説明

血管形生、細胞移動、細胞侵入及び細胞増殖を阻害するペプチド、組成物及びそれらの使用

本発明は、一般に、血管新生、細胞移動、細胞侵入及び細胞増殖を阻害するペプチド、血管新生、細胞移動、細胞侵入及び細胞増殖を阻害するペプチドを調製する方法、これらペプチドの医薬組成物並びにこれらのペプチド及び医薬組成物を使用して異常な血管新生に関連した疾患を治療する方法に関連する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造式(I):
【化1】

(式中、
a、b、x、y及びzは0又は1であり;
Aは環状アミノ酸であり;
Bは塩基性アミノ酸であり;
Cは小アミノ酸(small amino acid)であり;
1はアルキル、置換されたアルキル、アシル、置換されたアシル、アルキルスルホニル、置換されたアルキルスルホニル、アリールアルキル、置換されたアリールアルキル、アリールスルホニル、置換されたアリールスルホニル、ヘテロアルキル、置換されたヘテロアルキル、ヘテロアリールスルホニル、置換されたヘテロアリールスルホニル、ヘテロアリールアルキル、置換されたヘテロアリールアルキル、オキシカルボニル又は置換されたオキシカルボニルであり;
2はアルキル、−(CH2mS(O)n5、−(CH2mS(O)n−S(O)o5又は−(CMe)mS(O)n5であり;
mは、1、2、3又は4であり;
n及びoは独立して0、1又は2であり;
3は−CH2CONH2又は−CH2CH2CONH2であり;
4はアルキル、−NR67又は−OR8であり;
5はアルキル、置換されたアルキル、アシル、置換されたアシル、アリール、置換されたアリール、アリールアルキル、置換されたアリールアルキル、ヘテロアルキル、置換されたヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換されたヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、置換されたヘテロアリールアルキル、オキシカルボニル又は置換されたオキシカルボニルであり;
6及びR7は独立して水素又はアルキルであり;そして
8はアルキル、置換されたアルキル、アリール置換されたアリール、アリールアルキル、置換されたアリールアルキル、ヘテロアルキル、置換されたヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換されたヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル又は置換されたヘテロアリールアルキルであり;
但し:
5はmが1である場合にメチルではなく;
aは、Aがプロリンであり、Bがヒスチジンであり、Cがセリンでなければ1であり、そしてbはaが0である場合に0であり;そして
2はb、x、y及びzが1でなければ、−(CH2mS(O)n5又は−(CH2mS(O)n−S(O)o5である)
の化合物又はその医薬的に許容できる塩、溶媒和物、水和物又はN−酸化物。
【請求項2】
Aがプロリンであり、Bがヒスチジンであり、Cがセリンであり、そしてR3が−CH2CONH2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
1がアシル、置換されたアシル、アリールアルキル、置換されたアリールアルキル、オキシカルボニル及び置換されたオキシカルボニルである、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項4】
1がアシル、置換されたアシル、オキシカルボニル及び置換されたオキシカルボニルである、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項5】
2が−(CH2mS(O)n5又は−(CH2mS(O)n−S(O)5であり、そしてmが1又は2である、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項6】
4がNR78であり且つR7及びR8は水素である、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項7】
a、b、x、y及びzが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
xが0であり、a、b、y及びzが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
x及びyが0であり、そしてa、b及びzが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
x、y及びzが0であり、そしてa及びbが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
x、z、a及びbが1であり、そしてyが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
x、a及びbが1であり、そしてy及びzが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
y、a及びbが1であり、そしてx及びzが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
x、y、z及びaが1であり、そしてbが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
y、z及びaが1であり、そしてx及びbが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
x、y、z及びbが1であり、そしてaが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
z及びaが1であり、そしてx、y及びbが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
aが1であり、そしてx、y、z及びbが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
AがDアミノ酸である、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
A、B及びCがLアミノ酸及びR2及びR3に対してそれぞれ結合しているα炭素原子であり、L配置を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
1がアシル、置換されたアシル、オキシカルボニル及び置換されたオキシカルボニルであり;
a、b、x、y及びzが1であり;
mが1又は2であり;そして
4がNR78であり、そしてR7とR8が水素である、
請求項2に記載の化合物。
【請求項22】
1がアシルである、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
1が−C(O)CH3でありR2がアルキルである、請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
2がメチル又はアリルである、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
1が−C(O)CH3であり、R2が−(CH2mS(O)n5であり、そしてmが1である請求項22に記載の化合物。
【請求項26】
nが0であり、そしてR5はアルキル又は置換されたアルキルである、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
5がエチル、t−ブチル又は−CH2NHC(O)CH3である、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
nが0であり、そしてR5がアリールアルキル又は置換されたアリールアルキルである、請求項25に記載の化合物。
【請求項29】
5
【化2】

である、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
nが0であり、そしてR5がアシル又は置換されたアシルである、請求項25に記載の化合物。
【請求項31】
5
【化3】

である、請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
nが0であり、そしてR5がオキシカルボニル又は置換されたオキシカルボニルである、請求項25に記載の化合物。
【請求項33】
5
【化4】

である、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
1が−C(O)CH3であり、R2が−(CH2mS(O)n−S(O)o5あり、mが1である請求項22に記載の化合物。
【請求項35】
n及びoが0であり、そしてR5がアルキル又はアリールである、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
5がメチル、エチル又はフェニルである、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
1が−C(O)CH3であり、R2が−(CH2mS(O)n5であり、そしてmが2である請求項22に記載の化合物。
【請求項38】
nが0であり、そしてR5がアルキル又はアリールアルキルである、請求項37に記載の化合物。
【請求項39】
5がメチル又はベンジルである、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
nが1又は2であり、そしてR5がアルキルである、請求項37に記載の化合物。
【請求項41】
5がメチルである、請求項40に記載の化合物。
【請求項42】
nが0であり、そしてR5がアシルである、請求項37に記載の化合物。
【請求項43】
5がピバロイル又は
【化5】

である、請求項42に記載の化合物。
【請求項44】
1がアシル、置換されたアシル、オキシカルボニル及び置換されたオキシカルボニルであり;
mが1又は2であり;そして
4がNR78であり、そしてR7及びR8が水素である、
請求項2に記載の化合物。
【請求項45】
xが0であり、そしてa、b、y及びzが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項46】
x及びyが0であり、そしてa、b及びzが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項47】
x、y及びzが0であり、そしてa及びbが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項48】
yが0であり、そしてa、b、x及びzが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項49】
y及びzが0であり、そしてa、b及びxが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項50】
x及びzが0であり、そしてa、b及びyが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項51】
bが0であり、そしてa、x、y及びzが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項52】
b及びxが0であり、そしてa、y及びzが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項53】
b、x及びyが0であり、そしてa及びzが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項54】
b、x、y及びzが0であり、そしてaが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項55】
1がアシルであり、R2が−(CH2mS(O)n5であり、mが1でありそしてR5がアルキルである、請求項45〜54のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項56】
1が−C(O)CH3であり、R5がメチルである、請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
aが0であり、そしてb、x、y及びzが1である、請求項44に記載の化合物。
【請求項58】
1が−C(O)CH3である、請求項57に記載の化合物。
【請求項59】
請求項1もしくは請求項2に記載の化合物及び医薬的に許容できる希釈剤、賦形剤もしくはアジュバントを含んで成る、医薬組成物。
【請求項60】
患者のガンを治療もしくは予防するための方法であって、かかる治療を必要とする患者に対して、治療上有効な量の請求項1もしくは2に記載の化合物を投与することを含んで成る方法。
【請求項61】
患者のガンを治療又は予防するための方法であって、かかる治療を必要とする患者に対して、治療上有効な量の請求項59に記載の医薬組成物を投与することを含んで成る方法。
【請求項62】
治療を必要とする患者に対して、治療上有効な量の他の抗ガン剤又は当該他の抗ガン剤及び医薬的に許容できる希釈剤、賦形剤もしくはアジュバントを含んで成る医薬組成物を投与することを更に含んで成る、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
治療を必要とする患者に対して、治療上有効な量の他の抗ガン剤又は当該他の抗ガン剤及び医薬的に許容できる希釈剤、賦形剤又はアジュバントを含んで成る医薬組成物を投与することを更に含んで成る、請求項60に記載の方法。
【請求項64】
前記ガンが、乳ガン、腎ガン、脳のガン、結腸ガン、前立腺ガン、軟骨肉腫又は血管肉腫である、請求項60に記載の方法。
【請求項65】
前記ガンが、乳ガン、腎ガン、脳のガン、結腸ガン、前立腺ガン、軟骨肉腫又は血管肉腫である、請求項61に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2006−514116(P2006−514116A)
【公表日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−510345(P2005−510345)
【出願日】平成15年11月25日(2003.11.25)
【国際出願番号】PCT/US2003/038175
【国際公開番号】WO2004/047771
【国際公開日】平成16年6月10日(2004.6.10)
【出願人】(505191087)アテニュオン,リミティド ライアビリティー カンパニー (3)
【Fターム(参考)】