付基部3に対する中脚部5の根元部には、その取付基部3に対する中脚部5ひいてはシールリップ4全体の撓み変形挙動の起点(支点)となるノッチ部8を形成してある。これにより、シールリップ4は取付基部3に対しノッチ部8を起点として容易に撓み変形可能な構造となっている。
【0021】
ここで、片持ちリップ6は反取付基部3側に向かって凸形状となるように所定曲率の円弧形状としてあり、片持ちリップ6の最外周面であるシール面6a側での形状は先に述べたノッチ部8の最深部からシール面6aまでの長さ(ノッチ部8の最深部から中脚部5の先端までの長さ)Rを半径とする円弧状のものとして形成してある。
【0022】
他方、上記サブリップ7は、取付基部3に対する中脚部5の根元部近傍であって且つノッチ部8よりも反取付基部3側の位置から反取付基部3側に向けて斜めに突出形成してある。このサブリップ7は取付基部3よりも薄肉で且つ剛性も低くなるように設定してあるとともに、そのサブリップ7の先端を図1では取付基部3の上面よりも上方まで突出させてある。
【0023】
そして、取付基部3にはその長手方向に沿って所定のピッチで複数の取付穴9を形成してあり(図2の(A)参照)、図4に示すようにフードインナパネル1aのうち凹状部1dを除いた一般部1cにおいて固定手段たる複数のクリップ10を用いて固定するようになっている。
【0024】
ここで、図2は図1のフードシールラバー2を図3,4のフードに適用した場合の断面図であって、同図(A)は図4のA−A線断面に相当する断面図を、同図(B)は図4のB−B線断面に相当する断面図をそれぞれ示している。
【0025】
したがって、このように構成されたフードシールラバー2によれば、図4に示すフードインナパネル1aの一般部1cに相当する部分では、図2の(A)に示すように取付基部3がクリップ10の保持力にてフードインナパネル1aにその全面にて圧接,着座していて、同時にフードインナパネル1aに対する取付基部3の着座に伴う拘束力のためにサブリップ7もまたフードインナパネル1aに弾接している。なお、図2の(A)の仮想線P1は図1と同様の自由状態での形状を示している。
【0026】
そして、フード1閉時においては、同図に示すように取付基部3およびサブリップ7が共にフードインナパネル1aに着座もしくは弾接しているためにノッチ部8を起点するシールリップ4全体の撓み変形が拘束されていて、シールリップ4は中脚部5および片持ちリップ6自体の弾性力をもって撓み変形して、その片持ちリップ6のシール面6aが相手側部材20に弾接してシールしている。
【0027】
一方、図4に示すフードインナパネル1aの凹状部1dに相当する部分では、図2に示すように取付基部3がフードインナパネル1aから浮上しており、またフード1開時には同図に仮想線P2で示すように取付基部3だけでなくサブリップ7までもがフードインナパネル1aから浮上していて、フードシールラバー2とフードインナパネル1aとの間には隙間が生じている。
【0028】
これに対して、フード閉時には同図に実線で示すようにサブリップ7が立ち上がってフードインナパネル1aに弾接することになる。すなわち、同図に示すようにフード1閉時に片持ちリップ7が相手側部材20に弾接すると、片持ちリップ6だけでなく中脚部5までも含むシールリップ4全体がノッチ部8を起点として大きく倒れ変形し、図2の(B)に符号P3で示すように片持ちリップ6が同図左方向に変位する。それに伴い中脚部5と一体のサブリップ7が起立してフードインナパネル1aに弾接するようになる。なお、取付基部3が硬質材料で形成されていて十分な剛性を有しているので、取付基部3がフードインナパネル1aから浮上してはいてもフードシールラバー2はいわゆる転び現象を生ずることなく、同図の実線の状態を自己保持している。
【0029】
このようにフード1閉時においては、図4に示す一般部1cに相当する部分では図2の(A)のように取付基部3およびサブリップ7が共にフードインナパネル1aに着座もしくは弾接する一方で、凹状部1dに相当する部分では同図(B)のように取付基部3はフードインナパネル1aから浮上することになるものの、サブリップ7が起立してフードインナパネル1aに弾接することになるので、凹状部1dに相当する部分においても従来のように隙間が発生することがなくなり、一般部1cに相当する部分であるか凹状部1dに相当する部分であるかにかかわらず確実にシールすることができるとともに、従来のように別のシール材を貼着する必要もなくなる。なお、上記フードシールラバー2によるシール性の向上は、本来の目的であるエンジンルーム側からの熱気の吹き返しを確実に防止できるようになるだけでなく、走行風に対する密閉性および遮音性も併せて向上するようになる。
【0030】
ここで、取付基部3を硬質化させて十分な剛性を持たせてあることにより、図2の(B)に示すように凹状部1dに相当する部分においても取付基部3は一般部1cに相当する部分での取付基部3と同じ高さレベルにあり、たとえフード1閉状態としても凹状部1dに相当する部分での取付基部3はいわゆる転び現象を生ずることなく、その位置および姿勢共に何ら変化しない。したがって、一般部1cに相当する部分であるか凹状部1dに相当する部分であるかにかかわらず、シールリップ4をもってほぼ均等にシールすることが可能となる。
【0031】
また、シールリップ4における片持ちリップ6のシール面6aの形状を、ノッチ部8を起点とする中脚部5の長さを半径Rとする円弧状のものとして形成してあるため、図2の(A)と(B)とを比較すると明らかなように、一般部1cに相当する部分と凹状部1dに相当する部分とでシールリップ4の倒れ角度が異なっても片持ちリップ6をほぼ均等に相手側部材20に弾接させることができ、図2の(A),(B)共にほぼ同一の撓み量、すなわち一般部1cに相当する部分での撓み量a1と凹状部1dに相当する部分での撓み量b1とをa1≒b1としてほぼ均一化することが可能となる。
【0032】
その上、図2の(B)に示すようにフード1閉時に凹状部1dに相当する部分でサブリップ7がフードインナパネル1aに弾接したとしても、図2の(A)に示すように一般部1cに相当する部分におけるサブリップ7の撓み状態に変化はなく、少なくとも一般部1cに相当する部分において取付基部3をフードインナパネル1aから浮上させようとする力が増加することはない。したがって、一般部1cに相当する部分において取付基部3の浮き上がり防止のためにクリップ数を増加させる必要もないことになる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に係るフードシールラバーの自由状態での断面図。
【図2】図1のフードシールラバーを装着したフードの閉状態での断面図で、(A)は図4のA−A線断面に相当する断面図、同図(B)は図4のB−B線断面に相当する断面図。
【図3】従来のフードシールラバーを備えた自動車のフードの開状態を示す正面斜視図。
【図4】図3のフードシールラバーに沿ったフード閉時の要部断面説明図。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図。
【図6】図5に示すフードシールラバーの要部斜視図。
【符号の説明】
【0034】
1…フード
1a…フードインナパネル
1c…一般部
1d…凹状部(形状変化部)
2…フードシールラバー
3…取付基部
4…シールリップ
5…中脚部
6…片持ちリップ
7…サブリップ
8…ノッチ部
10…クリップ(固定手段)
20…相手側部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フードの裏面に配設されてフード閉時にエンジンルーム側の相手側部材に弾接してシールする均一断面形状の長尺な自動車用フードシールラバーであって、
長尺な板状の取付基部と、
その取付基部の幅方向一端から斜状に延びる中脚部の先端に上記取付基部の幅方向他端側に向けて片持ちリップを突出形成してなる断面略変形くの字状のシールリップと、
を備えていて、
上記取付基部に対する中脚部の根元部にはその取付基部に対するシールリップ全体の変形挙動を容易にするノッチ部を形成するとともに、
上記取付基部に対する中脚部の根元部近傍であって且つ上記ノッチ部よりも反取付基部側の位置に、同じく反取付基部側に向けて斜状に延びるサブリップを突出形成したことを特徴とする自動車用フードシールラバー。
【請求項2】
上記片持ちリップは、反取付基部側に向かって凸形状となる円弧状のものとして形成してあることを特徴とする請求項1に記載の自動車用フードシールラバー。
【請求項3】
上記片持ちリップは、シールリップの変形の起点となるノッチ部から中脚部の先端までの長さを半径とする円弧状のものとして形成してあることを特徴とする請求項2に記載の自動車用フードシールラバー。
【請求項4】
上記取付基部を他の部分よりも硬質の材料で形成してあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用フードシールラバー。
【請求項5】
請求項1に記載の自動車用フードシールラバーを用いた自動車のフードシール構造であって、
フードシールラバーが取り付けられるフードインナパネルはフードシールラバー配設方向において一般部とそれよりも一段奥まった形状変化部とを備えていて、
上記一般部では固定手段を用いて取付基部をフードインナパネルに固定することによりその取付基部をフードインナパネルに着座させるとともに、フード閉時にはシールリップを相手側部材に、サブリップをフードインナパネルにそれぞれ弾接させるようになっている一方、
上記形状変化部では取付基部をフードインナパネルに着座させることなく、フード閉時にはシールリップを相手側部材に、サブリップをフードインナパネルにそれぞれ弾接させるようにしてあることを特徴とする自動車のフードシール構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−176206(P2007−176206A)
【公開日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−373918(P2005−373918)
【出願日】平成17年12月27日(2005.12.27)
【出願人】(000158840)鬼怒川ゴム工業株式会社 (171)
【Fターム(参考)】