説明

資産と、アプリケーションと、関係するアプリケーション相互の関連付けを行うサービスとの監視及び管理

【課題】本発明は、アプリケーションとサービスとを監視しかつ管理する方法及びシステムに関する。
【解決手段】本発明の方法及びシステムは、複数の資産と前記資産のうちの1つ以上の関係を確認する情報を具備するリポジトリを保守し、アプリケーションをサポートするための1つ以上の資産を確認し、サービスに含まれる1つ以上のアプリケーションを確認し、前記確認された資産,前記アプリケーション,または前記サービスの少なくとも1つに対して監視及び管理の少なくとも1つを実行する複数のツールによって集められる一連のイベントと性能データを集約し、集約されたイベントと性能データにユーザがアクセスするためのポータルを設ける段階を備え、前記集約されたイベントや性能データと前記資産のうちの関係とに基づく前記アプリケーションまたは前記サービス上のイベントまたは性能の問題の影響を判断することを、前記ユーザに許可することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、資産(assets)とアプリケーションとサービスとの監視(monitoring)及び管理(managing)に関する。
【0002】
本願は、2004年6月2日に米国で特許出願され、発明の名称を「資産とアプリケーションとサービスとの監視及び管理」とする出願番号が第60/576,200号の米国仮出願の優先権を主張する。米国出願の内容はこれを引用することによって全体が本願明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
本発明の従前において、仮に、幾つかの又は多くのインフラ要素(infrastructure component:例えばデータベースやサーバ等)を伴うアプリケーションが、パフォーマンス(性能:performance)の問題を抱えてきたとしたら、インフラ要素の各担当者はその問題の原因を確認する試みについて検討されたはずである。このような担当者は、それが問題の原因であったかどうか判断するため各担当者のシステムをレビューすることが必要とされたはずである。この方法は非常に非効率的であり、多くの時間がこの問題の原因を確認する試みに費やされていた。このかなり手作業的な方法は、多くのインフラ格納庫(infra structure silos)の至るところにあるデータの収集と、その集約と、この問題を確認するこのような方法でそれを相関させることと、を必要としていた。従来の方法は、操作上の最小限の透明性(transparency)しかなかった。
【0004】
加えて、その問題の確認に必要とされるデータを集めるために検討されるに違いない多くのツールがある。利用可能な圧倒的な数のツールは、どのツールを使用すべきかを見極めることを困難にさせる。加えて、その各々のツールは異なるレイアウトと異なる使用法を備えた異なる表示画面を有している。全てのツールを互いに結びつける統一的な考え方は、従来技術の中には存在しない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これらのツールを割り当てられたオペレータは、オペレータのコンソール上の警報を受信して、この問題を解決するために標準的な操作手順に従うことになる。しかしながら、オペレータ以外の人(例えばそのアプリケーションの開発者や主要な利害関係人(key stakeholders))は、イベントや警報を知らされることに関心を持っている。必要とされるコンソールの数と各コンソール操作に伴う訓練の両方の点から見ると、全てのアプリケーション開発者と主要な利害関係人のためにコンソールを大量生産(rolling out)することは挑戦をもたらす。
【0006】
本発明は、従来のシステム及び方法によって対処されないままにされた問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、アプリケーションとサービスとを監視しかつ管理する方法を提供することを目的とする。複数の資産と前記資産のうちの1つ以上の関係を確認する情報を具備するリポジトリは保守される。アプリケーションをサポートするための使われる1つ以上の資産は、サービスに含まれる1つ以上のアプリケーションと共に確認される。イベントと性能データ(performance data)は、確認された資産の監視及び/又は管理を実行する複数のツールによって集められる。そのイベントと性能データは集約される。ユーザには、集約されたイベントと性能データにアクセスするためのポータル(入口:portal)が設けられている。このポータルを通して、ユーザは、集約されたイベントや性能データと資産の間との関係とに基づくアプリケーション上またはサービス上のイベントや性能の問題の影響を判断することができる。
【0008】
上述した一般的な記載と後述の詳細な記載の両方は、例示的で且つ説明のためのものであり、また特許請求された発明の更なる説明を目的としていることが理解されるべきである。
【0009】
添付図面は、発明の理解を深めるためのもので、明細書の一部に組み込まれるとともにその一部を構成し、本発明の実施形態を図示し、かつ本発明の原理を明細書の記載とともに説明するためのものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の階層化され統合化された構造を例示する図である。
【図2】本発明により使用可能なユーザーインターフェース画面を例示する図である。
【図3】本発明により使用可能なユーザーインターフェース画面を例示する図である。
【図4】本発明により使用可能なユーザーインターフェース画面を例示する図である。
【図5】本発明により使用可能なユーザーインターフェース画面を例示する図である。
【図6】本発明により使用可能なユーザーインターフェース画面を例示する図である。
【図7】本発明により使用可能なユーザーインターフェース画面を例示する図である。
【図8】本発明の方法を例示するフローチャートである。
【図9】本発明を実施するためのシステムを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明は、アプリケーションをサポートするために用いられる資産、例えばサーバ(例えばウェブサーバやアプリケーションサーバ等),人材,ルータ,データベース及び他のアプリケーションを、アプリケーションそれ自体とアプリケーションを含むサービスと同様に、ユーザが監視しかつ管理できるツールを提供する。本発明は、オペレータ,アプリケーションの所有者,及び主要な利害関係人を含む全ての利害関係者に、アプリケーションへの透明性を提供する。最高の実行をサポートするのに必要なアプリケーションに関する情報は、様々なソースから集約され、単一のユーザ・インタフェースを介してユーザに届けられる。本発明は、アプリケーションの所有者と主要な利害関係人に、サーバ,データベース及び他のインフラ要素のうち何が使用中かを見ること、手動又は自動のいずれかのフェールオーバー(fail over)を有するかを決定すること、アプリケーションとサービスの従属性を確認すること、を許可することによって、事業継続計画(business continui ty planning)の増大を考慮に入れている。
【0012】
本発明のポータル(入口:portal)を使用するため、アプリケーションの所有者は、所有者の同一性を確認することと、それらのアプリケーションに従属物(例えばサーバ,データベース,ウェブサーバ,アプリケーションサーバ,その他)を割り当てることによって、それらのアプリケーションをモデル化しなければならない。この情報はリポジトリ(貯蔵庫:repository)に格納され、その後は特定の資産に関する情報に対して検索できるようになる。ユーザは、アプリケーションに関係する詳細についてより完全な視界(view) を得ることができる。訓練によって、ユーザは、さらに詳細な情報(例えばアプリケーションの性能についての警報と通知)を得ることができる。加えて、ユーザは、インシデント報告書(incident reports)を見ることと同様に、ネットワーク活動とデータベース活動をリアルタイムに監視することが可能となる。
【0013】
図1を参照すれば、例示的に階層化され統合化された本発明の構造が図示されている。階層101は、アプリケーションで引き起こされる問題を診断するために最終的に用いられるデータを集めるための複数のサイロ(格納庫:silo)を表している。階層101において、アプリケーション部(application instrumentation)とドメイン・スペシフィック・マネジメント・コンポーネント(domain specific management components)が示されている。アプリケーション部は、アプリケーションがどのように実行して及び/又は機能しているかについてのビジネス特有の基準を設けるために、開発者にコードの中にロジックを配置することを許可する。ドメイン・スペシフィック・マネジメント・コンポーネントは、例としてはデータベース・モニタ,アプリケーション・サーバ・モニタ及びウェブサーバ・モニタのような、データを集めるために用いられるアイテムを含む。データ収集ツールの幾つかの実施例を次に示す。すなわち、HP OVIS, Sitescope, HP Service Reporter, S AN Manager, Best1, Hawk, Sentinel, Iwatch, AdventNet, HP OV Performance Manager, HP SPIとDBA Webである。これらのツールは例示にすぎない。おそらく、何百ものツールが存在しかつ開発されており、それらは本発明と接続して使うことができる。
【0014】
階層101で集められたデータは、その後、報告イベントのための構成を設ける企業システム管理ツール1021を用いて階層102に入力され、かつ集約される。アプリケーション部は、アダプタ(例えば図示されているHawk Display AdapterとHawk/SNMP Adapter)を介して入力されることが必要となるが、ドメイン・スペシフィック・マネジメント・コンポーネントは、その構成要素のユーザ・インタフェースから直接的に入力される。ユーザは、構成要素のうちの1つに直接リクエストすることができ、構成定義(コンフィギュレーション:configuration)情報の必要のないデータを得ることができる。好ましい一実施形態として、ヒューレット・パッカード(商標)社のOpen View(「HPOV」)が使用されるが、他の類似のツールが本発明の範囲内で使用され得る。資産リポジトリ(貯蔵庫:re pository)1022は、階層101のツールによって監視され、インフラ要素とアプリケーションとに対するメタ・データレコードを有し、構成要素とアプリケーションの2又は3以上の間の関係に関する情報を有している。これは、それらの干渉位置(interaction points )と同様に、インフラ要素とアプリケーションとの間で従属した画面化とモデル化を可能にしている。このように、仮に問題が生じた場合でも、その問題の影響は容易に判断される。
【0015】
集約されたデータは、その後、階層103のユーザ・インタフェースと伝達構成要素により、階層104の配送プラットフォームに送信され、データがユーザに提供される。階層103 のユーザ・インタフェース構成要素1031は、異なるフォーマットの且つ異なるソースからのデータを集約したり、そのデータを正常化したり、各々のドメイン・スペシフィック・マネジメント・コンポーネントのためのインタフェースを構築する必要無く、一般的な方法でユーザにそれを与えることを可能にしている。
【0016】
多くの異なるサイロから集められたデータを集約する能力と、モデル従属ビューアー(model dependency viewer)は、アプリケーション内で生じた問題の事前の解決を可能としている。このように、図2から図7を参照すれば下記に更に詳細に述べられているとおり、本発明は、インフラに対する透明性の統合されたポータル(入口:portal)と、アプリケーションのモデル化の積分点(integration point)と、インシデントと変化の管理設備の統合と、高度なパフォーマンス及び有効性管理ツールと、キー・パフォーマンス・インジケータ(主要な性能表示器:key performance indicators)とを有する。
【0017】
階層104の配送プラットフォームの例示的なユーザ・インタフェースは、図2〜図7を参照して記載されている。
【0018】
図2は、インフラ資産の監視が許可されているユーザに表示されるホーム画面の一例を示している。コンソール・マネージャ領域201は、様々なインフラ要素上とアプリケーション上で生じたイベントをリアルタイムに表示する。コンソール・マネージャ領域201は、イベント202(例えば、主要な,中間の,軽微な,警告のイベント)の重大さを示し、イベントが発生した時間と日付203と、イベントが発生したインフラ要素又はアプリケーション204と、イベントに関するデータを取得したツール205と、イベントを表現するメッセージ206というように、好ましい実施形態において色分けされている。
【0019】
“個人資産”領域208は、ユーザに、自分のアプリケーション情報と従属性を編集して画面化するとともに画面をユーザに限ることを許可する。好ましい実施形態において、その表示される画面は、ユーザにとって刺激的であり、ユーザが興味を持ち、かつ知る権利を与えられた、アプリケーションに関する情報が示されることを意味する。このような方法で、本発明は、資格(entitlement),許可(authorization)及び認証(authenticati on)の概念を使用しかつ、資産リポジトリ1022内に格納される各ユーザのためのプロフィール情報を使用して実行される。
【0020】
色分けされた警報カウント・バー207は、各カテゴリの重大な警報の数をユーザに知らせる。
【0021】
コンソール・マネージャ領域201内の項目をクリックすることにより、ユーザはイベントに関する更なる詳細を見ることができる。図3を参照すれば、実例としてコンソール・マネージャ領域201の2つ目の項目に関する追加的な説明がなされている。階層構造領域( Hierarchy area)301は、親のアプリケーションとその親の例の一覧を示している。メトリクス領域(Metrics area)302は、アプリケーションが従属するインフラ要素の同一性をリスト形式で確認する。コンソール・モニタ領域303は、画面の主題であるアプリケーションに特有なイベントを一覧表にすることを除いて、図1のコンソール・マネージャ領域20 1と類似している。また、アプリケーションで発生したイベントと、影響を受けたシステムと、イベントの状態と、優先度及びタイプと、日付及び時間とを、要約的方法で一覧表にした現在のインシデント領域304が含まれている。
【0022】
メトリクス領域302の従属ツリー・ボタン305を使うことによって、図4に示される従属ツリー401がユーザに表示される。従属ツリー401は、アプリケーションが従属するインフラ要素と、これらのインフラ要素が互いにどのように従属しているかと、これらがどのように接続されるかと、についてのグラフィカルな画面を提供する。好ましい実施形態において、従属ツリー401の構成要素は色分けされ(図2と3のイベント・リストと図2の警告カウント・バー207の場合と同じように色分けされる)、ユーザにはインフラ要素の状態をリアルタイムに示す。このように、例えば、仮にインフラ要素が赤に表示される場合は、ユーザはそれをダブルクリックして、最新の警告,そのレベル,それが対処されたかどうかを見ることができる。
【0023】
資産についての更なる詳細は、本発明を使用してアクセスできる。図5と6を参照すれば、データベースとサーバに対するそれぞれの詳細な性能データが示されている。ユーザは、メトリクス領域302を使用してこれらの画面にアクセスすることができる。
【0024】
図7を参照すれば、本発明によってアプリケーションがどのように管理されるかの実施例を示すところのOVIS構成画面が設けられる。図7に示される画面は、アプリケーションの性能を監視するために最終的に利用しているサードパーティのツール(すなわちHP OVI S)による合成処理(synthetic transaction)を構成することをユーザに許可する。ユーザは、図3のメトリクス領域(Metrics area)302を使ってこの画面にアクセスできる。アプリケーションの所有者だけが合成処理を構成する権限が与えられる。もし、ユーザがその権利を有しない場合、編集アイコンはユーザに示されない。
【0025】
インフラと警告をこの方法で表すことは、多くの利点もたらす。ユーザは、問題を早急に確認でき、かつ問題の影響を判断することができる。本発明は、日々のシステム操作面において役立つだけではなく、それはまた、例えば、会社がそのインフラを完全に利用しているかどうか、及び将来どの程度のインフラを計画するかを決定するためにも用いることができる。
【0026】
図8には、本発明の方法の好ましい実施形態を例示するフローチャートが示されている。ステップ801において、資産と、資産の間の関係とを確認する情報を具備するリポジトリを保守する。ステップ802において、アプリケーションをサポートするために用いられる1つ以上の資産を確認する。ステップ803において、サービス内に含まれる1つ以上のアプリケーションを確認する。ステップ804において、イベントと性能データは、(i)確認された資産,(ii)アプリケーション及び/又は(iii)サービスを監視及び/又は管理する複数のツールによって収集される。
【0027】
ステップ805において、前記集められたイベントと性能データは集約される。これは、中間階層102(図1中)の企業管理構成(enterprise management frameworks)が、階層1 01のドメイン・スペシフィック・マネジメント・コンポーネントと相互作用する、アダプター・アプローチにより成される。特定の製品のために、各製品のデータ検索を行うウェブ・サービスが設けられる。このとき、いかなるウェブ・サービス・ソースからもデータを検索し,データを集約し,かつ提供できる、ユーザに関連する方法である一般的な階層が構築される。
【0028】
ステップ806において、集約されたイベントと性能データへのアクセスをユーザに許可するポータルが設けられる。これによってユーザは、集約されたイベントや性能データと資産との関係とに基づくアプリケーションまたはサービス上のイベントまたは性能の問題の影響を判断することができる。
【0029】
図9を参照すれば、本発明はシステム900に適用することができる。図9に示されるシステムは単に例示的であることは当業者に公知であり、他の構成を有する及び/又は異なる構成要素を有するシステムも本発明の実施において使用できる。リポジトリ910は、複数の資産920を確認する情報と、資産の間の関係を保守する。複数のツールは、サーバ930 により実行される。これらのツールは、アプリケーションをサポートする資産、及び/又はアプリケーションそれ自体、及び/又は1つ以上のアプリケーションによってサポートされるサービスを、監視及び/又は管理する。サーバ930内のプロセッサは、ツールによって集められたイベントと性能データを集約する。ポータル940は、イントラネット又は インターネットで保守される。ユーザ950は、集約されたイベントと性能データについて ポータル940を介してアクセスすることができる。これによってユーザは、集約されたイ ベントや性能データと資産の間の関係とに基づくアプリケーションまたはサービス上のイ ベントまたは性能の問題の影響を判断することができる。
【0030】
本発明は、添付の特許請求の範囲内に属する全ての変形,変更及び変化の態様を包含することを意図している。
【符号の説明】
【0031】
101〜104 階層
1021 企業システム管理ツール
1022 資産リポジトリ(貯蔵庫)
1031 ユーザーインタフェース構成要素
201 コンソール・マネージャ領域
202 イベント
203 イベントが発生した時間と日付
204 イベントが発生したインフラ要素又はアプリケーション 30
205 イベントに関するデータを取得したツール
206 イベントを表現するメッセージ
207 警報カウント・バー
208 個人資産領域
301 階層構造領域
302 メトリクス領域
303 コンソール・モニタ領域
304 インシデント領域
305 従属ツリー・ボタン
401 従属ツリー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションとサービスとを監視しかつ管理するシステムであって、
複数の資産と前記資産のうちの1つ以上の関係とを確認する情報を具備するリポジトリと、
(i)アプリケーションをサポートする1つ以上の資産,
(ii)前記アプリケーション,または
(iii)1つ以上のアプリケーションによってサポートされる1つ以上のサービスのうち少なくとも1つに対して監視及び管理の少なくとも1つを実行する複数のツールと、
前記ツールによって集められる一連のイベントと性能データを集約する処理装置と、
前記集約されたイベントと性能データにユーザがアクセスするためのポータルであって、
インフラ要素上とアプリケーション上で生じたイベントをリアルタイムに表示するコンソール・マネージャ領域と、
ユーザの指示に基づいて編集されたユーザのアプリケーション情報と従属性を画面化して表示する領域と、
カテゴリごとの重大な警報の数を報知する警報カウント・バーと、を具備するポータルと、
を具備することを特徴とするシステム。
【請求項2】
ユーザがコンソール・マネージャ領域内の項目をクリックしたときに表示されるイベント詳細画面を更に具備し、
前記イベント詳細画面は、
前記ユーザがクリックした項目に対応する前記アプリケーションの親のアプリケーションとそのインスタンスの一覧を示す階層構造領域と、
前記ユーザがクリックした項目に対応する前記アプリケーションが従属するインフラ要素を表示するメトリクス領域と、
前記ユーザがクリックした項目に対応する前記アプリケーションに特有なイベントを一覧表に表示するコンソール・モニタ領域と、
前記ユーザがクリックした項目に対応する前記アプリケーションで発生したイベントと、影響を受けたシステムと、前記イベントの状態と、優先度及びタイプと、日付及び時間とを表示するインシデント領域と、を具備する
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記ユーザから前記メトリクス領域に関する所定の要求を受け付けたときに表示する従属ツリーを更に具備し、
前記従属ツリーは、前記アプリケーションが従属する前記インフラ要素と、これらの前記インフラ要素相互の従属関係と、これらの前記インフラ要素相互の接続関係と、を当該インフラ要素の状態に基づいて色分けしてリアルタイムに表示する、
ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記ユーザから前記メトリクス領域に関する所定の要求を受け付けたときに表示するデータベースに関する詳細な性能データの画面を更に具備する、ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
前記ユーザから前記メトリクス領域に関する所定の要求を受け付けたときに表示するサーバに関する詳細な性能データの画面を更に具備する、ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
【請求項6】
前記ユーザが前記アプリケーションの所有者である場合、かつ、前記ユーザから前記メトリクス領域に関する所定の要求を受け付けたときに表示する合成処理構成画面を更に具備し、
前記合成処理構成画面は、前記アプリケーションの性能を監視するために最終的に利用しているサードパーティのツールによる合成処理を構成することをユーザに許す、
ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。

【図8】
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【図9】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−164364(P2012−164364A)
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−121559(P2012−121559)
【出願日】平成24年5月29日(2012.5.29)
【分割の表示】特願2007−515601(P2007−515601)の分割
【原出願日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【出願人】(508320505)バークレイズ・キャピタル・インコーポレーテッド (15)
【Fターム(参考)】