販売情報管理システムおよび販売情報管理方法
【課題】ユーザが媒体に付けられた情報に基づきサイトのホストコンピュータへアクセスすることにより、詳細情報が入手できる。ホストコンピュータは、アクセス情報のデータが容易に作成することができる販売情報管理システムおよび販売情報管理方法を提供することにある。
【解決手段】レシート19に付けられた2次元コード22の接続情報21a、商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21eの各情報を読取る2次元コードスキャナ65と、読取った各情報を表示させる表示部71と、接続情報21aに基づき、ユーザ情報21bをホストコンピュータ12に送信するとホストコンピュータ12は、商品コード21cに基づき詳細情報を端末17に送信し、ユーザ情報21bをサイトデータベース22に格納するとともに、ユーザ情報21bを基にアクセス情報22aを作成することを特徴とする。
【解決手段】レシート19に付けられた2次元コード22の接続情報21a、商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21eの各情報を読取る2次元コードスキャナ65と、読取った各情報を表示させる表示部71と、接続情報21aに基づき、ユーザ情報21bをホストコンピュータ12に送信するとホストコンピュータ12は、商品コード21cに基づき詳細情報を端末17に送信し、ユーザ情報21bをサイトデータベース22に格納するとともに、ユーザ情報21bを基にアクセス情報22aを作成することを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レシート等の媒体に付けられた2次元コードを利用しアクセス情報を作成する販売情報管理システムおよび販売情報管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯端末からネットワーク経由で相互に通信可能なデータ管理サーバを備え、携帯端末には2次元バーコードリーダを接続し、商品には商品の情報を含む2次元コードが設けられているとともに、携帯端末からネットワーク経由でデータ管理サーバに接続し、ユーザIDと個人情報を送信してデータ管理サーバに個人情報を登録する機能と、携帯端末に接続された2次元バーコードリーダを用いて商品に備えられた2次元バーコードの商品に関する情報を読取り携帯端末で表示する機能を有する。さらに、商品購入したときの商品状況を示す電子レシートデータを携帯端末に送信する機能と、携帯端末で電子レシートデータを内部メモリに格納する機能と、携帯端末からネットワーク経由でデータ管理サーバに接続し、ユーザIDと電子レシートデータを送信する機能と、データ管理サーバで、ユーザIDと電子レシートデータを所定のデータベースに記憶する機能とを備え、データ管理会社側では購入状況の情報が得られる。(たとえば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−171417号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載の従来技術は、媒体についている2次元バーコードの商品情報を携帯端末で読取ってネットワークを介しデータ管理サーバに接続し商品に関する情報を取得できる。しかしながら、ユーザがユーザ情報としてユーザID、指名、年齢、性別等を入力することは抵抗意識が強く、情報提供者へのポイント制度の対価の提供をしてもレスポンスが期待できない。
【0004】
本発明の目的は、ユーザが媒体に付けられた情報に基づきサイトへアクセスが容易になりレスポンスが増えることにより、サイト側はアクセス情報を企画開発等のために利用できる販売情報管理システムおよび販売情報管理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の販売情報管理システムは、媒体に付けられた2次元コードを読取るコード読取手段と、このコード読取手段により読取ったユーザ情報を表示させる表示手段とを有する情報通信端末と、この情報通信端末とネットワークを介し通信する前記ホストコンピュータを備えた販売情報管理システムにおいて、前記情報通信端末は、前記ユーザ情報を前記ホストコンピュータに送信すると、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報をサイトデータベースに蓄積格納するとともに、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする。
【0006】
また、本発明の販売情報管理方法は、2次元コードのアクセス情報とユーザ情報を読取るステップと、2次元コードのアクセス情報とユーザ情報を表示するステップと、2次元コードのアドレス情報に基づき、ネットワークを介しサイトデータベースへアクセスを行うステップと、前記サイトデータベースにより、ユーザからのアクセスに応じた前記ユーザへ詳細情報を送信するステップと、前記サイトデータベースにユーザ情報を蓄積格納するステップと、前記ユーザ情報をカウントしアクセス情報を作成するステップとを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザ情報を基にサイトにアクセスすることにより、ユーザ情報に基づいたアクセス情報を作成することができ、このアクセス情報を基に未来商品の企画開発に応用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】
(第1の実施の形態)図1は、販売情報管理システム11の構成を示すブロック図である。
【0010】
図1に示すように、販売情報管理システム11は、複数の店舗を有する流通チェーン本部のホストコンピュータ12と通信ネットワーク13を介して複数の店舗に設けられたPOSシステム14から構成されている。
【0011】
また、通信ネットワーク13は、インターネット、専用回線等の通信のためのネットワークから構成されている。
【0012】
POSシステム14は、たとえば、コンビニエンスストア等のバックヤードに設置されるストアコンピュータ15とレジカウンターに設置される複数台のPOS端末16と情報通信端末17とをLAN(Local Area Network)18によって接続するように構成されている。
【0013】
POS端末16は、媒体としてのレシート19に、レシート情報20と2次元コードとしてのQR(Quick Response)コード(登録商標)21を印刷して発行する。
【0014】
情報通信端末17は、POS端末16で発行されたレシート19のQRコード21を読取る。この読取られたQRコード(登録商標)21は、ホストコンピュータ12にアクセスするためのアクセス情報としての接続情報とユーザ情報が含まれている。
【0015】
ホストコンピュータ12は、情報通信端末17からアクセスされたとき2次元コードとしてのQR(登録商標)コード21のユーザ情報をサイトDB22に蓄積するとともに、商品等に関する詳細情報を情報通信端末17に送信する。さらに、サイトDB22に登録されているユーザ情報に基づいてアクセス情報を作成し、そのアクセス情報を必要に応じストアコンピュータ15のデータベース(DB)23に送信する。
【0016】
図2は、2次元コードとしてのQRコード(登録商標)21の情報の一例を示す。
【0017】
QRコード(登録商標)21は、アドレス情報としての接続情報21a、ユーザ情報21bとして商品コード21c、レシート番号21dおよび客層コード21eを含む。
【0018】
接続情報21aは、ホストコンピュータ12のサイトDB22に接続するURL(Uniform Resource Locator)である。商品コード21cは、商品の情報を識別するコードである。レシート番号21dは、レシート19を識別する番号であるとともに、アクセス識別番号として機能する。客層コード21eは、ユーザの男女の性別、年代別のコードである。
【0019】
図3は、ホストコンピュータ12に有するサイトDB22に格納するアクセス情報22aのテーブルの一例を示す。
【0020】
アクセス情報22aのテーブルは、ユーザ情報21bとして商品コード21c、客層コード21e、アクセス数21fおよびアクセス期間21gを含む。
【0021】
アクセス数21fは、情報通信端末17等からの商品コード21c、客層コード21eのアクセスをカウントして蓄積格納する。
【0022】
アクセス期間21gは、たとえば1週間または1ヶ月の期間ごとにアクセス数21fをカウントする期間である。また、レシート19を発行してからユーザがQRコード(登録商標)21を読取るまでの期限を設定してもよい。たとえばQRコード(登録商標)21をアクセス後、次回来店時にレシート19を持参するまでの割引有効期限等について設定する。
【0023】
図4は、POS端末16から発行されたお買い上げレシート19の一例を示す。
【0024】
レシート19は、レシート情報20と、QRコード(登録商標)21とから構成されている。レシート情報20には、店舗名、商品名、単価、買い上げ商品の合計である小計、消費税、合計、お預、お釣り金額、「A商品キャンペーン」のコマーシャルメッセージ、割引情報および割引有効期限等が印刷されている。割引有効期限は、レシート19を発行してからQRコード(登録商標)21を読取り、次回来店時にレシート19を持参するまでの期限である。また、QRコード(登録商標)21には、図2に示す接続情報21aとユーザ情報21bとしての商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21eの情報が印刷されている。
【0025】
図5は、第1実施形態に係わる販売情報管理システム11のPOS端末16の外観を示す斜視図である。
【0026】
POS端末16は、正面のドロワ32上に載置されており、このドロワ32の引出口33の開閉を制御するするとともに、上面にオペレータの操作を受け付ける操作領域34を備え、その操作領域34には各種のキーが集合するキーボード35が設けられている。
【0027】
キーボード35より左側には、登録モード、設定モード、点検モード、精算モード等の各種業務モードに設定するモードキー36が設けられ、キーボード35より奥側には、店用表示部37が配置され、店用表示部37の背面側には、客用表示部38が配置されている。
【0028】
さらに、商品に付けられた商品コード等のバーコードを光学的に読取るバーコードスキャナ39が接続されている。このバーコードスキャナ39の手前には、レシート19を発行するレシート発行口40が設けられている。
【0029】
また、レシート19に印刷された2次元コードとしてのQRコード(登録商標)21を光学的に読取る2次元コードのコード読取手段としての2次元コードスキャナ41が接続されている。
【0030】
図6は、キーボード35の各種キー配列を示す平面図である。キーボード35は、商品コードや金額等を入力するための置数キー35a、客層を登録するための複数の客層キー35b、商品販売登録処理において現金取引による締めを宣言するための預/現計キー35c等の各種のキーをブロック毎に配列した構成を示している。
【0031】
ここでは、客層キー35bは男女の性別・年代別に10区分に区分されている。たとえば、「客層1」は10代の女性、「客層5」は50代以上の女性、「客層6」は10代の男性というように区分をしている。他のキーについては、従来の端末が備えるキーと同じなので説明を省略する。なお、客層キー35bの個数は、10区分に限定されることなく使用目的に対応して個数を増減することが可能である。
【0032】
図7は、POS端末16の要部構成を示すブロック図である。
【0033】
POS端末16は、制御本体を構成するCPU51にプログラム等を格納したROM52、各種のデータを記憶するRAM53、現在の日時を計時する時計部54、I/Oポート55、LANコントローラ56、キーボードコントローラ57、表示部コントローラ58、プリンタコントローラ59、スキャナコントローラ60等をバス66により接続している。
【0034】
そして、I/Oポート55にモードスイッチ(SW)61とドロワの開放装置62とを接続し、LANコントローラ56にLAN18を接続し、キーボードコントローラ57にキーボード35を接続し、表示コントローラ58に店用表示部37と客用表示部38を接続し、プリンタコントローラ59にプリンタ63を接続し、スキャナコントローラ60にバーコードスキャナ39と、2次元コードスキャナ41が接続されている。
【0035】
また、プリンタ63は媒体としてのレシート19を発行する媒体発行手段として機能する。
【0036】
LANコントローラ56はLAN18を通じて行うデータ通信を制御する。キーボードコントローラ57は、キーボード35から操作されたキー対応するキー信号を取り組みCPU51に知らせる。表示コントローラ58は、表示データに対応した文字等を店用表示部37、客用表示部38に表示させる。プリンタコントローラ59はプリンタ63にレシート印字およびジャーナル印字を制御する。スキャナコントローラ60は、バーコードスキャナ39にてスキャニングされたバーコードデータ、または、2次元コードスキャナ41にてレシート19の2次元コードとしてのQRコード(登録商標)21をスキャニングしてQRコード(登録商標)21のデータをCPU51に送信する。CPU51は、スキャナコントローラ60からの出力信号に応じて各種処理を行う。
【0037】
図8は、情報通信端末17の外観を示す斜視図である。
【0038】
この情報通信端末17は、図1に示すように、ホストコンピュータ12と通信ネットワーク13とにより構成している。
【0039】
図8に示すように、情報通信端末17の正面にタッチパネル付表示部71とこの表示部71の下部の中央にはレシート19に印刷された2次元コードであるQRコード(登録商標)21を読取る(図示しない)2次元コードスキャナが設けられるとともに、レシート19を挿入するレシート挿入口72を設けている。
【0040】
図9は、情報通信端末17の要部構成を示すブロック図である。
【0041】
情報通信端末17は、制御本体を構成するCPU81にプログラム等を格納したROM82、各種のデータを記憶するRAM83,現在の日時を計時する時計部84、LANコントローラ85、タッチパネルコントローラ86、スキャナコントローラ87等をバス90により接続している。
【0042】
LANコントローラ85にLAN18を接続し、タッチパネルコントローラ86にはタッチパネルセンサ88と表示部71とを接続し、スキャナコントローラ87に2次元コードスキャナ89を接続している。
【0043】
LANコントローラ85はLAN18を通じて行うデータ通信を制御する。タッチパネルコントローラ86は、CPU81からの指令により表示部71に各種の画面を選択的に表示させるとともに、タッチパネルセンサ88の信号を取り込み、タッチ位置座標を求めてCPU81に知らせる。スキャナコントローラ87は、2次元コードスキャナ89にてスキャニングされた2次元コードデータを読取ってRAM83に記憶される。
【0044】
第1実施の形態に係る販売情報管理システム11について、ユーザが、たとえば、レシート19の商品AAAを購入したときの一連の処理を説明する。
【0045】
図10は、商品登録処理を示すフローチャートである。
【0046】
オペレータは、ユーザが購入した商品AAAの商品登録処理をPOS端末16により行う。まず、図6の客層キー35bのいずれか1つを押下することにより、RAM53に設けたられたワークエリアの客層NO.の客層の登録がCPU51により実行されるとともに客層NO.に対応したコマーシャルメッセージも登録される(ステップS11)。
【0047】
次に、商品登録処理(ステップS12)、締め処理(ステップS13)、コマーシャルメッセージとQRコード(登録商標)21に、接続情報21a、ユーザ情報21bとして商品コード21c、レシート番号21dおよび客層コード21eを含む情報をレシート19に印刷処理(ステップS14)が実行される。
【0048】
図4に示すレシート19が、レシート発行口40から発行される。そして、商品AAAの商品登録処理が終了する。
【0049】
図11は、情報通信端末17とサイトDB22との処理を示すフローチャートである。左側が情報通信端末17のフローチャートであり、右側がサイトDB22のフローチャートである。
【0050】
ユーザは、レシート19の割引特典およびコマーシャルメッセージの「A商品キャンペーン」に関心を示した場合、店内に設置された情報通信端末17によりQRコード(登録商標)21の読取りを行う。
【0051】
まず、ユーザは、情報通信端末17のタッチパネル付表示部71の(図示しない)開始アイコンをタッチ操作し、QRコード(登録商標)21が記録されているレシート19をレシート挿入口72に挿入しQRコード(登録商標)21の情報を2次元コードスキャナ89で読取る(ステップS21)。
【0052】
QRコード(登録商標)21の接続情報21a、ユーザ情報21bの商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21e等の文字情報を表示部71に表示する(ステップS22)。
【0053】
QRコード(登録商標)21の情報を一旦、RAM83に記憶される(ステップS23)。
【0054】
次に、ユーザは、表示部71の(図示しない)送信アイコンをタッチしてホストコンピュータ12のサイトDB22にユーザ情報21bを送信する(ステップS24)。
【0055】
ホストコンピュータ12のサイトDB22は、ユーザ情報21bを受信する(ステップS25)。
【0056】
サイトDB22は、ユーザ情報の商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21eを蓄積格納する(ステップS26)。
【0057】
ホストコンピュータ12は、サイトDB22に格納されている商品コード21cに対応した商品等に関する詳細情報を情報通信端末17に送信する(ステップS27)。
【0058】
情報通信端末17は、送信された商品コード21cに対する詳細情報を受信する(ステップS28)。
【0059】
サイトDB22は商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21eのユーザ情報をカウントして図3に示すアクセス情報22aを作成する(ステップS29)。
【0060】
情報通信端末17は、送信された商品コード21cに対する詳細情報を表示部71に表示しユーザが閲覧する(ステップS30)。
【0061】
ユーザは、タッチパネル付表示部71の(図示しない)終了アイコンをタッチするとレシート19がレシート挿入口72から返却される。
【0062】
ユーザは、QRコード(登録商標)21の情報に基づいてアクセスしたことにより、次回の商品購入時に最大の割引特典が得られる。
【0063】
次に、ユーザが商品を購入するときに、レシート19を持参した場合、POS端末16の処理について説明する。
【0064】
図12は、2次元コードのコード読取手段41からサイトDB22処理を示すフローチャートである。
【0065】
まず、オペレータ(キャッシャ)がユーザからレシート19を受け取る。
【0066】
POS端末16のコード読取手段としての2次元コードスキャナ41によりレシート19の2次元コードとしてのQRコード(登録商標)21を読取る(ステップS31)。
【0067】
CPU51は、レシート番号21dを認識する(ステップS32)。
【0068】
CPU51は、レシート番号21dについて、ホストコンピュータ12のサイトDB22にアクセスしたかを上位機器のストアコンピュータ15にアクセスする(ステップS33)。
【0069】
ストアコンピュータ15は、レシート番号21dについて、ホストコンピュータ12にアクセスしているかDB23を調べる(ステップS34)。
【0070】
CPU51は、ユーザが上位機器にアクセスしていない(ステップS34のNO)場合、ユーザは、商品を購入するとき、10%割引される(ステップS35)。
【0071】
CPU51は、ユーザが上位機器にアクセスしている(ステップS34のYES)場合、割引有効期限が有効か否かを調べる(ステップS36)。図3に示す、アクセス情報22aテーブルのアクセス期間21gに格納された割引有効期限は、ホストコンピュータ12のサイトDB22からストアコンピュータ15のDB23に転送し格納されている。
【0072】
CPU51が、ストアコンピュータ15のDB23にアクセスした結果、割引有効期限内の(ステップS36のYES)場合、ユーザは、商品を購入するとき、30%割引される(ステップS37)。
【0073】
割引有効期限が過ぎている(ステップS36のNO)場合、ユーザは、商品を購入するとき、10%割引される(ステップS35)。
【0074】
ユーザがサイトDB22にアクセスした場合、図13に示すように、レシート19にアクセスした情報を印刷して発行される。また、商品の単価について割引をしているが、内税込みに対して割引してもよい。また、ユーザがサイトDB22にアクセスしたが、有効期限切れやアクセスしない場合はコード読取割引が10%となる。
【0075】
なお、QRコード(登録商標)21の読取りは、商品登録前でもよいし、商品登録時のどちらでもよい。
【0076】
第1実施形態の販売情報管理システムのホストコンピュータ12は、ユーザが情報通信端末17でアクセスしたとき、情報通信端末17に記憶されているユーザ情報21bに基づいて図3に示すアクセス情報22aをサイトDB22に格納する。さらに、ホストコンピュータ12は、サイトDB22に格納されているユーザ情報21bに基づいてアクセス情報22aのレポートを作成することができる。
【0077】
また、サイトDB22のアクセス情報22aのレポートを定期的または、必要に応じてストアコンピュータ15に配信するようになっている。POS端末16は、いつでも、ユーザに対応したアクセス情報22aおよび割引有効期限をストアコンピュータ15に確認することができる。
【0078】
また、ホストコンピュータ12と情報通信端末17と専用回線の通信ネットワーク13で接続した場合、アドレス情報としての接続情報21aを読取ることを省略することができる。
【0079】
ユーザは、情報通信端末17から、ユーザ情報21bをホストコンピュータ12のサイトDB22に送信するだけでアクセスすることができる。このように、アドレス操作が簡単になりアクセスの向上が期待できる。
【0080】
ホストコンピュータ12のサイトDB22の流通チェーン本部は、ユーザの商品ごとのアクセスをカウントすることにより客層別の商品動向を把握しやすい。また、キャンペーンサイトへのアクセスにより未来商品の企画開発に利用できる。
【0081】
(第2実施の形態)図14は、本発明の販売情報管理システムの第2実施形態を示す図である。なお、以下に説明する図において、図1と共通する部分には同一符号をつけ重複する説明を省略する。
【0082】
図14に示すように、販売情報管理システム200は、携帯通信端末としての携帯電話201とホストコンピュータ12をインターネット網202で接続が可能になっている。
【0083】
携帯電話201は、撮像素子であるCCD(電荷結合素子)を搭載したカメラを用いて撮影機能を有しているものであり、CCD読取部203、デコード部204、記憶部205、ブラウザ機能部206、表示部207、制御部208およびキー操作部209を備えている。
【0084】
コード読取手段としてのCCD読取部203は、CCDカメラによって撮影された画像情報を読取るものである。CCDカメラは、2次元コードの情報をコード化したQRコード(登録商標)21を撮影したときには、そのQRコード(登録商標)21をデコードして文字情報に変換されこの中のURLにアクセスする。
【0085】
また、CCD読取部203によって読取られたQRコード(登録商標)21は、一旦、記憶部205に格納される。
【0086】
デコード部204は、CCD読取部203によって読取られたQRコード21をデコードするものであり、QRコード(登録商標)21をデコードする際、解読ソフトであるアプリケーションプログラムが用いられる。
【0087】
記憶部205は、QRコード(登録商標)21のアドレス情報としての接続情報21a、ユーザ情報21bが記憶されている。CCD読取部203によって読取られたQRコード(登録商標)21の解読用プログラム、その解読したコード情報を送信するためのプログラムなどが記憶されている。
【0088】
ブラウザ機能部206は、インターネット網202上で公開されているコンテンツの内容を閲覧する機能である。また、WWWブラウザが記憶されている。このWWWブラウザを駆動させることにより、携帯電話201からインターネット網202に接続されるホストコンピュータ(WWWサーバ)12上に設けられているサイトDB22にアクセスしてデータを書き込んだりすることが可能になっている。
【0089】
表示部207は、QRコード(登録商標)21をデコード部204で解読した情報の接続情報21a、ユーザ情報21b、商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21eまたはホストコンピュータ12からの商品コード21c等に関する詳細情報を表示する。
【0090】
制御手段としての制御部208は、所定の制御プログラムにしたがって、各部の動作を制御するようになっている。
【0091】
キー操作部209は、各部の操作を行う通話開始キー、通話終了キー、数字キー、シャッタキー、インターネット用アクセスキーなどである
次に、第2実施の形態に係わる販売情報管理システムについて説明する。
【0092】
図15は、携帯電話201とサイトDB22との処理を示すフローチャートである。左側が情報通信端末17のフローチャートであり、右側がサイトDB22のフローチャートである。
【0093】
ユーザは、携帯電話201のCCDカメラにより、レシート19に貼り付けまたは印刷されている2次元コードとしてのQRコード(登録商標)21を撮影する(ステップS41)。
【0094】
CCD読取部203によりその撮影されたQRコード(登録商標)21を読取る(ステップS42)。
【0095】
CCD読取部203により読取ったQRコード(登録商標)21は、一旦、記憶部205に格納される(ステップS43)。
【0096】
QRコード(登録商標)21が記憶部205に格納されると、デコード部204によるQRコード(登録商標)21のデコードが実行される。このとき、記憶部205からQRコード21のデコードするための解読ソフトであるアプリケーション呼び出され、QRコード(登録商標)21のデコードが実行される(ステップS44)。
【0097】
QRコード(登録商標)21の接続情報21a、ユーザ情報21bを表示部207に表示し、内容を確認する(ステップS45)。
【0098】
ブラウザ機能部206により、接続情報21aの接続先に基づいてサイトDB22へのアクセスが行われる(ステップS46)。
【0099】
ユーザ情報21bをサイトDB22に送信する(ステップS47)。
【0100】
サイトDB22がユーザ情報21bを受信する(ステップS48)。
【0101】
サイトDB22にユーザ情報21bの商品コード21c、レシートコード21d、客層コード21eを蓄積格納する(ステップS49)。
【0102】
サイトDB22は、商品コード21cに対応する商品に関する詳細情報を携帯電話201に送信する(ステップS50)。
【0103】
携帯電話201は、サイトDB22からの商品コード21cに該当する詳細情報をたとえばパケットで受信する(ステップS51)。
【0104】
サイトDB22は、ユーザ情報21bの商品コード21c、客層コード21eに基づきアクセス情報22aを作成する(ステップS52)。
【0105】
携帯電話201は、サイトDB22からの商品コード21cに該当する商品等に関する詳細情報をダウンロードすることにより表示部207に表示させスクロールしながら閲覧する(ステップS53)。
【0106】
第2実施形態の販売情報管理システム100は、携帯電話201のコード読取手段203により媒体に付けられたQRコード(登録商標)21を撮影することで、いつでも、どこでもWWWサーバであるサイトDB22に簡単にアクセスすることができる。
【0107】
以上説明したように、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、実施の段階ではその趣旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能であるのは勿論である。
【0108】
アドレス情報、ユーザ情報を表示する2次元コードは、QRコード(登録商標)に限らず、他の2次元コードでもよい。
【0109】
携帯端末は、携帯電話が好ましいが、携帯端末であれば、携帯電話に限る必要はない。
【図面の簡単な説明】
【0110】
【図1】本発明の第1実施の形態における販売情報管理システム全体を示す概略図。
【図2】本発明に係わる販売情報管理システムのQRコードを表す図。
【図3】本発明に係わる販売情報管理システムのアクセス情報テーブルを表す図。
【図4】本発明に係わる販売情報管理システムのレシートを表す模式的に示す図。
【図5】第1実施の形態におけるPOS端末の外観を示す斜視図。
【図6】第1実施の形態におけるキーボードの各種キーの配列を模式的に示す平面図。
【図7】第1実施の形態におけるPOS端末の要部構成を示すブロック図。
【図8】第1実施の形態における情報通信端末の外観を示す斜視図。
【図9】第1実施の形態における情報通信端末の要部構成を示すブロック図。
【図10】第1実施の形態における商品登録処理を示すブロック図。
【図11】第1実施の形態における情報通信端末の動作を示すフローチャート。
【図12】第1実施の形態におけるPOS端末の動作を示すフローチャート。
【図13】本発明に係わる販売情報管理システムのレシートを表す模式的に示す図。
【図14】第2実施の形態における販売情報管理システム全体を示す概略図。
【図15】第2実施の形態における販売情報管理システムの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0111】
12…ホストコンピュータ、13…通信ネットワーク、15…ストアコンピュータ、16…POS端末、17…情報通信端末、18…LAN、19…レシート(媒体)、21…QRコード(2次元コード)、21a…接続情報(アドレス情報)、21b…ユーザ情報、21c…商品コード、21d…レシート番号、21e…客層コード、21f…アクセス数(アクセス情報)、22…サイトデータベース、22a…アクセス情報、41、89…2次元コードスキャナ(コード読取手段)、51…CPU、81…CPU、201…携帯電話(携帯端末)、203…CCD読取部(コード読取手段)、204…デコード部(解読手段)、205…記憶部、206…ブラウザ機能部、207…表示部(表示手段)、208…制御部。
【技術分野】
【0001】
本発明は、レシート等の媒体に付けられた2次元コードを利用しアクセス情報を作成する販売情報管理システムおよび販売情報管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯端末からネットワーク経由で相互に通信可能なデータ管理サーバを備え、携帯端末には2次元バーコードリーダを接続し、商品には商品の情報を含む2次元コードが設けられているとともに、携帯端末からネットワーク経由でデータ管理サーバに接続し、ユーザIDと個人情報を送信してデータ管理サーバに個人情報を登録する機能と、携帯端末に接続された2次元バーコードリーダを用いて商品に備えられた2次元バーコードの商品に関する情報を読取り携帯端末で表示する機能を有する。さらに、商品購入したときの商品状況を示す電子レシートデータを携帯端末に送信する機能と、携帯端末で電子レシートデータを内部メモリに格納する機能と、携帯端末からネットワーク経由でデータ管理サーバに接続し、ユーザIDと電子レシートデータを送信する機能と、データ管理サーバで、ユーザIDと電子レシートデータを所定のデータベースに記憶する機能とを備え、データ管理会社側では購入状況の情報が得られる。(たとえば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−171417号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載の従来技術は、媒体についている2次元バーコードの商品情報を携帯端末で読取ってネットワークを介しデータ管理サーバに接続し商品に関する情報を取得できる。しかしながら、ユーザがユーザ情報としてユーザID、指名、年齢、性別等を入力することは抵抗意識が強く、情報提供者へのポイント制度の対価の提供をしてもレスポンスが期待できない。
【0004】
本発明の目的は、ユーザが媒体に付けられた情報に基づきサイトへアクセスが容易になりレスポンスが増えることにより、サイト側はアクセス情報を企画開発等のために利用できる販売情報管理システムおよび販売情報管理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の販売情報管理システムは、媒体に付けられた2次元コードを読取るコード読取手段と、このコード読取手段により読取ったユーザ情報を表示させる表示手段とを有する情報通信端末と、この情報通信端末とネットワークを介し通信する前記ホストコンピュータを備えた販売情報管理システムにおいて、前記情報通信端末は、前記ユーザ情報を前記ホストコンピュータに送信すると、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報をサイトデータベースに蓄積格納するとともに、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする。
【0006】
また、本発明の販売情報管理方法は、2次元コードのアクセス情報とユーザ情報を読取るステップと、2次元コードのアクセス情報とユーザ情報を表示するステップと、2次元コードのアドレス情報に基づき、ネットワークを介しサイトデータベースへアクセスを行うステップと、前記サイトデータベースにより、ユーザからのアクセスに応じた前記ユーザへ詳細情報を送信するステップと、前記サイトデータベースにユーザ情報を蓄積格納するステップと、前記ユーザ情報をカウントしアクセス情報を作成するステップとを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザ情報を基にサイトにアクセスすることにより、ユーザ情報に基づいたアクセス情報を作成することができ、このアクセス情報を基に未来商品の企画開発に応用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】
(第1の実施の形態)図1は、販売情報管理システム11の構成を示すブロック図である。
【0010】
図1に示すように、販売情報管理システム11は、複数の店舗を有する流通チェーン本部のホストコンピュータ12と通信ネットワーク13を介して複数の店舗に設けられたPOSシステム14から構成されている。
【0011】
また、通信ネットワーク13は、インターネット、専用回線等の通信のためのネットワークから構成されている。
【0012】
POSシステム14は、たとえば、コンビニエンスストア等のバックヤードに設置されるストアコンピュータ15とレジカウンターに設置される複数台のPOS端末16と情報通信端末17とをLAN(Local Area Network)18によって接続するように構成されている。
【0013】
POS端末16は、媒体としてのレシート19に、レシート情報20と2次元コードとしてのQR(Quick Response)コード(登録商標)21を印刷して発行する。
【0014】
情報通信端末17は、POS端末16で発行されたレシート19のQRコード21を読取る。この読取られたQRコード(登録商標)21は、ホストコンピュータ12にアクセスするためのアクセス情報としての接続情報とユーザ情報が含まれている。
【0015】
ホストコンピュータ12は、情報通信端末17からアクセスされたとき2次元コードとしてのQR(登録商標)コード21のユーザ情報をサイトDB22に蓄積するとともに、商品等に関する詳細情報を情報通信端末17に送信する。さらに、サイトDB22に登録されているユーザ情報に基づいてアクセス情報を作成し、そのアクセス情報を必要に応じストアコンピュータ15のデータベース(DB)23に送信する。
【0016】
図2は、2次元コードとしてのQRコード(登録商標)21の情報の一例を示す。
【0017】
QRコード(登録商標)21は、アドレス情報としての接続情報21a、ユーザ情報21bとして商品コード21c、レシート番号21dおよび客層コード21eを含む。
【0018】
接続情報21aは、ホストコンピュータ12のサイトDB22に接続するURL(Uniform Resource Locator)である。商品コード21cは、商品の情報を識別するコードである。レシート番号21dは、レシート19を識別する番号であるとともに、アクセス識別番号として機能する。客層コード21eは、ユーザの男女の性別、年代別のコードである。
【0019】
図3は、ホストコンピュータ12に有するサイトDB22に格納するアクセス情報22aのテーブルの一例を示す。
【0020】
アクセス情報22aのテーブルは、ユーザ情報21bとして商品コード21c、客層コード21e、アクセス数21fおよびアクセス期間21gを含む。
【0021】
アクセス数21fは、情報通信端末17等からの商品コード21c、客層コード21eのアクセスをカウントして蓄積格納する。
【0022】
アクセス期間21gは、たとえば1週間または1ヶ月の期間ごとにアクセス数21fをカウントする期間である。また、レシート19を発行してからユーザがQRコード(登録商標)21を読取るまでの期限を設定してもよい。たとえばQRコード(登録商標)21をアクセス後、次回来店時にレシート19を持参するまでの割引有効期限等について設定する。
【0023】
図4は、POS端末16から発行されたお買い上げレシート19の一例を示す。
【0024】
レシート19は、レシート情報20と、QRコード(登録商標)21とから構成されている。レシート情報20には、店舗名、商品名、単価、買い上げ商品の合計である小計、消費税、合計、お預、お釣り金額、「A商品キャンペーン」のコマーシャルメッセージ、割引情報および割引有効期限等が印刷されている。割引有効期限は、レシート19を発行してからQRコード(登録商標)21を読取り、次回来店時にレシート19を持参するまでの期限である。また、QRコード(登録商標)21には、図2に示す接続情報21aとユーザ情報21bとしての商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21eの情報が印刷されている。
【0025】
図5は、第1実施形態に係わる販売情報管理システム11のPOS端末16の外観を示す斜視図である。
【0026】
POS端末16は、正面のドロワ32上に載置されており、このドロワ32の引出口33の開閉を制御するするとともに、上面にオペレータの操作を受け付ける操作領域34を備え、その操作領域34には各種のキーが集合するキーボード35が設けられている。
【0027】
キーボード35より左側には、登録モード、設定モード、点検モード、精算モード等の各種業務モードに設定するモードキー36が設けられ、キーボード35より奥側には、店用表示部37が配置され、店用表示部37の背面側には、客用表示部38が配置されている。
【0028】
さらに、商品に付けられた商品コード等のバーコードを光学的に読取るバーコードスキャナ39が接続されている。このバーコードスキャナ39の手前には、レシート19を発行するレシート発行口40が設けられている。
【0029】
また、レシート19に印刷された2次元コードとしてのQRコード(登録商標)21を光学的に読取る2次元コードのコード読取手段としての2次元コードスキャナ41が接続されている。
【0030】
図6は、キーボード35の各種キー配列を示す平面図である。キーボード35は、商品コードや金額等を入力するための置数キー35a、客層を登録するための複数の客層キー35b、商品販売登録処理において現金取引による締めを宣言するための預/現計キー35c等の各種のキーをブロック毎に配列した構成を示している。
【0031】
ここでは、客層キー35bは男女の性別・年代別に10区分に区分されている。たとえば、「客層1」は10代の女性、「客層5」は50代以上の女性、「客層6」は10代の男性というように区分をしている。他のキーについては、従来の端末が備えるキーと同じなので説明を省略する。なお、客層キー35bの個数は、10区分に限定されることなく使用目的に対応して個数を増減することが可能である。
【0032】
図7は、POS端末16の要部構成を示すブロック図である。
【0033】
POS端末16は、制御本体を構成するCPU51にプログラム等を格納したROM52、各種のデータを記憶するRAM53、現在の日時を計時する時計部54、I/Oポート55、LANコントローラ56、キーボードコントローラ57、表示部コントローラ58、プリンタコントローラ59、スキャナコントローラ60等をバス66により接続している。
【0034】
そして、I/Oポート55にモードスイッチ(SW)61とドロワの開放装置62とを接続し、LANコントローラ56にLAN18を接続し、キーボードコントローラ57にキーボード35を接続し、表示コントローラ58に店用表示部37と客用表示部38を接続し、プリンタコントローラ59にプリンタ63を接続し、スキャナコントローラ60にバーコードスキャナ39と、2次元コードスキャナ41が接続されている。
【0035】
また、プリンタ63は媒体としてのレシート19を発行する媒体発行手段として機能する。
【0036】
LANコントローラ56はLAN18を通じて行うデータ通信を制御する。キーボードコントローラ57は、キーボード35から操作されたキー対応するキー信号を取り組みCPU51に知らせる。表示コントローラ58は、表示データに対応した文字等を店用表示部37、客用表示部38に表示させる。プリンタコントローラ59はプリンタ63にレシート印字およびジャーナル印字を制御する。スキャナコントローラ60は、バーコードスキャナ39にてスキャニングされたバーコードデータ、または、2次元コードスキャナ41にてレシート19の2次元コードとしてのQRコード(登録商標)21をスキャニングしてQRコード(登録商標)21のデータをCPU51に送信する。CPU51は、スキャナコントローラ60からの出力信号に応じて各種処理を行う。
【0037】
図8は、情報通信端末17の外観を示す斜視図である。
【0038】
この情報通信端末17は、図1に示すように、ホストコンピュータ12と通信ネットワーク13とにより構成している。
【0039】
図8に示すように、情報通信端末17の正面にタッチパネル付表示部71とこの表示部71の下部の中央にはレシート19に印刷された2次元コードであるQRコード(登録商標)21を読取る(図示しない)2次元コードスキャナが設けられるとともに、レシート19を挿入するレシート挿入口72を設けている。
【0040】
図9は、情報通信端末17の要部構成を示すブロック図である。
【0041】
情報通信端末17は、制御本体を構成するCPU81にプログラム等を格納したROM82、各種のデータを記憶するRAM83,現在の日時を計時する時計部84、LANコントローラ85、タッチパネルコントローラ86、スキャナコントローラ87等をバス90により接続している。
【0042】
LANコントローラ85にLAN18を接続し、タッチパネルコントローラ86にはタッチパネルセンサ88と表示部71とを接続し、スキャナコントローラ87に2次元コードスキャナ89を接続している。
【0043】
LANコントローラ85はLAN18を通じて行うデータ通信を制御する。タッチパネルコントローラ86は、CPU81からの指令により表示部71に各種の画面を選択的に表示させるとともに、タッチパネルセンサ88の信号を取り込み、タッチ位置座標を求めてCPU81に知らせる。スキャナコントローラ87は、2次元コードスキャナ89にてスキャニングされた2次元コードデータを読取ってRAM83に記憶される。
【0044】
第1実施の形態に係る販売情報管理システム11について、ユーザが、たとえば、レシート19の商品AAAを購入したときの一連の処理を説明する。
【0045】
図10は、商品登録処理を示すフローチャートである。
【0046】
オペレータは、ユーザが購入した商品AAAの商品登録処理をPOS端末16により行う。まず、図6の客層キー35bのいずれか1つを押下することにより、RAM53に設けたられたワークエリアの客層NO.の客層の登録がCPU51により実行されるとともに客層NO.に対応したコマーシャルメッセージも登録される(ステップS11)。
【0047】
次に、商品登録処理(ステップS12)、締め処理(ステップS13)、コマーシャルメッセージとQRコード(登録商標)21に、接続情報21a、ユーザ情報21bとして商品コード21c、レシート番号21dおよび客層コード21eを含む情報をレシート19に印刷処理(ステップS14)が実行される。
【0048】
図4に示すレシート19が、レシート発行口40から発行される。そして、商品AAAの商品登録処理が終了する。
【0049】
図11は、情報通信端末17とサイトDB22との処理を示すフローチャートである。左側が情報通信端末17のフローチャートであり、右側がサイトDB22のフローチャートである。
【0050】
ユーザは、レシート19の割引特典およびコマーシャルメッセージの「A商品キャンペーン」に関心を示した場合、店内に設置された情報通信端末17によりQRコード(登録商標)21の読取りを行う。
【0051】
まず、ユーザは、情報通信端末17のタッチパネル付表示部71の(図示しない)開始アイコンをタッチ操作し、QRコード(登録商標)21が記録されているレシート19をレシート挿入口72に挿入しQRコード(登録商標)21の情報を2次元コードスキャナ89で読取る(ステップS21)。
【0052】
QRコード(登録商標)21の接続情報21a、ユーザ情報21bの商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21e等の文字情報を表示部71に表示する(ステップS22)。
【0053】
QRコード(登録商標)21の情報を一旦、RAM83に記憶される(ステップS23)。
【0054】
次に、ユーザは、表示部71の(図示しない)送信アイコンをタッチしてホストコンピュータ12のサイトDB22にユーザ情報21bを送信する(ステップS24)。
【0055】
ホストコンピュータ12のサイトDB22は、ユーザ情報21bを受信する(ステップS25)。
【0056】
サイトDB22は、ユーザ情報の商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21eを蓄積格納する(ステップS26)。
【0057】
ホストコンピュータ12は、サイトDB22に格納されている商品コード21cに対応した商品等に関する詳細情報を情報通信端末17に送信する(ステップS27)。
【0058】
情報通信端末17は、送信された商品コード21cに対する詳細情報を受信する(ステップS28)。
【0059】
サイトDB22は商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21eのユーザ情報をカウントして図3に示すアクセス情報22aを作成する(ステップS29)。
【0060】
情報通信端末17は、送信された商品コード21cに対する詳細情報を表示部71に表示しユーザが閲覧する(ステップS30)。
【0061】
ユーザは、タッチパネル付表示部71の(図示しない)終了アイコンをタッチするとレシート19がレシート挿入口72から返却される。
【0062】
ユーザは、QRコード(登録商標)21の情報に基づいてアクセスしたことにより、次回の商品購入時に最大の割引特典が得られる。
【0063】
次に、ユーザが商品を購入するときに、レシート19を持参した場合、POS端末16の処理について説明する。
【0064】
図12は、2次元コードのコード読取手段41からサイトDB22処理を示すフローチャートである。
【0065】
まず、オペレータ(キャッシャ)がユーザからレシート19を受け取る。
【0066】
POS端末16のコード読取手段としての2次元コードスキャナ41によりレシート19の2次元コードとしてのQRコード(登録商標)21を読取る(ステップS31)。
【0067】
CPU51は、レシート番号21dを認識する(ステップS32)。
【0068】
CPU51は、レシート番号21dについて、ホストコンピュータ12のサイトDB22にアクセスしたかを上位機器のストアコンピュータ15にアクセスする(ステップS33)。
【0069】
ストアコンピュータ15は、レシート番号21dについて、ホストコンピュータ12にアクセスしているかDB23を調べる(ステップS34)。
【0070】
CPU51は、ユーザが上位機器にアクセスしていない(ステップS34のNO)場合、ユーザは、商品を購入するとき、10%割引される(ステップS35)。
【0071】
CPU51は、ユーザが上位機器にアクセスしている(ステップS34のYES)場合、割引有効期限が有効か否かを調べる(ステップS36)。図3に示す、アクセス情報22aテーブルのアクセス期間21gに格納された割引有効期限は、ホストコンピュータ12のサイトDB22からストアコンピュータ15のDB23に転送し格納されている。
【0072】
CPU51が、ストアコンピュータ15のDB23にアクセスした結果、割引有効期限内の(ステップS36のYES)場合、ユーザは、商品を購入するとき、30%割引される(ステップS37)。
【0073】
割引有効期限が過ぎている(ステップS36のNO)場合、ユーザは、商品を購入するとき、10%割引される(ステップS35)。
【0074】
ユーザがサイトDB22にアクセスした場合、図13に示すように、レシート19にアクセスした情報を印刷して発行される。また、商品の単価について割引をしているが、内税込みに対して割引してもよい。また、ユーザがサイトDB22にアクセスしたが、有効期限切れやアクセスしない場合はコード読取割引が10%となる。
【0075】
なお、QRコード(登録商標)21の読取りは、商品登録前でもよいし、商品登録時のどちらでもよい。
【0076】
第1実施形態の販売情報管理システムのホストコンピュータ12は、ユーザが情報通信端末17でアクセスしたとき、情報通信端末17に記憶されているユーザ情報21bに基づいて図3に示すアクセス情報22aをサイトDB22に格納する。さらに、ホストコンピュータ12は、サイトDB22に格納されているユーザ情報21bに基づいてアクセス情報22aのレポートを作成することができる。
【0077】
また、サイトDB22のアクセス情報22aのレポートを定期的または、必要に応じてストアコンピュータ15に配信するようになっている。POS端末16は、いつでも、ユーザに対応したアクセス情報22aおよび割引有効期限をストアコンピュータ15に確認することができる。
【0078】
また、ホストコンピュータ12と情報通信端末17と専用回線の通信ネットワーク13で接続した場合、アドレス情報としての接続情報21aを読取ることを省略することができる。
【0079】
ユーザは、情報通信端末17から、ユーザ情報21bをホストコンピュータ12のサイトDB22に送信するだけでアクセスすることができる。このように、アドレス操作が簡単になりアクセスの向上が期待できる。
【0080】
ホストコンピュータ12のサイトDB22の流通チェーン本部は、ユーザの商品ごとのアクセスをカウントすることにより客層別の商品動向を把握しやすい。また、キャンペーンサイトへのアクセスにより未来商品の企画開発に利用できる。
【0081】
(第2実施の形態)図14は、本発明の販売情報管理システムの第2実施形態を示す図である。なお、以下に説明する図において、図1と共通する部分には同一符号をつけ重複する説明を省略する。
【0082】
図14に示すように、販売情報管理システム200は、携帯通信端末としての携帯電話201とホストコンピュータ12をインターネット網202で接続が可能になっている。
【0083】
携帯電話201は、撮像素子であるCCD(電荷結合素子)を搭載したカメラを用いて撮影機能を有しているものであり、CCD読取部203、デコード部204、記憶部205、ブラウザ機能部206、表示部207、制御部208およびキー操作部209を備えている。
【0084】
コード読取手段としてのCCD読取部203は、CCDカメラによって撮影された画像情報を読取るものである。CCDカメラは、2次元コードの情報をコード化したQRコード(登録商標)21を撮影したときには、そのQRコード(登録商標)21をデコードして文字情報に変換されこの中のURLにアクセスする。
【0085】
また、CCD読取部203によって読取られたQRコード(登録商標)21は、一旦、記憶部205に格納される。
【0086】
デコード部204は、CCD読取部203によって読取られたQRコード21をデコードするものであり、QRコード(登録商標)21をデコードする際、解読ソフトであるアプリケーションプログラムが用いられる。
【0087】
記憶部205は、QRコード(登録商標)21のアドレス情報としての接続情報21a、ユーザ情報21bが記憶されている。CCD読取部203によって読取られたQRコード(登録商標)21の解読用プログラム、その解読したコード情報を送信するためのプログラムなどが記憶されている。
【0088】
ブラウザ機能部206は、インターネット網202上で公開されているコンテンツの内容を閲覧する機能である。また、WWWブラウザが記憶されている。このWWWブラウザを駆動させることにより、携帯電話201からインターネット網202に接続されるホストコンピュータ(WWWサーバ)12上に設けられているサイトDB22にアクセスしてデータを書き込んだりすることが可能になっている。
【0089】
表示部207は、QRコード(登録商標)21をデコード部204で解読した情報の接続情報21a、ユーザ情報21b、商品コード21c、レシート番号21d、客層コード21eまたはホストコンピュータ12からの商品コード21c等に関する詳細情報を表示する。
【0090】
制御手段としての制御部208は、所定の制御プログラムにしたがって、各部の動作を制御するようになっている。
【0091】
キー操作部209は、各部の操作を行う通話開始キー、通話終了キー、数字キー、シャッタキー、インターネット用アクセスキーなどである
次に、第2実施の形態に係わる販売情報管理システムについて説明する。
【0092】
図15は、携帯電話201とサイトDB22との処理を示すフローチャートである。左側が情報通信端末17のフローチャートであり、右側がサイトDB22のフローチャートである。
【0093】
ユーザは、携帯電話201のCCDカメラにより、レシート19に貼り付けまたは印刷されている2次元コードとしてのQRコード(登録商標)21を撮影する(ステップS41)。
【0094】
CCD読取部203によりその撮影されたQRコード(登録商標)21を読取る(ステップS42)。
【0095】
CCD読取部203により読取ったQRコード(登録商標)21は、一旦、記憶部205に格納される(ステップS43)。
【0096】
QRコード(登録商標)21が記憶部205に格納されると、デコード部204によるQRコード(登録商標)21のデコードが実行される。このとき、記憶部205からQRコード21のデコードするための解読ソフトであるアプリケーション呼び出され、QRコード(登録商標)21のデコードが実行される(ステップS44)。
【0097】
QRコード(登録商標)21の接続情報21a、ユーザ情報21bを表示部207に表示し、内容を確認する(ステップS45)。
【0098】
ブラウザ機能部206により、接続情報21aの接続先に基づいてサイトDB22へのアクセスが行われる(ステップS46)。
【0099】
ユーザ情報21bをサイトDB22に送信する(ステップS47)。
【0100】
サイトDB22がユーザ情報21bを受信する(ステップS48)。
【0101】
サイトDB22にユーザ情報21bの商品コード21c、レシートコード21d、客層コード21eを蓄積格納する(ステップS49)。
【0102】
サイトDB22は、商品コード21cに対応する商品に関する詳細情報を携帯電話201に送信する(ステップS50)。
【0103】
携帯電話201は、サイトDB22からの商品コード21cに該当する詳細情報をたとえばパケットで受信する(ステップS51)。
【0104】
サイトDB22は、ユーザ情報21bの商品コード21c、客層コード21eに基づきアクセス情報22aを作成する(ステップS52)。
【0105】
携帯電話201は、サイトDB22からの商品コード21cに該当する商品等に関する詳細情報をダウンロードすることにより表示部207に表示させスクロールしながら閲覧する(ステップS53)。
【0106】
第2実施形態の販売情報管理システム100は、携帯電話201のコード読取手段203により媒体に付けられたQRコード(登録商標)21を撮影することで、いつでも、どこでもWWWサーバであるサイトDB22に簡単にアクセスすることができる。
【0107】
以上説明したように、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、実施の段階ではその趣旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能であるのは勿論である。
【0108】
アドレス情報、ユーザ情報を表示する2次元コードは、QRコード(登録商標)に限らず、他の2次元コードでもよい。
【0109】
携帯端末は、携帯電話が好ましいが、携帯端末であれば、携帯電話に限る必要はない。
【図面の簡単な説明】
【0110】
【図1】本発明の第1実施の形態における販売情報管理システム全体を示す概略図。
【図2】本発明に係わる販売情報管理システムのQRコードを表す図。
【図3】本発明に係わる販売情報管理システムのアクセス情報テーブルを表す図。
【図4】本発明に係わる販売情報管理システムのレシートを表す模式的に示す図。
【図5】第1実施の形態におけるPOS端末の外観を示す斜視図。
【図6】第1実施の形態におけるキーボードの各種キーの配列を模式的に示す平面図。
【図7】第1実施の形態におけるPOS端末の要部構成を示すブロック図。
【図8】第1実施の形態における情報通信端末の外観を示す斜視図。
【図9】第1実施の形態における情報通信端末の要部構成を示すブロック図。
【図10】第1実施の形態における商品登録処理を示すブロック図。
【図11】第1実施の形態における情報通信端末の動作を示すフローチャート。
【図12】第1実施の形態におけるPOS端末の動作を示すフローチャート。
【図13】本発明に係わる販売情報管理システムのレシートを表す模式的に示す図。
【図14】第2実施の形態における販売情報管理システム全体を示す概略図。
【図15】第2実施の形態における販売情報管理システムの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0111】
12…ホストコンピュータ、13…通信ネットワーク、15…ストアコンピュータ、16…POS端末、17…情報通信端末、18…LAN、19…レシート(媒体)、21…QRコード(2次元コード)、21a…接続情報(アドレス情報)、21b…ユーザ情報、21c…商品コード、21d…レシート番号、21e…客層コード、21f…アクセス数(アクセス情報)、22…サイトデータベース、22a…アクセス情報、41、89…2次元コードスキャナ(コード読取手段)、51…CPU、81…CPU、201…携帯電話(携帯端末)、203…CCD読取部(コード読取手段)、204…デコード部(解読手段)、205…記憶部、206…ブラウザ機能部、207…表示部(表示手段)、208…制御部。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
媒体に付けられた2次元コードを読取るコード読取手段と、このコード読取手段により読取ったユーザ情報を表示する表示手段とを有する情報通信端末と、この情報通信端末と、ネットワークを介し通信するホストコンピュータを備えた販売情報管理システムにおいて、前記情報通信端末は、前記ユーザ情報を前記ホストコンピュータに送信すると、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報をサイトデータベースに蓄積格納するとともに、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項2】
請求項1記載の販売情報管理システムにおいて、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報に対応する詳細情報を前記情報通信端末に送信するとともに、前記ユーザ情報をサイトデータベースに蓄積格納し、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項3】
媒体に付けられた2次元コードを読取るコード読取手段と、このコード読取手段が読取ったアドレス情報とユーザ情報を表示する表示手段と、前記アドレス情報に基にホストコンピュータにアドレスする携帯端末とを備えた販売情報管理システムにおいて、前記携帯端末が前記ユーザ情報を前記ホストコンピュータに送信してきたとき前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報をサイトデータベースに蓄積格納するとともに、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の販売情報管理システムにおいて、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報をサイトデータベースに蓄積するとともに、前記ユーザ情報に対応した詳細情報を前記携帯端末に送信し、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項5】
媒体に2次元コードを付け発行する媒体発行手段と、この媒体発行手段により前記媒体に付けた2次元コードを読取るコード読取手段と、このコード読取手段により読取った2次元コードの情報を表示する表示手段とを有するPOS端末と、このPOS端末とネットワークを介し通信するホストコンピュータとを備えた販売情報管理システムにおいて、前記POS端末が媒体の2次元コードの前記ユーザ情報を前記コード読取手段により読取り前記ホストコンピュータに送信してきたとき、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報を前記サイトデータベースに格納するとともに、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載の販売情報管理システムにおいて、前記ユーザ情報は、少なくとも商品コードおよび客層コードを有することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項7】
請求項1〜6記載の販売情報管理システムにおいて、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報の前記商品コードに対する前記客層コードのアクセス回数をカウントするアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項8】
2次元コードのアドレス情報とユーザ情報を読取るステップと、2次元コードの前記アドレス情報と前記ユーザ情報を表示するステップと、2次元コードの前記アドレス情報に基づき、ネットワークを介しサイトデータベースへアクセスを行うステップと、前記サイトデータベースにより、ユーザからのアクセスに応じた前記ユーザへ詳細情報を送信するステップと、前記サイトデータベースに前記ユーザ情報を蓄積格納するステップと、前記ユーザ情報をカウントするステップとを有することを特徴とする販売情報管理方法。
【請求項1】
媒体に付けられた2次元コードを読取るコード読取手段と、このコード読取手段により読取ったユーザ情報を表示する表示手段とを有する情報通信端末と、この情報通信端末と、ネットワークを介し通信するホストコンピュータを備えた販売情報管理システムにおいて、前記情報通信端末は、前記ユーザ情報を前記ホストコンピュータに送信すると、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報をサイトデータベースに蓄積格納するとともに、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項2】
請求項1記載の販売情報管理システムにおいて、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報に対応する詳細情報を前記情報通信端末に送信するとともに、前記ユーザ情報をサイトデータベースに蓄積格納し、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項3】
媒体に付けられた2次元コードを読取るコード読取手段と、このコード読取手段が読取ったアドレス情報とユーザ情報を表示する表示手段と、前記アドレス情報に基にホストコンピュータにアドレスする携帯端末とを備えた販売情報管理システムにおいて、前記携帯端末が前記ユーザ情報を前記ホストコンピュータに送信してきたとき前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報をサイトデータベースに蓄積格納するとともに、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の販売情報管理システムにおいて、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報をサイトデータベースに蓄積するとともに、前記ユーザ情報に対応した詳細情報を前記携帯端末に送信し、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項5】
媒体に2次元コードを付け発行する媒体発行手段と、この媒体発行手段により前記媒体に付けた2次元コードを読取るコード読取手段と、このコード読取手段により読取った2次元コードの情報を表示する表示手段とを有するPOS端末と、このPOS端末とネットワークを介し通信するホストコンピュータとを備えた販売情報管理システムにおいて、前記POS端末が媒体の2次元コードの前記ユーザ情報を前記コード読取手段により読取り前記ホストコンピュータに送信してきたとき、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報を前記サイトデータベースに格納するとともに、前記ユーザ情報を基にアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載の販売情報管理システムにおいて、前記ユーザ情報は、少なくとも商品コードおよび客層コードを有することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項7】
請求項1〜6記載の販売情報管理システムにおいて、前記ホストコンピュータは、前記ユーザ情報の前記商品コードに対する前記客層コードのアクセス回数をカウントするアクセス情報を作成することを特徴とする販売情報管理システム。
【請求項8】
2次元コードのアドレス情報とユーザ情報を読取るステップと、2次元コードの前記アドレス情報と前記ユーザ情報を表示するステップと、2次元コードの前記アドレス情報に基づき、ネットワークを介しサイトデータベースへアクセスを行うステップと、前記サイトデータベースにより、ユーザからのアクセスに応じた前記ユーザへ詳細情報を送信するステップと、前記サイトデータベースに前記ユーザ情報を蓄積格納するステップと、前記ユーザ情報をカウントするステップとを有することを特徴とする販売情報管理方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2006−293540(P2006−293540A)
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−111100(P2005−111100)
【出願日】平成17年4月7日(2005.4.7)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年4月7日(2005.4.7)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】
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