説明

複合型記録再生装置

【課題】カメラからの映像情報を光ディスクまたは/およびハードディスクに記録できる複合型記録再生装置を提供する。
【解決手段】カメラモードに設定された場合に、記録予約で設定された記録開始時刻と記録終了時刻と録画モードとを含む予約情報がフラッシュROMに格納される。次にカメラからの映像情報を例えばDVDに優先的に記録させる方が選択され、記録開始時刻になると、カメラからの映像情報がDVDに記録開始される。記録終了時刻になる前にDVDの容量がフルになると、カメラからの映像情報がHDに記録開始される。これにより、カメラからの映像情報がHDに記録されていき、記録終了時刻になると、記録が停止される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置と、装置内に内蔵されたカメラとを備え、前記カメラによって撮像された映像情報を前記光ディスクまたは前記ハードディスクに記録できるように構成された複合型記録再生装置に関し、特に、カメラからの映像情報を記録するときの制御に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、大規模な建造物の監視、工場構内の監視、ダムや送電施設の監視、トンネルの監視などを行うセキュリティシステムにおいては、広域に設置された複数の監視用カメラと、これら監視用カメラと専用回線を介して接続されたセンター監視装置とを備え、センター監視装置で現場の状況を監視し、また、その状況の画像を記録媒体に記録させている。
【0003】
しかし、このようなセキュリティシステムは、構成が大掛かりで高価になり、一般の家庭には適さない。そこで、一般の家庭でも、留守時のセキュリティを行えるように、ハードディスク装置にカメラを接続して、家庭用のセキュリティを実現しているものや、ハードディスク装置にカメラを内蔵して、家庭用のセキュリティを実現しているものがある。
【0004】
ところで、特許文献1に示される従来技術は、ハードディスクデジタルレコーダ(ハードディスク装置)を用いて構築した監視システムであり、この監視システムは、ハードディスクデジタルレコーダに、カメラによって撮影された映像を表示させるためのモニター装置と、監視エリア内で異常事態が発生したときに押下すべき異常検出スイッチと、カメラの撮影方向を変化させる際に操作すべきカメラコントロールユニットとを接続して構成されている。
【0005】
また、前記ハードディスクデジタルレコーダは、リムーバブルHDD(ハードディスクドライブ)と、カメラなどからの撮影信号を処理する映像信号処理回路と、この映像信号処理回路の動作を制御すると共に前記異常検出スイッチからの検出信号の入力の有無に基づいて監視エリア内で異常事態が発生したか否かを判定するCPUとを備えている。
【0006】
このように構成される監視システムにおいては、カメラから得られた撮影信号は、映像信号処理回路に供給されてモニター表示に必要な信号処理が施され、これによって得られた映像信号はモニター装置に供給される。この結果、カメラによって撮影された映像がリアルタイムでモニター装置に表示されることになる。
【0007】
また、映像信号処理回路では、カメラから供給された撮影信号に対してHD(ハードディスク)への記録に必要な信号処理が施され、これによって得られたデジタル映像データは、リムーバルHDD装置に供給されてHDの通常記録領域に記録される。このとき、その通常記録領域が満杯(容量フル)である場合には、最も古い映像データが消去されて、新しい映像データが記録される。このようにして、カメラの撮影動作によって得られる最新の映像データをリムーバブルHDD装置のHDの通常記録領域に記録する動作が繰り返される。
【特許文献1】特開2005−86404号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、この特許文献1の従来技術は、前述したように、HDの通常記録領域が満杯(容量フル)である場合には、最も古い映像データが消去されて、新しい映像データが記録されるので、セキュリティにおいて後々HDに記録されている映像データを必要とする場合が生じたとき、消去されてしまった映像データに必要な映像データが含まれていた場合には、不都合が生じ、セキュリティ上問題がある。また、一般家庭などにおいて留守時のセキュリティを行う場合、留守の時間帯に応じて記録開始時刻と記録終了時刻を設定すれば良いが、この従来技術は、留守の時間帯に応じて記録開始時刻と記録終了時刻を設定するようなことが開示されていないので、一般家庭などにおいて留守時のセキュリティには向かない。また、HDに記録した映像データを光ディスク(DVD)に記録させて保存しておきたい場合には、ハードディスク装置に光ディスク装置を接続し、これにより、ハードディスクの情報を光ディスクにダビング記録していくので、このような作業が煩わしくなる。
【0009】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、カメラからの映像情報を最初光ディスクに記録しているときに、光ディスクが容量フルになった場合にはハードディスクに引き続き記録でき、また、カメラからの映像情報を最初ハードディスクに記録しているときに、ハードディスクが容量フルになった場合には光ディスクに引き続き記録できるようにすると共に、一般家庭などにおいて留守の時のみ、カメラからの映像情報を記録できるように記録の時間帯を設定できるようにし、また、ずっと保存しておきたいカメラからの映像情報は、最初から光ディスクに記録できるように設定することができるようにする複合型記録再生装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置と、装置内に内蔵されたカメラとを備え、前記カメラによって撮像された映像情報を前記光ディスクまたは前記ハードディスクに記録できるように構成された複合型記録再生装置であって、カメラモードに設定された場合に、記録予約で設定された記録開始時刻と記録終了時刻と録画モードとを含む予約情報をメモリに格納する予約情報格納手段と、前記カメラからの映像情報を、前記光ディスクに優先的に記録させるか、前記ハードディスクに優先的に記録させるかの設定を行う記録媒体設定手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録開始時刻になって前記記録媒体設定手段により設定された当該記録媒体に対して前記カメラからの映像情報の記録を開始させる記録開始手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録終了時刻になる前に、当該記録媒体の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する容量フル判定手段と、前記容量がフルになったと判定されたときに、記録対象の記録媒体を当該記録媒体から他の記録媒体に変更して前記カメラからの映像信号を再び記録開始させる再記録開始手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、当該記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には当該記録媒体に対する記録を停止させ、また、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、前記変更された他の記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には前記他の記録媒体に対する記録を停止させる記録停止手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする複合型記録再生装置を提供する。
【0011】
この構成において、カメラモードに設定された場合に、予約情報格納手段は、記録予約で設定された記録開始時刻と記録終了時刻と録画モードとを含む予約情報をメモリに格納する。次に、カメラからの映像情報を、光ディスクに優先的に記録させるか、ハードディスクに優先的に記録させるかのうち、例えば、光ディスクに優先的に記録させる方が選択されると、記録媒体設定手段はカメラからの映像情報を光ディスクに優先的に記録できるように設定する。
【0012】
そして、現在時刻が記録開始時刻になると、記録開始手段は、光ディスク装置を記録動作させ、光ディスクに対してカメラからの映像情報の記録を開始させる。このようにして光ディスクへの記録が開始して記録中に、容量フル判定手段は、現在時刻が記録終了時刻になる前に、光ディスクの記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する。
【0013】
現在時刻が記録終了時刻に達する前に、光ディスクの容量がフルになったと判定されたときに、再記録開始手段は、記録対象の記録媒体を光ディスクからハードディスクに変更して、カメラからの映像情報を再び記録開始させる。これにより、カメラからの映像情報がハードディスクに記録されていき、現在時刻が記録終了時刻になった時に、記録停止手段は、ハードディスク装置の記録動作を停止させ、ハードディスクへの記録を停止させる。
【0014】
次に、ハードディスクに優先的に記録させる方が選択され決定されると、記録媒体設定手段は、ハードディスクに優先的に記録させる方が設定されたと判定し、カメラからの映像情報をハードディスクに優先的に記録できるように設定する。そして、現在時刻が記録開始時刻になると、記録開始手段は、ハードディスク装置を記録動作させ、ハードディスクに対してカメラからの映像情報の記録を開始させる。このようにしてハードディスクへの記録が開始して記録中に、容量フル判定手段は、現在時刻が記録終了時刻になる前に、ハードディスクの記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する。
【0015】
現在時刻が記録終了時刻に達する前に、ハードディスクの容量がフルになったと判定されたときに、再記録開始手段は、記録対象の記録媒体をハードディスクから光ディスクに変更して、カメラからの映像情報を再び記録開始させる。これにより、カメラからの映像情報が光ディスクに記録されていき、現在時刻が記録終了時刻になった時に、記録停止手段は、光ディスク装置の記録動作を停止させ、光ディスクへの記録を停止させる。
【0016】
この構成によれば、カメラからの映像情報を最初光ディスクに記録しているときに、光ディスクが容量フルになった場合にはハードディスクに引き続き記録でき、また、カメラからの映像情報を最初ハードディスクに記録しているときに、ハードディスクが容量フルになった場合には光ディスクに引き続き記録できるようになり、これにより、セキュリティに関する映像情報を長時間記録することが可能になる。
【0017】
また、記録予約での記録開始時刻と記録終了時刻との設定により、一般家庭などにおいて留守の時のみ、カメラからの映像情報を記録できるようになり、無駄に記録媒体の記録領域を使用することがなくなる。また、ずっと保存しておきたいカメラからの映像情報は、最初から光ディスクに記録できるように設定することができるので、ハードディスクから光ディスクへのダビング記録を行う必要がなくなり、ユーザにとってダビング記録に関する操作を省くことができる。また、カメラは装置内に内蔵されているので、留守中に、もし誰かが部屋に侵入した場合、その侵入者にカメラの存在を気付かれることがなく、監視映像を記録できると言う効果も得られる。
【0018】
請求項2の発明は、第1の記録媒体に対して情報の記録/再生を行う第1の記録再生装置と、第2の記録媒体に対して情報の記録/再生を行う第2の記録再生装置とを備えた複合型記録再生装置において、カメラを設け、カメラモードに設定された場合に、記録予約で設定された記録開始時刻と記録終了時刻と録画モードとを含む予約情報をメモリに格納する予約情報格納手段と、前記カメラからの映像情報を、前記第1の記録媒体に優先的に記録させるか、前記第2の記録媒体に優先的に記録させるかの設定を行う記録媒体設定手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録開始時刻になって前記記録媒体設定手段により設定された当該記録媒体に対して前記カメラからの映像情報の記録を開始させる記録開始手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録終了時刻になる前に、当該記録媒体の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する容量フル判定手段と、前記容量がフルになったと判定されたときに、記録対象の記録媒体を当該記録媒体から他の記録媒体に変更して前記カメラからの映像信号を再び記録開始させる再記録開始手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、記録動作を停止させる記録停止手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする複合型記録再生装置を提供する。
【0019】
この構成において、カメラモードに設定された場合に、予約情報格納手段は、記録予約で設定された記録開始時刻と記録終了時刻と録画モードとを含む予約情報をメモリに格納する。次に、カメラからの映像情報を、第1の記録媒体に優先的に記録させるか、第2の記録媒体に優先的に記録させるかのうち、例えば、第1の記録媒体に優先的に記録させる方が選択されると、記録媒体設定手段はカメラからの映像情報を第1の記録媒体に優先的に記録できるように設定する。
【0020】
そして、現在時刻が記録開始時刻になると、記録開始手段は、第1の記録再生装置を記録動作させ、第1の記録媒体に対してカメラからの映像情報の記録を開始させる。このようにして第1の記録媒体への記録が開始して記録中に、容量フル判定手段は、現在時刻が記録終了時刻になる前に、第1の記録媒体の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する。
【0021】
現在時刻が記録終了時刻に達する前に、第1の記録媒体の容量がフルになったと判定されたときに、再記録開始手段は、記録対象の記録媒体を第1の記録媒体から第2の記録媒体に変更して、カメラからの映像情報を再び記録開始させる。これにより、カメラからの映像情報が第2の記録媒体に記録されていき、現在時刻が記録終了時刻になった時に、記録停止手段は、第2の記録再生装置の記録動作を停止させ、第2の記録媒体への記録を停止させる。
【0022】
次に、第2の記録媒体に優先的に記録させる方が選択され決定されると、記録媒体設定手段は、第2の記録媒体に優先的に記録させる方が設定されたと判定し、カメラからの映像情報を第2の記録媒体に優先的に記録できるように設定する。そして、現在時刻が記録開始時刻になると、記録開始手段は、第2の記録再生装置を記録動作させ、第2の記録媒体に対してカメラからの映像情報の記録を開始させる。このようにして第2の記録媒体への記録が開始して記録中に、容量フル判定手段は、現在時刻が記録終了時刻になる前に、第2の記録媒体の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する。
【0023】
現在時刻が記録終了時刻に達する前に、第2の記録媒体の容量がフルになったと判定されたときに、再記録開始手段は、記録対象の記録媒体を第2の記録媒体から第1の記録媒体に変更して、カメラからの映像情報を再び記録開始させる。これにより、カメラからの映像情報が第1の記録媒体に記録されていき、現在時刻が記録終了時刻になった時に、記録停止手段は、第1の記録再生装置の記録動作を停止させ、第1の記録媒体への記録を停止させる。
【0024】
この構成によれば、カメラからの映像情報を最初第1の記録媒体に記録しているときに、第1の記録媒体が容量フルになった場合には第2の記録媒体に引き続き記録でき、また、カメラからの映像情報を最初第2の記録媒体に記録しているときに、第2の記録媒体が容量フルになった場合には第1の記録媒体に引き続き記録できるようになり、これにより、セキュリティに関する映像情報を長時間記録することが可能になる。
【0025】
また、記録予約での記録開始時刻と記録終了時刻との設定により、一般家庭などにおいて留守の時のみ、カメラからの映像情報を記録できるようになり、無駄に記録媒体の記録領域を使用することがなくなる。また、ずっと保存しておきたいカメラからの映像情報は、最初から光ディスク(第1の記録媒体が光ディスクであるとすれば光ディスク)に記録できるように設定することができるので、ハードディスク(第2の記録媒体)から光ディスク(第1の記録媒体)へのダビング記録を行う必要がなくなり、ユーザにとってダビング記録に関する操作を省くことができる。
【0026】
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記記録停止手段は、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、当該記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には当該記録媒体に対する記録を停止させ、また、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、前記変更された他の記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には前記他の記録媒体に対する記録を停止させるようにしているので、記録終了時刻になると、当該記録媒体または他の記録媒体に対する記録動作を停止させることができ、これにより、記録媒体の記録領域を無駄に使用するようなことがなくなる。
【0027】
請求項4の発明では、請求項2の発明において、前記カメラは装置内に内蔵されたので、留守中に、もし誰かが部屋に侵入した場合、その侵入者にカメラの存在を気付かれることがなく、監視映像を記録できる。
【0028】
請求項5の発明では、請求項2の発明において、前記第1の記録媒体は光ディスク、前記第2の記録媒体はハードディスクであり、前記第1の記録再生装置は光ディスク装置、前記第2の記録再生装置はハードディスク装置であるので、カメラからの映像情報を最初光ディスクに記録しているときに、光ディスクが容量フルになった場合にはハードディスクに引き続き記録でき、また、カメラからの映像情報を最初ハードディスクに記録しているときに、ハードディスクが容量フルになった場合には光ディスクに引き続き記録できるようにようになり、これにより、セキュリティに関する映像情報を長時間記録することが可能になる。また、何日か留守するときに監視映像を記録したい場合は、例えば、ハードディスクに優先的に監視情報を記録させることができ、また、1日のうち何時間が留守して監視映像を記録して、ずっと保存しておきたい場合は、例えば、光ディスクに優先的に監視情報を記録させることができる。
【発明の効果】
【0029】
以上のように本発明によれば、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置と、装置内に内蔵されたカメラとを備え、前記カメラによって撮像された映像情報を前記光ディスクまたは前記ハードディスクに記録できるように構成された複合型記録再生装置であって、カメラモードに設定された場合に、記録予約で設定された記録開始時刻と記録終了時刻と録画モードとを含む予約情報をメモリに格納する予約情報格納手段と、前記カメラからの映像情報を、前記光ディスクに優先的に記録させるか、前記ハードディスクに優先的に記録させるかの設定を行う記録媒体設定手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録開始時刻になって前記記録媒体設定手段により設定された当該記録媒体に対して前記カメラからの映像情報の記録を開始させる記録開始手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録終了時刻になる前に、当該記録媒体の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する容量フル判定手段と、前記容量がフルになったと判定されたときに、記録対象の記録媒体を当該記録媒体から他の記録媒体に変更して前記カメラからの映像信号を再び記録開始させる再記録開始手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、当該記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には当該記録媒体に対する記録を停止させ、また、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、前記変更された他の記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には前記他の記録媒体に対する記録を停止させる記録停止手段とを有するシステムコントローラを備えたので、カメラからの映像情報を最初光ディスクに記録しているときに、光ディスクが容量フルになった場合にはハードディスクに引き続き記録でき、また、カメラからの映像情報を最初ハードディスクに記録しているときに、ハードディスクが容量フルになった場合には光ディスクに引き続き記録できるようにようになり、これにより、セキュリティに関する映像情報を長時間記録することが可能になる。
【0030】
また、記録予約での記録開始時刻と記録終了時刻との設定により、一般家庭などにおいて留守の時のみ、カメラからの映像情報を記録できるようになり、無駄に記録媒体の記録領域を使用することがなくなる。また、ずっと保存しておきたいカメラからの映像情報は、最初から光ディスクに記録できるように設定することができるので、ハードディスクから光ディスクへのダビング記録を行う必要がなくなり、ユーザにとってダビング記録に関する操作を省くことができる。また、カメラは装置内に内蔵されているので、留守中に、もし誰かが部屋に侵入した場合、その侵入者にカメラの存在を気付かれることがなく、監視映像を記録できると言う効果も得られる。
【0031】
また、本発明によれば、第1の記録媒体に対して情報の記録/再生を行う第1の記録再生装置と、第2の記録媒体に対して情報の記録/再生を行う第2の記録再生装置とを備えた複合型記録再生装置において、カメラを設け、カメラモードに設定された場合に、記録予約で設定された記録開始時刻と記録終了時刻と録画モードとを含む予約情報をメモリに格納する予約情報格納手段と、前記カメラからの映像情報を、前記第1の記録媒体に優先的に記録させるか、前記第2の記録媒体に優先的に記録させるかの設定を行う記録媒体設定手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録開始時刻になって前記記録媒体設定手段により設定された当該記録媒体に対して前記カメラからの映像情報の記録を開始させる記録開始手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録終了時刻になる前に、当該記録媒体の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する容量フル判定手段と、前記容量がフルになったと判定されたときに、記録対象の記録媒体を当該記録媒体から他の記録媒体に変更して前記カメラからの映像信号を再び記録開始させる再記録開始手段と、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、記録動作を停止させる記録停止手段と、を有するシステムコントローラを備えたので、カメラからの映像情報を最初第1の記録媒体に記録しているときに、第1の記録媒体が容量フルになった場合には第2の記録媒体に引き続き記録でき、また、カメラからの映像情報を最初第2の記録媒体に記録しているときに、第2の記録媒体が容量フルになった場合には第1の記録媒体に引き続き記録できるようにようになり、これにより、セキュリティに関する映像情報を長時間記録することが可能になる。
【0032】
また、記録予約での記録開始時刻と記録終了時刻との設定により、一般家庭などにおいて留守の時のみ、カメラからの映像情報を記録できるようになり、無駄に記録媒体の記録領域を使用することがなくなる。また、ずっと保存しておきたいカメラからの映像情報は、最初から光ディスク(第1の記録媒体が光ディスクであるとすれば光ディスク)に記録できるように設定することができるので、ハードディスク(第2の記録媒体)から光ディスク(第1の記録媒体)へのダビング記録を行う必要がなくなり、ユーザにとってダビング記録に関する操作を省くことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【0034】
この複合型記録再生装置Aは、光ディスクとしてのDVD1に対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置2と、HD(ハードディスク)3に対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置4と、図示しないアンテナからのテレビ放送信号を受信し、所望のチャンネルのテレビ放送信号を選択して映像音声信号として出力するチューナ5と、光ディスク装置2またはハードディスク装置4またはチューナ5またはカメラ12から出力された映像音声信号を復号するデコーダ6と、装置全体を制御するシステムコントローラ10と、チューナ5が受信可能な放送チャンネルを記憶すると共にシステムコントローラ10の動作に必要なプログラムなどを記憶するフラッシュROM7と、デコーダ6で復号された映像信号をモニター装置(テレビ受信機など)Bで表示可能な映像信号に変換する映像出力部8と、デコーダ6で復号された音声信号をモニター装置Bで出力可能な音声信号に変換する音声出力部9と、リモコン13から送信された赤外光の各種の指令信号を受信し、受信した赤外光の指令信号を電気信号の指令信号に変換し、この指令信号をシステムコントローラ10に入力するリモコン受信部11と、装置内に内蔵され留守時の監視などに用いられる前記カメラ12とを備えている。
【0035】
システムコントローラ10は、本実施形態の特徴として、カメラモードに設定された場合に、記録予約で設定された記録開始時刻と記録終了時刻と録画モードとを含む予約情報をフラッシュROM7に格納する予約情報格納手段101と、カメラ12からの映像情報を、DVD1に優先的に記録させるか、HD3に優先的に記録させるかの設定を行う記録媒体設定手段102と、現在時刻がフラッシュROM7に格納されている予約情報が示す記録開始時刻になって記録媒体設定手段102により設定された当該記録媒体に対してカメラ12からの映像情報の記録を開始させる記録開始手段103と、現在時刻がフラッシュROM7に格納されている予約情報が示す記録終了時刻になる前に、当該記録媒体の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する容量フル判定手段104と、前記容量がフルになったと判定されたときに、記録対象の記録媒体を当該記録媒体から他の記録媒体に変更してカメラ12からの映像信号を再び記録開始させる再記録開始手段105と、現在時刻がフラッシュROM7に格納されている記録終了時刻になった時に、当該記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には当該記録媒体に対する記録を停止させ、また、現在時刻がフラッシュROM7に格納されている記録終了時刻になった時に、前記変更された他の記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には前記他の記録媒体に対する記録を停止させる記録停止手段106とを有する。
【0036】
図2は本実施形態においてカメラモードに設定された場合の記録の制御を説明するためのフローチャートである。図3は本実施形態においてモード選択画面の一例を示す図である。図4は本実施形態においてカメラ記録予約画面の一例を示す図である。図1〜図4を参照してカメラモードに設定された場合の記録の制御について説明する。
【0037】
先ず、ユーザは、リモコン13を操作してモニター装置Bに例えば図3に示すようなモード選択画面30を表示させ、このモード選択画面30で「カメラを選択しますか」の「はい」を選択して決定すると、システムコントローラ10は、設定されたモードがカメラモードであることを検知する(ステップS1)。次に、ユーザは、リモコン13を操作して、モニター装置Bにカメラ記録予約画面40を表示させ、カメラ12からの映像情報を記録する記録開始時刻と、記録を終了させる記録終了時刻と、記録の画質を設定する録画モードとを設定し、記録開始時刻と記録終了時刻と記録モードなどを示す予約情報をフラッシュROM(メモリ)7に格納する(ステップS2)。なお、記録する日が本日ではない場合は、記録予約の予定日も設定して、予約情報に含めてフラッシュROM7に格納しておく。
【0038】
例えば、図4に示すカメラ記録予約画面40を用いて、記録予約の予定日を23日、記録の開始時刻をAM10:00、記録の終了時刻をPM5:00、録画モードをLP(低画質の録画モード)に設定する。これに応答して、システムコントローラ10の記録時間格納手段101は、予定日(23日)と記録開始時刻(AM10:00)と記録終了時刻(PM5:00)と録画モード(LP)とを予約情報としてフラッシュROM7に格納する(ステップS2)。
【0039】
なお、前記録画モードの設定は、DVD1およびHD3の現在の空き容量を検知し、この空き容量に対して各録画モードに対応する記録可能時間を見て、記録時間が記録可能時間内に収まるように録画モードが設定される。即ち、高画質の録画モードで記録すると、記録領域が多く必要になり、一方、低画質の録画モードで記録すると、記録領域が少なくて済むので、現在のDVD1およびHD3の空き容量を検知すれば、各録画モードに対する記録可能時間が分かり、記録開始時刻から記録終了時刻までの記録時間が記録可能時間内にあれば、記録開始時刻から記録終了時刻までの映像情報を空きの記録領域に記録できるので、適切な録画モードを設定すれば良いことになる。
【0040】
次に、ユーザはリモコン13を操作して、カメラ12からの映像情報を、DVD1に優先的に記録させるか、HD3に優先的に記録させるかのうち、DVD1に優先的に記録させる方を選択して決定すると、システムコントローラ10の記録媒体設定手段102は、DVD1に優先的に記録させる方が設定されたと判定し(ステップS3)、カメラ12からの映像情報をDVD1に優先的に記録できるようにDVDモードに設定する(ステップS4)。
【0041】
そして、図示しない時計手段による現在時刻が記録開始時刻になると(ステップS6)、システムコントローラ10の記録開始手段103は、光ディスク装置2を記録動作させ、DVD1に対してカメラ12からの映像情報の記録を開始させる(ステップS7)。このようにしてDVD1への記録が開始して記録中に、システムコントローラ10の容量フル判定手段104は、現在時刻がフラッシュROM7に格納されている記録終了時刻になる前に、DVD1の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かをDVD1のディスク情報により判定する(ステップS8)。
【0042】
現在時刻が記録終了時刻に達する前に、DVD1の容量がフルになったと判定されたときに、システムコントローラ10の再記録開始手段105は、記録対象の記録媒体をDVD1からHD3に変更して(ステップS10)、カメラ12からの映像情報を再び記録開始させる(ステップS7)。即ち、再記録開始手段105は、光ディスク装置2の記録動作を停止させ、これに代えてハードディスク装置4を記録動作させ、カメラ12からの映像情報をHD3に記録させる。
【0043】
これにより、カメラ12からの映像情報がHD3に記録されていき、現在時刻が記録終了時刻になった時に(ステップS9)、システムコントローラ10の記録停止手段106は、ハードディスク装置4の記録動作を停止させ、HD3への記録を停止させる(ステップS11)。
【0044】
次に、ユーザはリモコン13を操作して、カメラ12からの映像情報を、DVD1に優先的に記録させるか、HD3に優先的に記録させるかのうち、HD3に優先的に記録させる方を選択して決定すると、システムコントローラ10の記録媒体設定手段102は、HD3に優先的に記録させる方が設定されたと判定し(ステップS5)、カメラ12からの映像情報をHD3に優先的に記録できるようにHDモードに設定する(ステップS12)。
【0045】
そして、図示しない時計手段による現在時刻が記録開始時刻になると(ステップS6)、システムコントローラ10の記録開始手段103は、ハードディスク装置4を記録動作させ、HD3に対してカメラ12からの映像情報の記録を開始させる(ステップS7)。このようにしてHD3への記録が開始して記録中に、システムコントローラ10の容量フル判定手段104は、現在時刻がフラッシュROM7に格納されている記録終了時刻になる前に、HD3の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かをHD3のディスク情報により判定する(ステップS8)。
【0046】
現在時刻が記録終了時刻に達する前に、HD3の容量がフルになったと判定されたときに、システムコントローラ10の再記録開始手段105は、記録対象の記録媒体をHD3からDVD1に変更して(ステップS10)、カメラ12からの映像情報を再び記録開始させる(ステップS7)。即ち、再記録開始手段105は、ハードディスク装置4の記録動作を停止させ、これに代えて光ディスク装置2を記録動作させ、カメラ12からの映像情報をDVD1に記録させる。
【0047】
これにより、カメラ12からの映像情報がDVD1に記録されていき、現在時刻が記録終了時刻になった時に(ステップS9)、システムコントローラ10の記録停止手段106は、光ディスク装置2の記録動作を停止させ、DVD1への記録を停止させる(ステップS11)。
【0048】
以上説明したように本実施形態によれば、カメラ12からの映像情報を最初DVD1に記録しているときに、DVD1が容量フルになった場合にはHD3に引き続き記録でき、また、カメラ12からの映像情報を最初HD3に記録しているときに、HD3が容量フルになった場合にはDVD1に引き続き記録できるようになり、これにより、セキュリティに関する映像情報を長時間記録することが可能になる。
【0049】
また、記録予約での記録開始時刻と記録終了時刻との設定により、一般家庭などにおいて留守の時のみ、カメラ12からの映像情報を記録できるようになり、無駄に記録媒体の記録領域を使用することがなくなる。また、ずっと保存しておきたいカメラからの映像情報は、最初からDVD1に記録できるように設定することができるので、HD3からDVD1へのダビング記録を行う必要がなくなり、ユーザにとってダビング記録に関する操作を省くことができる。また、カメラ12は装置内に内蔵されているので、留守中に、もし誰かが部屋に侵入した場合、その侵入者にカメラ12の存在を気付かれることがなく、監視映像を記録できると言う効果も得られる。
【0050】
なお、カメラ12を複合型記録再生装置Aの外に設け,ケーブルを介して複合型記録再生装置Aのインターフェイスに接続しても良いが、この場合、侵入者にカメラ12の存在を気付かれる可能性があるので、セキュリティ上あまり好ましくない。また、前記実施形態では、光ディスク装置とハードディスク装置との複合型記録再生装置について説明したが、これに限らず、光ディスク装置と磁気テープ記録再生装置(ビデオカセットレコーダ)との複合型記録再生装置、またはハードディスク装置と磁気テープ記録再生装置との複合型記録再生装置、あるいは光ディスク装置とハードディスク装置と磁気テープ記録再生装置との複合型記録再生装置であっても、同様にカメラを設けた場合、同様な記録制御により同様な効果が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明は、カメラからの映像情報をDVDまたは/およびハードディスクに記録できるDVDレコーダとハードディスクレコーダとの複合機などに利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の一実施形態に係る複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態においてカメラモードに設定された場合の記録の制御を説明するためのフローチャートである。
【図3】前記実施形態においてモード選択画面の一例を示す図である。
【図4】前記実施形態においてカメラ記録予約画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0053】
A 複合型記録再生装置
C カメラ
1 DVD(光ディスク)
2 光ディスク装置
3 HD(ハードディスク)
4 ハードディスク装置
7 フラッシュROM(メモリ)
10 システムコントローラ
12 カメラ
101 予約情報格納手段
102 記録媒体設定手段
103 記録開始手段
104 容量フル判定手段
105 再記録開始手段
106 記録停止手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置と、装置内に内蔵されたカメラとを備え、前記カメラによって撮像された映像情報を前記光ディスクまたは前記ハードディスクに記録できるように構成された複合型記録再生装置であって、
カメラモードに設定された場合に、記録予約で設定された記録開始時刻と記録終了時刻と録画モードとを含む予約情報をメモリに格納する予約情報格納手段と、
前記カメラからの映像情報を、前記光ディスクに優先的に記録させるか、前記ハードディスクに優先的に記録させるかの設定を行う記録媒体設定手段と、
現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録開始時刻になって前記記録媒体設定手段により設定された当該記録媒体に対して前記カメラからの映像情報の記録を開始させる記録開始手段と、
現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録終了時刻になる前に、当該記録媒体の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する容量フル判定手段と、
前記容量がフルになったと判定されたときに、記録対象の記録媒体を当該記録媒体から他の記録媒体に変更して前記カメラからの映像信号を再び記録開始させる再記録開始手段と、
現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、当該記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には当該記録媒体に対する記録を停止させ、また、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、前記変更された他の記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には前記他の記録媒体に対する記録を停止させる記録停止手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする複合型記録再生装置。
【請求項2】
第1の記録媒体に対して情報の記録/再生を行う第1の記録再生装置と、第2の記録媒体に対して情報の記録/再生を行う第2の記録再生装置とを備えた複合型記録再生装置において、
カメラを設け、カメラモードに設定された場合に、記録予約で設定された記録開始時刻と記録終了時刻と録画モードとを含む予約情報をメモリに格納する予約情報格納手段と、
前記カメラからの映像情報を、前記第1の記録媒体に優先的に記録させるか、前記第2の記録媒体に優先的に記録させるかの設定を行う記録媒体設定手段と、
現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録開始時刻になって前記記録媒体設定手段により設定された当該記録媒体に対して前記カメラからの映像情報の記録を開始させる記録開始手段と、
現在時刻が前記メモリに格納されている予約情報が示す記録終了時刻になる前に、当該記録媒体の記録領域が全部使用されて容量がフルになったか否かを判定する容量フル判定手段と、
前記容量がフルになったと判定されたときに、記録対象の記録媒体を当該記録媒体から他の記録媒体に変更して前記カメラからの映像信号を再び記録開始させる再記録開始手段と、
現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、記録動作を停止させる記録停止手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする複合型記録再生装置。
【請求項3】
前記記録停止手段は、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、当該記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には当該記録媒体に対する記録を停止させ、また、現在時刻が前記メモリに格納されている記録終了時刻になった時に、前記変更された他の記録媒体が容量フルになっていなく記録動作されている場合には前記他の記録媒体に対する記録を停止させることを特徴とする請求項2に記載の複合型記録再生装置。
【請求項4】
前記カメラは装置内に内蔵されたことを特徴とする請求項2に記載の複合型記録再生装置。
【請求項5】
前記第1の記録媒体は光ディスク、前記第2の記録媒体はハードディスクであり、前記第1の記録再生装置は光ディスク装置、前記第2の記録再生装置はハードディスク装置であることを特徴とする請求項2に記載の複合型記録再生装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2007−306044(P2007−306044A)
【公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−129175(P2006−129175)
【出願日】平成18年5月8日(2006.5.8)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】