説明

自発光型画像表示パネルの画像表示方法

【課題】輝度劣化ムラを防止した自発光型画像表示パネルの画像表示方法を提供する。
【解決手段】自発光型画像表示パネル10に表示される画像20が、自発光型画像表示パネル10の縦横比(a:c)と異なる縦横比(b:c)を有する第1の画像21と、自発光型画像表示パネル10の第1の画像21の非表示領域に表示される第2の画像22とを有し、且つ第2の画像22が黒色である場合に、第1のプレーン11において、少なくとも第1の画像21の非表示領域に対応する第2の領域24に黒色以外の色の画像を設定する工程と、第2のプレーン12において、第1の画像21の表示領域に対応する第1の領域25に第1の画像21を設定し、第1の画像21の非表示領域に対応する第2の領域26を透過モードに設定する工程と、を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自発光型画像表示パネルの画像表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
画像表示パネルに表示する画像が、画像表示パネルの縦横比と異なる縦横比を有する画像である場合、画像表示パネル中央部に画像が表示され、その周りに画像が表示されない領域(以後、サイドパネルともいう)が生じる。
【0003】
例えば、フルHD(1920×1080画素、縦横比16:9)のデシタルテレビ放送において、SD(720×480画素、縦横比4:3)の画像を送信するときに、SDの画像の両側にサイドパネルを付加し、16:9の画角に合せた画像にしてから送信する場合がある。
受信側では、送信されてきた画像がフルHDの画像であると認識し、そのまま画像表示パネルに表示することができる。
【0004】
然しながら、自発光型画像表示パネルでは、サイドパネルが単一の黒色で塗り潰されている場合、黒色は画素を構成する素子を発光させないので、サイドパネル以外の領域の画素を構成する素子の劣化が進行し、輝度ムラが生じる問題がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
特許文献1に開示されたプラズマディスプレイ装置の駆動方法は、映像表示を行う部分以外は、蛍光体層の各色の蛍光体の輝度特性に応じた色と輝度で発光させている。
これにより、サイドパネル部を必要最低限の輝度で発光表示させて輝度ムラが生じるのを防止している。
【0006】
特許文献1に開示されたプラズマディスプレイ装置の駆動方法は、サイドパネル部の画素を構成する素子を必要最低限の輝度で発光表示させているが、画像の表示方法に関しては、何も開示していない。
【特許文献1】特開2005−49750号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、輝度劣化ムラを防止した自発光型画像表示パネルの画像表示方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様の自発光型画像表示パネルの画像表示方法は、第1のプレーンに設定された画像の上に第2のプレーンに設定された画像を重ね合わせて得られる合成画像を、自発光型画像表示パネルに表示する画像表示方法であって、前記自発光型画像表示パネルに表示される画像が、前記自発光型画像表示パネルの縦横比と異なる縦横比を有する第1の画像と、前記自発光型画像表示パネルの前記第1の画像の非表示領域に表示される第2の画像とを有し、且つ前記第2の画像が黒色である場合に、前記第1のプレーンにおいて、少なくとも前記第1の画像の非表示領域に対応する第2の領域に黒色以外の色の画像を設定する工程と、前記第2のプレーンにおいて、前記第1の画像の表示領域に対応する第1の領域に前記第1の画像を設定し、前記第1の画像の非表示領域に対応する第2の領域を透過モードに設定する工程と、を具備することを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、輝度劣化ムラを防止した自発光型画像表示パネルの画像表示方法が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例】
【0011】
本発明の実施例に係る自発光型画像表示パネルの画像表示方法について、図1乃至図5を用いて説明する。図1は本実施例の自発光型画像表示パネルの画像表示方法を示す図、図2は自発光型画像表示パネルの画像表示方法を示すブロック図、図3は自発光型画像表示パネルの画像を示す図、図4は自発光型画像表示パネルの画像表示方法を示すフローチャート、図5は本実施例の自発光型画像表示パネルの表示画像を、比較例の自発光型画像表示パネルの表示画像と対比して示す図で、図5(a)が本実施例の表示画像を示す図、図5(b)が比較例の表示画像を示す図である。
【0012】
図1に示すように本実施例の自発光型画像表示パネルの画像表示方法は、第1のプレーン11に設定された画像の上に第2のプレーン12に設定された画像を重ね合わせて得られる合成画像を、自発光型画像表示パネル10に表示する画像表示方法であって、自発光型画像表示パネル10に表示される画像20が、自発光型画像表示パネル10の縦横比(a:c)と異なる縦横比(b:c)を有する第1の画像21と、自発光型画像表示パネル10の第1の画像21の非表示領域に表示される第2の画像22とを有し、且つ第2の画像22が黒色である場合に、第1のプレーン11において、第1の画像21の表示領域に対応する第1の領域23を透過モードに設定し、第1の画像21の非表示領域に対応する第2の領域24に黒色以外の色の画像を設定する工程と、第2のプレーン12において、第1の画像21の表示領域に対応する第1の領域25に第1の画像21を設定し、第1の画像21の非表示領域に対応する第2の領域26を透過モードに設定する工程と、を具備している。
【0013】
更に、本実施例の自発光型画像表示パネルの画像表示方法は、自発光型画像表示パネル10に表示される画像20に、第1の画像21の表示領域と第1の画像21の非表示領域に跨って表示されるキャラクタ情報(第3の画像)27、例えば時刻情報が付加されているときは、第2のプレーン12において、キャラクタ情報27の表示領域に対応する第3の領域28にキャラクタ情報27を設定する。
【0014】
また、本実施例の自発光型画像表示パネルの画像表示方法は、第2のプレーン12の上に第3のプレーン13が設けられている場合は、第1および第2のプレーン11、12に設定された各画像を重ね合わせて得られる合成画像に、第3のプレーン13に設定された第4の画像29を重ね合わせて得られる合成画像を自発光型画像表示パネル10に表示する。
【0015】
第1のプレーン11は、例えば背景色を表示するためのプレーンで、BG(Back Ground)プレーンとも呼ばれている。
第1のプレーン11において、第1の領域23を透過モードに設定するのは、第2のプレーン12において、第1の領域25の一部が透過モードまたは半透過モードに設定されることがある場合に、第1のプレーンの第1の領域23の画像が見えないようにするためである。
【0016】
第2のプレーン12は、動画などの実際の映像を表示するためのプレーンで、ビデオプレーンとも呼ばれている。
【0017】
第3のプレーン13は、例えば電子番組表(Electric Program Guide)、データ放送情報等を表示するためのプレーンで、MG(Main Graphics)プレーンとも呼ばれている。
ここでは、第3のプレーン13は透過モードに設定されており、第4の画像29は透明であるとする。
【0018】
図2に示すように、第1乃至第3のプレーン11、12、13は、それぞれ画像メモリで実現される。
自発光型画像表示パネル10に表示される画像は、メインの画像メモリ30に読み込まれ、グラフィックスエンジン31と呼ばれる画像処理用LSIに入力される。
グラフィックスエンジン31は、メインの画像メモリ30に読み込まれた表示画像20に対して、上述した各種処理を施し、処理結果を一旦バッファとなる画像メモリ32に格納する。
画像メモリ32に格納された処理結果は、振り分けられて第1乃至第3のプレーン11、12、13に設定される。
【0019】
具体的には、グラフィックスエンジン31は、上述した各種処理を施すための初期設定として、第1の画像21の表示領域および第1の画像21の非表示領域、即ち画像表示領域全体を転送領域に設定し、第1の画像21の非表示領域をサイドパネル領域に設定し、第1の画像21の非表示領域の輝度が黒レベルか否かの判定基準となる黒レベル(クロマキー)と、その許容するバラツキレベルを設定する。
図3に示すように、第1の画像21の非表示領域であるサイドパネル領域は、第1の画像21の左右に設定される場合と、第1の画像21の上下に設定される場合がある。上下に設定される場合はレターボックスとも呼ばれている。
【0020】
第1のプレーン11に設定された画像と第2のプレーン12に設定された画像は、ブレンド33と呼ばれる画像合成用LSIにより重ね合わされる。
更に、第3のプレーン13に設定された画像が、ブレンド34により重ね合わされ、得られた合成画像が画像表示回路(図示せず)に出力される。
【0021】
ここでは、第3のプレーン13は透過モードに設定されているので、第1のプレーン11に設定された画像の上に第2のプレーン12に設定された画像を重ね合わせて得られる合成画像が、そのまま画像表示回路(図示せず)に出力される。
【0022】
図4は本実施例の自発光型画像表示パネルの画像表示方法を示すフローチャートである。図4に示すように、自発光型画像表示パネル10に表示される画像をデジタル放送チューナなどから入手し(ステップS01)、入手した表示画像20を画像メモリ30に格納する(ステップS02)。
【0023】
次に、表示画像20が自発光型画像表示パネル10の縦横比(a:c)と異なる縦横比(b:c)を有する第1の画像21と、自発光型画像表示パネル10の第1の画像21の非表示領域に表示される第2の画像22とを有し、且つ第2の画像22が黒色であるか、即ち黒色サイドパネル付き画像であるかを判定する(ステップS03)。
【0024】
判定は第1の画像21の非表示領域において、各画素の輝度情報を求め、輝度情報が第1基準値より小さい画素の存在比率を求め、存在比率が第2基準値以上であるか否かにより行う。
【0025】
具体的には、画像メモリ30から、画像表示パネルの縦横比(16:9)と第1の画像の縦横比(4:3)とに応じて、予め定められているサイドパネル領域の各画素の輝度情報を読み出し、輝度情報が黒色であるかを判定するための第1基準値、例えば輝度情報が256階調のとき下から10階調まで、より小さい画素の数をカウントし、カウントした画素数と判定した画素数との比率を求め、求めた比率が黒色サイドパネルであるかを判定するための第2基準値、例えば95%以上であるか否かにより行う。
【0026】
表示画像20にキャラクタ情報27が付加されている場合、キャラクタ情報27の画素の輝度情報は第1基準値より大きくなるが、もともと画素数が少ないので、存在比率の判定には影響を及ぼさない。
【0027】
次に、表示画像20が黒色サイドパネル付きの画像と判定されると(ステップS03のYes)、第1のプレーン11において、第1の画像21の表示領域に対応する第1の領域23を透過モードに設定し、第1の画像21の非表示領域に対応する第2の領域24に黒色以外の色の画像を設定する、言い換えると黒色以外の色で塗り潰す処理を行う(ステップS09)。
【0028】
具体的には、第1のプレーン11の第1の領域23の輝度情報および色情報をクリアすることにより、第1の領域23を透過モードに設定する。
第1のプレーン11の第2の領域24の輝度情報を、例えば256階調の下から30階調に設定し、色情報を灰色に設定する。
【0029】
次に、第2のプレーン12において、第1の画像21の表示領域に対応する第1の領域25に第1の画像21を設定し、第1の画像21の非表示領域に対応する第2の領域26を透過モードに設定する処理を行う(ステップS10〜S15)。
【0030】
具体的には、画像メモリ30から表示画像20の画素の輝度情報および色情報を読み込み(ステップS10)、画像表示パネルの縦横比(16:9)と第1の画像の縦横比(4:3)とに応じて、予め定められているサイドパネル領域の画素であるか否かを判定する(ステップS11)。
【0031】
次に、サイドパネル領域の画素ならば(ステップS11のYes)、条件1を満たすか否かを判定する(ステップS12)。
ここで、条件1とは、サイドパネル領域に表示されるキャラクタ情報(第3の画像)27、例えば時刻情報が付加されていないことを判定する条件である。画素の輝度情報が、バラツキを考慮して設定した黒レベル±α以内のときは、画素が黒色と判定し、それ以外のときにキャラクタ情報(第3の画像)27が付加されていると判定する。
【0032】
条件1を満たす場合(ステップS12のYes)は、キャラクタ情報(第3の画像)27が付加されていないので、クロマキー処理を行い(ステップS13)、処理結果を画像メモリ30に格納する(ステップS14)。
一方、サイドパネル領域の画素でない場合(ステップS11のNo)、および条件1を満たさない場合(ステップS12のNo)は、そのままステップS14へ行く。
【0033】
ここで、クロマキー処理とは、画像データから指定した色情報を抜く処理のことで、黒色サイドパネルから黒色を抜いて、輝度情報および色情報をクリアすることである。
但し、表示画像20に付加されているキャラクタ情報27は黒色ではないので、キャラクタ情報27を有する画素にはクロマキー処理は施されない。
【0034】
次に、全ての画素を処理したかをチェックし(ステップS15)、未処理の画素がある場合は(ステップS15のYes)、ステップ10へ行き、全ての画素を処理するまでステップ10からステップS14までを繰り返す。
【0035】
一方、未処理の画素がない場合は(ステップS11のNo)、第2のプレーン12において、第1の画像21の表示領域に対応する第1の領域25に第1の画像21を設定し、第1の画像21の非表示領域に対応する第2の領域26を透過モードに設定し、第1のプレーンに設定された画像の上に第2のプレーンに設定された画像を重ね合わせ(ステップS16)、得られた合成画像を表示する(ステップS17)。
【0036】
図5は本実施例の自発光型画像表示パネルの表示画像を、比較例の自発光型画像表示パネルの表示画像と対比して示す図で、図5(a)が本実施例の表示画像を示す図、図5(b)が比較例の表示画像を示す図である。
【0037】
始めに、比較例について説明する。図6は比較例の自発光型画像表示パネルの画像表示方法を示す図である。比較例において、上述した実施例と同一の構成部分には同一符号を付してその説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図6に示すように、比較例の自発光型画像表示パネルの画像表示方法は、第3のプレーン13において、第1の画像21の表示領域に対応する第1の領域41を透過モードに設定し、第1の画像21の非表示領域に対応する第2の領域42を黒色以外の色で塗り潰している。
また、第1のプレーン11は透過モードに設定されており、第4の画像43は透明である。
【0038】
図5(b)に示すように、比較例の表示画像は、第1の画像21の両側に第2の画像22が表示されるが、第1の領域25および第2の領域26に跨る第3の領域28に表示されるキャラクタ情報(時刻情報)27のうち、第2の領域26に表示されるキャラクタ情報27が第3のプレーン13により隠されて、時刻情報が見えなくなる。
【0039】
一方、図5(a)に示すように、本実施例の表示画像は、第1の画像21の両側に第2の画像22が表示されるとともに、第3のプレーン13が透過モードに設定されているので、第1の領域25および第2の領域26に跨る第3の領域28に表示されるキャラクタ情報(時刻情報)27が第3のプレーン13により隠されず、時刻情報が明瞭に表示される。
【0040】
以上説明したように、本実施例の自発光型画像表示パネルの画像表示方法は、第1のプレーン11において、少なくとも第1の画像21の非表示領域に対応する第2の領域24に黒色以外の色の画像を設定する工程と、第2のプレーン12において、第1の画像21の表示領域に対応する第1の領域25に第1の画像21を設定し、第1の画像21の非表示領域に対応する第2の領域26を透過モードに設定する工程と、を具備している。
【0041】
その結果、自発光型画像表示パネル10において、サイドパネルを構成する画素を発光させることができるので、輝度劣化ムラを防止した自発光型画像表示パネルの画像表示方法が得られる。
更に、第1の領域25および第2の領域26に跨る第3の領域28に表示されるキャラクタ情報27がサイドパネルによって隠されることなく、明瞭に表示することができる。
【0042】
ここでは、第1の画像21の両側に黒色のサイドパネルが付加されている場合について説明したが、第1の画像21の上下に黒色のサイドパネルが付加されている場合についても、同様に実施することができる。
【0043】
第1のプレーン11において、第1の領域23を透過モードに設定する場合について説明したが、第2のプレーン12において、第1の領域25の一部が透過モードまたは半透過モードに設定されることがない場合は、第2の領域24と同様に黒以外の色の画像を設定しても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施例に係る自発光型画像表示パネルの画像表示方法を示す図。
【図2】本発明の実施例に係る自発光型画像表示パネルの画像表示方法を示すブロック図。
【図3】本発明の実施例に係る自発光型画像表示パネルの画像を示す図。
【図4】本発明の実施例に係る自発光型画像表示パネルの画像表示方法を示すフローチャート。
【図5】本発明の実施例に係る自発光型画像表示パネルの表示画像を、比較例の自発光型画像表示パネルの表示画像と対比して示す図で、図5(a)が本実施例の表示画像を示す図、図5(b)が比較例の表示画像を示す図。
【図6】本発明の実施例に係る比較例の自発光型画像表示パネルの画像表示方法を示す図。
【符号の説明】
【0045】
10 自発光型画像表示パネル
11 第1のプレーン
12 第2のプレーン
13 第3のプレーン
20 表示画像
21 第1の画像
22 第2の画像
23、25、41 第1の領域
24、26、42 第2の領域
27 キャラクタ情報
28 第3の領域
29、43 第4の画像
30、32 画像メモリ
31 グラフィクスエンジン
33、34 ブレンド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のプレーンに設定された画像の上に第2のプレーンに設定された画像を重ね合わせて得られる合成画像を、自発光型画像表示パネルに表示する画像表示方法であって、
前記自発光型画像表示パネルに表示される画像が、前記自発光型画像表示パネルの縦横比と異なる縦横比を有する第1の画像と、前記自発光型画像表示パネルの前記第1の画像の非表示領域に表示される第2の画像とを有し、且つ前記第2の画像が黒色である場合に、
前記第1のプレーンにおいて、少なくとも前記第1の画像の非表示領域に対応する第2の領域に黒色以外の色の画像を設定する工程と、
前記第2のプレーンにおいて、前記第1の画像の表示領域に対応する第1の領域に前記第1の画像を設定し、前記第1の画像の非表示領域に対応する第2の領域を透過モードに設定する工程と、
を具備することを特徴とする自発光型画像表示パネルの画像表示方法。
【請求項2】
前記第1の画像の非表示領域は、前記自発光型画像表示パネルの縦横比と前記第1の画像の縦横比とに応じて、予め定められていることを特徴とする請求項1に記載の自発光型画像表示パネルの画像表示方法。
【請求項3】
前記第2の画像が黒色であるかは、前記第1の画像の非表示領域において、各画素の輝度情報を求め、前記輝度情報が第1基準値より小さい画素の存在比率を求め、前記存在比率が第2基準値以上であるかにより判定することを特徴とする請求項1に記載の自発光型画像表示パネルの画像表示方法。
【請求項4】
前記自発光型画像表示パネルに表示される画像に、前記第1の画像の非表示領域に表示されるキャラクタ情報が付加されているときは、
前記第2のプレーンにおいて、前記キャラクタ情報の表示領域に対応する第3の領域に前記キャラクタ情報を設定することを特徴とする請求項1に記載の自発光型画像表示パネルの画像表示方法。
【請求項5】
前記第2のプレーンにおいて、前記第1の画像の非表示領域に対応する第2の領域を透過モードに設定するには、前記第2の領域の各画素の輝度情報および色情報をクリアすることにより行うことを特徴とする請求項1に記載の自発光型画像表示パネルの画像表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−26253(P2010−26253A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−187696(P2008−187696)
【出願日】平成20年7月18日(2008.7.18)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】