説明

車両カウル部の外気導入構造

【課題】外観を損なうことなく、十分な外気導入性能を確保することができる車両カウル部の外気導入構造を提供すること。
【解決手段】フロントガラス1の下端からフロントフード2の後端までの間に配置される金属製カウルパネル7に別体の意匠ガーニッシュ9を取り付け、該意匠ガーニッシュ9に外気導入口9aを形成する。又、前記金属製カウルパネル7のフロントフード2側端縁に切欠き7aを形成し、該切欠き7aに前記意匠ガーニッシュ9を配置するとともに、該意匠ガーニッシュ9とフロントフード2間の隙間δ1を前記金属製カウルパネル7の前記切欠き7a以外の部位とフロントフー2ド間の隙間よりも大きく設定する。更に、前記意匠ガーニッシュ9の色を暗色とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フロントガラス下端からフロントフードの後端までの間に配置される車両カウル部の外気導入構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両のフロントガラス下端からフロントフードの後端までの間にはカウルパネルが配置されているが、このカウルパネルには外気導入機能や歩行者保護機能が求められる。近年、軽量化や燃費の改善、耐久性の向上等を目的としてカウルパネルを樹脂で構成することが行われている。
【0003】
ところで、特許文献1には、エンジンフード(フロントフード)の後縁部が、閉じた状態でのカウルパネルの前縁部の直下に位置させる構成が提案されており、これによればフロントガラスの前面はエンジンフードとの間に僅かな隙間が形成されるものの、エンジンフードの後縁部がカウルパネルの下方に入り込んでいるために外部から前記隙間を通してカウルボックス内の内部が見えず、美観を損ねることがない。
【特許文献1】実開平1−123977号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1において提案された構成では、フロントフードとカウルパネルとの間の隙間からカウルパネル内が見えないことは有益であるが、とは言え、外気導入量の確保のために隙間を広げれば、外観上の美観を損なうという問題がある。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、外観を損なうことなく、十分な外気導入性能を確保することができる車両カウル部の外気導入構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、フロントガラス下端からフロントフードの後端までの間に配置されるカウルパネルに別体の意匠ガーニッシュを取り付け、該意匠ガーニッシュに外気導入口を形成したことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記カウルパネルのフロントフード側端縁に切欠きを形成し、該切欠きに前記意匠ガーニッシュを配置するとともに、該意匠ガーニッシュとフロントフード間の隙間を前記カウルパネルの前記切欠き以外の部位とフロントフード間の隙間よりも大きく設定したことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記意匠ガーニッシュの色を暗色としたことを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記カウルパネルを金属製とし、該カウルパネルの下側に暗色の樹脂製カウルカバーを配置するとともに、該樹脂製カウルカバーに外気導入口を形成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明によれば、カウルパネルに別体の意匠ガーニッシュを取り付けることによって外観が大きく損なわれることがなく、意匠ガーニッシュに形成された外気導入口によって必要十分な外気導入量を確保することができる。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、意匠ガーニッシュとフロントフード間の隙間をカウルパネルの切欠き以外の部位とフロントフード間の隙間よりも大きく設定したため、外観的な影響が軽微な意匠ガーニッシュとフロントフード間の隙間から多量の外気を導入することができ、必要十分な外気導入量を確保することができる。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、意匠ガーニッシュの色を暗色としたため、光が届きにくくて一般的には暗色となる隙間(意匠ガーニッシュとフロントフード間の隙間)と意匠ガーニッシュとが一体的に見え、その部分の隙間が大きくなっても外観や質感が低下することがなく、大きな隙間から十分な量の外気を導入することができる。
【0013】
請求項4記載の発明によれば、樹脂製カウルカバーが意匠面を構成する金属製カウルパネルの下側に配置されるため、該樹脂製カウルカバーに外気導入口を意匠に影響を与えることなく比較的自由に形成することができ、意匠ガーニッシュに形成された外気導入口に加えて樹脂カウルカバーに形成された外気導入口からも十分な量の外気を導入することができる。又、フロントフードとカウルパネルの隙間から見える部分が暗色の樹脂製カウルカバーであるため、隙間から塗装の付きづらいカウルボックス内が見えることがなく、美観を損ねることがない。
【0014】
又、カウル部の意匠面を金属製カウルパネルで構成したため、車両の前部から側部にかけて、フロントガラスを除く殆どの意匠面が塗装を施した金属パネルで構成されることとなり、昔の車と同様な質感を得て車両にレトロな雰囲気の外観を与えることができる。
【0015】
更に、金属製カウルパネルを車体色と同色とすることによって、該金属製カウルパネルの塗装を車体の塗装と同時に行うことができるため、塗装コストが大幅に削減されるとともに、金属製カウルパネルと車体との色合わせが完全に一致するために車両の外観を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は本発明に係る外気導入構造を備えた車両前部の部分斜視図、図2は図1のA−A線拡大断面図、図3は図1のB−B線拡大断面図、図4はカウル部の樹脂製ガーニッシュ部分の斜視図、図5は樹脂製カウルカバーの左半分を示す部分斜視図、図6は同樹脂製カウルカバーの右半分を示す部分斜視図、図7はカウル部の左端部の車体への取付構造を示す部分斜視図、図8は車両カウル部の組付構造を示す分解斜視図である。
【0018】
図1〜図3に示すように、車両前部のフロントガラス1の下端とその前方に位置するフロントフード2の後端との間にはカウル部3が車幅方向に沿って設けられている。そして、カウル部3の左右両端部には金属製のフェンダパネル4が隣接しており、該フェンダパネル4とカウル部3との見切り線に沿った車両後方には左右一対のフロントピラー5を含むサイドボディ6が繋がっている。
【0019】
ところで、本実施の形態においては、図2及び図3に示すように、カウル部3は、フロントフード2に連続する意匠面を構成する金属製カウルパネル7とその下方に配された樹脂製カウルカバー8とで2層構造として構成されている。ここで、金属製カウルパネル7は、フロントフード2と同じ質感を有する金属で構成されており、鋼板をプレス成形することによって得られ、これには車体色と同色の塗装が施されている。
【0020】
又、図8に示すように、金属製カウルパネル7の前縁の幅方向中央には横方向に細長い切欠き7aが形成されており、この切欠き7aには樹脂製の意匠ガーニッシュ9が取り付けられている。この意匠ガーニッシュ9は暗色系の黒い樹脂にて一体成形されており、図4に詳細に示すように、これには横方向に長いスリット状の複数の外気導入口9aが形成されている。そして、図2に示すように、意匠ガーニッシュ9とフロントフード2との間には隙間δ1が形成され、この隙間δ1は、図3に示すように金属製カウルパネル7(切欠き7aが形成されていない部分)とフロントフード2との隙間δ2よりも大きく(δ1>δ2)設定されている。
【0021】
他方、前記樹脂製カウルカバー8は、樹脂の一体成形品であって、その長手方向(横方向)の長さは金属製カウルパネル7のそれよりも若干短く、幅方向(前後方向)の長さ(幅寸法)は金属製カウルパネル7のそれよりも若干長く(幅広に)設定されている。そして、この樹脂製カウルカバー8の幅方向片側半分(左半分)には、図5に示すように、前後方向に長いスリット状の複数の外気導入口8aが形成される一方、該外気導入口8aが形成されていない図6に示す他側の片側半分(右半分)は、不図示のワイパーモジュールを上方から覆っている。尚、図2において、10はウォッシャノズルに洗浄液を供給するためのウォッシャホースである。
【0022】
又、図2及び図3に示すように、樹脂製カウルカバー8の前端部上にはリブ状の突起8bが全幅に亘って斜め上方に一体に突設されており、この突起8bにはゴム等の弾性材から成るシール部材11が被着されており、このシール部材11が前記フロントフード2の後端裏面に当接してエンジンルーム12をシールしている。ここで、樹脂製カウルカバー8の突起8bの基端部には、肉厚が部分的に薄い脆弱部8cが形成されており、この脆弱部8cが当該樹脂製カウルカバー8の割れの起点となる。又、図2に示すように、樹脂製カウルカバー8には補強用リブ8dが形成されており、図3に示すように、樹脂製カウルカバー8には縦壁8eが形成されている。
【0023】
次に、カウル部3を構成する前記金属製カウルパネル7と樹脂製カウルカバー8及び意匠ガーニッシュ9の組付構造を図8に基づいて説明する。
【0024】
先ず、樹脂カウルカバー8の複数箇所(本実施の形態では4箇所)を車体側のカウルフロントパネル13にクリップ14によって取り付け、又、樹脂製カウルカバー8に部組みされたクリップ(本実施の形態では3箇所)を車体側のカウルトップパネル20に取り付け、その上に金属製カウルパネル7を取り付け、この金属製カウルパネル7に意匠ガーニッシュ9を取り付ける。
【0025】
ここで、上記金属製カウルパネル7の左右両端下面には別体のカウルブラケット15がそれぞれ固着されており、金属製カウルパネル7は、その左右両端の計4箇所が図7に示すフェンダパネル4内側の1段下がったフランジ面4aに2種類のクリップ16,17(図7及び図8参照)によって取り付けられ、他の2箇所が樹脂製カウルカバー8にクリップ14によって取り付けられ、更に別の2箇所がスクリュー18(図8参照)による締め付けによって樹脂製カウルカバー8に取り付けられる。尚、図7には金属製カウルパネル7の幅方向一端(左端)の取付構造のみを示すが、他端(右端)の取付構造も同様であるため、これについての図示は省略する。
【0026】
そして、最後に意匠ガーニッシュ9の2箇所を意匠ガーニッシュ9に部組みされた不図示のクリップによって金属製カウルパネル7に取り付ければ、カウル部3の組み付けが完了する。
【0027】
而して、以上のように本実施の形態では、金属製カウルパネル7に別体の意匠ガーニッシュ9を取り付け、該意匠ガーニッシュ9に外気導入口9aを形成するとともに、意匠ガーニッシュ9とフロントフード2間の隙間δ1(図2参照)を金属製カウルパネル7の切欠き7a以外の部位とフロントフード2間の隙間δ2(図3参照)よりも大きく(δ1>δ2)設定したため、意匠ガーニッシュ9の外気導入口9aと隙間δ2に加えて大きな隙間δ1から多量の外気を導入することができ、十分な外気導入性能を確保することができる。そして、金属製カウルパネル7に別体の意匠ガーニッシュ9を取り付けるとともに、該意匠ガーニッシュ9とフロントフード2間の隙間δ1を大きくしても車両の外観性が大きく損なわれることがない。その理由を以下に説明する。
【0028】
即ち、仮に意匠ガーニッシュ9を設けず、金属製カウルパネル7とフロントフード2との間に図3に示すような小さな見切り隙間δ2を車幅方向に全幅に亘って形成した場合、小さな隙間δ2から必要十分な量の外気を導入することができない。そこで、外気導入量を増やすために見切り隙間を広げると、その大きな隙間から内部が見えて質感が低下してしまう。又、見切り隙間の一部だけを広げると、その広げた部分が目立って外観を損なってしまう。
【0029】
そこで、本実施の形態では、金属製カウルパネル7に別体の意匠ガーニッシュ9を取り付け、該意匠ガーニッシュ9の部分だけ見切り幅を広げる構成を採用したため、意匠ガーニッシュ9の外気導入部分においては、図2に示すように、十分な外気流入面積を確保することができ、必要十分な量の外気を導入することができる。そして、意匠ガーニッシュ9には外気導入口9aが形成されているため、隙間δ1,δ2からの外気導入量が不足する場合であっても、その不足分を外気導入口9aからの外気の導入によって補うことができる。
【0030】
又、外観に関しても、別体の意匠ガーニッシュ9を配置することによって、その見切り幅の変化を目立たなくすることができる。即ち、意匠ガーニッシュ9は金属製カウルパネル7の一部の細い範囲に設けられ、又、意匠ガーニッシュ9の色を暗色としたため、光が届きにくくて一般的には暗色となる隙間(意匠ガーニッシュ9とフロントフード2間の隙間)と意匠ガーニッシュ9とが一体的に見え、その部分の隙間が大きくなっても外観や質感が低下することがない。
【0031】
更に、本実施の形態では、樹脂製カウルカバー8が意匠面を構成する金属製カウルパネル7の下側に配置されるため、該樹脂製カウルカバー8に外気導入口8aを意匠に影響を与えることなく比較的自由に形成することができ、意匠ガーニッシュ9に形成された外気導入口9aに加えて樹脂カウルカバー8に形成された外気導入口8aからも十分な量の外気を導入することができる。そして、フロントフード2とカウルパネル7の隙間から見える部分が暗色の樹脂製カウルカバー8であるため、隙間から塗装の付きづらいカウルボックス内が見えることがなく、美観を損ねることがない。
【0032】
又、カウル部3の意匠面を金属製カウルパネル7で構成したため、車両の前部から側部にかけて、フロントガラス1を除く殆どの意匠面が塗装を施した金属パネルで構成されることとなり、昔の車と同様な質感を得て車両にレトロな雰囲気の外観を与えることができる。そして、金属製カウルパネル7を車体色と同色とすることによって、該金属製カウルパネル7の塗装を車体の塗装と同時に行うことができるため、塗装コストが大幅に削減されるとともに、金属製カウルパネル7と車体との色合わせが完全に一致するために車両の外観が高められる。
【0033】
そして、本実施の形態では、図5に示すように樹脂製カウルカバー8の幅方向片側半分(左半分)に外気導入口8aを形成し、樹脂製カウルカバー8の外気導入口8aが形成されていない片側半分(右半分)で不図示のワイパーモジュールを覆うようにしたため、外気導入口8aによって必要な外気導入量を確保しつつ、ワイパーモジュールの被水を防ぐことができる。
【0034】
因みに、金属製カウルパネルを備えた従来の車両では、ワイパーモジュールを用いていなかった(モータがカウル部内に設けられていなかった)ため、被水防止の要件が緩く、外気導入口をワイパーの上に設置することができたが、近年のワイパーモジュールは、モータをカウル内に収納する構造を採用しているため、該ワイパーモジュールへの被水を防ぐ必要があり、更に逆側の外気導入口への水や雪等の侵入を防ぐ必要がある。このため、金属製のカウルパネルを採用する構成では、外気導入口を意匠面上に違和感なく設けることが課題であった。
【0035】
而して、本実施の形態では、ワイパーからも外気導入口からも遠い位置に意匠ガーニッシュ9を配置し、該意匠ガーニッシュ9に形成された外気導入口9aでは足りない外気導入量を見切りで補うために、意匠ガーニッシュ9の部分だけの見切り幅(隙間δ1)を広げて必要十分な量の外気を導入するようにしたため、前記課題を解決することができる。
【0036】
その他、本実施の形態では、図3に示すように、樹脂製カウルカバー8に縦壁8eを形成したため、本体側の外気導入口19への水等の浸入を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明に係る外気導入構造を備えた車両前部の部分斜視図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】カウル部の樹脂製ガーニッシュ部分の斜視図である。
【図5】樹脂製カウルカバーの左半分を示す部分斜視図である。
【図6】樹脂製カウルカバーの右半分を示す部分斜視図である。
【図7】カウル部の左端部の車体への取付構造を示す部分斜視図である。
【図8】車両カウル部の組付構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
【0038】
1 フロントガラス
2 フロントフード
3 カウル部
4 フェンダパネル
4a フェンダパネルのフランジ面
5 フロントピラー
6 サイドボディ
7 金属製カウルパネル
7a 金属製カウルパネルの切欠き
8 樹脂製カウルカバー
8a 樹脂製カウルカバーの外気導入口
8b 樹脂製カウルカバーの突起
8c 樹脂製カウルカバーの脆弱部
8d 樹脂製カウルカバーの補強用リブ
8e 樹脂製カウルカバーの縦壁
9 意匠ガーニッシュ
9a 意匠ガーニッシュの外気導入口
10 ウォッシャホース
11 シール部材
12 エンジンルーム
13 カウルフロントパネル
14 クリップ
15 カウルブラケット
16,17 クリップ
18 スクリュー
19 本体側の外気導入口
20 カウルトップパネル
δ1 樹脂製ガーニッシュとフロトフード間の隙間
δ2 金属製カウルパネルとフロトフード間の隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フロントガラス下端からフロントフードの後端までの間に配置されるカウルパネルに別体の意匠ガーニッシュを取り付け、該意匠ガーニッシュに外気導入口を形成したことを特徴とする車両カウル部の外気導入構造。
【請求項2】
前記カウルパネルのフロントフード側端縁に切欠きを形成し、該切欠きに前記意匠ガーニッシュを配置するとともに、該意匠ガーニッシュとフロントフード間の隙間を前記カウルパネルの前記切欠き以外の部位とフロントフード間の隙間よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1記載の車両カウル部の外気導入構造。
【請求項3】
前記意匠ガーニッシュの色を暗色としたことを特徴とする請求項1又は2記載の車両カウル部の外気導入構造。
【請求項4】
前記カウルパネルを金属製とし、該カウルパネルの下側に暗色の樹脂製カウルカバーを配置するとともに、該樹脂製カウルカバーに外気導入口を形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両カウル部の外気導入構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−255790(P2009−255790A)
【公開日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−108505(P2008−108505)
【出願日】平成20年4月18日(2008.4.18)
【出願人】(000002082)スズキ株式会社 (3,196)
【Fターム(参考)】